JP3362094B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3362094B2
JP3362094B2 JP32969995A JP32969995A JP3362094B2 JP 3362094 B2 JP3362094 B2 JP 3362094B2 JP 32969995 A JP32969995 A JP 32969995A JP 32969995 A JP32969995 A JP 32969995A JP 3362094 B2 JP3362094 B2 JP 3362094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
像担持体上に形成された静電潜像を可視像化する現像器
と、該現像器に補給するトナーを収容するトナー収容部
と、一定周期でパルス発光を行う発光部、該発光部から
発せられ少なくともトナーの存在しうる領域を通過した
光を受光するように配設された受光部、及び該受光部か
らの受光信号を積分する積分手段を有し、該積分手段か
らの出力信号を用いて前記トナー収容部内のトナー残量
の有無を判定するトナー残量検知手段と、を備えた現像
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の現像装置に用いられるト
ナー残量検知手段としては、トナー残量の有無を検知す
るために、一定期間をおいて特定回数パルス状に発光す
る発光部と、その発光部の光を透過させてトナーの有無
を計量する計量部と、透過した光をうける受光部と、受
光信号を積分波形に変換する積分器を有することを特徴
とするものが知られている(例えば、特開平3−196
167号公報参照)。そして、この公報には、前記積分
器より出力された積分信号をマイコンなどの制御部に入
力する際の信号入力タイミングを、前記発光部の発光タ
イミングに合わせるように設定することにより、ノイズ
などによる信号が誤って取り込まれることを防ぎ、トナ
ー残量の誤検知の確率を低減するものや、該積分信号の
パルスが何回得られたかをカウントすることによってト
ナー残量の誤検知を防止するようにしたものが開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の構成において、例えば、上記積分信号のようなアナ
ログ信号をデジタル信号に置き換えてマイコンなどの制
御部に入力するために、該積分信号の信号レベルが比較
用信号レベル以上であるか否かを比較し、前記積分信号
の信号レベルが比較用信号のレベルよりも大きいとき
に、ある信号を出力するようにした比較手段を備え、該
比較手段からの信号の有無でトナー残量の有無を判定す
るようにした場合には、以下のような不具合が生じてし
まうという問題点があった。すなわち、例えば、前記比
較用信号レベルが変動したり、前記積分信号にノイズが
混在したりした場合、前記積分信号の立ち上がりと立ち
下がり部分のうちの、前記比較用信号レベルの近傍にお
いて、前記比較手段から信号が出力されたりされなかっ
たりすることがあり、上記発光部から発せられる発光に
追従しない不規則な信号が発生してしまうことがある。
このため、前記比較手段から出力された信号を、単に前
記発光部の発光タイミングに合わせてマイコンなどの制
御部に入力するだけでは、このような不規則に発生する
信号の入力タイミングが、たまたま前記比較手段から信
号が出力されなかったタイミングで前記制御部に入力さ
れた場合、トナーが無いにもかかわらずあると誤検知し
てしまうという不具合を生じることがある。また、上記
発光部の発光回数に応じて得られる前記比較手段の出力
された信号の数をカウントし、規定回数カウントされた
ときにトナー残量不足であると判定する場合には、上記
不規則な信号が発生してしまうと、このような信号が重
複してカウントされるため、該信号の数を正確にカウン
トできず、トナー収容部内にトナーがあるにもかかわら
ず無いと誤検知してしまうという不具合を生じることが
ある。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、受光部からの受光信
号を積分器によって積分し、この積分信号の信号レベル
を比較手段で比較用信号と比較し、この出力結果に基づ
いてトナー残量の有無を判定するようにトナー残量検知
手段を構成した場合でも、トナー残量の有無を確実に検
知することができる現像装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成された静電潜
像を可視像化する現像器と、該現像器に補給するトナー
を収容するトナー収容部と、一定周期でパルス発光を行
う発光部、該発光部から発せられ少なくともトナーの存
在しうる領域を通過した光を受光するように配設された
受光部、及び該受光部からの受光信号を積分する積分手
段を有し、該積分手段からの出力信号を用いて前記トナ
ー収容部内のトナー残量の有無を判定するトナー残量検
知手段と、を備えた現像装置において、前記トナー残量
検知手段に、前記積分手段から出力された積分信号を比
較用信号と比較する比較手段と、該比較手段から出力さ
れた信号を、該信号が安定して出力される時期にサンプ
リングする信号サンプリング手段とを設け、前記トナー
収容部内のトナー残量の有無の判定を、該信号サンプリ
ング手段のサンプリング結果に基づいて行うように前記
トナー残量検知手段を構成したことを特徴とするもので
ある。
【0006】特に、請求項2の発明は、請求項1の現像
装置において、所定の周期でパルス信号を発生させるパ
ルス信号発生手段と、該パルス信号発生手段で発生させ
た信号を分周する分周手段とを設け、上記信号サンプリ
ング手段のサンプリング用信号として前記パルス信号発
生手段で発生させた信号を用いるとともに、上記発光部
から発せられるパルス発光の発光タイミングを制御する
発光タイミング制御信号として前記分周手段で分周され
た信号を用いたことを特徴とするものである。
【0007】特に、請求項3の発明は、請求項1の現像
装置において、上記トナー残量検知手段に、上記発光部
に一定周期でのパルス発光を所定回数行わせる発光タイ
ミング制御用信号を発生させる発光タイミング信号発生
手段と、上記信号サンプリング手段からの信号出力回数
が前記発光部から発せられた所定の発光回数と等しいと
きにトナー残量が不足したと判定する判定手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0008】特に、請求項4の発明は、請求項1の現像
装置において、所定の複数回の現像動作にわたり行われ
たトナー残量検知により得られた複数個のトナー残量検
知結果が全てトナー残量不足という結果であるときの
み、確定的にトナー残量不足であると判定する判定手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラープリンタ(以下、プリンタという)に適用した
一実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る
現像装置を搭載したプリンタの概略構成図である。図1
において、1はベルト状の像担持体としての可撓性の感
光体ベルトで、この感光体ベルト1は回動ローラ2、3
の間に架設されていて回動ローラ2、3の駆動により時
計方向に搬送される。4は帯電手段としての帯電部材、
5は露光手段としてのレーザ書き込み系ユニット、6〜
9はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数の現像ユニ
ットである。レーザ書き込み系ユニット5は上面にスリ
ット状の露光用開口部を設けた保持筐体に納められて装
置本体に組み込まれている。また、上記レーザ書き込み
系ユニット5は、図示のものの他に、発光部と収束性光
伝送体とを一体とした光学系なども使用される。上記帯
電部材4、レーザ書き込み5D、感光体用クリーニング
装置15は感光体ベルト1を架設している複数のローラ
の内の1本のローラ2部に設けられている。上記各現像
ユニット6〜9は例えばイエロー、マゼンタ、シアン、
黒の各現像剤をそれぞれ収容するもので、所定の位置で
感光体ベルト1と近接あるいは接触する各現像スリーブ
を備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触現像あるいは
接触現像法により顕像化する機能を有している。10
は、転写像担持体としての中間転写ベルトであり、この
中間転写ベルト10は回動ローラ11、12の間に架設
されていて回動ローラの駆動により反時計回りに搬送さ
れる。また、感光体ベルト1と中間転写ベルト10は回
動ローラ3部で接触しており、感光体ベルト1上の第一
回目の顕像が中間転写ベルト10内に設けられたバイア
スローラ13により中間転写ベルト10上に転写され
る。そして、同じようなプロセスを反復することによ
り、第二回目、第三回目、第四回目の顕像が中間転写ベ
ルト10上にそれぞれ重ねられて位置ずれを生じないよ
うに転写される。また、中間転写ベルト10に対して接
離可能な転写ローラ14が設けられている。15は感光
体ベルト1のクリーニング装置、16は中間転写ベルト
10のクリーニング装置で、この中間転写ベルトクリー
ニング装置16のブレード16Aは画像形成中には中間
転写ベルト10の表面より離間した位置に保たれ、画像
転写後のクリーニング時のみ図示のように中間転写ベル
ト10の表面に圧接される。
【0010】上記プリンタによるカラー画像形成のプロ
セスは、次のように行われる。まず、本実施形態におけ
る多色像の形成は、次のような像形成システムにしたが
って行われる。すなわち、オリジナル画像を撮像素子が
走査する図示しないカラー画像データ入力部で得られた
データを、画像データ処理部で演算処理して画像データ
を作成し、これは一旦画像メモリに格納される。次い
で、この画像メモリは記録時に取り出されて記録部であ
るプリンタに入力される。すなわち、このプリンタとは
別体の画像読取り装置から出力される色信号が上記レー
ザ書き込み系ユニット5に入力されると、このレーザ書
き込み系ユニット5において、図示しない半導体レーザ
より発生されたレーザビームが駆動モータ5Aにより回
転されるポリゴンミラー5Bにより回転走査され、fθ
レンズ5Cを経てミラーにより光路を曲げられて、あら
かじめ除電ランプ21により除電され帯電部材4により
一様帯電された感光体ベルト1の周面上に露光され、静
電潜像が形成される。ここで、露光する画像パターンは
所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、
黒に色分解したときの単色の画像パターンである。形成
された各々の静電潜像は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、黒のそれぞれの現像ユニットを備えた回転型現像器
により現像され、顕像化されて単色画像がそれぞれ形成
される。感光体ベルト1上に形成された単色画像は、感
光体ベルト1に接触しながら反時計回りに回転する中間
転写ベルト10上に転写される。そして、感光体ベルト
1上に形成されるイエロー、マゼンタ、シアン、黒の単
色画像を、中間転写ベルト10表面に順次重ねあわせ
る。そして、中間転写ベルト10表面に重ね合わされた
イエロー、マゼンタ、シアン、黒の画像は、給紙台17
から給紙ローラ18、レジストローラ19を経て転写部
に搬送された転写紙に、転写ローラ14により転写され
る。そして、転写終了後、この転写紙は定着装置20に
より定着されてフルカラー画像が完成する。なお、中間
転写ベルト10、及び感光体ベルト1はシームレスであ
る。
【0011】図2は、本発明に係る現像装置の斜視図で
ある。符号22Y,22M,22C,22Kはそれぞれ
イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーを収納するト
ナーカートリッジであり、また符号23Y,23M,2
3C,23Kはそれぞれトナーカートリッジから補給さ
れたイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーを収納し
ておくトナーホッパである。現像時には、各色のトナー
カートリッジ、トナーホッパ、上記各現像ユニットが一
体で回転し、開口部25の位置において停止し、感光体
ベルト1上の潜像を現像する。
【0012】また、図3に示すように、上記各トナーカ
ートリッジ22及び現像ユニット26は、トナーの消費
及び寿命により交換することができるようになってい
る。特に、カートリッジ22の着脱は、着脱レバー24
を操作するだけでよいので、ユーザが容易にカートリッ
ジ22を交換できる。なお、図中符号27は現像ローラ
を示している。
【0013】図4、図5は、本実施形態に係るトナーエ
ンド検知手段の概略構成を示す。このトナーエンド検知
手段は、同一の基板32上に取り付けられた発光部(赤
外LED)30と受光部(リモコン用受光素子)31と
にそれぞれ対向しているトナーホッパ23の壁部分35
をトナーホッパ23内側に突出させて中空の発光部対向
凹部28a及び受光部対向凹部28bを形成したトナー
エンド検知部28を有し、少なくとも該一対の中空の凹
部の互いに対向する壁面部には、発光部30からの光に
対して透明な透明部36a,36bを有している。ま
た、発光部対向凹部28aには、発光部30からの光を
発光部対向凹部28aにおける透明部36aに向けて反
射させる反射部37aを形成するとともに、受光部対向
凹部28bには、発光部対向凹部28bにおける透明部
36bを透過してきた光を受光部31に向けて反射させ
る反射部37bを形成している。
【0014】そして、上記発光部30と受光部31とに
それぞれ対向している上記トナーホッパ23の壁部分
を、発光部30から発せられた光の一部が前記壁部分の
うち発光部対向凹部28a及び受光部対向凹部28b以
外の壁部分35で反射したとしても、この反射光34が
受光部31で受光されない方向に反射されるように構成
している。具体的には、上記図5に示したように、上記
壁部分に符号29で示す中心線に対して対称となるよう
に発光部対向凹部28a及び受光部対向凹部28bを設
けるとともに、上記基板32の基板面と平行な面と壁部
分35とのなす角度θが、反射光34が受光部31で受
光されない方向に反射されるような角度であるように上
記トナーホッパ23の壁部分35を構成し、該壁部分3
5で反射した反射光34が受光部31で受光されないよ
うにしている。
【0015】また、上記図5では示されていないが、上
記各凹部28a,28bの反射部37a,37bにおけ
るトナーと接している面には、他の部分よりも光反射率
の高い部材として、例えば銀色の反射テープが貼り付け
られている。
【0016】更に、トナーホッパ23の壁部分のうち発
光部対向凹部28a及び受光部対向凹部28b以外の壁
部分35を、該壁部分35の肉厚部を光が伝播しない材
料として、黒のPCを用いて構成している。
【0017】なお、本実施形態では、上記各凹部28
a,28bを、例えばポリカーボネート(以下、PCと
いう)のような透明な材質を用いて構成しているが、少
なくとも上記一対の中空の凹部の互いに対向する壁面
部、すなわち上記透明部36a,36bのみを、透明な
材質を用いて構成しておけばよい。また、図4の例で
は、上記各凹部28a,28bが図中手前側のトナーホ
ッパ23の壁部分35に設けられているが、奥側の面で
あってもよい。
【0018】本実施形態のプリンタにおけるトナーエン
ド検知は次のようになされる。図5において、まず、発
光部30から発せられた光は、該発光部30に対向する
壁部分に形成された上記発光部対向凹部28aの反射部
37aで反射して、透明部36aを透過する。ここで、
トナーホッパ23内のトナー量が所定量以上であると、
前記透明部36aを透過した光は、トナーで遮られるた
め上記受光部対向凹部28bの透明部36bに入射せ
ず、受光部31には到達しない。一方、上記トナー量が
所定量以下であると、前記透明部36aを透過した光は
トナーで遮られることないので、上記受光部対向凹部2
8bの透明部36bに入射した後、更に反射部37bで
反射して受光部31で受光される。このように、発光部
30から発せられた光が、トナー量が所定量以下である
ときのみ受光部31で受光されるため、受光部31光が
受光されたか否かを検知することで、トナーエンドであ
るか否かを判断することができる。
【0019】また、上記反射光34が上記受光部31で
受光されない方向に反射されるので、反射光34が受光
部31で受光されることにより生じるトナーエンドの誤
検知を防止することができる。なお、本実施形態におい
ては、この角度θを20度としているが、この角度は装
置レイアウト上の制限や、発光部30の発光強度等によ
って左右されるので、個々の装置に最適な角度に設定す
ることが必要である。 (以下、余白)
【0020】また、トナーエンド検知に不要な光のう
ち、上記壁部分35の肉厚部を伝播する光をカットし
て、この光が受光部31に受光されないようにしている
ので、例えば、発光部30の光源として指向角の広い光
源を採用した場合とは異なり、本来受光部31で受光さ
れるべき光以外に、発光部30及び受光部31が対向し
ているトナーホッパ23の壁部分35に入射して肉厚部
を伝播し、結果的に受光部31で受光されるような伝播
光の発生を防止することができる。したがって、検知出
力中に、このような伝播光を受光部31で検知してしま
うことによるノイズが生じないので、トナーがあるにも
かかわらず無いと誤検知してしまうことを防止すること
ができる。なお、本実施形態においては上記肉厚部を光
が伝播しない材料として黒のPCを用いているが、この
ような材料に限るものではない。
【0021】更に、上記各凹部28a,28bの反射部
37a,37bにおけるトナーと接している面に貼り付
けた反射テープによって、各反射部37a,37bでの
反射率を向上させているので、反射テープを設けない場
合に比して高い光反射率で光を反射させ、受光部31で
受光される受光光量を稼ぐことができる。なお、上記反
射テープは、上記凹部の内側壁面に貼るよりも凹部の外
側壁面、すなわちトナーと接している面に貼る方が貼り
やすく、製造工程における作業効率が向上するため、本
実施形態のように上記反射テープを貼り付れば製造コス
トを低く抑えることができる。また、上記反射部37
a,37bでは高い光反射率で光を反射できればよいの
で、上記反射テープに限らず、反射部37a,37bの
みを他の部分よりも光反射率の高い部材を用いて構成し
たり、反射部37a,37bにのみ金を蒸着させたりし
てもよいが、上記反射テープを貼り付ける方が製造コス
トを低く抑えることができる。
【0022】次に、本実施形態のプリンタにおいてトナ
ーエンド検知を行うための信号処理の一例を図6、図
7、図8を用いて説明する。図6に示した電装部のブロ
ック図では、CPU47とROM48、RAM49及び
I/Oポート51が図中白抜き矢印で示したアドレスバ
ス及びデータバスを介して接続されている。また、I/
Oポート51には、カウンタ75、トナーエンド表示部
52、及びその他のI/O装置が接続されている。
【0023】図6の符号56で示すパルス信号発生手段
としての方形波発振回路からは、CPU47へ所定周期
のクロック信号が供給されており、このパルス信号は更
に、現像器ユニット26を回転させるための駆動パルス
信号(MDRIVE)を発生させる駆動パルス発生回路
53、分周手段としての分周器1(57)及び分周器2
(58)にも供給されている。また、上記方形波発振回
路56からのパルス信号を分周器1(57)及び分周器
2(58)でそれぞれ分周し、38kHzのパルス信号
(F0)及び600μs周期のパルス信号(GAT
E’)を得ている。また、分周器2(58)の出力信号
(GATE’)を更に分周器3(59)で分周して1.
2msの周期のパルス信号(GATE)を得ている。そし
て、上記分周器1(57)及び分周器3(59)からそ
れぞれ出力された出力信号(F0,GATE)はAND
ゲート60に入力され、ここで得られた信号がLEDド
ライバ61及びイネーブル信号発生回路55にそれぞれ
供給される。そして、イネーブル信号発生回路55から
の出力信号(ENABLE)がHレベルのときに、LE
Dドライバ61から発光部30のLED62にバースト
点滅用信号(LEDON)が供給される。なお本実施形
態では、ENABLE信号がHレベルになっている時間
が一回のトナーエンド検知に際してバースト点滅用信号
(LEDON)の20パルス分の時間となるように、イ
ネーブル信号発生回路55を構成している。
【0024】そして、発光部30のLED62により発
せられた光が発光部対向凹部28aの透明部36aから
受光部対向凹部28bの透明部36bへ入射し、受光部
対向凹部28bの反射部37bで反射して受光部31の
フォトダイオード64に到達すると、このフォトダイオ
ード64から受光光量に応じた出力信号が出力される。
そして、この出力信号をアンプ65で増幅し、信号の振
幅を制限するリミッタ67の前後に設けたコンデンサ6
6,68でそれぞれ信号成分のみを通過させる。更に、
バンドパスフィルタ69により38kHzのパルス信号
のみを通過させた後に復調器70で復調し、積分手段と
しての積分器71で積分する。そして、比較手段として
の比較器72において、比較用信号としてあらかじめ所
定のレベルに設定されたスレッシュレベル信号と積分器
71で積分された積分信号とを比較し、このスレッシュ
レベル信号よりも大きなレベルの信号のみを比較器72
の出力信号(以下、SENOUT信号という)として出
力し、この出力をフリップフロップ回路73に入力す
る。なお、本実施形態のスレッシュレベル信号のレベル
は、一回のバースト発光で得られる積分信号で得られる
比較器72のSENOUT信号の出力時間が一回のバー
スト発光時間と同じになるように設定されている。また
ここで、このフリップフロップ回路73には、上記GA
TE’信号及びENABLE信号をANDゲート63に
入力することによって得られたサンプリング用信号(S
AMTRIG)が供給されており、このサンプリング用
信号(SAMTRIG)の立ち下がりエッジのタイミン
グでSENOUT信号のサンプリングが行なわれ、この
SENOUT信号がLレベルであるときに、Lレベルの
カウント信号(SCOUNT)を出力し、SENOUT
信号がHレベルであるときに、Hレベルのカウント信号
(SCOUNT)を出力し、この出力信号をカウンタ7
5に入力する。そして、イネーブル信号(ENABL
E)がLレベルになるとともにRDENAがLレベルに
なり、サンプリング用信号(SAMTRIG)の供給が
終了する。そして、CPU47は、RDENAがLレベ
ルとなったことを認識すると、カウンタ75のカウント
値をI/Oポート51を介してCPU47内に取り込
み、後述するトナーエンド判定ルーチンによってトナー
エンドの判定を行う。なお、本実施形態では、上記サン
プリング用信号(SAMTRIG)により、SENOU
T信号がHレベルのときとLレベルのときとの両方でサ
ンプリングしているので、SENOUT信号がLED6
2の発光に追従して得られたものであるか否かが判別さ
れる。
【0025】図7は、上記各信号の発生タイミングの一
例を示すタイミングチャートである。CPU47は、プ
リント動作における各色のトナーエンド検知前にアクナ
レッジ信号(ACK)を上記イネーブル信号発生回路5
5に送り、RDENA信号をHレベルにしてCPU47
内にカウント数を読み込み可能な状態にしておく。この
状態で現像ユニット26がステッピングモータ54に送
られる駆動パルス信号(MDRIVE)によって回転
し、この駆動パルス信号(MDRIVE)の最終パルス
の立ち下がり後、すなわち現像位置で停止した後、上記
GATE信号の最初の立ち上がりエッジに同期してイネ
ーブル信号(ENABLE)がHレベルとなり、トナー
エンド検知が開始される。そして、イネーブル信号(E
NABLE)がHレベルになっている間、バースト点滅
用信号(LEDON)によりLED62を例えば、20
回の所定回数でバースト点滅させる。フォトダイオード
64からの出力信号は種々の信号処理を経て比較器72
から上記SENOUT信号として出力される。なお、本
実施形態の比較器72では、フォトダイオード64に光
が受光されない時には常にHレベルの信号を出力しつづ
け、光を受光するとLレベルの信号を出力しつづけるよ
うになっているため、SENOUT信号は、図示のよう
にLEDONとは反転している。
【0026】そして、CPU47は、カウント信号(S
COUNT)の立ち上がりエッジ、あるいはパルス数が
カウンタ75により所定回数でバースト点滅に対応して
20回カウントされたときに、トナーホッパ23内がト
ナーエンド状態であると判定する。
【0027】そして、前記イネーブル信号(ENABL
E)が、分周器3(59)からのGATE信号が20パ
ルス分出力される時間経過した時点でLレベルとなると
ともにサンプリング用信号(SAMTRIG)もLレベ
ルとなり、SENOUT信号のサンプリングを終了す
る。なお、前記イネーブル信号(ENABLE)は、フ
リップフロップ回路73及びカウンタ75をリセットす
るリセット信号発生回路74にも供給されており、その
立ち上がりエッジのタイミングで上記38kHzのパル
ス信号(F0)の1パルス分のリセット信号(RESE
T)を発生させることによって、トナーエンド検知前の
フリップフロップ回路73及びカウンタ75をリセット
している。
【0028】図8は、LED62のバースト点滅タイミ
ングと、フォトダイオード64から得られた受光信号を
積分器71で積分した積分信号の波形、上記SENOU
T信号、及びスレッシュ光量近傍の光に対して出力され
る信号の関係を示している。本実施形態においては、上
記SENOUT信号のパルスを直接カウントして、この
カウント数が所定回数ならばトナーエンドであると判定
するものとは異なり、上記GATE信号の分周前の信号
であるサンプリング用信号(SAMTRIG)の立ち下
がりエッジによって、SENOUT信号の信号レベルが
安定して出力される状態で該信号をサンプリングしてい
る。これにより、例えば、図8の最下部に示すような、
スレッシュ光量近傍の光に対し、図示のような受光部出
力信号のパルスが複数回不規則に出力されても、このよ
うなパルスをサンプリングしてしまうことがないので、
上記バースト点滅に追従して得られたSENOUT信号
のパルス数、あるいはパルスの立ち上がりエッジの数を
確実にカウントしたカウント信号(SCOUNT)を得
ることができる。
【0029】以下、本実施形態に係るCPU47が、ト
ナーエンド検知を開始してから上記トナーホッパ内がト
ナーエンドであるか否かを判定するまでの制御を示すフ
ローチャートについて説明する。図9は電源投入後にお
ける初期設定ルーチンであり、図10はトナーエンド判
定ルーチンである。
【0030】図9の初期設定ルーチンでは、電源を投入
すると、ステップS1でCPU47におけるカウンタ7
5のカウント数を示す変数N、及び変数Nが20をカウ
ントした回数を示す変数Mを0に初期化する。次に、上
記図7に示したように、ステップS2ではHレベルにあ
るACK信号を一旦Lレベルにし、ステップS3では再
びHレベルに戻す。この動作により、RDENA信号を
Hレベルにして、CPU47内にカウント数を読み込み
可能な状態にする。
【0031】図10のトナーエンド判定ルーチンでは、
ステップS11でRDENA信号がLレベルであるか否
かを判定し、yesの場合のみカウンタ75の値をCP
U47内に読み込み、変数Nに格納する(ステップS1
2)。次に、ステップS13でHレベルにあるACK信
号を一旦Lレベルにし、ステップS14で再びHレベル
に戻す。この動作により、RDENA信号をHレベルに
する。そして、LED62は1回のトナーエンド検知に
おいてバースト点滅を20回繰り返すので、変数Nの値
が20であるか否かを判定する(ステップS15)。こ
こでyesならば変数Mの値をインクリメントし(ステ
ップS18)、noならば上記変数Mが0であるか否か
を判定する(ステップS16)。更にこのステップS1
6でyesならば図示しないメインルーチンに戻り、n
oならば変数Mを0にリセットしてからメインルーチン
に戻る(ステップS17)。
【0032】上記ステップS18で変数Mの値をインク
リメントすると、次に、変数Mが5であるか否かの判定
を行う(ステップS19)。すなわち、このステップS
19では、プリント動作が5回繰り返され、このトナー
エンド判定ルーチンのステップS11からステップS1
8までの処理を5回繰り返してもなお上記変数Nの値が
20であるときのみ、トナーホッパ23内のトナーが実
際に規定量以下であると判定される。よって、このステ
ップS19でnoならばメインルーチンに戻り、yes
ならばその色のトナーエンド表示部52にトナーエンド
となった旨を表示させ、ユーザに対してトナーエンドと
なった色のトナーカートリッジの交換を促す。そして、
ステップS20では、ユーザがトナーエンド表示部52
の表示に基づいてトナーカートリッジ22が交換された
か否かを判定し(ステップS21)、noならばトナー
カートリッジが交換されるまで上記トナーエンド表示部
52にトナーエンドとなった旨を表示させたままにして
おき、トナーカートリッジが交換され、yesとなった
らトナーエンド表示部52の表示を終了(ステップS2
2)させたあと、上記変数Mを0にリセットして(ステ
ップS23)メインルーチンに戻る。
【0033】本実施形態によれば、フォトダイオード6
4の出力信号を積分器71で積分して得られた積分信号
は、比較器72において上述したスレッシュ光量レベル
と比較され、デジタル信号であるSENOUT信号に変
換されるが、その周期自体は上記GATE信号と同じで
あり、また、積分波形の信号とGATE信号との時間的
なずれが1/4周期より小さくなるように前記スレッシ
ュ光量レベルが設定されているため、SENOUT信号
は、サンプリング用信号(SAMTRIG)の立ち下が
りエッジにおけるタイミングで確実にサンプリングされ
る。
【0034】よって、上記スレッシュ光量近傍の積分信
号に対してSENOUT信号のパルスが複数回不規則に
出力されたとしても、このような信号をサンプリングす
ることがないので、たまたま信号が発生していないとき
にサンプリングが行われる恐れがなく、トナーが存在し
ないにもかかわらず存在していると判断してしまうトナ
ー残量の誤検知を防止できる。
【0035】更に、上記LED62の20回のバースト
点滅に追従して得られたSENOUT信号のパルスを確
実にカウントしたカウント信号(SCOUNT)を得る
ことができるので、SENOUT信号を直接カウンタ7
5に入力する場合とは異なり、上記複数回不規則に出力
された信号がカウンタ75で誤ってカウントされること
がなく、トナーがまだ存在するにもかかわらず存在しな
いと判断してしまうトナー残量の誤検知も防止できる。
したがって、確実にトナーエンド検知を行うことができ
る。
【0036】ここで、あるトナーエンド検知のときに、
LED62からフォトダイオード64への光路上にトナ
ーが存在しないようなトナーホッパ23内の位置にトナ
ーが偏って存在していた場合には、トナーエンド検知の
検知結果に基づいてトナーエンドであると判定されてし
まう。しかし、1回のトナーエンド検知の検知結果に基
づいて、たまたまトナーエンドであると判定されたとし
ても、実際にはまだトナーがトナーホッパ23内に存在
しているので、次のプリント動作におけるトナーエンド
検知までにトナーホッパ23内のトナーが移動し、トナ
ーエンドでないと判定されることがある。
【0037】この点、本実施形態では、1回のトナーエ
ンド検知による検知結果に基づいてトナーエンドと判断
するのではなく、5回のプリント動作にわたり連続して
トナーエンドと判定されたときのみトナーエンド表示部
52にその旨を表示させるようにしているので、現像器
ユニットの回転によってトナーホッパ23内のトナーに
偏りが生じていない状態で、トナーホッパ23内のトナ
ー残量を検知できる。よって、トナーホッパ23内のト
ナーが確実にトナーエンドである状態で、トナーエンド
表示部52にその旨を表示させ、ユーザに対してトナー
カートリッジ22の交換を促すことができる。
【0038】なお、上記トナーエンド検知部28、発光
部30、及び受光部31の配設位置は、発光部30から
発せられた光がトナーの存在する領域を通過し、受光部
31に到達するような経路を取るように配設されていれ
ばよく、上記図4及び図5に示したように、トナーホッ
パ23の一方の壁面にトナーエンド検知部28を設け、
このトナーエンド検知部28に対向するように発光部3
0及び受光部31を配設する場合に限らず、例えば、図
11(a),(b)に示すように、トナーホッパ23の
側壁を挾むように配設してもよい。また、図11
(a),(b)の例では、トナーカートリッジ22の側
壁を透過してくる光を受光部31で受光することにより
トナーエンド検知を行っているが、もちろんトナーホッ
パ23の側壁を透過するように配設してもよい。このよ
うに配設すれば、発光部30から発せられた光は、トナ
ーカートリッジ22内のトナーの上面レベル41が所定
レベル以下になったときに受光部31に到達するので、
上記同様のトナーエンド検知を行うことができる。な
お、図11(b)のように発光部30及び受光部31を
配設する場合、発光部30及び受光部31は、固定部材
39などによって装置本体に固定する。
【0039】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によれば、発光部
から発せられた発光が受光部で受光されることにより得
られた受光信号を積分手段により積分し、この積分信号
を比較手段によって比較用信号と比較して、その結果を
信号として出力する。そして、信号サンプリング手段に
より、前記比較手段からの信号が安定して出力される時
期に該信号をサンプリングし、このサンプリング結果に
基づいてトナー収容部内のトナー残量が不足しているか
否かを判定する。よって、前述のように、例えば、前記
比較用信号レベルが変動したり、前記積分信号にノイズ
が混在したりしたときに、前記積分信号の立ち上がりと
立ち下がり部分のうちの前記比較用信号レベルの近傍に
おいて、上記発光部から発せられる発光に追従しない不
規則な信号が前記比較手段から出力されたとしても、こ
のような出力信号に基づいて、トナー残量の有無を判定
することがない。したがって、前記比較手段から得られ
た信号レベルが安定しない時期において出力された信号
に基づいてトナー残量の有無を判定する恐れがある従来
の装置とは異なり、実際にはトナーが無いにもかかわら
ずあると判定したり、逆に、トナーがあるにもかかわら
ず無いと判定したりしてしまうことがなく、トナー収容
部内のトナー残量の有無を確実に検知することができる
という優れた効果がある。
【0040】特に、請求項2の発明によれば、上記信号
サンプリング手段のサンプリング用信号と上記発光タイ
ミング制御信号とを同じパルス信号発生手段から得るこ
とにより、これらの信号を同期させる。また、前記発光
タイミング制御信号は前記サンプリング用信号を分周し
たものであるので、該サンプリング用信号により、確実
に所定のパルス発光時間に相当するパルス幅内で上記比
較手段からの出力信号がサンプリングされる。よって、
前記サンプリング用信号と発光タイミング制御信号とを
異なるパルス信号発生手段で発生させる場合に比して、
これらの信号を容易に同期させることができるため、異
なるパルス信号発生手段で信号を発生させる場合に生じ
てしまう信号タイミングのずれによりサンプリング用信
号が前記パルス幅から外れることがなく、検知ミスを確
実に防止することができる。
【0041】特に、請求項3の発明によれば、上記信号
サンプリング手段からの信号出力回数と、発光タイミン
グ信号発生手段の発光タイミング制御用信号に基づいて
上記発光部から発せられた発光回数とが等しいときに、
判定手段によりトナー残量が不足したと判定する。よっ
て、前記発光部の発光回数に追従して得られた前記信号
サンプリング手段からの出力信号のみを、トナー残量が
不足しているか否かの判定に用いることができるので、
より正確なトナー残量検知を行うことができる。
【0042】特に、請求項4の発明によれば、所定の複
数回の現像動作にわたり行われたトナー残量検知により
得られた複数個のトナー残量検知結果が全てトナー残量
不足という結果であるときのみ、判定手段が確定的にト
ナー残量不足であると判定するので、例えば、あるトナ
ー残量検知のときに、上記発光部から上記受光部への光
路上にトナーが存在しないようなトナー収容部内の位置
にトナーが偏って存在していたために、トナー残量不足
であると判定されたとしても、実際にはまだトナーが前
記トナー収容部内に存在していて、次の現像動作におけ
るトナー残量検知でトナー収容部内のトナーの偏りが解
消していればトナー残量不足でないと判定される。そし
て、このようなときには、トナー残量不足であると確定
されることがない。よって、たまたま1回のトナー残量
検知に基づいてトナー残量不足であるか否かを確定して
しまう場合とは異なり、トナー残量の誤検知を確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略構成を示す正面
図。
【図2】同現像装置の概略構成を示す斜視図。
【図3】現像ユニットからトナーカートリッジを取外し
た状態を示す説明図。
【図4】トナーホッパの壁部分に設けられたトナーエン
ド検知部を示す説明図。
【図5】本実施形態に係るトナーエンド検知手段の概略
構成図。
【図6】同トナーエンド検知手段の電装部のブロック
図。
【図7】同電装部の制御信号のタイミングチャート。
【図8】比較器から出力された信号のサンプリングタイ
ミングを示す説明図。
【図9】プリンタの電源投入後における初期設定ルーチ
ンを示すフローチャート。
【図10】トナーエンド判定ルーチンを示すフローチャ
ート。
【図11】(a),(b)は、他の実施形態に係るトナ
ーエンド検知部、受光部、及び発光部の配設例。
【符号の説明】
22 トナーカートリッジ 23 トナーホッパ 24 カートリッジ着脱レバー 25 現像ユニット開口部 26 現像器ユニット 28 トナーエンド検知部 47 CPU 48 ROM 49 RAM 51 I/Oポート 52 トナーエンド表示部 53 駆動パルス発生回路 54 現像器回転用ステッピングモータ 55 イネーブル信号発生回路 56 方形波発振回路 57 分周器1 58 分周器2 59 分周器3 60 ANDゲート 61 LEDドライバ 62 LED 63 ANDゲート 64 フォトダイオード 65 アンプ 66 コンデンサ 67 リミッタ 68 コンデンサ 69 バンドパスフィルタ 70 復調器 71 積分器 72 比較器 73 フリップフロップ回路 74 リセット信号発生回路 75 カウンタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された静電潜像を可視像
    化する現像器と、 該現像器に補給するトナーを収容するトナー収容部と、 一定周期でパルス発光を行う発光部、該発光部から発せ
    られ少なくともトナーの存在しうる領域を通過した光を
    受光するように配設された受光部、及び該受光部からの
    受光信号を積分する積分手段を有し、該積分手段からの
    出力信号を用いて前記トナー収容部内のトナー残量の有
    無を判定するトナー残量検知手段と、を備えた現像装置
    において、 前記トナー残量検知手段に、前記積分手段から出力され
    た積分信号を比較用信号と比較する比較手段と、該比較
    手段から出力された信号を、該信号が安定して出力され
    る時期にサンプリングする信号サンプリング手段とを設
    け、前記トナー収容部内のトナー残量の有無の判定を、
    該信号サンプリング手段のサンプリング結果に基づいて
    行うように前記トナー残量検知手段を構成したことを特
    徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、 所定の周期でパルス信号を発生させるパルス信号発生手
    段と、 該パルス信号発生手段で発生させた信号を分周する分周
    手段とを設け、 上記信号サンプリング手段のサンプリング用信号として
    前記パルス信号発生手段で発生させた信号を用いるとと
    もに、上記発光部から発せられるパルス発光の発光タイ
    ミングを制御する発光タイミング制御信号として前記分
    周手段で分周された信号を用いたことを特徴とする現像
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1の現像装置において、 上記トナー残量検知手段に、上記発光部に一定周期での
    パルス発光を所定回数行わせる発光タイミング制御用信
    号を発生させる発光タイミング信号発生手段と、上記信
    号サンプリング手段からの信号出力回数が前記発光部か
    ら発せられた所定の発光回数と等しいときにトナー残量
    が不足したと判定する判定手段とを設けたことを特徴と
    する現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1の現像装置において、 所定の複数回の現像動作にわたり行われたトナー残量検
    知により得られた複数個のトナー残量検知結果が全てト
    ナー残量不足という結果であるときのみ、確定的にトナ
    ー残量不足であると判定する判定手段を設けたことを特
    徴とする現像装置。
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