JP3363650B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP3363650B2
JP3363650B2 JP06973895A JP6973895A JP3363650B2 JP 3363650 B2 JP3363650 B2 JP 3363650B2 JP 06973895 A JP06973895 A JP 06973895A JP 6973895 A JP6973895 A JP 6973895A JP 3363650 B2 JP3363650 B2 JP 3363650B2
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stirrer
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥を微生物等により
分解処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種厨芥処理装置として、特開
平5-138144号公報(B09B 3/00)等に示される如く、処
理槽に厨芥を投入し、加熱器にて処理槽内を加熱しなが
ら攪拌体にて厨芥を攪拌し、発酵処理するものが知られ
ている。
【0003】この攪拌体は、処理槽側面に回転自在に軸
支された攪拌軸と、攪拌軸に固定された複数の攪拌翼と
から構成されており、攪拌翼はその端部を攪拌軸側面に
突き合わせて溶接することによって固定されている。
【0004】しかしながら、攪拌翼を溶接にて固定して
いるので、高価になると共に、攪拌翼を攪拌軸側面に突
き合わせて溶接しているので、攪拌翼が攪拌軸に対して
傾斜して固定され、攪拌翼先端と処理槽底面との間隔が
一定とならず、攪拌効率が悪くなる欠点があった。ま
た、攪拌軸は処理槽側面に軸支するため、攪拌軸に攪拌
翼を溶接すると、処理槽への装着が極めて困難となり、
組立て作業性が悪い欠点がある。
【0005】そこで、攪拌軸の処理槽への組立て作業性
を向上するために、攪拌軸を、攪拌翼を溶接した中空軸
と、中空軸に挿通される回転軸とから構成し、中空軸を
処理槽内に入れた状態で、回転軸を処理槽外部から挿通
し、処理槽及び中空軸を貫通させた後中空軸と回転軸を
回り止めする構成とすることが考えられるが、この構成
では部品点数が増大し、より高価になると共に、回転軸
を処理槽外部から挿通して処理槽及び中空軸を貫通させ
る作業が困難であり、組立て作業性が悪い問題がある。
【0006】これらの問題を解決するために、攪拌軸に
貫通孔を形成し、貫通孔に攪拌翼に形成した螺子部を挿
通し、螺子部にナットを螺合することで攪拌軸に攪拌翼
を固定する構成が考えられる。しかしながら、使用して
いる間にナットが緩み、著しい場合には、攪拌翼が抜け
落ちてしまう恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、組立て作業性の向上を図り、また
簡単な構成で攪拌翼の脱落を防止し得る厨芥処理装置を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
微生物を培養する担体を収納する処理槽と、該処理槽内
に投入された厨芥と担体を攪拌する攪拌体と、該攪拌体
を回転させる駆動機構とを備え、前記攪拌体を、処理槽
内に回転自在に軸支された攪拌軸と、該攪拌軸に穿設さ
れた貫通孔に挿通され、止め輪、キー、あるいはピンに
て固定される複数の攪拌翼とから構成したことを特徴と
する。
【0009】本発明の第2の手段は、微生物を培養する
担体を収納する処理槽と、該処理槽内に投入された厨芥
と担体を攪拌する攪拌体と、該攪拌体を回転させる駆動
機構とを備え、前記攪拌体を、処理槽内に回転自在に軸
支された攪拌軸と、該攪拌軸に穿設された貫通孔に挿通
され、止め輪にて固定される複数の攪拌翼とから構成
し、前記攪拌翼に形成した止め輪係止溝から攪拌翼の先
端に向かって漸次小径となるように形成したことを特徴
とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】本発明の第1の手段によれば、有機物は処理槽
内に投入され、攪拌体により攪拌されて微生物等により
処理される。攪拌体は攪拌軸と攪拌翼とから構成され、
攪拌翼は攪拌軸に穿設された貫通孔に挿通され、止め輪
等にて固定される。攪拌翼は攪拌軸の貫通孔に挿入され
ているので、攪拌翼が傾斜した状態に攪拌軸に固定され
ることがなく、処理槽底面との間隔が一定の状態に維持
され、攪拌効率が低下することがない。また、攪拌軸は
止め輪等にて固定されるので、攪拌軸の固定や交換作業
が容易に行われる。
【0013】本発明の第2の手段によれば、攪拌翼は攪
拌軸に穿設された貫通孔に挿通される。攪拌翼は、止め
輪係止溝から漸次小径となる先端部分に止め輪を挿入
し、止め輪を治具で押圧して係止溝に装着し、抜け止め
される。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に詳
述する。
【0017】1はおがくず等の木質細片及び活性炭から
なる担体を収納する上面開口の処理槽で、底部を断面略
半円形状とし、処理槽1外面に図示しない面状ヒータが
装着されている。2は前記処理槽1底面の最下部に形成
された開口で、開口縁を下方に向かって延設している。
前記処理槽1上面には、後述する排出筒13の前方部分近
傍に図示しない吸込口が穿設されている。
【0018】3は合成樹脂製の下ケースで、前記処理槽
1を載置するようになっており、後述する上ケース61と
で本体ケースを構成している。4は前記下ケース3両側
に形成された脚部で、脚部4によって下ケース3底面と
設置面の間に間隔を形成すると共に、脚部4間には、処
理槽1底面の開口2に対応する位置を開口している。
【0019】5は前記下ケース3底面から垂下形成され
た垂下壁で、後述する容器58の背面側に位置し、容器58
の鍔部59を当接させて容器58の位置決めを行うようにな
っている。前記垂下壁5は脚部4間にわたって容器58の
幅より広く形成され、且つ容器58の鍔部59上面より下方
まで延設されており、後述する上ケース61の背面側を伝
わり落ちる雨水等が容器58内に入るのを防止している。
前記下ケース3は垂下壁5に向かって下方に傾斜してお
り、後述の上ケース61に結露した水滴等を垂下壁5に収
集し、垂下壁5底面に穿設した図示しない小孔から排水
するようになっている。6は前記下ケース3背面側に形
成された吸気口である。
【0020】7は前記処理槽1の一側面に装着される金
属製の第1補強板で、処理槽1側に折曲した上端を処理
槽1上面に螺子固定すると共に、処理槽1に対して反対
側に折曲した下端を下ケース3に螺子固定するようにな
っている。8は前記処理槽1の前記一側面と相対向する
他側面に固定される金属製の第2補強板で、下端を下ケ
ース3に螺子固定するようになっており、前記第1補強
板7及び第2補強板8を下ケース3に螺子固定すること
により処理槽1と下ケース3とを固定するようになって
いる。
【0021】9は前記処理槽1の第1補強板7及び第2
補強板8が装着された両側面と隣り合う両側面の略中央
部に固定される第1補強枠で、第1補強板7及び第2補
強板8に螺子固定されて処理槽1を補強し、後述する攪
拌体35の攪拌により処理槽1側壁が外方向へ拡がるのを
防止するようになっている。10は前記処理槽1の前面側
下部に配設される第2補強枠で、第1補強板7、第2補
強板8及び下ケース3に固定され、処理槽1の下ケース
3への固定を行うようになっている。
【0022】11は前記処理槽1の後壁上部に、処理槽1
の左右方向にわたって形成された凹所で、該凹所11の両
端部に、処理槽1に連通する吸込筒12及び排出筒13を下
方に向かって延設している。前記排出筒13は処理槽1後
壁により前後に区画されており、後壁より前方部分が処
理槽1内に連通し、後述する循環路の一部を構成すると
共に、後壁より後方部分は、処理槽1背面に形成された
排気路14を介して、下ケース3に形成された排気口15に
連通している。
【0023】16は前記凹所11底面との間に空間を形成し
た状態で凹所11上方を被い、凹所11に螺子固定される基
板収納ケースで、面状ヒータ、後述するファン18、ヒー
タ19及び電動機22への通電を制御する制御部品等を載置
した制御基板17を収納しており、前記凹所11と基板収納
ケース16との間の空間、吸気筒12及び排出筒13の前方部
分により処理槽1内の空気を循環させる循環路を構成し
ている。
【0024】18は前記排出筒13に装着されたファンで、
該ファン18の駆動により処理槽1内の空気が吸込筒12か
ら吸い込まれ、凹所11と基板収納ケース16との間の空間
を介して排出筒13から排出されるが、前記排出筒13は処
理槽1後壁により前後に区画されているため、吸気筒12
から吸引された空気は循環路を介して処理槽1を循環す
ると共に、この空気の一部が排出筒13の後方部分から排
気路14を介して排気口15から外部へ排気される。
【0025】19は前記排出筒13の循環路に配設されたヒ
ータで、ファン18の送風を加熱し、処理槽1内に温風を
供給するようになっている。前記ヒータ19及び面状ヒー
タは処理槽1に配設された図示しないサーモスタット等
の温度検出手段からの信号に基づいて処理槽1内を摂氏
50度〜60度に維持するようになっている。
【0026】20は前記吸込口12に装着されたフィルター
で、後述する攪拌体35の攪拌により舞い上がるほこり等
がファン18やヒータ19に付着するなどの不都合を防止し
ている。
【0027】21は前記処理槽1上部に吸込筒12に隣接し
て凹設された凹部で、電動機22が配設されている。前記
電動機22は、第1補強板7に固定され、回転軸を第1補
強板7から外方へ突出させ、回転軸にプーリー23を固定
している。
【0028】24は前記第1補強板7の処理槽1と対向す
る側面に装着されたプーリーで、前記電動機22のプーリ
ー23との間にベルト25を架設すると共に、該プーリー24
に設けた歯車部26にギア27、28、29を噛み合わせ、プー
リー23、24及びギア26、27、28からなる減速機構により
電動機22の回転を減速して後述する攪拌体35を回転駆動
するようになっている。前記プーリー24及びギア26、2
7、28は耐摩耗性及び高耐久性を有する材料、本実施例
ではジュラコン樹脂を用いている。前記プーリー24及び
ギア27、28は、一端を第1補強板7にかしめ固定した軸
30、31、32に回転自在に軸支されている。前記減速機構
は、最も高速となる減速機構部分を、電動機22の回転軸
に設けたプーリー23とプーリー24との間にベルト25を架
設して減速する機構としているので、騒音の発生が抑制
される。
【0029】33は前記プーリー23、24及びギア27、28、
29を被う合成樹脂製のカバーで、外面に金属製補強板34
を固定し、該補強板34によりプーリー24及びギア27、28
の軸30、31、32の他端を軸支するようになっている。前
記カバー33によってプーリー23、24及びギア27、28、29
を被うことによりギアの噛み合い音の漏れを抑制してい
る。
【0030】35は前記処理槽1内に回転自在に配設され
た攪拌体で、処理槽1両側面を貫通し、第1補強板7及
び第2補強板8に固定された軸受36に回転自在に軸支さ
れた攪拌軸37と、攪拌軸37に固定される複数の攪拌翼38
とから構成されている。前記攪拌翼38は一端側を小径に
形成して小径部39を形成すると共に、この小径部39と他
端側との間に段部を形成し、小径部39を攪拌軸37に形成
した図示しない貫通孔に挿入し、段部によって攪拌軸37
に位置決めされている。前記攪拌翼38の小径部39には係
止溝40を形成すると共に、係止溝40から先端に向かって
漸次小径となるテーパー部41を形成し、テーパー部41先
端を後述する止め輪71内径より少許小径に形成してい
る。前記攪拌翼38は、その小径部39側を攪拌軸37に形成
した図示しない貫通孔に挿入し、この状態で係止溝40に
Cリング等の止め輪71を装着することで、固定される。
【0031】前記攪拌翼38の小径部39の長さAは、図1
に示す如く、前記攪拌翼38の他端側先端と処理槽1底面
との間隔Bより長く形成されており、何らかの原因で止
め輪71が外れた場合に、攪拌翼38が攪拌軸37から外れる
のを防止している。即ち、止め輪71が外れた場合には、
攪拌翼38は、回転軌跡の上半分においては自重により小
径部39が攪拌軸37の貫通孔に挿入されて脱落が防止さ
れ、その回転軌跡の下半分において攪拌軸37から脱落し
ようとするが、攪拌翼38の小径部39の長さAが他端側先
端と処理槽1底面との間隔Bより長く形成しているの
で、攪拌翼38の他端側先端が処理槽1底面に当接した状
態でも小径部39が貫通孔に挿通されたままの状態とな
り、攪拌翼38が攪拌軸37から脱落することがない。尚、
攪拌翼38の小径部39の攪拌軸37から突出した部分の長さ
Cを、攪拌翼38他端側先端と処理槽1底面との間隔Bよ
り長くすることにより、止め輪71が外れた場合における
攪拌翼38のがたつきと脱落をより一層確実に抑制するこ
とができる。
【0032】42は前記下ケース3に固定される合成樹脂
製のガイド部材で、略L字状に形成されている。43は前
記ガイド部材42と処理槽1の開口2縁との間に形成され
た第1ガイド部で、後述するシャッター49側縁を挟持す
るようになっている。44は前記ガイド部材42に形成され
た第2ガイド部で、後述する容器58の鍔部59を支持する
ようになっており、前記第2ガイド部44はその前方側端
部を、脚部4の前面側端面より後方に位置させている。
前記第2ガイド部44は前方に向かって下方に傾斜させる
と共に、一部に後述の容器58を位置決めする凹部45を形
成している。
【0033】図9において、46は前記処理槽1底面の開
口2近傍に複数ケ所形成された凹部で、バネ47及びバネ
47により外方に向かって付勢された係合体48が収納され
ている。前記バネ47及び係合体48により係合手段を構成
し、前記開口2を開閉自在に閉成する後述のシャッター
49の係合孔52に係合体48が係合し、シャッター49を位置
決めするようになっている。前記バネ47及び係合体48か
らなる係合手段は、シャッター49が開口2を完全に閉塞
した位置及びシャッター49が開口2を略開放した位置
で、係合体48がシャッター49の係合孔52に係合するよ
う、夫々に対応する位置に配設されている。
【0034】49は前記第1ガイド部43に摺動自在に装着
され、前記処理槽1底面の開口2を開閉自在に閉成する
シャッターで、高耐食性金属材料、本実施例ではステン
レスからなる平板状の閉塞体50と、該閉塞体50に螺子止
め固定される合成樹脂製の把手51とから構成されてい
る。52は前記シャッター49の閉塞体50に形成された係合
孔で、前記係合体48が係脱自在に係合し、シャッター49
を位置決めするようになっている。53は前記把手51に形
成された収納部で、磁石54が収納され、該磁石54をカバ
ー55にて被うようになっており、該カバー55を閉塞体50
に形成した透孔56から露出させている。
【0035】図10において、57は前記下ケース3に設
けられたリードスイッチで、前記磁石54の磁力によって
オンオフ操作され、開口2をシャッター49が開放したこ
とを検出し、電動機22を停止するようになっている。
【0036】58は前記第2ガイド部44によって処理槽1
の開口2下方位置に支持される透明な合成樹脂製の容器
で、周縁に鍔部59を有しており、鍔部59を前方から後方
になるにしたがって高さが漸次低くなるように形成して
いる。前記容器58の幅寸法は下ケース3の脚部4間の寸
法より少許狭く形成され、容器58の第2ガイド部44への
装着時、脚部4が位置決めになるようになっている。ま
た、前記容器58の鍔部59は、前方側を第2ガイド部44の
高さ寸法より高く形成し、第2ガイド部44への装着時容
器58の装着方向を誤ることがないようになっている。60
は前記鍔部59下面に形成した突部で、第2ガイド部44の
凹部45に係合して容器58を位置決めするようになってい
る。前記容器58は前方側の鍔部59の中央部分を下方に下
げ、容器58の引出時に、シャッター49の把手51が当接し
ないようになっている。
【0037】61は前記処理槽1を被う合成樹脂製の上ケ
ースで、両側面下部及び後面下部を下ケース3に螺子固
定し、下ケース3と上ケース61とで本体ケースを構成す
るようになっている。62は前記上ケース61前面下部に形
成されたスリットで、下ケース3下面に固定されたL字
状の金属薄板63が挿入され、上ケース61前面側を下ケー
ス3に固定している。
【0038】64は前記上ケース61に装着された把手部
で、処理槽1及びカバー33に螺子固定されている。65は
前記上ケース61上面に形成された投入開口で、開口縁を
処理槽1内に延設している。66は前記処理槽1の上面開
口縁に装着されたシール体で、発泡樹脂にて形成され、
投入開口65縁に当接し、悪臭の漏れと虫等の侵入を防止
している。
【0039】67は前記上ケース61上面に揺動自在に支持
された蓋体で、投入開口65を開閉自在に閉塞するように
なっている。68は前記蓋体67裏面に装着された発泡樹脂
製のシール体で、上ケース61天面の投入開口65周縁に当
接し、処理槽1内の悪臭が投入開口65を介して外部に漏
れたり、投入開口65を介して処理槽1内に虫が侵入する
のを防止している。
【0040】69は前記上ケース61上面に形成された操作
部で、電動機22、面状ヒータ、ヒータ19及びファン18を
制御すると共に、電動機22及びファン18等の作動状態を
表示するようになっており、蓋体67に形成された透視窓
70を介して蓋体67が閉塞されたままの状態で作動状態を
確認することができるようになっている。
【0041】而して、蓋体67を開放し、投入開口65から
処理槽1内に厨芥を投入し、蓋体67を閉成する。蓋体67
の閉成を図示しない検出手段が検出し、制御回路が電動
機22に通電し、攪拌体35が回転して担体と厨芥とを混合
する。厨芥は、担体に培養される微生物等により二酸化
炭素と水に分解され、堆肥化される。
【0042】ファン18の駆動によって処理槽1内の空気
が循環路を介して循環し、厨芥の分解により生じる水分
を気化し、担体の含水量を微生物等の活性化に最適な範
囲に維持すると共に、微生物の活性化に必要な酸素を供
給する。処理槽1内を循環する空気の一部は、排出筒13
の後方部分から排気路14及び排気口15を介して本体ケー
ス外へ排気され、処理槽1内の空気が過湿状態となるの
を防止し、処理槽1内の水分除去効率を向上させると共
に、微生物の活性化を図り、厨芥処理効率を向上させ
る。
【0043】処理槽1内の空気が外部へ排気されるのに
伴い、下ケース3に形成した吸気口6から本体ケース内
に外気が吸気され、処理槽1上面に形成された吸込口か
ら処理槽1内に吸気される。本体ケース内に吸気された
空気は、処理槽1外面に装着された面状ヒータにより加
熱され、しかも、処理槽1内を循環する空気と混合する
ので、冬季においても、処理槽1内の温度を大きく低下
させることがなく、厨芥処理効率に悪影響を及ぼすこと
がない。
【0044】次に、担体の交換作業を説明する。シャッ
ター49を前方向に引き出し、処理槽1底部の開口2を開
放すると、担体は開口2から容器58に落下し、貯溜され
る。この状態では、シャッター49に設けた磁石54がリー
ドスイッチ57から遠ざかり、リードスイッチ57がオフと
なるため、電動機22が停止する。
【0045】容器58が一杯になると、シャッター49を装
着し、開口2を閉塞する。この時、開口2縁に担体等が
付着している場合があるが、シャッター49は金属製の閉
塞体50により形成されているので、開口2縁に付着した
担体等は閉塞体50と開口2縁との間で切断され、開口2
縁とシャッター49との間に担体等が噛み込んだままの不
完全な閉塞状態となることがない。
【0046】次に、シャッター49を閉塞した状態で、容
器58を前方へ引き出す。容器58の鍔部59は前方から後方
になるにしたがって高さが高くなるように形成してお
り、第2ガイド部44は、前方が低くなるよう傾斜させて
いるので、容器58は前方に引き出すにしたがって下方に
下がり、シャッター49裏面との間の間隔が増大する。従
って、山盛りとなった担体等がシャッター49裏面にすれ
て崩れ、容器58の外にこぼれるような不都合が解消され
る。
【0047】容器58内の担体等を廃棄した後、再度第2
ガイド部44に装着するのであるが、容器58は脚部4間の
幅より少許幅狭く形成し、第2ガイド部44先端を脚部4
前面側端面より後方に位置させているので、容器58の装
着操作時、脚部4が容器58の位置決めとなり、容器58の
鍔部59を容易に第2ガイド部44に装着することができ
る。
【0048】容器58を第2ガイド部44に装着する際、図
13に示すごとく、容器58を前後誤って装着しようとし
た場合には、容器58の鍔部59の前面側端部の高さが、第
2ガイド部44の前面側端部の高さより高く形成されてい
るため、鍔部59が第2ガイド部44に挿入されず、容器58
を前後誤って装着されることはない。
【0049】次に、処理槽1への攪拌体35の組込方法を
説明する。処理槽1側面に第1補強板7及び第2補強板
8を装着した状態で、処理槽1側方から攪拌軸37を処理
槽1に挿入し、攪拌軸37両端を軸受36にて軸支する。そ
して、攪拌翼38の小径部39を攪拌軸37の貫通孔に挿入
し、攪拌翼38の小径部39先端側に形成したテーパー部41
先端に止め輪71を挿入し、その止め輪71を図示しない治
具により押圧して攪拌翼38の係合溝40に係止する。
【0050】止め輪71はテーパー部41によって拡開され
ながら係合溝40に装着されるので、止め輪71の拡開状態
が均一となり、治具によって拡開した状態で係合溝に装
着する場合のように、治具による止め輪71の拡開状態が
不均一となって攪拌翼38保持力が不均一となる不都合を
解消することができる。
【0051】また、誤って投入した堅い異物が攪拌翼38
と処理槽1との間に噛み込んだ場合など攪拌翼38に過大
な負荷がかかって攪拌翼38が変形した場合などには、治
具により止め輪71を拡開して止め輪71を攪拌翼38から取
り外すことで、容易に攪拌翼38を交換することができ
る。
【0052】攪拌翼38は攪拌軸37に穿設した貫通孔に小
径部を挿通しているので、攪拌翼38が攪拌軸37に対して
傾くことがなく、攪拌翼38先端と処理槽1底面との間の
間隔が不均一となることがなく、処理槽1底面近傍位置
の担体も確実に攪拌することができる。
【0053】処理装置を使用場所に設置する際には、上
ケース61側面の把手部64に手を掛けて処理装置を持ち運
ぶのであるが、把手部64を装着した上ケース61は背面及
び両側面を下ケース3に螺子固定しただけであり、機械
的強度が不足し、上ケース61が変形して持ちにくくなる
が、把手部61を第2補強板8及びカバー33に螺子固定し
ているので、把手部61が移動することがなく、処理装置
の持ち運びに支障を来すことがない。
【0054】また、上ケース61前面下部は、下ケース3
に固定した金属薄板63を、上ケース61前面下端のスリッ
ト62に挿入して固定しているので、上ケース61前面が変
形して下ケース3との間に隙間を生じることがない。
【0055】厨芥の投入時、誤ってビールの蓋などの処
理不可能なもの、及び牛や豚の骨などの処理に時間を要
するものを投入する恐れがあるが、これらの難処理性の
異物は攪拌体35の回転により次第に処理槽1底部に移動
する。処理槽1底部の開口2縁を下方に延設しているの
で、攪拌翼38の回転軌跡と開口2周囲との間に空間が形
成され、難分解性の異物はこの空間に貯溜する。
【0056】難分解性の異物はシャッターの開放時に、
最初に開口2から排出されるため、それ以後に排出され
る担体にはほとんど異物が混入しておらず、そのまま堆
肥として使用することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、簡単
な構成で組立て作業性を向上させることができると共
に、攪拌翼の脱落を防止することができる等の効果を奏
する。
【0058】本発明の請求項2の構成によれば、簡単な
構成で組立て作業性を向上させることができると共に、
攪拌翼の脱落を防止することができる。また、止め輪を
攪拌翼先端のテーパー部に沿って挿入するので、止め輪
の拡開状態を均一にすることができ、攪拌翼の固定力を
均一にすることができる等の効果を奏する。
【0059】
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の攪拌体を示す要部拡大図で
ある。
【図2】同攪拌翼の取付状態を説明する拡大図である。
【図3】同断面図である。
【図4】同他の方向から見た断面図である。
【図5】同断面図である。
【図6】同カバーを取り外した断面図である。
【図7】同シャッターの分解斜視図である。
【図8】同シャッターの斜視図である。
【図9】同要部断面図である。
【図10】同要部断面図である。
【図11】同容器の取り外し状態を説明する要部断面図
である。
【図12】同容器を取り外した状態を説明する要部断面
図である。
【図13】同容器を逆方向から挿入した状態を説明する
要部断面図である。
【図14】同シャッターの取り外し状態を説明する要部
断面図である。
【図15】同底面図である。
【図16】同容器を取り外した状態を示す底面図であ
る。
【図17】同容器及びシャッターを取り外した状態を示
す底面図である。
【図18】同要部拡大底面図である。
【図19】同要部拡大断面図である。
【図20】同正面図である。
【図21】同側面図である。
【図22】同上面図である。
【符号の説明】
1 処理槽 35 攪拌体 37 攪拌軸 38 攪拌翼 39 小径部 40 係合溝 41 テーパー部 71 止め輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高馬 一豊 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−334598(JP,A) 実開 平1−158094(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 - 5/00 B01F 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物を培養する担体を収納する処理槽
    と、該処理槽内に投入された厨芥と担体を攪拌する攪拌
    体と、該攪拌体を回転させる駆動機構とを備え、前記攪
    拌体を、処理槽内に回転自在に軸支された攪拌軸と、該
    攪拌軸に穿設された貫通孔に挿通され、止め輪、キー、
    あるいはピンにて固定される複数の攪拌翼とから構成し
    たことを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 微生物を培養する担体を収納する処理槽
    と、該処理槽内に投入された厨芥と担体を攪拌する攪拌
    体と、該攪拌体を回転させる駆動機構とを備え、前記攪
    拌体を、処理槽内に回転自在に軸支された攪拌軸と、該
    攪拌軸に穿設された貫通孔に挿通され、止め輪にて固定
    される複数の攪拌翼とから構成し、前記攪拌翼に形成し
    た止め輪係止溝から攪拌翼の先端に向かって漸次小径と
    なるように形成したことを特徴とする厨芥処理装置。
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