JP3367203B2 - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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JP3367203B2
JP3367203B2 JP11928594A JP11928594A JP3367203B2 JP 3367203 B2 JP3367203 B2 JP 3367203B2 JP 11928594 A JP11928594 A JP 11928594A JP 11928594 A JP11928594 A JP 11928594A JP 3367203 B2 JP3367203 B2 JP 3367203B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無電極放電灯に高周波
電力を印加して発光させる無電極放電灯点灯装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無電極放電灯に高周波電力を印加
して発光させるこの種の無電極放電灯点灯装置は、図5
にブロック図を示すように、直流電源Eと、直流電源E
からの電力供給を受け高周波電力を出力する高周波電力
供給手段Aと、高周波電力供給手段Aの出力端間に接続
される高周波電力供給用コイル8と、高周波電力供給用
コイル8の近接に配置されガラスバルブ内に不活性ガ
ス、金属蒸気などの放電ガスを封入した無電極放電灯7
とを備えて構成されている。
【0003】ここで、高周波電力供給手段Aは、直流電
源Eの両端に接続される発振回路1と、直流電源Eの両
端に接続され発振回路1の信号を受けて増幅された高周
波電力を出力する増幅部2,5と、無電極放電灯7と増
幅部2,5との間に設けられるマッチング回路4とから
構成されている。
【0004】図6に示す具体回路例を用いて説明する。
まず、発振回路1は、水晶振動子Xを用いた回路であ
り、コイルL6 、コンデンサC15により低Qの同調回路
を構成し、無調整の発振器としている。
【0005】増幅部2,5は、発振回路1の発振出力を
増幅するプリアンプ2(第1の増幅回路)と、プリアン
プ2の出力をさらに高周波電力増幅するメインアンプ5
(第2の増幅回路)とから構成されている。ここで、プ
リアンプ2は、トランジスタQ4 によりC級増幅を行っ
ている。コイルL5、コンデンサC17により発振周波
数に同調するようにしている。抵抗R8乃至抵抗R10
は減衰器を構成し、抵抗R11は、コイルL5のトラン
ジスタQを下げるために入れている。そして、メインア
ンプ5は、パワーMOSFET(以下、トランジスタと
称す)トランジスタQ5による増幅器となっている。コ
イルL7は、トランジスタQ5の入力キャパシタンスを
打ち消すために入れてあり、抵抗R12はトランジスタ
Q5の入力インピーダンスをプリアンプ2の出力と整合
させるために入れてある。
【0006】フィルター回路3は、コイルL3、コンデ
ンサC4等から構成され、高周波が電源に帰還すること
を防いでおり、マッチング回路4は、コンデンサC1
9,C20等から構成され、メインアンプ5の出力と後
段の無電極放電灯7及び高周波電力供給用コイル8との
間に設けられ、両方のインピーダンスのマッチングを取
り、反射をなくして無電極放電灯7に効率よく高周波電
力を伝達するようにインピーダンス整合を行っているも
のである。
【0007】無電極放電灯7は、ガラスバルブ内に不活
性ガス、金属蒸気などの放電ガスを封入したものであ
り、この外周には近接して数ターンの空心コイルである
高周波電力供給用コイル8が巻回され、高周波電力を無
電極放電灯7内の放電ガスに供給している。
【0008】調光回路6は、トランジスタQ3 (MOS
FET等)と、ゲートに接続された放電抵抗R14から
なり、トランジスタQ3 のドレインは、プリアンプ2の
トランジスタQ4 のベースに、ソースはグランドに接続
されている。そして、トランジスタQ3 のゲートには外
部より調光制御信号が入力されるようになっている。
【0009】過電流保護回路9は、トランジスタQ
31(MOSFET等)と、ゲートに接続された放電抵抗
18と、抵抗R1 と、比較器IC1 と、直流電源Eの両
端に接続される抵抗R15と抵抗R16との直列回路と、抵
抗R1 の両端に接続される抵抗R 17とコンデンサC21
の直列回路とを備え、抵抗R15と抵抗R16との接続点と
比較器IC1 の−端子とが接続され、抵抗R17とコンデ
ンサC21との接続点と比較器IC1 の+端子とが接続さ
れている。そして、過電流が流れると過電流保護回路9
の作用により無電極放電灯7は消灯する。
【0010】以下、動作状態を簡単に説明する。今、直
流電源Eからの直流電圧を受けると発振回路1が発振を
開始し、プリアンプ2に発振回路1の信号が伝達されて
増幅され、メインアンプ5に増幅された信号が伝達され
てさらに増幅される。メインアンプ5にて増幅された高
周波電圧は、無電極放電灯7の球状の外周に沿って近接
配置された高周波電力供給用コイル8に印加される。そ
して、高周波電力供給用コイル8に数MHzから数10
0MHzの高周波電流を流すことにより、高周波電力供
給用コイル8に高周波電力を発生させ、無電極放電灯7
に高周波電力を供給し、無電極放電灯7内に高周波プラ
ズマ電流を発生させて紫外線もしくは可視光を発生する
ようになっている。
【0011】次に、調光制御信号が調光回路6に入力さ
れた場合を説明する。 (Lレベルの調光制御信号が入力された場合)この状態
は、先に説明した場合と同様となり、トランジスタQ3
のドレイン・ソース間はオープン状態となり、トランジ
スタQ4 のベ−スには発振回路1からの出力が正常に加
わり、無電極放電灯7は点灯する。 (Hレベルの調光制御信号が入力された場合)トランジ
スタQ3 のゲートに十分高い電圧(例えばNEC製の2
SK654では6V以上)が印加されると、トランジス
タQ3 のドレイン−ソース間はオン状態となり、その結
果、トランジスタQ4 のベース−エミッタ間が短絡され
ベース電圧は0となり、プリアンプ2での増幅が行われ
ず、無電極放電灯7は消灯する。ここで、抵抗R8 乃至
抵抗R11は、負荷変動の影響を小さくするために設けら
れている。
【0012】この様に、調光制御信号のHレベル、Lレ
ベルの信号の比率を適当に設定し、無電極放電灯7を目
にチラツキ感を与えない程度の高繰り返し周期で点滅さ
せる時分割制御により、任意の調光特性が得られる。ま
た、このような時分割制御では、発振回路1の発振が停
止しないため、無電極放電灯7の立ち上がり時間は、調
光制御信号、トランジスタQ3 ,トランジスタQ4 ,ト
ランジスタQ5 の立ち上がりにより決まるため比較的高
速になる。点灯中は、発振回路1及びトランジスタ
3 、抵抗R14により消費される電力のみ必要なため、
不要電力もあまり大きくならない。点灯時10Wの入力
の回路で、1W程度である。そして、点滅周期を100
Hz程度以上にすれば、いわゆるデューティ調光も可能
である。
【0013】過電流が抵抗R1 に流れた場合を説明す
る。何らかの原因、例えば、無電極放電灯7の異常によ
るインピーダンスの変化、無電極放電灯7の未装着、無
電極放電灯7の破損又は高周波電力供給手段Aの異常等
により過電流が抵抗R1 に流れると、抵抗R1 の両端に
過電圧が発生する。そして、抵抗R16の両端電圧(所定
値に設定されている基準電圧)Vaより、コンデンサC
21の両端電圧Vbの方が上昇すると、トランジスタQ31
がオン状態となり、トランジスタQ4 のベース−エミッ
タ間が短絡されベース電圧は零となり、プリアンプ2で
の増幅が行われず、無電極放電灯7は消灯する。
【0014】プリアンプ2での増幅が行われず、無電極
放電灯7が消灯すると、抵抗R1 には過電流が流れなく
なる。そうすると、抵抗R16の両端電圧Vaより、コン
デンサC21の両端電圧Vbの方が低下し、トランジスタ
31がオフ状態となり、トランジスタQ4 のベース−エ
ミッタ間が開放されベース電圧が発生し、プリアンプ2
での増幅が行われ、無電極放電灯7は点灯する。
【0015】この様に、何らかの異常が発生した場合に
は、その異常が解除されるまで無電極放電灯7を点滅制
御して、直流電源Eからの入力電流の平均値を制限して
高周波電力供給手段Aを保護している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
於いては、調光回路6の調光制御信号がHレベルの時
は、あるいは何らかの異常により過電流保護回路9の検
出動作が働いて比較器IC 1 の出力がHレベルになる時
は、トランジスタQ3 がオンしてトランジスタQ4のベ
−ス・エミッタ間が短絡されてトランジスタQ4 のベ−
ス電圧は零になり、プリアンプ2の増幅が行われず無電
極放電灯7は消灯するはずである。しかし、トランジス
タQ4 のベ−ス電圧が零になっても、メインアンプ5の
コイルL4 ,コンデンサC18及びトランジスタQ5 が有
する入力容量、出力容量などの寄生容量の相互の影響に
より、メインアンプ5に於ける微弱な自己発振が生じ、
無電極放電灯7にわずかではあるが、高周波電力を供給
してしまうので無電極放電灯7は完全に消灯しないとい
う問題があった。
【0017】また、トランジスタQ3 ,トランジスタQ
31のドレイン端子をプリアンプ2のトランジスタQ4
ベ−ス端子ではなく、メインアンプ5のトランジスタQ
5 のゲ−ト端子に接続した構成も考えられる。この場
合、トランジスタQ3 もしくはトランジスタQ31がオン
すると、トランジスタQ5 のゲ−ト・ソ−ス間が短絡さ
れて、トランジスタQ5 のゲ−ト電圧は零になるはずで
ある。しかし、プリアンプ2が動作しているにも関わら
ずメインアンプ5の動作を停止させようとするため、ト
ランジスタQ31やトランジスタQ3 に大きな電流が流れ
てしまい、これを防ぐ為には電流定格の大きなスイッチ
ング素子が必要となる。その為、コスト高になる、スイ
ッチング素子による損失も大きくなるという問題が生じ
る。
【0018】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、時分割の調光制御時や異
常動作時などに於いて、完全に且つコスト安で無電極放
電灯を消灯することのできる無電極放電灯点灯装置を提
供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する為
に、請求項1記載の発明によれば、電源と、前記電源か
らの電力供給を受け高周波電力を出力する、少なくとも
発振回路と第1の増幅回路と第2の増幅回路とマッチン
グ回路とから構成される高周波電力供給手段と、前記高
周波電力供給手段の出力端間に接続される高周波電力供
給用コイルと、前記高周波電力供給用コイルの近接に配
置されて点灯するバルブ内に放電ガスを封入した無電極
放電灯とを備えると共に、前記高周波電力供給手段の出
力を調光制御信号に応じて時分割に調光制御する調光回
路と、前記電源から前記高周波電力供給手段に所定値を
越える電流が供給された場合に前記高周波電力供給手段
の出力を制限するもしくは停止する過電流保護回路との
少なくともどちらか一方を備えた無電極放電灯点灯装置
に於いて、前記調光回路もしくは前記過電流保護回路を
駆動して、前記発振回路と第1の増幅回路との少なくと
も一方と、第2の増幅回路との駆動をほぼ同時に停止す
ることにより、前記高周波電力供給手段の出力を停止す
るようにしたことを特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明によれば、発振回路と
第1の増幅回路との少なくとも一方を、第2の増幅回路
より先に駆動を停止させる遅延回路を備えたことを特徴
とする。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明によれば、調光制御信号を
送り調光回路を駆動することにより、もしくは検出抵抗
に流れる過電流を検知して過電流保護回路を駆動するこ
とにより、発振回路と第1の増幅回路との少なくとも一
方と、第2の増幅回路との駆動を停止して、高周波電力
供給手段の出力を停止すると共に無電極放電灯を完全に
消灯することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、発振回路と
第1の増幅回路との少なくとも一方を、第2の増幅回路
より先に駆動を停止させる遅延回路を備えたことによ
り、過電流保護回路を構成するスイッチング素子に過大
な電流を流すことなく、高周波電力供給手段の出力を停
止すると共に無電極放電灯を完全に消灯することができ
る。
【0023】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明に係る第1実施例を示す回路
図であり、図6に示す従来例と異なる点は、プリアンプ
2のトランジスタQ4 のベ−ス端子と調光回路6のトラ
ンジスタQ3 のドレイン端子との間にダイオ−ドD1
接続し、メインアンプ5のトランジスタQ5 のゲ−ト端
子と調光回路6のトランジスタQ3 のドレイン端子との
間にダイオ−ドD2 を接続すると共に、図6の回路に於
ける過電流保護回路9を省略したことである。
【0024】以下に動作を簡単に説明する。Hレベルの
調光制御信号が調光回路6に入力されるとトランジスタ
3 はオン状態となり、トランジスタQ4 のベ−ス電圧
及びトランジスタQ5 のゲ−ト電圧はほぼ同時に零とな
る。この時、トランジスタQ3 に過大な電流が流れるこ
となく、プリアンプ2及びメインアンプ5の増幅動作は
停止し、無電極放電灯7は完全に消灯するなお、その他
の従来例と同一構成には同一符号を付すことにより説明
を省略する。また、ダイオ−ドD1 ,D2 はトランジス
タQ4 とトランジスタQ5 との相互影響をなくす為に挿
入したものであり、いずれか一方でもよく、本実施例に
於いてはプリアンプ2は1段構成であるが複数段で構成
されてもよく、プリアンプ2が複数段(n段,nは自然
数)で構成されると、プリアンプ2の増幅動作停止回数
a(aは自然数)は、0<a≦nの範囲でよい。
【0025】(実施例2)図2は本発明に係る第2実施
例を示す回路図であり、図6に示す従来例と異なる点
は、プリアンプ2のトランジスタQ4 のベ−ス端子と過
電流保護回路9のトランジスタQ31のドレイン端子との
間にダイオ−ドD1 を接続し、メインアンプ5のトラン
ジスタQ5 のゲ−ト端子と過電流保護回路9のトランジ
スタQ31のドレイン端子との間にダイオ−ドD2 を接続
すると共に、図6の回路に於ける調光回路6を省略した
ことである。
【0026】以下に動作を簡単に説明する。なんらかの
原因、例えば無電極放電灯7の異常によるインピ−ダン
スの変化や無電極放電灯7の未装着や無電極放電灯7の
破損や高周波電力供給手段Aの異常などにより、過電流
が抵抗R1 に流れると、抵抗R1 の両端に過電圧が発生
する。抵抗R16の両端電圧(所定値に設定されている基
準電圧)VaよりコンデンサC21の両端電圧Vbの方が
上昇すると、トランジスタQ31がオン状態になり、トラ
ンジスタQ4 のベ−ス電圧及びトランジスタQ5 のゲ−
ト電圧はほぼ同時に零となる。この時、トランジスタQ
3 に過大な電流が流れることなく、プリアンプ2及びメ
インアンプ5の増幅動作は停止し、無電極放電灯7は完
全に消灯する。
【0027】なお、その他の従来例と同一構成には同一
符号を付すことにより説明を省略する。また、本実施例
に於いてはなんらかの原因により異常が発生した場合に
は、異常が解除されるまで無電極放電灯7の点滅を制御
することにより、直流電源からの入力電流の平均値を制
限して高周波電力供給手段Aを保護するが、無電極放電
灯7の点滅周期はタイマ−回路などを用いて任意に設定
してもよく、更には無電極放電灯7は点滅制御ではなく
停止させてもかまわない。
【0028】(実施例3)図3は本発明に係る第3実施
例を示す回路図であり、図6に示す従来例と異なる点
は、発振回路1のトランジスタQ2 のベ−ス端子と過電
流保護回路9のトランジスタQ31のドレイン端子との間
にダイオ−ドD3 を接続し、メインアンプ5のトランジ
スタQ5 のゲ−ト端子と過電流保護回路9のトランジス
タQ31のドレイン端子との間にダイオ−ドD2 を接続す
ると共に、トランジスタQ31のドレイン端子とトランジ
スタQ3 のドレイン端子とを接続したことである。
【0029】なお、その他の従来例と同一構成には同一
符号を付すことにより説明を省略する。
【0030】(実施例4)図4は本発明に係る第4実施
例を示す回路図であり、図2に第2実施例と異なる点
は、ダイオ−ドD4 ,ダイオ−ドD5 ,抵抗R19,抵抗
20,抵抗R21,コンデンサC22,バッファIC2 から
構成される遅延回路10を新たに設けたことであり、そ
の他の第2実施例と同一構成には同一符号を付すことに
より説明を省略する。
【0031】この様に構成したことにより、なんらかの
原因で異常が発生し、トランジスタQ31がオンした時に
は、遅延回路10の作用によりメインアンプ5よりもプ
リアンプ2の増幅動作の方が優先して停止するので、過
電流保護回路9のトランジスタQ31に過大な電流が流れ
ることを完全に防ぐことができる。
【0032】なお、遅延回路10は本実施例の様な構成
に限定されるものではなく、どの様な回路構成でも構わ
ない。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明の構成によれば、時
分割の調光制御時や異常時などに於いて高周波電力供給
手段の出力を停止すると共に完全に且つコスト安で無電
極放電灯を消灯することができる無電極放電灯点灯装置
を提供できる。
【0034】請求項2記載の発明の構成によれば、過電
流保護回路を構成するスイッチング素子に過大な電流を
流すことなく、高周波電力供給手段の出力を停止すると
共に無電極放電灯を完全に消灯することができる無電極
放電灯点灯装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明に係る第2実施例を示す回路図である。
【図3】本発明に係る第3実施例を示す回路図である。
【図4】本発明に係る第4実施例を示す側面図である。
【図5】本発明に係る従来例を示すブロック構成図であ
る。
【図6】上記従来例に係る具体例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 発振回路 2 プリアンプ 4 マッチング回路 5 メインアンプ 6 調光回路 7 無電極放電灯 8 高周波電力供給用コイル 9 過電流保護回路 10 遅延回路 A 高周波電力供給手段 E 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−112095(JP,A) 特開 平3−138897(JP,A) 特開 平2−172190(JP,A) 特開 昭63−175394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、前記電源からの電力供給を受け
    高周波電力を出力する、少なくとも発振回路と第1の増
    幅回路と第2の増幅回路とマッチング回路とから構成さ
    れる高周波電力供給手段と、前記高周波電力供給手段の
    出力端間に接続される高周波電力供給用コイルと、前記
    高周波電力供給用コイルの近接に配置されて点灯するバ
    ルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯とを備えると
    共に、前記高周波電力供給手段の出力を調光制御信号に
    応じて時分割に調光制御する調光回路と、前記電源から
    前記高周波電力供給手段に所定値を越える電流が供給さ
    れた場合に前記高周波電力供給手段の出力を制限するも
    しくは停止する過電流保護回路との少なくともどちらか
    一方を備えた無電極放電灯点灯装置に於いて、前記調光
    回路もしくは前記過電流保護回路を駆動して、前記発振
    回路と第1の増幅回路との少なくとも一方と、第2の増
    幅回路との駆動をほぼ同時に停止することにより、前記
    高周波電力供給手段の出力を停止するようにしたことを
    特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記発振回路と第1の増幅回路との少な
    くとも一方を、第2の増幅回路より先に駆動を停止させ
    る遅延回路を備えたことを特徴とする、請求項1記載の
    無電極放電灯点灯装置。
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