JP3361422B2 - エンジン始動制御方法及び装置 - Google Patents

エンジン始動制御方法及び装置

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低温時のスパー
クイグニッションエンジン(以後、SIエンジンともい
う)始動制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の内燃機関(エンジン)
においては、エンジン始動時に寒冷状態・温暖状態のい
かんに拘らず、クランキング開始から燃料を供給し、点
火を行うのが常識である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低温始動時
では、オイルの粘性が高いこと、スタータ駆動負荷が大
きいためバッテリー電圧が低下しやすい状況にあること
等により、一般に温暖時よりクランキング回転数が低
く、そのことが燃焼室の圧力を通常より高くする。これ
は次のように説明できる。すなわち、エンジンをかける
時にはスロットルをあまり開けないのが普通であり、ク
ランキング回転数が高い場合には、空気の供給が追いつ
かず、インレットマニホールド内は大きい負圧になり、
これにつれてエンジンシリンダ内も空気の供給が追いつ
かず、燃焼室圧力は低くなる。これとは逆に、クランキ
ング回転数が低い場合には、空気の供給が充分間に合う
ため1サイクルでの吸気量が多く、クランキング回転数
が高い場合に比べるとインレットマニホールド内は大気
圧近くまで高くなり、これにつれて燃焼室圧力は高くな
る。
【0004】燃焼室圧力が高いと、一般に点火プラグに
おける正規のプラグギャップで火花放電するに要求され
る放電電圧が上がる。また燃焼室温度が低いこと、点火
プラグの温度が低いことも、点火プラグの放電電圧を高
くする要素となる。そして、放電電圧が高いと、火花放
電がいわゆる横飛び・奥飛び(フラッシュオーバー、リ
ーク等)を起こしやすく、この時に点火プラグの絶縁抵
抗値が低下していると、なおさらその傾向は強い。この
ような状況でクランキング始動時に燃料が供給され、有
効な火花放電が得られない場合は、点火プラグの発火部
に燃料が付着していわゆるかぶりを生じやすくなる。か
ぶりの発生は火花放電自体を困難にする場合があるた
め、これを改善することが望まれる。
【0005】この発明は、特に寒冷地等の低温状態での
エンジン始動に際し、クランキングの初期における始動
性の悪化を防ぎ、燃料によるいわゆるかぶり等を防ぐこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】この発明
では、内燃機関であるスパークイグニッションエンジン
においてエンジン冷却水の水温を検出するとともに、
エンジン始動時のクランキング回転数を検出し、前記水
温が設定値以下の低温である場合には、低温始動ルーチ
ンに移行することにより、前記クランキング回転数が所
定のレベルに達するまで、前記スパークイグニッション
エンジンに対する燃料の供給を停止する一方、前記水温
が設定値を超える場合は、通常始動ルーチンが選択され
て、クランキング開始とともに燃料の供給が行われる
とを特徴とする。
【0007】このように、低温時のエンジン始動(クラ
ンキング)の際に、そのクランキング回転数が所定の値
になるまでは燃料の供給が停止されることにより、有効
な火花放電が得にくいクランキング時において、気化し
ていない燃料が点火プラグの絶縁体に直接付着すること
(かぶり)による絶縁抵抗の低下が防止される。そし
て、クランキング回転数がある程度高まり、それに伴う
燃焼室内の圧力の低下、燃焼室内温度や点火プラグの温
度の上昇、さらにオイル粘性の低下等により、点火プラ
グの正規の火花放電が起こりやすい状態まで待って燃料
が供給されることにより、点火プラグの上記かぶり現象
等を生じにくくして、低温時におけるエンジン始動を容
易なものとできる。
【0008】なお、クランキング始動時において燃料の
供給を停止している間、点火装置は従来通りクランキン
グ開始と同期して作動させることもできるが、燃料の供
給があるまでは点火プラグの火花放電を行わず、燃料の
供給が開始されてから点火プラグの火花放電を行うよう
にすることが望ましい。
【0009】また、極低温時等でオイル粘性が高いこと
によってクランキング回転数が上昇し難い等のエンジン
始動条件が過酷な場合や、バッテリー電圧が低くスター
ターが充分な駆動力を持たないような場合は、上述のよ
うに燃料の供給を開始するエンジン設定回転数を一定の
レベルに設定していても、クランキング回転数がこれを
越えない場合もあり得る。これを考慮し、例えばエンジ
ン冷却水温が標準のレベルより低い場合、あるいはバッ
テリー電圧が普通より低い場合には、それに応じて上記
エンジン設定回転数が低くなるように調整することがで
きる。このようにすれば、冷却水温、バッテリー電圧等
によって燃料の供給を開始する最適のクランキング回転
数が異なることに対応でき、低温始動時のよりきめ細か
い制御が可能となる。
【0010】また、上述のような極低温時等の過酷な始
動環境、バッテリー劣化等により感知した電圧以上に能
力が低下しているような状況等において、燃料の供給開
始のエンジン設定回転数をクランキング回転数が越えな
い場合に対処する方法として、時間計測を付加すること
ができる。つまり、クランキングが一定時間経過したら
エンジン設定回転数に達しなくても燃料の供給を行うよ
うにする。これにより、燃料が供給されない状態でクラ
ンキングを続けることを回避できる。
【0011】なお、クランキングの時間を計測すること
を、クランキング回転数がエンジン設定回転数を超えな
かった場合に利用することの他、クランキング回転数は
検出しないで、クランキング開始からの経過時間によっ
て、一義的に燃料供給を開始する制御を行ってもよい。
また、このクランキングの時間計測を行うことにより、
例えばクランキング回転数がエンジン設定回転数を超え
てから、さらに所定の時間遅らせて(遅延時間を設定し
て)燃料供給を開始するといった制御も可能である。つ
まり、クランキング回転数が瞬間的にエンジン設定回転
数を越える場合があっても、これを一種のノイズとして
排除し、遅延時間の設定によってクランキング回転数が
安定的にエンジン設定回転数を越えてから燃料供給を開
始することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例を参照し
つつ本発明の実施の形態を説明する。図1は、その制御
系を概念的に示すものであり、エンジン回転信号検出手
段(クランキング回転数検出手段)1として例えばエン
コーダが、エンジン冷却水の水温検出手段2として例え
ばサーミスタが、燃料供給装置3として例えばインジェ
クタが設けられ、さらに車両に搭載されるバッテリーの
電圧検出手段4、点火装置5としてプラグ・コイル及び
イグナイタ等が設置されている。
【0013】これらの要素1〜5はエンジンコントロー
ルユニット7に接続され、このコントロールユニット7
によるSIエンジンの低温始動制御(コールドスタート
コントロール)が行われる。エンジン回転信号検出手段
1からの信号により、クランキング回転数が算出され、
水温検出手段2からの信号により水温が検出される。ま
た、燃料供給装置3に対しては、その噴射時期をはじ
め、噴射時間、波形成形等の駆動信号が供給される。バ
ッテリー電圧検出手段4からの信号でバッテリーの電圧
が算出され、また点火装置5に対して点火プラグの火花
放電時期をはじめ、その波形の信号等が供給される。
【0014】エンジンコントロールユニット7は、例え
ば図2に示すようなマイクロコンピュータで構成するこ
とができる。I/Oポート10を介して、図1の各要素
1〜5が接続され、またそのCPU11は時間計測手段
としてのタイマ12に接続され、又はこのタイマ機能を
有する。ROM13には前述のコールドスタートコント
ロールを含むプログラムを記憶するプログラムメモリ1
3aが割り当てられている。RAM14には、後述のよ
うにクランキング時において燃料供給を開始する設定回
転数を記憶したエンジン設定回転数メモリ14a、燃料
供給停止のフラグをたてる燃料供給停止フラグメモリ1
4b、プラグ等による点火の停止のフラグをたてる点火
停止フラグメモリ14c、冷却水の水温を一時的に記憶
する冷却水温メモリ14d、バッテリー電圧を一時的に
記憶するバッテリー電圧メモリ14e、タイマにセット
した時間を一時的に記憶するタイマセット時間メモリ1
4f等が設定されている。
【0015】図9は、エンジン始動時の制御の全体的な
流れを示すものである。ステップR1(以下、単にR1
で表す)でイグニッションスイッチが入れられ、クラン
キングが開始されるが、この時、R2においてエンジン
冷却水温が検出される。そしてR3でこの水温が常温に
比べて極低温の領域(例えば0℃以下)にあるかどうか
が判断され、極低温であればR4の低温始動ルーチン
が、そうでなければR5の通常始動ルーチンが実行され
SIエンジンが始動する。通常始動ルーチンについて
は、普通に行われるもので、クランキング開始とともに
燃料供給及び点火が行われる周知のものであるため、詳
しい説明は省略する。
【0016】図3は、その低温始動ルーチンにより実行
される始動制御の一例を概念的に示すものである。クラ
ンキング時のエンジン回転数(クランキング回転数)が
設定回転数に達するまでは、燃料の供給が停止され、そ
の設定回転数に達してはじめて燃料が供給され始める。
図10はこの制御の流れを示すもので、ステップS1
(以下、単にS1で表す)でクランキング開始から燃料
供給が停止される。これは、例えば図2の燃料供給停止
フラグメモリ14bに停止フラグを立てておくことによ
り、CPU11は燃料系に燃料噴射を指令しない。
【0017】図10のS6でクランキング回転数が検出
され、S8でそのクランキング回転数がエンジン設定回
転数に達したかどうかが判断される。このクランキング
時のエンジン設定回転数は、図2のエンジン設定回転数
メモリ14aに予め記憶されているものである。そし
て、クランキング回転数がエンジン設定回転数に達すれ
ばS11で燃料が供給される。
【0018】なお図3においては、点火装置は燃料の供
給の有無に拘らず作動するように記載されているが、燃
料の供給がなければ点火プラグに火花放電を行う意味が
なく、いたずらに点火系に高電圧をかけるより電圧印加
を停止する方が望ましいため、図4に示すように燃料供
給を開始するまでは点火を行わないこと、言い換えれば
上述のクランキング回転数がエンジン設定回転数に達す
るまで燃料の供給及び点火プラグに火花放電を行うこと
を共に停止することができる。図10のS2及びS12
はこのことを示す。
【0019】図5に示す例は、エンジン冷却水の水温と
して、例えば水温マイナス15℃を基準とした時、その
水温がそれより低ければ、オイル粘性等によりクランキ
ング回転数が上がりにくいため、設定回転数を下げるよ
うに変更し、逆に実際の水温がマイナス15℃より高い
場合は、設定回転数を上げるように変更する例を示した
ものである。例えば図11のS4において、冷却水温に
基づき燃料の供給開始のエンジン設定回転数を決定し、
これを図2のエンジン設定回転数メモリ14aに記憶す
る。そして、図11のS8以降のように、その変更され
たエンジン設定回転数にクランキング回転数が達したか
どうかにより、S11、12等の燃料供給や点火プラグ
の火花放電を開始する。
【0020】なお、極低温状況やバッテリーの劣化等に
よりバッテリー電圧が低い場合、クランキング回転数が
上がりにくい場合がある。その場合、図11のS3でバ
ッテリー電圧を検出し、これを図2のバッテリー電圧メ
モリ14eに一時的に記憶するとともに、そのバッテリ
ー電圧に応じて燃料の供給開始のエンジン設定回転数を
設定し、これを図2のエンジン設定回転数メモリ14a
に一時記憶することができる。つまり、バッテリー電圧
が所期のレベルにない場合、燃料の供給開始のエンジン
設定回転数を下げるように調整する。そしてS6でクラ
ンキング回転数を検出し、S8でクランキング回転数が
エンジン設定回転数に達したかどうかで、S11、12
の燃料供給や点火プラグの火花放電を開始する。
【0021】さらに、エンジン冷却水温とバッテリー電
圧の双方に基づいて、燃料の供給開始のエンジン設定回
転数を決定することもできる。この場合は、S3でバッ
テリー電圧が検出され、また図9のR2でエンジン冷却
水温が検出されているので、これらに基づいて、燃料の
供給開始のエンジン設定回転数を決定する。図8はその
一例を示すもので、例えば水温がマイナス15℃でバッ
テリー電圧が12Vであれば、エンジン設定回転数を1
00rpmとし、この水温が低いほど、またバッテリー電
圧が低いほどエンジン設定回転数が低く調整され、例え
ば水温がマイナス25℃でバッテリー電圧が11Vの場
合は、80rpmとなる。逆に低温域でも比較的水温が高
い0℃である場合は、クランキング回転数が比較的高ま
りやすいので、より上のエンジン設定回転数を定めるこ
とが低温始動性をよくする上で有効となる場合がある。
【0022】図6は、クランキング回転数がクランキン
グ開始から一定時間以上経過してもエンジン設定回転数
に達しない場合に、時間を計測して、その時間が経過し
たらその時間経過を優先条件として、クランキング回転
数がエンジン設定回転数に達していなくても燃料の供給
を開始する制御の一例を示すものである。このようにク
ランキング回転数がエンジン設定回転数に達しない理由
としては、例えば冷却水温が極めて低い場合、バッテリ
ー電圧が低い場合、あるいはクランキングを行っていな
い時のバッテリー電圧はある程度のレベルにあると検出
されているが、実際はバッテリーの劣化等によってクラ
ンキング中のバッテリー電圧が急激に低下し、充分なク
ランキングを行う駆動力が得られない場合等が考えられ
る。
【0023】このような制御の流れを示すのが図12で
あり、クランキング開始時にはS1、S2に示すよう
に、SIエンジンへの燃料供給や点火は停止状態にあ
り、S5で図2のタイマ12に設定時間がセットされ
る。この設定時間は、適宜決め得るもので、図2のタイ
マセット時間メモリ14fに記憶されている。そして、
S6でクランキング回転数が検出され、S7でその設定
時間が経過したかどうかが判断される。その設定時間の
経過前にクランキング回転数がエンジン設定回転数に達
すれば、S11及びS12で燃料の供給及び点火が開始
される。
【0024】しかし、クランキング回転数が設定回転数
に達しないまま、上述のタイマ設定時間が経過すると、
S8をバイパスしてS11及びS12が実行される。こ
れにより、クランキングのエンジン回転数が仮に設定回
転数に達しなかった場合でも、一定時間経過後には燃料
供給が開始され、燃料の供給をストップした状態でのク
ランキングが必要以上に長く継続することが防止され
る。
【0025】なお図12において、エンジン設定回転数
は、S3及びS4により冷却水温やバッテリー電圧を反
映させた値として決定することができるが、この実施例
のようにクランキング開始時からの時間を計測する場合
は、S3及びS4を省略し、エンジン設定回転数を一義
的な固定値としても差し支えない。
【0026】図7はこのような時間計測手段を利用し
て、クランキング回転数がエンジン設定回転数に達した
後、すぐ燃料供給及び点火プラグの火花放電を開始する
のではなく、一定時間経過してから、すなわち遅延時間
を設定して、その時間経過後に燃料供給や点火を開始す
るものである。これは例えば次のような意味がある。い
ま、クランキング回転数がエンジン設定回転数を瞬間的
に超えたものの、すぐにそのエンジン設定回転数を下回
るような状況を考えると、これは一種のノイズであっ
て、この状況で燃料の供給が開始されることは本来の趣
旨からして好ましくない。そこで、クランキング回転数
がエンジン設定回転数を瞬間的に超える場合を排除する
ために、上述の遅延時間を設定し、この遅延時間が経過
した状態では、クランキング回転数がエンジン設定回転
数に確実に達したと推定できるので、その後燃料の供給
を開始するならば、本来意図する安定した燃料供給制御
ができる。
【0027】図13はこの制御の流れの一例を示すもの
で、S1及びS2で燃料供給や火花放電点火は停止状態
にあり、S4’で遅延時間が決定される。この遅延時間
は、クランキング回転数がエンジン設定回転数を瞬間的
に超える場合をノイズとして排除できる程度であればよ
く、このような遅延時間は、例えば図2のタイマセット
時間メモリ14fにセットすることができる。S6でク
ランキング回転数が検出され、S8でこれがエンジン設
定回転数に達したと判断されれば、S9でタイマ12に
前記遅延時間がセットされ、S9’でその遅延時間が計
測される。そして、S10でこの遅延時間が経過したと
判断されれば、S11及びS12で燃料供給並びに点火
プラグによる火花放電が開始されることとなる。
【0028】なお、上述の遅延時間をノイズの排除のた
めに設定するのではなく、エンジン設定回転数を一義的
な固定値として定め、冷却水温やバッテリー電圧の検出
結果に基づき、この遅延時間を調整する。それによっ
て、冷却水温やバッテリー電圧の高低に応じたよりきめ
細かな燃料供給時期の設定、ひいてはより精度の高い低
温始動制御ができる。例えば、図8に示したエンジン設
定回転数の表を遅延時間に置き換えて考えれば、例えば
水温が低く、バッテリー電圧も低い場合は、遅延時間を
比較的短く、逆の場合は長く設定することができる。
【0029】以上の説明では、クランキング回転数がエ
ンジン設定回転数に達するかどうかの判断を伴っていた
が、図14に示すようにクランキング開始からの経過時
間のみで燃料供給の開始時期を決定することもできる。
つまり、S1及びS2で共に停止状態にある燃料供給及
び点火について、S5でタイマに設定時間がセットされ
る。これは図12のS5と同じ趣旨の内容である。そし
て図14のS7でその設定時間が経過されたと判断され
れば、S11及びS12で燃料供給及び点火がそれぞれ
開始される。この制御は、クランキング回転数を取り込
むことなく、単純にクランキング開始からの経過時間に
より燃料供給の開始時期を定めるものであるため、制御
構成はより簡素なものとなる。
【0030】いずれにしても、以上のようにクランキン
グが開始されてからすぐ燃料を供給するのではなく、ク
ランキング開始時からある程度遅らせて燃料の供給を開
始することは、プラグのくすぶりの軽減、さらにはプラ
グに燃料が付着する、いわゆるかぶり現象を防ぐことに
有効であり、これにより低温時におけるSIエンジンの
始動性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御系の一例を示すブロック図。
【図2】図1のエンジンコントロールユニットを具体的
に示すブロック図。
【図3】本発明に係る低温時のエンジン始動制御の一例
を示す概念図。
【図4】燃料供給と点火を同期させた一例を示す概念
図。
【図5】設定回転数を変化させる例を示す概念図。
【図6】クランキング開始からの経過時間を制御要素に
加えた例を示す概念図。
【図7】クランキング回転数がエンジン設定回転数に達
した後、遅延時間を設定する例を示す概念図。
【図8】設定回転数の決め方の一例を示す図。
【図9】本発明の全体の制御の一例を示すフローチャー
ト。
【図10】図9の低温始動ルーチンの一例を示すフロー
チャート。
【図11】図10に対し、設定回転数を変更するステッ
プを加えたフローチャート。
【図12】図11に対し、クランキング時からの経過時
間を計測するステップを加えたフローチャート。
【図13】クランキング回転数がエンジン設定回転数に
達した後の遅延時間を設定した例を示すフローチャー
ト。
【図14】燃料供給の開始時期をクランキング開始から
の経過時間によるものとした制御の一例を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 エンジン回転信号検出手段 2 水温検出手段 3 燃料供給装置 4 バッテリー電圧検出手段 5 点火装置 7 エンジンコントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−203943(JP,A) 特開 昭60−159350(JP,A) 特開 昭53−49638(JP,A) 特開 平1−142232(JP,A) 特開 昭62−288372(JP,A) 特開 昭60−187766(JP,A) 特開 昭63−179146(JP,A) 実開 平5−73267(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 15/00 F02D 41/04 F02D 45/00 F02P 5/15

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関であるスパークイグニッション
    エンジンにおいてエンジン冷却水の水温を検出すると
    ともに、エンジン始動時のクランキング回転数を検出
    し、前記水温が設定値以下の低温である場合には、低温
    始動ルーチンに移行することにより、前記クランキング
    回転数が所定のレベルに達するまで、前記スパークイグ
    ニッションエンジンに対する燃料の供給を停止する
    方、前記水温が設定値を超える場合は、通常始動ルーチ
    ンが選択されて、クランキング開始とともに燃料の供給
    が行われることを特徴とするスパークイグニッション
    ンジン始動制御方法。
  2. 【請求項2】 前記低温始動ルーチンにおいて燃料の供
    給が停止している状態では前記スパークイグニッション
    エンジンに対する点火を行わず、前記燃料の供給が開始
    されてから点火プラグに火花放電を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のスパークイグニッションエンジン始動
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記検出された水温の高低によって前記
    燃料の供給が開始されるクランキング回転数を、前記水
    温が低いほど小さくなるように変化させる請求項1又は
    2記載のスパークイグニッションエンジン始動制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記スパークイグニッションエンジンの
    クランキングのエネルギーを供給するバッテリーの電圧
    を検出するとともに、その検出されたバッテリー電圧の
    高低により、前記低温始動ルーチンにおける前記燃料の
    供給が開始されるクランキング回転数を、前記バッテリ
    ー電圧が低いほど小さくなるように変化させる請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のスパークイグニッション
    ンジン始動制御方法。
  5. 【請求項5】 前記低温始動ルーチンにおけるクランキ
    ングが開始されてからの時間を計測して、所定の時間が
    経過した時点で、クランキング回転数が前記所定のレベ
    ルに達していない場合においても、燃料の供給を開始す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のスパークイグニッションエンジン始動制御方法。
  6. 【請求項6】 内燃機関であるスパークイグニッション
    エンジンにおけるエンジン冷却水の水温を検出する冷却
    水温検出手段と、 前記エンジン始動時のクランキング回転数を検出するク
    ランキング回転数検出手段と、 そのスパークイグニッションエンジンに燃料を供給し又
    は停止する燃料供給・停止手段と、 前記冷却水温検出手段により検出された水温が所定の温
    度域より低い低温の場合には、低温始動ルーチンに移行
    することにより、前記クランキング回転数が設定値に達
    するまでは前記スパークイグニッションエンジンに対す
    る燃料の供給を停止し、その設定値に達してから前記燃
    料の供給を開始するように前記燃料供給・停止手段を制
    御する一方、前記水温が設定値を超える場合は、通常始
    動ルーチンが選択されて、クランキング開始とともに燃
    料の供給を行わせる燃料供給制御手段と、 を含むことを特徴とするスパークイグニッションエンジ
    ン始動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記燃料の供給を開始する前記クランキ
    ング回転数の設定値を変化させる設定値変更手段を有
    し、その設定値変更手段は、前記冷却水温検出手段によ
    り検出された水温の高低により、その水温が低い場合は
    高い場合より前記クランキング回転数の設定値を小さく
    設定する請求項6に記載のスパークイグニッションエン
    ジン始動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記スパークイグニッションエンジンに
    対する点火装置を制御する点火制御手段を備え、その点
    火制御手段は、前記低温始動ルーチンにおいて前記燃料
    供給・停止手段により前記燃料の供給が停止されている
    間は前記点火装置による火花放電を行わせず、前記燃料
    の供給が開始されてから火花放電を行わせる請求項6又
    は7に記載のスパークイグニッションエンジン始動制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記クランキングのエネルギーを供給す
    るバッテリーの電圧を検出するバッテリー電圧検出手段
    と、前記燃料の供給を開始するクランキング回転数の設
    定値を変化させる設定値変更手段とを備え、その設定値
    変更手段は、前記バッテリー電圧検出手段により検出さ
    れた電圧の高低により、その電圧が低い場合は高い場合
    より前記クランキング回転数の設定値を小さく設定する
    請求項6〜8のいずれか1項に記載のスパークイグニッ
    ションエンジン始動制御装置。
  10. 【請求項10】 前記クランキングが開始されてからの
    時間を計測する時間計測手段と、所定の時間が経過した時点で、クランキング回転数が前
    記設定値のレベルに達していない場合においても、 燃料
    の供給を開始するように前記燃料供給・停止手段を制御
    する燃料供給制御手段と、 を含むことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に
    記載のスパークイグニッションエンジン始動制御装置。
  11. 【請求項11】 内燃機関であるスパークイグニッショ
    エンジンにおいて、エンジン冷却水の水温を検出する
    とともに、エンジン始動時のクランキング回転数を検出
    し、前記水温が設定値以下の低温である場合には、低温
    始動ルーチンに移行し、前記クランキング回転数が所定
    のレベルに達してからの時間を計測して、所定の時間が
    経過するまでは前記スパークイグニッションエンジンに
    対する燃料の供給を停止し、その所定時間が経過してか
    ら前記燃料の供給を開始する一方、前記水温が設定値を
    超える場合は、通常始動ルーチンが選択されて、クラン
    キング開始とともに燃料の供給が行われることを特徴と
    するスパークイグニッションエンジン始動制御方法。
  12. 【請求項12】 内燃機関であるスパークイグニッショ
    エンジンにおけるエンジン冷却水の水温を検出する冷
    却水温検出手段と、 前記エンジン始動時のクランキング回転数を検出するク
    ランキング回転数検出手段と、 そのスパークイグニッションエンジンに燃料を供給し又
    は停止する燃料供給・停止手段と、 前記冷却水温検出手段により検出された水温が所定の温
    度域より低い低温の場合において、前記クランキング回
    転数が設定値に達したかどうかを判定する判定手段と、 前記クランキング回転数が前記設定値に達した後の遅延
    時間を設定する遅延時間設定手段と、 その遅延時間が経過するまでは前記スパークイグニッシ
    ョンエンジンに対する燃料の供給を停止し、その遅延時
    間が経過してから前記燃料の供給を開始するように前記
    燃料供給・停止手段を制御する燃料供給制御手段と、 を含むことを特徴とするスパークイグニッションエンジ
    ン始動制御装置。
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