JP3364275B2 - 状態一致制御方法 - Google Patents

状態一致制御方法

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JP3364275B2 JP12422193A JP12422193A JP3364275B2 JP 3364275 B2 JP3364275 B2 JP 3364275B2 JP 12422193 A JP12422193 A JP 12422193A JP 12422193 A JP12422193 A JP 12422193A JP 3364275 B2 JP3364275 B2 JP 3364275B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、状態一致制御方法に係
り、特に、確実な系切り替えを保証するために、現用系
や予備系などのシステムの状態を示す情報を装置間で常
に一致させるための状態一致制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の情報処理システムの一例
を示す。
【0003】同図に示す情報処理システムは、二重化さ
れた情報処理システム100(装置番号0の装置を0系
装置とする)、101(装置番号の1の装置を1系装置
とする)があり、それぞれのシステムには、緊急制御
(EMA)回路10が設けられている。EMA回路10
内には、現用系表示機能として、EMAステート11と
いう2値をとる(0、1)のローテーションカウンタが
設けられている。EMAステート11は、障害時にソフ
トウェアもハードウェアも正常に動作する保証がないた
め、EMA回路10だけをハードコアとして系切り替え
を実行し、高信頼化のため外部インタフェースの最小化
と極力簡単な回路構成で系切り替えの実行を行う。
【0004】ソフトウェアは、EMAステート11の値
によって現用装置を決定する。EMAステート11は両
装置とも同じ値をとり、EMAステート11で示した系
と同じ装置番号の装置が現用系となり、EMAステート
で示した系と異なる装置番号の装置が予備系となる。表
1に、EMAステートと装置番号の関係を示す。
【0005】
【表1】
【0006】上記の表が示すように、EMAステートが
“0”、装置番号が“0”、または、EMAステートが
“1”であり、装置番号が“1”のようにEMAステー
トと装置番号が同じであれば、システム状態は現用系で
あり、EMAステートが“1”、装置番号が“0”、ま
たは、EMAステートが“0”、装置番号が“1”のよ
うに、EMAステートと装置番号が異なっていれば、シ
ステム状態は予備系である。
【0007】なお、上記の系の状態が変化する主な契機
としては系の切り替えがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法において、ソフトウェアはEMAステート11
の値で現用系か予備系かを決定しているため、EMAス
テートの値は、現用系、予備系で一致制御する必要があ
る。ところが実際には、EMA回路10の一時的な故障
や電気的なノイズのため、EMAステートは両系共に不
一致になる場合がある。この時、系切り替えを実行しよ
うとしても、両系が現用系や予備系になり、システムダ
ウンとなることがある。
【0009】これを回避するために、図10に示す従来
のシステムでは、電源投入時などにリセット回路13に
よりEMAステート11を無条件に両系とも“0”に設
定していたが、システムの信頼性上“0”に設定する契
機が、故障の発生頻度により少なかったため、システム
ダウンとなった事例もある。
【0010】EMAステート両系不一致を回避するため
に、EMAステート11値の二重照合等の高信頼化手法
も考えられるが、二重照合を行うためには、ハード量が
2倍になるため、システムの設計思想としてハードコア
となるEMA回路10の故障率をできるだけ低くすると
いう条件を満たさないため、実際のシステムには適用し
ていない。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、系切り替え等により、
系の状態が変化する度にEMAステートを現用系から予
備系に合わせ込むことで両系のEMAステートを一致制
御することができる状態一致制御方法を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の状態一致制御方
法は、一方が現用系、他方が予備系として待機する二重
化されている情報処理装置内に、現用系で起動すべき系
を表示する現用系表示手段を含む情報処理システムにお
いて、系の切り替え要求信号の入力を契機に一方の現用
系表示手段の情報で他方の現用系表示手段を書換える。
【0013】また、本発明の状態一致制御方法は、一方
が現用系、他方が予備系として待機する二重化された情
報処理装置内に、現用系で起動すべき系を表示する現用
系表示手段を含む情報処理システムにおいて、系の切り
替え要求信号の入力を契機に、予め設定したタイミング
で一方の現用系表示手段の情報で他方の現用系表示手段
を書き換える。
【0014】また、本発明の状態一致制御方法は、1台
のマスタ装置とm台のスレーブ装置で構成されている1
+m台の情報処理装置内に、マスタ装置で起動すべき装
置を表示するマスタ表示手段を含む情報処理システムに
おいて、装置の切り替え要求信号の入力を契機に、系の
状態が変化する度に、現用系・予備系であることを示す
現用系表示手段の情報を現用系から予備系に対してオー
バーライトする状態合わせ込み手段により、マスタ装置
のマスタ表示手段の情報でm台のスレーブ装置のマスタ
装置表示手段の情報にオーバライトする。
【0015】また、本発明の状態一致制御方法は、1台
のマスタ装置とm台のスレーブ装置で構成されている1
+m台の情報処理装置内に、マスタ装置で起動すべき装
置を表示するマスタ表示手段を有する情報処理システム
において、装置の切り替え要求信号の入力を契機に、予
め設定したタイミングで、マスタ装置のマスタ表示手段
の情報をm台のスレーブ装置のマスタ装置表示手段の情
報にオーバーライトする。
【0016】
【作用】本発明は、系切り替え等により、系の状態が変
化する度に現用系・予備系であることを示す現用系表示
手段の情報を現用系から予備系に対してオーバーライト
することにより、両者の内容に合わせ込むことで、両系
で状態が一致する制御ができる。
【0017】また、予備系及び現用系の系の切り替え等
のみならず、マスタ装置からスレーブ装置に切り替える
場合にも上記の方法を適用させることにより、マスタ装
置及びスレーブ装置の状態を一致させて制御することが
できる。
【0018】さらに、装置毎にタイミングを別々に設定
しておくことにより両系が同時に系状態の変更要求が発
生しても両系とも現用系、または、予備系となることが
なく、システムダウンを回避できる。
【0019】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0020】〈第1の実施例〉図1は、本発明の第1の
実施例の装置構成を示す。
【0021】同図の装置構成は、0系装置200と1系
装置201よりなり、各装置200、201にはそれぞ
れ、系切り替え要求及び装置番号が入力され、EMAス
テート値、及びEMAステート合わせ込み指示信号を出
力するEMA回路10を有する。
【0022】例として、0系装置200が現用系、1系
装置系装置が予備系の場合を以下に示す。即ち、二重化
された装置は、それぞれ合わせ込み機能をもっており、
0系装置200のEMA回路10に系切り替え要求が入
力されたのを契機に、現用系の情報を予備系の情報に合
わせ込む。これにより、0系装置200は、1系装置2
01へEMAステート合わせ込み指示信号を送出し、さ
らにEMA回路10により1系装置201に対して書き
換えるべきEMAステート値を送出する。0系装置20
0よりEMAステート値を受け取った1系装置201は
その値でEMAステートを書き換える。
【0023】図2は、本発明の第1の実施例のEMA回
路の構成を示す。
【0024】EMA回路10には、EMAステート1
1、制御回路501、セレクタ502から構成され、E
MAステート11を予備系の合わせ込み機能とする(予
備系から現用系に合わせ込む方法でもよい)。
【0025】同図に示す動作は図1に示す0系装置20
0(現用系)の情報を1系装置201(予備系)の情報
に合わせる処理を示す。
【0026】0系装置200に外部から系切り替え要求
信号が制御装置501に入力されると、0系装置200
は、EMAステート11の値を+1する。外部から入力
された装置番号とEMAステート11の値が一致してい
れば、1系装置201にEMAステート合わせ込み指示
信号f’とEMAステート11の情報k’を送出する。
【0027】1系装置201は、0系装置200からE
MAステート合わせ込み指示信号fが入力されると、1
系装置201の制御回路501は、0系装置200から
送出されたEMAステート情報kをEMAステート11
に書き込むためのライト信号WをEMAステート11に
送出する。
【0028】但し、装置番号とEMAステート11はソ
フトウェア障害による書換えを防止するために、ソフト
ウェアで書換えは許容しない。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
【0030】図3は、本発明の第1の実施例の動作のシ
ーケンスチャートを示す。
【0031】同図に示す動作は、0系装置(現用系の装
置)200のEMAステートの情報を1系装置(予備系
の装置)201のEMAステートの情報に合わせ込む処
理を示す。
【0032】障害発生やシステムの定期切り替えを契機
として系切り替え要求が外部より0系装置のEMA回路
10に入力されると(ステップ1)、0系装置のEMA
回路10は、EMAステート値を+1することでEMA
ステート11の値を更新する(ステップ2)。外部から
装置番号が0系装置に入力される(ステップ3)。この
装置番号と更新したEMAステート11の値がが一致し
ていれば、その装置は、次の立ち上がり系(現用系)で
あると判断する。例えば、装置番号が“1”で、更新さ
れたEMAステート11が“1”であれば、この系は現
用系である。ここで、0系装置は、EMAステート合わ
せ込み指示信号と自EMAステートを1系装置に送出す
る(ステップ5、6)。1系装置は、0系装置より入力
されたEMAステート情報をEMAステート11にオー
バーライトすることで、EMAステートを合わせ込み、
処理を終了する(ステップ7)。
【0033】本実施例では、系の変更契機に合わせ込み
を行ったが、系変更時以外の正常切り替え(ソフトが定
期的にシステムを切り替える)でも周期的に合わせ込み
信号を送出すると、更に信頼性が向上する。
【0034】また、本実施例では、EMAステートと装
置番号が一致している場合を現用系としたが、不一致の
場合を現用系としてもよい。
【0035】〈第2の実施例〉次に本発明の第2の実施
例について説明する。
【0036】本実施例は、両系同時に電源投入などの系
状態の変更要求が発生することによる両系現用系や両系
予備状態によるシステムダウンを回避するために、第1
の実施例の合わせ込みのタイミングを装置毎に変えた場
合について説明する。
【0037】図4は、本発明の第2の実施例のEMA回
路の構成を示す。
【0038】同図は、図2の制御回路501の次段にタ
イマ510を追加したものである。0系装置のタイマ5
10の値は0秒であり、1系装置のタイマ510の値
は、t(t>0)秒とする。
【0039】本実施例は、第1の実施例と同様に、EM
Aステート11は、ソフトウェアの障害による書換えを
防止するため、ソフトウェアでの書換えは許容しない。
【0040】図5は、本発明の第2の実施例のEMA回
路の動作のシーケンスチャートである。
【0041】0系装置に障害発生やシステムの定期切り
替えを契機に系切り替え要求が入力され(ステップ20
1)、0系装置は、EMAステート11を更新する(ス
テップ202)。0系装置に装置番号が入力され(ステ
ップ203)、装置番号と更新したEMAステート11
が一致していれば、その装置は次の立ち上がり系(現用
系)と判断する(ステップ204)。但し、タイマt=
0であるので直ちに、EMAステート合わせ込み指示信
号f’、及びEMAステート情報k’を1系装置に送出
する(ステップ205、206)。1系装置は0系装置
から受け取ったEMAステート情報を自EMAステート
11にオーバーライトする(ステップ207)。
【0042】上記の例では、EMAステート合わせ込み
指示信号を0系装置から1系装置に送出しているので、
タイマが0秒にセットされているため、直ちに1系装置
に送出したが、1系装置から0系装置に送出する場合に
は、タイマがt>0にセットされているので、t秒間E
MAステート合わせ込み指示信号の送出を待機する。本
実施例では、系の変更契機に合わせ込みを行う例を説明
したが、系変更時以外でも、周期的に合わせ込み信号を
送出すると、さらに信頼性が向上する。
【0043】〈第3の実施例〉次に本発明の第3の実施
例について説明する。
【0044】上記第2の実施例において、系の変更契機
を切り替えだけでなく、電源投入時、障害切り替え抑止
解除時、IPL時など実際のシステムに即したポイント
で状態一致制御を行い、よりシステムの高信頼化を図る
ための例を示す。
【0045】図6は本発明の第3の実施例のEMA回路
の構成を示す。
【0046】系の変更契機としては、正常時に予備系の
故障を検出するための定期切り替え(a)、WDTオー
バーフローなどにより装置障害が発生したための障害切
り替え(b)、自系装置と他系装置の障害切り替えの解
除(c)、IPL(d)、電源投入(e)がある。セレ
クタ502には、他系からの合わせ込み(k)、自系が
立ち上がり系となるようなEMAステートを設定する
(p)、他系が立ち上がり系となるようEMAステート
を設定する(q)、EMAステートを+1する(r)と
いう入力がある。セレクタ502の出力は、制御回路5
01からのセレクタ信号jにより、EMAステートへの
出力を規定する。これらの対応を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】このとき、第1の実施例、第2の実施例で
示したように、装置番号とEMAステート11の値が一
致していれば、新現用系となり、第2の実施例で示した
ように、装置番号によってタイマ510に設定してある
合わせ込みのタイミングを経たのち、EMAステートの
合わせ込みを行う(0系ならば、すぐに合わせ込み、1
系ならば、t系ならば、t秒後に合わせ込む)。他系か
らの合わせ込み指示信号が制御回路501に入力した場
合、その値をEMAステート11にライト信号(w)を
出力し、ライトする。
【0049】〈第4の実施例〉次に、本発明の第4の実
施例について説明する。本実施例は、n重化(n>2)
システムへ展開した場合を示す。
【0050】図7は、本発明の第4の実施例の装置構成
を示す図である。
【0051】同図に示す構成は、マスタ装置300、ス
レーブ装置301、302、303から構成される。こ
れらの装置には、第1の実施例と同様に、EMA回路1
0がそれぞれの装置に設置されている。それぞれの装置
の装置番号は、“00”、“01”、“10”、“1
1”とする。EMAステートは2ビット用意し、“0
0”、“01”、“10”、“11”のローテーション
カウンタとする。
【0052】第1の実施例と同様に、EMAステート1
1は、ソフトウェア障害による書換えを防止するため、
ソフトウェアでの書換えは許容しない。
【0053】図8は本発明の第4の実施例の動作を示す
シーケンスチャートである。
【0054】定期切り替え等の切り替え要求信号がマス
タ装置300に送出されると(ステップ301)、マス
タ装置300は自EMAステートを更新すると同時に
(ステップ302)、スレーブ装置301、302、3
03にEMAステートの更新要求を送出する(ステップ
303)。外部より装置番号が入力される(ステップ3
04)。ここで、装置番号と更新したEMAステート1
1が一致していれば、新マスタ装置と判断し(ステップ
305)、マスタ装置300は、EMAステート合わせ
込み指示信号と、EMAステート情報をスレーブ装置3
01、302、303の各々に送出する(ステップ30
6、307)。各スレーブ装置301、302、303
はマスタ装置から送出されたEMAステート情報をEM
Aステート11にオーバーライトする。これにより、マ
スタ装置300のEMAステートのスレーブ装置のEM
Aステートに合わせ込み、処理を終了する(ステップ3
08)。
【0055】本実施例では、定期切り替え等の切り替え
要求が外部からEMA回路に送出された場合に、合わせ
込みを行ったが、系切り替え要求送出自以外でも、周期
的に合わせ込み信号を送出すると、更に信頼性が向上す
る。
【0056】〈第5の実施例〉次に本発明の第5の実施
例について説明する。
【0057】本実施例は、全ての装置同時に系切り替え
要求送出などが発生することによる2つ以上の装置がマ
スタ装置となったり、全ての装置がスレーブ装置になる
ことによるシステムダウンを回避するために、上記第4
の実施例の合わせ込みのタイミングをタイマを用いて装
置毎に変えた場合を示す。
【0058】本実施例の構成は、図7同様であり、EM
A回路は図4の構成の回路を使用する。装置番号“0
0”のタイマ510の値は0秒であり、装置番号“0
1”のタイマ510の値は1秒、装置番号“10”のタ
イマ510の値はt2秒、装置番号“11”のタイマ5
10の値はt3秒とする(t3>t2>t1>0)。第
1の実施例と同様に、EMAステート11は、ソフトウ
ェア障害による書換えを防止するため、ソフトウェアで
の書換えは許容しない。
【0059】図9は、本発明の第5の実施例の動作のフ
ローチャートである。
【0060】定期切り替え等の切り替え要求がマスタ装
置300に送出されると、マスタ装置300は自EMA
ステートを更新すると同時に、スレーブ装置301、3
02、303にEMAステートの更新要求を送出する
(ステップ501、502)。装置番号と更新したEM
Aステート11が一致していれば、新マスタ装置と判断
し、自装置の装置番号が“00”ならば、自EMAステ
ートをスレーブ装置にオーバーライトする。自装置の装
置番号が“01”ならば、t1秒後に、装置番号が“1
0”ならば、t2秒後に、装置番号が“11”ならば、
t3秒後に、それぞれ自EMAステートをスレーブ装置
にオーバーライトする。これにより、マスタ装置300
のEMAステートをスレーブ装置のEMAステートに合
わせ込み、そして処理を終了する(ステップ504、5
05、506、507、508、509、510、51
1)。装置番号とEMAステート11が一致していなけ
れば、終了する(ステップ503、511)。
【0061】本実施例では、定期切り替え等の切り替え
要求が外部からEMA回路に送出された場合に、合わせ
込みを行ったが、系切り替え要求送出時以外でも周期的
に合わせ込み信号を送出するとさらに、信頼性が向上す
る。
【0062】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、少ないハ
ードウェア量で、ソフトウェアが現用系を決定するEM
Aステートの値は両系で一致制御できるため、一時的な
故障や電気的なノイズのため、EMAステートが一致制
御できなくとも、システムダウンになることなく処理を
続行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の装置構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例のEMA回路の構成図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例のシーケンスチャートで
ある。
【図4】本発明の第2の実施例のEMA回路の構成図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施例のEMA回路動作のシー
ケンスチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例のEMA回路の構成図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施例の装置構成図である。
【図8】本発明の第4の実施例の動作のシーケンスチャ
ートである。
【図9】本発明の第5の実施例の動作のフローチャート
である。
【図10】従来の情報処理システムの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 EMA回路 11 EMAステート 13 リセット回路 200 0系装置 201 1系装置 300 マスタ装置 301,302,303 スレーブ装置 501 制御回路 502 セレクタ 503 選択信号 504 ライト信号 510 タイマ 520 他系へのEMAステート合わせ込み指示信号 530 EMAステート信号 m 更新されたEMAステート値 k 他系へ送出するEMAステート k’他系から入力されたEMAステート f 他系からのEMAステート合わせ込み指示信号 f’他系へのEMAステート合わせ込み指示信号 h 装置番号 i 系切り替え要求 j セレクタ入力信号 p 自系が立ち上げ系となるEMAステート値 q 他系が立ち上げ系となるEMAステート値 w ライト信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−50659(JP,A) 特開 平1−70836(JP,A) 特開 平1−273138(JP,A) 特開 平1−273139(JP,A) 特開 平1−273140(JP,A) 今田美幸、他3名,系切り替え制御方 式の検討,電子通信学会技術研究報告 (SSE93−22),日本,電子情報通信 学会,1993年5月28日,Vol.93 N o.72,p.43−48 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/16 - 11/20 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が現用系、他方が予備系として待機
    する二重化された情報処理装置の各装置内に現用系とし
    起動すべき系を表示する現用系表示手段を含む情報
    システムにおいて、 系の状態変化を契機に、一方の現用系表示手段の情報
    他方の現用系表示手段にオーバーライトするとともに、
    前記オーバーライトのタイミングを、各装置で異ならせ
    ことを特徴とする状態一致制御方法。
  2. 【請求項2】 1台のマスタ装置とm台のスレーブ装置
    で構成されている1+m台の情報処理装置の各装置内に
    マスタ装置として起動すべき装置を表示するマスタ表示
    手段を有する情報処理システムにおいて、 装置の切り替え要求信号の入力を契機に、該マスタ装置
    のマスタ表示手段の情報m台のスレーブ装置のマスタ
    表示手段にオーバーライトするとともに、前記オーバー
    ライトのタイミングを、各装置で異ならせることを特徴
    とする状態一致制御方法。
JP12422193A 1993-05-26 1993-05-26 状態一致制御方法 Expired - Lifetime JP3364275B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
今田美幸、他3名,系切り替え制御方式の検討,電子通信学会技術研究報告(SSE93−22),日本,電子情報通信学会,1993年5月28日,Vol.93 No.72,p.43−48

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