JP4289189B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像を記録用紙上に形成する画像形成装置に関し、詳しくは、用紙サイズが異なる複数の原稿がADF(自動原稿給送装置)を利用するなどして連続的に読取られた画像を順次各原稿の用紙サイズに対応する記録用紙上に形成する機能を備えた画像形成装置に関する。
近年のADFを備えた複写機等の画像形成装置は、用紙サイズが異なる複数の原稿がADFに混載されても、同じ用紙サイズの複数の原稿がADFに載置された場合と同様に、連続的に複写処理することができるものが多い。かかる複写機は、ADFに載置されて順次繰り出される原稿の用紙サイズを1枚毎に判別し、原稿1枚毎に画像形成すべき記録用紙の用紙サイズを決定する。そして、決定したサイズの記録用紙を当該用紙サイズの記録用紙が収容されている給紙カセットから取り出して、これに対応する原稿の画像を形成する。
なお、特許文献1には、ブックスキャナ等を用いて画像を読取った原稿の用紙サイズが非定型サイズであるため、原稿に対応する記録用紙の用紙サイズが判別できない場合、ユーザに画像を形成すべき記録用紙の用紙サイズの指示を要求する画像形成装置が開示されている。この装置は、記録用紙の用紙サイズが指示されると、指示された用紙サイズの記録用紙上に原稿の画像を形成し、前記非定型サイズの原稿の用紙サイズと指示された記録用紙の用紙サイズの対応を記憶し、その後、前記非定型サイズの原稿と同じ用紙サイズの原稿の画像を読取った場合に、当該原稿の用紙サイズと対応付けて記憶している用紙サイズの記録用紙上にその原稿の画像を形成する。従って、この画像形成装置によれば、原稿の用紙サイズに対応する記録用紙を判別できない原稿であっても、1度用紙サイズの指示操作を行えば、その後同サイズの原稿の画像を読取ったときに再び指示操作をする必要がなくなる。
特開2003−267570号公報
しかしながら、従来のADFを備えた複写機等の画像形成装置において、用紙サイズが異なる複数の原稿がADFを利用するなどして連続的に読取られた画像を順次各原稿用紙サイズに対応する記録用紙上に形成する1つのジョブを実行している際に、何れかの原稿の用紙サイズに対応する記録用紙が給紙カセットに収容されていない場合に、当該用紙サイズに代えて画像を形成すべき記録用紙の用紙サイズの指示を要求し、原稿と記録用紙の用紙サイズの対応を記憶して、ユーザの指示操作を省略できるようなものは存在しなかった。そのため、再度同サイズの原稿の画像を形成しようとするときは、その都度、画像形成処理動作が停止し、ユーザは使用すべき記録用紙の用紙サイズを指示操作しなければならなかった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、用紙サイズが異なる複数の原稿の画像を順次各原稿の用紙サイズに対応する記録用紙上に形成する際に、原稿の用紙サイズに対応する記録用紙が給紙カセットに収容されていないことにより画像形成処理を停止して、代替して使用すべき記録用紙の用紙サイズの指示操作を要求する画像形成装置において、当該要求を行う回数を最小限に抑えることにより、操作の簡素化を図ることを可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1記載の画像形成装置は、それぞれ異なる用紙サイズの記録用紙を収容する複数の給紙部を有し、1つのジョブとして連続的に読取られた、用紙サイズが異なる複数の原稿の画像をそれぞれの原稿の用紙サイズに応じて前記複数の給紙部から選択して取り出した記録用紙上に順次形成する手段を備えた画像形成装置において、記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき代替給紙部を記憶するための記憶手段と、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙部に記録用紙が収容されているか否かを判断する判断手段と、該判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、前記記憶手段に代替給紙部が記憶されている場合に、当該代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第1画像形成手段と、前記判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、前記記憶手段に代替給紙部が記憶されていない場合に、給紙部に記録用紙が収容されていない旨を報知するとともに画像形成処理を中断する手段と、前記中断中に、前記記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき他の給紙部の指示を受付ける受付手段と、受付けた他の給紙部を前記代替給紙部として前記記憶手段に記憶するとともに、中断した前記画像形成処理を再開して記憶した前記代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第2画像形成手段と、を備えることにある。
請求項2記載の画像形成装置は、それぞれ異なる用紙サイズの記録用紙を収容する複数の給紙部を有し、1つのジョブとして連続的に読取られた、用紙サイズが異なる複数の原稿の画像をそれぞれの原稿の用紙サイズに応じて前記複数の給紙部から選択して取り出した記録用紙上に順次形成する手段を備えた画像形成装置において、原稿の用紙サイズに応じて選択される給紙部に代替して選択すべき代替給紙部を給紙部毎に記憶するための記憶手段と、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙部に記録用紙が収容されているか否かを判断する判断手段と、該判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、該給紙部に対応する代替給紙部が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第3画像形成手段と、前記判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、該給紙部に対応する代替給紙部が前記記憶手段に記憶されていない場合に、給紙部に記録用紙が収容されていない旨を報知するとともに画像形成処理を中断する手段と、前記中断中に、前記記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき他の給紙部の指示を受付ける受付手段と、受付けた他の給紙部を記録用紙が収容されていない前記給紙部の代替給紙部として前記記憶手段に記憶するとともに、中断した前記画像形成処理を再開して記憶した前記代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第4画像形成手段と、を備えることにある。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、原稿単位処理モード又はジョブ単位処理モードの何れかの指定を受付けて設定する原稿処理モード設定手段をさらに備え、原稿処理モードが原稿単位処理モードに設定されている場合には、前記第2又は第4画像形成手段は、前記受付手段が受付けた他の給紙部を前記代替給紙部として前記記憶手段に記憶せずに、中断した前記画像形成処理を再開して前記受付手段が受付けた代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する、ことにある。
請求項1の発明によれば、代替して使用すべき記録用紙の用紙サイズの指示操作を1回に抑えることができ、操作の簡素化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、代替して使用すべき記録用紙の用紙サイズの指示操作を記録用紙が収容されていない給紙部毎に各1回行えばよいので、指示操作の簡素化を図ることができる。また、記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき代替給紙部は給紙部毎に記憶されるので、本来使用すべき用紙サイズの記録用紙が給紙部に収容されていなくても、次に適した用紙サイズの記録用紙上に画像を形成することができる。
請求項3の発明によれば、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されてない場合に、原稿1枚毎にユーザが代替して選択すべき給紙部を指示することができる。これにより、例えば、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていない場合に、自動的に他の給紙部から記録用紙を取り出して、原稿の画像を形成すると、画像を形成された記録用紙の大部分に余白ができるため、都合が悪いと感じるときなどは、ユーザは代替して選択すべき給紙部を原稿1枚毎に指示することができる。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について、図面に基づいて説明する。画像形成装置1は、図1に示すように、制御部(MPU:Microprocessing Unit)2、原稿読取部3、コーデック4、画像メモリ5、記録部6、操作部7、表示部8、ROM(Read Only Memory)9、及びRAM(Random Access Memory)10を備えたものであって、各部2乃至10はバス11によって通信可能に接続されている。
制御部(MPU)2は、画像形成装置1の各部の動作を制御する制御手段として機能する。原稿読取部3は、原稿の画像を読取るものであり、原稿を自動的に搬送する自動原稿給送装置(ADF:Automatic Document Feeder)12を用いて原稿の画像を読取る場合、図2に示すように、自動原稿給送装置12は、原稿トレイ13に載置された原稿を1枚ずつ、複数のローラ14の駆動により搬送路15へと送り込み、画像読取センサ16によって画像が読取られた原稿を、排紙トレイ17に排出する。搬送路15の入り口付近には、原稿センサ18が、図3の概念図に示すように、原稿Aが搬送される方向に対して直角方向に適宜間隔をおいて複数個設けられており、検知信号が原稿サイズ検出回路19に出力されるようになっている。なお、複数のローラ14は、図示しないステップモータの駆動力が伝達されて駆動する。
原稿サイズ検出回路19は、各原稿センサの出力信号の状態から原稿の用紙幅を検出すると同時に、各原稿センサの出力信号の状態と、ステップモータの回転数とに基づき、原稿の用紙長さを検出する。
コーデック4は、原稿読取部3から出力された画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式又はMH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)方式等により順次圧縮符号化する。画像メモリ5は、原稿読取部3から出力された画像データやコーデック4において符号化された画像データ等を格納する。
記録部6は、それぞれ異なるB5、A4、B4、A3等の用紙サイズの記録用紙を収容する複数の給紙部としての給紙カセット20a乃至20dを有し、制御部2が選択した給紙カセットから、所定の用紙サイズの記録用紙を取り出し、その記録用紙上に画像メモリ5から読み出された画像データの画像を形成する。画像データの画像を記録用紙上に形成する場合、図2に示すように、所定の給紙カセットから、給紙ローラ21の駆動により、1枚ずつ記録用紙を取り出して、搬送路22に送り込み、複数のローラ23の駆動により、記録用紙を搬送路22に沿って、感光体ドラム24の方へ搬送する。そして、感光体ドラム24により画像を形成された記録用紙は、排紙ローラ25の駆動により、排紙トレイ26に排紙される。複数の給紙カセット20a乃至20dのそれぞれには、図示しないが、記録用紙の有無を検知する記録用紙センサが設けられている。
操作部7は、原稿の画像を記録用紙上に形成することを指示するためのスタートキー、コピー部数等を入力するためのテンキー、各種設定を行うためのカーソルキーなど、表示部8と連動した各種操作キーを備えている。表示部8は、例えば、図4に示すように、各種の設定画面や画像形成装置1の動作状態などを表示する。また、原稿トレイ13に載置された用紙サイズが異なる複数の原稿の画像を自動原稿給送装置12を用いて連続的に読取って、読取った(1つのジョブとして連続的に読取られた)用紙サイズが異なる原稿の画像をそれぞれの原稿の用紙サイズに応じて複数の給紙カセット20a乃至20dから選択して取り出した記録用紙上に順次形成する混載原稿モードの設定を受け付ける混載原稿モードボタン27を備えている。ユーザによって混載原稿モードボタン27が押圧されると、この設定を受け付けてRAM10に記憶し、RAM10がこの設定を記憶しているときは、図示しないが、混載原稿モードボタン27の背景と文字の色が反転する。
ROM9は、制御部2によりこの画像形成装置1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを格納している。RAM10は、画像形成装置1の処理動作に用いる設定情報や動作情報等の各種データを読出し及び書込み可能な状態で格納するメモリである。また、RAM10は、記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき代替給紙カセットを記憶するための記憶手段であり、なお且つ、原稿の用紙サイズに応じて選択される給紙部に代替して選択すべき代替給紙カセットを給紙カセット毎に記憶するための記憶手段であるカセット記憶領域28を形成する。
上述の構成を備える画像形成装置1は、用紙サイズが異なる複数の原稿が自動原稿給送装置12に混載され、混載原稿モードで画像形成処理を行っている際に、選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていないと判断した場合、画像形成処理を中断して、ユーザに、代替して選択すべき他の給紙カセットの指示、及び、画像形成処理再開後に再び、選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていないことが検出された場合に実行すべき処理モードの指示を要求する。指示される処理モードは、第1ジョブ単位処理モード、第2ジョブ単位処理モード、及び原稿単位処理モードの中からユーザによって選択指定される。以下、各原稿処理モードについて説明する。
第1ジョブ単位処理モードが指定された場合の処理動作について図5に基づいて説明する。例えば、図示するように4つの給紙カセット20a乃至20dのうち、記録用紙が収容されていない給紙カセット20a、20bが2つ存在する状態で、前述のように画像形成処理が中断され、ユーザによって、第1ジョブ単位処理モード及び代替して選択すべき給紙カセット20cの指示がなされると、制御部2は、指示された給紙カセット20cを代替給紙カセットとしてカセット記憶領域28に記憶する。そして、中断した画像形成処理を再開し、記録部6を制御して、代替給紙カセット20cから記録用紙を取り出して、原稿Bの画像を形成する(第2画像形成手段)。その後、制御部2は、原稿Cの用紙サイズに応じて選択した給紙カセット20cに記録用紙が収容されていると判断した場合は、選択した給紙カセット20cから記録用紙を取り出して原稿Cの画像を形成し、原稿Dの用紙サイズに応じて選択した給紙カセット20bに記録用紙が収容されていないと判断した場合は、記録部6を制御して、カセット記憶領域28に記憶している代替給紙カセット20cから記録用紙を取り出して原稿Dの画像を形成する(第1画像形成手段)。なお、カセット記憶領域28の記憶は、混載原稿モードによる1つのジョブが終了すると消去される。
第2ジョブ単位処理モードが指定された場合の処理動作について図6に基づいて説明する。例えば、図示するように4つの給紙カセット20a乃至20dのうち、記録用紙が収容されていない給紙カセット20a、20cが2つ存在する状態で、前述のように画像形成処理が中断され、ユーザによって、第2ジョブ単位処理モード及び代替して選択すべき給紙カセット20bの指示がなされると、制御部2は、指示された給紙カセット20bを給紙カセット20aの代替給紙カセットとしてカセット記憶領域28に記憶する。そして、中断した画像形成処理を再開し、記録部6を制御して、代替給紙カセット20bから記録用紙を取り出して、原稿Eの画像を形成する(第4画像形成手段)。その後、制御部2は、原稿Fの用紙サイズに応じて選択した給紙カセット20cに記録用紙が収容されていないと判断し、当該給紙カセット20cに対応する代替給紙カセットがカセット記憶領域28に記憶されていないと判断した場合は、画像形成処理を中断して、他の給紙カセットの指示を要求し、指示された給紙カセット20dを給紙カセット20cの代替給紙カセットとしてカセット記憶領域28に記憶する。そして、中断した画像形成処理を再開し、記録部6を制御して、記憶した代替給紙カセット20dから記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する。その後、制御部2は、原稿G、Hの用紙サイズに応じて選択した給紙カセット20a、20cに記録用紙が収容されていないと判断し、当該給紙カセットに対応する代替給紙カセットがカセット記憶領域28に記憶されているか否かを判断する。この場合は、上述のように、給紙カセット20aの代替給紙カセットとして給紙カセット20bが、給紙カセット20cの代替給紙カセットとして給紙カセット20dが既に記憶されているので、画像形成処理を中断することなく、記録部6を制御して、カセット記憶領域28に記憶している代替給紙カセット20b、20dから記録用紙を取り出して原稿G、Hの画像を形成する(第3画像形成手段)。なお、カセット記憶領域28の記憶は、混載原稿モードによる1つのジョブが終了すると消去される。
原稿単位処理モードが指定された場合の処理動作について説明する。前述のように画像形成処理が中断され、ユーザによって、原稿単位処理モード及び代替して選択すべき給紙カセットの指示がなされると、制御部2は、指示された他の給紙カセットを一時的にRAM10に記憶するとともに該給紙カセットから記録用紙を取り出して画像形成する。このとき、指示された他の給紙カセットは、RAM10に一時的に記憶されるが、各頁の画像形成処理が完了するとともに消去される。すなわち、第1及び第2ジョブ単位処理モードのように、指示された他の給紙カセットは代替給紙カセットとしてカセット記憶領域28に記憶されない。そして、画像形成処理再開後も選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていない場合、画像形成処理を中断して、指示された他の給紙カセットから記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する。
上記のように構成された画像形成装置1において、原稿トレイ13に載置された用紙サイズが異なる複数の原稿の画像を連続的に読取って、読取った画像を記録用紙上に順次形成する場合の画像形成装置1の処理動作について、図7乃至図10に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のフローチャートに基づいて説明する画像形成装置1の処理動作は、ROM9に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する命令に従って行われる。
操作部7のスタートキーが押下されること等による、開始命令があると(S1:YES)、混載原稿モードの設定がなされているか否かを判断する(S2)。混載原稿モードの設定がなされていなければ(S2:NO)、複数の原稿の画像を記録用紙上に全て形成するまで、原稿1枚毎に画像を読取り、ユーザによって指示された設定や検出された原稿の用紙サイズ等に基づいて選択された給紙カセットから記録用紙を取り出して、その記録用紙上に画像を形成する(S3、S4)。
混載原稿モードの設定がなされていれば(S2:YES)、混載原稿モードで画像形成処理を開始する(S5)。まず、複数の原稿のうちの1枚の原稿の画像を読取るとともに、制御部2は、その原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されているか否かを判断する(S6)。具体的には、原稿の画像を読取るとともに原稿サイズ検出回路19が検出した原稿の用紙長さ及び用紙幅に基づいて、制御部2は、使用すべき記録用紙の用紙サイズを決定し、決定した用紙サイズの記録用紙が収容されている給紙カセットを選択する。そして、原稿センサの検知結果に基づいて、選択した給紙カセットに記録用紙が収容されているか否かを判断する(判断手段)。なお、使用すべき記録用紙の用紙サイズの決定は、原稿の用紙サイズと、拡大/縮小等の倍率に基づいて行われるが、倍率が等倍である場合、原稿の用紙サイズを使用すべき記録用紙の用紙サイズとして決定する。
原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていれば(S6:YES)、制御部2は、記録部6を制御して、選択した給紙カセットから記録用紙を取り出して、記録用紙上に読取った原稿の画像を形成する(S7)。そして、原稿トレイ13に次原稿があれば(S8:YES)、次原稿に対して、前記S6の処理動作を行う。
原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていないと判断した場合(S6:NO)、制御部2は、画像形成処理を中断して(S9)、選択した給紙カセットに記録用紙がないことと、原稿処理モードの指定を要求する情報を報知する(S10)。例えば、図11に示すように、表示部8に、画像形成処理が中断したことを報知するメッセージと、原稿処理モードの指定を要求するメッセージと、何れかの原稿処理モード(第1ジョブ単位処理モード、第2ジョブ単位処理モード、又は原稿単位処理モード)の指定を受付けて設定する原稿処理モード設定手段としての原稿処理モード設定ボタン29と、給紙カセット内の記録用紙の有無を示す模式図と、を表示する。
原稿単位処理モードの指定を受付けると(S11:原稿単位処理モード)、記録用紙が収容されていない給紙カセットに代替して選択すべき他の給紙カセットの指示を要求する情報を報知する(S101)。例えば、図12に示すように、表示部8に、代替して選択すべき給紙カセットの指示を要求するメッセージと、設定している原稿処理モードを報知するメッセージと、記録用紙が収容されていない給紙カセットに代替して選択すべき他の給紙カセットの指示を受付ける受付手段としての給紙カセット指示ボタン30と、給紙カセット内の記録用紙の有無を示す模式図と、を表示する。給紙カセット指示ボタン30が選択され、他の給紙カセットが指示されると(S102:YES)、指示された他の給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S103)。次原稿があれば(S104:YES)、次原稿の画像を読取り、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されているか否かを判断し(S105)、記録用紙が収容されていれば(S105:YES)、選択した給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を記録用紙上に形成する(S106)。記録用紙が収容されていなければ(S105:NO)、画像形成処理を中断して(S107)、選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていないことを報知し(S108)、前記S101乃至S104の処理動作を行う。原稿単位処理モードでは、ジョブが終了するまで、原稿1枚毎に、前記S101乃至S108の処理動作を繰り返し行う。これにより、例えば、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていない場合に、自動的に他の給紙カセットが選択されて、その記録用紙上に原稿の画像がされると、画像を形成された記録用紙の大部分に余白ができるため、都合が悪いと感じるときなどは、ユーザは代替して選択すべき給紙カセットを原稿1枚毎に指示することができる。
一方、S11において、第1ジョブ単位処理モードの指定を受付けると(S11:第1ジョブ単位処理モード)、前記S101と同様に、記録用紙が収容されていない給紙カセットに代替して選択すべき他の給紙カセットの指示を要求する情報を報知する(S201)。他の給紙カセットが指示されると(S202:YES)、指示された他の給紙カセットを代替給紙カセットとして、カセット記憶領域28に記憶するとともに(S203)、記憶した代替給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S204)。そして、次原稿があれば(S205:YES)、次原稿の画像を読取り、原稿の用紙サイズに応じて選択したカセットに記録用紙が収容されているか否かを判断する(S206)。選択した給紙カセットに記録用紙が収容されている場合は(S206:YES)、選択した給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S207)。選択した給紙カセットに記録用紙が収容されておらず(S206:NO)、選択した給紙カセットに対応する代替給紙カセットをカセット記憶領域28に記憶していれば(S208:YES)、代替給紙カセットに記録用紙が収容されているか否かを判断する(S209)。代替給紙カセットに記録用紙が収容されていれば(S209:YES)、代替給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S210)。代替給紙カセットに記録用紙が収容されていなければ(S209:NO)、画像形成処理を中断して(S211)、代替給紙カセットに記録用紙がないことを報知し(S212)、前記S201乃至S205の処理を行う。また、選択した給紙カセットに対応する代替給紙カセットをカセット記憶領域28に記憶していなければ(S208:NO)、画像形成処理を中断し(S213)、選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていないことを報知して(S214)、前記201乃至205の処理動作を行う。第2ジョブ単位処理モードでは、ジョブが終了するまで、原稿1枚毎に、前記S201乃至S214の処理動作を繰り返し行い、ジョブが終了すると、カセット記憶領域28の情報を消去する(S215)。これにより、代替して使用すべき記録用紙の用紙サイズの指示操作を記録用紙が収容されていない給紙部毎に各1回行えばよいので、指示操作の簡素化を図ることができる。また、記録用紙が収容されていない給紙カセットに代替して選択すべき代替給紙カセットは給紙カセット毎に記憶されるので、本来使用すべき用紙サイズの記録用紙が給紙部に収容されていなくても、次に適した用紙サイズの記録用紙上に画像を形成することができる。
また一方、S11において、第1ジョブ単位処理モードの指定を受付けると(S11:第1ジョブ単位処理モード)、前記S101と同様に、記録用紙が収容されていない給紙カセットに代替して選択すべき他の給紙カセットの指示を要求する情報を報知する(S301)。他の給紙カセットが指示されると(S302:YES)、指示された他の給紙カセットを代替給紙カセットとして、カセット記憶領域28に記憶するともに(S303)、記憶した代替給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S304)。そして、次原稿があれば(S305:YES)、次原稿の画像を読取り、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙カセットに記録用紙が収容されているか否かを判断する(S306)。選択した給紙カセットに記録用紙が収容されている場合は(S306:YES)、選択した給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S307)。選択した給紙カセットに記録用紙が収容されていない場合は(S306:NO)、カセット記憶領域28に代替給紙カセットとして記憶している給紙カセットに記録用紙が収容されているか否かを判断する(S308)。記録用紙が収容されていれば(S308:YES)、代替給紙カセットから記録用紙を取り出して、読取った原稿の画像を形成する(S309)。代替給紙カセットに記録用紙が収容されていなければ(S308:NO)、画像形成処理を中断し(S310)、代替給紙カセットに記録用紙がないことを報知して(S311)、前記S301乃至前記S305の処理動作を行う。第1ジョブ単位処理モードでは、ジョブが終了するまで、原稿1枚毎に、前記S301至S311の処理動作を繰り返し行い、ジョブが終了すると、カセット記憶領域28の情報を消去する(S312)。これにより、代替して使用すべき記録用紙の用紙サイズの指示操作を1回に抑えることができ、操作の簡素化を図ることができる。
本発明は、例えば、複写機能及び自動原稿給送機能を備えた画像形成装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す概略断面図。 自動原稿給送装置によって原稿が搬送され、原稿幅等を検出するしくみを説明する説明図。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の表示部に原稿処理モードボタンを表示した状態の一例を示す図。 選択される給紙カセットについての説明図。 選択される給紙カセットについての説明図。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が実行する処理動作を示したフローチャート。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が実行する処理動作を示したフローチャート。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が実行する処理動作を示したフローチャート。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が実行する処理動作を示したフローチャート。 代替給紙カセットの指示を要求する情報などを表示部に表示した状態の一例を示す図。 原稿処理モードの指定を要求する情報などを表示部に表示した状態の一例を示す図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 制御部
6 記録部
9 ROM
10 RAM
20 給紙カセット
28 カセット記憶領域
29 原稿処理モード設定ボタン
30 給紙カセット指示ボタン

Claims (3)

  1. それぞれ異なる用紙サイズの記録用紙を収容する複数の給紙部を有し、1つのジョブとして連続的に読取られた、用紙サイズが異なる複数の原稿の画像をそれぞれの原稿の用紙サイズに応じて前記複数の給紙部から選択して取り出した記録用紙に順次形成する手段を備えた画像形成装置において、
    記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき代替給紙部を記憶するための記憶手段と、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙部に記録用紙が収容されているか否かを判断する判断手段と、該判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、前記記憶手段に代替給紙部が記憶されている場合に、当該代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第1画像形成手段と、前記判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、前記記憶手段に代替給紙部が記憶されていない場合に、給紙部に記録用紙が収容されていない旨を報知するとともに画像形成処理を中断する手段と、前記中断中に、前記記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき他の給紙部の指示を受付ける受付手段と、受付けた他の給紙部を前記代替給紙部として前記記憶手段に記憶するとともに、中断した前記画像形成処理を再開して記憶した前記代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第2画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. それぞれ異なる用紙サイズの記録用紙を収容する複数の給紙部を有し、1つのジョブとして連続的に読取られた、用紙サイズが異なる複数の原稿の画像をそれぞれの原稿の用紙サイズに応じて前記複数の給紙部から選択して取り出した記録用紙に順次形成する手段を備えた画像形成装置において、
    原稿の用紙サイズに応じて選択される給紙部に代替して選択すべき代替給紙部を給紙部毎に記憶するための記憶手段と、原稿の用紙サイズに応じて選択した給紙部に記録用紙が収容されているか否かを判断する判断手段と、該判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、該給紙部に対応する代替給紙部が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第3画像形成手段と、前記判断手段により記録用紙が給紙部に収容されていないと判断し、且つ、該給紙部に対応する代替給紙部が前記記憶手段に記憶されていない場合に、給紙部に記録用紙が収容されていない旨を報知するとともに画像形成処理を中断する手段と、前記中断中に、前記記録用紙が収容されていない給紙部に代替して選択すべき他の給紙部の指示を受付ける受付手段と、受付けた他の給紙部を記録用紙が収容されていない前記給紙部の代替給紙部として前記記憶手段に記憶するとともに、中断した前記画像形成処理を再開して記憶した前記代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する第4画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 原稿単位処理モード又はジョブ単位処理モードの何れかの指定を受付けて設定する原稿処理モード設定手段をさらに備え、原稿処理モードが原稿単位処理モードに設定されている場合には、前記第2又は第4画像形成手段は、前記受付手段が受付けた他の給紙部を前記代替給紙部として前記記憶手段に記憶せずに、中断した前記画像形成処理を再開して前記受付手段が受付けた代替給紙部から記録用紙を取り出して原稿の画像を形成する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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