JPH109713A - 冷媒凝縮装置、および冷媒凝縮器 - Google Patents

冷媒凝縮装置、および冷媒凝縮器

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JPH109713A
JPH109713A JP16336696A JP16336696A JPH109713A JP H109713 A JPH109713 A JP H109713A JP 16336696 A JP16336696 A JP 16336696A JP 16336696 A JP16336696 A JP 16336696A JP H109713 A JPH109713 A JP H109713A
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supercooling
liquid
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昌宏 下谷
Isao Azeyanagi
功 畔柳
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    • F25B40/00Subcoolers, desuperheaters or superheaters
    • F25B40/02Subcoolers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液冷媒の過冷却度を冷媒の循環流量または冷
房負荷に応じて変化させることにより、冷凍サイクル1
のサイクル効率を向上することのできる冷媒凝縮器3を
提供する。 【解決手段】 冷媒凝縮器3内の冷媒流路をセパレータ
15、25によって、第1凝縮部A、受液部Bおよび第
1過冷却部Cを有する第1冷媒流路Xと第2凝縮部Dお
よび第2過冷却部Eよりなる第2冷媒流路Yとを並列接
続するようにした。それによって、第1冷媒流路Xは受
液部Bの下流側に第1過冷却部Cを持っている冷媒流路
のため、第1冷媒流路Xの出口付近の液冷媒の過冷却度
は一定値となる。しかし、第2冷媒流路Yには受液部B
がないため、第2冷媒流路Yは冷媒の循環流量に応じた
液冷媒の過冷却度が得られる。このため、冷媒凝縮器3
より流出する液冷媒の過冷却度は冷媒の循環流量に応じ
て変化するようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス冷媒を熱媒
体と熱交換させて凝縮液化させる冷媒凝縮装置に関する
もので、特に冷媒を気液分離して液冷媒を貯留する受液
器を一体化した冷媒凝縮器に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、マルチフロー型の本体コンデ
ンサと一体的に過冷却コンデンサを設け、両コンデンサ
間にリキッドタンクを取り付けた冷媒凝縮器(実開平6
−36912号公報等、第1従来例)が提案されてい
る。この第1従来例では、リキッドタンクより流出した
液冷媒を過冷却コンデンサで過冷却することにより、液
冷媒の過冷却度が常に一定値となっている。しかし、液
冷媒の過冷却度は、冷媒の流量(冷房負荷)に応じて変
化させた方が、冷凍サイクルのサイクル効率(C.O.
P)が向上することが知られている。
【0003】そこで、冷凍サイクルの冷房負荷に応じて
液冷媒の過冷却度を向上させるものとして、複数本のチ
ューブを上下方向に積層してなるコア部の上段側に、内
容積の大きなレシーバチューブを介在した冷媒凝縮器
(特開平5−39969号公報等、第2従来例)が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第2従来例
の冷媒凝縮器においては、レシーバチューブに液溜めと
しての機能がなく、冷凍サイクルを長期間使用した時の
冷媒漏れに対して冷凍サイクル中に冷媒の補充ができ
ず、耐久性に劣るという問題が生じている。また、冷媒
凝縮器のコア部にレシーバチューブが設けられているの
で、コア部の放熱面積が減少することにより放熱性能が
低下するという問題も生じている。
【0005】
【発明の目的】この発明は、液冷媒の過冷却度を冷媒の
流量または冷凍負荷に応じて変化させることにより、冷
凍サイクルのサイクル効率を向上できるようにすること
を目的とする。また、長期間使用した時の冷媒漏れに対
する余裕量の液溜めが可能となることにより、冷凍サイ
クルの耐久性を向上できるようにすることを目的とす
る。さらに、放熱面積の減少を防止することにより放熱
性能を向上できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、受液部を有する第1冷媒凝縮器と受液部を有し
ない第2冷媒凝縮器とを並列接続することにより、第1
冷媒凝縮器の第1過冷却部では液冷媒の過冷却度が一定
値となるが、第2冷媒凝縮器の第2過冷却部では冷媒の
流量に応じて液冷媒の過冷却度が変化するので、合流し
た後は液冷媒の過冷却度が冷媒の流量に応じて変化する
ことになる。すなわち、冷凍サイクルの流量が小流量時
には冷媒凝縮装置より流出する液冷媒の過冷却度が小さ
くなり、逆に大流量時には冷媒凝縮装置より流出する液
冷媒の過冷却度が大きくなるので、冷凍サイクルのサイ
クル効率を向上できるという効果が得られる。また、第
1冷媒凝縮器に受液部を設けることにより、冷凍サイク
ルを長期間使用した時の冷媒漏れに対する余裕量の液溜
めを行うことができるので、冷凍サイクルの耐久性を向
上できるという効果が得られる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、受液部を
有する第1冷媒流路と受液部を有しない第2冷媒流路と
を並列接続することにより、第1冷媒流路の第1過冷却
部では液冷媒の過冷却度が一定値となるが、第2冷媒流
路の第2過冷却部では冷媒の流量に応じて液冷媒の過冷
却度が変化するので、合流した後は液冷媒の過冷却度が
冷媒の流量に応じて変化することになる。すなわち、冷
凍サイクルの流量が小流量時には冷媒凝縮器より流出す
る液冷媒の過冷却度が小さくなり、逆に大流量時には冷
媒凝縮器より流出する液冷媒の過冷却度が大きくなるの
で、冷凍サイクルのサイクル効率を向上できるという効
果が得られる。
【0008】そして、第1冷媒流路に受液部を設けるこ
とにより、冷凍サイクルを長期間使用した時の冷媒漏れ
に対する余裕量の液溜めを行うことができるので、冷凍
サイクルの耐久性を向上できるという効果が得られる。
また、冷媒凝縮器内の冷媒流路を仕切り手段により仕切
ることにより、受液部を有する第1冷媒流路と受液部を
有しない第2冷媒流路とを並列接続するよう構成できる
ので、冷媒凝縮器に接続する接続配管の取回しが非常に
簡単となり、低コスト化を図ることができるという効果
が得られる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、冷媒凝縮
器のコア部に対して受液部を別途設けることにより、コ
ア部の放熱面積の減少を防止できるので、放熱性能の低
下を防止できるという効果が得られる。また、冷媒凝縮
器内の冷媒流路をセパレータにより仕切ることにより、
受液部を有する第1冷媒流路と受液部を有しない第2冷
媒流路とを並列接続するよう構成できるので、冷媒凝縮
器に接続する接続配管の取回しが非常に簡単となり、低
コスト化を図ることができるという効果が得られる。
【0010】請求項4に記載の発明によれば、非常に簡
単な構造のセパレータによりコア部内の冷媒流路を第1
冷媒流路と第2冷媒流路とに仕切ることができるので、
冷媒凝縮器に接続する接続配管の取回しが非常に簡単と
なり、低コスト化を図ることができるという効果が得ら
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例の構成〕図1ないし図5はこの発明の第1
実施例を示したもので、図1は冷凍サイクルの冷媒圧縮
機と温度作動式膨張弁との間に接続される冷媒凝縮器を
示した図で、図2は車両用空気調和装置の冷凍サイクル
を示した図である。
【0012】自動車等の車両に搭載される車両用空気調
和装置の冷凍サイクル1は、冷媒を圧縮して吐出する冷
媒圧縮機2、この冷媒圧縮機2の吐出口より吐出された
冷媒を凝縮液化させる冷媒凝縮器3、この冷媒凝縮器3
より流入した液冷媒を減圧させる減圧手段としての温度
作動式膨張弁4、この温度作動式膨張弁4より流入した
冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器5、およびこれらを環
状に接続する冷媒配管6等から構成されている。
【0013】次に、冷媒凝縮器3を図1ないし図3に基
づいて説明する。ここで、図3は冷媒凝縮器3の主要構
造を示した図である。冷媒凝縮器3は、自動車等の車両
の走行風を受け易い場所に取り付けられている。この冷
媒凝縮器3は、マルチフロー型の熱交換器(コンデン
サ)で、クーリングファン(図示せず)等により送風さ
れる室外空気と冷媒とを熱交換させるコア部7、このコ
ア部7の幅方向の一端側に接続された一方側ヘッダ8、
コア部7の幅方向の他端側に接続された他方側ヘッダ
9、および液冷媒を一時的に溜めるレシーバ10等から
構成されている。
【0014】コア部7は、複数本の偏平チューブ11と
複数のコルゲートフィン12よりなり、これらはろう付
け等の手段により接合されている。複数本の偏平チュー
ブ11は、耐腐食性、熱伝導性に優れたアルミニウムま
たはアルミニウム合金でろう材をクラッド処理した金属
プレートを押し出し加工することによって断面形状が返
杯な長円形状に形成され、内部に複数の冷媒通路をそれ
ぞれ有している。複数のコルゲートフィン12は、冷媒
の放熱効率を向上させるための放熱フィンで、両側面を
ろう材でクラッド処理したアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金等の金属プレートを波形状にプレス加工したも
のである。
【0015】そして、コア部7は、上部側から下部側に
向かって、第1凝縮部A、第2凝縮部D、第2過冷却部
E、第1過冷却部Cの順に配設されている。なお、第1
凝縮部Aは例えば14本または13本の偏平チューブ
(第1凝縮用冷媒流路管)11と複数のコルゲートフィ
ン12とにより構成され、第1過冷却部Cは例えば3本
または2本の偏平チューブ(第1過冷却用冷媒流路管)
11と複数のコルゲートフィン12とにより構成されて
いる。また、第2凝縮部Dは例えば13本または15本
の偏平チューブ(第2凝縮用冷媒流路管)11と複数の
コルゲートフィン12とにより構成され、第2過冷却部
Eは例えば2本の偏平チューブ11と複数のコルゲート
フィン12とにより構成されている。ここで、第1、第
2過冷却部C、Eを構成する偏平チューブ(第2過冷却
用冷媒流路管)11の本数は、コア部7全体の15%〜
20%程度が望ましい。
【0016】一方側ヘッダ8は、断面形状が略U字状の
ヘッダプレートおよび断面形状が半円弧状のタンクプレ
ート(いずれも図示せず)よりなり、上下方向に伸びる
円筒形状の断面を有する。この一方側ヘッダ8内には、
内部空間を入口側タンク室13と出口側タンク室14と
に2分割する仕切り手段としてのセパレータ15が嵌め
合わされている。そのセパレータ15は、略円板形状に
形成されている。
【0017】そして、一方側ヘッダ8内の入口側タンク
室13は、第1凝縮部Aを構成する複数本の偏平チュー
ブ11の上流端、および第2凝縮部Dを構成する複数本
の偏平チューブ11の上流端に接続していると共に、冷
媒圧縮機2の吐出口より冷媒を流入させるための入口通
路16に連通している。また、一方側ヘッダ8内の出口
側タンク室14は、第1過冷却部Cを構成する複数本の
偏平チューブ11の下流端、および第2過冷却部Eを構
成する複数本の偏平チューブ11の下流端に接続してい
ると共に、内部より冷媒を温度作動式膨張弁4へ流出さ
せるための出口通路17に連通している。
【0018】他方側ヘッダ9は、断面形状が略U字状の
ヘッダプレート20および断面形状が半円弧状のタンク
プレート21よりなり、上下方向に伸びる円筒形状の断
面を有する。この他方側ヘッダ9内には、内部空間を上
端側タンク室22と下端側タンク室23と中間タンク室
24とに3分割する仕切り手段としてのセパレータ25
が嵌め合わされている。そのセパレータ25は、略コの
字形状に形成され、ヘッダプレート20の内壁面にろう
付け等の手段で接合される一対の仕切り片25a、タン
クプレート21の内壁面にろう付け等の手段で接合され
る折り返し部25b、およびこれらを連結する一対の平
板部25c等から構成されている。
【0019】そして、他方側ヘッダ9の上端側タンク室
22は、第1凝縮部Aを構成する複数本の偏平チューブ
11の下流端に接続している。また、他方側ヘッダ9の
下端側タンク室23は、第1過冷却部Cを構成する複数
本の偏平チューブ11の上流端に接続している。さら
に、他方側ヘッダ9の中間タンク室24は、第2凝縮部
Dを構成する複数本の偏平チューブ11の下流端に接続
していると共に、第2過冷却部Eを構成する複数本の偏
平チューブ11の上流端に接続している。また、他方側
ヘッダ9のタンクプレート21には、レシーバ10に冷
媒を流出させる接続通路26、およびレシーバ10から
冷媒を流入させる接続通路27に連通する丸穴部21
a、21bが形成されている。
【0020】レシーバ10は、コア部7の第1凝縮部A
より流入した冷媒を気液分離すると共に、冷房負荷(冷
凍負荷)および冷凍サイクル1の循環流量に応じて、コ
ア部7の第1過冷却部Cに液冷媒を供給できるように、
一時的に液冷媒を貯える受液器(気液分離器)である。
レシーバ10の内部には、冷凍サイクル1の負荷変動に
よる冷媒変動量と冷凍サイクル1の冷媒漏れに対する余
裕量(例えば100cc〜200cc)とを見込んだ内
部容積を有する受液部Bが形成されている。
【0021】この受液部Bの上端側には、接続通路26
を介して他方側ヘッダ9内の上端側タンク室22に連通
する流入路28が設けられている。また、受液部Bの内
部には、接続通路27を介して他方側ヘッダ9内の下端
側タンク室23に連通する流出路29が設けられてい
る。
【0022】以上の構成により、冷媒凝縮器3内の冷媒
流路は、セパレータ15、25によって第1冷媒流路X
と第2冷媒流路Yとに仕切られている。第1冷媒流路X
は、一方側ヘッダ8内の入口側タンク室13→コア部7
の第1凝縮部(第1凝縮用冷媒流路)A→他方側ヘッダ
9内の上端側タンク室22→接続通路26→流入路28
→受液部B→流出路29→接続通路27→他方側ヘッダ
9内の下端側タンク室23→コア部7の第1過冷却部
(第1過冷却用冷媒流路)C→一方側ヘッダ8内の出口
側タンク室14の順に冷媒が流れる第1冷媒経路であ
る。
【0023】また、第2冷媒流路Yは、第1冷媒流路X
と並列して設けられ、一方側ヘッダ8内の入口側タンク
室13→コア部7の第2凝縮部(第2凝縮用冷媒流路)
D→他方側ヘッダ9内の中間タンク室24→コア部7の
第2過冷却部(第2過冷却用冷媒流路)E→一方側ヘッ
ダ8内の出口側タンク室14の順に冷媒が流れる第2冷
媒経路である。
【0024】〔第1実施例の作用〕次に、この実施例の
冷凍サイクル1中を循環する冷媒の状態変化を図1ない
し図5に基づいて簡単に説明する。
【0025】(冷凍サイクル1の低負荷・小流量時)こ
こで、図4は冷媒の循環流量が小流量(例えば70kg
/h)時の冷凍サイクル中の冷媒の状態点をモリエル線
図上に描いたもので、図2の冷凍サイクル上の冷媒の状
態a〜gが図4のモリエル線図上のa〜gに対応する。
【0026】冷媒圧縮機2で圧縮され吐出された高温、
高圧のガス冷媒(状態点a)は、入口通路16を通って
冷媒凝縮器3の入口側タンク室13内に流入する。入口
側タンク室13内に流入した冷媒の一部は、コア部7の
第1凝縮部Aを構成する各偏平チューブ11に分配さ
れ、第1凝縮部Aを通過する際に室外空気に熱を奪われ
て(放熱して)冷却され凝縮する(状態点a→状態点
b)。
【0027】その後、上端側タンク室22内に流入した
冷媒は、接続通路26、流入路28を通ってレシーバ1
0内の受液部Bに流入する。冷媒は受液部B内で気液分
離された後に、液冷媒のみが流出路29、接続通路27
を通って下端側タンク室23内に流入する。下端側タン
ク室23内に流入した冷媒は、コア部7の第1過冷却部
Cを構成する各偏平チューブ11に分配され、第1過冷
却部Cを通過する際に室外空気にさらに熱を奪われて過
冷却(Sc)されて凝縮液化する(状態点b→状態点
c)。
【0028】一方、入口側タンク室13内に流入した冷
媒の残部は、コア部7の第2凝縮部Dを構成する各偏平
チューブ11を通過する際に室外空気に熱を奪われて冷
却され凝縮して中間タンク室24に流入した後に、コア
部7の第2過冷却部Eを構成する各偏平チューブ11に
分配され、第2過冷却部Eを通過する際に室外空気にさ
らに熱を奪われて冷却され凝縮液化する(状態点a→状
態点d)。ここで、冷凍サイクル1の冷房負荷が低負荷
で冷凍サイクル1中を循環する冷媒の循環流量が小流量
の時には、コア部7の第2過冷却部Eの出口付近でも未
だ冷媒が気液二相状態となり、コア部7の第1過冷却部
Cの出口付近よりも液冷媒の過冷却度が小さい。
【0029】そして、出口側タンク室14内でコア部7
の第1過冷却部Cより流入した冷媒を合流して(状態点
e)、出口通路17を通って温度作動式膨張弁4に流入
し、温度作動式膨張弁4を通過する際に断熱膨張する
(状態点e→状態点f)。減圧されて気液二相状態とな
った冷媒は、冷媒蒸発器5を通過する際に周囲の空気よ
り熱を奪って(吸熱して)蒸発気化し(状態点f→状態
点g)、吸入口より冷媒圧縮機2内に吸入される。
【0030】(冷凍サイクル1の高負荷・大流量時)こ
こで、図5は冷媒の循環流量が大流量(例えば140k
g/h)時の冷凍サイクル中の冷媒の状態点をモリエル
線図上に描いたもので、図2の冷凍サイクル上の冷媒の
状態a〜gが図5のモリエル線図上のa〜gに対応す
る。
【0031】冷媒圧縮機2で圧縮され吐出された高温、
高圧のガス冷媒(状態点a)の一部は、小流量時と同様
に、コア部7の第1凝縮部Aを通過する際に冷却され凝
縮する(状態点a→状態点b)。その後、冷媒は、レシ
ーバ10内の受液部Bに流入する。冷媒は受液部B内で
気液分離された後に、液冷媒のみがコア部7の第1過冷
却部Cを通過する際に室外空気にさらに熱を奪われて過
冷却されて凝縮液化する(状態点b→状態点c)。
【0032】なお、コア部7の第1凝縮部A、受液部B
およびコア部7の第1過冷却部Cを冷媒が通過する第1
冷媒流路Xにはレシーバ10が存在するので、冷凍サイ
クル1中を循環する冷媒の循環流量が小流量の時であっ
ても大流量の時であってもコア部7の第1過冷却部Cの
出口付近の液冷媒の過冷却度は変わらない。
【0033】一方、高温、高圧のガス冷媒(状態点a)
の残部は、コア部7の第2凝縮部Dを通過する際に室外
空気に熱を奪われて冷却され凝縮した後に、コア部7の
第2過冷却部Eを通過する際に室外空気にさらに熱を奪
われて過冷却され凝縮液化する(状態点a→状態点
d)。ここで、冷凍サイクル1の冷房負荷が高負荷で冷
凍サイクル1中を循環する冷媒の循環流量が大流量の時
には、コア部7の第2過冷却部Eの出口付近で冷媒が完
全に液化して、コア部7の第1過冷却部Cの出口付近よ
りも液冷媒の過冷却度が大きくなる。
【0034】そして、出口側タンク室14内でコア部7
の第1過冷却部Cより流入した冷媒を合流して(状態点
e)、出口通路17を通って温度作動式膨張弁4に流入
し、温度作動式膨張弁4を通過する際に断熱膨張する
(状態点e→状態点f)。減圧されて気液二相状態とな
った冷媒は、冷媒蒸発器5を通過する際に周囲の空気よ
り熱を奪って(吸熱して)蒸発気化し(状態点f→状態
点g)、吸入口より冷媒圧縮機2内に吸入される。
【0035】〔第1実施例の効果〕以上のように、この
実施例の冷凍サイクル1に組み込まれる冷媒凝縮器3
は、レシーバ10を持つ第1冷媒流路Xとレシーバ10
を持たない第2冷媒流路Yとを並列接続している。但
し、第1冷媒流路Xの第1凝縮部Aと第1過冷却部Cと
で構成するコア部7の冷媒流路と第2冷媒流路Yの第2
凝縮部Dと第2過冷却部Eとで構成するコア部7の冷媒
流路とではパス数(冷媒流路数)が異なる。パス数が異
なると、冷媒の循環流量が同一の時には冷媒の圧力損失
が異なる。しかし、出口側タンク室14を第1冷媒流路
Xと第2冷媒流路Yとで共通使用しているので、第1冷
媒流路Xと第2冷媒流路Yとの間で冷媒の圧力損失は同
一になり、第1冷媒流路Xと第2冷媒流路Yとの間で冷
媒の循環流量が異なる結果となる。
【0036】ここで、第1冷媒流路Xは受液部Bの下流
側に第1過冷却部Cを持っている冷媒流路のため、液冷
媒の過冷却度(サブクール)を得るコア部7が固定され
ているので、液冷媒の過冷却度が一定値となる。しか
し、第2冷媒流路Yは受液部Bを持たないため、第2冷
媒流路Yには第1冷媒流路X内を流れる冷媒の圧力損失
に応じた冷媒流量が得られる。すなわち、第2冷媒流路
Y中を循環する冷媒の循環流量が小流量時には第2過冷
却部Eより流出する液冷媒の過冷却度が小さくなり、逆
に大流量時には第2過冷却部Eより流出する液冷媒の過
冷却度が大きくなることによって、第2冷媒流路Yの第
2過冷却部Eにおいては液冷媒の過冷却度が冷媒の循環
流量に応じて任意となる。
【0037】これにより、第1、第2冷媒流路X、Yよ
り流出する液冷媒の過冷却度は異なるが、第1、第2過
冷却部C、Eより流出して出口側タンク室14で合流し
た後の液冷媒の過冷却度は冷媒の循環流量に応じて変化
することになる。したがって、冷媒凝縮器3の冷媒流量
の出口付近の液冷媒の過冷却度が冷媒の循環流量に応じ
て変化するようになる。すなわち、冷凍サイクル1中を
循環する冷媒の循環流量が小流量時には冷媒凝縮器3よ
り流出する液冷媒の過冷却度が小さくなり、逆に大流量
時には冷媒凝縮器3より流出する液冷媒の過冷却度が大
きくなるので、冷凍サイクル1のサイクル効率を向上で
きる。
【0038】そして、第1冷媒流路Xに受液部Bを設け
ることにより、冷凍サイクル1を長期間使用した時の冷
媒漏れに対する余裕量の液溜めを行うことができるの
で、冷凍サイクル1の耐久性を向上でき、冷凍サイクル
1として高品質を保つことができる。また、冷媒凝縮器
3内の冷媒流路を非常に簡単な構造のセパレータ15、
25により仕切ることにより、レシーバ10を持つ第1
冷媒流路Xとレシーバ10を持たない第2冷媒流路Yと
を並列接続するよう区画している。この結果、冷媒圧縮
機2の吐出口と冷媒凝縮器3とを接続する入口配管、お
よび冷媒凝縮器3と温度作動式膨張弁4とを接続する出
口配管の取回しが非常に簡単となり、低コスト化を図る
ことができる。さらに、冷媒凝縮器3のコア部7に対し
て受液部Bを別途設けることにより、コア部7の放熱面
積の減少を防止できるので、冷媒凝縮器3の放熱性能の
低下を防止できる。
【0039】〔第2実施例〕図6はこの発明の第2実施
例を示したもので、冷凍サイクルの冷媒圧縮機と温度作
動式膨張弁との間に接続される冷媒凝縮器を示した図で
ある。
【0040】この実施例では、冷媒凝縮器3の一方側ヘ
ッダ8の内部空間を円板状のセパレータ31と略コの字
状のセパレータ32によって入口側タンク室35、第
1、第2中間タンク室36、37および下端側タンク室
38に4分割している。また、他方側ヘッダ9の内部空
間は、略コの字状のセパレータ33と円板状のセパレー
タ34によって第1、第2中間タンク室39、40およ
び出口側タンク室41に3分割されている。そして、レ
シーバ10の流入路28は接続通路42を介して第1中
間タンク室36に連通し、流出路29は接続通路43を
介して下端側タンク室38に連通している。
【0041】また、複数本の偏平チューブ11と複数の
コルゲートフィン12とで構成される熱交換部(放熱
部)であるコア部7は、上部側から下部側に向かって、
第2凝縮部D1 、第1凝縮部A1 、第1凝縮部A2 、第
2凝縮部D2 、第2過冷却部E、第1過冷却部Cの順に
配設されている。そして、冷媒凝縮器3内の冷媒流路
は、セパレータ31〜34によって第1、第2冷媒流路
X、Yに区画されている。
【0042】この実施例の第1冷媒流路Xは、一方側ヘ
ッダ8内の入口側タンク室35→コア部7の第1凝縮部
A1 →他方側ヘッダ9内の第1中間タンク室39→コア
部7の第1凝縮部A2 →一方側ヘッダ8内の第1中間タ
ンク室36→接続通路42→流入路28→受液部B→流
出路29→接続通路43→一方側ヘッダ8内の下端側タ
ンク室38→コア部7の第1過冷却部C→他方側ヘッダ
9内の出口側タンク室41の順に冷媒が流れる第1冷媒
経路である。
【0043】また、第2冷媒流路Yは、第1冷媒流路X
と並列して設けられ、一方側ヘッダ8内の入口側タンク
室35→コア部7の第2凝縮部D1 →他方側ヘッダ9内
の第2中間タンク室40→コア部7の第2凝縮部D2 →
一方側ヘッダ8内の第2中間タンク室37→コア部7の
第2過冷却部E→他方側ヘッダ9内の出口側タンク室4
1の順に冷媒が流れる第2冷媒経路である。
【0044】〔第3実施例〕図7はこの発明の第3実施
例を示したもので、冷凍サイクルの冷媒圧縮機と温度作
動式膨張弁との間に接続される冷媒凝縮装置を示した図
である。
【0045】この実施例の冷媒凝縮装置49は、レシー
バ10を持つ第1冷媒凝縮器50とレシーバ10を持た
ない第2冷媒凝縮器60とから構成され、内部に冷媒を
流入させる入口配管71および内部より冷媒を流出させ
る出口配管72を一体的に接続している。
【0046】第1冷媒凝縮器50は、マルチフロー型の
熱交換器で、コア部51、一方側ヘッダ52および他方
側ヘッダ53等から構成されている。コア部51は、複
数本の偏平チューブ11と複数のコルゲートチューブ1
2よりなる。そして、コア部51の上部側には、例えば
14本の偏平チューブ11よりなる第1凝縮部Aが設け
られ、コア部51の下部側には、例えば3本の偏平チュ
ーブ11よりなる第1過冷却部Cが設けられている。
【0047】一方側ヘッダ52の内部空間は、円板状の
セパレータ52aによって上端側タンク室54および下
端側タンク室55に2分割されている。また、他方側ヘ
ッダ53の内部空間は、円板状のセパレータ53aによ
って入口側タンク室56および出口側タンク室57に2
分割されている。そして、レシーバ10の受液部Bの流
入路28は接続通路58を介して上端側タンク室54に
連通し、流出路29は接続通路59を介して下端側タン
ク室55に連通している。
【0048】第2冷媒凝縮器60は、マルチフロー型の
熱交換器で、第1冷媒凝縮器50に並列接続され、コア
部61、一方側ヘッダ62および他方側ヘッダ63等か
ら構成されている。コア部61は、複数本の偏平チュー
ブ11と複数のコルゲートチューブ12よりなる。そし
て、コア部61の上部側には、例えば13本の偏平チュ
ーブ11よりなる第2凝縮部Dが設けられ、コア部61
の下部側には、例えば2本の偏平チューブ11よりなる
第2過冷却部Eが設けられている。
【0049】一方側ヘッダ62内には、1個のタンク室
64が形成されている。また、他方側ヘッダ63の内部
空間は、円板状のセパレータ63aによって入口側タン
ク室66および出口側タンク室67に2分割されてい
る。入口配管71は、分岐管であって、内部に下流側が
第1、第2入口通路73a、73bに分岐した入口通路
73が形成されている。また、出口配管72は、合流管
であって、上流側が第1、第2出口通路74a、74b
に分岐した出口通路74が形成されている。
【0050】ここで、第1冷媒凝縮器50内の第1冷媒
流路Xを流れる冷媒は、入口通路73→第1入口通路7
3a→他方側ヘッダ53の入口側タンク室56→コア部
51の第1凝縮部A→一方側ヘッダ52の上端側タンク
室54→レシーバ10の受液部B→一方側ヘッダ52の
下端側タンク室55→コア部51の第1過冷却部C→他
方側ヘッダ53の出口側タンク室57→第1出口通路7
4a→出口通路74の順に流れる。
【0051】また、第2冷媒凝縮器60内の第2冷媒流
路Yを流れる冷媒は、入口通路73→第2入口通路73
b→他方側ヘッダ63の入口側タンク室66→コア部6
1の第2凝縮部D→一方側ヘッダ62のタンク室64→
コア部61の第2過冷却部E→他方側ヘッダ63の出口
側タンク室67→第2出口通路74b→出口通路74の
順に流れる。
【0052】以上のように、この実施例の冷媒凝縮装置
49は、第1実施例と同様に、第1、第2冷媒凝縮器5
0、60より流出して出口通路74で合流した後の液冷
媒の過冷却度が冷媒の流量に応じて変化するようにな
る。すなわち、冷凍サイクル1の流量が小流量時には冷
媒凝縮装置49より流出する液冷媒の過冷却度が小さく
なり、逆に大流量時には冷媒凝縮装置49より流出する
液冷媒の過冷却度が大きくなるので、冷凍サイクル1の
サイクル効率を向上できる。
【0053】〔変形例〕この実施例では、本発明を自動
車等の車両用空気調和装置の冷凍サイクル1に組み込ん
だが、本発明を鉄道車両、船舶、航空機用空気調和装置
の冷凍サイクルに組み込んでも良く、家庭や向上等の定
置式の空気調和装置の冷凍サイクルに組み込んでも良
い。また、本発明を冷凍装置、冷蔵装置、冷房装置また
は暖房装置の冷凍サイクルに組み込んでも良い。特に
は、冷凍サイクル中の冷媒の循環流量が変動する冷凍サ
イクルに本発明を組み込むことが最適である。
【0054】この実施例では、冷媒と熱交換させる熱媒
体としてクーリングファンにより送風される室外空気を
用いたが、熱媒体として室内空気等の気体や冷却水等の
液体を用いても良い。また、第1、第2凝縮部A、Dや
第1、第2過冷却部C、Eを2個以上に増加したりする
ことでターン数やパス数を増減しても良い。さらに、受
液部Bを2分割しても良い。この実施例では、冷媒凝縮
器としてマルチフロー型の熱交換器を用いたが、冷媒凝
縮器としてプレートフィン・チューブ型の熱交換器やド
ロンカップ型の熱交換器を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍サイクル用の冷媒凝縮器を示した概略図で
ある(第1実施例)。
【図2】車両用空気調和器の冷凍サイクルを示した構成
図である(第1実施例)。
【図3】冷媒凝縮器の主要部を示した斜視図である(第
1実施例)。
【図4】冷媒の循環流量が小流量時の冷凍サイクル中の
冷媒の状態点をモリエル線図上に描いた図である(第1
実施例)。
【図5】冷媒の循環流量が大流量時の冷凍サイクル中の
冷媒の状態点をモリエル線図上に描いた図である(第1
実施例)。
【図6】冷凍サイクル用の冷媒凝縮器を示した概略図で
ある(第2実施例)。
【図7】冷凍サイクル用の冷媒凝縮装置を示した概略図
である(第3実施例)。
【符号の説明】
A 第1凝縮部 B 受液部 C 第1過冷却部 D 第2凝縮部 E 第2過冷却部 X 第1冷媒流路 Y 第2冷媒流路 1 冷凍サイクル 2 冷媒圧縮機 3 冷媒凝縮器 4 温度作動式膨張弁 5 冷媒蒸発器 7 コア部 8 一方側ヘッダ 9 他方側ヘッダ 10 レシーバ(受液器) 11 偏平チューブ 15 セパレータ(仕切り手段) 25 セパレータ(仕切り手段) 49 冷媒凝縮装置 50 第1冷媒凝縮器 60 第2冷媒凝縮器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)冷媒を冷却して凝縮させる第1凝縮
    部、この第1凝縮部より流入した液冷媒を溜める受液
    部、および前記第1凝縮部より前記受液部を介して流入
    した冷媒を過冷却して液化させる第1過冷却部を有する
    第1冷媒凝縮器と、 (b)この第1冷媒凝縮器に並列接続され、 冷媒を冷却して凝縮させる第2凝縮部、およびこの第2
    凝縮部より直接流入した冷媒を過冷却して液化させる第
    2過冷却部を有する第2冷媒凝縮器とを備えた冷媒凝縮
    装置。
  2. 【請求項2】(a)冷媒を冷却して凝縮させる第1凝縮
    部、この第1凝縮部より流入した液冷媒を溜める受液
    部、および前記第1凝縮部より前記受液部を介して流入
    した冷媒を過冷却して液化させる第1過冷却部の順に冷
    媒が流れる第1冷媒流路と、 (b)この第1冷媒流路と並列接続され、 冷媒を冷却して凝縮させる第2凝縮部、およびこの第2
    凝縮部より直接流入した冷媒を過冷却して液化させる第
    2過冷却部の順に冷媒が流れる第2冷媒流路と、 (c)冷媒の流れる冷媒流路を前記第1冷媒流路と前記
    第2冷媒流路とに仕切る仕切り手段とを備えた冷媒凝縮
    器。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の冷媒凝縮器において、 前記冷媒凝縮器は、幅方向に延長された複数本のチュー
    ブを列設してなり、前記受液部に対して別途設けられた
    コア部と、このコア部の両端部に接続された一対のヘッ
    ダとを備え、 前記仕切り手段は、前記一対のヘッダのうちいずれか一
    方のヘッダ内に設けられ、前記コア部内の冷媒流路を前
    記第1冷媒流路と前記第2冷媒流路とに仕切るセパレー
    タであることを特徴とする冷媒凝縮器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の冷媒凝縮器において、 前記セパレータは、略コの字形状に形成されていること
    を特徴とする冷媒凝縮器。
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