JP3361475B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
機などに使用されるフィン付き熱交換器や二重管熱交換
器などの熱交換器に関するものである。
に、所定間隔で並べられたフィン群201と、このフィ
ン群201のフィン面に垂直な方向に貫通して挿入され
る伝熱管群202とから構成されている。気流203は
フィン間を矢印方向に流動し、伝熱管群202の流路を
流れる流体と熱交換する。このようなフィン付き熱交換
器は、端部側を所定の曲率半径Rで湾曲させ、空気調和
装置の室外機内に収納して使用されるのが一般的であ
る。 第1の従来技術(特開昭61−15089号公報
記載の技術)を、図9(a)、(b)に示す。図9(a)は
伝熱管の一部を示す縦断面図、図9(b)は同伝熱管の
内壁面を示す要部拡大断面図である。第1の従来技術
は、伝熱管202の内部に、金属の細線をスパイラル状
に巻いて構成されるコイル204を挿入し、このコイル
204の外周を伝熱管202の内面に密着固定し、さら
に伝熱管202内面に多数の粉粒体205を接合して多
孔質体層を形成したものである。この構成によれば、伝
熱管202の内面の伝熱面積が増大するとともに、乱流
効果、毛細管現象効果、及び核沸騰効果も発揮され、伝
熱性能が向上するとされている。第2の従来技術(実開
昭58−52491号公報記載の技術)を、図10に示
す。図10はフィン付き熱交換器の伝熱管中心を通る面
での断面図である。第2の従来技術は、伝熱管202内
に、熱で変形するスペーサ206を挿入し、挿入後に熱
を加えてスペーサ206を管内壁に密着させるものであ
る。なお、伝熱管202の外周面には、フィン群201
が接合されている。この構成によれば、伝熱管202内
面の伝熱面積が増大され、また乱流効果も発揮され、伝
熱低能が向上するとされている。第3の従来技術(特開
平10−2638号公報記載の技術)を、図11に示
す。図11はフィン付き熱交換器の構成を示す斜視図で
ある。第3の従来技術は、凝縮器として作用するフィン
付き熱交換器において、冷媒の出口配管部207のパス
数を少なくし、この出口配管部207を空気の流れ方向
203に対して風上側に配置し、隣接する風下側の配管
202との間にあるフィン201に、熱伝導を遮断する
スリット208を、フィン201の長手方向に設けたも
のである。この構成によれば、熱交換器を凝縮器として
使用した場合、主に過冷却域となる出口配管部207で
管内流速を速めることができるために伝熱性能が向上す
るとともに、温度の低い過冷却域を風上側に配置するこ
とで空気との温度差を大きくとることができるので凝縮
性能を向上できるとされている。第4の従来技術(特開
昭57−127732号公報記載の技術)を、図12に
示す。図12はフィン付き熱交換器の構成を示す斜視図
である。第4の従来技術は、凝縮器として作用するフィ
ン付き熱交換器において、冷媒の出口配管部209の配
管径を他の部分の配管径より細くするものである。この
構成によれば、熱交換器を凝縮器として使用した場合、
過冷却域となる細管部209で管内流速を速めることが
できるために伝熱性能が向上するとともに、温度の低い
過冷却域を風上側に配置することで空気との温度差を大
きくとることができるので凝縮性能を向上できるとされ
ている。第5の従来技術(特開平2−103355号公
報記載の技術)を、図13(a)、(b)に示す。図1
3(a)はフィン付き熱交換器の構成を示す斜視図、図
13(b)は同熱交換器を構成する伝熱管の断面図であ
る。第5の従来技術は、凝縮器として作用するフィン付
き熱交換器において、冷媒出口付近で伝熱管210内に
インナーロッド211を挿入したものである。この構成
によれば、凝縮器として使用されるフィン付き熱交換器
は、過冷却域に挿入されたインナーロッド211により
充填する冷媒量を削減できるとされている。
1の従来技術の構成では、コイルとしてかなり細い線径
の線を使用しているので、管内に挿入するコイルによ
り、管内容積を著しく削減することはできない。また、
熱交換器を凝縮器として使用した場合、凝縮した液によ
り、伝熱面である管内面は厚い凝縮液膜で覆われやす
く、熱交換性能を低下させるという課題を有している。
また、上記第2の従来技術の構成では、主に伝熱管内面
の伝熱面積の増大と乱流効果に着目していることと、ス
ペーサの厚みについては特に特定がないことから判断す
ると、伝熱管の肉厚程度であり、やはり管内容積を著し
く削減することはできない。また、熱交換器を凝縮器と
して使用した場合、凝縮した液により、伝熱面である管
内面は厚い凝縮液膜で覆われやすく、熱交換性能を低下
させるという課題を有している。また、上記第3の従来
技術の構成では、最少パスにすることで管内流速は速ま
るものの、この最少パスでの流速が最速であり、これ以
上に速度を向上させることができない。また、流速の変
化は少なくとも伝熱管一本毎での速度変化しか対応でき
ない。また、管内容積を削減することもできない。さら
に、熱交換器を凝縮器として使用した場合、凝縮した液
により、伝熱面である管内面は厚い凝縮液膜で覆われ、
熱交換性能を低下させるという課題を有している。ま
た、上記第4の従来技術の構成では、細管部分で管内流
速は向上し、この細管径の選定により任意に流速を決定
できるものの、細管径を変化させるには、細管を挿入す
るための穴を有するフィンの金型を変更する必要があ
り、高価な金型投資が必要で容易に変更することはでき
ない。また、管内容積を削減することもできない。さら
に、熱交換器を凝縮器として使用した場合、凝縮した液
により、伝熱面である管内面は厚い凝縮液膜に覆われや
すく、熱交換性能を低下させるという課題を有してい
る。また、上記第5の従来技術の構成では、凝縮器とし
て使用した時の冷媒量削滅についてのみ有効であり、蒸
発器として使用した場合は、凝縮器出口に圧力4kg/
cm2を満足する部材を挿入すると記載されていること
から、大幅な圧力損失の増大をまねき、著しく蒸発能力
が低下するという課題を有している。
ものであり、乾き度が大きくなるに従い冷媒流路を小さ
くする部材を伝熱管内に挿入することで、蒸発時の圧力
損失を抑制しつつ、蒸発能力の向上又は低下抑制を図る
ことを目的とする。また、本発明は、熱交換器を凝縮器
として使用した場合、二相域に挿入した部材により、凝
縮した液が挿入部材の外表面に付着することで管内面の
液膜の薄膜化が図れ、さらに、挿入部材により伝熱管内
の流路断面積を小さくでき、伝熱管内を流れる冷媒の流
速向上を図り、熱交換性能の高い熱交換器を得ることを
目的とする。さらに、本発明は、伝熱管内の内容積を減
少させることで、充填する冷媒量の削減を図れる熱交換
器を提供することを目的とする。
熱交換器は、伝熱管内の流路を流れる流体と前記伝熱管
の外部を流れる流体とが熱交換する熱交換器において、
相変化を伴う流体が気液二相状態又は液相状態で流動し
ている流路中に、外径が前記伝熱管の内径より小さく、
外表面に、溝又は凹凸を有する棒状の挿入部材を設け、
流体が流動する流路断面積を、流体の乾き度が小さくな
るに従って減少させたことを特徴とする。請求項2記載
の本発明の熱交換器は、伝熱管内の流路を流れる流体と
前記伝熱管の外部を流れる流体とが熱交換する熱交換器
において、相変化を伴う流体が気液二相状態又は液相状
態で流動している流路中に、中実又は両端を閉塞した中
空の棒状の挿入部材を設け、前記挿入部材は、断面の外
形形状を略円状、多角形状、又は星形状とし、流体が流
動する流路断面積を、流体の乾き度が小さくなるに従っ
て減少させ、前記挿入部材を、多孔質材で構成したこと
を特徴とする。請求項3記載の本発明は、伝熱管内の流
路を流れる流体と前記伝熱管の外部を流れる流体とが熱
交換する熱交換器において、相変化を伴う流体が気液二
相状態又は液相状態で流動している流路中に、中実又は
両端を閉塞した中空の棒状の挿入部材を設け、前記挿入
部材は、断面の外形形状を略円状、多角形状、又は星形
状とし、流体が流動する流路断面積を、流体の乾き度が
小さくなるに従って減少させ、前記挿入部材を、複数本
束にして構成したことを特徴とする。 請求項4記載の本
発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の熱交
換器において、前記伝熱管内の流路を流れる流体とし
て、ハイドロフルオロカーボン(HFC)又はハイドロ
カーボン(HC)を主成分とした冷媒を用いることを特
徴とする。
変化を伴う流体が気液二相状態又は液相状態で流動して
いる流路中に、外径が前記伝熱管の内径より小さく、外
表面に、溝又は凹凸を有する棒状の挿入部材を設け、流
体が流動する流路断面積を、流体の乾き度が小さくなる
に従って減少させたものである。そしてこの構成によれ
ば、乾き度が大きくなるに従い圧力損失の影響が大きい
ために、乾き度が大きい流路では流路を広くすることに
より、効果的な圧力損失の低減が図れ、蒸発能力の向上
又は低下抑制が図れる。また、乾き度が小さい流路では
伝熱管内を流れる冷媒の流速を速くすることで、熱交換
器を凝縮器として使用した場合、凝縮液による管内面の
液膜の薄膜化を図ることができ、管内での熱交換性能の
高い熱交換器が得られる。また、外径が伝熱管の内径よ
り小さく溝又は凹凸を有する棒状の挿入部材を設けるこ
とで、挿入部材の外表面積が拡大するとともに伝熱管内
を流れる流体の乱流を促進するために、挿入部材への凝
縮液の付着量が多くなり、伝熱管の内周面の凝縮液膜を
さらに薄くすることができ、管内熱伝達率の向上が図れ
る。さらに、伝熱管内の内容積を減少させることができ
るので、充填する冷媒量の削減が図れる。
う流体が気液二相状態又は液相状態で流動している流路
中に、中実又は両端を閉塞した中空の棒状の挿入部材を
設け、前記挿入部材は、断面の外形形状を略円状、多角
形状、又は星形状とし、流体が流動する流路断面積を、
流体の乾き度が小さくなるに従って減少させ、挿入部材
を、多孔質材で構成したものである。そしてこの構成に
よれば、乾き度が大きくなるに従い圧力損失の影響が大
きいために、乾き度が大きい流路では流路を広くするこ
とにより、効果的な圧力損失の低減が図れ、蒸発能力の
向上又は低下抑 制が図れる。また、乾き度が小さい流路
では伝熱管内を流れる冷媒の流速を速くすることで、熱
交換器を凝縮器として使用した場合、凝縮液による管内
面の液膜の薄膜化を図ることができ、管内での熱交換性
能の高い熱交換器が得られる。また、挿入部材の断面の
外形形状を多角形状や星形状とすることで、挿入部材の
外表面積が拡大するために、挿入部材への凝縮液の付着
量が多くなり、伝熱管の内周面の凝縮液膜をさらに薄く
することができ、管内熱伝達率の向上が図れる。さら
に、伝熱管内の内容積を減少させることができるので、
充填する冷媒量の削減が図れる。また、多孔質材によっ
て外表面積が拡大するために、挿入部材への凝縮液の付
着量が多くなり、伝熱管の内周面の凝縮液膜をさらに薄
くすることができ、管内熱伝達率の向上が図れる。
う流体が気液二相状態又は液相状態で流動している流路
中に、中実又は両端を閉塞した中空の棒状の挿入部材を
設け、前記挿入部材は、断面の外形形状を略円状、多角
形状、又は星形状とし、流体が流動する流路断面積を、
流体の乾き度が小さくなるに従って減少させ、挿入部材
を、複数本束にして構成したものである。そしてこの構
成によれば、乾き度が大きくなるに従い圧力損失の影響
が大きいために、乾き度が大きい流路では流路を広くす
ることにより、効果的な圧力損失の低減が図れ、蒸発能
力の向上又は低下抑制が図れる。また、乾き度が小さい
流路では伝熱管内を流れる冷媒の流速を速くすること
で、熱交換器を凝縮器として使用した場合、凝縮液によ
る管内面の液膜の薄膜化を図ることができ、管内での熱
交換性能の高い熱交換器が得られる。また、挿入部材の
断面の外形形状を多角形状や星形状とすることで、挿入
部材の外表面積が拡大するために、挿入部材への凝縮液
の付着量が多くなり、伝熱管の内周面の凝縮液膜をさら
に薄くすることができ、管内熱伝達率の向上が図れる。
さらに、伝熱管内の内容積を減少させることができるの
で、充填する冷媒量の削減が図れる。また、複数本の挿
入部材で構成することによって外表面積が拡大するため
に、挿入部材への凝縮液の付着量が多くなり、伝熱管の
内周面の凝縮液膜をさらに薄くすることができ、管内熱
伝達率の向上が図れる。
3の実施の形態による熱交換器において、伝熱管内の流
路を流れる流体として、ハイドロフルオロカーボン(H
FC)又はハイドロカーボン(HC)を主成分とした冷
媒を用いたものである。そしてこの構成によれば、ハイ
ドロフルオロカーボン(HFC)又はハイドロカーボン
(HC)を主成分とする冷媒は、従来のR22に比べて
同一サイクルポイントでの冷媒密度が大きく、従って、
流速が小さく、同一能力時の圧力損失は約70%とな
る。このことから、特にR410A、プロパン(R29
0)等を冷媒として用いることにより、熱伝達率が向上
し、熱交換器効率の向上が図れる。更にハイドロフルオ
ロカーボン(HFC)やハイドロカーボン(HC)を用
いることにより、オゾン破壊係数(ODP)の値が0
で、また地球温暖化係数(GWP)の値は、ハイドロフ
ルオロカーボン(HFC)は大きいが、ハイドロカーボ
ン(HC)は極めて0に近い。そのため、環境問題も克
服することができる。
説明する。なお、実施例の説明では、フィン付き熱交換
器について行うが、本発明は相変化を伴う冷媒が流れる
流路内で効果を得られる発明であり、二重管熱交換器の
ような伝熱管のみで構成された熱交換器で、内管の内側
や外側であっても相変化を伴う流体が流れるものについ
ても同様の効果が得られる。 (実施例1) 図1(a)はフィン付き熱交換器の伝熱管中心線上での
断面図、図1(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。また、図14は冷凍サイクルでの効果をモリエル線
図上に表したイメージ図である。図1(a)および
(b)において、11はフィン、12は伝熱管、13A
は断面積が一定の挿入部材、13Bは流路の位置によっ
て断面積が連続的に変化する挿入部材である。伝熱管1
2は、U字状に形成された3つの配管12A、12B、
12Cと、配管12Aの一端と配管12Bの一端を連結
するUベント12Dと、配管12Bの他端と配管12C
の一端を連結するUベント12Eとより構成されてい
る。なお、本実施例の伝熱管12は、3つの配管12
A、12B、12Cで構成した場合を示しているが、熱
交換器の能力に応じて配管数は変更されるものである。
挿入部材13Aは配管12Aの伝熱管端部C側の流路1
4Aに、挿入部材13Bは配管12Aの他の配管12B
との連結側の流路14Bに設けられている。なお、挿入
部材13Bは、断面積が小さい側の端部を配管12Aの
開口側に位置するように配置されている。
使用する場合には、伝熱管端部Bが流路を流れる流体の
入口、伝熱管端部Cが流路を流れる流体の出口となる。
このように凝縮器として使用する場合には、伝熱管端部
Bからガス状態の流体が流入し、伝熱管端部Cから液状
態の流体が流出する。従って、伝熱管端部Bから伝熱管
端部Cに流動するに従って、液体の乾き度は小さくな
る。なお、矢印は流路を流れる流体の方向を示してい
る。
線、ライン213は飽和ガス線、実線225は挿入部材
を挿入したときの動作線、破線226は部材を挿入しな
い通常のときの動作線、ポイント214は圧縮機の吸入
ポイント、ポイント215は凝縮器の入口ポイント、ポ
イント217は部材を挿入しない通常のときの凝縮器の
出口ポイント、ポイント218は部材を挿入したときの
凝縮器の出口ポイント、ポイント219は部材を挿入し
たときの蒸発器の入口ポイント、ポイント220は部材
を挿入しない通常のときの蒸発器の入口ポイント、ポイ
ント222は蒸発器の出口ポイント、ポイント216は
平均凝縮温度、ポイント221は平均蒸発温度、エリア
223は凝縮器出口付近、エリア224は蒸発器入口付
近を表す。
(a)において、伝熱管内を流れる流体は、伝熱管端部
B側から流入し、伝熱管端部C側へ流出し、その間にお
いて、伝熱管12の外周に設けられたフィン11の隙間
を流動する気流と熱交換する。流路14Bは挿入部材1
3Bによって漸次狭くなり、また流路14Aは挿入部材
13Aによって狭くなっている。従って、配管12Aを
流れる流体は、流路14Bにおいて次第に流速が速ま
り、流路14Aにおいて最速で流動するため、管内熱伝
達率が向上する。
縮器出口付近223に挿入するため、図14に示すよう
に、圧力損失は凝縮器の出口付近223でのみ増大し、
平均凝縮温度216の低下抑制が図れる。また、気液二
相域では、凝縮した液は挿入部材13A、13Bの外周
面にも付着するために、配管12Aの内周面の凝縮液膜
を薄くすることができ、管内熱伝達率の向上が図れる。
また、挿入部材13A、13Bを設けることで、配管1
2A内の容積を削減でき、冷媒充填量を削減することが
できる。また、蒸発器として使用する場合には、図1
(a)において、伝熱管内を流れる流体は、凝縮器とし
て使用する場合の流れ方向とは逆方向となり、伝熱管端
部C側から流入し、伝熱管端部B側へ流出し、その間に
おいて、伝熱管12の外周に設けられたフィン11の隙
間を流動する気流と熱交換する。流路14Aは挿入部材
13Aによって狭くなっており、また流路14Bは挿入
部材13Bによって漸次狭くなっている。従って、配管
12Aを流れる流体の流速は、速くなるために管内熱伝
達率は向上する。また本実施例は、挿入部材13A、1
3Bを蒸発器の入口付近224に挿入するため、図14
の実線225で示すように、圧力損失は蒸発器の入口付
近224で大きく、乾き度が大きくなるに従い、流路断
面積は大きくなるため圧力損失は小さくなる。これによ
り、圧力損失が増大しても、その圧力損失の増加は蒸発
器の入口付近224のみで、流体の流速向上による管内
熱伝達率の向上の効果を活かし、蒸発能力の向上が図れ
る。従って、少なくとも蒸発能力の低下を抑制すること
ができる。なお、挿入部材13A、13Bの断面の外形
形状は、略円状の他、多角形状や星形状とすることが好
ましい。また、挿入部材13A、13Bは、中実又は両
端を閉塞した中空の棒状部材で構成されている。また、
挿入部材13A、13Bの材質は、鉄、アルミなどの金
属や樹脂材など冷媒に対し耐食性のあるものとする。
断面図、図2(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。なお、上記実施例と同一部材には同一符号を付して
説明を省略する。本実施例は、図2(a)および(b)
に示すように、配管12Aの流路14A内には、挿入部
材23A、挿入部材23B、挿入部材23Cが設けられ
ている。ここで、挿入部材23A、挿入部材23B、挿
入部材23Cは、それぞれの断面積は一定で、挿入部材
23Aの断面積は挿入部材23Bの断面積よりも大き
く、また挿入部材23Bの断面積は挿入部材23Cの断
面積よりも大きい。また、挿入部材23A、挿入部材2
3B、挿入部材23Cは、それぞれ順に連結されてい
る。なお、断面積の最も大きな挿入部材23Aを伝熱管
端部C側に配置している。このように、挿入部材23
A、挿入部材23B、及び挿入部材23Cによって挿入
部材を構成し、挿入部材23Aを伝熱管端部C側に配置
することで、流体が流動できる流路14は、乾き度が小
さくなるに従い徐々に狭くなり、流路14を流れる流体
の流速が向上し、管内熱伝達率が向上する。
においても、挿入部材23A、23B、23Cを凝縮器
出口付近223に挿入するため、図14に示すように、
圧力損失は凝縮器の出口付近223でのみ増大し、平均
凝縮温度216の低下抑制が図れる。また、気液二相域
では、凝縮した液は挿入部材23A、23B、23Cの
外周面にも付着するために、配管12Aの内周面の凝縮
液膜を薄くすることができ、管内熱伝達率の向上が図れ
る。また、挿入部材23A、23B、23Cを設けるこ
とで、配管12A内の容積を削減でき、冷媒充填量を削
減することができる。また蒸発器として使用する場合に
は、本実施例においても、挿入部材23A、23B、2
3Cを蒸発器の入口付近224に挿入するため、図14
の実線225で示すように、圧力損失は蒸発器の入口付
近224で大きく、乾き度が大きくなるに従い、流路断
面積は大きくなるため圧力損失は小さくなる。これによ
り、圧力損失が増大しても、その圧力損失の増加は蒸発
器の入口付近224のみで、流体の流速向上による管内
熱伝達率の向上の効果を活かし、蒸発能力の向上が図れ
る。従って、少なくとも蒸発能力の低下を抑制すること
ができる。また、本実施例のように、異なる直径の挿入
部材を組み合せることで、容易に流路の断面積を変化さ
せることができる。なお、本実施例では、流路14Aだ
けに挿入部材を設けた場合で説明したが、流路14Aに
最も断面積の大きな挿入部材24Aを設け、流路14B
に挿入部材24Bを設けてもよく、更には、配管12B
の下側流路に挿入部材24Cを設けでもよく、配管のそ
れぞれの段毎(伝熱管の曲げ前後)に断面積の異なる挿
入部材を設けてもよい。
断面図、図3(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。なお、本実施例においても、上記実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。本実施例は、図
3(a)および(b)に示すように、配管12Aの流路
14A内には、断面積が連続的に変化する挿入部材33
が設けられている。なお、挿入部材33は、断面積が大
きな側の端部を伝熱管端部C側に配置している。このよ
うに、断面積が連続的に変化する挿入部材33によって
挿入部材を構成し、断面積が大きな側の端部を伝熱管端
部C側に配置することで、流体が流動できる流路14
は、乾き度が小さくなるに従い徐々に狭くなり、流路1
4を流れる流体の流速が向上し、管内熱伝達率が向上す
る。
においても、挿入部材33を凝縮器出口付近223に挿
入するため、図14に示すように、圧力損失は凝縮器の
出口付近223でのみ増大し、平均凝縮温度216の低
下抑制が図れる。また、気液二相域では、凝縮した液は
挿入部材33の外周面にも付着するために、配管12A
の内周面の凝縮液膜を薄くすることができ、管内熱伝達
率の向上が図れる。また、挿入部材33を設けること
で、配管12A内の容積を削減でき、冷媒充填量を削減
することができる。また、挿入部材の直径が連続的に変
化することで、圧力をより最適に低減でき、能力を最大
限に引き出すことができる。また蒸発器として使用する
場合には、本実施例においても、挿入部材33を蒸発器
の入口付近224に挿入するため、図14の実線225
で示すように、圧力損失は蒸発器の入口付近224で大
きく、乾き度が大きくなるに従い、流路断面積は大きく
なるため圧力損失は小さくなる。これにより、圧力損失
が増大しても、その圧力損失の増加は蒸発器の入口付近
224のみで、流体の流速向上による管内熱伝達率の向
上の効果を活かし、蒸発能力の向上が図れる。従って、
少なくとも蒸発能力の低下を抑制することができる。な
お、本実施例では、流路14Aだけに挿入部材を設けた
場合で説明したが、流路14Bにも挿入部材を設けても
よく、更には、配管12Bの下側流路にも挿入部材を設
けでもよい。なお、このように配管の複数段に挿入部材
をそれぞれ設ける場合には、それぞれの挿入部材の断面
積が連続的に変化するように構成することが好ましい。
断面図、図4(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。なお、本実施例においても、上記実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。本実施例は、図
4(a)および(b)に示すように、配管12Aの流路
14A、14B内、及び配管12Bの流路14C、14
D内には、断面積が一定の挿入部材43が設けられてい
る。なお、配管12Cの流路14E、14F内には、挿
入部材を設けていない。このように、挿入部材43によ
って、乾き度が小さい流路14A、14B、14C、1
4Dは、乾き度が大きな流路14E、14Fに比較して
狭いため、流路14A、14B、14C、14Dを流れ
る流体の流速が向上し、管内熱伝達率が向上する。
においても、挿入部材43を凝縮器の出口側に挿入する
ため、平均凝縮温度216の低下抑制が図れる。また、
気液二相域では、凝縮した液は挿入部材43の外周面に
も付着するために、配管12A、12Bの内周面の凝縮
液膜を薄くすることができ、管内熱伝達率の向上が図れ
る。また、挿入部材43を設けることで、配管12A、
12B内の容積を削減でき、冷媒充填量を大幅に削減す
ることができる。また蒸発器として使用する場合には、
本実施例においても、挿入部材43を蒸発器の入口側に
挿入するため、圧力損失は蒸発器の入口側で大きく、乾
き度が大きな場所では、流路断面積は大きいため圧力損
失は小さくなる。これにより、圧力損失が増大しても、
その圧力損失の増加は蒸発器の入口側であるため、流体
の流速向上による管内熱伝達率の向上の効果を活かし、
蒸発能力の向上が図れる。従って、少なくとも蒸発能力
の低下を抑制することができる。また、断面積一定の挿
入部材43を用いることで、大量に同一の部材を使用す
ることにより、挿入部材のコストを最小限に押えること
ができる。
断面図、図5(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。なお、本実施例においても、上記実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。本実施例は、図
5(a)および(b)に示すように、配管12Aの流路
14A内には、外表面の長手方向に複数の溝53Aが施
され、断面積が連続的に変化する挿入部材53が設けら
れている。なお、挿入部材53は、断面積が大きな側の
端部を伝熱管端部C側に配置している。このように、断
面積が連続的に変化する挿入部材53によって挿入部材
を構成し、断面積が大きな側の端部を伝熱管端部C側に
配置することで、流体が流動できる流路14は、乾き度
が小さくなるに従い徐々に狭くなり、流路14を流れる
流体の流速が向上し、管内熱伝達率が向上する。
においても、挿入部材53を凝縮器出口付近223に挿
入するため、図14に示すように、圧力損失は凝縮器の
出口付近223でのみ増大し、平均凝縮温度216の低
下抑制が図れる。また、凝縮した液は挿入部材53の外
周面に付着するが、溝53Aによる外表面積の拡大によ
り挿入部材53への凝縮液の付着量が多いために、配管
12Aの内周面の凝縮液膜をさらに薄くすることがで
き、管内熱伝達率の向上が図れる。また、挿入部材によ
り伝熱管内の容積を削減でき、冷媒充填量を削減するこ
とができる。また、挿入部材の直径が連続的に変化する
ことで、圧力をより最適に低減でき、能力を最大限に引
き出すことができる。また蒸発器として使用する場合に
は、本実施例においても、挿入部材53を蒸発器の入口
付近224に挿入するため、図14の実線225で示す
ように、圧力損失は蒸発器の入口付近224で大きく、
乾き度が大きくなるに従い、流路断面積は大きくなるた
め圧力損失は小さくなる。これにより、圧力損失が増大
しても、その圧力損失の増加は蒸発器の入口付近224
のみで、流体の流速向上による管内熱伝達率の向上の効
果を活かし、蒸発能力の向上が図れる。従って、少なく
とも蒸発能力の低下を抑制することができる。なお、図
5(a)は直線状の溝を示したが、螺旋状の溝を設けるこ
とで乱流促進による熱伝導率の向上や、これによる能力
向上が図れる。また、挿入部材53の断面積は、伝熱管
の曲げ前後で変化させてもよい。また、溝加工をディン
プル加工など凹凸加工を施しても同様の効果が得られ
る。
断面図、図6(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。なお、本実施例においても、上記実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。本実施例は、図
6(a)および(b)に示すように、配管12Aの流路
14A内には、多孔質材で構成され、断面積が連続的に
変化する挿入部材63が設けられている。なお、挿入部
材63は、断面積が大きな側の端部を伝熱管端部C側に
配置している。このように、断面積が連続的に変化する
挿入部材63によって挿入部材を構成し、断面積が大き
な側の端部を伝熱管端部C側に配置することで、流体が
流動できる流路14Aは、乾き度が小さくなるに従い徐
々に狭くなり、流路14Aを流れる流体の流速が向上
し、管内熱伝達率が向上する。
においても、挿入部材63を凝縮器出口付近223に挿
入するため、図14に示すように、圧力損失は凝縮器の
出口付近223でのみ増大し、平均凝縮温度216の低
下抑制が図れる。また、凝縮した液は挿入部材63の外
周面に付着するが、多孔質形状とすることで外表面積を
拡大でき、挿入部材63への凝縮液の付着量が多いため
に、配管12Aの内周面の凝縮液膜をさらに薄くするこ
とができ、管内熱伝達率の向上が図れる。また、挿入部
材により伝熱管内の容積を削減でき、冷媒充填量を削減
することができる。 また、挿入部材63の直径が連続
的に変化することで、圧力をより最適に低減でき、能力
を最大限に引き出すことができる。また蒸発器として使
用する場合には、本実施例においても、挿入部材63を
蒸発器の入口付近224に挿入するため、図14の実線
225で示すように、圧力損失は蒸発器の入口付近22
4で大きく、乾き度が大きくなるに従い、流路断面積は
大きくなるため圧力損失は小さくなる。これにより、圧
力損失が増大しても、その圧力損失の増加は蒸発器の入
口付近224のみで、流体の流速向上による管内熱伝達
率の向上の効果を活かし、蒸発能力の向上が図れる。従
って、少なくとも蒸発能力の低下を抑制することができ
る。なお、図6(a)は細かい粒子を固めて構成した部
材を示したが、例えば、強度を考慮し、平滑な外表面に
粒子を接着剤で形成した多孔質であっても同様の効果が
得られる。また、粒子径は異なるもので混合しても同様
の効果が得られる。また、挿入部材53の断面積は、伝
熱管の曲げ前後で変化させてもよい。
断面図、図7(b)は(a)のA−A線での断面図であ
る。なお、本実施例においても、上記実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。本実施例は、図
6(a)および(b)に示すように、配管12Aの流路
14A内には、複数本の挿入部材73A、73B、73
Cを束にして構成され、断面積が連続的に変化する挿入
部材73が設けられている。なお、挿入部材73は、断
面積が大きな側の端部を伝熱管端部C側に配置してい
る。このように、断面積が連続的に変化する挿入部材7
3によって挿入部材を構成し、断面積が大きな側の端部
を伝熱管端部C側に配置することで、流体が流動できる
流路14Aは、乾き度が小さくなるに従い徐々に狭くな
り、流路14Aを流れる流体の流速が向上し、管内熱伝
達率が向上する。
においても、挿入部材73を凝縮器出口付近223に挿
入するため、図14に示すように、圧力損失は凝縮器の
出口付近223でのみ増大し、平均凝縮温度216の低
下抑制が図れる。また、凝縮した液は挿入部材73の外
周面に付着するが、複数本の挿入部材73A、73B、
73Cを束にして構成することで外表面積を拡大でき、
挿入部材63への凝縮液の付着量が多いために、配管1
2Aの内周面の凝縮液膜をさらに薄くすることができ、
管内熱伝達率の向上が図れる。また、挿入部材により伝
熱管内の容積を削減でき、冷媒充填量を削減することが
できる。また、挿入部材73の直径が連続的に変化する
ことで、圧力をより最適に低減でき、能力を最大限に引
き出すことができる。また蒸発器として使用する場合に
は、本実施例においても、挿入部材73を蒸発器の入口
付近224に挿入するため、図14の実線225で示す
ように、圧力損失は蒸発器の入口付近224で大きく、
乾き度が大きくなるに従い、流路断面積は大きくなるた
め圧力損失は小さくなる。これにより、圧力損失が増大
しても、その圧力損失の増加は蒸発器の入口付近224
のみで、流体の流速向上による管内熱伝達率の向上の効
果を活かし、蒸発能力の向上が図れる。従って、少なく
とも蒸発能力の低下を抑制することができる。また、図
8に示すように、伝熱管を曲げて熱交換器を加工する
際、曲げ部での部材の変形を抑えることができ、加工が
容易になる。なお、図7(a)は直線状の棒で構成した
が、螺旋状にねじった捧の組合わせにより、乱流促進に
よる熱伝達率の向上、これによる能力向上が図れる。
ないが、下記の冷媒を用いることができる。従来、空気
調和装置に用いる冷媒としては、単一冷媒(R22)を
用いていたが、代替冷媒として、冷凍サイクル内におけ
る空気温度の温度勾配が小さい単一冷媒、又は共沸冷媒
など、例えば、ハイドロフルオロカーボン(HFC)の
中のR32/R125(50/50wt%)(以下、R
410Aと言う)、あるいはハイドロカーボン(HC)
の中のプロパン(R290)を用いることができる。こ
れらの冷媒は、冷凍サイクル内では、従来のR22に比
べて同一サイクルポイントでの冷媒密度が大きく、従っ
て、流速が小さくなるという特徴を有している。すなわ
ち、同一能力を要求するときに、R410AはR22に
比べて熱交換器や配管でのR22比の圧力損失は約70
%となる。この事から、特にR410A、プロパン(R
290)等を冷媒として用いることにより、熱伝達率が
向上し、熱交換器効率の向上が図れる。又はハイドロフ
ルオロカーボン(HFC)やハイドロカーボン(HC)
の冷媒を用いることにより、オゾン破壊係数(ODP)
の値が0で、また地球温暖化係数(GWP)の値は、ハ
イドロフルオロカーボン(HFC)は大きいが、ハイド
ロカーボン(HC)は極めて0に近い。そのため、環境
問題も克服する事ができる。
の熱交換器によれば、乾き度が大きくなるに従い圧力損
失の影響が大きいために、乾き度が大きい流路では流路
を広くすることにより、効果的な圧力損失の低減が図
れ、蒸発能力の向上又は低下抑制が図れる。また本発明
は、乾き度が小さい流路では伝熱管内を流れる冷媒の流
速を速くすることで、熱交換器を凝縮器として使用した
場合、凝縮液による管内面の液膜の薄膜化を図ることが
でき、管内での熱交換性能の高い熱交換器が得られる。
また本発明は、挿入部材の断面の外形形状を多角形状や
星形状とすることで、挿入部材の外表面積が拡大するた
めに、挿入部材への凝縮液の付着量が多くなり、伝熱管
の内周面の凝縮液膜をさらに薄くすることができ、管内
熱伝達率の向上が図れる。また本発明は、伝熱管内の内
容積を減少させることができるので、充填する冷媒量の
削減が図れる。また本発明は、挿入部材の断面積を変化
させることで、流体が流動する流路断面積を、流体の乾
き度が小さくなるに従って減少させることができる。ま
た本発明は、挿入部材の断面積を連続的に変化させるこ
とで、圧力損失を最適に低減でき、熱交換性能を最大限
に引き出すことができる。また本発明は、挿入部材の外
表面積を拡大することで、挿入部材への凝縮液の付着量
が多くなり、伝熱管の内周面の凝縮液膜をさらに薄くす
ることができ、管内熱伝達率の向上が図れる。また、本
発明は、ハイドロフルオロカーボン(HFC)やハイド
ロカーボン(HC)を主成分とした冷媒を用いること
で、熱伝達率が向上し、熱交換器効率の向上が更に図れ
るという効果を奏する。
交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
熱交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
熱交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
熱交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
熱交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
熱交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
熱交換器の伝熱管中心線上での断面図 (b)は(a)のA−A線での断面図
示す縦断面図 (b)は同伝熱管の内壁面を示す要部拡大断面図
伝熱管中心を通る面での断面図
構成を示す斜視図
構成を示す斜視図
交換器の構成を示す斜視図 (b)は同熱交換器を構成する伝熱管の断面図
入したイメージ図
Claims (4)
- 【請求項1】 伝熱管内の流路を流れる流体と前記伝熱
管の外部を流れる流体とが熱交換する熱交換器におい
て、相変化を伴う流体が気液二相状態又は液相状態で流
動している流路中に、外径が前記伝熱管の内径より小さ
く、外表面に、溝又は凹凸を有する棒状の挿入部材を設
け、流体が流動する流路断面積を、流体の乾き度が小さ
くなるに従って減少させたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項2】 伝熱管内の流路を流れる流体と前記伝熱
管の外部を流れる流体とが熱交換する熱交換器におい
て、相変化を伴う流体が気液二相状態又は液相状態で流
動している流路中に、中実又は両端を閉塞した中空の棒
状の挿入部材を設け、前記挿入部材は、断面の外形形状
を略円状、多角形状、又は星形状とし、流体が流動する
流路断面積を、流体の乾き度が小さくなるに従って減少
させ、前記挿入部材を、多孔質材で構成したことを特徴
とする熱交換器。 - 【請求項3】 伝熱管内の流路を流れる流体と前記伝熱
管の外部を流れる流体とが熱交換する熱交換器におい
て、相変化を伴う流体が気液二相状態又は液相状態で流
動している流路中に、中実又は両端を閉塞した中空の棒
状の挿入部材を設け、前記挿入部材は、断面の外形形状
を略円状、多角形状、又は星形状とし、流体が流動する
流路断面積を、流体の乾き度が小さくなるに従って減少
させ、前記挿入部材を、複数本束にして構成したことを
特徴とする熱交換器。 - 【請求項4】 前記伝熱管内の流路を流れる流体とし
て、ハイドロフルオロカーボン(HFC)又はハイドロ
カーボン(HC)を主成分とした冷媒を用いることを特
徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の熱交
換器。
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