JPH05135515A - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
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- JPH05135515A JPH05135515A JP29706691A JP29706691A JPH05135515A JP H05135515 A JPH05135515 A JP H05135515A JP 29706691 A JP29706691 A JP 29706691A JP 29706691 A JP29706691 A JP 29706691A JP H05135515 A JPH05135515 A JP H05135515A
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- magnetic disk
- carriage shaft
- head carriage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッド位置決め機構を破損させることなく、
磁気ディスク装置の小型化を実現する。 【構成】 スウィングアーム１３をヘッドキャリッジ軸
１０に取り付け、ヘッドキャリッジ軸１０を装置本体１
に固定した剛性を有するホルダー２５により軸受１１，
１２を介して回動自在に支持する。 【効果】 ヘッドキャリッジ軸を装置本体に対して直接
圧入あるいは接着する場合よりも、装置本体に対する取
付剛性を大きくできる。また、ヘッドキャリッジ軸は軸
径を小さくしても、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に移
動させて情報トラックに位置決めする際に生じる回転モ
ーメントにも十分耐え得る。よって、ヘッドキャリッジ
軸が破損することもない。
磁気ディスク装置の小型化を実現する。 【構成】 スウィングアーム１３をヘッドキャリッジ軸
１０に取り付け、ヘッドキャリッジ軸１０を装置本体１
に固定した剛性を有するホルダー２５により軸受１１，
１２を介して回動自在に支持する。 【効果】 ヘッドキャリッジ軸を装置本体に対して直接
圧入あるいは接着する場合よりも、装置本体に対する取
付剛性を大きくできる。また、ヘッドキャリッジ軸は軸
径を小さくしても、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に移
動させて情報トラックに位置決めする際に生じる回転モ
ーメントにも十分耐え得る。よって、ヘッドキャリッジ
軸が破損することもない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算装置の外部記
憶装置等として用いられる磁気ディスク装置に関する。
憶装置等として用いられる磁気ディスク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に磁気ディスク装置は、例えば図５
の如く、装置本体１内に、磁気ディスク媒体２と、磁気
ディスク媒体２を支持しこれを回転させるスピンドル機
構Ｓと、磁気ディスク媒体２に情報を記録、再生する磁
気ヘッド３と、磁気ヘッド３を磁気ディスク媒体２の半
径方向に移動させて情報トラックに位置決めするヘッド
位置決め機構Ｈとを備えている。
の如く、装置本体１内に、磁気ディスク媒体２と、磁気
ディスク媒体２を支持しこれを回転させるスピンドル機
構Ｓと、磁気ディスク媒体２に情報を記録、再生する磁
気ヘッド３と、磁気ヘッド３を磁気ディスク媒体２の半
径方向に移動させて情報トラックに位置決めするヘッド
位置決め機構Ｈとを備えている。
【０００３】そして、スピンドル機構Ｓは、磁気ディス
ク媒体２が固定されるスピンドルハブ４と、スピンドル
ハブ４のスピンドル軸５を支持する軸受６，７と、スピ
ンドル軸５に取り付けられた回転子８と、回転子８に対
向して配置された固定子９とから構成されている。ま
た、ヘッド位置決め機構Ｈは、装置本体１に固定された
ヘッドキャリッジ軸１０と、ヘッドキャリッジ軸１０に
回動自在に外嵌された軸受１１，１２と、軸受１１，１
２に嵌装され磁気ヘッド３を支持するスウィングアーム
１３と、スウィングアーム１３に取り付けられた回転子
１４と、回転子１４に対向して配置された固定子１５と
から構成されている。
ク媒体２が固定されるスピンドルハブ４と、スピンドル
ハブ４のスピンドル軸５を支持する軸受６，７と、スピ
ンドル軸５に取り付けられた回転子８と、回転子８に対
向して配置された固定子９とから構成されている。ま
た、ヘッド位置決め機構Ｈは、装置本体１に固定された
ヘッドキャリッジ軸１０と、ヘッドキャリッジ軸１０に
回動自在に外嵌された軸受１１，１２と、軸受１１，１
２に嵌装され磁気ヘッド３を支持するスウィングアーム
１３と、スウィングアーム１３に取り付けられた回転子
１４と、回転子１４に対向して配置された固定子１５と
から構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図５に示した磁気ディ
スク装置において、ヘッドキャリッジ軸１０は、図６の
如く、ねじＮにより装置本体１に固定されている。とこ
ろで、近年、磁気ディスク装置に小型化が急速に進んで
いる。これに対処するため、スウィングアーム１３を支
持する軸受１１，１２の径寸法を小さくする必要があ
り、これに伴ってヘッドキャリッジ軸１０の軸径も小さ
くしなければならない。例えば、磁気ディスク媒体の外
径寸法が３．５インチであればヘッドキャリッジ軸の軸
径を４〜５ｍｍに、磁気ディスク媒体の外径寸法が２．
５インチであればヘッドキャリッジ軸の軸径を３〜４ｍ
ｍに、磁気ディスク媒体の外径寸法が１．８インチ以下
であればヘッドキャリッジ軸の軸径を１．５〜２ｍｍ程
度にする必要がある。特に、磁気ディスク媒体の外径寸
法を１．８インチ以下にしようとすると、ヘッドキャリ
ッジ軸１０の軸径を１．５〜２ｍｍ程度まで小さくしな
ければならないので、ヘッドキャリッジ軸１０にねじ加
工を施すスペースがなくなってしまい、ヘッドキャリッ
ジ軸１０をねじにより固定するのが困難となっている。
スク装置において、ヘッドキャリッジ軸１０は、図６の
如く、ねじＮにより装置本体１に固定されている。とこ
ろで、近年、磁気ディスク装置に小型化が急速に進んで
いる。これに対処するため、スウィングアーム１３を支
持する軸受１１，１２の径寸法を小さくする必要があ
り、これに伴ってヘッドキャリッジ軸１０の軸径も小さ
くしなければならない。例えば、磁気ディスク媒体の外
径寸法が３．５インチであればヘッドキャリッジ軸の軸
径を４〜５ｍｍに、磁気ディスク媒体の外径寸法が２．
５インチであればヘッドキャリッジ軸の軸径を３〜４ｍ
ｍに、磁気ディスク媒体の外径寸法が１．８インチ以下
であればヘッドキャリッジ軸の軸径を１．５〜２ｍｍ程
度にする必要がある。特に、磁気ディスク媒体の外径寸
法を１．８インチ以下にしようとすると、ヘッドキャリ
ッジ軸１０の軸径を１．５〜２ｍｍ程度まで小さくしな
ければならないので、ヘッドキャリッジ軸１０にねじ加
工を施すスペースがなくなってしまい、ヘッドキャリッ
ジ軸１０をねじにより固定するのが困難となっている。
【０００５】そこで、上記に対処するため、図７（ａ）
（ｂ）の如く、ヘッドキャリッジ軸１０を装置本体１に
圧入あるいは接着しているのが実情である。しかしなが
ら、軸径が１．５〜２ｍｍ程度まで小さくしたヘッドキ
ャリッジ軸１０を装置本体１に圧入あるいは接着する
と、その取付部の剛性がどうしても弱くなってしまう。
このため、スウィングアーム１３を回動させながら、磁
気ヘッド３を磁気ディスク媒体２の半径方向に移動させ
て情報トラックに位置決めする際、ヘッドキャリッジ軸
１０の取付部は軸受１１，１２の回転モーメントに耐え
きれず、ヘッドキャリッジ軸１０が破損してしまう場合
がある。
（ｂ）の如く、ヘッドキャリッジ軸１０を装置本体１に
圧入あるいは接着しているのが実情である。しかしなが
ら、軸径が１．５〜２ｍｍ程度まで小さくしたヘッドキ
ャリッジ軸１０を装置本体１に圧入あるいは接着する
と、その取付部の剛性がどうしても弱くなってしまう。
このため、スウィングアーム１３を回動させながら、磁
気ヘッド３を磁気ディスク媒体２の半径方向に移動させ
て情報トラックに位置決めする際、ヘッドキャリッジ軸
１０の取付部は軸受１１，１２の回転モーメントに耐え
きれず、ヘッドキャリッジ軸１０が破損してしまう場合
がある。
【０００６】本発明は、上記に鑑み、ヘッド位置決め機
構を破損させることなく、装置の小型化を容易に実現で
きる磁気ディスク装置の提供を目的とする。
構を破損させることなく、装置の小型化を容易に実現で
きる磁気ディスク装置の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、装置本体内に、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に
移動させて情報トラックに位置決めするヘッド位置決め
機構を備えた磁気ディスク装置において、前記ヘッド位
置決め機構は、前記装置本体に支持固定された剛性を有
するホルダーと、該ホルダーで外輪が支持され所定間隔
隔離して配された少なくとも一対の軸受と、該軸受の内
輪を介して回動自在に支持された小径のヘッドキャリッ
ジ軸と、該ヘッドキャリッジ軸に取り付けられ前記磁気
ヘッドを支持するスウィングアームとを有するものであ
る。
段は、装置本体内に、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に
移動させて情報トラックに位置決めするヘッド位置決め
機構を備えた磁気ディスク装置において、前記ヘッド位
置決め機構は、前記装置本体に支持固定された剛性を有
するホルダーと、該ホルダーで外輪が支持され所定間隔
隔離して配された少なくとも一対の軸受と、該軸受の内
輪を介して回動自在に支持された小径のヘッドキャリッ
ジ軸と、該ヘッドキャリッジ軸に取り付けられ前記磁気
ヘッドを支持するスウィングアームとを有するものであ
る。
【０００８】
【作用】上記課題解決手段において、小径のヘッドキャ
リッジ軸を、軸受および剛性を有するホルダーを介して
装置本体に支持固定しているから、従来のように、小径
のヘッドキャリッジ軸を装置本体に対して直接圧入ある
いは接着する場合よりも、装置本体に対する取付剛性を
大きくできる。
リッジ軸を、軸受および剛性を有するホルダーを介して
装置本体に支持固定しているから、従来のように、小径
のヘッドキャリッジ軸を装置本体に対して直接圧入ある
いは接着する場合よりも、装置本体に対する取付剛性を
大きくできる。
【０００９】また、ヘッドキャリッジ軸は軸径を小さく
しても、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に移動させて情
報トラックに位置決めする際に生じる回転モーメントに
も十分耐え得る。よって、従来のようにヘッドキャリッ
ジ軸が破損することもない。
しても、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に移動させて情
報トラックに位置決めする際に生じる回転モーメントに
も十分耐え得る。よって、従来のようにヘッドキャリッ
ジ軸が破損することもない。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図３に
基づいて説明する。図１は本発明の一実施例に係る磁気
ディスク装置のヘッド位置決め機構の断面図、図２は同
じくヘッド位置決め機構の平面図、図３は磁気ディスク
装置の内部構造を示す断面図である。なお、図５に示し
た従来技術と同一機能部品については同一符号を付して
いる。
基づいて説明する。図１は本発明の一実施例に係る磁気
ディスク装置のヘッド位置決め機構の断面図、図２は同
じくヘッド位置決め機構の平面図、図３は磁気ディスク
装置の内部構造を示す断面図である。なお、図５に示し
た従来技術と同一機能部品については同一符号を付して
いる。
【００１１】本実施例の磁気ディスク装置は、図３の如
く、装置本体１内に、磁気ディスク媒体２と、磁気ディ
スク媒体２を支持しこれを回転させるスピンドル機構Ｓ
と、磁気ディスク媒体２に情報を記録、再生する磁気ヘ
ッド３と、磁気ヘッド３を磁気ディスク媒体２の半径方
向に移動させて情報トラックに位置決めするヘッド位置
決め機構Ｈとを備えている。
く、装置本体１内に、磁気ディスク媒体２と、磁気ディ
スク媒体２を支持しこれを回転させるスピンドル機構Ｓ
と、磁気ディスク媒体２に情報を記録、再生する磁気ヘ
ッド３と、磁気ヘッド３を磁気ディスク媒体２の半径方
向に移動させて情報トラックに位置決めするヘッド位置
決め機構Ｈとを備えている。
【００１２】前記装置本体１は、上部ハウジング２０
と、下部ハウジング２１とから箱形に形成されている。
前記スピンドル機構Ｓは、磁気ディスク媒体２が固定さ
れるスピンルハブ４と、スピンルハブ４のスピンドル軸
５を上下から支持する一対の軸受６，７と、スピンドル
軸５に取り付けられた回転子（永久磁石）８と、回転子
８に対向して配置された固定子（コイル）９とから構成
されている。そして、スピンドル軸５の下端は、下部ハ
ウジング２１を貫通して設けられており、当該下端にス
ピンドル軸５と一体回転するよう回転子８が固定されて
いる。また、固定子９は、下部ハウジング２１の下側に
配置された断面コ字形のヨーク２２に貼着され、ヨーク
２２を下部ハウジング２１側に付勢する弾性体（コイル
ばね）２３を介して筐体２４に取り付けられている。
と、下部ハウジング２１とから箱形に形成されている。
前記スピンドル機構Ｓは、磁気ディスク媒体２が固定さ
れるスピンルハブ４と、スピンルハブ４のスピンドル軸
５を上下から支持する一対の軸受６，７と、スピンドル
軸５に取り付けられた回転子（永久磁石）８と、回転子
８に対向して配置された固定子（コイル）９とから構成
されている。そして、スピンドル軸５の下端は、下部ハ
ウジング２１を貫通して設けられており、当該下端にス
ピンドル軸５と一体回転するよう回転子８が固定されて
いる。また、固定子９は、下部ハウジング２１の下側に
配置された断面コ字形のヨーク２２に貼着され、ヨーク
２２を下部ハウジング２１側に付勢する弾性体（コイル
ばね）２３を介して筐体２４に取り付けられている。
【００１３】前記ヘッド位置決め機構Ｈは、図１ないし
図３の如く、装置本体１に支持固定された剛性を有する
ホルダー２５と、ホルダー２５で外輪１１ａ，１２ａが
支持され所定間隔隔離して配された一対の軸受１１，１
２と、軸受１１，１２の内輪１１ｂ，１２ｂを介して上
下から回動自在に支持された小径のヘッドキャリッジ軸
１０と、ヘッドキャリッジ軸１０に取り付けられ磁気ヘ
ッド３を磁気ディスク媒体２側に付勢する支持材（板ば
ね）２６ａを介して磁気ヘッド３を支持するスウィング
アーム１３と、スウィングアーム１３に取り付けられた
回転子（永久磁石）１４と、回転子１４に対向して配置
された固定子（コイル）１５とから構成されている。そ
して、ホルダー２５は、図１，２の如く、上下方向から
一対のねじ２６，２７を介して上部ハウジング２０およ
び下部ハウジング２１に固定されており、ねじ２６，２
７と螺合するためのねじ加工が施された螺合孔２８、お
よび軸受１１，１２の外輪１１ａ，１２ａを保持するた
めの保持孔２９がそれぞれ穿設されている。また、回転
子１４は、図３の如く、磁束がヘッドキャリッジ軸１０
の半径方向になるように、スウィングアーム１３の磁気
ヘッド支持部の反対側側壁（図３において右側）に取り
付けられている。一方、固定子１５は、装置本体１の右
側に配置された断面コ字形のヨーク３０に貼着され、ヨ
ーク３０を装置本体１側に付勢する弾性体（コイルば
ね）３１を介して筐体２４に取り付けられている。な
お、磁気ディスク媒体の外径寸法は１．８インチ以下
に、ヘッドキャリッジ軸１０の軸径は１．５〜２ｍｍ程
度以下にそれぞれ設定されている。
図３の如く、装置本体１に支持固定された剛性を有する
ホルダー２５と、ホルダー２５で外輪１１ａ，１２ａが
支持され所定間隔隔離して配された一対の軸受１１，１
２と、軸受１１，１２の内輪１１ｂ，１２ｂを介して上
下から回動自在に支持された小径のヘッドキャリッジ軸
１０と、ヘッドキャリッジ軸１０に取り付けられ磁気ヘ
ッド３を磁気ディスク媒体２側に付勢する支持材（板ば
ね）２６ａを介して磁気ヘッド３を支持するスウィング
アーム１３と、スウィングアーム１３に取り付けられた
回転子（永久磁石）１４と、回転子１４に対向して配置
された固定子（コイル）１５とから構成されている。そ
して、ホルダー２５は、図１，２の如く、上下方向から
一対のねじ２６，２７を介して上部ハウジング２０およ
び下部ハウジング２１に固定されており、ねじ２６，２
７と螺合するためのねじ加工が施された螺合孔２８、お
よび軸受１１，１２の外輪１１ａ，１２ａを保持するた
めの保持孔２９がそれぞれ穿設されている。また、回転
子１４は、図３の如く、磁束がヘッドキャリッジ軸１０
の半径方向になるように、スウィングアーム１３の磁気
ヘッド支持部の反対側側壁（図３において右側）に取り
付けられている。一方、固定子１５は、装置本体１の右
側に配置された断面コ字形のヨーク３０に貼着され、ヨ
ーク３０を装置本体１側に付勢する弾性体（コイルば
ね）３１を介して筐体２４に取り付けられている。な
お、磁気ディスク媒体の外径寸法は１．８インチ以下
に、ヘッドキャリッジ軸１０の軸径は１．５〜２ｍｍ程
度以下にそれぞれ設定されている。
【００１４】上記構成において、スウィングアーム１３
が取り付けられるヘッドキャリッジ軸１０を軸受１１，
１２の内輪１１ｂ，１２ｂで回転自在に支持し、軸受１
１，１２外輪１１ａ，１２ａをホルダー２５の保持孔２
９で支持し、ホルダー２５の螺合孔２８に、例えばＭ
１．６〜Ｍ３程度のねじ２６，２７を螺合してホルダー
２５を装置本体１に固定しているから、従来のように、
軸径が１．５〜２ｍｍ程度以下に設定されたヘッドキャ
リッジ軸１０を装置本体１に対して直接圧入あるいは接
着する場合よりも、装置本体１に対する取付剛性を大き
くできる。
が取り付けられるヘッドキャリッジ軸１０を軸受１１，
１２の内輪１１ｂ，１２ｂで回転自在に支持し、軸受１
１，１２外輪１１ａ，１２ａをホルダー２５の保持孔２
９で支持し、ホルダー２５の螺合孔２８に、例えばＭ
１．６〜Ｍ３程度のねじ２６，２７を螺合してホルダー
２５を装置本体１に固定しているから、従来のように、
軸径が１．５〜２ｍｍ程度以下に設定されたヘッドキャ
リッジ軸１０を装置本体１に対して直接圧入あるいは接
着する場合よりも、装置本体１に対する取付剛性を大き
くできる。
【００１５】また、ヘッドキャリッジ軸１０は軸径を
１．５〜２ｍｍ程度以下に設定しても、磁気ヘッド３を
磁気ディスク媒体２の半径方向に移動させて情報トラッ
クに位置決めする際に生じる回転モーメントにも十分耐
え得る。よって、従来のようにヘッドキャリッジ軸１０
が破損することもない。以上のことから、本実施例によ
ると、ヘッド位置決め機構Ｈを破損させることなく、装
置の小型化を容易に実現できる。
１．５〜２ｍｍ程度以下に設定しても、磁気ヘッド３を
磁気ディスク媒体２の半径方向に移動させて情報トラッ
クに位置決めする際に生じる回転モーメントにも十分耐
え得る。よって、従来のようにヘッドキャリッジ軸１０
が破損することもない。以上のことから、本実施例によ
ると、ヘッド位置決め機構Ｈを破損させることなく、装
置の小型化を容易に実現できる。
【００１６】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの変更
または修正を加え得ることは勿論である。例えば、図４
の如く、回転子１４をスウィングアーム１３の底部に取
り付け、しかもシール４０を用いて装置本体１外に出
し、固定子１５に対向させる構成としてもよい。また、
複数の磁気ディスク媒体２をスピンルハブ４に積層する
構成としてもよい。
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの変更
または修正を加え得ることは勿論である。例えば、図４
の如く、回転子１４をスウィングアーム１３の底部に取
り付け、しかもシール４０を用いて装置本体１外に出
し、固定子１５に対向させる構成としてもよい。また、
複数の磁気ディスク媒体２をスピンルハブ４に積層する
構成としてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、小径のヘッドキャリッジ軸を、軸受および剛性
を有するホルダーを介して装置本体に支持固定している
から、従来のように、小径のヘッドキャリッジ軸を装置
本体に対して直接圧入あるいは接着する場合よりも、装
置本体に対する取付剛性を大きくできる。
よると、小径のヘッドキャリッジ軸を、軸受および剛性
を有するホルダーを介して装置本体に支持固定している
から、従来のように、小径のヘッドキャリッジ軸を装置
本体に対して直接圧入あるいは接着する場合よりも、装
置本体に対する取付剛性を大きくできる。
【００１８】また、ヘッドキャリッジ軸は軸径を小さく
しても、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に移動させて情
報トラックに位置決めする際に生じる回転モーメントに
も十分耐え得る。よって、従来のようにヘッドキャリッ
ジ軸が破損することもない。したがって、ヘッド位置決
め機構を破損させることなく、装置の小型化を容易に実
現できるといった優れた効果がある。
しても、磁気ヘッドを磁気ディスク媒体に移動させて情
報トラックに位置決めする際に生じる回転モーメントに
も十分耐え得る。よって、従来のようにヘッドキャリッ
ジ軸が破損することもない。したがって、ヘッド位置決
め機構を破損させることなく、装置の小型化を容易に実
現できるといった優れた効果がある。
【図１】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置のヘ
ッド位置決め機構の断面図である。
ッド位置決め機構の断面図である。
【図２】同じくヘッド位置決め機構の平面図である。
【図３】磁気ディスク装置の内部構造を示す断面図であ
る。
る。
【図４】本発明の他の実施例に係る磁気ディスク装置の
内部構造を示す断面図である。
内部構造を示す断面図である。
【図５】従来の磁気ディスク装置のヘッド位置決め機構
の断面図である。
の断面図である。
【図６】同じくそのヘッド位置決め機構の断面図であ
る。
る。
【図７】ヘッドキャリッジ軸を装置本体に圧入あるいは
接着したヘッド位置決め機構の断面図である。
接着したヘッド位置決め機構の断面図である。
１ 装置本体 ２ 磁気ディスク媒体 ３ 磁気ヘッド １０ ヘッドキャリッジ軸 １１，１２ 軸受 １１ａ，１２ａ 外輪 １１ｂ，１２ｂ 内輪 １３ スウィングアーム ２５ ホルダー Ｈ ヘッド位置決め機構
Claims (1)
- 【請求項１】装置本体内に、磁気ヘッドを磁気ディスク
媒体に移動させて情報トラックに位置決めするヘッド位
置決め機構を備えた磁気ディスク装置において、前記ヘ
ッド位置決め機構は、前記装置本体に支持固定された剛
性を有するホルダーと、該ホルダーで外輪が支持され所
定間隔隔離して配された少なくとも一対の軸受と、該軸
受の内輪を介して回動自在に支持された小径のヘッドキ
ャリッジ軸と、該ヘッドキャリッジ軸に取り付けられ前
記磁気ヘッドを支持するスウィングアームとを有するこ
とを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29706691A JPH05135515A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29706691A JPH05135515A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 磁気デイスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05135515A true JPH05135515A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17841780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29706691A Pending JPH05135515A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05135515A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5978180A (en) * | 1995-03-31 | 1999-11-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Actuator fixing apparatus in hard disk drive |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29706691A patent/JPH05135515A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5978180A (en) * | 1995-03-31 | 1999-11-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Actuator fixing apparatus in hard disk drive |
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