JP3360625B2 - 原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取手段で読み取
った画像を、記録手段で記録紙に記録する画像複写機能
を有する原稿読取記録装置に関するものであり、特に、
読取手段にセットされた原稿の大きさおよび向きに応じ
て自動的に90度回転するか否かを判断して記録を行う
原稿読取記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、読取手段にセットした原稿の
大きさおよび向きに応じた記録紙が記録手段に存在しな
いとき、記録手段において記録可能な記録紙の大きさお
よび向きに応じて、読取手段で読み取った原稿上の画像
を90度回転させて記録する原稿読取記録装置が開発さ
れている。
【0003】例えば読取手段にセットした原稿の大きさ
および向きに一致した記録紙が存在せず、原稿の大きさ
と同じ大きさであるが向きが異なる記録紙が記録手段に
存在しており、かつ、自動用紙選択機能を利用している
場合には、読取手段で読み取った原稿上の画像を90度
回転させて記録する。具体的には、A4の原稿の長辺を
読取手段の主走査方向となるように配置した(この配置
の場合には、以下、原稿大きさに‘R’を付して示す。
この場合には原稿大きさはA4Rとなる)とき、A4R
の記録紙は無いがA4の記録紙が記録手段に装填されて
おり、自動用紙選択機能を利用する場合には、A4Rの
原稿を読み取った後に90度回転処理し、A4の記録紙
に記録することができる。
【0004】このような原稿読取記録装置では、例えば
原稿をセットする方向を間違えた場合でも、90度回転
して記録されるので、適正な複写を行うことができる。
また、記録時に記録紙の向きに応じて自動的に90度回
転を行うので、利用者は記録紙の向きを気にせずに原稿
をセットし、複写動作を開始することができる。さら
に、このような機能を利用し、記録紙の方向と関係な
く、例えばADFの送り方向に原稿の短辺を合わせてセ
ットし、複写を行うことができる。この場合、短時間で
複写時の読取動作を終えることが可能である。
【0005】しかし従来の原稿読取記録装置では、自動
用紙選択の場合に上述のような回転処理を行うのみであ
り、利用者が回転処理を強制的に行わせるあるいは回転
処理を禁止する指定を行うことができなかった。また、
操作者が特定の記録紙を設定した場合には、自動用紙選
択の機能が解除されるため、原稿の向きと記録紙の向き
が異なる場合でも自動的な回転を行わない。そのため、
自動的な回転処理を想定して原稿をセットした操作者
は、意図に反した複写が行われてしまうという問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、回転処理を行うか否かを任
意に設定可能であるとともに、特定の記録紙が指定され
ている場合でも、自動的な回転処理の機能を利用可能な
原稿読取記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿読取記録
装置において、原稿画像を読み取る読取手段と、記録紙
に画像を記録する記録手段と、画像の回転を行うか否か
または回転の適否を自動的に判断するかを設定可能な操
作手段と、回転を行う設定の場合および自動的に判断す
る設定で記録紙および原稿の大きさおよび向きから回転
すると判断した場合に画像を90度回転して記録させる
制御手段を有し、前記制御手段は、前記操作手段におい
て回転の適否を自動的に判断する設定がなされており、
また、特定の記録紙が指定されるとともに倍率として予
め決められている倍率が指定された場合に、指定された
記録紙の大きさおよび向きおよび前記読取手段にセット
された原稿の大きさおよび向きと指定された倍率に応じ
て回転するか否かを判断し、前記予め決められている倍
率以外の倍率が指定された場合には回転しないと判断
し、該判断に応じて前記読取手段で読み取った画像を9
0度回転することを特徴とするものである。また、操作
手段において回転の適否を自動的に判断する設定がなさ
れており、特定の記録紙が指定されるとともに倍率とし
て等倍が指定されている場合も同様に、指定された記録
紙の大きさおよび向きおよび前記読取手段にセットされ
た原稿の大きさおよび向きに応じて回転するか否かを判
断し、該判断に応じて前記読取手段で読み取った画像を
90度回転するように構成することができる。これによ
って、記録紙を指定した場合でも、倍率の指定が等倍あ
るいは予め決められている倍率であれば、自動的な回転
処理の機能を利用することができる。
【0008】また、制御手段が回転すると判断し、さら
に利用者が回転処理を承諾する旨の指示が前記操作手段
から入力された場合に、画像を90度回転して記録させ
るように構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原稿読取記録装
置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示す
ブロック図である。図中、1は主制御部、2は表示部、
3は操作部、4は回転指定キー、5は用紙サイズキー、
6は倍率設定キー、7は読取部、8は原稿サイズセン
サ、9は記録部、10は記録紙カセット、11は記録紙
サイズセンサ、12は90度回転処理回路、13はNC
U、14はモデム、15は画像メモリ、16はRAM、
17はROM、18はバスである。
【0010】主制御部1は、装置全体を制御し、各部を
動作させて、画像送受信機能、複写機能などを実現す
る。特に、複写機能の際には、読取部7に対して原稿上
の画像を読み取らせ、記録部9に対してその画像を記録
紙上に記録させる。このとき、操作部3の回転指定キー
4により画像を回転する設定がなされているときには、
90度回転処理回路12を用いて読取部7で読み取った
画像を90度回転し、記録部9に記録させる。また、操
作部3の回転指定キー4により自動的に画像を回転する
か否かを判定する設定がなされている場合には、原稿の
大きさおよび向きと記録紙の大きさおよび向きと倍率な
どから、画像を回転するか否かを判断する。そして、画
像を回転すると判断した場合には、90度回転処理回路
12を用いて読取部7で読み取った画像を90度回転
し、記録部9に記録させる。
【0011】表示部2は、使用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。特に、操作部
3において画像を回転する設定を行った場合や、自動的
に画像を回転するか否かを判定する設定において画像を
回転すると判定された場合等において、画像を回転する
旨を例えばLEDやLCD等に表示することができる。
【0012】操作部3は、使用者からの情報の入力や、
装置に対する各種の指示を行う際に用いられる。表示部
2とともに用いることにより、各種の機能設定を行うこ
とができる。この例では、操作部3に設けられているキ
ーとして、回転指定キー4、用紙サイズキー5、倍率設
定キー6等を例示している。
【0013】回転指定キー4は、読取部7で読み取った
画像を強制的に90度回転させる設定、逆に回転を禁止
する設定、自動的に画像を回転するか否かを判定する設
定のうちからいずれかを選択して設定するためのキーで
ある。
【0014】用紙サイズキー5は、記録部9に装填され
ている記録紙あるいは例えば図示しない手差しトレイに
装填しようとする記録紙のサイズを設定するためのキー
である。ここで記録紙のサイズとは、記録紙の大きさお
よび向き含めたものであり、大きさが同じでも向きが異
なればサイズが異なるものとする。原稿のサイズの場合
も同様である。
【0015】倍率設定キー6は、画像を拡大または縮小
するときの倍率を設定するためのキーである。ここでは
少なくとも予め設定されている倍率(以下固定倍率と呼
ぶ)のうちから選択できるものとする。例えば等倍や、
A4からB4、A3などへの拡大や、B4からA4,B
5等への縮小などが含まれる。もちろん、任意の倍率を
設定可能に構成してもよい。
【0016】もちろん操作部3にはこれらの他、テンキ
ーなど、種々のキーを有している。なお各種のキーは、
それぞれのキーに機能が設定されていなくても、表示部
2とともに利用することで機能の設定ができる構成でも
よい。また各種のキーは、押しボタンやキーボードのよ
うに機械的に上下動するキースイッチに限らず、表示部
2上に配置されたタッチパネルのような電気的なスイッ
チや、画面上に表示されている仮想的なボタンをポイン
ティングデバイスで指示するものなど、様々な入力手法
を適用することができる。
【0017】読取部7は、原稿上の画像を読み取る。読
取部7としては、例えばイメージスキャナなどの画像入
力機器で構成することができる。読取部7には、原稿の
サイズを判別するための原稿サイズセンサ8が設けられ
ている。なお、利用者から倍率が設定された場合に、そ
の設定されている倍率に従って読取部7で変倍された画
像を読み取るように構成してもよい。
【0018】記録部9は、複写機能において複写記録す
る画像や、ファクシミリ受信機能を有している場合は受
信した画像、その他装置からのメッセージなど、種々の
情報を記録紙上に記録する。記録方法としては、例えば
電子写真方式やインクジェット方式など、種々の方式を
採用することができる。記録部9には、例えば複数のサ
イズの記録紙を記録紙カセット10に装填することがで
きる。記録紙カセット10には、記録紙サイズセンサ1
1が設けられており、記録紙カセット10に装填される
記録紙のサイズ(大きさおよび向き)を検知することが
できる。記録部9は、主制御部1からの指示に従い、記
録紙カセット10に装填された記録紙のいずれか、ある
いは、図示しない手差しトレイが設けられている場合に
はその手差しトレイに載置されている記録紙を選択し、
選択された記録紙を給送して画像を記録する。図1では
記録紙カセット10として2段の例を示しているが、こ
れに限らず、1段、あるいは3段以上であってもよい。
【0019】90度回転処理回路12は、主制御部1に
従って画像を90度回転させる処理を行う。なお、この
90度回転処理回路12を用いずに主制御部1において
ソフトウェアにより90度回転処理を行うことも可能で
ある。
【0020】NCU13は、回線を制御して相手先の通
信端末装置との通信を行う。モデム14は、送受信する
画像データの変復調を行う。画像メモリ15は、読取部
7で読み取った画像データ、記録部9で記録すべき画像
データ、その他処理中の画像データなどを蓄積する。R
AM16は、主制御部1や他の各部の処理においてデー
タの保存等に用いられる。ROM17は、主制御部1の
動作を規定したプログラムや、固定的なデータなどを格
納している。
【0021】バス18は、主制御部1,表示部2,操作
部3,読取部7,原稿サイズセンサ8,記録部9,記録
紙サイズセンサ11,90度回転処理回路12,NCU
13,モデム14,画像メモリ15,RAM16,RO
M17等を互いに接続し、各部相互間のデータ転送を可
能にしている。もちろん、これらのほか、外部記憶装置
など、各種の機器がバス18に接続されていてもよい。
【0022】図2は、本発明の原稿読取記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例における複写動
作の一例を示すフローチャートである。ここでは、複写
機能を利用して原稿上の画像を読み取り、記録紙上にそ
の画像を記録する場合について説明する。複写機能を利
用する場合には、利用者は操作部3から複写機能の利用
を指定するとともに、各種の設定を行うことができる。
例えば、用紙サイズキー5を用いて記録紙のサイズを設
定することができる。もちろん、自動用紙設定の機能を
利用することもできる。また、倍率設定キー6を用いて
拡大あるいは縮小する場合の倍率を設定することができ
る。倍率が設定されなければ、等倍(100%)に設定
することができる。さらに、回転指定キー4によって、
原稿を読み取った画像を強制的に回転させるか、回転を
禁止するか、あるいは自動的に画像を回転するか否かを
判定するかを選択して設定することができる。もちろん
このほかにも、複写枚数等の各種の設定を行うことがで
きる。
【0023】このような各種の設定が行われた後、操作
部3から複写機能の開始が指示されると、まず回転指定
キー4による画像の回転に関する設定を調べる。S21
において、回転指定キー4によって画像の回転を禁止す
る設定がなされているか否かを判定し、画像の回転を禁
止する設定がなされている場合には、S22において、
回転処理を行わずに複写処理を行う。
【0024】画像の回転を禁止する設定がなされていな
い場合には、S23において、回転指定キー4によって
強制的に画像の回転を行う設定がなされているか否かを
判定する。強制的に画像の回転を行う設定がなされてい
る場合には、S24において、読取部7で読み取った画
像を90度回転処理し、記録部9において記録する。こ
の場合、例えば用紙サイズキー5によって特定のサイズ
の記録紙が指定されている場合や、倍率設定キー6によ
って倍率が設定されている場合にも、画像の回転処理を
行う。
【0025】画像の回転を禁止する設定および強制的に
画像の回転を行う設定のいずれも設定されていない場合
には、自動的に画像を回転するか否かを判定する。ただ
し、この例においては、記録紙として特定のサイズが設
定されており、かつ、倍率として固定倍率以外の任意倍
率が設定されている場合には、回転処理を行わない。こ
の判定として、まずS25において、用紙サイズキー5
によって特定のサイズの記録紙が設定されており、か
つ、倍率設定キー6によって倍率が設定されているか否
かを判定する。記録紙の設定のみ、あるいは、倍率の設
定のみの場合には、S28に移り、回転処理を行うか否
かの判定を行う。
【0026】特定のサイズの記録紙が設定され、かつ、
倍率が設定されていても、S26において設定されてい
る倍率が等倍(100%)であるとき、あるいは、S2
7において設定されている倍率が固定倍率である場合に
は、S28に移り、回転処理を行うか否かの判定を行
う。設定されている倍率が等倍あるいは固定倍率ではな
い場合には、S29において回転処理を行わずに複写処
理を行う。
【0027】S28およびS30において、回転処理を
行うか否かの判定を行う。まずS28において、原稿の
向きが記録紙の向きと一致しているか否かを判定する。
原稿の向きは、読取部7に設けられている原稿サイズセ
ンサ8によって知ることができる。また、記録紙の向き
は用紙サイズキー5の設定によって選択された記録紙の
サイズからわかる。あるいは、自動用紙選択の場合には
記録部9の記録紙カセット10に設けられている記録紙
サイズセンサ11によって知ることができる。原稿の向
きと記録紙の向きが一致する場合には、S29において
回転処理を行わずに複写処理を行う。
【0028】原稿の向きと記録紙の向きが異なる場合に
は、S30において、画像を回転した場合に、その回転
した画像が、用紙サイズキー5によって設定されている
サイズの記録紙、あるいは、記録紙カセット10に装填
されているいずれかのサイズの記録紙に収まるか否かを
判定する。記録紙カセット10に装填されている記録紙
のサイズは、記録紙サイズセンサ11によって知ること
ができる。この判定において、倍率設定キー6により倍
率が設定されている場合には、拡大あるいは縮小後の画
像を回転した場合について判定する。回転後の画像が記
録紙に収まらないと判定される場合には、S29におい
て回転処理を行わずに複写処理を行う。
【0029】回転後の画像が記録紙に収まる場合には、
S31において、利用者に対して回転処理を行う旨を表
示部2に表示させ、利用者の指示を待つ。例えば表示部
2には、「回転プリントしますがよろしいですか?」な
どといったメッセージを表示させたり、あるいは、LE
Dの点灯あるいは点滅により表示してもよい。この表示
により、回転処理を行うか否かを利用者に確認させるこ
とができる。なお、表示方法などは任意である。もちろ
ん、表示を行わずに回転処理を実行してもよい。
【0030】S32において、利用者が回転処理を承諾
する旨の指示が操作部3から入力されると、S33にお
いて、読取部7で読み取った画像を90度回転させ、記
録部9において記録紙に記録する。S32で利用者が回
転処理を承諾しなかった場合には、S29において回転
処理を行わずに複写処理を行う。なお、利用者からの承
諾を得ずに回転処理を行うように構成してもよい。
【0031】このようにして、利用者は自動的に画像を
回転するか否かを判定する設定のほかに、強制的に画像
の回転を行う設定や、画像の回転を禁止する設定によっ
て複写動作を行わせることができる。また、用紙サイズ
設定や倍率設定などを行っている場合でも、等倍あるい
は固定倍率が指定され、記録紙と原稿の向きが異なる場
合には、回転処理を行うことによって最適な複写を行う
ことが可能になる。このように、用紙サイズ設定や倍率
設定を行った場合でも、自動的に画像を回転するか否か
を判定する設定を利用し、複写を行うことができる。
【0032】図3は、本発明の原稿読取記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例における複写動
作の具体例の説明図である。いま、図3(A)に示すよ
うに、A4の大きさの原稿を、原稿の短辺を副走査方向
に合わせて、読取部7にセットしたとする。この場合、
原稿サイズセンサ8は原稿のサイズを「A4R」として
検出する。また、利用者は用紙サイズキー5によって、
「A3」のサイズの記録紙を選択し、また倍率設定キー
6によって等倍を設定したとする。
【0033】例えば回転指定キー4によって回転を禁止
する設定がなされている場合には、回転せずに複写する
ので、図3(B)に示すようにA3の記録紙の半分に、
A4Rの原稿の画像が100%で複写される。また、例
えば回転指定キー4によって強制的に回転させる設定が
なされている場合には、A4Rの原稿の画像を回転して
A3の記録紙に複写する。これによって、図3(C)に
示すようにA3の記録紙に90度回転したA4Rの原稿
の画像が100%で複写される。このようにして、回転
させて複写を行いたい場合、あるいは、回転させたくな
い場合には、明示的にそれを指定することができる。
【0034】回転指定キー4によって自動的に画像を回
転するか否かを判定する設定がなされている場合、用紙
サイズの設定と倍率の設定がなされているが、設定され
ている倍率が100%であるため、回転処理を行うか否
かを判定する。原稿サイズであるA4Rと記録紙のサイ
ズであるA3では向きが異なる。そのためさらに、原稿
を回転した画像が記録紙に収まるか否かを判定する。こ
の例の場合にはA4Rサイズの原稿を回転させてもA3
サイズの記録紙に収まるので、利用者に回転処理を行っ
て複写する旨の了承を得た後、90度回転して複写を行
う。すなわち、読取部7で読み取ったA4Rサイズの原
稿の画像を、90度回転処理し、記録部9においてA3
サイズの記録紙に図3(C)に示すように記録すること
ができる。このようにして、用紙サイズや倍率が設定さ
れていても、自動的に画像を回転するか否かを判定する
機能を利用することができる。
【0035】なお、図3(C)では回転後の画像を記録
紙の隅に寄せて記録した例を示しているが、これに限ら
ず、例えば記録紙の中央などに記録するようにしてもよ
い。
【0036】図1に示した例では、複写機能を有するフ
ァクシミリ装置に本発明を適用した例を示したが、本発
明はこれに限られるものではない。例えば通信機能を有
しない複写装置に適用することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、利用者の意図に応じて回転処理を強制的に行
ったり、あるいは回転処理を禁止するなどの設定を行う
ことができる。また、利用者が用紙サイズの設定や倍率
の設定を行っても、自動的に画像を回転するか否かを判
定する機能を利用することができ、原稿と記録紙のサイ
ズに応じて回転処理を行うことによってミスコピーを低
減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例における複写動作の一例を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例における複写動作の具体例の
説明図である。
【符号の説明】
1…主制御部、2…表示部、3…操作部、4…回転指定
キー、5…用紙サイズキー、6…倍率設定キー、7…読
取部、8…原稿サイズセンサ、9…記録部、10…記録
紙カセット、11…記録紙サイズセンサ、12…90度
回転処理回路、13…NCU、14…モデム、15…画
像メモリ、16…RAM、17…ROM、18…バス。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段と、記録紙
    に画像を記録する記録手段と、画像の回転を行うか否か
    または回転の適否を自動的に判断するかを設定可能な操
    作手段と、回転を行う設定の場合および自動的に判断す
    る設定で記録紙および原稿の大きさおよび向きから回転
    すると判断した場合に画像を90度回転して記録させる
    制御手段を有し、前記制御手段は、前記操作手段におい
    て回転の適否を自動的に判断する設定がなされており、
    また、特定の記録紙が指定されるとともに倍率として予
    め決められている倍率が指定された場合に、指定された
    記録紙の大きさおよび向きおよび前記読取手段にセット
    された原稿の大きさおよび向きと指定された倍率に応じ
    て回転するか否かを判断し、前記予め決められている倍
    率以外の倍率が指定された場合には回転しないと判断
    し、該判断に応じて前記読取手段で読み取った画像を9
    0度回転することを特徴とする原稿読取記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作手段において
    回転の適否を自動的に判断する設定がなされており、ま
    た、特定の記録紙が指定されるとともに倍率として等倍
    が指定されている場合に、指定された記録紙の大きさお
    よび向きおよび前記読取手段にセットされた原稿の大き
    さおよび向きに応じて回転するか否かを判断し、該判断
    に応じて前記読取手段で読み取った画像を90度回転す
    ることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、回転すると判断し、さ
    らに利用者が回転処理を承諾する旨の指示が前記操作手
    段から入力された場合に、画像を90度回転して記録さ
    せることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    原稿読取記録装置。
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