JP3365220B2 - 原稿読み取り装置 - Google Patents

原稿読み取り装置

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JP3365220B2 JP27054496A JP27054496A JP3365220B2 JP 3365220 B2 JP3365220 B2 JP 3365220B2 JP 27054496 A JP27054496 A JP 27054496A JP 27054496 A JP27054496 A JP 27054496A JP 3365220 B2 JP3365220 B2 JP 3365220B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真装置における原稿読み取
り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、電子写真方式の複写
機は、原稿の画像データを読み取る原稿読み取り装置1
と、転写材上に画像を印刷する画像形成装置2とを備
え、原稿読み取り装置1のフレーム3は、画像形成装置
2のフレーム4の上部に取り付けられている。
【0003】上記原稿読み取り装置1のフレーム3は直
方体箱状であって、その上部に原稿を載置するための原
稿台6が固定して設けられている。また、このフレーム
3の内部には、露光ランプ7、反射笠8、平面鏡9a,
9b,9c、集光レンズ11及びCCDからなる受光素
子12を備える露光光学系が設けられている。このうち
露光ランプ7、反射笠8及び平面鏡9aが第1のスライ
ド部材13に取り付けられ、平面鏡9b,9cが第2の
スライド部材14に取り付けられている。これら第1及
び第2のスライド部材13,14は、スキャナモータ等
を備える図示しない駆動機構により駆動され、矢印A
1,A2で示す方向に往復移動する。また、フレーム3
の底部(台板部17)の上面には基台16がねじ止め固
定され、この基台16に集光レンズ11と受光素子12
とが固定されている。
【0004】一方、上記画像形成装置2のフレーム4内
には、モータ、転写ドラム、感光ドラム等が収容されて
いる。
【0005】走査時には、上記第1及び第2のスライド
部材13,14が矢印A1で示す方向に移動し、露光ラ
ンプ7の光線が上記原稿台6に載置された原稿(図示せ
ず。)に照射される。そして、原稿からの反射光は、上
記平面鏡9a,9b,9c及び集光レンズ11を介して
受光素子12に入射する。
【0006】上記走査中にスライド部材13,14やフ
レーム3が振動すると、受光素子12とスライド13,
14の位置関係にずれが生じる。そして、この位置ずれ
により、受光素子12の読み取った画像イメージにピッ
チむら等の誤差が発生し、画像品質が低下する。
【0007】近時、電子写真方式の画像形成装置では、
高速、高精細の画像処理に対する要求が高まっており、
それに伴って原稿の画像イメージの読み取りも高い精度
が要求されている。そのため、上記走査時の振動を低減
するための種々の試みがなされている。
【0008】例えば、上記原稿読み取り装置1のフレー
ム3の台板部17と画像形成装置2のフレーム4上部と
の間に弾性部材(図示せず。)を介設したものがある。
上記画像形成装置2のモータ等は高周波数域の周期的な
振動を発生するが、この振動は上記弾性部材により減衰
する。そのため、画像形成装置2のフレーム4から台板
部17へ伝達される振動が低減され、台板部17に固定
された受光素子12の振動が低減される。
【0009】また、上記受光素子12が取り付けられた
基台16と台板部17との間に弾性部材(図示せず。)
を介設したものがある。上記原稿読み取り装置1のフレ
ーム3内に収容されたスキャナモータも、上記画像形成
装置2のモータと同様に高周波数域の振動を発生する
が、この振動は弾性部材により減衰する。そのため、台
板部17から基台16へ伝達される振動が低減され、台
板部17に固定された受光素子12の振動が低減され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記画像形成
装置2のモータ等やスキャナモータ等が発生する振動以
外にも、走査開始時や走査終了時にスライド部材13,
14が振動を発生し、この振動も画像イメージ読み取り
誤差の原因となる。すなわち、走査開始時には、スライ
ド部材13,14は停止状態から所定速度に達するまで
矢印A1方向に急激に加速されるため、スライド部材1
3,14に衝撃力が作用する。また、走査終了時には、
スライド部材13,14は急激に減速された後に移動方
向を矢印A2で示す方向に反転して急激に加速されるた
め、スライド部材13,14に衝撃力が作用する。そし
て、このような衝撃力が作用すると、スライド部材1
3,14自体の弾性により、振動が発生する。
【0011】この衝撃力によりスライド部材13,14
に発生する振動は、図9に示すように広い周波数域にわ
たってスペクトルとして現れ、図10に示す台板部17
の一次振動及び二次振動の固有振動数ω’,ω’
も、この周波数域に含まれる。そのため、走査開始時
及び走査終了時に、上記衝撃力による振動に対して台板
部17が共振現象を起こして振動する。その結果、図1
1に示すように、走査開始時に台板部17に固定された
受光素子12が鉛直方向に大きく振動する。また、走査
終了時にも受光素子12が鉛直方向に大きく振動する。
【0012】しかし、上記従来の防振構造は、上記スキ
ャナモータ等が発生する高周波数域の周期的な振動に対
する防振のみを考慮したものであり、上記台板部17の
共振に対しては十分な防振効果が得られない。本発明
は、かかる従来の原稿読み取り装置における問題を解決
するためになされたものであり、スライド部材の振動に
共振することにより発生する台板部の振動を低減し、画
像イメージの読み取り精度を向上することを課題として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、原稿が載置される原稿台と、原稿からの反
射光を所定の光路で導く露光光学系とのうちのいずれか
一方がフレームに固定され、他方が往復移動するスライ
ド部材に取り付けられると共に、フレームの台板部に受
光素子が固定されている原稿読み取り装置において、上
記台板部の少なくとも一つの振動モードの少なくとも一
つの腹に吸振部材が取り付けられ、該吸振部材は、台板
部の面直方向に振動自在となるように台板部に固定され
た弾性部材と、該弾性部材の先端に固定された慣性付与
部材とからなることを特徴としている。
【0014】上記構成とした本発明の原稿読み取り装置
では、走査開始時や走査終了時にスライド部材に発生す
る振動に対して台板部が共振現象を起こした場合、弾性
部材が伸縮することにより、吸振部材が台板部と反対方
向に振動する。そのため、吸振部材の取付箇所で台板部
の振動の振幅が低減される。よって、台板部に固定され
た受光素子の鉛直方向の振動の振幅が低減され、受光素
子による画像イメージの取り込み精度が向上する。
【0015】上記台板部の共振による振動は、一次振動
及び二次振動で振幅が大きい。そのため、上記台板部の
一次振動モードの腹と二次振動モードの腹の少なくとも
一方に上記吸振部材が取り付けることが好ましい。
【0016】また、一つの振動モードの複数の腹のう
ち、上記受光素子の取付箇所に最も近接する位置にある
腹に上記吸振部材が取り付けられていることが好まし
い。この場合、台板部の共振による受光素子の鉛直方向
の振動をより効果的に低減することができる。
【0017】上記吸振部材の慣性付与部材の質量及び弾
性部材のばね定数を下記の式を満たすように設定するこ
とが好ましい。
【0018】
【数2】 0.05*V≦(1/2π)*(k/m)1/2≦4*V V:原稿走査速度(mm/sec) m:慣性付与部材の質量(kg) k:弾性部材のばね定数(N/m)
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。まず、以下の説明で使用する語句を
説明する。一般に、振動する連続体の運動方程式の解、
すなわち固有振動数は次数n(n=1,2,3…)を含
む形で得られ、各次数n毎の振動をn次振動モードとい
う。また、各振動モードにおいて、振幅が最大となる位
置を腹といい、振幅が0となる位置を節という。例え
ば、図7の二点鎖線L1は、両端単純支持はり18の二
次振動モードを示し、腹はa1,a2の2箇所あり、節
はbの1箇所である。
【0020】また、振動系に作用する減衰力fが下記の
式(1)で示すように速度(dx/dt)に比例する場
合、比例係数cを減衰係数という。
【0021】
【数3】f=−c*(dx/dt) …(1)
【0022】さらに、減衰自由振動における無周期運動
と周期運動の境界に対応する減衰係数を臨界減衰係数と
いい、臨界減衰係数に対する減衰係数の比を減衰比とい
う。すなわち、臨界減衰係数c、減衰係数c及び減衰
比ζには、下記の式(2)の関係がある。
【0023】
【数4】ζ=c/cc …(2)
【0024】単位インパルスに対する系の応答を重み関
数といい、重み関数のラプラス変換を伝達関数という。
ある系の伝達関数をG、励振のラプラス変換をFin、応
答のラプラス変換をXとすると下記の式(3)の関係が
ある。
【0025】
【数5】G=X/Fin …(3)
【0026】図1及び図2は、実施形態に係る複写機の
原稿読み取り装置を示している。なお、上記図8に示す
従来の原稿読み取り装置と同一の要素については、同一
の符号を付している。
【0027】原稿読み取り装置1のフレーム3の台板部
17の下面に、弾性部材21と慣性付与部材22とから
なる吸振部材23が固定されている。また、画像形成装
置2のフレーム4の上部には、上記吸振部材23の取付
箇所と対応する位置に開口部4aが設けられている。
【0028】上記吸振部材23の弾性部材21は、ゴム
製の四角柱状体であって、台板部17の図において下面
に接着されている。また、上記慣性付与部材22は、S
US鋼製の四角柱状体であって、上記弾性部材21の下
端部に接着されている。吸振部材21は上記開口部4a
に遊挿されて画像形成装置2のフレーム4の内部に突出
している。そのため、吸振部材23の弾性部材21は、
台板部17の下面と直交する方向(面直方向)に自由に
変位することができる。
【0029】なお、上記吸振部材23の形状は、四角柱
状に限定されず、円柱状、他の多角形状等の任意の形状
でよい。また、弾性部材21の材質はPOM等の弾性を
有する樹脂であってもよい。さらに、慣性付与部材22
の材質は、他の種類の鋼、銅等の金属であってもよい。
ただし、比重の大きい材料が慣性付与部材22を小型化
できる点で好ましい。さらにまた上記弾性部材21をね
じ止め等の他の手段によりフレーム3に固定してもよ
く、慣性付与部材22をねじ止め等の手段により弾性部
材21に固定してもよい。
【0030】次に、上記吸振部材23の取付位置につい
て説明する。図1及び図2の二点鎖線L2は、吸振部材
23がない場合、すなわち上記図8に示す従来の構成と
した場合の台板部17の二次振動モードを振幅を誇張し
て表している。本実施形態では、この二次振動モードの
2箇所の腹d1,d2のうち、受光素子12が取り付け
られた基部16に近い方に位置する腹d1に吸振部材2
3が取り付けられている。
【0031】腹d1,d2の部分に吸振部材23を取り
付けているのは、上記したように腹d1,d2の部分で
振幅が最大となるため、二次振動モードでの台板部17
の振動を低減するには、この部分に吸振部材23を取り
付けるのが最も効果的だからである。また、2箇所ある
腹d1,d2のうち受光素子12に近い方の腹d1に吸
振部材23を取り付けたのは、受光素子12による画像
イメージの読み取りの誤差を低減するには、受光素子1
2が取り付けられた位置の振動を低減する必要があるか
らである。
【0032】次に、上記弾性部材21のばね定数及び慣
性付与部材22の質量について説明する。画像イメージ
の読み取り誤差を低減するには、上記台板部17の振動
を全周波数域で低減する必要はなく、受光素子12によ
り読み取った画像イメージに現れる振動の影響が人間の
視覚で認識される周波数域で振動を低減すればよい。具
体的には、広く知られているように、画像空間周波数f
が0.05〜4.0 1p/mm(ピッチパーミリメート
ル)の範囲で振動が低減されるように弾性部材21のば
ね定数k及び慣性付与部材23の質量mを設定すればよ
い。
【0033】上記画像空間周波数fは、走査時のスラ
イド部材13,14の移動速度(原稿走査速度V)に依
存し、下記の式(4)の関係がある。
【0034】
【数6】F=f0*V …(4) F:周波数(Hz) f0:画像空間周波数(1p/m
m) V:原稿走査速度(mm/sec)
【0035】また、一般に固有振動数fn(Hz)と質
量(kg)、ばね定数k(N/m)の間には、下記の式
(5)の関係がある。
【0036】
【数7】 fn=(1/2π)*(k/m)1/2 …(5)
【0037】よって、慣性付与部材22の質量m及び弾
性部材21のばね定数kは下記の式(6)を満たす範囲
で設定すればよい。
【0038】
【数8】 0. 05≦(1/2π)*(k/m)1/2≦4*V …(6)
【0039】さらに、上記式(6)の範囲内で、吸振部
材23の固有振動数が台板部17の二次振動モードの固
有振動数と一致するように、上記ばね定数k及び質量m
を定める。
【0040】本実施形態では、上記式(6)に基づい
て、弾性部材21のばね定数kを4500N/m、慣性
付与部材22の質量mを0.02kgとしており、吸振
部材23の減衰比は0.1(減衰係数1.897)であ
る。
【0041】上記のように走査開始時及び走査終了時に
は、衝撃力が作用することにより第1及び第2のスライ
ド部材12,14に振動が発生し、この振動に台板部1
7が共振すると受光素子12が鉛直方向に振動する。し
かし、第1実施形態では、台板部17が上記スライド部
材12,14の振動に対して共振すると、弾性部材21
が伸縮することにより吸振部材23が台板部17と反対
方向に振動する。そのため、台板部17の振動の振幅が
低減され、上記受光素子12の鉛直方向の振動も低減さ
れる。
【0042】特に、第1実施形態では、二次振動モード
の腹d1に吸振部材23を取り付けているため、台板部
17が二次振動モードで共振した場合の振幅低減の効果
が大である。また、二次振動モードの2個の腹d1,d
2のうち、受光素子12に近接して位置する腹d1に吸
振部材23を取り付けているため、受光素子12の鉛直
方向の振動をより効果的に低減することができる。
【0043】図3は第1実施形態における線形周波数
(励起)と台板部17の振幅(応答)の関係を示してい
る。この図3と上記図10に示す吸振部材を設けない場
合とを比較すると、台板部17の二次振動の腹d1に吸
振部材23が取り付けたことにより、二次振動モード
(固有振動数ω)での振幅が低減されていることが確
認できる。
【0044】また、図4は走査開始時の受光素子12の
鉛直方向の変位の時間変化を示しているが、この図4と
上記図11に示す吸振部材を設けない場合とを比較する
と、吸振部材23を取り付けたことにより、受光素子1
2の鉛直方向の振動の振幅が低減されることが確認でき
る。
【0045】このように第1実施形態では、台板部17
の二次振動モードの2箇所の腹d1,d2のうち受光素
子12に近接して位置する方の腹d1に吸振部材23を
取り付けることにより、台板部17が共振現象を生じた
場合の振幅を低減し、これにより受光素子12の鉛直方
向の振動を低減することができる。よって、第1実施形
態では、受光素子12とスライド部材13,14の位置
ずれが低減され、受光素子12による画像イメージの読
み取り精度が向上する。
【0046】図5に示す第2実施形態では、二点鎖線L
3で示す台板部17の一次振動の腹eの位置に吸振部材
25が取り付けられている。よって、この第2実施形態
では、上記走査開始時や走査終了時にスライド部材1
3,14が発生する振動に対して、台板部17が一次振
動モードで共振した場合に、台板部17の振動の振幅を
低減する効果が大である。
【0047】図6に示す第3実施形態では、二点鎖線L
2で示す台板部17の二次振動モードの受光素子12に
近い方に位置する腹d1と、二点鎖線L3で示す一次振
動モードの腹eとにそれぞれ吸振部材26,27が取り
付けられている。よって、この第3実施形態では、台板
部17が二次振動モードで共振する場合にも、一次振動
モードで共振する場合にも、台板部17の振動の振幅を
低減する効果が大である。
【0048】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上
記実施形態では、一次振動や二次振動の腹に吸振部材を
取り付けているが、三次以上の振動モードの腹に吸振部
材を取り付けてもよい。この場合も、上記第1実施形態
と同様に受光素子に近い方に位置する腹に吸振部材を取
り付けることが好ましい。
【0049】また、上記実施形態で露光光学系がスライ
ド部材13,14に取り付けられる一方、原稿台6は固
定されているが、受光素子が原稿読み取り台板部に固定
されていれば、原稿台を露光光学系がスライド部材によ
り移動する構成であってもよい。
【0050】さらに、本発明は複写機に限定されずコピ
ー、プリンタ、ファクス等の他の電子写真装置にも適用
することができる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る原稿読み取り装置では、台板部の振動モードの腹
に吸振部材が取り付けられているため、走査開始時や走
査終了時にスライド部材が発生する振動に対して台板部
が共振する場合にも、その振幅を小さくすることができ
る。よって、本発明の原稿読み取り装置では、受光素子
による画像イメージの読み取り誤差を低減することがで
き、読み取った画像イメージを高速かつ高精細で画像処
理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る原稿読み取り装置を示す
概略断面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 第1実施形態における線形周波数と振幅の関
係を示すグラフである。
【図4】 第1実施形態における走査開始時の受光素子
の鉛直方向の変位を示すグラフである。
【図5】 第2実施形態に係る原稿読み取り装置を示す
概略断面図である。
【図6】 第3実施形態に係る原稿読み取り装置を示す
概略図である。
【図7】 二次振動モードを示す概略図である。
【図8】 従来の原稿読み取り装置の一例を示す概略断
面図である。
【図9】 スライド部材に作用する衝撃力により発生す
る振動を示すグラフである。
【図10】 従来の原稿読み取り装置における線形周波
数と振幅の関係を示すグラフである。
【図11】 従来の原稿読み取り装置における走査開始
時の受光素子の鉛直方向の変位を示すグラフである。
【符号の説明】
1 原稿読み取り装置 2 画像形成装置 3,4 フレーム 6 原稿台 7 露光ランプ 8 反射笠 12 受光素子 13,14 スライド部材 17 台板部 21 弾性部材 22 慣性付与部材 23 吸振部材 a1,a2,d1,d2,e 腹
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207 H05K 5/00 - 5/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される原稿台と、原稿からの
    反射光を所定の光路で導く露光光学系とのうちのいずれ
    か一方がフレームに固定され、他方が往復移動するスラ
    イド部材に取り付けられると共に、フレームの台板部に
    受光素子が固定されている原稿読み取り装置において、 上記台板部の少なくとも一つの振動モードの少なくとも
    一つの腹に吸振部材が取り付けられ、該吸振部材は、台
    板部の面直方向に振動自在となるように台板部に固定さ
    れた弾性部材と、該弾性部材の先端に固定された慣性付
    与部材とからなることを特徴とする原稿読み取り装置。
  2. 【請求項2】 上記台板部の一次振動モードの腹と二次
    振動モードの腹の少なくとも一方に上記吸振部材が取り
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載の原稿
    読み取り装置。
  3. 【請求項3】 一つの振動モードの複数の腹のうち、上
    記受光素子の取付箇所に最も近接する位置にある腹に上
    記吸振部材が取り付けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の原稿読み取り装置。
  4. 【請求項4】 上記吸振部材の慣性付与部材の質量及び
    弾性部材のばね定数が下記の式を満たすように設定され
    ていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か1項に記載の原稿読み取り装置 【数1】 0.05*V≦(1/2π)*(k/m)1/2≦4*V V:原稿走査速度(mm/sec) m:慣性付与部材の質量(kg) k:弾性部材のばね定数(N/mm)。
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