JP3363626B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
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- JP3363626B2 JP3363626B2 JP29531694A JP29531694A JP3363626B2 JP 3363626 B2 JP3363626 B2 JP 3363626B2 JP 29531694 A JP29531694 A JP 29531694A JP 29531694 A JP29531694 A JP 29531694A JP 3363626 B2 JP3363626 B2 JP 3363626B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing tank
- case
- drive mechanism
- main body
- stirring
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理槽内に厨芥を投入
し、攪拌手段にて厨芥を攪拌する厨芥処理装置に関す
る。
し、攪拌手段にて厨芥を攪拌する厨芥処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の厨芥処理装置として、特
開平5-138144号公報(B09B 3/00)等に開示される如
く、処理槽に厨芥を投入し、加熱器にて処理槽内を加熱
しながら攪拌羽根にて厨芥を攪拌し発酵処理するものが
知られている。
開平5-138144号公報(B09B 3/00)等に開示される如
く、処理槽に厨芥を投入し、加熱器にて処理槽内を加熱
しながら攪拌羽根にて厨芥を攪拌し発酵処理するものが
知られている。
【0003】これらの厨芥処理装置では、厨芥の発酵を
促進するために、処理槽内を所定の温度に保つ必要があ
り、温度を保つために処理槽をケースにて被ってニ槽構
造にすることが考えられる。
促進するために、処理槽内を所定の温度に保つ必要があ
り、温度を保つために処理槽をケースにて被ってニ槽構
造にすることが考えられる。
【0004】しかしながら、処理槽とケースとの間に攪
拌羽根の駆動機構を配設した場合、その駆動機構に故障
が生じた場合、メンテナンスを行いにくい欠点があっ
た。
拌羽根の駆動機構を配設した場合、その駆動機構に故障
が生じた場合、メンテナンスを行いにくい欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑み成されたもので、厨芥の処理を促進でき且つメンテ
ナンスを行いやすい厨芥処理装置を提供することを課題
とする。
鑑み成されたもので、厨芥の処理を促進でき且つメンテ
ナンスを行いやすい厨芥処理装置を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、厨芥を攪拌す
る攪拌手段を有する処理槽と、該処理槽を被う本体ケー
スと、前記処理槽側面と本体ケースとの間の空間に配設
され、前記攪拌手段を駆動する駆動機構とを備え、前記
本体ケースを、処理槽を載置固定する下ケースと、処理
槽を被い、下ケースに固定される上ケースとから構成
し、前記上下ケースの接合部を、前記駆動機構よりも下
方に設けたことを特徴とする。
る攪拌手段を有する処理槽と、該処理槽を被う本体ケー
スと、前記処理槽側面と本体ケースとの間の空間に配設
され、前記攪拌手段を駆動する駆動機構とを備え、前記
本体ケースを、処理槽を載置固定する下ケースと、処理
槽を被い、下ケースに固定される上ケースとから構成
し、前記上下ケースの接合部を、前記駆動機構よりも下
方に設けたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、厨芥を攪拌する攪拌手段
を有する処理槽と、該処理槽を被う本体ケースと、前記
処理槽側面と本体ケースとの間の空間に配設され、前記
攪拌手段を駆動する駆動機構とを備え、前記本体ケース
を、処理槽を載置固定する下ケースと、処理槽を被い、
下ケースに固定される上ケースとから構成し、前記上下
ケースの接合部を、前記駆動機構よりも下方に設けると
ともに、該接合部に把手を形成したことを特徴とする。
を有する処理槽と、該処理槽を被う本体ケースと、前記
処理槽側面と本体ケースとの間の空間に配設され、前記
攪拌手段を駆動する駆動機構とを備え、前記本体ケース
を、処理槽を載置固定する下ケースと、処理槽を被い、
下ケースに固定される上ケースとから構成し、前記上下
ケースの接合部を、前記駆動機構よりも下方に設けると
ともに、該接合部に把手を形成したことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、厨芥を攪拌する攪拌手
段を有する処理槽と、該処理槽を被う本体ケースと、前
記処理槽側面に装着され、前記攪拌手段を駆動する駆動
機構と、該駆動機構を制御する制御部品とを備え、前記
本体ケースを、処理槽を載置固定する下ケースと、処理
槽を被い、下ケースに固定される上ケースとから構成
し、前記上下ケースの接合部を、前記駆動機構よりも下
方に設けるとともに、前記制御部品を処理槽に固定した
ことを特徴とする。
段を有する処理槽と、該処理槽を被う本体ケースと、前
記処理槽側面に装着され、前記攪拌手段を駆動する駆動
機構と、該駆動機構を制御する制御部品とを備え、前記
本体ケースを、処理槽を載置固定する下ケースと、処理
槽を被い、下ケースに固定される上ケースとから構成
し、前記上下ケースの接合部を、前記駆動機構よりも下
方に設けるとともに、前記制御部品を処理槽に固定した
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1の構成によると、処理槽の上
方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定することによ
り本体ケースが組み立てられ、組立て作業性が向上する
とともに、上下ケースの接合位置を駆動機構よりも下方
に設けたため、駆動機構に何らかの異常が生じた場合に
は、上ケースを取り外すことにより駆動機構が露出し、
メンテナンスが容易に行われる。
方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定することによ
り本体ケースが組み立てられ、組立て作業性が向上する
とともに、上下ケースの接合位置を駆動機構よりも下方
に設けたため、駆動機構に何らかの異常が生じた場合に
は、上ケースを取り外すことにより駆動機構が露出し、
メンテナンスが容易に行われる。
【0010】また、本発明の請求項2の構成によると、
処理槽の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定す
ることにより本体ケースが組み立てられ、組立て作業性
が向上するとともに、上下ケースの接合位置を駆動機構
よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常が生
じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動機構
が露出し、メンテナンスが容易に行われる。また、上下
ケースの接合部に把手を形成することにより、処理装置
の外観が損なわれることなく運搬性が向上する。
処理槽の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定す
ることにより本体ケースが組み立てられ、組立て作業性
が向上するとともに、上下ケースの接合位置を駆動機構
よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常が生
じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動機構
が露出し、メンテナンスが容易に行われる。また、上下
ケースの接合部に把手を形成することにより、処理装置
の外観が損なわれることなく運搬性が向上する。
【0011】さらに、本発明の請求項3の構成による
と、処理槽の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固
定することにより本体ケースが組み立てられ、組立て作
業性が向上するとともに、上下ケースの接合位置を駆動
機構よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常
が生じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動
機構が露出し、メンテナンスが容易に行われる。また、
制御部品が処理槽に固定されているため、上ケースを取
り外す際に制御部品と駆動機構との電気的接点を設ける
必要がなく、上ケースの取り外しが容易に行われる。
と、処理槽の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固
定することにより本体ケースが組み立てられ、組立て作
業性が向上するとともに、上下ケースの接合位置を駆動
機構よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常
が生じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動
機構が露出し、メンテナンスが容易に行われる。また、
制御部品が処理槽に固定されているため、上ケースを取
り外す際に制御部品と駆動機構との電気的接点を設ける
必要がなく、上ケースの取り外しが容易に行われる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を、図面に基づいて以下に詳
述する。
述する。
【0013】1は多孔性の木質細片からなる担体を収納
する上面開口の処理槽で、底部を断面半円形状としてお
り、該処理槽1は、両側面に取りつけられる補強板2、
2及び該補強板2、2間に架設される金属製の補強枠3
にて支持されている。
する上面開口の処理槽で、底部を断面半円形状としてお
り、該処理槽1は、両側面に取りつけられる補強板2、
2及び該補強板2、2間に架設される金属製の補強枠3
にて支持されている。
【0014】4は前記処理槽1外面に貼着された面状ヒ
ーターで、該面状ヒーター4は、後述する電源ボタン57
の通電時で、後述する蓋体54を閉成状態において、処理
槽1に配設された後述するサーモスタット等の温度検出
手段58からの信号に基づき、処理槽1内を50℃〜65℃に
維持するようになっている。
ーターで、該面状ヒーター4は、後述する電源ボタン57
の通電時で、後述する蓋体54を閉成状態において、処理
槽1に配設された後述するサーモスタット等の温度検出
手段58からの信号に基づき、処理槽1内を50℃〜65℃に
維持するようになっている。
【0015】5は、前記処理槽1の底部に、円弧形状の
軸方向(処理槽1の側面方向)に形成された開口で、該開
口5縁に、前記処理槽1の底面から下方に鍔部6を段落
ち形成している。7は前記鍔部6縁に複数個所形成され
た凹部で、該凹部7に後述するスライドシャッター8の
閉塞部材9外周部に配設され、バネ等により外方に向か
って付勢された凸部11が填まり込み、スライドシャッタ
ー8を前記開口5縁に沿ってスライドする際のクリック
としている。前記凹部7は、スライドシャッター8にて
前記開口5を完全に閉塞した状態で凸部11が填まり込む
位置、開口5を略半分開放した状態で凸部11が填まり込
む位置、及び開口5をほぼ全開した状態で凸部11が填ま
り込む位置の3ケ所に形成されている。
軸方向(処理槽1の側面方向)に形成された開口で、該開
口5縁に、前記処理槽1の底面から下方に鍔部6を段落
ち形成している。7は前記鍔部6縁に複数個所形成され
た凹部で、該凹部7に後述するスライドシャッター8の
閉塞部材9外周部に配設され、バネ等により外方に向か
って付勢された凸部11が填まり込み、スライドシャッタ
ー8を前記開口5縁に沿ってスライドする際のクリック
としている。前記凹部7は、スライドシャッター8にて
前記開口5を完全に閉塞した状態で凸部11が填まり込む
位置、開口5を略半分開放した状態で凸部11が填まり込
む位置、及び開口5をほぼ全開した状態で凸部11が填ま
り込む位置の3ケ所に形成されている。
【0016】8は前記処理槽1底部の開口5を閉塞する
スライドシャッターで、前記開口5を閉塞した状態で前
記処理槽1底面に沿う曲面状の閉塞部材9と、該閉塞部
材9にネジ止め固定される断面略コ字型の金属部材10と
からなり、該閉塞部材9と金属部材10とにより、前記開
口5の鍔部6を挟持した状態で、処理槽1側面方向にス
ライドするようになっている。前記金属部材10は、先端
側に向かって下方に傾斜しており、前記開口5と閉塞部
材9との間から漏れる廃液を後述する水受皿49に案内す
るようになっている。
スライドシャッターで、前記開口5を閉塞した状態で前
記処理槽1底面に沿う曲面状の閉塞部材9と、該閉塞部
材9にネジ止め固定される断面略コ字型の金属部材10と
からなり、該閉塞部材9と金属部材10とにより、前記開
口5の鍔部6を挟持した状態で、処理槽1側面方向にス
ライドするようになっている。前記金属部材10は、先端
側に向かって下方に傾斜しており、前記開口5と閉塞部
材9との間から漏れる廃液を後述する水受皿49に案内す
るようになっている。
【0017】11は前記スライドシャッター8の閉塞部材
9先端部外面に出没自在に配設された凸部で、バネAに
より外方向に付勢されており、前記スライドシャッター
8を前記開口5の鍔部6に沿ってスライドさせる際に、
鍔部6縁の凹部7に填まり込むようになっている。
9先端部外面に出没自在に配設された凸部で、バネAに
より外方向に付勢されており、前記スライドシャッター
8を前記開口5の鍔部6に沿ってスライドさせる際に、
鍔部6縁の凹部7に填まり込むようになっている。
【0018】12は前記スライドシャッター8の端部に形
成された把手部で、後述する上ケース51側部下方に形成
した収納凹部41に収納されるとともに、前記スライドシ
ャッター8にて処理槽1底部の開口5を閉塞した状態
で、該把手部12側面が処理装置の外形の一部を構成する
ようになっている。
成された把手部で、後述する上ケース51側部下方に形成
した収納凹部41に収納されるとともに、前記スライドシ
ャッター8にて処理槽1底部の開口5を閉塞した状態
で、該把手部12側面が処理装置の外形の一部を構成する
ようになっている。
【0019】13は前記スライドシャッター8の把手部12
の上面に臨ませて内蔵された磁石で、後述する上ケース
51の収納凹部41天面の、前記磁石13に対向する位置に配
設されたリードスイッチ59により検知され、スライドシ
ャッター8が処理槽1の開口5を閉塞した状態であるこ
とを検出するようになっている。
の上面に臨ませて内蔵された磁石で、後述する上ケース
51の収納凹部41天面の、前記磁石13に対向する位置に配
設されたリードスイッチ59により検知され、スライドシ
ャッター8が処理槽1の開口5を閉塞した状態であるこ
とを検出するようになっている。
【0020】14は前記処理槽1内面に形成されたリブ
で、後述する攪拌羽根29の回転軸30と略直交する方向に
配設されており、攪拌羽根29の回転により担体が処理槽
1の一側に片寄るのを防止するとともに、攪拌羽根29の
回転により担体が処理槽1に押しつけられて処理槽1が
変形するのを防止している。前記リブ14は、処理槽1の
内面に形成されているので、処理槽1外面に補強用のリ
ブを形成した場合に比べて、前記面状ヒーター4を細分
化する必要がなく、ヒーターのコストを削減できる。
で、後述する攪拌羽根29の回転軸30と略直交する方向に
配設されており、攪拌羽根29の回転により担体が処理槽
1の一側に片寄るのを防止するとともに、攪拌羽根29の
回転により担体が処理槽1に押しつけられて処理槽1が
変形するのを防止している。前記リブ14は、処理槽1の
内面に形成されているので、処理槽1外面に補強用のリ
ブを形成した場合に比べて、前記面状ヒーター4を細分
化する必要がなく、ヒーターのコストを削減できる。
【0021】15は前記処理槽1の後壁16上部に、処理槽
1の左右方向に亘って形成された凹所で、該凹所15の両
端部底面に、各々前記処理槽1内に連通する吸込筒17及
び排出筒18を下方に向かって延設している。前記排出筒
18は、前記処理槽1後壁16により前後に区画されてお
り、前記後壁16より前方部分が処理槽1内に連通すると
ともに、後壁16より後方部分は、処理槽1背面に形成さ
れた排気路19に連通し、後述する下ケース38に形成され
た排気口42に連通している。
1の左右方向に亘って形成された凹所で、該凹所15の両
端部底面に、各々前記処理槽1内に連通する吸込筒17及
び排出筒18を下方に向かって延設している。前記排出筒
18は、前記処理槽1後壁16により前後に区画されてお
り、前記後壁16より前方部分が処理槽1内に連通すると
ともに、後壁16より後方部分は、処理槽1背面に形成さ
れた排気路19に連通し、後述する下ケース38に形成され
た排気口42に連通している。
【0022】20は前記凹所15底面との間に空間を形成し
た状態で凹所15上方を被い、凹所15にネジ固定される基
板収納ケースで、後述する電動機24の駆動を制御する制
御部品、及び後述するファン22、前記ヒーター4への通
電を制御する制御部品等を載置した制御基板21を収納し
ており、前記凹所15と基板収納ケース20との間の空間、
吸気筒17及び排気筒18により循環路を形成している。
た状態で凹所15上方を被い、凹所15にネジ固定される基
板収納ケースで、後述する電動機24の駆動を制御する制
御部品、及び後述するファン22、前記ヒーター4への通
電を制御する制御部品等を載置した制御基板21を収納し
ており、前記凹所15と基板収納ケース20との間の空間、
吸気筒17及び排気筒18により循環路を形成している。
【0023】22は前記排出筒18に配設されたファンで、
該ファン22の駆動により、前記処理槽1内の空気が吸込
筒17から吸い込まれ、凹所15と基板収納ケース20との間
の空間を介して排出筒18から排出されるが、前記排出筒
18は処理槽1後壁16により前後に区画されているため、
吸気筒17から吸引された空気は循環路を介して処理槽1
を循環するとともに、この空気の一部が排気筒18から排
気路19を介して処理槽1外へ排気される。
該ファン22の駆動により、前記処理槽1内の空気が吸込
筒17から吸い込まれ、凹所15と基板収納ケース20との間
の空間を介して排出筒18から排出されるが、前記排出筒
18は処理槽1後壁16により前後に区画されているため、
吸気筒17から吸引された空気は循環路を介して処理槽1
を循環するとともに、この空気の一部が排気筒18から排
気路19を介して処理槽1外へ排気される。
【0024】23は前記処理槽1上部の吸込筒17側に形成
された電動機室で、該電動機室23に収納した電動機24の
回転軸25を、前記処理槽1側面から突出させており、該
電動機24の回転軸25に後述する複数のギア33、34、35、
36を介して攪拌羽根29を回転させるようになっている。
された電動機室で、該電動機室23に収納した電動機24の
回転軸25を、前記処理槽1側面から突出させており、該
電動機24の回転軸25に後述する複数のギア33、34、35、
36を介して攪拌羽根29を回転させるようになっている。
【0025】26は前記処理槽1の電動機室23の上部に配
設されたスイッチ基板で、該スイッチ基板26には、後述
する蓋体54裏面に形成したマグネット55に対向するリー
ドスイッチ27を配設し、蓋体54のマグネット55の近接を
検出することにより蓋体54の閉塞状態を検知するように
なっており、該リードスイッチ27の出力信号により、蓋
体54の開放状態では、前記電動機24、ヒーター4、及び
ファン22への通電が停止されるようになっている。
設されたスイッチ基板で、該スイッチ基板26には、後述
する蓋体54裏面に形成したマグネット55に対向するリー
ドスイッチ27を配設し、蓋体54のマグネット55の近接を
検出することにより蓋体54の閉塞状態を検知するように
なっており、該リードスイッチ27の出力信号により、蓋
体54の開放状態では、前記電動機24、ヒーター4、及び
ファン22への通電が停止されるようになっている。
【0026】28は前記スイッチ基板26に配設されたLE
Dで、後述する電源ボタン57の通電時に、に該LED28
が点灯し、前記ヒーター4への通電状態を報知するとと
もに、該LED28を点滅させることにより、前記ヒータ
ー4の異常を報知するようになっている。
Dで、後述する電源ボタン57の通電時に、に該LED28
が点灯し、前記ヒーター4への通電状態を報知するとと
もに、該LED28を点滅させることにより、前記ヒータ
ー4の異常を報知するようになっている。
【0027】前記電動機24は、後述する電源ボタン57の
通電状態で、蓋体54を閉成することにより正逆転を交互
に1分ずつ、所定時間行い、後述する攪拌羽根29により
処理槽1に投入された厨芥と担体とを攪拌するととも
に、担体を取り出して交換する際、即ち前記スライドシ
ャッター8をスライドさせて前記処理槽1の開口5を開
放した際に、後述する駆動スイッチ60の操作により正逆
回転し、後述する攪拌羽根29を正逆転させて担体を開口
5から排出するようになっている。
通電状態で、蓋体54を閉成することにより正逆転を交互
に1分ずつ、所定時間行い、後述する攪拌羽根29により
処理槽1に投入された厨芥と担体とを攪拌するととも
に、担体を取り出して交換する際、即ち前記スライドシ
ャッター8をスライドさせて前記処理槽1の開口5を開
放した際に、後述する駆動スイッチ60の操作により正逆
回転し、後述する攪拌羽根29を正逆転させて担体を開口
5から排出するようになっている。
【0028】29は前記処理槽1内に回転自在に配設され
た攪拌羽根で、前記処理槽1側面に横方向に配設される
回転軸30と、該回転軸30に螺旋状に固着された複数の攪
拌翼31とから構成されており、前記回転軸30の回転によ
り、該攪拌翼31の先端が前記処理槽1内底面に近接して
回転、即ち、攪拌翼31の回転軌跡が、処理槽1の底面形
状と略一致するようになっている。
た攪拌羽根で、前記処理槽1側面に横方向に配設される
回転軸30と、該回転軸30に螺旋状に固着された複数の攪
拌翼31とから構成されており、前記回転軸30の回転によ
り、該攪拌翼31の先端が前記処理槽1内底面に近接して
回転、即ち、攪拌翼31の回転軌跡が、処理槽1の底面形
状と略一致するようになっている。
【0029】32は前記回転軸30の処理槽1側面に突出す
る一端に配設されたギアで、前記電動機24の回転軸25に
配設されたギア33との間に複数のギア34、35、36を介在
させており、前記電動機23の回転速度を減速させて前記
攪拌羽根29に伝達している。37は前記処理槽1の側面の
補強枠2に取りつけられ、前記電動機24の回転軸25及び
ギア34、35、36等の駆動機構部分を覆う金属製のカバー
である。
る一端に配設されたギアで、前記電動機24の回転軸25に
配設されたギア33との間に複数のギア34、35、36を介在
させており、前記電動機23の回転速度を減速させて前記
攪拌羽根29に伝達している。37は前記処理槽1の側面の
補強枠2に取りつけられ、前記電動機24の回転軸25及び
ギア34、35、36等の駆動機構部分を覆う金属製のカバー
である。
【0030】38は前記処理槽1を載置する下ケースで、
脚部39を垂下形成し、この脚部39に処理槽1の補強板2
をネジ固定することで下ケース38に処理槽1を固定する
ようになっている。40は前記下ケース38の側面側外周に
形成された把手用凹部で、後述する上ケース51の収納凹
部41に対応する位置を切欠いて、前記スライドシャッタ
ー8の把手部12を収納するようになっている。
脚部39を垂下形成し、この脚部39に処理槽1の補強板2
をネジ固定することで下ケース38に処理槽1を固定する
ようになっている。40は前記下ケース38の側面側外周に
形成された把手用凹部で、後述する上ケース51の収納凹
部41に対応する位置を切欠いて、前記スライドシャッタ
ー8の把手部12を収納するようになっている。
【0031】42は前記脚部39に形成された凹所43に形成
される排気口で、前記処理槽1背面に配設された排気路
19を介して処理槽1上部の排出筒18と連通し、処理槽1
内の空気の一部を排気口42から排気されるようになって
いる。
される排気口で、前記処理槽1背面に配設された排気路
19を介して処理槽1上部の排出筒18と連通し、処理槽1
内の空気の一部を排気口42から排気されるようになって
いる。
【0032】44は前記下ケース38の脚部39の内側に略全
周に亘って形成された棚部で、該棚部44に、後述する樹
脂製の水受皿49、または枠体50が選択的、且つ摺動自在
に配設されるようになっている。
周に亘って形成された棚部で、該棚部44に、後述する樹
脂製の水受皿49、または枠体50が選択的、且つ摺動自在
に配設されるようになっている。
【0033】45は前記下ケース38の奥側の、前記棚部44
に対向する上面に揺動自在に配設されたロック部材で、
該ロック部材45の一端部に下方に向かって垂下する垂下
部46を形成するとともに、該ロック部材45の他端部に、
前記スライドシャッター8の下面角部に形成された凹部
47に係合する係合部48を形成しており、後述する水受皿
49または枠体50を前記棚部44に配設した際に、水受皿49
または枠体50が前記垂下部46に当接してロック部材45が
上方へ回動し、他端部の係合部48が下方へ回動すること
により、前記スライドシャッター8の凹部47とロック部
材45とのロックが解除されるようになっている。49は前
記下ケース38の棚部44に摺動自在に配設される水受皿
で、処理装置使用中に前記処理槽1からの水漏れや担体
の漏れを受けるようになっている。50は前記水受皿49と
選択的に前記棚部44に摺動自在に取りつけられる枠体
で、該枠体50を棚部44に取りつけた状態で、前記枠体50
が処理槽1底部の開口5の真下に位置するようになって
おり、該枠体50にビニール袋等を掛けて棚部44に取りつ
け、前記スライドシャッター8をスライドさせて処理槽
1底部の開口5を開放すると、処理槽1内の担体がビニ
ール袋に排出されるようになっている。また、前記水受
皿49及び枠体50は、スライドシャッター8が開口5を閉
成した状態で、スライドシャッター8の先端を囲む大き
さに形成されている。
に対向する上面に揺動自在に配設されたロック部材で、
該ロック部材45の一端部に下方に向かって垂下する垂下
部46を形成するとともに、該ロック部材45の他端部に、
前記スライドシャッター8の下面角部に形成された凹部
47に係合する係合部48を形成しており、後述する水受皿
49または枠体50を前記棚部44に配設した際に、水受皿49
または枠体50が前記垂下部46に当接してロック部材45が
上方へ回動し、他端部の係合部48が下方へ回動すること
により、前記スライドシャッター8の凹部47とロック部
材45とのロックが解除されるようになっている。49は前
記下ケース38の棚部44に摺動自在に配設される水受皿
で、処理装置使用中に前記処理槽1からの水漏れや担体
の漏れを受けるようになっている。50は前記水受皿49と
選択的に前記棚部44に摺動自在に取りつけられる枠体
で、該枠体50を棚部44に取りつけた状態で、前記枠体50
が処理槽1底部の開口5の真下に位置するようになって
おり、該枠体50にビニール袋等を掛けて棚部44に取りつ
け、前記スライドシャッター8をスライドさせて処理槽
1底部の開口5を開放すると、処理槽1内の担体がビニ
ール袋に排出されるようになっている。また、前記水受
皿49及び枠体50は、スライドシャッター8が開口5を閉
成した状態で、スライドシャッター8の先端を囲む大き
さに形成されている。
【0034】51は前記処理槽1上面及び外側面を間隔を
存して被う上ケースで、前記処理槽1上方から被せて下
ケース38にネジ止め固定するようになっており、下ケー
ス38及び上ケース38により本体ケース52を構成してい
る。前記上ケース51の下端部の一部には、前記スライド
シャッター8が収納される収納凹部41が形成されてい
る。
存して被う上ケースで、前記処理槽1上方から被せて下
ケース38にネジ止め固定するようになっており、下ケー
ス38及び上ケース38により本体ケース52を構成してい
る。前記上ケース51の下端部の一部には、前記スライド
シャッター8が収納される収納凹部41が形成されてい
る。
【0035】前記下ケース38及び上ケース51は、処理槽
1側面の駆動機構よりも下側で接合しており、前記上ケ
ース51を取り外すことにより駆動機構及びヒーター4が
露出し、駆動機構のメンテナンス等を容易に行うことが
できるようになっている。
1側面の駆動機構よりも下側で接合しており、前記上ケ
ース51を取り外すことにより駆動機構及びヒーター4が
露出し、駆動機構のメンテナンス等を容易に行うことが
できるようになっている。
【0036】53は前記上ケース51上面前方側に形成され
た投入開口で、処理槽1内に連通している。前記上ケー
ス51の収納凹部41の、スライドシャッター8の磁石13に
対向する位置には、リードスイッチ59が配設されてお
り、前記スライドシャッター8が収納された状態で、ス
ライドシャッター8による処理槽1の開口5の閉塞状態
を検出するようになっている。
た投入開口で、処理槽1内に連通している。前記上ケー
ス51の収納凹部41の、スライドシャッター8の磁石13に
対向する位置には、リードスイッチ59が配設されてお
り、前記スライドシャッター8が収納された状態で、ス
ライドシャッター8による処理槽1の開口5の閉塞状態
を検出するようになっている。
【0037】54は前記本体ケース51上部に回動自在に配
設された蓋体で、前記本体ケース51の投入開口53を開閉
自在に覆うようになっている。55は前記蓋体54の裏面
の、前記スイッチ基板26のリードスイッチ27に近接する
位置に配設されたマグネットで、前記蓋体54を閉成する
ことにより、該マグネット55がスイッチ基板26のリード
スイッチ27に近接し、リードスイッチ27の出力信号によ
り、蓋体54の閉成を検出するようになっている。
設された蓋体で、前記本体ケース51の投入開口53を開閉
自在に覆うようになっている。55は前記蓋体54の裏面
の、前記スイッチ基板26のリードスイッチ27に近接する
位置に配設されたマグネットで、前記蓋体54を閉成する
ことにより、該マグネット55がスイッチ基板26のリード
スイッチ27に近接し、リードスイッチ27の出力信号によ
り、蓋体54の閉成を検出するようになっている。
【0038】次に、制御回路について、図16に基づいて
説明する。
説明する。
【0039】56は制御回路で、電源ボタン57の通電状態
で、サーモスタット等の温度検出手段58からの信号に基
づき、前記ヒーター4に通電し、処理槽2内を前記一定
温度に維持するようになっている。
で、サーモスタット等の温度検出手段58からの信号に基
づき、前記ヒーター4に通電し、処理槽2内を前記一定
温度に維持するようになっている。
【0040】また、前記制御回路56は、前記スイッチ基
板26のリードスイッチ27、及びスライドシャッター8の
リードスイッチ13からの信号に基づき、蓋体54及びスラ
イドシャッター8が閉成されている状態で、前記ファン
22を駆動させ、処理槽1内の空気を循環させて、一部を
本体ケース52外へ排出させるとともに、前記電動機24を
駆動させて攪拌羽根29を1分ずつ正逆回転させ、処理槽
1に投入される厨芥と担体とを混合するようになってい
る。
板26のリードスイッチ27、及びスライドシャッター8の
リードスイッチ13からの信号に基づき、蓋体54及びスラ
イドシャッター8が閉成されている状態で、前記ファン
22を駆動させ、処理槽1内の空気を循環させて、一部を
本体ケース52外へ排出させるとともに、前記電動機24を
駆動させて攪拌羽根29を1分ずつ正逆回転させ、処理槽
1に投入される厨芥と担体とを混合するようになってい
る。
【0041】さらに、前記制御回路56は、前記スライド
シャッター8のリードスイッチ13からの信号に基づき、
スライドシャッター8の開放状態で前記駆動スイッチ60
が操作されると、前記電動機24を駆動させて攪拌羽根29
を回転させ、担体を開口5から排出させるようになって
いる。
シャッター8のリードスイッチ13からの信号に基づき、
スライドシャッター8の開放状態で前記駆動スイッチ60
が操作されると、前記電動機24を駆動させて攪拌羽根29
を回転させ、担体を開口5から排出させるようになって
いる。
【0042】上記処理装置は、担体を取り出し易くする
ために、下ケース38底面と床面との間隔を大きくできる
よう、ブロック61の上に脚部39を載置して使用される
が、図13に示す如く、下ケース38の脚部39に金属製のパ
イプ62を固定し、このパイプ62をブロック61の孔に挿入
して処理装置の転倒を防止する構成としてもよい。
ために、下ケース38底面と床面との間隔を大きくできる
よう、ブロック61の上に脚部39を載置して使用される
が、図13に示す如く、下ケース38の脚部39に金属製のパ
イプ62を固定し、このパイプ62をブロック61の孔に挿入
して処理装置の転倒を防止する構成としてもよい。
【0043】而して、電源ボタン57をONの状態で、蓋
体54を開放し、投入開口15から処理槽1内に厨芥を投入
して蓋体54を閉成すると、蓋体54の裏面に配設した磁石
55が処理槽1上部のスイッチ基板26のリードスイッチ27
に近接することにより蓋体54の閉成を検出し、このリー
ドスイッチ27からの信号に基づく制御回路56の出力によ
り、電動機24に通電され、担体と厨芥とが混合され、厨
芥は、担体に培養される微生物等により二酸化炭素と水
分に分解される。
体54を開放し、投入開口15から処理槽1内に厨芥を投入
して蓋体54を閉成すると、蓋体54の裏面に配設した磁石
55が処理槽1上部のスイッチ基板26のリードスイッチ27
に近接することにより蓋体54の閉成を検出し、このリー
ドスイッチ27からの信号に基づく制御回路56の出力によ
り、電動機24に通電され、担体と厨芥とが混合され、厨
芥は、担体に培養される微生物等により二酸化炭素と水
分に分解される。
【0044】ファン22の駆動によって処理槽1内の空気
が循環路を介して循環し、厨芥の分解により生じる水分
を気化するとともに、微生物の活性化に必要な酸素を供
給する。処理槽1内を循環する空気の一部は、排出筒18
背面側から排気路19及び排気口42を介して本体ケース52
外へ排気され、処理槽1内の空気が過湿状態となるのを
防止し、処理槽1内の水分除去効率を向上させている。
が循環路を介して循環し、厨芥の分解により生じる水分
を気化するとともに、微生物の活性化に必要な酸素を供
給する。処理槽1内を循環する空気の一部は、排出筒18
背面側から排気路19及び排気口42を介して本体ケース52
外へ排気され、処理槽1内の空気が過湿状態となるのを
防止し、処理槽1内の水分除去効率を向上させている。
【0045】処理槽1内の空気が外部へ排気されるのに
伴い、下ケース51と上ケース38との接合部から、あるい
は下ケース38の棚部44等の開口から本体ケース52内に入
った空気が処理槽1内に供給される。この空気は、処理
槽1外面に配設されたヒーター4により暖められてお
り、しかも、処理槽1内を循環する空気の一部であるか
ら、冬季においても、処理槽1内の温度を大きく低下さ
せることがなく、厨芥処理効率に悪影響を及ぼすことが
ない。
伴い、下ケース51と上ケース38との接合部から、あるい
は下ケース38の棚部44等の開口から本体ケース52内に入
った空気が処理槽1内に供給される。この空気は、処理
槽1外面に配設されたヒーター4により暖められてお
り、しかも、処理槽1内を循環する空気の一部であるか
ら、冬季においても、処理槽1内の温度を大きく低下さ
せることがなく、厨芥処理効率に悪影響を及ぼすことが
ない。
【0046】厨芥の分解により生じる水分は、ファン22
により気化されるが、何らかの異常により処理槽内の水
分が十分に除去されず水分が過剰となり、処理槽1の開
口5とスライドシャッター8との隙間から廃液が漏れた
場合には、スライドシャッター8の金属部材10が断面略
コ字形状に形成されているため、水分が金属部材10に滴
下する。
により気化されるが、何らかの異常により処理槽内の水
分が十分に除去されず水分が過剰となり、処理槽1の開
口5とスライドシャッター8との隙間から廃液が漏れた
場合には、スライドシャッター8の金属部材10が断面略
コ字形状に形成されているため、水分が金属部材10に滴
下する。
【0047】さらに、スライドシャッター8の先端に向
かって下方に傾斜しているとともに、スライドシャッタ
ー8の先端が水受皿49上方に位置するため、金属部材10
に滴下した廃液が水受皿49に案内されて貯溜され、処理
装置の載置場所を汚すことがない。
かって下方に傾斜しているとともに、スライドシャッタ
ー8の先端が水受皿49上方に位置するため、金属部材10
に滴下した廃液が水受皿49に案内されて貯溜され、処理
装置の載置場所を汚すことがない。
【0048】また、スライドシャッター8の先端部は、
棚部44に枠体50を取りつけた際にも、枠体50で囲まれる
空間内に位置するため、スライドシャッター8をスライ
ドさせて開口5を開放し担体を取り出した後、再びスラ
イドシャッター8を閉成する場合に、開口5の鍔部6に
付着した担体が、スライドシャッター8により押しやら
れても、スライドシャッター8の先端部から、確実に枠
体50に取りつけられた袋内に落下させることができる。
棚部44に枠体50を取りつけた際にも、枠体50で囲まれる
空間内に位置するため、スライドシャッター8をスライ
ドさせて開口5を開放し担体を取り出した後、再びスラ
イドシャッター8を閉成する場合に、開口5の鍔部6に
付着した担体が、スライドシャッター8により押しやら
れても、スライドシャッター8の先端部から、確実に枠
体50に取りつけられた袋内に落下させることができる。
【0049】処理槽1内の空気の循環路を構成する凹所
15は、処理槽1と一体に形成されているため、構造を簡
単にできコストを削減できるとともに、循環路を処理槽
1の外部に配設した場合に比べて、処理槽1内の温度の
低下を防止できる。
15は、処理槽1と一体に形成されているため、構造を簡
単にできコストを削減できるとともに、循環路を処理槽
1の外部に配設した場合に比べて、処理槽1内の温度の
低下を防止できる。
【0050】また、担体を取り出す際は、下ケース38の
棚部44に摺動自在に配設された水受皿40を取り外し、枠
体50にビニール袋等を掛けて棚部44に取りつけ、スライ
ドシャッター8をスライドさせて処理槽1底部の開口5
を開放すると、処理槽1内の担体がビニール袋に排出さ
れるが、枠体50の棚部44への装着が不完全であると、枠
体50がロック部材45の垂下部46に当接せず、ロック部材
45が回動しないためにロック部材45の係合部48とスライ
ドシャッター8の凹部47とのロックが解除されない。従
って、枠体50の無い状態、または不完全装着状態でのス
ライドシャッター8の開放を防止でき、使用性を向上で
きる。
棚部44に摺動自在に配設された水受皿40を取り外し、枠
体50にビニール袋等を掛けて棚部44に取りつけ、スライ
ドシャッター8をスライドさせて処理槽1底部の開口5
を開放すると、処理槽1内の担体がビニール袋に排出さ
れるが、枠体50の棚部44への装着が不完全であると、枠
体50がロック部材45の垂下部46に当接せず、ロック部材
45が回動しないためにロック部材45の係合部48とスライ
ドシャッター8の凹部47とのロックが解除されない。従
って、枠体50の無い状態、または不完全装着状態でのス
ライドシャッター8の開放を防止でき、使用性を向上で
きる。
【0051】さらに、担体を取り出す際に、駆動スイッ
チ60を操作すると、所定時間電動機24が駆動されて攪拌
羽根29を正逆回転させ、担体が水分を含んだ状態でも、
開口5から効率よく排出することができる。
チ60を操作すると、所定時間電動機24が駆動されて攪拌
羽根29を正逆回転させ、担体が水分を含んだ状態でも、
開口5から効率よく排出することができる。
【0052】スライドシャッター8は、その把手部12を
上ケース51の側面に露出させており、上ケース51を取り
外すことなくスライドシャッター8を引き出すことがで
き、使い勝手がよい。
上ケース51の側面に露出させており、上ケース51を取り
外すことなくスライドシャッター8を引き出すことがで
き、使い勝手がよい。
【0053】さらに、処理槽1を被う下ケース38と上ケ
ース51との接合部は、処理槽1の最下端位置、即ちギア
等の駆動機構よりも下方に位置しているので、電動機24
と攪拌羽根29との間に介在するギア33乃至36やヒーター
4に何らかの異常が生じた場合等、メンテナンスの際に
は、上ケース51を取り外すことにより、処理槽1及び駆
動機構が露出し、メンテナンスを容易に行うことができ
る。
ース51との接合部は、処理槽1の最下端位置、即ちギア
等の駆動機構よりも下方に位置しているので、電動機24
と攪拌羽根29との間に介在するギア33乃至36やヒーター
4に何らかの異常が生じた場合等、メンテナンスの際に
は、上ケース51を取り外すことにより、処理槽1及び駆
動機構が露出し、メンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0054】また、駆動機構を制御する制御基板21等
が、処理槽1に取りつけられているため、メンテナンス
のために上ケース51を取り外す際に、制御基板21を上ケ
ース51側に取りつけた場合のように、制御基板21と駆動
機構との電気的接点等を脱着する必要がなく、作業性を
向上できる。
が、処理槽1に取りつけられているため、メンテナンス
のために上ケース51を取り外す際に、制御基板21を上ケ
ース51側に取りつけた場合のように、制御基板21と駆動
機構との電気的接点等を脱着する必要がなく、作業性を
向上できる。
【0055】尚、上記実施例においては、駆動スイッチ
60を操作すると、制御回路56が所定時間電動機24を駆動
するよう構成したが、駆動スイッチ60を操作している間
だけ電動機24を駆動するよう構成してもよい。この構成
であれば、担体の取り出し状態に応じて電動機24を停止
することができ、担体が袋からあふれたり、担体の取り
出しが不十分となったりする不都合を解消することがで
きる。
60を操作すると、制御回路56が所定時間電動機24を駆動
するよう構成したが、駆動スイッチ60を操作している間
だけ電動機24を駆動するよう構成してもよい。この構成
であれば、担体の取り出し状態に応じて電動機24を停止
することができ、担体が袋からあふれたり、担体の取り
出しが不十分となったりする不都合を解消することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、処理槽の上
方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定することによ
り本体ケースを組み立てられるため、組立て作業性を向
上できるとともに、上下ケースの接合位置を駆動機構よ
りも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常が生じ
た場合には、上ケースを取り外すことにより駆動機構が
露出し、メンテナンスを容易に行える。
方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定することによ
り本体ケースを組み立てられるため、組立て作業性を向
上できるとともに、上下ケースの接合位置を駆動機構よ
りも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常が生じ
た場合には、上ケースを取り外すことにより駆動機構が
露出し、メンテナンスを容易に行える。
【0057】また、本発明の請求項2によると、処理槽
の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定すること
により本体ケースが組み立てられるため、組立て作業性
を向上できるとともに、上下ケースの接合位置を駆動機
構よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常が
生じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動機
構が露出し、メンテナンスを容易に行える。
の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定すること
により本体ケースが組み立てられるため、組立て作業性
を向上できるとともに、上下ケースの接合位置を駆動機
構よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常が
生じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動機
構が露出し、メンテナンスを容易に行える。
【0058】また、上下ケースの接合部に把手を形成す
ることにより、処理装置の外観を損なうことなく運搬性
を向上できる。
ることにより、処理装置の外観を損なうことなく運搬性
を向上できる。
【0059】さらに、本発明の請求項3によると、処理
槽の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定するこ
とにより本体ケースが組み立てられるため、組立て作業
性を向上できるとともに、上下ケースの接合位置を駆動
機構よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常
が生じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動
機構が露出し、メンテナンスを容易に行える。
槽の上方から上ケースを嵌挿して下ケースに固定するこ
とにより本体ケースが組み立てられるため、組立て作業
性を向上できるとともに、上下ケースの接合位置を駆動
機構よりも下方に設けたため、駆動機構に何らかの異常
が生じた場合には、上ケースを取り外すことにより駆動
機構が露出し、メンテナンスを容易に行える。
【0060】また、制御部品が処理槽に固定されている
ため、上ケースを取り外す際に制御部品と駆動機構との
電気的接点を設ける必要がなく、上ケースの取り外しを
容易に行うことができる。
ため、上ケースを取り外す際に制御部品と駆動機構との
電気的接点を設ける必要がなく、上ケースの取り外しを
容易に行うことができる。
【図1】本発明の有機物処理装置の外観斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】同有機物取り出し時(シャッターを取り外した
状態)の断面図である。
状態)の断面図である。
【図4】同図2におけるA−A断面矢視図である。
【図5】同図2に置ける他の位置での断面図である。
【図6】同有機物取り外し時(シャッターを取り外した
状態)の断面図である。
状態)の断面図である。
【図7】同横断面図である。
【図8】同上ケース及び蓋を取り外した断面図である。
【図9】同図8における他の方向から見た断面図であ
る。
る。
【図10】同要部拡大断面図である。
【図11】同要部拡大断面図である。
【図12】同シャッターの閉塞部材(上構成部材)の底面か
ら見た断面図である。
ら見た断面図である。
【図13】同処理装置をブロックに固定した断面図であ
る。
る。
【図14】同シャッターのロック手段(ロック解除時)の要
部拡大断面図である。
部拡大断面図である。
【図15】同シャッターのロック手段(ロック時)の要部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図16】同回路図である。
1 処理槽
20 基板収納ケース
21 制御基板
24 電動機(駆動手段)
29 攪拌羽根(攪拌手段)
32、33、34、35、36 ギア(駆動機構)
38 下ケース
40 把手
51 上ケース
52 本体ケース
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−227588(JP,A)
実開 平6−37207(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B09B 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 厨芥を攪拌する攪拌手段を有する処理槽
と、該処理槽を被う本体ケースと、前記処理槽側面と本
体ケースとの間の空間に配設され、前記攪拌手段を駆動
する駆動機構とを備え、前記本体ケースを、処理槽を載
置固定する下ケースと、処理槽を被い、下ケースに固定
される上ケースとから構成し、前記上下ケースの接合部
を、前記駆動機構よりも下方に設けたことを特徴とする
厨芥処理装置。 - 【請求項2】 厨芥を攪拌する攪拌手段を有する処理槽
と、該処理槽を被う本体ケースと、前記処理槽側面と本
体ケースとの間の空間に配設され、前記攪拌手段を駆動
する駆動機構とを備え、前記本体ケースを、処理槽を載
置固定する下ケースと、処理槽を被い、下ケースに固定
される上ケースとから構成し、前記上下ケースの接合部
を、前記駆動機構よりも下方に設けるとともに、該接合
部に把手を形成したことを特徴とする厨芥処理装置。 - 【請求項3】 厨芥を攪拌する攪拌手段を有する処理槽
と、該処理槽を被う本体ケースと、前記処理槽側面に装
着され、前記攪拌手段を駆動する駆動機構と、該駆動機
構を制御する制御部品とを備え、前記本体ケースを、処
理槽を載置固定する下ケースと、処理槽を被い、下ケー
スに固定される上ケースとから構成し、前記上下ケース
の接合部を、前記駆動機構よりも下方に設けるととも
に、前記制御部品を処理槽に固定したことを特徴とする
厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29531694A JP3363626B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29531694A JP3363626B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 厨芥処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08150385A JPH08150385A (ja) | 1996-06-11 |
JP3363626B2 true JP3363626B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=17819036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29531694A Expired - Fee Related JP3363626B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3363626B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29531694A patent/JP3363626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08150385A (ja) | 1996-06-11 |
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