JP3364707B2 - トイレブース - Google Patents

トイレブース

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JP3364707B2
JP3364707B2 JP06251197A JP6251197A JP3364707B2 JP 3364707 B2 JP3364707 B2 JP 3364707B2 JP 06251197 A JP06251197 A JP 06251197A JP 6251197 A JP6251197 A JP 6251197A JP 3364707 B2 JP3364707 B2 JP 3364707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトイレブースであって、
少なくとも仕切りパネルを天井まで延ばし、しかもパネ
ルの据え付けを簡略化したトイレブースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年ではパネルを据え付けしてトイレブ
ースを構成する場合が多く、部屋空間を仕切ると同じよ
うにパネルでもってトイレ空間が仕切られている。勿
論、パネル自体の構造は部屋空間の間仕切りとして用い
られるものとは異なり、湿気に対して強く、耐薬品性に
も優れたパネルが使用されている。
【0003】図5は従来の一般的なトイレブースを表し
ているが、壁面に対して垂直に据え付けされている仕切
りパネル(イ) の先端には正面パネル(ロ) が垂直に配置さ
れている。そして、隣り合う正面パネル(ロ) 、(ロ) 間に
は空間を設け、該空間にドア(ハ) を取り付けしている。
ところで、上記仕切りパネル(イ) 、及び正面パネル(ロ)
の上端には同図の(b)に示すようにが笠木(ニ)が取付
けられ、この笠木(ニ)は同図(c)に示すごとくドア
(ハ) が取り付けされている部分にも両正面パネル(ロ) 、
(ロ) に跨がって設けられている。
【0004】ところで、仕切りパネル(イ) は壁面側に凹
部(ホ) を形成し、該凹部(ホ) に壁面に取り付けしている
壁レール(ヘ) が嵌入している。従って仕切りパネル側端
と壁面との間には僅かな隙間を残して仕切りパネル(イ)
の位置が調整出来るようになっている。一方、仕切りパ
ネル(イ) の先端側には正面パネル(ロ) が配置されている
が、両パネル(イ) 、(ロ) 間にはカチットと称する連結具
(ト) が介在して連結している。
【0005】従って、所定の場所に据え付けされている
仕切りパネル(イ) に正面パネル(ロ)を連結する場合、該
正面パネル(ロ) を多少持ち上げて上記連結具(カチッ
ト)に係止する。この場合、正面パネル(ロ) の上部が天
井との間に空間を残している場合には該正面パネルを持
ち上げて係止することが出来るが、天井との間に隙間な
く据え付けしたトイレブースであるならば、天井パネル
を押し上げて係止しなくてはならない。しかし、仕切り
パネルや正面パネルの上端には上記のごとく笠木(ニ)が
取付けられ、上部は開放さて天井との間には大きな空間
を残している。
【0006】従って、笠木(ニ)と共に正面パネル(ロ) を
持ち上げて連結具(ト) に係止することが出来るが、上部
が開放されている為にトイレに入っても落ち着きがな
く、ハンドバックやコート等を掛けておくと、上部から
侵入して盗まれてしまう場合もある。特に仕切りパネル
(イ) の上部が開放されていることで隣のトイレブースか
ら侵入される危険性が残っている。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】このように、上部を
開放したトイレブース並びにパネル連結構造には上記の
ごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこ
れら問題点であって、少なくとも仕切りパネルを天井ま
で延ばしたトイレブースであって、正面パネルを持ち上
げることなく仕切りパネルに連結することが出来るトイ
レブースを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は仕切りパネルと
正面パネルを連結する為に連結具を用いる点は従来と同
じであるが、従来のカチットを使用する場合のように正
面パネルを持ち上げて連結することなく、据え付けられ
ている仕切りパネルに対して正面パネルを正面側から押
圧して配置する。仕切りパネルの側端には凹溝が形成さ
れ、該凹溝内にはコ型をした受け金具を固定し、一方の
正面パネル側には嵌入金具を取り付けしている。両金具
の少なくとも片方にはバネ性があって、互いに嵌合した
状態ではバネ力が作用し合う。
【0009】ここでトイレブースの形態は少なくとも仕
切りパネルが天井まで届き、隣のトイレブースとの間に
上部空間を残さない構造となっている。正面側のパネル
は天井まで延ばす場合と、天井との間に空間を残す場合
があり、又ドアパネルと天井間の空間をカバーすること
もある。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】
【実施例】図1(a)、(b)、(c)本発明のトイレ
ブースを表している外観図である。(a)のトイレブー
スは仕切りパネル1、1が壁面2に対して垂直に配置さ
れ、仕切りパネル先端には正面パネル3、3が連結して
配置されている。ここで、上記仕切りパネル1及び正面
パネル3は天井まで届き、天井との間には何ら空間を残
していない。ただし、ドアパネル4は背丈が低くなって
いて、天井との間に空間を有している。
【0011】図1(b)に示すトイレブースは(a)に
示したトイレブースとほぼ同じであって、仕切りパネル
1、1及び正面パネル3、3は天井まで届き、ドアパネ
ル4は高さを低くしているが、天井との空間を塞ぐ為に
カバーパネル5を設けている。又(c)に示しているト
イレブースでは仕切りパネル1、1は天井まで届いてい
るが、正面パネル3、3はドアパネルとおぼ同じ高さと
なっている。従って該トイレブースの正面側上部は全面
開口されている。
【0012】このように、本発明のトイレブースは仕切
りパネル1が天井まで届いている為に上部空間はなく、
隣のトイレブースからは完全閉鎖されることになり、ト
イレ内でのプライバシーは守られ、又一時的にパネルに
掛けたバックやコートが盗まれるといったこともない。
図1(a)、(c)のトイレブースは正面側に空間が残
された構造と成っているが、該空間から侵入することは
事実上不可能である。
【0013】ところで、本発明の仕切りパネル1及び正
面パネル3を支える支持構造は前記図5(b)のように
脚を用いることなく、床レール6に配置したアジャスタ
ーにてパネルを支えるように構成している。従って床レ
ール6に被覆する巾木を有し、仕切りパネル1及び正面
パネル3は巾木の上に載って支持されている。そして、
仕切りパネル1を壁面に対して垂直に据え付けし、正面
パネル3は該仕切りパネル1の先端に当接して連結され
る。
【0014】図2は前記図5(a)に相当するものであ
り、基本的な外観構造は同じであるが、仕切りパネル1
と正面パネルの連結構造は違っている。図3はこの連結
構造を示している詳細図であり、仕切りパネル1に対し
て正面パネル3は垂直を成し、間に連結具7を介して互
いに連結している。この連結具7は受け金具8と嵌入金
具9が対を成して構成され、コ型形状の受け金具8に同
じくコ型をした嵌入金具9が嵌り込んで連結している。
受け金具8は仕切りパネル側端に形成した凹溝10内に
取り付けし、嵌入金具9は正面パネル3の内面に固定し
ている。これら金具8、9はバネ性があって、受け金具
8に嵌入して噛み合った嵌入金具9はガタ付くことなく
連結される。
【0015】図3に示している受け金具8及び嵌入金具
9は共にバネ材が用いられているが、何れか片方を板バ
ネで構成することでもよい。又、仕切りパネル1と壁面
との連結構造は図2に示すように分割壁レール11を用
いているが、該壁レールの形態は限定しない。図4は据
え付けられている仕切りパネル1に正面パネル3を連結
する場合であって、天井12に取付けられている内笠木
13がパネル上端の溝に嵌入するようにして持ち上げ、
パネル下端を巾木14に載せることになるが、同時に受
け金具8に嵌入金具9が嵌り込む。すなわち、正面パネ
ル3を上方へ持ち上げる必要はなく、正面から押し込む
ことが出来る。
【0016】以上述べたように、本発明のトイレブース
は少なくとも仕切りパネルを天井まで延ばして上部を開
放することなく、又仕切りパネル先端と正面パネル面に
受け金具と嵌入金具をそれぞれ取り付けし、互いに嵌合
して連結したものであり、次のような効果を得ることが
出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明のトイレブースは仕切りパネルが
天井まで届いている為に、隣のトイレブースからは完全
に仕切られ、トイレ内でのプライバシーが侵害されるこ
とはない。又隣のトイレから侵入してパネルに掛けたバ
ックやコートを盗まれることもなくなる。そして仕切り
パネル側端と正面パネル面には互いに噛み合う金具を取
り付けしている為に、正面パネルを正面から押圧するこ
とで仕切りパネルに連結することが出来る。しかも受け
金具及び嵌入金具はバネ力の作用で嵌合することが出
来、安定したパネルの連結が可能となる。そして据え付
けした仕切りパネルに対して正面パネルを押圧して連結
することが出来る為に、パネルの持ち上げはなく、天井
まで届くパネルを用いたトイレブースの場合にも何ら問
題なく据え付け可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレブース形態。
【図2】トイレブースの横断面図。
【図3】仕切りパネルと正面パネルの連結構造。
【図4】据え付けされている仕切りパネルに正面パネル
を連結する作業手順。
【図5】従来のトイレブースで、(a)は横断面、
(b)は正面パネルの縦断面、(c)はドアパネルの縦
断面。
【符号の説明】
1 仕切りパネル 2 壁面 3 正面パネル 4 ドアパネル 5 カバーパネル 6 床レール 7 連結具 8 受け金具 9 嵌入金具 10 凹溝 11 分割壁レール 12 天井 13 内笠木 14 巾木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−286387(JP,A) 実開 平3−54515(JP,U) 実開 平7−35613(JP,U) 実開 平5−58761(JP,U) 実開 平1−89548(JP,U) 実開 平3−129657(JP,U) 実開 平6−8532(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/12 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に対して仕切りパネルを垂直に据え
    付けし、該仕切りパネルの先端には正面パネルを垂直に
    配置し、そして正面パネル間にはドアパネルを取り付け
    しているトイレブースにおいて、上記仕切りパネル及び
    正面パネルを天井まで延ばし、仕切りパネル側端には凹
    溝を形成してコ型形状の受け金具を設け、正面パネル面
    にはコ型形状の嵌入金具を取り付けし、正面パネルを上
    方へ持ち上げることなく、該受け金具に嵌入金具を嵌入
    して噛み合わせることで仕切りパネルと正面パネルを互
    いに連結し、上記受け金具又は嵌入金具の少なくとも何
    れかを板バネとしたことを特徴とするトイレブース。
  2. 【請求項2】 壁面に対して仕切りパネルを垂直に据え
    付けし、該仕切りパネルの先端には正面パネルを垂直に
    配置し、そして正面パネル間にはドアパネルを取り付け
    しているトイレブースにおいて、上記仕切りパネル及び
    正面パネルを天井まで延ばし、又ドアパネルの上部には
    カバーパネルを取り付けし、仕切りパネル側端には凹溝
    を形成してコ型形状の受け金具を設け、正面パネル面に
    コ型形状の嵌入金具を取り付けし、正面パネルを上方
    へ持ち上げることなく該受け金具に嵌入金具を嵌入して
    噛み合わせることで仕切りパネルと正面パネルを互いに
    連結し、上記受け金具又は嵌入金具の少なくとも何れか
    を板バネとしたことを特徴とするトイレブース。
  3. 【請求項3】 壁面に対して仕切りパネルを垂直に据え
    付けし、該仕切りパネルの先端には正面パネルを垂直に
    配置し、そして正面パネル間にはドアパネルを取り付け
    しているトイレブースにおいて、上記仕切りパネルを天
    井まで延ばし、仕切りパネル側端には凹溝を形成して
    型形状の受け金具を設け、正面パネル面にはコ型形状の
    嵌入金具を取り付けし、正面パネルを上方へ持ち上げる
    ことなく該受け金具に嵌入金具を嵌入して噛み合わせる
    ことで仕切りパネルと正面パネルを互いに連結し、上記
    受け金具又は嵌入金具の少なくとも何れかを板バネとし
    たことを特徴とするトイレブース。
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