JP2000231254A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置

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JP2000231254A
JP2000231254A JP11342793A JP34279399A JP2000231254A JP 2000231254 A JP2000231254 A JP 2000231254A JP 11342793 A JP11342793 A JP 11342793A JP 34279399 A JP34279399 A JP 34279399A JP 2000231254 A JP2000231254 A JP 2000231254A
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toner
light
unit
developing
developing device
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JP11342793A
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Makoto Hasegawa
真 長谷川
Tomoji Ishikawa
知司 石川
Takerou Kurenuma
岳郎 榑沼
Osamu Yoshioka
理 吉岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光センサの受光部の感度のばらつき等にかか
わらず、トナーカートリッジのトナーエンドを正確に判
定することが可能となる現像装置及び画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 感光体ドラム1上に形成された潜像を現
像する現像器4a〜4dと、各現像器のそれぞれに補給
するトナーを収容する複数のトナーカートリッジ53
と、各トナーカートリッジ53の内部を光が通過し得る
光路を形成するようにトナーカートリッジ53の壁部分
から内側に突出したトナー残量検知用の反射偏光板58
と、反射偏光板58の光入射口に対して光を発する発光
部60及び反射偏光板58の光出射口から戻ってきた光
を受ける受光部61を有する光センサ200とを備え
る。光センサ200は、反射偏光板58で形成される光
路に存在するトナー残量に応じて連続的に変化する出力
信号を出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置及び該装置に用いら
れる現像装置に係り、詳しくは、トナー収容部内のトナ
ー残量を検知する光センサを備えた現像装置及び画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の現像装置及び画像形成装
置としては、トナー収容部の内部を光が通過し得る光路
を形成するように該トナー収容部の壁部分から内側に突
出したトナー残量検知用の光路形成部と、該光路形成部
の光入射口に対して光を発する発光部及び該光路形成部
の光出射口から戻ってきた光を受ける受光部を有する光
透過型の光センサとを有するものが知られている(特開
平9−120209号公報参照)。そして、同公報で
は、上記受光部で受けた光の強度が基準よりも大きいか
小さいかによって2値(Highレベル/Lowレベ
ル)の出力信号のいずれか一方を出力する光センサが開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
現像装置及び画像形成装置において、Highレベル及
びLowレベルの2値の出力信号を出力する光センサを
用いた場合、上記受光部の感度のばらつき、トナー収容
器に収容するトナーの種類、トナーエンド時における上
記光路形成部のトナー収容部内に面している部分へのト
ナー付着状態等により、該トナー収容部のトナーエンド
を誤判定するおそれがあった。例えば、上記受光部の感
度が所定感度よりも高くなっている場合は、トナー収容
部がトナーエンドになっているにもかかわらず、トナー
収容部内に十分な量のトナーが存在しているようにトナ
ー残量を誤検知することにより、該トナー収容部のトナ
ーエンドを誤判定するおそれがあった。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、光センサの受光部の感度のばらつ
き等にかかわらず、トナー収容部のトナーエンドを正確
に判定することが可能となる現像装置及び画像形成装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成された潜像を
現像する現像器と、該現像器に補給するトナーを収容す
るトナー収容部と、該トナー収容部の内部を光が通過し
得る光路を形成するように該トナー収容部の壁部分から
内側に突出したトナー残量検知用の光路形成部と、該光
路形成部の光入射口に対して光を発する発光部及び該光
路形成部の光出射口から戻ってきた光を受ける受光部を
有する光センサとを備えた現像装置において、上記光セ
ンサが、上記光路形成部で形成される光路に存在するト
ナー残量に応じて連続的に変化する出力信号を出力する
ものであることを特徴とするものである。この現像装置
では、上記光センサが、上記光路形成部で形成される光
路に存在するトナー残量に応じて連続的に変化する出力
信号、すなわちトナー収容部内のトナー残量に応じて連
続的に変化する出力信号を出力する。この光センサの出
力信号は、画像形成装置本体側でトナーエンド判定用の
基準値と比較され、トナー収容部のトナーエンドが判定
される。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記光センサに対向し得る位置に、トナーエン
ド判定用の基準値に対応した所定の透過率で該光センサ
の光が通過し得る光路を有する基準光路形成部を設けた
ことを特徴とするものである。この現像装置では、上記
基準光路形成部を上記光センサに対向させ、該基準光路
形成部を所定の透過率で通過してきた光を該光センサで
検知する。この光センサの出力信号は、画像形成装置本
体側でトナーエンド判定用の基準値の設定に用いられ
る。
【0007】請求項3の発明は、上記現像器、上記トナ
ー収容部及び上記光路形成部を複数組有する現像ユニッ
トと、上記像担持体と対向する現像位置に各現像器を対
応するトナー収容部とともに移動させるように該現像ユ
ニットを駆動するユニット駆動手段とを備えた請求項1
の現像装置であって、上記現像ユニットの駆動により各
光路形成部が上記光センサに対向する位置に移動可能に
したことを特徴とするものである。この現像装置では、
上記現像ユニットの駆動により各光路形成部が上記光セ
ンサに対向する位置に移動したときに、各光路形成部に
対して該光センサによる検知を行う。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の現像装置に
おいて、上記光センサに対向し得る位置に、トナーエン
ド判定用の基準値に対応した所定の透過率で該光センサ
の光が通過し得る光路を有する基準光路形成部を、各ト
ナー収容部に収容するトナーの種類に応じて複数設けた
ことを特徴とするものである。この現像装置では、上記
現像ユニットの駆動により各基準光路形成部が上記光セ
ンサに対向する位置に移動したときに、各基準光路形成
部に対して該光センサによる検知を行う。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の現像装置に
おいて、上記基準光路形成部を、上記現像ユニットの駆
動により各現像器をトナー収容部とともに移動させると
きに上記光センサに対向し得るように設けたことを特徴
とするものである。この現像装置では、上記現像ユニッ
トの駆動により各現像器をトナー収容部とともに移動さ
せるときに、上記基準光路形成部が上記光センサに対向
するタイミングで一旦停止させ、該基準光路形成部に対
して該光センサによる検知を行う。
【0010】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の現像装置において、上記光センサの発光部及び
受光部に対向している、上記光路形成部の光入射口及び
光出射口の周囲の対向面に、遮光部材を貼付したことを
特徴とするものである。この現像装置では、上記トナー
残量検知用の光路形成部における所定の光路を通らずに
発光部から受光部へ到達する光を、該光路形成部の光入
射口及び光出射口の周囲の対向面に貼付した遮光部材で
遮る。
【0011】請求項7の発明は、請求項2、4又は5の
現像装置において、上記光センサの発光部及び受光部に
対向している、上記基準光路形成部の光入射口及び光出
射口の周囲の対向面に、遮光部材を貼付したことを特徴
とするものである。この現像装置では、上記基準光路形
成部における所定の光路を通らずに発光部から受光部へ
到達する光を、該光路形成部の光入射口及び光出射口の
周囲の対向面に貼付した遮光部材で遮る。
【0012】請求項8の発明は、像担持体と、該像担持
体に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜
像を現像して顕像を形成する現像手段と、該像担持体上
の顕像を転写体に転写する転写手段とを備えた画像形成
装置において、上記現像手段として、請求項1、2、
3、4、5、6又は7の現像装置を用い、上記光センサ
の出力信号に基づいて上記トナー収容部のトナーエンド
を判定するトナーエンド判定手段を設けたことを特徴と
するものである。この画像形成装置では、上記トナーエ
ンド判定手段により、トナー収容部内のトナー残量に応
じて連続的に変化する光センサの出力信号と、トナーエ
ンド判定用の基準値とが比較される。そして、この比較
結果に基づいて、トナー収容部のトナーエンドが判定さ
れる。
【0013】請求項9の発明は、上記現像装置が、上記
現像器、上記トナー収容部及び上記光路形成部を複数組
有する現像ユニットと、上記像担持体と対向する現像位
置に各現像器を対応するトナー収容部とともに移動させ
るように該現像ユニットを駆動するユニット駆動手段と
を有する請求項8の画像形成装置であって、トナーエン
ド判定手段が、上記光センサの出力信号とトナーエンド
判定用の基準値との比較結果に基づいてトナーエンドを
判定するものであり、各トナー収容部に収容するトナー
の種類に応じて各トナー収容部ごとに該基準値を設定し
たことを特徴とするものである。この画像形成装置で
は、上記現像ユニットの駆動により各光路形成部が上記
光センサに対向する位置に移動したときに、各光路形成
部に対して該光センサによる検知を行う。そして、上記
トナーエンド判定手段により、該光センサの出力信号と
トナーエンド判定用の基準値とが比較され、この比較結
果に基づいて、トナー収容部のトナーエンドが判定され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という。)に適用した
一実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る
複写機全体の構成及び動作について説明する。図1は、
本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この複写
機は、カラー画像読み取り装置(以下、スキャナ部とい
う。)と、カラー画像記録装置(以下、プリンタ部とい
う。)とから構成されている。
【0015】まず、上記複写機における図示しないスキ
ャナ部の構成及び動作について説明する。このスキャナ
部においては、コンタクトガラス上に載せられた原稿の
画像を、照明ランプ、ミラー群及びレンズ等の照明・ミ
ラー光学系を介してカラーセンサに結像し、該原稿のカ
ラー画像情報を、例えばBlue(以下、Bと記
す。)、Green(同、G)、Red(同、R)の色
分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。上
記カラーセンサは、B、G、Rの色分解手段とCCDの
ような光電変換素子とから構成され、3色同時読み取り
を行うことができる。このスキャナ部で得たB、G、R
の各画像信号は、その強度レベルに基づいて、画像処理
部で色変換処理が行われる。この色変換処理によって、
Black(以下、Bkと記す)、Cyan(同、
C)、Magenta(同、M)、Yellow(同、
Y)のカラー画像データが得られる。具体的には、上記
照明・ミラー光学系が、プリンタ部に連動するスタート
信号を受けて原稿走査し、カラー画像データを得る。本
実施形態においては、上記照明・ミラー光学系における
1回の原稿走査につき、1色の画像データを得るように
構成されているので、Bk、C、M、Yの4色のカラー
画像データを得るためには、上記原稿走査を合計4回繰
り返すことになる。
【0016】次に、図1を参照して、本実施形態に係る
複写機のプリンタ部の構成及び動作について説明する。
本実施形態におけるプリンタ部には、図示しない露光手
段としての書込光学ユニットと、像担持体としての感光
体ドラム1とが設けられている。この書込光学ユニット
は、上述したスキャナ部からのカラー画像データを光信
号に変換して、均一に負極性に帯電された感光体ドラム
1に原稿画像に対応したネガ潜像を形成する。上記書込
光学ユニットとしては、例えば、半導体レーザと、これ
の発光及び駆動を制御する図示しない発光駆動制御部
と、ポリゴンミラーと、これを回転駆動する回転駆動モ
ータと、f/θレンズと、反射ミラーとから構成された
ものを使用することができる。また、上記感光体ドラム
1は、図1における矢印Aの方向すなわち反時計回りに
回転駆動する。
【0017】上記感光体ドラム1の周囲には、図示しな
い露光手段としての書込光学ユニットと、クリーニング
手段としての感光体クリーニング装置2と、帯電手段と
しての帯電チャージャ3と、現像手段としての回転型現
像装置であるリボルバ現像ユニット4と、中間転写装置
としての中間転写ユニット10とが配設されている。上
記感光体クリーニング装置2は、ファーブラシ2aと感
光体クリーニングブレード2bとを有し、1次転写後の
感光体ドラム1の表面をクリーニングする。上記書込光
学ユニット及び帯電チャージャ3等により、感光体ドラ
ム1上に潜像を形成する潜像形成手段が構成されてい
る。
【0018】上記リボルバ現像ユニット4は、Bk現像
器4aと、C現像器4bと、M現像器4cと、Y現像器
4dとを有し、該リボルバ現像ユニットが回転すること
で、各色の現像器における感光体ドラム1と対向する現
像位置を位置決めすることができる。これら各現像器
は、現像剤の汲み上げ及び撹拌を行う図示しない攪拌手
段としての現像パドルと、該現像剤のトナー濃度を検知
する図示しないトナー濃度検知手段としてのトナー濃度
検知センサと、該現像剤で形成される穂を上記感光体ド
ラム1の表面に接触させる図示しない現像剤担持体とし
ての現像スリーブとをそれぞれ有している。尚、これら
4つの現像器(4a、4b、4c、4d)の内部構造は
まったく同様である。
【0019】これら4つの現像器(4a、4b、4c、
4d)に収容されている現像剤は、2成分現像剤を使用
し、該現像剤中のトナーは負極性に帯電されている。こ
のトナーが現像により消費されて、現像器内の現像剤の
トナー濃度の低下した場合、この情報は上記トナー濃度
検知センサにより検知される。この場合、図示しないト
ナー補給装置の現像剤収納容器としてのトナーボトルか
ら補給用トナーが上記現像器内へ供給される。このよう
にして、上記現像器内のトナー濃度は、所定の濃度に保
たれている。また、トナーが消費されて少なくなった場
合には、図示しない光センサによってトナー残量を検知
することができる。
【0020】上記中間転写ユニット10は、中間転写体
としての中間転写ベルト11を、電荷付与手段としての
1次転写バイアスローラ12と、これに接続した電源と
しての1次転写電源17と、1次転写前除電手段として
のアースローラ13と、ベルト駆動手段としての駆動ロ
ーラ14と、テンションローラ15と、2次転写対向ロ
ーラ16とに張架した構成をとっている。上記駆動ロー
ラ14は図示しない駆動モータに接続されており、該駆
動モータは図示しない制御手段としての制御部によって
駆動制御されている。上記中間転写ベルト11を張架す
るすべてのローラは導電性材料で形成されており、上記
1次転写バイアスローラ12以外の各ローラはそれぞれ
接地されている。
【0021】また、上記中間転写ベルト11を張架する
1次転写バイアスローラ12は、該中間転写ベルトと上
記感光体ドラム1とが接触して形成されるニップ部から
なる1次転写領域に対して、該中間転写ベルトの表面移
動方向すなわちベルト回転方向の下流側に配置されてい
る。この1次転写バイアスローラ12には、上記1次転
写電源17によって1次転写バイアスが印加される。ま
た、上記1次転写領域に対してベルト回転方向上流側に
は、接地されたアースローラ13が配置されている。こ
れら1次転写バイアスローラ12及びアースローラ13
によって、上記中間転写ベルト11は上記感光体ドラム
1に押しつけられ、上記ニップ部が形成されている。
【0022】上記中間転写ベルト11は、表面層、中間
層及びベース層からなる多層構造に構成されており、上
記感光体ドラム1に接触する外周面側に表面層が位置
し、内周面側にベース層が位置するように配置される。
また、上記中間層とベース層との間には、両層を接着す
るための接着層が介在している。この中間転写ベルト1
1は、上記JIS K 6911に記載されている測定方
法による体積抵抗率ρが、1011Ωcm程度の中抵抗の
ものを使用している。尚、体積抵抗率ρが10 12Ωcm
以上の中間転写ベルトを使用すれば、1次転写後の転写
チリを効果的に防止することができるが、2次転写後に
該中間転写ベルトを除電する必要がある。このとき、体
積抵抗率ρが1014Ωcm以上のものを利用することも
可能であるが、耐久性等の面から中間転写ベルトとして
は適さない。また、上記中間転写ベルト11の表面層側
における表面抵抗率は、1013Ω/□程度となるように
構成されている。
【0023】また、上記中間転写ベルト11の裏面にお
ける幅方向両端部には、補強部材が設けられている。こ
の補強部材は、ベルトの捻れ等を防止するためのもので
あるが、この補強部材によって、1次転写の際、上記中
間転写ベルト11の幅方向両端部付近と上記感光体ドラ
ム1との間に隙間が形成されてしまう場合がある。この
ため、上記ニップ部が形成されている中間転写ベルト1
1の裏面には、その幅方向両端部付近に当接し、上記隙
間を埋めるためのバックアップ部材18が設けられてい
る。
【0024】上記中間転写ベルト11の周囲には、潤滑
剤塗布手段としての潤滑剤塗布装置20と、クリーニン
グ手段としてのベルトクリーニング装置30と、転写手
段としての転写ユニット40とが設置されている。これ
らは、図示しない接離機構によって、それぞれ上記中間
転写ベルト11から接離可能となっている。
【0025】上記潤滑剤塗布装置20は、潤滑剤塗布部
材としての潤滑剤塗布ブラシローラ21と、潤滑剤収容
ケース22とから構成されている。この潤滑剤収容ケー
ス22内には、固形潤滑剤及びスプリングとが収容され
ている。この固形潤滑剤としては、例えば、板状に成型
された微粒子からなるステアリン酸亜鉛を使用すること
ができる。上記固形潤滑剤は、上記スプリングによって
上記潤滑剤塗布ブラシローラ21側に付勢されており、
該潤滑剤塗布ブラシローラに当接している。また、上記
潤滑剤塗布ブラシローラ21は、図示しない駆動手段に
よって回転駆動することができるようになっている。そ
して、2次転写後、上記中間転写ベルト11に潤滑剤を
塗布する際、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21が回転し
て、上記固形潤滑剤を削り取る。このようにして削り取
られた潤滑剤は粉体状となって、上記中間転写ベルト1
1に塗布される。このとき、上記潤滑剤塗布ブラシロー
ラ21は、ブラシ部の毛倒れ現象を防ぐため、上記中間
転写ベルト11の連れ回り方向に回転駆動している。ま
た、この潤滑剤塗布ブラシローラ21と上記中間転写ベ
ルト11とが接触した部分すなわち潤滑剤塗布領域にお
いて、その線速が上記中間転写ベルト11よりも速くな
るように、該潤滑剤塗布ブラシローラは回転制御されて
いる。
【0026】上記ベルトクリーニング装置30は、クリ
ーニング部材としてのベルトクリーニングブレード31
と、シール手段としての入口シール部材32と、ケーシ
ング33とから構成されている。上記ベルトクリーニン
グブレード31によって剥り取られたトナーは、上記ケ
ーシング33内に収容される。このとき、上記入口シー
ル32は、剥り取られたトナーが機内に飛散しないよう
に、該トナーを受け取り、上記ケーシング内に案内す
る。
【0027】上記転写ユニット40は、上記中間転写ユ
ニット10の2次転写対向ローラ16に対向する2次転
写バイアスローラ41と、これに接続した電源としての
2次転写電源42とから構成されている。
【0028】また、上記プリンタ部には、更に、上記転
写ユニット40の2次転写バイアスローラ41と上記中
間転写ユニット10の2次転写対向ローラ16との間に
形成される2次転写領域に転写材としての転写紙100
を送り込む図示しない給紙ローラと、図示しないレジス
トローラと、各種サイズの転写紙100を収納する転写
紙カセットと、OHP用紙や厚紙などを使用するための
図示しない手差し給紙トレイと、図示しない紙搬送ユニ
ットと、定着手段としての定着器50と、図示しないコ
ピートレイとを有している。上記定着器50は、上記転
写紙100上の未定着トナー像を所定温度に制御された
定着ローラ51と加圧ローラ52とからなる定着ローラ
対の間で溶融し、該未定着トナー像の定着を行う。
【0029】次に、現像の順序をBk、C、M、Yの順
とした場合における上記複写機の動作について説明す
る。尚、この画像形成の順序は、これに限定されるもの
ではない。コピー動作が開始されると、まずBk工程が
開始し、上述したスキャナ部において原稿のカラー画像
情報が読み取られ、この画像情報から得られたBk画像
データに基づいて、上述したプリンタ部における書込光
学ユニットのレーザ光によって感光体ドラム1上にBk
潜像が形成される。このBk潜像は、上記Bk現像器4
aによってBkトナーを付着され、Bkトナー像を形成
することで現像される。このとき、Bk潜像の現像を確
実に行うため、上記Bk現像器4aの現像スリーブを、
このBk潜像の先端部分が該Bk現像器の現像位置に到
達する前に、予め回転させておく。これにより、Bk潜
像の先端部分が上記現像位置に達したときには、現像剤
が穂立ち状態となっているので、Bk潜像全体を確実に
現像することができる。また、上記Bk現像器4aで
は、Bk潜像の後端部分が上記現像位置を通過した時点
で、速やかに現像スリーブ上に形成された現像剤の穂切
りを行われる。これにより、このBk現像器4aは不作
動状態となる。このとき、少なくとも次に現像されるC
潜像の先端部分が上記Bk現像器4aの現像位置に到達
する前に、完全に不作動状態となるようにする。尚、上
記現像剤の穂切りは、上記Bk現像器4aの現像スリー
ブを、現像動作中の回転方向と逆方向に切替えることで
行うことができる。このようにBk現像器4aにより感
光体ドラム1上に形成されたBkトナー像は、該感光体
ドラムと等速駆動する中間転写ベルト11の表面に1次
転写され、これでBk工程が終了する。
【0030】上記Bkトナー像の1次転写と並行して、
上記感光体ドラム1側では次のC工程が開始される。す
なわち、所定のタイミングで再び原稿のカラー画像情報
を読み取り、この画像情報から得られたC画像データに
基づいて、レーザ光により感光体ドラム1上にC潜像を
形成し、C現像器4bによってCトナー像を形成する。
このC現像器4cにおける現像スリーブの回転は、該C
現像器の現像位置に、上記Bk潜像後端部分が通過した
後かつC潜像の先端部分が到達する前に、開始される。
そして、C潜像の後端部分が通過した時点で、上述した
Bk現像器4aの場合と同様に、現像スリーブに形成さ
れた現像剤の穂切りが行われ、上記C現像器4bは不作
動状態となる。このとき、やはり次のM潜像の先端部分
が到達する前に完全に不作動状態となるようにする。こ
のように現像されて感光体ドラム1上に形成されたCト
ナー像は、上記中間転写ベルト11におけるBkトナー
像を転写された画像面に位置合わせして1次転写され
る。
【0031】以後、M工程及びY工程においても、上述
したC工程と同様に、それぞれの画像データに基づい
て、潜像形成、現像、1次転写を行う。このようにし
て、中間転写ベルト11上における同一の画像面に、上
記感光体ドラム1上に順次形成されるBk、C、M、Y
の各トナー像を1次転写することで、該中間転写ベルト
上には、これら4色が重なり合ったトナー像が形成され
る。
【0032】また、上記中間転写ベルト11上にトナー
像が形成されるまでの間、具体的には1色目のBkトナ
ー像を1次転写した後から4色目のYトナー像の1次転
写が終了するまでの間は、上記潤滑剤塗布装置20の潤
滑剤塗布ブラシローラ21と、ベルトクリーニング装置
30のベルトクリーニングブレード31及び入口シール
部材32と、転写ユニット40の2次転写バイアスロー
ラ41とを、それぞれ図示しない接離機構によって上記
中間転写ベルト11から離間させておく。
【0033】以上のようにして中間転写ベルト11上に
1次転写されたトナー像は、転写紙100上に2次転写
するため、上記2次転写領域に送られる。このとき、上
記転写ユニット40の2次転写バイアスローラ41は、
通常、上記トナー像が転写紙100に転写されるタイミ
ングで、接離機構によって上記中間転写ベルト11に押
圧される。その後、この2次転写バイアスローラ41に
は上記2次転写電源42によって所定の2次転写バイア
スが印加され、上記2次転写領域に2次転写電界を形成
する。これにより、上記中間転写ベルト11上のトナー
像は上記転写紙100上に転写される。尚、この転写紙
100は、図示しない操作パネルで指定されたサイズの
転写紙カセットからレジストローラ方向に搬送され、上
記2次転写領域に給紙される。この転写紙100の給紙
の際、該転写紙は、上記レジストローラによって上記中
間転写ベルト11上のトナー像の先端部が2次転写領域
に到達するタイミングに合わせて該2次転写領域に給紙
される。
【0034】上述のようにして、上記中間転写ベルト1
1上に4色が重なり合って形成されたトナー像が一括転
写された転写紙100は、その後、紙搬送ユニットによ
って定着器50に搬送され、上記転写紙100上の未定
着トナー像の定着を行う。そして、この転写紙100は
コピートレイに搬出され、スタックされる。
【0035】尚、1次転写後の感光体ドラム1は、その
表面を上記感光体クリーニングユニット2によってクリ
ーニングされ、図示しない除電手段としての除電ランプ
によって均一に除電される。また、2次転写後の中間転
写ベルト11は、ベルトクリーニング装置30が接離機
構によって該中間転写ベルトに押圧されることで、その
表面がクリーニングされる。
【0036】次に、本実施形態の特徴部分である光セン
サを用いたトナーカートリッジのトナーエンドの判定に
ついて説明する。図2はトナーカートリッジの斜視図、
図3は本実施形態に係る光センサおよび光路形成部とし
ての反射偏光板の概略構成図を示す。また、図4は反射
偏光板の斜視図を示す。この光センサは、同一の基板6
2上に取り付けられた発光部(赤外LED)60と、受
光部(リモコン用受光素子)61とを有している。ま
た、上記光路形成部としての反射偏光板58は、発光部
60と受光部61とにそれぞれ対向しているトナーカー
トリッジ53の外壁部を兼ねた外壁部分65からトナー
カートリッジ53内側に突出した中空の発光部対向凹部
58a及び受光部対向凹部58bを有するとともに、少
なくとも該一対の中空の凹部の互いに対向する壁面部に
は、発光部60からの光に対して透明な透明部66a、
66bを有している。また、発光部対向凹部58aに
は、発光部60からの光を発光部対向凹部58aにおけ
る透明部66aに向けて反射させる反射部67aを形成
するとともに、受光部対向凹部58bには、発光部対向
凹部58bにおける透明部66bを透過してきた光を受
光部61に向けて反射させる反射部67bを形成してい
る。
【0037】なお、本実施形態では、上記各凹部58
a、58bを、例えばポリスチレンのような透明な材質
を用いて構成しているが、少なくとも上記一対の中空の
凹部の互いに対向する壁面部、すなわち上記透明部66
a、66bのみを、透明な材質を用いて構成しておけば
よい。また、図2の例では、上記各凹部58a、58b
が図中手前側のトナーカートリッジ53の外壁部に設け
られているが、奥側の面であってもよい。
【0038】本実施形態におけるトナー残量の検知及び
トナーエンドの判定は次のようになされる。図2および
図3において、まず、光センサの発光部60から発せら
れた光は、該発光部60に対向する上記発光部対向凹部
58aの反射部67aで反射して、透明部66aを透過
する。ここで、トナーカートリッジ53内のトナー量が
所定量以上であると、前記透明部66aを透過した光
は、トナーで遮られるため上記受光部対向凹部58bの
透明部66bに入射せず、受光部61には到達しない。
一方、上記トナー量が所定量以下であると、前記透明部
66aを透過した光はトナーで遮られることがないの
で、上記受光部対向凹部58bの透明部66bに入射し
た後、更に反射部67bで反射して受光部61で受光さ
れる。このように、発光部60から発せられた光が、反
射偏光板58の2つの透明部66a及び66bの間に存
在するトナーの量に応じて減衰し受光部61で受光され
るため、受光部61からの出力に基づいてトナーエンド
であるか否かを判定することができる。
【0039】また、本実施形態においては、上記発光部
対向凹部58aを、その反射部67aからの光がその透
明部66aに垂直に入射するように構成するとともに、
上記受光部対向凹部58bを、発光部対向凹部58aに
おける透明部66aを通過してきた光が受光部対向凹部
58bにおける透明部66bに垂直に入射するように構
成している。上記図3の例では、発光部60から発せら
れた光が発光部対向凹部58aの反射部67aに入射す
る入射角度、及び受光部対向凹部58bの反射部67b
において受光部61に反射する光の反射角度が、ともに
45度となるように設定している。これにより、発光部
60から発せられた光が各透明部66a、66bを透過
するときの光の透過率が、該各透明部66a、66bに
対して垂直以外の角度で入射する場合に比して高くなる
ので、光量をできるだけ低減させないようにして受光部
61に到達させることができ、受光部61における受光
光量を稼ぐことができる。よって、上記トナーエンドの
判定をより確実に行うことができる。
【0040】また、上記図3において図示されていない
が、上記各凹部58a、58bの反射部67a、67b
におけるトナーと接している面には、他の部分よりも光
反射率の高い部材として、例えば銀色の反射テープが貼
り付けられている。これにより、該反射テープを設けな
い場合に比して高い光反射率で光を反射させ、受光部6
1で受光される受光光量を稼いでいる。
【0041】ここで、発光部60の光源として、指向角
の広い光源を採用した場合には、図11に示すように、
本来受光部61で受光されるべき光63以外に、発光部
60及び受光部61が対向している外壁部分65に入射
して肉厚部を伝播し、結果的に受光部61で受光される
伝播光64が生じてしまう。そして、この光も受光部6
1で検知されてしまうため、この伝播光64が検知出力
におけるノイズとして現れるため、トナーがあるにもか
かわらず無いとトナー残量を誤検知してしまう恐れがあ
る。
【0042】そこで、上記図3および図4に示したよう
に、反射偏光板58の外壁部分65に、光を遮光する材
料の遮光部材70を図示しない両面テープで貼り付けた
構成としている。この遮光部材70としては、遮光シー
ト(例えば、東レ社製のルミラー X30:材質PE
T)を用いることができる。これにより、上述したよう
なトナーエンド検知に不要な光のうち、上記伝播光64
をカットして、この光が受光部61に受光されないよう
にしている。これにより、不要な光が受光部61で検知
されることによるトナー残量の誤検知を防止することが
できる。
【0043】なお、本実施形態では、上記遮光部材70
が光吸収性も発揮するため、上記図11に示したよう
な、上記壁部分65での反射光68が生じなくなり、こ
の反射光68が受光部61で検知されることにトナー残
量の誤検知も防止することができる。
【0044】図5は、本実施形態に係るトナー残量検知
で用いられるタイミング信号のうち、現像ユニットの回
転タイミング、現像タイミング、発光部の点滅タイミン
グ及び受光部の出力信号の出力タイミングを示すタイミ
ングチャートである。現像ユニットは、図示しないユニ
ット駆動手段としてのステッピングモータに送られる駆
動パルスによって回転し、この回転が止まって現像を開
始すると同時にトナーエンドの判定が行われる。発光部
60からの光は、基本周波数38kHzのパルス発光を
600μsの間隔でON/OFFを繰り返す、いわゆる
バースト発光である。また、一回のトナー残量検知で、
ON/OFFの動作を20回繰り返すようになってい
る。図示の例では、光センサから、トナーカートリッジ
53内のトナー残量に応じて強度が変化する出力信号が
出力されるようになっている。そして、複写機本体側で
上記光センサからの出力信号とトナーエンド判定用の基
準値とが比較され、その比較結果に基づいてトナーカー
トリッジ53のトナーエンドが判定される。
【0045】図6は、上記光センサ200の基板62上
に形成された信号処理部と、光センサの出力信号に基づ
いてトナーエンド判定を行うトナーエンド判定手段の一
例を示すブロック図である。このトナーエンド判定手段
としては、複写機本体側に設けられた制御部300が兼
用されている。制御部300におけるCPU77とRO
M78、RAM79及びI/O81が図中白抜き矢印で
示したアドレスバス及びデータバスで接続されており、
方形波発振回路86からCPU77へ、所定周期のクロ
ックが供給されている。また、光センサ200の方形波
発振回路86で発生させた信号は発光部60を点滅させ
るためのタイミング信号としても用いられる。そしてこ
の信号を分周器1(87)で38kHzのパルス信号を
生成するとともに、分周器2(88)で1.2msの周
期のパルス信号を生成し、これらの信号をANDゲート
90で加算して得られた信号をLEDドライバ91に供
給し、符号81で示すI/Oの制御信号によって発光部
60のLED92を20回バースト点滅させている。そ
して、トナーカートリッジ53内がトナーエンドである
状態では、LED92の光が発光部対向凹部58aの透
明部66aから受光部対向凹部58bの透明部66bへ
入射するので、受光部対向凹部58bの反射部67bで
反射されて受光部61のフォトダイオード94に到達す
る。そして、この信号をアンプ95で増幅し、コンデン
サ96で信号成分のみを通過させる。更に、バンドパス
フィルタ99により38kHzのパルス信号のみを通過
させた後、復調器100で復調し、積分器101で積分
し、装置本体側における制御部300のI/Oインター
フェース部81に、光センサ200の出力信号(アナロ
グ信号)として送る。I/Oインターフェース部81
は、光センサ200からの出力信号をデジタル信号に変
換し、CPU77に送る。CPU77は、予め設定され
ているトナーエンド判定用の基準値と比較し、その比較
結果に基づいて、トナーカートリッジ53がトナーエン
ドであるか否かを判定する。ここで、トナーエンドを判
定したときは、トナーエンド表示部82にトナーエンド
となった旨を表示させ、ユーザに対してトナーエンドと
なった色のトナーカートリッジの交換を促す。
【0046】図7は、本実施形態に係るCPU77が、
トナーエンド検知を開始してから上記トナーカートリッ
ジ内がトナーエンドであるか否かを判定するまでのフロ
ーチャートである。まず、現像ユニットが現像位置で停
止し、現像を開始すると、CPU77は、発光部60の
LED92を点滅させる(ステップS1)。そして、L
ED92が20回バースト点滅したか否かを判定する
(ステップS2)。ここで20回バースト点滅していな
ければ20回点滅するまで、この判定を継続する。そし
て20回バースト点滅したと判定されると、CPU77
は、光センサの出力信号から変換された測定値Vmと、
トナーエンド判定用の基準値Voと比較し、その比較結
果に基づいて、トナーカートリッジ53がトナーエンド
であるか否かを判定する(ステップS3、S4)。そし
て、測定値Vmが基準値Vref以上のときは、その色の
トナーエンド表示部82にトナーエンドとなった旨を表
示させ、測定値Vmが基準値Vrefよりも小さいときは
メインルーチンに戻る(ステップS5)。そして、トナ
ーエンド表示に基づいて、トナーカートリッジが交換さ
れたか否かを判定する(ステップS6)。このステップ
においては、トナーカートリッジが交換されるまで上記
トナーエンド表示部82にトナーエンドとなった旨を表
示させたままにしておき、交換されたらトナーエンド表
示を消灯して(ステップS7)メインルーチンに戻る。
【0047】図8は、上記反射偏光板58の透明部66
a、66bのトナーカートリッジ内部に露出している光
路面66a'、66b'に付着しているトナー量(図4参
照)と、上記光センサの出力信号の大きさとの関係を示
すグラフである。この図8からわかるように、上記光路
面66a'、66b'に付着しているトナー量が多いほ
ど、光センサの発光部60から発した光が遮断され、受
光部61で受光する光量が減少し、光センサの出力信号
の大きさが低下する。この光センサの出力特性は、カラ
ートナーY、M及びCと黒トナーBkで異なるため、ト
ナーカートリッジ内のトナー残量がわずかになったとき
に反射偏光板58の光路面66a'、66b'に付着した
トナーが同量であっても、該光路面を透過する光量が異
なり、センサ出力に差が生じる。そこで、本実施形態で
は、トナーの色に応じて適切なトナーエンド判定用の基
準値を個別に設定している。具体的には、カラートナー
Y、M及びCの場合と黒トナーBkの場合で、各トナー
に対応したトナーエンド判定用の基準値Vref(カラ
ー)及び基準値Vref(黒)を設定し、光センサの出力信
号の測定値Vmがそれぞれの基準値Vref以上となった
ときに、トナーエンドと判定するようにしている。これ
により、黒トナーの場合もカラートナーの場合と同様
に、同一の光センサの出力信号に基づいてトナーエンド
を正確に判定することができるようになる。
【0048】また、上記トナーエンド判定用の基準値V
ref(カラー)及び基準値Vref(黒)は、予め設定された
固定値を用いなくても、次のようにして逐次最適値に設
定することもできる。例えば図9に示すように、リボル
バ現像ユニットのトナーカートリッジ間に、光路が飛散
トナーなどによって汚れない構造をした基準光路形成部
としての基準反射偏光板71(C)及び基準反射偏光板
71(BK)を設ける。この基準反射偏光板71
(C)、71(BK)の光路面72a、72bには、図
10に示すようにトナーエンド判定用の基準値Vref
(カラー)及び基準値Vref(黒)に対応した所定の透過
率(例えば1%:カラートナー、0.3%:黒トナー)
で光センサの光が通過し得るように減光部材73が取り
付けられている。また、この基準反射偏光板71
(C)、71(BK)の光センサに対向する外壁部分に
は、上記トナー残量検知用の反射偏光板58の場合と同
様に、不要な光を遮光する材料の遮光部材70を図示し
ない両面テープで貼り付けている。そして、所定のタイ
ミングでリボルバ現像ユニットを回転させ、基準反射偏
光板71(C)が光センサに対向する位置になった状態
で停止させる。この状態で光センサをオン状態にし、そ
のときの光センサの出力信号の値を制御部300の記憶
部に記憶し、その後のトナーエンド判定用の基準値Vre
f(カラー)とする。黒トナー用の基準反射偏光板71
(BK)についても同様に行い、基準値Vref(黒)を記
憶する。これにより、光センサの感度のばらつきを補正
することができ、常に精度よくトナーエンドを判定する
ことができる。なお、リボルバ現像ユニットがホームポ
ジション位置にあるとき、すなわち4色の現像ローラの
すべてが感光体に対向してない状態において、待機して
いた基準反射偏光板71(C)及び基準反射偏光板71
(BK)が、光センサに対向する位置に移動して、上記
トナーエンド判定用の基準値Vref(カラー)及び基準
値Vref(黒)を設定するといった動作を行ってもよい。
【0049】以上の実施形態によれば、トナー残量の誤
検知を防止できる低コストのトナーエンド検知手段を備
えた現像装置を提供することができる。また、トナーカ
ートリッジ53の外側に配設された発光部60及び受光
部61でトナー残量の有無を検知するので、トナーカー
トリッジ53の内側に前記発光部60及び受光部61を
有する装置に比して、トナーカートリッジ53を容易に
交換することができるという利点がある。また、上記光
センサがトナーカートリッジ53内のトナー残量に応じ
て変化する出力信号Vmを出力するので、複写機本体側
で該光センサの出力信号Vmと比較するトナーエンド判
定用の基準値Vrefをトナーの種類などに応じて変更す
ることで、該光センサの受光部の感度のばらつき等にか
かわらず、トナーカートリッジ53のトナーエンドを正
確に判定することが可能となる。
【0050】なお、上記光センサの発光部から出射する
光として、上記バースト光に代えてパルス変調光を用い
ることもできる。パルス変調光を用いた光センサは、パ
ルス変調光を出射する発光部と、パルス変調光を受光す
る受光部と、この受光部の出力信号に同期し、パルス変
調光のパルス休止時間に応じて受光部の出力信号の通過
を禁止するゲート回路とにより構成することができる。
この構成の場合は、受光部からパルス変調光による出力
信号が出力された時点からパルス変調光のパルス休止時
間内はゲート回路がオフになって、その時間内に外乱光
を受光しても、その外乱光によるノイズをゲート回路か
ら出力しない。このような構成及び動作によってトナー
残量の誤検知を防止することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、トナー
収容部内のトナー残量に応じて変化する出力信号を光セ
ンサから出力するので、画像形成装置本体側で該光セン
サの出力信号と比較するトナーエンド判定用の基準値を
変更することで、該光センサの受光部の感度のばらつき
等にかかわらず、トナー収容部のトナーエンドを正確に
判定することが可能となるという効果がある。
【0052】特に、請求項2の発明によれば、画像形成
装置本体側で上記基準光路形成部に対する光センサの出
力信号に基づいてトナーエンド判定用の基準値を変更す
ることで、トナー収容部のトナーエンドをさらに正確に
判定することが可能になるという効果がある。
【0053】また特に、請求項3及び9の発明によれ
ば、複数のトナー収容器のそれぞれについてトナーエン
ドを正確に判定することが可能になるという効果があ
る。
【0054】また特に、請求項4の発明によれば、画像
形成装置本体側で各トナー収容部に対応する基準光路形
成部に対する光センサの出力信号に基づいて、各トナー
収容部に対するトナーエンド判定用の基準値を変更する
ことで、各トナー収容部のトナーエンドをさらに正確に
判定することが可能になるという効果がある。
【0055】また特に、請求項5の発明によれば、上記
基準光路形成部に対する検知のためだけに上記現像ユニ
ットを駆動する必要がなくなるので、上記トナーエンド
判定用の基準値の設定変更を効率的に行うことができる
という効果がある。
【0056】また特に、請求項6の発明によれば、上記
トナー残量検知用の光路形成部における所定の光路以外
を通って受光部にへ到達する光による誤検知を防止する
ことが可能になるという効果がある。
【0057】また特に、請求項7の発明によれば、上記
基準光路形成部における所定の光路以外を通って受光部
にへ到達する光による誤検知を防止することが可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略構成を示す正面
図。
【図2】トナーカートリッジの斜視図。
【図3】トナーカートリッジの壁部分に設けられた反射
偏光板を示す説明図。
【図4】同反射偏光板の斜視図。
【図5】現像ユニットの回転タイミング、現像タイミン
グ、発光部の点滅タイミング及び受光部の出力信号の出
力タイミングを示すタイミングチャート。
【図6】光センサの信号処理部と、光センサの出力信号
に基づいてトナーエンド判定を行うトナーエンド判定手
段の一例を示すブロック図。
【図7】トナーエンド検知を開始してからCPUがトナ
ーエンドを判定するまでの処理を示すフローチャート。
【図8】反射偏光板の光路面に付着しているトナー量と
光センサの出力信号の大きさとの関係を示すグラフ。
【図9】リボルバ現像ユニットにおける基準反射偏光版
の配設位置の説明図。
【図10】同基準反射偏光板の斜視図。
【図11】発光部60の光源として指向角の広い光源を
採用した場合に、受光部へ到達するまでに取りうる主な
伝播経路を示す説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 3 帯電チャージャ 4 リボルバ現像ユニット 53 トナーカートリッジ 58 反射偏光板 58a 発光部対向凹部 58b 受光部対向凹部 60 発光部 61 受光部 62 発光部と受光部とが取り付けられている基板 65 発光部と受光部とにそれぞれ対向している外
壁部分 66a 発光部対向凹部の透明部 66b 受光部対向凹部の透明部 67a 発光部対向凹部の反射部 67b 受光部対向凹部の反射部 70 遮光部材 71(C) カラートナー用の基準反射偏光板 71(BK) 黒トナー用の基準反射偏光板 72a,72b 基準反射偏光板の光路面 73 減光部材 200 光センサ 300 複写機本体側の制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榑沼 岳郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉岡 理 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された潜像を現像する現
    像器と、該現像器に補給するトナーを収容するトナー収
    容部と、該トナー収容部の内部を光が通過し得る光路を
    形成するように該トナー収容部の壁部分から内側に突出
    したトナー残量検知用の光路形成部と、該光路形成部の
    光入射口に対して光を発する発光部及び該光路形成部の
    光出射口から戻ってきた光を受ける受光部を有する光セ
    ンサとを備えた現像装置において、 上記光センサが、上記光路形成部で形成される光路に存
    在するトナー残量に応じて連続的に変化する出力信号を
    出力するものであることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、 上記光センサに対向し得る位置に、トナーエンド判定用
    の基準値に対応した所定の透過率で該光センサの光が通
    過し得る光路を有する基準光路形成部を設けたことを特
    徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】上記現像器、上記トナー収容部及び上記光
    路形成部を複数組有する現像ユニットと、上記像担持体
    と対向する現像位置に各現像器を対応するトナー収容部
    とともに移動させるように該現像ユニットを駆動するユ
    ニット駆動手段とを備えた請求項1の現像装置であっ
    て、 上記現像ユニットの駆動により各光路形成部が上記光セ
    ンサに対向する位置に移動可能にしたことを特徴とする
    現像装置。
  4. 【請求項4】請求項3の現像装置において、 上記光センサに対向し得る位置に、トナーエンド判定用
    の基準値に対応した所定の透過率で該光センサの光が通
    過し得る光路を有する基準光路形成部を、各トナー収容
    部に収容するトナーの種類に応じて複数設けたことを特
    徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項4の現像装置において、 上記基準光路形成部を、上記現像ユニットの駆動により
    各現像器をトナー収容部とともに移動させるときに上記
    光センサに対向し得るように設けたことを特徴とする現
    像装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の現像装置に
    おいて、 上記光センサの発光部及び受光部に対向している、上記
    光路形成部の光入射口及び光出射口の周囲の対向面に、
    遮光部材を貼付したことを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】請求項2、4又は5の現像装置において、 上記光センサの発光部及び受光部に対向している、上記
    基準光路形成部の光入射口及び光出射口の周囲の対向面
    に、遮光部材を貼付したことを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】像担持体と、該像担持体に潜像を形成する
    潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像して顕像を
    形成する現像手段と、該像担持体上の顕像を転写体に転
    写する転写手段とを備えた画像形成装置において、 上記現像手段として、請求項1、2、3、4、5、6又
    は7の現像装置を用い、 上記光センサの出力信号に基づいて上記トナー収容部の
    トナーエンドを判定するトナーエンド判定手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】上記現像装置が、上記現像器、上記トナー
    収容部及び上記光路形成部を複数組有する現像ユニット
    と、上記像担持体と対向する現像位置に各現像器を対応
    するトナー収容部とともに移動させるように該現像ユニ
    ットを駆動するユニット駆動手段とを有する請求項8の
    画像形成装置であって、 トナーエンド判定手段が、上記光センサの出力信号とト
    ナーエンド判定用の基準値との比較結果に基づいてトナ
    ーエンドを判定するものであり、 各トナー収容部に収容するトナーの種類に応じて各トナ
    ー収容部ごとに該基準値を設定したことを特徴とする画
    像形成装置。
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