JP2000231491A - 二重化マイクロプロセッサシステム - Google Patents

二重化マイクロプロセッサシステム

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JP2000231491A
JP2000231491A JP11034299A JP3429999A JP2000231491A JP 2000231491 A JP2000231491 A JP 2000231491A JP 11034299 A JP11034299 A JP 11034299A JP 3429999 A JP3429999 A JP 3429999A JP 2000231491 A JP2000231491 A JP 2000231491A
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program
microprocessor system
memory
standby
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Hideki Nakamura
秀樹 中村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】現用系の動作に影響を与えないで、遠隔地から
新しいプログラムをダウンロードすること。 【解決手段】上位装置との間の通信を行う通信回路10
と、プログラムを格納しプロセッサにより実行される二
重化されたプログラムメモリ12、13と、メモリ切替
回路14と、変数エリアであるメモリ15から構成され
る二重化マイクロプロセッサシステムであり、マイクロ
プロセッサシステムA1及びB2は、それぞれ現用系又
は予備系として動作し、状況に応じて、プログラムメモ
リの現用予備切替を行ったり、又はマイクロプロセッサ
システム自体の現用予備切替を行ったりすることによ
り、切替に要する時間をより短くする。また、何らかの
障害があった場合には、障害に対応する適切な切替を行
い、システムをダウンさせることなく、プログラム切替
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サシステム、特に現用及び予備用の2つのマイクロプロ
セッサを有する二重化マイクロプロセッサシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサシステムの動作の信
頼性を向上する為の手段として二重化マイクロプロセッ
サシステムが提案され、広く実用化されている。斯る二
重化マイクロプロセッサシステムには、いくつかの方式
が提案されている。
【0003】例えば、特開平9−258976号公報の
「ROM切替制御回路」には、メモリを二重化し、予備
側のメモリに新しいプログラムをダウンロードし、現用
の動作に影響を与えることなくプログラムの切替を可能
にしている。即ち、図3に示す如く、マイクロプロセッ
サ101は、メモリ切替回路104を介してプログラム
メモリA102とプログラムメモリB103に接続され
る。
【0004】マイクロプロセッサ101とメモリ切替回
路104間は、バス112で相互接続されると共に前者
から後者に信号線111を介してメモリ切替信号が出力
される。
【0005】また、メモリ切替回路104とプログラム
メモリA、B、102、103間は、夫々メモリバス
A、B、113、114を介して相互接続される。更
に、バス112には、通信回線110に接続された通信
回路100及び変数メモリ105が接続されている。
【0006】斯る構成のROM切替制御回路では、通信
回路100からバス112を介して、遠隔制御により、
マイクロプロセッサ101がメモリ切替信号を発生し
て、メモリ切替回路104を動作させ、プログラムメモ
リA102又はプログラムメモリB103のプログラム
をマイクロプロセッサ101にダウンロードする。
【0007】また、特開平4−172534号公報の
「情報処理装置」は、図4に示す構成を有する。即ち、
通信回線210に接続された1対のマイクロプロセッサ
システムA及びBを有する。各マイクロプロセッサシス
テムA/Bは、マイクロプロセッサ201、通信回路2
00、プログラムメモリ202及び変数メモリ203を
含んでいる。これら各構成要素200〜203間はバス
213を介して相互接続されている。また、両マイクロ
プロセッサシステムA/B間は、信号線211、212
で相互に接続される。この情報処理装置では、通信回線
210からの制御信号により、通信回路200を介し
て、マイクロプロセッサシステムA/Bの現用側から予
備側に新しいプログラムをダウンロードし、現用システ
ムの動作に影響を与えることなくプログラムの切替を可
能にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図3に示し且つ上述し
た従来技術の場合には、プログラムメモリを二重化して
いる為に、遠隔地からプログラムをダウンロードして新
しいプログラムに切替可能であるが、共通部分であるマ
イクロプロセッサ等に障害があった場合、システムダウ
ンとなり、システムの信頼性が低いという課題があっ
た。
【0009】また、図4に示し且つ上述した従来技術の
場合には、システムの信頼性を上げる為にマイクロプロ
セッサシステムを二重化している。しかし、各マイクロ
プロセッサシステムA/Bには、プログラムメモリが1
面しかないので、片方のマイクロプロセッサA又はBで
障害が生じてダウンした際には、新しいプログラムにア
ップデート(更新)することができないという課題があ
った。
【0010】本発明の目的は、上述した従来技術の課題
を解決するものであり、上位装置からのプログラムのダ
ウンロードが可能な二重化マイクロプロセッサシステム
であって、片系が障害の場合でも、プログラムの変更等
の日常的に起り得る最低限のオペレーション手段を確保
し、システム全体の信頼性及び保守性を改善可能にする
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による二重化マイクロプロセッサシステム
は、次のような特徴的な構成を採用している。
【0012】(1)通信回線を介して上位装置により監
視及び制御される2個のマイクロプロセッサシステムを
有し、該各マイクロプロセッサシステムにはマイクロプ
ロセッサ、プログラムメモリ及び通信回路を含む二重化
マイクロプロセッサシステムにおいて、前記プログラム
メモリはプログラムメモリA及びプログラムメモリBの
2個のプログラムメモリを有し、該2個のプログラムメ
モリはメモリ切替回路により前記各マイクロプロセッサ
システム内の前記マイクロプロセッサからの切替信号で
切替選択されることを特徴とする二重化マイクロプロセ
ッサシステム。
【0013】(2)前記2個のマイクロプロセッサシス
テム内の前記マイクロプロセッサ間にはアラーム信号及
びオンライン信号が送受される上記(1)の二重化マイ
クロプロセッサシステム。
【0014】(3)前記両マイクロプロセッサシステム
内の前記マイクロプロセッサ、通信回路及びメモリ切替
回路は、相互に内部バスにて接続されている上記(1)
又は(2)の二重化マイクロプロセッサシステム。
【0015】(4)前記両マイクロプロセッサシステム
内の前記プログラムメモリ間は、外部バス及び前記メモ
リ切替回路を介して相互接続されている上記(1)、
(2)又は(3)の二重化マイクロプロセッサシステ
ム。
【0016】(5)前記両マイクロプロセッサシステム
の前記メモリ切替回路間には外部メモリ切替信号が入力
される上記(1)、(2)、(3)又は(4)の二重化
マイクロプロセッサシステム。
【0017】(6)前記2個のマイクロプロセッサシス
テムの一方が現用系で、他方が予備系として動作し、前
記上位装置が新しいプログラムをダウンロードしてきた
場合には、前記現用系マイクロプロセッサシステム及び
前記予備系マイクロプロセッサシステムの予備系プログ
ラムメモリに前記新しいプログラムを書き込む上記
(1)の二重化マイクロプロセッサシステム。
【0018】(7)前記現用系から予備系マイクロプロ
セッサシステムに切替えられると、前記予備系マイクロ
プロセッサシステムが新しいプログラムで定常処理に入
った後、前記現用系マイクロプロセッサシステムを予備
系とする上記(6)の二重化マイクロプロセッサシステ
ム。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による二重化マイク
ロプロセッサシステムの好適実施形態例を添付図、特に
図1及び図2を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明による二重化マイクロプロ
セッサシステムの好適実施形態例のブロック図である。
この特定実施形態の二重化マイクロプロセッサシステム
は、マイクロプロセッサシステムA1とマイクロプロセ
ッサシステムB2とにより構成される。各マイクロプロ
セッサシステム1、2は、同一構成であるので、マイク
ロプロセッサシステム1のみ詳細構成を示す。
【0021】各マイクロプロセッサシステムA/B1、
2は、通信回線20に接続された通信回路10、マイク
ロプロセッサ11、プログラムメモリA12、プログラ
ムメモリB13、メモリ切替回路14及び変数メモリ1
5を有する。通信回路10、変数メモリ15、マイクロ
プロセッサシステム11及びメモリ切替回路14間は、
内部バス25により相互接続されている。両マイクロプ
ロセッサシステムA及びB1、2のメモリ切替回路14
間は、外部バス26で相互接続されていると共に外部メ
モリ切替信号22を有する。
【0022】メモリ切替回路14とプログラムメモリ
A、B12、13間は、夫々メモリバスA27及びメモ
リバスB28により相互接続されている。また、マイク
ロプロセッサ11は、メモリ切替回路14に、内部メモ
リ切替信号21を出力する。更に、両マイクロプロセッ
サシステムA、B1、2のマイクロプロセッサ11間に
は、アラーム信号23及びオンライン信号24が送受さ
れる。
【0023】次に、両マイクロプロセッサシステムA、
B1、2は、相互に相手マイクロプロセッサシステム
B、A、2、1のアラーム信号23及びオンライン信号
24を監視する。現用系マイクロプロセッサシステム1
(又は2)のアラーム信号23がオンになったとき、又
はオンライン信号24がオフになったとき、予備系マイ
クロプロセッサシステム2(又は1)は現用系として立
上がることができる。
【0024】また、両マイクロプロセッサシステム1、
2の内部バス25は、相互にマイクロプロセッサシステ
ムのメモリ切替回路14に外部バス26として接続され
ている。そこで、お互いのマイクロプロセッサシステム
1、2に搭載されている予備系のプログラムメモリ側に
アクセス可能であるが、現用系マイクロプロセッサシス
テムのみ、予備系マイクロプロセッサシステムに搭載さ
れている予備系プログラムメモリにアクセスする権利を
有する。
【0025】上位装置(図示せず)から、通信回線20
を介して、新しいプログラムがダウンロードされてきた
際には、現用系マイクロプロセッサシステムは、自マイ
クロプロセッサシステム及び予備系マイクロプロセッサ
システムに搭載された予備系プログラムメモリに、新し
いプログラムを書き込む。
【0026】また、現用系マイクロプロセッサシステム
は、自マイクロプロセッサシステムのプログラムメモリ
の現用/予備切替ができるのみでなく、予備系マイクロ
プロセッサシステムに搭載されているメモリ切替回路1
4に、外部メモリ切替信号22を介して指示を出し、予
備系マイクロプロセッサシステムに搭載されたプログラ
ムメモリの現用/予備切替を行うことができる。
【0027】次に、図1の二重化マイクロプロセッサシ
ステムの動作を説明する。これらマイクロプロセッサシ
ステム1、2の現用/予備切替は、上述のとおりお互い
のアラーム信号23及びオンライン信号を監視すること
により行われる。即ち、現用系マイクロプロセッサシス
テム1(又は2)が、アラーム信号23をオンにしたと
き及びオンライン信号24をオフにしたとき、予備系マ
イクロプロセッサシステム2(又は1)は、現用系とし
て立上がる。
【0028】また逆に、予備系マイクロプロセッサシス
テムがアラーム信号23をオンにしても、現用/予備切
替は発動されない。加えて、本発明による二重化マイク
ロプロセッサシステムでは、上位装置が通信回線20を
介して、現用系マイクロプロセッサシステムに対して、
マイクロプロセッサシステムの現用/予備切替を指示す
ることもできる。
【0029】即ち、現用系マイクロプロセッサシステム
は、上位装置から現用/予備切替の指示を受けると、自
分のオンライン信号24をオフにする。この動作によ
り、予備系マイクロプロセッサシステムは、自分が現用
系として立上がる。
【0030】一方、本発明による二重化マイクロプロセ
ッサシステムにおけるプログラムメモリの現用/予備切
替は、上位装置からの指示により発動される。即ち、現
用系マイクロプロセッサシステムは、上位装置からの指
示により、予備系マイクロプロセッサシステムのプログ
ラムメモリの現用/予備切替及び自マイクロプロセッサ
システムのプログラムメモリの現用/予備切替を行うこ
とができる。加えて、現用系マイクロプロセッサシステ
ムは、自マイクロプロセッサシステムが予備系マイクロ
プロセッサシステムに搭載されたプログラムメモリの現
用/予備切替を行うことができる。このプログラムメモ
リの現用/予備切替手順は、図2のフローチャートを参
照して詳細に説明する。
【0031】図2に示す如く、上位装置が新しいプログ
ラムをダウンロードしてきたら、現用系マイクロプロセ
ッサシステムは、そのプログラムを自(即ち現用)マイ
クロプロセッサシステム及び予備系マイクロプロセッサ
システムの予備系プログラムメモリに書き込む。図2に
示す如く、現用系マイクロプロセッサシステムは、上位
装置からプログラム切替指示を受信したら、自マイクロ
プロセッサシステム及び予備系マイクロプロセッサシス
テムの状況に応じたプログラムメモリの現用/予備切替
を行う。
【0032】即ち、両マイクロプロセッサシステム1、
2共に正常な場合には、現用系マイクロプロセッサシス
テム1(又は2)は、予備系マイクロプロセッサシステ
ム2(又は1)に搭載された、メモリ切替回路14に指
示を与え、先ず予備系マイクロプロセッサシステム2
(又は1)のプログラムメモリ12、13の現用/予備
切替を行う。これにより、予備系マイクロプロセッサシ
ステム2(又は1)が新しいプログラムで動作し始め
る。予備系マイクロプロセッサシステム2(又は1)の
イニシャル(初期化)処理が終了し、正常処理に入った
ならば、現用系マイクロプロセッサシステム1(又は
2)は、オンライン信号をオフにする。
【0033】予備系マイクロプロセッサシステム2(又
は1)は、現用系マイクロプロセッサシステム1(又は
2)のオンライン信号24がオフになったのを認識し、
それが今度は現用系として立上がる。他方、オンライン
信号24をオフにし、予備系となったマイクロプロセッ
サシステム1(又は2)は、他方のマイクロプロセッサ
システム2(又は1)が現用系となったことを認識する
と、自分でメモリ切替回路14を制御し、プログラムメ
モリ12、13の現用/予備切替を行い、新しいプログ
ラムで立上がる。
【0034】一方、予備系マイクロプロセッサシステム
が障害でダウンしている場合には、現用系マイクロプロ
セッサシステムは、それに搭載されているメモリ切替回
路14に指示を与え、そのマイクロプロセッサシステム
のみ、プログラムメモリ12、13の現用/予備切替を
行うことにより、新しいプログラムで動作を始める。
【0035】以上説明したマイクロプロセッサシステム
1、2のプログラムメモリ12、13の現用/予備系切
替手順を図2を参照して、少し詳しく説明する。現用系
動作(ステップS0)と予備系動作(ステップS80)
がある。
【0036】先ず、現用系動作であるステップS1−S
13を説明する。ステップS1は、定常処理であり、ス
テップS2で通信回路10を介する上位装置からのプロ
グラム切替指示受信状況チェックを行う。ステップS3
で、プログラム切替指示を受信したか否か判断する。受
信がない場合(NO)には、ステップS1へ戻る。受信
があった場合(YES)には、ステップS4で、予備系
マイクロプロセッサシステム2(又は1)の状況チェッ
クを行う。ステップS5で正常か否か判断し、正常でな
い場合(NO)には、ステップS6で自マイクロプロセ
ッサシステム1(又は2)のプログラムメモリ12、1
3の現用/予備切替を行い、ステップS7で現用系マイ
クロプロセッサシステム1(又は2)のイニシャル処理
を行い、ステップS1へ戻る。正常であれば(YE
S)、ステップS8へ移行する。
【0037】ステップS8では、予備系マイクロプロセ
ッサシステム2(又は1)のプログラムメモリ12、1
3の現用/予備系切替を行う。次に、ステップS9で、
予備系マイクロプロセッサシステム2(又は1)のイニ
シャル処理が終了するまで待機する。ステップS10
で、このイニシャル処理が終了したか否か判断する。イ
ニシャル処理が終了しない場合(NO)には、ステップ
S9へ戻り、イニシャル処理の終了まで待機する。イニ
シャル処理が終了した場合(YES)には、ステップS
11へ進み、自(現用系)マイクロプロセッサシステム
1(又は2)のオンライン信号24をオフとする。次
に、ステップS12で、自システムのプログラムメモリ
12、13の現用/予備切替を行う。ステップS13
で、予備系システムのイニシャル処理を行う。
【0038】次に、予備系動作ステップS80を説明す
る。ステップS81で、現用系マイクロプロセッサシス
テムからプログラムメモリ12、13の現用/予備切替
を行う。ステップS82で、予備系マイクロプロセッサ
システムのイニシャル処理を行う。ステップS83で定
常処理を行う。続いて、ステップS84で、他方、即ち
現用系マイクロプロセッサシステムの状況チェックを行
う。ステップS85でアラーム信号23がオンか否か判
断する。
【0039】アラーム信号23がオンであれば(YE
S)、ステップS87へ進む。アラーム信号23がオン
でなければ(NO)、ステップS86へ進み、オンライ
ン信号24がオンか否か判断する。オンライン信号24
がオンのとき(YES)、ステップS83の定常処理へ
戻る。オンライン信号24がオンでなければ(NO)、
ステップS87へ進み、予備系マイクロプロセッサシス
テムを現用系マイクロプロセッサシステムとして立上
げ、以後現用系動作を行う。
【0040】以上、本発明による二重化マイクロプロセ
ッサシステムの好適実施形態例を説明したが、これは単
なる例示にすぎず、特定用途に応じて種々の変形変更が
可能であること勿論である。
【0041】
【発明の効果】上述の説明から理解されるが如く、本発
明の二重化マイクロプロセッサシステムによると、各マ
イクロプロセッサシステムのプログラムメモリを二重化
することにより、定常的な処理を停止することなく、リ
モートでのプログラムのダウンロード及びプログラムの
切替が可能となる。
【0042】また、マイクロプロセッサシステム自体が
二重化されていることにより、システムとしての信頼性
が向上する。
【0043】更に、マイクロプロセッサシステムの二重
化により、一方のマイクロプロセッサシステムの障害に
よるダウンの際にも、プログラムの更新ができ、機器と
しての信頼性のみならず、ソフトウェアを含めたシステ
ムの信頼性及び保守性が大幅に向上する。特に、遠隔地
に設けられた通信装置等に適用した場合には、実用上の
効果が顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二重化マイクロプロセッサシステ
ムの好適実施形態例のブロック図である。
【図2】図1における二重化マイクロプロセッサシステ
ムのプログラム切替手順を示すフローチャートである。
【図3】二重化プログラムメモリを有する従来のマイク
ロプロセッサシステムのブロック図である。
【図4】二重化マイクロプロセッサシステムの従来例の
ブロック図である。
【符号の説明】
2. マイクロプロセッサシステム 10 通信回路 11 マイクロプロセッサ 12 プログラムメモリA 13 プログラムメモリB 14 メモリ切替回路 20 通信回路 21、22 メモリ切替信号 23 アラーム信号 24 オンライン信号 25 内部バス 26 外部バス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して上位装置により監視及び
    制御される2個のマイクロプロセッサシステムを有し、
    該各マイクロプロセッサシステムにはマイクロプロセッ
    サ、プログラムメモリ及び通信回路を含む二重化マイク
    ロプロセッサシステムにおいて、前記プログラムメモリ
    はプログラムメモリA及びプログラムメモリBの2個の
    プログラムメモリを有し、該2個のプログラムメモリは
    メモリ切替回路により前記各マイクロプロセッサシステ
    ム内の前記マイクロプロセッサからの切替信号で切替選
    択されることを特徴とする二重化マイクロプロセッサシ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記2個のマイクロプロセッサシステム内
    の前記マイクロプロセッサ間にはアラーム信号及びオン
    ライン信号が送受されることを特徴とする請求項1に記
    載の二重化マイクロプロセッサシステム。
  3. 【請求項3】前記両マイクロプロセッサシステム内の前
    記マイクロプロセッサ、通信回路及びメモリ切替回路
    は、相互に内部バスにて接続されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の二重化マイクロプロセッサシ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記両マイクロプロセッサシステム内の前
    記プログラムメモリ間は、外部バス及び前記メモリ切替
    回路を介して相互接続されていることを特徴とする請求
    項1、2又は3に記載の二重化マイクロプロセッサシス
    テム。
  5. 【請求項5】前記両マイクロプロセッサシステムの前記
    メモリ切替回路間には外部メモリ切替信号が入力される
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の二重
    化マイクロプロセッサシステム。
  6. 【請求項6】前記2個のマイクロプロセッサシステムの
    一方が現用系で、他方が予備系として動作し、前記上位
    装置が新しいプログラムをダウンロードしてきた場合に
    は、前記現用系マイクロプロセッサシステム及び前記予
    備系マイクロプロセッサシステムの予備系プログラムメ
    モリに前記新しいプログラムを書き込むことを特徴とす
    る請求項1に記載の二重化マイクロプロセッサシステ
    ム。
  7. 【請求項7】前記現用系から予備系マイクロプロセッサ
    システムに切替えられると、前記予備系マイクロプロセ
    ッサシステムが新しいプログラムで定常処理に入った
    後、前記現用系マイクロプロセッサシステムを予備系と
    することを特徴とする請求項6に記載の二重化マイクロ
    プロセッサシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257447A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Fujitsu Ltd 装置の二重化仮運用方法及び二重化システム
JP2016173636A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 日本電気株式会社 ファームウェア更新方法および二重化システム

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