JP4924600B2 - コンピュータ間のネットワーク通信装置 - Google Patents
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Description
この種の通信方式としては、例えば、特許文献1において開示されている。
これらパソコンやPCは、イーサネットを使った通信のためのインタフェースにTCP/IPプロトコルとUDP/IPプロトコルを実装する場合、信頼性を重視するときには論理回線を持ったTCP/IPが使用される。
UDP/IPは、それ自体には再送処理機能は有してなく、送達確認も行わないプロトコルである。
FLーnetのメインとなる機能は、サイクリック伝送と呼ばれるもので、各PCがコモンメモリと呼ばれる領域を共有する概念であり、これはPC間ネットワークでは一般的な機能である。
仮に、動作系と待機系とを同じノード番号にし、待機系のPCをネットワークに参加させない方式とした場合、待機系PCの通信機能の健全性を確認する手段がなくなってしまう。このため、別々のノード番号を持って両方がネットワークに加入する必要が生じる。
ところで、PCが二重化された場合、送信するコモンメモリのデータ内容は動作系と待機系では全く同じである。にもかかわらず、送信領域の重複は認められないので、別々のコモンメモリ領域に同じデータを送信することになる。これはPC二重化を認識する他のノードが無駄な受信処理をしなければないことを意味する。具体的には、どちらのノードデータを採用するのかの判断も必要となる等の問題を有している。
前記ネットワークにおける送受信をUDP/IPにおけるブロードキャスト方式とすると共に、
前記プロセッサに、
通信パラメータ設定ツールにより設定されたノード番号、コモンメモリ領域を格納する通信パラメータ領域部と、
設定スイッチによるイニシャルマスタ情報からイニシャルマスタが否か判断し、且つ、アプリケーションプログラム若しくはマスタ切換スイッチ信号に基づいて自ノードが動作系か待機系かを判断する二重化制御部と、
この二重化制御部の判断情報を格納し、前記二重化トークン管理部が参照するための二重化ステータス部を設け、
前記二重化トークン管理部にはサイクリック伝送制御機能を持たせ、且つこの二重化トークン管理部は、
前記二重化ステータス部での格納情報が動作系ノード時には、自ノード番号が前記通信パラメータ領域に格納された設定ノード番号と同一かを判断し、
設定ノード番号に判別値が付加されていた場合には、自ノード番号を設定ノード番号に切換え、
二重化ステータス部での格納情報が待機系ノード時には、自ノード番号が通信パラメータ領域に格納された設定ノード番号と同一かを判断し、
設定ノード番号と同一時には、自ノード番号に判別値を付加する機能を有することを特徴としたものである。
なお、図1のネットワーク構成例ではPC1Aが二重化構成で、接続ケーブル4を介して動作系1A1と待機系1A2とがそれぞれノードとして伝送路に接続されて二重化構成となっている。
また、IPアドレスとMACアドレスは1対1の関係にあり、例え閉じたネットワークであっても同一ネットワーク上には同じIPアドレスは存在してはならない。したがって、MACアドレスはIPアドレスとは別に送信先ノードアドレスに管理しなければならない。換言すれば、IPアドレスを認識する方法では不可能といえる。
ステップS1で自ノード宛てトークンを受信すると、ステップ2において受信処理を実行するが、この受信処理は動作系も待機系も共に実行する。ステップS3では自ノードは動作系か否かが判断され、動作系の場合にはS4で次ノード宛てトークン送信処理を含む送信処理が実行される。S3において動作系でなかった場合にはそのまま終了する。
図6は本発明の第2の実施形態を示す構成図で、図1と同一部分若しくは相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、インタフェース2のプロセッサ3との結合部であるPC二重化トークン管理部25には、ソフトウェア構成されたサイクリック伝送制御機能が設けられる。
なお、PC二重化構成されてない1B〜1NのPCでは、この二重化制御部37はダミーとしてプロセッサに実装される。
5は通信パラメータ設定ツールである。
動作系ノード#3のデータ128Wと待機系ノード#4のデータ128Wとは二重化されていることから全く同じ内容が格納されている。したがって、動作時におけるノード#1,ノード#2としては、実際には一方は必要のないデータであることから、両方を受信すること自体効率が悪くなる。そこで、ノード#3,ノード#4のどちらのデータを有効とするかの判断が必要となる。
ブロードキャスト通信では、イーサネットにおける物理アドレス(MACアドレス)とIP23が扱うIPアドレスとの一致認識の必要がない(MACアドレスとIPアドレスの一致を確認するプロトコルARPが動作しない)ことを利用し、且つ、IPアドレスとネットワークのノード番号を独立させることからノード番号の切換えが可能となる。
また、図8は二重化されたPCノードがネットワークに参加する場合を示したものである。
したがって、ノード#1とノード#2は、ノード#3のデータを二重化されたPC1Aのデータとして扱うことができる。また、ノード#4のコモンメモリを送信しないことにより、送信効率が良くなる。
二重化制御部37は、この設定情報を読み込みPC二重化トークン管理部25に反映できるよう二重化ステータス部35に格納する。
15はコモンメモリ・データである。
インタフェース2のPC二重化トークン管理部25は、UDP部24より通知された受信データを確認し、それが自ノード宛てのトークンの場合に図15の処理を実行する。受信フレームのPC二重化トークン制御部ヘッダに含まれる”次にトークンを渡す相手ノード番号”が自ノード番号であれば自ノード宛トークンである。
次のノードに対してトークン送信処理を行う。
S64でのチェック結果、スレーブノードであった場合には、S63で次のノードに対してトークン送信処理を行う。
PC二重化トークン管理部25は、UDP24より通知された受信データ確認し、これがコモンメモリデータの場合、図16に示す処理を行う。受信フレームのPC二重化トークン制御部ヘッタに含まれる”次にトークンを渡す相手ノード番号”が0であればコモンメモリデータである。
また、S74での判断結果、イニシャルマスタでなかった場合には、S76において送信元ノードはイニシャルスレーブと認識する。
なお、このようなPC二重化における認識動作は、ノード番号による機器個別の認識ができないことから必要となる。
2…インタフェース
3…プロセッサ
4…二重化接続ケーブル
5…通信パラメータ設定ツール
25…PC二重化トークン管理部
33…アプリケーションプログラム
34…通信パラメータ領域部
35…二重化ステータス部
36…イニシャルマスタ情報
37…二重化制御部
Claims (1)
- UDP/IP及びPC二重化トークン管理部を有するインタフェースと、ユーザメモリとそれを使用するアプリケーションプログラムを有するプロセッサを有するコンピュータを複数ネットワーク構成し、且つ、ネットワークに動作系と待機系の二重化構成されたコンピュータを含みシステムで各コンピュータ間を伝送路を介して送受信を行うものにおいて、
前記ネットワークにおける送受信をUDP/IPにおけるブロードキャスト方式とすると共に、
前記プロセッサに、
通信パラメータ設定ツールにより設定されたノード番号、コモンメモリ領域を格納する通信パラメータ領域部と、
設定スイッチによるイニシャルマスタ情報からイニシャルマスタが否か判断し、且つ、アプリケーションプログラム若しくはマスタ切換スイッチ信号に基づいて自ノードが動作系か待機系かを判断する二重化制御部と、
この二重化制御部の判断情報を格納し、前記二重化トークン管理部が参照するための二重化ステータス部を設け、
前記二重化トークン管理部にはサイクリック伝送制御機能を持たせ、且つこの二重化トークン管理部は、
前記二重化ステータス部での格納情報が動作系ノード時には、自ノード番号が前記通信パラメータ領域に格納された設定ノード番号と同一かを判断し、
設定ノード番号に判別値が付加されていた場合には、自ノード番号を設定ノード番号に切換え、
二重化ステータス部での格納情報が待機系ノード時には、自ノード番号が通信パラメータ領域に格納された設定ノード番号と同一かを判断し、
設定ノード番号と同一時には、自ノード番号に判別値を付加する機能を有することを特徴としたコンピュータ間のネットワーク通信装置。
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