JPH01100379A - エンジンのサージ防止方法 - Google Patents

エンジンのサージ防止方法

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Publication number
JPH01100379A
JPH01100379A JP25591787A JP25591787A JPH01100379A JP H01100379 A JPH01100379 A JP H01100379A JP 25591787 A JP25591787 A JP 25591787A JP 25591787 A JP25591787 A JP 25591787A JP H01100379 A JPH01100379 A JP H01100379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
fuel injection
ignition timing
electronic control
injection valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25591787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Iwakura
洋一 岩倉
Katsuyuki Kajitani
梶谷 勝之
Hidehiko Inoue
英彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, NipponDenso Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP25591787A priority Critical patent/JPH01100379A/ja
Publication of JPH01100379A publication Critical patent/JPH01100379A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、機関の各部に配置されたセンサ等からの情報
に基づき、点火時期を電子制御装置により調節するよう
に構成された自動車等のエンジンのサージ防止方法に関
する。
[従来の技術] 特開昭58−222930号公報に示されるように、燃
焼室への燃料供給量を電子制御装置により調節するよう
に構成された電子制御式のエンジンでは、上記電子制御
装置によって点火時期を調節している場合も少なくない
。かかる電子制御装置を備えた自動車等のエンジンでは
、各回転毎のトルクが略最大となる最適な初期設定値を
、エンジン状態に応じて予め電子制御装置に設定してお
くのが通常である。そして、センサ等からの情報により
エンジン状態に最も適した初期設定値を選択するととも
に、イグナイタ等の点火装置に電子制御装置から点火信
号を出力させて、最適な点火時期に燃料に着火させ得る
ように構成している。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、自動車等のエンジンにあっては、低負荷領域
での減速時やエンジンマウント系等の振動によって、吸
気圧が変動する場合が少なくない。
そのため、吸気圧とエンジン回転数から燃料供給量の基
本となる吸入空気示を算出するように構成された電子制
御式のエンジンでは、燃焼室への燃料供給量が微妙に変
化し、その変化に起因してトルクに変動をきたすことも
ある。そして、トルク変動によるエンジン出力系の振動
とエンジンマウント系等との振動が共振した場合には、
車両が前後方向へ揺れる・いわゆるサージを誘発してし
まう場合もある。しかして、このような不具合は、燃焼
室への燃料供給量などを調整して防止することが考察さ
れるが、燃料供給量を調節すると、制御手順が複雑とな
る上に、時間遅れが生じるため、サージの発生を確実に
防止することが難しい。
本発明は、かかる不具合を招く事なく、容易に、しかも
確実にサージを防止することのできるエンジンのサージ
防止方法を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、サージの発生
領域で点火時期を初期設定値から遅角させるとともに、
その遅角値を制御中心として点火時期をエンジンの回転
変動によりフィードバック制御するようにしたことを特
徴としている。
[作用] このような構成であると、トルクが略最大となるように
設定された初期設定値は、サージの発生する領域では一
時的に遅角側へずれるので、トルク変動による振動の周
期とエンジンマウント系などの振動周期とがずれ、これ
らの共振が回避される。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、自動軍用の電子制御式エンジンを概略的に示
したものである。図面に示すエンジン1に設けられた電
子制御式燃料噴射装置2は、吸気圧とエンジン回転数に
よって燃焼室3への吸入空気量を算出するように構成さ
れたDジェトロニック方式のもので、吸気管4に装着さ
れた燃料噴射弁5と、この燃料噴射弁5の開弁時間を制
御する電子制御装置6とを備えてなる。吸気圧を検出す
る圧力センサ7は、スロットルバルブ8が内設されたス
ロットルボディ9と吸気管4との間に介設されたサージ
タンク10に設けてあり、エンジン回転数を検出するク
ランク角センサ11は、ディストリビュータ12に内蔵
しである。
燃料噴射弁5は、前記電子制御装置6から噴射信号が印
加されると、その噴射信号に相当する時間だけ開弁する
とともに、先端のノズルから噴射信号に相当する量の燃
料を吸気ポート近傍に噴射するようになっている。
電子制御装置6は、中央演算処理装置13と、記憶装置
14と、入・出力インターフェース15.16等を備え
ている。入力インターフェース15には、少なくとも前
記圧力センサ7からの信号aと、クランク角センサ11
からの信号すとが入力され、出力インターフェース16
からは、燃料噴射弁5への噴射信号が出力されるように
なっている。そして、噴射信号に相当する世の燃料を燃
焼室3へ供給するために、圧力センサ7から入力した吸
気圧とクランク角センサ11から入力したエンジン回転
数NEをもとに、燃焼室3への吸入空気量を算出し、算
出された吸入空気量を機関の各部に配置された各種セン
サ等からの情報によって補正するように設定しである。
また、上記電子制御装置6は、かかる燃料制御の他に、
クランク角センサ11等から入力した信号す等を利用し
てエンジン1の点火時期を調節する役割を担っている。
すなわち、この電子制御装置6には、エンジン回転数N
Eや吸気圧等のエンジン状況に応じて最適な点火時期が
予め設定されている。そして、前記クランク角センサ1
1から入力されるクランク角の基準位置(ピストン17
の上死点位置)やクランク角度CA、およびエンジン回
転速度に対応する信号す等を利用して、最適な点火時期
にイグナイタ18に高電圧を発生させるための点火信号
Cが前記出力インターフェーズ16から出力されるよう
になっている。イグナイタ18は、燃焼室3の頂部に臨
設された点火プラグ19に高電圧を印加させるためのも
ので、点火信号Cによって、例えば−次側コイルの回路
が断続されるようになっている。
さらに、上記電子制御装置6には、このような点火時期
制御を基本としつつ、エンジン状況に応じて予め設定さ
れた点火時期の初期設定値Fを、エンジン1にサージが
発生する領域で一時的に変化させる役割をも担っている
。具体的には、サ−ジが発生する領域を検出するために
、前記入力インターフェース15にスロットルバルブ8
の開度を検出するスロットルセンサ20からの信号dを
入力し、その信号dや前記クランク角センサ11から入
力される信号す等を利用するようにしている。スロット
ルセンサ20は、スロットル軸8aに連結されており、
スロットルバルブ8の回転変位に比例する電気信号を出
力するようになっている。
そして、これらの信号す、d等から、第2図に概略的に
示すように、スロットルバルブ8の開度が全閉状態の近
傍に定めた設定値(例えば、開成時には3deg、開成
時にはldeg)以内にあり、エンジン回転数NEが低
速回転域に定めた設定値(例えば、120Orpm)を
下回っている状態で、暖機中でないのを検出した場合に
は、サージが発生する領域としている。かかる領域では
第3図に示すように、最適な時期に最大のトルクMBT
が得られるように予め設定された初期設定値Fに代えて
、点火時期をさらに遅延させる側へ基準位置(0°CA
)から所要角度(例えば、15°CA)遅角させるよう
にしである。そして、その遅角値Sを中心とする領域R
で、トルクの低下による回転速度が低下すれば遅角値S
を初期設定値F側へ進角させ、エンジン回転速度が上昇
すればさらに遅角側へ変化させるように設定しである。
そして、このような制御を実行させるために、上記電子
制御装置6には、第4図に概略的に示すようなプログラ
ムも内蔵させである。先ず、ステップ51では、クラン
ク角センサ11やスロットルセンサ20等からの情報を
入力してステップ52へ移行する。ステップ52では、
スロットルセンサ20からの信号dによってスロットル
バルブ89開度が設定値(例えば3deg、閉成時であ
ればtdeg)以内にあるか否かを判別し、設定値以内
にあると判別した場合にはステップ53へ移行し、設定
値を上回っていると判別した場合にはステップ56へ移
行する。ステップ53では、エンジン回転数NEが低速
回転域に定めた設定値(例えば、1200rpm)以下
にあるか否かを判別し、設定値以下であると判別した場
合にはステップ54へ移行し、設定値を上回っていると
判別した場合にはステップ56へ移行する。ステップ5
4では、エンジン1が暖機中であるか否かを、例えば暖
機増量係数PSEによって判別し、暖機中でない旨を示
す0であればステップ55へ移行し、暖機中であると判
別した場合にはステップ56へ移行する。ステップ55
では、予め設定された初期設定値Fに代えて、進角値T
HTBSEを点火時期が遅くなる側へ遅角値S(例えば
、15°CA)だけ変更するとともに、その遅角値Sを
中心とする領域Rでエンジン回転速度等によって点火時
期のフィードバック制御を実行し、メインルーチンへ移
行する。ステップ56では、予め設定された初期設定値
Fに基づいて点火を実行し、メインルーチンへ移行する
このような構成によると、エンジン1が暖機時や出力領
域にある場合には、エンジン回転速度や燃料供給量等に
応じて、予め設定された初期設定値Fに基づいて点火時
期が適宜調節されることになる。一方、エンジン1がア
イドリング状態、若しくはそれに近い低負荷域で、エン
ジン出力系とエンジンマウント系等との共振によるサー
ジが発生する領域にある場合には、予め設定された初期
設定値Fが一時的に遅角側へ変更されるため、トルク変
動等による振動の発生周期等が変化することになる。
したがって、予め設定された点火時期に点火が実行され
た場合には、エンジン1の出力系の振動とエンジンマウ
ント系の振動とが共振する状況であっても、以上のよう
な構成によれば、エンジン1側の振動がトルクの発生時
期の変更によって変化するので、共振によるサージの発
生を確実に防止することができる。しかもその防止手法
として、サージが発生する領域で一時的に点火時期をず
らすようにしているので、燃料供給量を調節する場合に
比較して制御が簡単である上に、時間遅れ等の不具合を
招くことがないため、確実にサージの発生を防ぐことが
できる。
なお、サージの発生する領域で一時的に変更させる点火
時期の遅角値は、上記実施例に示す値に限定されず、エ
ンジンに応じて適度な値に設定するようにしてもよい。
また、サージの発生領域は、スロットルバルブの開度お
よびエンジン回転数等によって検出する場合に限らず、
アイドルスイッチ等で検出することも可能である。
[発明の効果コ 本発明では、予め設定された点火時期をサージが発生す
る領域で一時的に変化させて、エンジン側の振動とエン
ジンマウント側の振動との共振を回避させるようにして
いるので、制御性が良い上に、共振によるサージの発生
を確実に防止することができる信頼性の高いエンジンの
サージ防止方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はシステムの説
明図、第2図および第3図は制御設定条件を示す図、第
4図は制御手順を示すフローチャートである。 1・・・エンジン 6・・・電子制御装置 11・・・クランク角センサ 12・・・ディストリビュータ 18・・・イグナイタ F・・・初期設定値 S・・・遅角値 R・・・フィードバック制御領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サージの発生領域で点火時期を初期設定値から遅角させ
    るとともに、その遅角値を制御中心として点火時期をエ
    ンジンの回転変動によりフィードバック制御するように
    したことを特徴とするエンジンのサージ防止方法。
JP25591787A 1987-10-09 1987-10-09 エンジンのサージ防止方法 Pending JPH01100379A (ja)

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JP25591787A JPH01100379A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 エンジンのサージ防止方法

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Cited By (3)

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KR20020031223A (ko) * 2000-10-23 2002-05-01 이처술 통신단자 집적유니트
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