JP3419136B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3419136B2
JP3419136B2 JP05346595A JP5346595A JP3419136B2 JP 3419136 B2 JP3419136 B2 JP 3419136B2 JP 05346595 A JP05346595 A JP 05346595A JP 5346595 A JP5346595 A JP 5346595A JP 3419136 B2 JP3419136 B2 JP 3419136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体に形成された潜像を可視像化する現像器と、該現
像器に補給するトナーを収容する透明又は半透明の部材
で構成したトナーカートリッジとを備えた現像装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記トナー残量検知手段として
は、トナーカートリッジの内部を透過する透過光を利用
したものが知られており、このような手段を用いる現像
装置としては、トナーカートリッジを透明または半透明
の部材で形成し、例えば、対向する一対のカートリッジ
壁を挟んで発光部材及び受光部材を配置し、トナーカー
トリッジの一方の側面に設けた発光部材からの光を、カ
ートリッジの壁面を透過させ、他方の側面に設けた受光
部材で検知することによって、トナーの有無を判断する
ものが知られている(例えば、特開昭63−2087、
特開平1−316765号公報参照)。ところが、この
種の現像装置ではトナーの有無は判断できるが、トナー
カートリッジ内にどの程度の量のトナーが残っているか
ということは検知できない。そこで、トナーカートリッ
ジに複数のトナー残量検知センサを設けるとともに、こ
れらの検知結果に基づいて表示手段などに残量を表示さ
せるようにしたものが知られている(例えば、特開昭6
1−180266号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
61−180266号公報の構成によれば、トナー残量
を検知するためにセンサを複数設けているため、コスト
の上昇を招いてしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、トナー残量レベル
を検知することができるトナー残量検知手段のコストを
低減することができる現像装置を提供することである
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の現像装置は、像担持体に形成された潜像
を可視像化する現像器と、該現像器に補給するトナーを
収容する透明又は半透明の部材で構成したトナーカート
リッジとを備えた現像装置において、該トナーカートリ
ッジの一方の側壁に対向するように配設した発光部と、
該発光部から発せられ、該発光部に対向するカートリッ
ジ側壁に入射した際に該側壁の外表面で屈折し、該側壁
の肉厚部を側壁端部に伝播する光を受光できるように、
該側壁端部に対向させて配設した受光部とを有するトナ
ー残量検知手段を設け、該受光部を、該発光部が対向し
ているカートリッジ側壁の肉厚分の幅内に対向させて配
設し、該トナーカートリッジを、該受光部に対向するト
ナーカートリッジ上の対向面が平面であるように形成し
ことを特徴とするものである。
【0006】
【0007】請求項の現像装置は、請求項1の現像装
置において、上記トナーカートリッジの外表面のうち、
上記発光部に対向する壁面における発光部対向部近傍、
及び上記受光部に対向する壁面における受光部対向部近
傍を除く外表面であって、かつ、少なくとも該発光部か
ら発せられた光が該受光部に至るまでに伝播する側壁の
外表面を、光反射性部材で覆ったことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項の現像装置は、カラートナーを用
いる請求項1の現像装置において、上記発光部を、ピー
ク発光波長が赤外である光源を用いて構成したことを特
徴とするものである。
【0009】請求項の現像装置は、カラートナーを用
いる請求項1の現像装置において、各トナーの色ごとに
求めたトナー残量と受光光量との関係を用いて、色ごと
にトナー残量を判断するように構成した残量判定手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の現像装置においては、トナーカート
リッジの一方の側壁に対向するように配設された発光部
から発した光が、該発光部に対向するカートリッジ側壁
に入射した際に該側壁の外表面で屈折する。そして、こ
の光は該側壁の肉厚部内を反射しながら側壁端部側に伝
播する。ここで、トナーと接するトナーカートリッジの
内壁面において、トナーが存在している部分で反射する
光の反射効率と、トナーが存在していない部分で反射す
る光の反射効率とが異なるため、トナーの消費によって
残量が減少してくると、該側壁端部に対向するように配
設された受光部で受光される光量が、トナーカートリッ
ジ内に収容されているトナー残量に対応して変化する。
そこで、例えば、この光とトナー残量との間の関係をあ
らかじめデータテーブルなどの形でもたせておくこと
で、受光光量からトナー残量が検知できる。しかも、上
記トナーカートリッジのうち、上記受光部に対向するト
ナーカートリッジ上の対向面が平面であるので、該受光
部で受光される前に、該対向面から出て来る光が拡散し
てしまうことがない。また、該接合部において、該発光
部が対向しているカートリッジ側壁の肉厚分の幅内に配
設した該受光部が、該幅以外の壁面に対向させて配設し
た場合に比して受光光量が大きくなる。
【0011】
【0012】請求項の現像装置においては、発光部か
ら発せられた光が、外表面が光反射性部材で覆われたト
ナーカートリッジの肉厚部を伝播するので、該光が該肉
厚部を伝播中に該トナーカートリッジ外に散乱して光量
が減衰することを防止する。また、これに加え、カート
リッジ外からの光が該肉厚部に入射しないようにするこ
とによって、外乱光による受光光量の変動も防止する。
【0013】請求項の現像装置においては、トナーカ
ートリッジの肉厚部を伝播する光が、該カートリッジ内
壁面と接するトナー面で反射する。この反射において、
カラートナーは、赤外領域の光に対して高い反射特性を
示すので、受光部で受光されるときの光量が十分確保さ
れる。
【0014】請求項の現像装置においては、トナーは
色毎に光の反射特性が異なるため、受光部で検知された
光量もトナーの色毎に異なる。このため、残量判定手段
が、予め各色毎に求めておいたトナー残量と受光光量と
の関係を用いて、色ごとにトナー残量を判断する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるフルカラ
ープリンタ(以下、プリンタという)に採用される現像
装置に適用した一実施例について説明する。図1は本実
施例に係る現像装置を採用したプリンタの概略構成図で
ある。図1のプリンタにおいて、潜像担持体としてのベ
ルト状の感光体(以下、感光体ベルトという)1は、帯
電ローラ2により一様に帯電された後、レーザ光学装置
3により画像情報に基づき走査露光されて表面に静電潜
像が形成される。ここで、露光する画像情報は所望のフ
ルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の
色情報に分解した単色の画像情報である。形成された静
電潜像は、後述の回転型現像装置4により各々所定の現
像剤としてのイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナ
ーで現像され、これにより感光体ベルト1上に各色画像
が形成される。
【0016】図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1
上に形成された各色画像は、感光体ベルト1と同期して
図中矢印B方向に回転する中間転写ベルト5上に、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、及び黒の単色毎に順次重ね転
写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされたイエロ
ー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、給紙台8から
給紙ローラ9、レジストローラ10を経て転写部へ搬送
された転写紙11上に、転写ローラ6により一括転写さ
れる。転写終了後、転写紙11は定着装置7により定着
されてフルカラー画像が完成する。なお、中間転写ベル
ト5上に転写されなかった感光体ベルト1上のトナー
は、感光体クリーナ12により感光体ベルト1から除去
される。また、転写紙11上に転写されなかった中間転
写ベルト5上のトナーは、中間転写ベルトクリーナ13
により中間転写ベルト5から除去される。
【0017】次に、本実施例に係る現像装置について説
明する。図2は本実施例に係る回転型現像装置の断面概
略構成図である。なお、図2は一つの現像ユニット、例
えば後述するイエロー現像ユニットが現像位置にある状
態を示している。図2に示すように、上述の感光体ベル
ト1の近傍に回転型(リボルバー型、ロータリー型とも
言う)の現像装置(以下、現像装置という)4が配置さ
れている。この現像装置4においては、回転体としての
ケーシング20が本図には図示しない回転中心軸Oを中
心に回転自在に設けられ、該ケーシング20は図示を省
略した駆動機構により矢印C方向に回転される。また、
ケーシング20は、現像装置4を4分割するよう一体形
状を成し、これによりイエロー現像ユニット22Y、マ
ゼンタ現像ユニット22M、シアン現像ユニット22
C、及び黒現像ユニット22Kの各色現像ユニットが形
成されている。
【0018】本実施例の現像ユニット22Y,22M,
22C,22Kは、非磁性一成分現像剤を用いた現像ユ
ニットで、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、及び
黒トナーを収納する。また、各現像ユニット22Y,2
2M,22C,22Kには現像剤担持体としての円筒状
の現像ローラ23Y,23M,23C,23Kがそれぞ
れ設けられている。この各現像ローラ23Y,23M,
23C,23Kは、上記ケーシング20に設けられた開
口部22aからそれぞれその一部が外部に露出するよう
に配置されている。
【0019】上記各色現像ユニット22Y,22M,2
2C,22Kは同一形態及び同一動作をとるので、以下
の説明においてはイエロー現像ユニット22Yを例に説
明し、他の現像ユニット22M,22C,22Kについ
ての説明は省略する。なお、各現像ユニット22Y,2
2M,22C,22Kにおいて対応する同一の部材につ
いては、図2中符号の末尾の英文字のみを変えて示して
いる。
【0020】図2において現像ユニット22Yは、現像
に使用されるときは感光体ベルト1下方に配置され、感
光体ベルト1に形成された静電潜像に非磁性一成分現像
剤としてのイエロートナーを供給する。現像位置におけ
るイエロー現像ユニット22Yのケーシング20上部に
は開口部22aが形成されている。該開口部22aに
は、感光体ベルト1に対向するように現像ローラ23Y
が、感光体ベルト1と所定の周速比をもって、かつ感光
体ベルト1との対向部において感光体ベルト1移動方向
と同方向に回転するように配設されている。この現像ロ
ーラ23Yの感光体ベルト1との対向部よりも回転方向
下流側の表面部分には、遮蔽部材38Yの端部が当接し
ており、開口部22aからのトナーの漏出や飛散を防止
している。
【0021】また、現像ローラ23Y下方には、発泡ポ
リウレタン等の弾性体からなるトナー供給部材としての
供給ローラ31Yが現像ローラ23Yと摺擦し、かつ、
現像ローラ23Yに対し所定の周速比をもって、現像ロ
ーラ23Yとの摺擦部において現像ローラ23Yの回転
方向と同方向に回転するように設けられている。
【0022】また、供給ローラ31Yの配設位置よりも
現像ローラ23Yの回転方向下流側で、かつ、上記開口
22a近傍には、ウレタンゴム等の弾性体からなる現像
剤規制部材としての現像ブレード32Yが、その自由端
部近傍が現像ローラ23Yに接するように設けられてい
る。
【0023】また、摺擦部の左側には紙面手前側から奥
側に向けてトナーを搬送するスクリュウ状の第1のトナ
ー搬送部材(以下、第1トナー搬送スクリュウという)
33Yが、また、供給ローラ31Yの下方には紙面奥側
から手前側に向けてトナーを搬送するスクリュウ状の第
2のトナー搬送部材(以下、第2トナー搬送スクリュウ
という)35Yが設けられている。そして、イエロー現
像ユニット22Yの長手方向端部には、図3に示すよう
に、トナー収容部40Yが設けられている。ここで、上
記トナー搬送スクリュウ33Yは、該トナー収容部40
Yから現像ユニット22Yの長手方向他端部まで現像ロ
ーラ23Y及び供給ローラ31Yと並行に配設されてい
る。そして、トナー収容部40Yからイエロー現像ユニ
ット22Yの他端部に向けてトナーを搬送するように、
現像ローラ23Y及び供給ローラ31Yと連動し、か
つ、所定の周速比をもって回転される。また、イエロー
現像ユニット22Y内の下部には、第2トナー搬送スク
リュウ35Yが現像ローラ23Y、供給ローラ31Y及
び第1トナー搬送スクリュウ33Yと並行に配設されて
いる。そして、第1トナー搬送スクリュウ33Yとは逆
方向にトナーを搬送するように回動される。
【0024】また、ケーシング20は、図2に示すよう
にその一部が供給ローラ31Yに接するように形成され
ており、上記現像ローラ23Y、供給ローラ31Y及び
ケーシング20により、第1トナー搬送スクリュウ33
Yを取り巻くトナー搬送スペースが形成される。
【0025】また、図3中の符号42Y,42M,42
C,42Kはそれぞれ各現像ユニット22Y,22M,
22C,22Kのトナー収容部40Y,40M,40
C,40Kに着脱自在に構成されたトナーカートリッジ
であり、このトナーカートリッジ42Y,42M,42
C,42Kが現像装置4の新規装着時及びトナーエンド
時に装着、交換されることで、常にトナー収容部40
Y,40M,40C,40K内に必要量のトナーが収容
される。
【0026】上記構成の現像装置4において、第1トナ
ー搬送スクリュウ33Yは、所定方向に回転することに
よりトナー収容部40から上記トナー搬送スペース内に
トナーを搬送し、供給ローラ31Y上にトナーを供給す
る。供給ローラ31Y上に供給されたトナーは、供給ロ
ーラ31Yと現像ローラ23Yとで摺擦されて帯電され
ながら現像ローラ23Y表面に供給され、現像ローラ2
3Y表面に担持される。現像ローラ23Y表面に担持さ
れたトナーは、現像ブレード32Yにより均一、かつ、
所定厚みのトナー薄層にされ、感光体ベルト1表面に形
成された静電潜像を接触あるいは、非接触現像にて現像
する。
【0027】上記現像工程で使用されなかったトナー
は、第1トナー搬送スクリュウ33Yによりトナー収容
部40Yと逆側の現像ユニット端部に搬送される。第1
トナー搬送スクリュウ33Yでトナー循環部まで搬送さ
れたトナーは、重力によりイエロー現像ユニット22Y
下部に落下する。そして、イエロー現像ユニット22Y
内の下部に落下したトナーは、第2トナー搬送スクリュ
ウ35Yによって第1トナー搬送スクリュウ33Yとは
逆方向に搬送される。これにより、上記現像工程で使用
されなかったトナーがトナー収容部40Yに戻される。
【0028】以上の構成に係る現像装置4は色情報に同
期して各現像ユニット22Y,22M,22C,22K
を選択的に現像位置に配置するように上記回転中心軸O
を中心に回動し、各現像ユニット22Y,22M,22
C,22Kは、現像位置において現像ローラ23Y,2
3M,23C,23Kを図中矢印D方向に回転させて、
順次感光体ベルト1上に形成された対応する静電潜像を
現像する。そして、各現像像は上述のように中間転写ベ
ルト5、及び転写紙11上に重ね合わされることによ
り、フルカラー画像を形成する。 (以下、余白)
【0029】ところで、上記現像装置4には、トナーカ
ートリッジ42内のトナー残量を検知するトナー残量検
知手段としてのトナー残量検知ユニット53が設けられ
ている。このトナー残量検知ユニット53は、図4に示
すように、発光部にはピーク発光波長が950nmである
赤外LED50が、トナーカートリッジ42の一方の側
壁側に対向して配設されており、受光部にはフォトダイ
オード52が、該一方の側壁側で、かつ端部端面に対向
して配設されている。そして、LED50及びフォトダ
イオード52は、トナーカートリッジ42が回転して
も、トナーカートリッジ42の外周に対して接触しない
程度の距離をもってそれぞれ配置されている。また、こ
のトナーカートリッジ42は、LED50が対向してい
るカートリッジ側壁面が平面となるように構成されてい
る。また、フォトダイオード52は、LED50に対向
する側壁の肉厚分の幅内に対向させて配設されている。
そして、上記トナーカートリッジ42の外表面のうち、
LED50に対向する壁面における対向部近傍、及びフ
ォトダイオード52に対向する壁面における対向部近傍
を除く外表面であって、かつ、少なくともLED50か
ら発せられた光がフォトダイオード52に到達するまで
に伝播する側壁の外表面が、光反射性部材としての銀テ
ープ54で覆われている。更に、図4に示すトナー残量
検知ユニット53には、LED50から発せられ、かつ
トナーカートリッジ42に入射しない光が、フォトダイ
オード52で直接受光されてしまうことを防止するため
の遮光部材51が設けられている。
【0030】ここで、本実施例においては、トナーカー
トリッジ42内の各色のトナー残量を、カートリッジ側
壁の肉厚部を伝播する光を用いて検知するため、カート
リッジ42を構成する透明材料としては、カートリッジ
42として成形でき、かつカートリッジ側壁の肉厚部を
光が伝播するような材料を用いる必要がある。このよう
な具体的な材料としては、例えば、ポリカーボネートが
挙げられる。
【0031】上記構成においては、LED50から発し
た光が、LED50に対向するカートリッジ側壁に入射
した際に該側壁の外表面で屈折する。そして、この光は
該側壁の肉厚部内を反射しながら側壁端部に伝播する。
ここで、トナーと接するトナーカートリッジ42の内壁
面において、トナーが存在している部分で反射する光の
反射効率と、トナーが存在していない部分で反射する光
の反射効率とが異なるため、トナーの消費によって残量
が減少してくると、該側壁端部に対向するように配設さ
れたフォトダイオード52で受光される光量が、トナー
カートリッジ42内に収容されているトナー残量に対応
して変化する。そして、本実施例装置のように、複数色
のトナーを用いる現像装置では、異なる色のトナーを扱
うため、反射効率もトナーの色ごとに異なっている。こ
のため、本実施例では、CPU内に残量判定手段として
の制御プログラムによって、フォトダイオード52によ
ってこの変化した受光光量と、トナーカートリッジ42
内のトナー残量との関係を各色ごとに実験等によって求
め、予めデータテーブルの形で持たせている。そして、
この制御プログラムにより、フォトダイオード52で受
光された受光光量とデータテーブルと比較し、トナー色
ごとの受光光量に応じたトナー残量を判断するように制
御している。そして、トナー残量が所定の残量よりも少
なくなり、いわゆるトナーエンドの状態と判断される
と、トナーカートリッジ42の交換を促す信号を出力
し、装置を停止させるようになっている。
【0032】次に、トナー残量レベルに対応する受光光
量の判断を、トナーの色ごとに行なうための処理につい
て説明する。図5は、トナーカートリッジ42Y内のト
ナー面の高さとフォトダイオード52で受光される受光
光量との関係を示したものである。縦軸は、トナー面の
高さに対応して得られる受光光量を示し、横軸は、トナ
ー面の高さを示している。イエロートナーのようなカラ
ートナーは、本実施例で用いる赤外光に対して高い反射
効率を示すため、トナー残量が多いほどフォトダイオー
ド52で受光される光量が大きく、残量が減少するにし
たがい光量が小さくなる。ここで、本実施例では、残量
レベルを図10(a)に示すように4段階で表示するた
め、A/D変換器に入力される、トナー色ごとに異なる
レベルの受光信号を次のような4段階で表示されるレベ
ルに対応するように、2ビットの2進コードにコード化
してある。すなわち、トナー面が5mm以下である「レベ
ル0」には2進コード00、5〜30mmの「レベル1」
にはコード01、30〜60mmの「レベル2」にはコー
ド10、そして、60mm以上の「レベル3」にはコード
11をそれぞれ対応させている。マゼンタ、シアンにつ
いても同様な特性線が得られるので、受光信号に応じて
同様のコード化を行なっている。
【0033】図6は、トナーカートリッジ42K内のト
ナー面の高さとフォトダイオード52で受光される受光
光量との関係を示したものである。この図の縦軸及び横
軸は図5と同じである。黒トナーの場合は、カラートナ
ーと異なり、光に対して一般的に高い吸収特性を示すた
め、トナー残量が多いほどカートリッジ肉厚部を伝播す
る間に光が吸収されて、フォトダイオード52で受光さ
れる光量が小さくなる。一方、残量が減少すると、吸収
される光量が少なくなるので受光光量が大きくなる。こ
のように、黒トナーの場合、カラートナーと正反対の反
射特性を示す。したがって、図示のように、受光信号と
コード化されたコードとの対応がカラートナーの場合と
は逆になる。
【0034】次に、トナー残量検知をの具体的例につい
て説明する。なお、上記トナーカートリッジ42Y,4
2M,42C,42Kに対する検知は、すべて同様の方
法であるので、イエロートナーを収容するトナーカート
リッジ42Yのトナー残量を検知する場合を例に説明
し、他のトナーカートリッジについては説明を省略す
る。図7は、トナー残量検知ユニット53のうち、検知
信号を制御する制御手段としての電装部のブロック図を
示す。主制御部は、CPU,RAM(不図示),ROM
(不図示),I/Oインターフェース(不図示)等で構
成されている。そして、LED50の発光強度及び発光
のタイミングなどは、主制御部のCPUで次のように制
御される。CPUは、ステッピングモータの駆動パルス
をモニタしており、現像ユニット22の回転が停止して
パルス信号がなくなった時点で、LED50を点滅発光
させるための信号のポートからパルスAND回路に出力
し、LEDドライバを介してLED50を点滅させる。
このLED50は、方形発振回路からの38kHz方形
波信号により点滅する。一方、フォトダイオード52で
検知された信号は、アンプ、リミッタ、バンドパスフィ
ルタで信号形状が整えられ、復調器で復調された後、積
分器で積分されてA/D変換器に入力される。本実施例
では、残量レベルを4段階で表示するため、A/D変換
器に入力される受光信号を2ビットの2進コードにコー
ド化する。そして、コード化された信号は上記I/Oポ
ートを介してCPUに入力され、後述する処理プログラ
ムによってトナー残量が判断される。そして、上記検知
信号が所定レベルになると、CPUからトナーエンド信
号が出力され、表示部等に所定の表示を行なう。
【0035】図8に、現像ユニット22のステッピング
モータ(不図示)による駆動パルス、LED50の発光
駆動信号、及びフォトダイオード52による検知信号の
タイミングチャートを示す。トナー残量検知を行なう位
置は、現像位置よりも回転方向下流側である。例えば、
図3に示すように、ステッピングモータによってトナー
カートリッジ42Kが現像位置にくるように回転させる
と、この回転にともなって検知ユニット53の位置にト
ナーカートリッジ42Yがくる。そして、符号aのタイ
ミングチャートに示したように、ステッピングモータの
駆動パルスがなくなると、現像ユニット22の回転が停
止して現像を終了したと判断し、トナー残量検知を行
う。このように、各現像ユニット22が1/4回転する
ごとにトナー残量検知が行なわれる。また、符号bのタ
イミングチャートに示した信号は、上記方形発振回路か
らの38kHz方形波信号によってLEDをON/OF
Fし、1回の検知で10パルス分の点滅発光をさせるこ
とによって得られる。また、フォトダイオード52で検
知された検知信号は、符号cのタイミングチャートに示
すように10パルス分の受光信号を積分したものがA/
D変換器で変換される。
【0036】図9は、上記CPUで行なわれるトナー残
量検知の制御例のフローチャートである。この例では、
まず、ステップS1で現像ユニット22を回転させるス
テッピングモータの駆動パルスの有無から、現像ユニッ
ト22が停止したか否かを判断する。駆動パルスが有れ
ば、停止していないと判断して処理を終了させ、駆動パ
ルスがなければ停止していると判断して、次のステップ
に移行する。ステップS2では、後述する「レベル0」
の状態がメモリされているか否かを判断し、メモリされ
ていれば後述するステップS17に移行し、メモリされ
ていなければ、ステップS3で、LED50を10パル
ス分点滅発光させ、トナー残量を検知する。そして、フ
ォトダイオード52によって、10パルス分の受光光量
が検知されると、この受光光量に対応する受光信号Dを
次の処理においてデータテーブルとの比較するためにメ
モリしておく(ステップS4)。次に、検知しているト
ナーの色がイエローであるか否かを判断し(ステップS
5)、イエローであれば、メモリした受光信号Dと、あ
らかじめイエロートナーの残量と受光信号との関係を記
憶したデータテーブルとを比較して、トナー残量を判断
し(ステップS6)、表示部(不図示)にイエロートナ
ーの残量を表示させる(ステップS7)。一方、検知し
ているトナーの色がイエローでなければ、マゼンタであ
るか、シアンであるか、あるいは黒であるかを順次判断
し、各色に対応したデータテーブルと、メモリした受光
信号Dとを比較して、図10(a)に示すようにトナー
残量を表示する(ステップS8〜ステップS15)。次
に、ステップS16では、上記ステップS6,S9,S
12,あるいはS14におけるデータテーブルとの比較
で、トナー残量が「レベル0」の状態となっているか否
かを判断し、「レベル0」でなければ処理を終了させ、
「レベル0」と判断されているときは、次のステップに
移行する。ここで、本発明を適用した画像形成装置にお
いては、トナー残量が「レベル0」の状態となってから
20枚までは画像形成処理ができるようになっているの
で、ステップS17では、「レベル0」の状態となって
から20枚画像を形成したか否かを判断している。そし
て、まだ20枚に達していない場合には、「レベル0」
の状態をメモリした後、処理を終了させ、20枚に達し
た場合には、表示部における残量表示を全て消灯させ
(ステップS18)、代わりに図10(b)に示すよう
に「カートリッジを交換してください」という表示をさ
せる(ステップS19)。そして、装置を停止させて画
像形成動作を行なわないようにする(ステップS2
0)。以上でトナー残量検知処理が終了する。
【0037】上記実施例によれば、トナーカートリッジ
側壁の肉厚部を重力方向下部側の側壁端部に伝播する光
を、該側壁端部に対向するように配設されたフォトダイ
オード52で受光することによって、トナーカートリッ
ジ42内のトナー残量を検知するので、トナー残量検知
ユニット53を1組のLED50及びフォトダイオード
52で構成することができ、従来のトナー残量検知ユニ
ットのように、複数組のLED50及びフォトダイオー
ド52を用いる場合に比してコストを低減することがで
きる。また、上記トナーカートリッジ42の外表面のう
ち、LED50に対向する壁面における対向部近傍、及
びフォトダイオード52に対向する壁面における対向部
近傍を除く外表面であって、かつ、少なくともLED5
0から発せられた光がフォトダイオード52に到達する
までに伝播する側壁の外表面を、銀テープ54で覆って
いるので、フォトダイオード52で受光される前に、該
外表面からの光の漏洩を防止するとともに、逆に、外部
からの光の進入も防止しているので、フォトダイオード
52で得られる受光信号のS/N比を向上させることが
できる。更に、上記接合部において、LED50が対向
しているカートリッジ側壁の肉厚分の幅w以内に配設し
たフォトダイオード52が、該幅w以外の壁面に対向さ
せて配設した場合に比して光量の大きい光を受光するの
で、受光効率を向上させることができる。よって、光量
の多いときと少ないときとの区別がしやすくなり、トナ
ー残量を確実に検知することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の現像装置によれば、トナーカ
ートリッジ側壁の肉厚部を側壁端部側に伝播する光を、
該側壁端部に対向するように配設された受光部で受光す
ることによって、該トナーカートリッジ内のトナー残量
を検知するので、トナー残量検知手段の発光部及び受光
部を複数組用いる必要がなく、1組の発光部及び受光部
を用いて検知することができる。よって、従来のトナー
残量検知センサを用いる場合に比してコストを低減する
ことができる。しかも、上記受光部が、上記幅の範囲を
外れた位置に該受光部を配設した場合に比べて受光光量
が大きくなるため、受光効率が向上する。よって、光量
の多いときと少ないときとの区別がしやすくなるので、
トナー残量を確実に検知することができる。
【0039】
【0040】請求項の現像装置によれば、光反射性部
材で覆われた、トナーカートリッジの肉厚部を伝播する
光が該トナーカートリッジ外に散乱してしまうことを防
ぐとともに、カートリッジ外表面の外からの外乱光によ
る影響を防止するので、受光部で得られる受光信号のS
/N比が向上する。よって、S/N比の低下による残量
の誤検知を防止できるので、トナー残量を確実に検知す
ることができる。
【0041】請求項の現像装置によれば、受光部で受
光されるときの光量が十分確保されるので、赤外領域以
外の光を発する光源を用いた場合に比して受光効率を向
上させることができる。よって、光量の多いときと少な
いときとの区別がしやすくなるため、トナー残量を確実
に検知することができる。
【0042】請求項の現像装置によれば、残量判定手
段が、予め各色毎に求めておいたトナー残量と受光光量
との関係を用いてトナー残量を判断するので、トナー残
量をトナーの色毎に確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る現像装置を採用した電子写真複写
機の概略構成図。
【図2】実施例に係る現像装置の断面概略構成図。
【図3】同現像装置の概略構成を示す斜視図。
【図4】同現像装置のトナーカートリッジへトナー残量
検知ユニットを取付けた状態を示す説明図。
【図5】イエロートナーにおけるトナー面の高さと受光
光量との関係を示す説明図。
【図6】黒トナーにおけるトナー面の高さと受光光量と
の関係を示す説明図。
【図7】実施例に係る検知ユニットの電装部のブロック
図。
【図8】トナー残量検知に使用する信号のタイミングチ
ャート。
【図9】トナー残量検知及び表示を行なう制御例を示す
フローチャート。
【図10】(a)は、表示部におけるトナー残量の表示
例を示す説明図。(b)は、表示部におけるトナーカー
トリッジ交換表示の例を示す説明図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2 帯電ローラ 3 レーザ光学装置 4 回転型現像装置 5 中間転写ベルト 6 転写ローラ 7 定着装置 8 給紙台 9 給紙ローラ 10 レジストローラ 11 転写紙 12 感光体クリーナ 20 ケーシング 22 現像ユニット 22a 開口部 23 現像ローラ 31 供給ローラ 33 第1トナー搬送スクリュウ 35 第2トナー搬送スクリュウ 38 遮蔽部材 40 トナー収容部 42 トナーカートリッジ 50 赤外発光LED 51 遮光部材 52 フォトダイオード 53 トナー残量検知ユニット 54 銀テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 孝一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 塩 豊 鳥取県鳥取市北村10−3 リコーマイク ロエレクトロニクス内 (56)参考文献 特開 平6−102756(JP,A) 特開 平5−332812(JP,A) 特開 平2−102062(JP,A) 特開 昭54−54676(JP,A) 特開 昭63−5220(JP,A) 特開 平6−317986(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に形成された潜像を可視像化する
    現像器と、該現像器に補給するトナーを収容する透明又
    は半透明の部材で構成したトナーカートリッジとを備え
    た現像装置において、 該トナーカートリッジの一方の側壁に対向するように配
    設した発光部と、該発光部から発せられ、該発光部に対
    向するカートリッジ側壁に入射した際に該側壁の外表面
    で屈折し、該側壁の肉厚部を側壁端部に伝播する光を受
    光できるように、該側壁端部に対向させて配設した受光
    とを有するトナー残量検知手段を設け 該受光部を、該発光部が対向しているカートリッジ側壁
    の肉厚分の幅内に対向させて配設し、該トナーカートリ
    ッジを、該受光部に対向するトナーカートリッジ上の対
    向面が平面であるように形成した ことを特徴とする現像
    装置。
  2. 【請求項2】上記トナーカートリッジの外表面のうち、
    上記発光部に対向する壁面における発光部対向部近傍、
    及び上記受光部に対向する壁面における受光部対向部近
    傍を除く外表面であって、かつ、少なくとも該発光部か
    ら発せられた光が該受光部に至るまでに伝播する側壁の
    外表面を、光反射性部材で覆ったことを特徴とする請求
    項1の現像装置。
  3. 【請求項3】カラートナーを用いる請求項1の現像装置
    において、 上記発光部を、ピーク発光波長が赤外である光源を用い
    て構成したことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】カラートナーを用いる請求項1の現像装置
    において、 各トナーの色ごとに求めたトナー残量と受光光量との関
    係を用いて、色ごとにトナー残量を判断するように構成
    した残量判定手段を設けたことを特徴とする現像装置。
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