JP3367179B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP3367179B2
JP3367179B2 JP31634593A JP31634593A JP3367179B2 JP 3367179 B2 JP3367179 B2 JP 3367179B2 JP 31634593 A JP31634593 A JP 31634593A JP 31634593 A JP31634593 A JP 31634593A JP 3367179 B2 JP3367179 B2 JP 3367179B2
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明彦 脇谷
弘祥 豊島
伸一 石賀
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として磁気ディスク
駆動装置、およびOA機器あるいは音響,映像機器に使
用されるブラシレスモータ(以下、モータと略称する)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA分野のHDD機器は高密度
化,高速回転化が進展しており、その中でディスクを駆
動するモータも同時に極めて安定回転精度を要求され、
そのレベルは年々厳しくなっている。
【0003】一方、音響,映像機器は小型化,薄型化,
高信頼性の要求があり、使用されるモータにおいても、
小型化,薄型化が強く要望されている。
【0004】(従来例1)従来のモータの構成につい
て、図8を参照しながら説明する。
【0005】図に示すように、ロータフレーム1はハブ
2に支承され、ハブ2はシャフト3に支承されている。
ハブ2を回転可能にするスリーブ7,スラスト板8を有
し、ロータフレーム1の内面にはマグネット4が設置さ
れている。さらに、マグネット4に対向するようにコア
5が設置されており、スリーブ7により支承されてい
る。そして、ブラケット6はスリーブ7を支承してい
る。2枚のディスク9とスペーサ10はハブ2により支
承され、クランパー11により固定されている。
【0006】(従来例2)従来のモータの構成につい
て、図9を参照しながら説明する。
【0007】図に示すように、ハブ2はシャフト3に支
承されて回転可能になっており、ハブ2の内周面にはマ
グネット4が設置されている。マグネット4に対向する
ようにコア5が設置されており、コア5はブラケット6
に支承されている。ブラケット6上には、ハブ2の端面
に対向するように回路基板15が設置され、回路基板1
5の上には駆動回路16が実装されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】(1)従来例1のよう
なモータでは、モータの回転数を上げていくにつれて、
回転体のもつアンバランス量が大きくなり、磁気ディス
クの読み書きが正常に行われなくなるおそれがあった。
また、ロータフレーム1とディスク9の寸法Lには、磁
気ディスク装置のヘッドが挿入されるためロータフレー
ム1の上に重りを設置することができない。
【0009】本発明では上記課題を解決するもので、回
転体のアンバランスをなくし、高速回転においても磁気
ディスクの読み書きに支障をきたさないモータを提供す
ることを目的とする。
【0010】(2)従来例2のようなモータでは、モー
タ本体内部に駆動回路を構成しているため、駆動回路を
設置するための空間がモータ内部に必要不可欠であっ
た。そのため、モータの小型化,薄型化をする場合、前
記空間の縮小が問題となる。
【0011】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、小型化させるとともに薄型化することのできるモー
タを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は上記目的
1を達成するために、ロータフレーム上に溝を設け、前
記溝に重りを設置することが可能であるところに特徴を
有する。
【0013】(2)本発明は上記目的1を達成するため
に、重りとして金属粉を混入した接着剤を用いたところ
に特徴を有する。
【0014】(3)本発明は上記目的2を達成するため
に、外部回路へ接続されるフレキシブルパターン基板上
に駆動回路を構成するものである。
【0015】
【作用】したがって本発明によれば、図7に示すロータ
フレーム1とディスク9の規制された寸法Lに対し、ロ
ータフレーム1上に溝を設けることにより重りの設置を
可能にする。その結果として、回転体のアンバランスを
相殺することができ、高速回転においてもモータは安定
して回転することができる。
【0016】また、モータの駆動回路部品が外部回路へ
接続されるフレキシブルパターン基板上に実装されるた
め、モータ本体内部に駆動回路を設置するための空間が
不必要となる。その結果として、モータの小型化,薄型
化を実現することができる。
【0017】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例につい
て図1と図2を参照しながら説明する。
【0018】図に示すように、ロータフレーム1上にデ
ィスク9に対向するように軸垂直にかつシャフト3を中
心とした放射状の溝を設ける。ロータフレーム1はハブ
2に支承され、ハブ2はシャフト3により回転可能にな
っている。ディスク9とスペーサ10はハブ2に支承さ
れ、クランパー11により固定されている。ロータフレ
ーム1の溝には、回転体のアンバランスを相殺する位置
に重り12が設置されている。
【0019】以下、上記構成における作用において説明
する。まず、重り12を設置せずに回転体を回転させる
と、回転体のもつアンバランスにより回転体の振れが非
常に大きくなる。そして、この回転体のアンバランスを
相殺するため、ロータフレーム1の放射状の溝にアンバ
ランスを相殺する量の重り12を設置することにより回
転体のアンバランスをなくし、その結果として回転体の
振れを最小にすることができる。
【0020】以上のように構成されたモータにおいて、
図2から明らかなようにロータフレーム1とディスク9
の間の寸法Lは回転体のアンバランスの相殺後も障害物
なしに一定の距離Lを保つことができ、高速回転におい
てもモータは安定して回転することができる。
【0021】なお、放射状に設置された溝は平行な溝で
あるが、例えば扇型の溝等溝の形状に関しては平行な溝
でなくても良い。
【0022】(実施例2)以下、本発明の一実施例につ
いて図3を参照しながら説明する。
【0023】図に示すように、ロータフレーム1軸垂直
面上にシャフト3を中心とした同心円状の溝を設ける。
ロータフレーム1はハブ2に支承され、ハブ2はシャフ
ト3により回転可能になっている。ロータフレーム1の
溝には、回転体のアンバランスを相殺する位置に重り1
2が設置されている。
【0024】以下、上記構成における作用において説明
する。回転体のアンバランスを相殺するため、ロータフ
レーム1の同心円状の溝にアンバランスを相殺する量の
重り12を設置することにより、回転体の振れを最小に
することができる。さらに同心円状に溝を設置している
ことにより、重り12の遠心力による剥離を確実に防止
することができる上、溝が環状に構成されているため重
り12の一部が剥離しても外部への飛散を防止すること
ができる。
【0025】なお、同心円状に設置された溝は平行な溝
であるが、実施例1と同様に溝の形状に関しては平行な
溝でなくても良い。
【0026】(実施例3)以下、本発明の一実施例につ
いて図4と図5を参照しながら説明する。
【0027】図に示すように、ロータフレーム1の軸平
行面上に軸平行に溝を設ける。ロータフレーム1はハブ
2に支承され、ハブ2はシャフト3により回転可能にな
っている。ディスク9とスペーサ10はハブ2に支承さ
れ、クランパー11により固定されている。ロータフレ
ーム1の溝には、回転体のアンバランスを相殺する位置
に重り12が設置されている。さらに、ロータフレーム
1の外周にはロータフレームリング13を設置してい
る。
【0028】以下、上記構成における作用において説明
する。まず、回転体のアンバランスを相殺するため、ロ
ータフレーム1の上記溝にアンバランスを相殺する量の
重り12を設置することにより、回転体の振れを最小に
することができる。そして、ロータフレームリング13
をロータフレーム1の外周に設置することにより、重り
12の遠心力による剥離を確実に防止することができ
る。
【0029】なお、ロータフレーム1の軸平行面上に軸
平行に設置された溝は、シャフト3に対して平行な溝で
あるが、実施例1と同様に溝の形状に関しては平行な溝
でなくても良い。
【0030】(実施例4)以下、本発明の一実施例につ
いて図6を参照しながら説明する。
【0031】図に示すように、ロータフレーム1上の軸
垂直面に穴を設ける。ロータフレーム1はハブ2に支承
され、ハブ2はシャフト3により回転可能になってい
る。ロータフレーム1の穴には、回転体のアンバランス
を相殺する位置に重り12が設置されている。
【0032】以下、上記構成における作用において説明
する。回転体のアンバランスを相殺するため、ロータフ
レーム1の上記穴にアンバランスを相殺する量の重り1
2を各穴に適量設置することにより、回転体の振れを最
小にすることができる。さらに、重り12が穴の中に設
置されることにより、重り12の遠心力による剥離と、
重り12の一部が剥離した場合の飛散を確実に防止する
ことができる。
【0033】なお、穴の形状は円形であるが、円形以外
の穴でも良い。 (実施例5)以下本発明の一実施例について、図7を参
照しながら説明する。
【0034】図に示すように、ハブ2はシャフト3に支
承されて回転可能になっており、ハブ2の内周面にはマ
グネット4が設置されている。マグネット4に対向する
ようにコア5が設置されており、コア5はブラケット6
に支承されている。フレキシブルパターン基板14はハ
ブ2の端面に対向するようにブラケット6上に設置さ
れ、ブラケット6の貫通穴を通り外部回路へ接続されて
いる。前記貫通穴から外部回路へ接続される間のフレキ
シブルパターン基板14上に回路基板15が設置され、
さらに回路基板15の上には駆動回路16が実装されて
いる。
【0035】以上のように、本実施例によればモータ本
体から外部回路へ接続されるフレキシブルパターン基板
上に回路基板と駆動回路部品を実装することにより、モ
ータ本体内部に駆動回路部品を設置するための空間が不
必要となる。その結果として、前記空間をなくすことが
可能となりモータの小型化,薄型化をすることができ
る。
【0036】(実施例6)実施例1,2,3,4におい
て重り12を接着剤に金属粉を混入したものとしたが、
接着剤のみからなるものとしても良い。また、重り12
として金属板を接着させたもの、金属板を溝部または穴
部にはめ込む構成のものとしても良い。この結果、回転
体のアンバランスを相殺するための重り12の量を正確
に測ることが可能であり、さらに重り12を設置するこ
とが容易になる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、ロータフレーム
上に溝を設けてこの溝に重りを設置することにより回転
体のアンバランスをなくし、高速回転においても磁気デ
ィスクへの読み書きが正常に行われる優れたモータを実
現できるものである。
【0038】また、駆動回路部品をモータ本体から外部
回路へ接続されるフレキシブルパターン基板上の回路基
板に実装することにより、薄型で小型のモータを実現で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例であるブラシレスモー
タの上面図 (b)同A−A断面図
【図2】本発明の一実施例であるブラシレスモータの回
転体の断面図
【図3】(a)本発明の第2の実施例であるブラシレス
モータの上面図 (b)同B−B断面図
【図4】(a)本発明の第3の実施例であるブラシレス
モータの上面図 (b)同C−C断面図
【図5】本発明の第3の実施例であるブラシレスモータ
の回転体の断面図
【図6】(a)本発明の第4の実施例であるブラシレス
モータの上面図 (b)同D−D断面図
【図7】本発明の第5の実施例であるブラシレスモータ
の断面図
【図8】従来のブラシレスモータの断面図
【図9】従来のブラシレスモータの断面図
【符号の説明】
1 ロータフレーム 2 ハブ 3 シャフト 4 マグネット 5 コア 6 ブラケット 7 スリーブ 8 スラスト板 9 ディスク 10 スペーサ 11 クランパー 12 重り 13 ロータフレームリング 14 フレキシブルパターン基板 15 回路基板 16 駆動回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−83915(JP,A) 特開 平4−340353(JP,A) 特開 平3−159555(JP,A) 特開 平3−60355(JP,A) 特開 平2−201236(JP,A) 実開 昭63−202171(JP,U) 実開 昭62−122472(JP,U) 実開 昭56−108365(JP,U) 実開 昭56−78674(JP,U) 実開 平5−23757(JP,U) 実開 平3−60870(JP,U) 実開 平1−159571(JP,U) 実開 平1−103817(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 21/00 H02K 7/04 H02K 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクを搭載し回転するハブと、
    前記ハブに支承されているロータフレームと、シャフト
    を支承するスリーブとスラスト板と、前記ロータフレー
    ムの内周面にマグネットとを備えたブラシレスモータに
    おいて、前記ロータフレームの外周にこのロータフレー
    ム軸に対して平行に円周方向に沿って複数の溝を設ける
    とともに、前記ロータフレームの外周にロータフレーム
    リングを配設し、前記溝と前記ロータフレームリングの
    内周面で囲まれる空間に重りを設置してなるブラシレス
    モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1のブラシレスモータを搭載した
    磁気ディスク。
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