JP3361378B2 - 半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
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Description
法に係り、特に詳細には裏面照射型のCCDイメージセ
ンサの製造に使用される。
CCDの構造は次のようになっている。
長ウエファを使用し、このP型エピタキシャル層の中に
N型ウェルが形成してある。N型ウェル内にはN+ 型の
リセットドレインとフローティングディフージョンが形
成されている。転送クロックがゲート酸化膜上の転送電
極に与えられると、信号電荷を蓄積したり転送するため
のポテンシャル井戸がN型ウェル層に形成される。アウ
トプットゲートを通って信号電荷が注入されるフローテ
ィングディフージョンは出力FETのゲートに接続され
ており、信号電荷はインピーダンス変換されて出力され
る。信号読みだしが終了するとリセットゲートがオン
し、フローティングディフージョンはリセットされる。
対して感度を有するイメージセンサには、裏面入射型C
CDが用いられる。即ち、UV光,軟X線,電子線は吸
収係数が大きいので、ポリシリコン電極等の邪魔になる
ものが入射面に無いCCD、つまりCCD形成面の裏面
から入射を行う裏面入射型CCDが好適である。但し、
通常のシリコン基板の厚みは400〜500μmあるの
で、そのままでは裏面入射には使えない。そこで、シリ
コン基板をメカニカル又はケミカルに薄形化している。
図1は、薄形化したCCDの断面模型図をあらわしてい
る。P型エピタキシャル成長層1上にはN型ウェル層2
が形成され、その上にゲート酸化膜17が形成されてい
る。そして、その上に転送電極15に連なるポリシリコ
ン電極16が形成されている。このようなチップは、光
電変換部において裏面から薄化され、裏面にはSiO2
からなる裏面入射面酸化膜18が形成されている。
付近で生じた信号電荷が、CCDのポテンシャル井戸の
方向に移動しやすくなるような、いわゆるビルトインポ
テンシャル(内部電界)を裏面の入射面に形成する必要
がある。この作業はいわゆる活性化と呼ばれるものであ
り、P型シリコンの裏面入射面に正孔を蓄積させること
から、アキュームレーションとも言われ、代表的にはP
型シリコンに対してはボロン原子をイオン注入すること
で達成される。図2はこれを説明しており、図中の点線
は裏面入射面に活性化プロセスを施していない場合であ
り、裏面入射面付近で生じた信号電荷は、むしろ裏面入
射面酸化膜18側に押しやられるようなビルトインポテ
ンシャルが形成されている。図2の実線はボロンはイオ
ン注入して良好なビルトインポテンシャルを形成した場
合であり、裏面入射面付近で生じた信号電荷も、CCD
のポテンシャル井戸21の方向に移動しやすくなってい
る。
するための具体的な裏面プロセスは、従来は以下のよう
に行われている。
作るプロセス(表面プロセス)を終了し、プローブ検査
で良品チップか否かを判定する。次に、裏面にシリコン
窒化膜をデポジションし、このシリコン窒化膜はケミカ
ルエッチング液のマスクとする。そこで、エッチング時
にチップの周辺部がフレーム状に厚く残るように、周辺
部のシリコン窒化膜を残して、他の部分のシリコン窒化
膜をプラズマエッチングする。そして、CCDが形成し
てあるシリコンの裏面を、シリコン窒化膜をマスクとし
てケミカルエッチングする。
化膜をプラズマCVDでデポジションする。このシリコ
ン酸化膜は、イオン注入のためのバッファー膜、及び反
射防止膜として機能する。そして、ボロンのイオン注入
を行い、イオン注入原子の活性化を行う。
たウエファを、ダイシングテープに張り付ける。そし
て、フルカットのダイシングを行ない、このようにして
分割されたCCDイメージセンサのチップを、セラミッ
クパッケージに組み付ける。そして、ワイヤーボンディ
ングを行い、プローブ検査を行う。
裏面入射型CCD製造の裏面プロセスでは、ゲート酸化
膜が形成してあるCCD表面を他の物体に接触させて処
理することも必要とされ、このためゲート酸化膜が静電
破壊されることがよくあった。特に上記のプロセスにお
いて、裏面のケミカルエッチングからワイヤボンディン
グまでの工程は、CCDが形成してある面(すなわちゲ
ート酸化膜がある面)を下にして置いたり、CCDが形
成してある面を他の物体の張り付けたりするので、ゲー
ト酸化膜の破壊が生じやすい工程である。
防ぐため、従来からいくつかの方法が提唱されている。
特開昭61−121080号に於いては、各電極配線を
相互接続しておき、最終プロセスで相互接続を切り放す
ことで破壊を防止する方法が記されている。また特開昭
63−157471号に於いては、ゲート電極に接続さ
れているポリシリコン配線は、基板または保護ダイオー
ドに接続することとされており、やはり最終プロセスで
切り放すことで破壊を防止するという方法が記されてい
る。
で高歩留まりが期待できるデバイスの製造プロセスにし
か適用できない。たとえば組み立て終了後に、短絡箇所
や保護回路に接続されていた余分な配線を切り放し、検
査を行うとすれば、チップ良否の判定がされる前である
から、チップの全数を組み立てる必要がでてくる。この
時、もしチップの歩留まりが低いと、全工程の終了後に
不良品として捨てるべきものが増えるわけで、大変に効
率が悪い。
して組み立てるためには、組み立て前にプローブ検査を
行い、チップの良否の判定を行わなくてはいけない。従
って、この様な手順を踏んだ場合には、その後の作業で
あるダイシングや組み立て作業中に起こる静電破壊を防
ぐことはできない。
法では、製造上の歩留まりが高いと期待される通常の半
導体素子にしか適応できず、CCDイメージセンサにお
いて、ましてや製造上の歩留まりの低い裏面照射型CC
Dイメージセンサにおいて、前述した静電破壊対策を使
用するのは困難である。
裏面入射型CCD)の製造プロセスにおいて、裏面プロ
セスから組立工程に至るまで、つまりメタル配線終了時
から後のプロセスに至るまでの間で、静電気によるゲー
ト絶縁膜の破壊を無くし、ゲート絶縁膜を有効に保護す
ることにより取り扱いの容易さ及び歩留まりを向上さ
せ、又組み立てに関わるコストを最小限に抑えられる製
造方法を提供する事を目的とする。
イスの製造方法は、半導体チップの表面側に光電変換部
と電荷転送用の電極を含むCCD部を形成すると共に、
このCCD部に接続された複数のボンディングパッドを
形成する第1の工程と、半導体チップの表面側に、複数
のボンディングパッドを短絡するメタル層を形成する第
2の工程と、半導体チップの周辺領域に囲まれた少なく
とも光電変換部に対応する領域を裏面から薄化する第3
の工程と、半導体チップをパッケージにマウントし、該
パッケージの端又とボンディングパッドとの間をボンデ
ィングする第4の工程とボンディングパッドとメタル層
の短絡箇所を切断して裏面照射型CCDイメージセンサ
とする第5の工程とを備えることを特徴とする。
チップごとにCCDの良否を判別することとし、その
後、良品のチップのみについてパッケージにマウントす
るための後工程をなしてもよい。
層で短絡された後に、裏面プロセスと組み立てプロセス
が実行されるので、静電気によりCCD部のゲート酸化
膜が破壊されることがない。また、メタル層によるボン
ディングパッドの短絡の前にプローブ検査をすること
で、良品チップのみについてパッケージへの組み立て工
程を実行できる。さらに、メタル層でCCD部を覆うよ
うにすると、電磁波シールド等によってローノイズ化が
可能になる。
要と原理について、簡単に説明する。
ト酸化膜が破壊されるのを避けるのに一番効果的で、し
かも簡単に実施できる方法は、CCDチップ上のボンデ
ィングパッドを全て短絡しておくことである。しかし、
全てを短絡しなくても、たとえば特定のパッドを選択的
に短絡することでも、ゲート酸化膜の破壊防止いう目的
が達せられるのは当然である。
サの組み立て作業は、良品チップのみについて行うよう
にしたい。なぜなら、イメージセンサの組み立て材料で
あるセラミックパッケージはコスト高であり、組み立て
のための人件費は非常に高いからである。このため、C
CDが完成した段階でプローブ検査を行うようにした
い。それには、一層目のメタル配線が終了した状態でC
CDとしての動作は可能であるように設計が成されてお
り、その段階でプローブ検査を行い、チップの良否の判
定を行っておき、その後に二層目のメタル配線プロセス
を進めるという方法がよい。
クション(ゲート酸化膜の保護)のために用いられ、こ
のためボンディングパッドを全て短絡することのできる
マスクである。
ングパッドより内側のチップ面を全て、いわゆる「ベ
タ」で覆ってしまっても良い。裏面入射型CCDイメー
ジセンサは計測用途であるので、究極のローノイズ特性
が要求される。この時、CCDチップ内に於いてグラン
ド配線が細いと、電流が流れることによって電位勾配が
生じ、出力信号にノイズとして乗ってくる。従って、計
測用でローノイズが必要な裏面入射型CCDでは、太い
Al配線が必要であり、いわゆる「ベタ」層はこの目的
にかなっている。
グランドに落としておけば、外部から入ってくる電磁波
を有効にカットでき、ローノイズCCDが実現可能にな
る。また、受光部(CCD部分)を「ベタ」メタルで覆
ってしまっても、裏面入射型CCDイメージセンサで
は、文字どおり裏面から入射を行うので邪魔にならな
い。
に於いて、グランド回りの強化を一層目のAl配線で行
うのは困難である。なぜならば、一層目のAl配線はす
でにクロックラインや電源ライン等に用いられており、
グランド回りの強化に使用することはできない。従って
裏面入射型CCDでは、グランド回りの強化のために、
二層目のAl配線(メタル層)はどうしても必要であ
り、二層目Al配線でボンディングパッド間の短絡を行
ったとしても、新たなプロセスは増えない。
づきなされた。次に、図面に従い、一実施例のプロセス
を説明する。
面プロセス)を行う。この段階でCCDは動作可能であ
る。埋め込みチャンネル型CCDの場合の平面構造は図
3のようになっており、その出力部周辺の断面構造は、
図4の様になっている。なお、図3と同じ部分には同じ
符号がつけられている。この構造と動作を簡単に説明す
る。基板としてはP/P+ 型エピタキシャル成長ウエフ
ァを使用し、このP型エピタキシャル層1の中にN型ウ
ェル2が形成してある。動作時には、P型エピタキシャ
ル層1がグランドレベルとされ、N型ウェル層2には+
12Vが与えられている。N型ウェル2内にはN+ 型拡
散層3,4が形成され、それぞれリセットドレイン,フ
ローティングディフージョンと呼ばれる。通常の駆動で
は、転送クロックは0V〜+12Vの振幅とされ、転送
電極5,6,7に与えられる。転送クロックがハイレベ
ルの状態では、ゲート酸化膜を介して電圧がN型ウェル
層2に加えられ、信号電荷を蓄積したり転送するため
の、いわゆるポテンシャル井戸が形成される。アウトプ
ットゲート8には+7Vの直流電圧が与えられ、このア
ウトプットゲート8を通って信号電荷はフローティング
ディフージョン4に注入される。フローティングディフ
ージョン4は負荷抵抗12に接続された出力FETのゲ
ート13に接続されており、信号電荷はインピーダンス
変換されて出力される。なお、ソースフォロワー回路の
ドレイン電極11には+15Vが与えられる。信号読み
だしが終了すると、リセットゲート電極9に正パルスが
加えられてリセットゲート9がオンし、フローティング
ディフージョン4はリセットドレイン電圧である+12
Vにリセットされる。
CCDチップのボンディングパッド22にプローブ23
を当て、プローブ検査を行ない、CCDとしての動作が
正常か否かの判定をする。なお、図5(a)の平面構造
は図3と同じであり、図5(b)はその断面模式図なの
で説明を省略する。
Al配線を行う。尚、この2層目Al層(短絡用配線2
0,2層目メタル配線24)でボンディングパッド22
は全て接続され、更に「ベタ」Alの部分24は後にグ
ランド配線回りの強化にも使用される。
ジションする。窒化シリコン膜はシリコンケミカルエッ
チング時のマスクである。尚、ここで裏面にシリコン窒
化膜をデポジションするためには、どうしてもゲート酸
化膜のあるチップ表面がプラズマエッチャーのチャンバ
ーを構成する金属に接触させられる。このため、プラズ
マエッチャーの接地が悪く装置が何等かの電位にあった
り、スピンドライ直後でCCDが形成してあるシリコン
ウエファが帯電していたりすると、従来構造では、ゲー
ト・基板間やゲート・ドレイン(ソース)間に思わぬ電
位差が生じ、ゲート酸化膜を破壊した。しかし、本実施
例の構造では、すべてのボンディングパッド22間はア
ルミニウム配線20,24で確実に短絡されているの
で、ゲート酸化膜に電位差が生じることが無く、従って
破壊することも無い。
は、中央の薄化部の保護の為にフレーム状に厚いまま残
す必要がある。そこで、フレーム状に残すチップ周辺部
分の窒化シリコン膜(マスク)は残したままとし、光な
どの入射部になるチップの裏面中央部分はシリコン窒化
膜を除去する。このため、プラズマエッチャー内で、こ
のチップ中央部分のエッチングが行われる。この時、従
来の方法では、前述と同じ理由によりゲート酸化膜が静
電気で破壊されることがあったが、本発明ではボンディ
ングパッド22間を短絡しておくことによって、ゲート
酸化膜の破壊を防ぐことができるようになった。
チングを行なう。すなわち、通常のシリコン基板の厚み
は400〜500μmあるので、そのままでは裏面入射
には使えず、裏面の入射面付近で発生した信号電荷の移
動距離を短くして信号電荷の再結合を少なくし、又横方
向の信号電荷の拡散を抑えて解像度を低下させないこと
が大切である。そこで、シリコン基板をメカニカル又は
ケミカルに薄形化して、裏面入射面から表面CCDのポ
テンシャル井戸までの距離を、およそ15〜20μmと
している。所定の厚みまでエッチングできたら、ボロン
イオン注入のためのバッファー酸化膜をプラズマCVD
でデポジションする。このバッファ酸化膜は後に反射防
止膜としても使用される。
る。そして注入原子の活性化を行う。CCDにはすでに
Al配線が施してあるので、Alの融点以下の熱処理が
必要であり、具体的には500℃以下である。但し、こ
こではアキュムレーションのための裏面活性化は、イオ
ン注入後に低温電気炉アニールを行う場合を説明してあ
り、他にイオン注入後にエキシマレーザーアニールを行
う、またはワイドバンドギャップ半導体材料を薄くデポ
ジションするなどの方法が適用可能である。この工程が
いわゆるアキュムレーションであり、ボロン注入による
ビルトインポテンシャルによって、信号電荷がCCDの
方向に移動しやすくなる。
イシングテープに張り付ける。この工程でもCCDを形
成するゲート酸化膜が、すでに帯電している可能性があ
るダイシングテープに接触されるが、ボンディングパッ
ド22を短絡しておくことによって、ゲート酸化膜の破
壊を防ぐことができる。
造のダイシングでは、超純水の吹き付けによる帯電か
ら、ゲート酸化膜が破壊するのを防ぐ為、やむをえず水
量を落とし、そのためCCDチップがダイシングの切り
くずで汚れてしまうこともあった。しかし本発明のよう
に、ボンディングパッド間を短絡しておくことによっ
て、ゲート酸化膜の破壊を防ぐことができるので、抵抗
率が十分に高い超純水を、チップが汚れないような流量
でもって使用することが可能である。
7(a),(b)のようにセラミックパッケージ28に
組み込み、ワイヤー26によってチップのボンディング
パッド22とパッケージ28の端子29の間のワイヤー
ボンディングを行う。この段階では、まだ各ボンディン
グパッド22は短絡されたままである。なお、ワイヤボ
ンディングに限らず、例えばバンプボンディングを採用
してもよい。
ッド22を短絡しているAl配線20を切断する。この
作業後、再び各ボンディングパッド22は電気的に独立
になり、CCDは動作可能になる。同時にゲート酸化膜
の静電破壊を保護する機能も失われるが、もはや全ての
プロセスは終了しているので問題ない。図8(a),
(b)が、短絡部をカットした後の状態(27がその部
分)を示している。2層目Alの他の部分24はそのま
ま残し、CCDのグランドラインとして使用される。そ
して、最終検査を行う。
まる前に一度プローブ検査を行い、チップの良否の判定
を行い、その後各ボンディングパッド間を金属配線を利
用して接続しておけば、CCDゲート酸化膜が帯電物に
接触しても、ゲート酸化膜には電圧が加わらないので、
ゲート酸化膜が破壊することは無い。そしてすべてのプ
ロセスが終了した後、良品チップだけを組み立てし、最
後にレーザーカッターを用いて、前述した配線を切断
し、CCDとして動作できるようにする。例えば配線材
料が一番良く用いられるAlならば、YAGレーザーカ
ッター(1.06μm)で1パルス照射すれば十分に切
断可能である。このようなプロセスを経ることで、CC
Dが正常に動作できる良品チップだけを組み立てでき、
更に裏面プロセスや組み立てプロセス時に於いては、静
電破壊から保護が成されているので、不良チップを新た
に発生することはなく、裏面入射型CCDの組み立てコ
ストの低減及び歩留まり向上が可能になった。
…N+ 型拡散層(リセット・ドレイン)、4…N+ 型拡
散層(フローティング・ディフージョン)、5,6,7
…転送電極、8…アウトプットゲート、9…リセットゲ
ート、10…リセットドレイン、11…フローティング
・ディフージョン電極、12…負荷抵抗、13…ゲー
ト、14…ボンディングパッド間の短絡、15…転送電
極、16…ポリシリコン電極、17…ゲート酸化膜、1
8…裏面入射面酸化膜、19…ボンディングパッド間の
短絡、20…短落用配線、21…CCDポテンシャル井
戸、22…ボンディングパッド、23…プローブ、24
…2層目メタル配線、25…層間絶縁層、26…ボンデ
ィングされたワイヤ、27…配線の切断、28…セラミ
ックパッケージ。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体チップの表面側に光電変換部と電
荷転送用の電極を含むCCD部を形成すると共に、この
CCD部に接続された複数のボンディングパッドを当該
半導体チップの表面側に形成する第1の工程と、 前記半導体チップの表面側に、前記複数のボンディング
パッドを短絡するメタル層を形成する第2の工程と、 前記半導体チップの周辺領域に囲まれた少なくとも前記
光電変換部に対応する領域を裏面から薄化する第3の工
程と、 前記半導体チップをパッケージにマウントし、該パッケ
ージの端子と前記ボンディングパッドとの間をボンディ
ングする第4の工程と前記ボンディングパッドと前記メ
タル層の短絡箇所を切断して裏面照射型CCDイメージ
センサとする第5の工程とを備えることを特徴とする半
導体デバイスの製造方法。 - 【請求項2】 半導体チップの表面側に光電変換部と電
荷転送用の電極を含むCCD部を形成すると共に、この
CCD部に接続された複数のボンディングパッドを当該
半導体チップの表面側に形成する第1の工程と、 プローブ検査により前記CCD部の良否を前記半導体チ
ップごとに判別する第2の工程と、 前記半導体チップの表面側に、前記複数のボンディング
パッドを短絡するメタル層を形成する第3の工程と、 前記半導体チップの周辺領域に囲まれた少なくとも前記
光電変換部に対応する領域を裏面から薄化する第4の工
程と、 前記第2の工程で良品とされた前記半導体チップをパッ
ケージにマウントし、該パッケージの端子と前記ボンデ
ィングパッドとの間をボンディングする第5の工程と前
記ボンディングパッドと前記メタル層の短絡箇所を切断
して裏面照射型CCDイメージセンサとする第6の工程
とを備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方
法。 - 【請求項3】 前記メタル層は前記CCD部を覆うよう
に形成することを特徴とする請求項1または2に記載の
半導体デバイスの製造方法
Priority Applications (1)
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JP03240494A JP3361378B2 (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 半導体デバイスの製造方法 |
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