JP3361438B2 - コアならびに積層コアおよびその製造方法 - Google Patents

コアならびに積層コアおよびその製造方法

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JP3361438B2
JP3361438B2 JP34137296A JP34137296A JP3361438B2 JP 3361438 B2 JP3361438 B2 JP 3361438B2 JP 34137296 A JP34137296 A JP 34137296A JP 34137296 A JP34137296 A JP 34137296A JP 3361438 B2 JP3361438 B2 JP 3361438B2
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裕治 中原
健一 東
利正 三瓶
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電動機、
発電機、磁気ヘッド等の電磁気応用機器のコアならびに
積層コア、およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は特開昭62−163556号公
報に示される従来のステップモータの構成を示す平面
図、図16は図15におけるステップモータの要部の構
成を示す断面図である。図において、1、2はコ字状に
形成され両端に磁極1a、1bおよび2a、2bをそれ
ぞれ有し、磁性材でなるステータ用コア、3はこれら両
ステータ用コア1、2の一側に嵌挿された巻枠、4はこ
の巻枠3に巻回された巻線、5は両ステータ用コア1、
2の各磁極1a、1b、2a、2bと対応する位置に回
転自在に配設されるロータであり、これら1ないし5は
基板6上に組み立てられている。
【0003】又、図17は特開平8−19196号公報
に示される従来の薄型モータの構成を示す平面図、図1
8は図17における薄型モータの構成を示す断面図、図
19は図17に示す連結ステータコアの構成を示す平面
図である。図において、7は基板、8は着磁され基板7
上に回転自在に配設されるロータ、9は磁性材でなり図
19に示すように各ブロック9aが薄肉部9bを介して
折曲可能に形成された連結ステータ用コアで、巻線10
が巻回された後、図17に示すように薄肉部9bを折曲
させて環状とし、各ブロック9aがロータ8と対向する
ように基板7上に組み立てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータのコアは
以上のように構成されているので、特開昭62−163
556号公報に示されたものでは、巻枠3が別途必要と
なり、量産組立時には、巻枠3の巻線装置への着脱や搬
送、各ステータ用コア1、2への挿入に手間を要し、ま
た、巻枠3はその厚み分だけ各コア1、2の周囲の限ら
れたスペースを占有するために、巻線4の巻回量が制限
されたり、モータのコンパクト化に限界があるという問
題点があった。
【0005】又、特開平8−19196号公報に示され
たものでは、上記のような巻枠3を必要とすることによ
る問題点は解消されるが、量産組立時における連結ステ
ータ用コア9の巻線装置への着脱や搬送、巻線後の折り
曲げ作業等には、依然として手間を要するという問題点
があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、巻線装置への着脱や搬送、組立
を容易且つ迅速に行うことが可能なコアならびに積層コ
アおよびその製造方法に関するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るコアは、平行に延在する一対の帯状部と、両帯状部間
に薄肉部を介して連結されるとともに帯状部の延在方向
に所定の間隔を介して複数段配設されたヨーク部と、ヨ
ーク部から帯状部と平行に所定の間隔で突出する複数の
磁極テイース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち
抜きすることにより形成され、薄肉部をひねることによ
り各ヨーク部および磁極テイース部が、両帯状部に対し
て略直交するように曲げ起こされて巻線が可能なように
形成したものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係るコアは、請
求項1において、両帯状部の対向する位置に延在方向に
所定の間隔で切り欠きを形成したものである。
【0009】又、この発明の請求項に係るコアは、請
求項1において、両帯状部の薄肉部が連結される近傍に
突起部を形成したものである。
【0010】又、この発明の請求項に係るコアの製造
方法は、平行に延在する一対の帯状部と、両帯状部間に
薄肉部を介して連結されるとともに帯状部の延在方向に
所定の間隔を介して複数段配設されたヨーク部と、ヨー
ク部から帯状部と平行に所定の間隔で突出する複数の磁
極テイース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜
きすることにより形成する工程と、薄肉部をひねること
により各ヨーク部および各磁極テイース部を両帯状部に
対して略直交するように曲げ起こして起立させる工程
と、巻線ノズルが起立された各磁極テイース部の周囲を
移動することにより巻線を巻回する工程とを包含したも
のである。
【0011】又、この発明の請求項に係るコアの製造
方法は、平行に延在する一対の帯状部と、両帯状部間に
薄肉部を介して連結されるとともに帯状部の延在方向に
所定の間隔を介して複数段配設されたヨーク部と、ヨー
ク部から帯状部と平行に所定の間隔で突出する複数の磁
極テイース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜
きすることにより形成する工程と、薄肉部をひねること
により各ヨーク部および各磁極テイース部を両帯状部に
対して略直交するように曲げ起こして起立させる工程
と、巻線ノズルが起立された各磁極テイース部の周囲を
移動することにより巻線を巻回する工程と、薄肉部を上
記とは逆にひねることにより各ヨーク部および各磁極テ
イース部を元の状態に戻す工程と、各ヨーク部を角波形
状に折曲させ各磁極テイース部の幅方向の面がそれぞれ
平行に向かい合うように形成する工程とを包含したした
ものである。
【0012】又、この発明の請求項に係るコアの製造
方法は、平行に延在する一対の帯状部と、帯状部の延在
方向に所定の間隔を介して複数段配設されるとともに、
両帯状部間の各段に複数の薄肉部を介して連結された複
数のヨーク部と、各ヨーク部から帯状部と平行に所定の
間隔で突出する複数の磁極テイース部とを、フープ状の
磁性部材をプレス打ち抜きすることにより形成する工程
と、薄肉部をひねることにより各ヨーク部および各磁極
テイース部を両帯状部に対して略直交するように曲げ起
こして起立させる工程と、巻線ノズルが起立された各磁
極テイース部の周囲を移動することにより巻線を巻回す
る工程と、各薄肉部を折曲させることにより各ヨーク部
から突出した各磁極テイース部が内側となるような円環
状に形成する工程とを包含したものである。
【0013】又、この発明の請求項に係るコアの製造
方法は、請求項ないしのいずれかにおいて、巻線の
巻回を渡り線を切らずに行うようにしたものである。
【0014】又、この発明の請求項に係る積層コア
は、平行に延在する一対の帯状部と、両帯状部間に薄肉
部を介して連結されるとともに帯状部の延在方向に所定
の間隔を介して複数段配設されたヨーク部と、ヨーク部
から帯状部と平行に所定の間隔で突出する複数の磁極テ
イース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜きす
ることにより形成したコアを複数枚積重した積層コアで
あって、薄肉部をひねることにより各ヨーク部および磁
極テイース部が、両帯状部に対して略直交するように曲
げ起こされて巻線が可能なように形成されたものであ
る。
【0015】又、この発明の請求項に係る積層コア
は、請求項において、一部のコアを残して薄肉部を除
去するようにしたものである。
【0016】又、この発明の請求項10に係る積層コア
は、請求項またはにおいて、各コアを抜きかしめま
たは溶接により固着したものである。
【0017】又、この発明の請求項11に係るコアは、
平行に延在する一対の帯状部と、両帯状部の延在方向に
所定の間隔で薄肉部を介して連結される複数の第1のヨ
ーク部と、各第1のヨーク部に薄肉部から分岐する第2
の薄肉部を介してそれぞれ連結され対をなす第2のヨー
ク部と、対をなす第1および第2のヨーク部から対称に
それぞれ帯状部と平行に且つお互いに対向する方向に突
出する複数の磁極テイース部とを、フープ状の磁性部材
をプレス打ち抜きすることにより形成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1におけるコアの構成を示
す斜視図、図2は図1に示すパレット状のコアの構成を
示す斜視図、図3は図2に示すコアに巻線を施す方法を
示す斜視図、図4は図3で巻線が施されたコアの構成を
示す斜視図である。
【0019】図において、11は平行に延在しプレス送
り用のプレス穴11aを有する一対の帯状部、12は薄
肉部13を介して両帯状部11、11に連結されるとと
もに、帯状部11の延在方向に所定の間隔を介して複数
段形成されたヨーク部、14はこのヨーク部12から帯
状部11と平行に所定の間隔で突出された複数の磁極テ
イース部、15は両帯状部11、11の対向する位置
に、延在方向に所定の間隔を介して形成される切り欠き
であり、これら11〜15でコア16を構成している。
そして、切り欠き15で両帯状部11、11を切り離す
ことによりパレット状のコア17が形成される。18は
各磁極テイース部14に巻回される巻線、19は多数本
の巻線ノズル19aを具備した巻線装置である。
【0020】次に、上記のように構成される実施の形態
1におけるコアの製造方法を説明する。まず、フープ状
の磁性部材をプレス打ち抜きすることにより、図1に示
すように一対の帯状部11、11、ヨーク部12、薄肉
部13、磁極テイース部14および切り欠き15を形成
してコア16を構成し、その後、必要に応じて所望の位
置の切り欠き15で両帯状部11、11を切断し、パレ
ット状のコア17を分離して形成する。次いで、このコ
ア17に電着塗装等で絶縁処理を施すとともに、各薄肉
部13をそれぞれひねることにより、各ヨーク部12お
よび磁極テイース部14を曲げ起こして起立させる。
【0021】そして、この状態でコア17は巻線装置1
9に搬送され、図3に示すようにマトリクス状に配置さ
れた多数本の巻線ノズル19aが、各磁極テイース部1
4の周囲を移動することにより、巻線ノズル19aの本
数に対応した個数の磁極テイース部14に同時に巻線1
8が施される。このようにして磁極テイース部14の全
てに巻線が施されると、薄肉部13をそれぞれ切断して
ヨーク部12を両帯状部11、11から切り離すことに
より、従来の技術において図19で示したような連結ス
テータコアが完成する。
【0022】このように上記実施の形態1によれば、フ
ープ状の磁性部材をプレス打ち抜きすることにより、一
対の帯状部11、11、ヨーク部12、薄肉部13、磁
極テイース部14および切り欠き15を形成してコア1
6を構成し、必要に応じて所望の位置の切り欠き15で
両帯状部11、11を切断しパレット状のコア17を形
成するようにしているので、巻線装置19への搬送なら
びに着脱が容易となり、又、薄肉部13をひねることに
より各ヨーク部12および磁極テイース部14を曲げ起
こして起立させるようにしているので、磁極テイース部
14への巻線18の巻回作業が容易となり、量産組立に
適したコアおよびその製造方法を提供することができ
る。
【0023】実施の形態2. 図5はこの発明の実施の形態2におけるコアの構成を巻
線が巻回された状態で示す斜視図、図6は図5における
コアの要部の詳細を示す斜視図、図7は図5におけるコ
アが適用されたステップモータの構成を示す斜視図であ
る。図において、上記実施の形態1におけると同様な部
分は同一符号を付して説明を省略する。20は薄肉部1
3を介して両帯状部11、11に連結されるとともに、
帯状部11の延在方向に所定の間隔を介して複数段形成
されたヨーク部で、角波形状に折曲され後述の各磁極テ
イース部の幅方向の面がそれぞれ平行になるように形成
されている。
【0024】21はヨーク部20から帯状部11と平行
に所定の間隔で突出された複数の磁極テイース部で、図
6に示すように各先端には、後述のロータの外周面に対
応した形状に折曲された折曲縁21aが、また、側方の
所定の領域には断面ロ字状に折り畳まれた折り畳み部2
1bがそれぞれ形成されており、これら11、13、2
0、21、21a、21bでパレット状のコア22が構
成されている。23は基板、24はこの基板23上に回
転自在に支承されたロータ、25はこのロータ24の外
周に組み込まれたリング形磁石である。
【0025】次に、上記のように構成される実施の形態
2におけるコアの製造方法を説明する。まず、フープ状
の磁性部材をプレス打ち抜きすることにより、上記実施
の形態1の場合と同様、図1に示すように一対の帯状部
11、11、ヨーク部12、薄肉部13、磁極テイース
部14および切り欠きを形成するとともに、図6に示す
ように各磁極テイース部14の先端を折曲させて折曲縁
21aを、また、側方の所定の領域を断面ロ字状に折り
畳んで折り畳み部21bをそれぞれ形成することにより
各磁極テイース部21を構成し、必要に応じて所望の位
置の切り欠き15で両帯状部11、11を切断し分離す
ることによりパレット状のコア22とし、これに電着塗
装等で絶縁処理を施す。
【0026】次いで、各薄肉部13をそれぞれひねるこ
とにより、各ヨーク部12および磁極テイース部21を
曲げ起こして起立させ、この状態で図示はしないが巻線
装置により、各磁極テイース部21の折り畳み部21b
の周囲に巻線18を巻回する。その後、各薄肉部13を
上記とは逆にひねることにより、各ヨーク部12および
磁極テイース部21を元の状態に戻し、図5に示すよう
にヨーク部12を角波形状に折曲させて、各磁極テイー
ス部21の幅方向の面がお互いに平行に向かい合うよう
に形成しヨーク部20を構成する。
【0027】そして、この実施の形態2の場合は、磁極
テイース部21を4個ずつ対として切り離してステータ
26を構成し、その内の2対を図7に示すように、各折
曲縁21aが基板23上のロータ24に組み込まれたリ
ング形磁極25と対向するように配置し、各巻線18に
流れる電流を順次切り換えることにより、各折曲縁21
aすなわち磁極が作る磁界を変化させてロータ24を回
転させ、例えばラックピニオンやボールネジ等の伝動機
械要素を介して、フロッピーディスクドライブのヘッド
等を駆動する小型ステップモータを得ることができる。
【0028】このように上記実施の形態2によれば、上
記実施の形態1の場合と同様に、必要に応じて所望の位
置の切り欠きで両帯状部11、11を切断し、パレット
状のコア22を形成するようにしているので、巻線装置
への搬送ならびに着脱が容易となり、又、薄肉部13を
ひねることにより各ヨーク部12および磁極テイース部
21を曲げ起こして起立させるようにしているので、巻
線18の磁極テイース部21への巻回作業が容易とな
り、量産組立に適したコアおよびその製造方法を提供す
ることができる。
【0029】さらに又、磁極テイース部21の先端にロ
ータ24の外周面に対応した形状の折曲縁21aを、ま
た、側方の巻線18が巻回される領域に断面ロ字状の折
り畳み部21bをそれぞれ形成しているので、積層する
ことなく折り畳み部21bにより所望の磁路を確保する
とともに、折曲縁21aによりロータ24と対向する磁
極の面積を十分に確保することができるという効果を得
ることもできる。
【0030】実施の形態3. 図8はこの発明の実施の形態3におけるコアの構成を巻
線が巻回された状態で示す斜視図、図9は図8における
コアを円環状に折り曲げて複数のステータを同時に形成
する方法を示す斜視図、図10はこの発明の実施の形態
3におけるコアの図8におけるとは異なる構成を示す斜
視図である。図において、上記実施の形態1におけると
同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。27は
両帯状部11、11の薄肉部13が連結される近傍を切
り起こすことによって形成された突起である。
【0031】次に、上記のように構成される実施の形態
3におけるコアの製造方法を説明する。まず、図示はし
ないが上記実施の形態1の場合と同様に、フープ状の磁
性部材をプレス打ち抜きすることにより、一対の帯状部
11、11、ヨーク部12、薄肉部13、磁極テイース
部14および切り欠き15を形成してコアを構成し、そ
の後、必要に応じて所望の位置の切り欠き15で両帯状
部11、11を切断し、パレット状のコア17を分離し
て形成する。次いで、このコア17に電着塗装等で絶縁
処理を施すとともに、各薄肉部13をそれぞれひねるこ
とにより、各ヨーク部12および磁極テイース部14を
曲げ起こして起立させる。
【0032】次いで、この状態で巻線装置に搬送され、
多数本の巻線ノズルによりこれと対応した個数の磁極テ
イース部14に、巻線18が渡り線を切らぬように同時
に巻回され図8に示すような状態となる。この巻回の
際、巻線18の端末は巻線動作の前後に両帯状部11、
11に形成された両突起27、27にそれぞれ引っ掛け
られる。そして最後に、図8に示す状態のまま図9に示
すように、各磁極テイース部14が内側となるような円
環状に折り曲げた後、薄肉部13を切断して両帯状部1
1、11を除去すると、複数個のステータが同時に完成
する。
【0033】このように上記実施の形態3によれば、巻
線18の巻回の際に、渡り線を切らぬように複数の磁極
テイース部14に同時に巻回するとともに、端末を巻線
動作の前後において両突起27、27にそれぞれ引っ掛
けるようにしているので、巻線装置からの離脱や搬送、
組立、切り離しが容易且つ迅速にできるとともに、モー
タ等の組立時における端末線の接続作業が容易となり、
又、各磁極テイース部14が内側となるような円環状に
折り曲げた後、薄肉部13を切断して両帯状部11、1
1を除去するようにしているので、複数のステータをま
とめて効率よく形成することができる。
【0034】なお、上記各構成では、ヨーク部に対して
各磁極テイース部をそれぞれ同一方向に突出させた場合
について説明したが、図10に示すように、各段毎に薄
肉部28を介して複数連結される各ヨーク部29からそ
れぞれ突出される各磁極テイース部30の突出方向を、
相隣なる段同士で反対に且つ連結方向に互い違いとし、
一方のヨーク部29から突出される磁極テイース部30
の位置が、他方のヨーク部29と連結される薄肉部28
の位置と対応するような関係に配置するようにすればフ
ープ状の磁性部材の歩留りを向上させ材料の有効活用が
可能になる。
【0035】実施の形態4. 図11はこの発明の実施の形態4におけるコアの構成を
示す斜視図である。図12は図11におけるコアを円環
状に折り曲げて複数のステータを同時に形成する方法を
示す斜視図、図13はこの発明の実施の形態4における
コアの図11におけるとは異なる構成を示す斜視図、図
14はこの発明の実施の形態4におけるコアの図11に
おけるとはさらに異なる構成を示す斜視図である。
【0036】図において、上記実施の形態1におけると
同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。31は
図1に示すコア17を複数枚積重して形成された積層コ
アで、各コア17の両帯状部11、11およびヨーク部
12の所定の位置を、例えばYAGレーザによる溶接接
合やプレスの抜きかしめ等によって一体化され、又、各
コア17の薄肉部13は、積重されたもののうち端の一
枚か数枚を残して他のものをレーザによる溶断、または
ディスク形カッタによる機械加工切断により除去されて
いる。
【0037】そして、上記のように構成された積層コア
31は、上記実施の形態3の場合と同様に、図12に示
すように各磁極テイース部14が内側となるような円環
状に折り曲げ、その後、残された薄肉部13を切断して
両帯状部11、11を除去すると、複数個のステータが
同時に完成する。
【0038】このように上記実施の形態4によれば、実
施の形態1におけると同様なコア17を複数枚積重して
溶接で固定することにより一体化したので、巻線装置へ
の着脱や搬送、組立を容易且つ迅速にできる積層コア3
1を容易に得ることができ、又、各コア17の薄肉部1
3のうち端の一枚か数枚を残して他のものを除去するよ
うにしているので、多層の積層コアに適用しても曲げ起
こしや帯状部11の切り離しを小さい力で容易に実施す
ることが可能になる。
【0039】尚、図11では複数枚のコア17を積重
し、溶接で固定することにより一体化して積層コア31
を形成するとともに、各コア17の薄肉部13のうち一
部を残して他のものを除去するようにしているが、図1
3に示すようにヨーク部32および磁極テイース部33
でなるブロック34を、プレス機で抜きかしめながら複
数枚積重させて一体化するとともに、一側に複数の薄肉
部35を備えた一対の帯状部材36、36の各薄肉部3
5と重ねて、溶接で固定一体化することによりコア37
を形成するようにしても良く、又、プレス機内の抜きか
しめのみで一体化しても良いことは言うまでもなく、上
記と同様の効果を得ることができる。
【0040】又、図14(A)に示すように、平行に延
在する一対の帯状部38、38と、これら両帯状部3
8、38の延在方向に所定の間隔で薄肉部39を介して
連結される第1のヨーク部40と、これら各第1のヨー
ク部40に薄肉部39から分岐する第2の薄肉部41を
介して連結される第2のヨーク部42と、これら対をな
す第1および第2のヨーク部40、42から対称に、そ
れぞれお互いに対向する方向に突出する複数の磁極テイ
ース部43とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜き
するとともに、図14(B)に示すように第2の薄肉部
41を折り曲げ、第1および第2のヨーク部40、42
の形状が一致するように重ねることにより、2枚積重さ
れた積層コア44をフープ状の磁性部材から歩留り良く
得ることが可能になる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、平行に延在する一対の帯状部と、両帯状部間に薄
肉部を介して連結されるとともに帯状部の延在方向に所
定の間隔を介して複数段配設されたヨーク部と、ヨーク
部から帯状部と平行に所定の間隔で突出する複数の磁極
テイース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜き
することにより形成され、薄肉部をひねることにより各
ヨーク部および磁極テイース部が、両帯状部に対して略
直交するように曲げ起こされて巻線が可能なように形成
されているので、巻線装置への着脱や搬送が容易とな
り、また、磁極テイース部への巻線の巻回作業が容易と
なり、量産組立に適したコアを提供することができる。
【0042】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、両帯状部の対向する位置に延在方向に所定
の間隔で切り欠きを形成したので、巻線装置への着脱や
搬送が容易となり、また、磁極テイース部への巻線の巻
回作業が容易となり、量産組立に適したコアにすること
が可能であることは勿論のこと、パレット状のコアを容
易に得ることが可能なコアを提供することができる。
【0043】又、この発明の請求項によれば、請求項
1において、両帯状部の薄肉部が連結される近傍に突起
部を形成したので、巻線装置への着脱や搬送が容易とな
り、また、磁極テイース部への巻線の巻回作業が容易と
なり、量産組立に適したコアにすることが可能であるこ
とは勿論のこと、組立時における端末線の接続作業が容
易なコアを提供することができる。
【0044】又、この発明の請求項によれば、平行に
延在する一対の帯状部と、両帯状部間に薄肉部を介して
連結されるとともに帯状部の延在方向に所定の間隔を介
して複数段配設されたヨーク部と、ヨーク部から帯状部
と平行に所定の間隔で突出する複数の磁極テイース部と
を、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜きすることによ
り形成する工程と、薄肉部をひねることにより各ヨーク
部および各磁極テイース部を両帯状部に対して略直交す
るように曲げ起こして起立させる工程と、巻線ノズルが
起立された各磁極テイース部の周囲を移動することによ
り巻線を巻回する工程とを包含したので、磁極テイース
部への巻線の巻回作業が容易となり、量産組立に適した
コアの製造方法を提供することができる。
【0045】又、この発明の請求項によれば、平行に
延在する一対の帯状部と、両帯状部間に薄肉部を介して
連結されるとともに帯状部の延在方向に所定の間隔を介
して複数段配設されたヨーク部と、ヨーク部から帯状部
と平行に所定の間隔で突出する複数の磁極テイース部と
を、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜きすることによ
り形成する工程と、薄肉部をひねることにより各ヨーク
部および各磁極テイース部を両帯状部に対して略直交す
るように曲げ起こして起立させる工程と、巻線ノズルが
起立された各磁極テイース部の周囲を移動することによ
り巻線を巻回する工程と、薄肉部を上記とは逆にひねる
ことにより各ヨーク部および各磁極テイース部を元の状
態に戻す工程と、各ヨーク部を角波形状に折曲させ各磁
極テイース部の幅方向の面がそれぞれ平行に向かい合う
ように形成する工程とを包含したので、磁極テイース部
への巻線の巻回作業が容易となり量産組立に適している
ことは勿論のこと、小型ステップモータのステータを容
易に得ることが可能なコアの製造方法を提供することが
できる。
【0046】又、この発明の請求項によれば、平行に
延在する一対の帯状部と、帯状部の延在方向に所定の間
隔を介して複数段配設されるとともに、両帯状部間の各
段に複数の薄肉部を介して連結された複数のヨーク部
と、各ヨーク部から帯状部と平行に所定の間隔で突出す
る複数の磁極テイース部とを、フープ状の磁性部材をプ
レス打ち抜きすることにより形成する工程と、薄肉部を
ひねることにより各ヨーク部および各磁極テイース部を
両帯状部に対して略直交するように曲げ起こして起立さ
せる工程と、巻線ノズルが起立された各磁極テイース部
の周囲を移動することにより巻線を巻回する工程と、各
薄肉部を折曲させることにより各ヨーク部から突出した
各磁極テイース部が内側となるような円環状に形成する
工程とを包含したので、磁極テイース部への巻線の巻回
作業が容易となり量産組立に適していることは勿論のこ
と、複数のステータを同時に効率よく形成することが可
能なコアの製造方法を提供することができる。
【0047】又、この発明の請求項によれば、請求項
ないしのいずれかにおいて、巻線の巻回を渡り線を
切らずに行うようにしたので、磁極テイース部への巻線
の巻回作業が容易であることは勿論のこと、巻線装置か
らの離脱や搬送、切り離しが容易なコアの製造方法を提
供することができる。
【0048】又、この発明の請求項によれば、平行に
延在する一対の帯状部と、両帯状部間に薄肉部を介して
連結されるとともに帯状部の延在方向に所定の間隔を介
して複数段配設されたヨーク部と、ヨーク部から帯状部
と平行に所定の間隔で突出する複数の磁極テイース部と
を、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜きすることによ
り形成したコアを複数枚積重した積層コアであって、
肉部をひねることにより各ヨーク部および磁極テイース
部が、両帯状部に対して略直交するように曲げ起こされ
て巻線が可能なように形成されているので、巻線装置へ
の着脱や搬送が容易となり、また、磁極テイース部への
巻線の巻回作業が容易となり、量産組立に適した積層コ
アを提供することができる。
【0049】又、この発明の請求項によれば、請求項
において、一部のコアを残して薄肉部を除去するよう
にしているので、巻線装置への着脱や搬送が容易とな
り、また、磁極テイース部への巻線の巻回作業が容易と
なり、量産組立に適した積層コアにすることが可能であ
ることは勿論のこと、帯状部の分離が容易な積層コアを
提供することができる。
【0050】又、この発明の請求項10によれば、請求
またはにおいて、各コアを抜きかしめまたは溶接
により固着したので、巻線装置への着脱や搬送が容易と
なり、また、磁極テイース部への巻線の巻回作業が容易
となり、量産組立に適した積層コアにできることは勿論
のこと、コアの一体化が容易な積層コアを提供すること
ができる。
【0051】又、この発明の請求項11によれば、平行
に延在する一対の帯状部と、両帯状部の延在方向に所定
の間隔で薄肉部を介して連結される複数の第1のヨーク
部と、各第1のヨーク部に薄肉部から分岐する第2の薄
肉部を介してそれぞれ連結され対をなす第2のヨーク部
と、対をなす第1および第2のヨーク部から対称にそれ
ぞれ帯状部と平行に且つお互いに対向する方向に突出す
る複数の磁極テイース部とを、フープ状の磁性部材をプ
レス打ち抜きすることにより形成したので、巻線装置へ
の着脱や搬送を容易且つ迅速に行うことが可能であるこ
とは勿論のこと、積層化が容易なコアを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるコアの構成
を示す斜視図である。
【図2】 図1に示すパレット状のコアの構成を示す斜
視図である。
【図3】 図2に示すコアに巻線を施す方法を示す斜視
図である。
【図4】 図3で巻線が施されたコアの構成を示す斜視
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるコアの構成
を示す斜視図である。
【図6】 図5におけるコアの要部の詳細を示す斜視図
である。
【図7】 図5におけるコアが適用されたステップモー
タの構成を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態3におけるコアの構成
を巻線が巻回された状態で示す斜視図である。
【図9】 図8におけるコアを円環状に折り曲げて複数
のステータを同時に形成する方法を示す斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態3におけるコアの図
8におけるとは異なる構成を示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態4におけるコアの構
成を示す斜視図である。
【図12】 図11におけるコアを円環状に折り曲げて
複数のステータを同時に形成する方法を示す斜視図であ
る。
【図13】 この発明の実施の形態4におけるコアの図
11におけるとは異なる構成を示す斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態4におけるコアの図
11におけるとはさらに異なる構成を示す斜視図であ
る。
【図15】 従来のステップモータの構成を示す平面図
である。
【図16】 図15におけるステップモータの要部の構
成を示す断面図である。
【図17】 従来の薄型モータの構成を示す平面図であ
る。
【図18】 図17における薄型モータの構成を示す平
面図である。
【図19】 図17に示す連結ステータコアの構成を示
す平面図である。
【符号の説明】
11,38 帯状部、12,20,29,32 ヨーク
部、13,28,35,39 薄肉部、14,21,3
0,33,43 磁極テイース部、15 切り欠き、1
6,17,22,31,37 コア、18 巻線、19
巻線装置、19a 巻線ノズル、21a 折曲縁、2
1b 折り畳み部、23 基板、24 ロータ、25
リング形磁石、27 突起、34 ブロック、36 帯
状部材、40 第1のヨーク部、41 第2の薄肉部、
42 第2のヨーク部、44 積層コア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三瓶 利正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 阿久津 悟 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−3551(JP,A) 特開 平8−98440(JP,A) 特開 昭51−134804(JP,A) 特開 平1−197923(JP,A) 特開 昭58−103853(JP,A) 特開 昭58−195450(JP,A) 特開 昭62−171436(JP,A) 特開 平6−165447(JP,A) 特開 平3−145945(JP,A) 特開 平4−58746(JP,A) 実開 昭60−156875(JP,U) 実開 昭61−88481(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 1/14,15/02,15/095

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に延在する一対の帯状部と、上記両
    帯状部間に薄肉部を介して連結されるとともに上記帯状
    部の延在方向に所定の間隔を介して複数段配設されたヨ
    ーク部と、上記ヨーク部から上記帯状部と平行に所定の
    間隔で突出する複数の磁極テイース部とを、フープ状の
    磁性部材をプレス打ち抜きすることにより形成され、上
    記薄肉部をひねることにより上記各ヨーク部および磁極
    テイース部が、上記両帯状部に対して略直交するように
    曲げ起こされて巻線が可能なように形成されていること
    を特徴とするコア。
  2. 【請求項2】 両帯状部の対向する位置には延在方向に
    所定の間隔で切り欠きが形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のコア。
  3. 【請求項3】 両帯状部の薄肉部が連結される近傍に突
    起部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    コア。
  4. 【請求項4】 平行に延在する一対の帯状部と、上記両
    帯状部間に薄肉部を介して連結されるとともに上記帯状
    部の延在方向に所定の間隔を介して複数段配設されたヨ
    ーク部と、上記ヨーク部から上記帯状部と平行に所定の
    間隔で突出する複数の磁極テイース部とを、フープ状の
    磁性部材をプレス打ち抜きすることにより形成する工程
    と、上記薄肉部をひねることにより上記各ヨーク部およ
    び各磁極テイース部を上記両帯状部に対して略直交する
    ように曲げ起こして起立させる工程と、巻線ノズルが起
    立された上記各磁極テイース部の周囲を移動することに
    より巻線を巻回する工程とを包含したことを特徴とする
    コアの製造方法。
  5. 【請求項5】 平行に延在する一対の帯状部と、上記両
    帯状部間に薄肉部を介して連結されるとともに上記帯状
    部の延在方向に所定の間隔を介して複数段配設されたヨ
    ーク部と、上記ヨーク部から上記帯状部と平行に所定の
    間隔で突出する複数の磁極テイース部とを、フープ状の
    磁性部材をプレス打ち抜きすることにより形成する工程
    と、上記薄肉部をひねることにより上記各ヨーク部およ
    び各磁極テイース部を上記両帯状部に対して略直交する
    ように曲げ起こして起立させる工程と、巻線ノズルが起
    立された上記各磁極テイース部の周囲を移動することに
    より巻線を巻回する工程と、上記薄肉部を上記とは逆に
    ひねることにより上記各ヨーク部および各磁極テイース
    部を元の状態に戻す工程と、上記各ヨーク部を角波形状
    に折曲させ上記各磁極テイース部の幅方向の面がそれぞ
    れ平行に向かい合うように形成する工程とを包含したこ
    とを特徴とするコアの製造方法。
  6. 【請求項6】 平行に延在する一対の帯状部と、上記帯
    状部の延在方向に所定の間隔を介して複数段配設される
    とともに、上記両帯状部間の上記各段に複数の薄肉部を
    介して連結された複数のヨーク部と、上記各ヨーク部か
    ら上記帯状部と平行に所定の間隔で突出する複数の磁極
    テイース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜き
    することにより形成する工程と、上記薄肉部をひねるこ
    とにより上記各ヨーク部および各磁極テイース部を上記
    両帯状部に対して略直交するように曲げ起こして起立さ
    せる工程と、巻線ノズルが起立された上記各磁極テイー
    ス部の周囲を移動することにより巻線を巻回する工程
    と、上記各薄肉部を折曲させることにより各ヨーク部か
    ら突出した上記各磁極テイース部が内側となるような円
    環状に形成する工程とを包含したことを特徴とするコア
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 巻線の巻回は渡り線を切らずに行うよう
    にしたことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに
    記載のコアの製造方法。
  8. 【請求項8】 平行に延在する一対の帯状部と、上記両
    帯状部間に薄肉部を介して連結されるとともに上記帯状
    部の延在方向に所定の間隔を介して複数段配設されたヨ
    ーク部と、上記ヨーク部から上記帯状部と平行に所定の
    間隔で突出する複数の磁極テイース部とを、フープ状の
    磁性部材をプレス打ち抜きすることにより形成したコア
    を複数枚積重した積層コアであって、上記薄肉部をひね
    ることにより上記各ヨーク部および磁極テイース部が、
    上記両帯状部に対して略直交するように曲げ起こされて
    巻線が可能なように形成されていることを特徴とする積
    層コア。
  9. 【請求項9】 薄肉部は一部のコアを残して除去されて
    いることを特徴とする請求項8記載の積層コア。
  10. 【請求項10】 各コアは抜きかしめまたは溶接により
    固着されていることを特徴とする請求項8または9記載
    の積層コア。
  11. 【請求項11】 平行に延在する一対の帯状部と、上記
    両帯状部の延在方向 に所定の間隔で薄肉部を介して連結
    される複数の第1のヨーク部と、上記各第1のヨーク部
    に上記薄肉部から分岐する第2の薄肉部を介してそれぞ
    れ連結され対をなす第2のヨーク部と、上記対をなす第
    1および第2のヨーク部から対称にそれぞれ上記帯状部
    と平行に且つお互いに対向する方向に突出する複数の磁
    極テイース部とを、フープ状の磁性部材をプレス打ち抜
    きすることにより形成したことを特徴とするコア。
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