JP3359461B2 - システム終了処理方法および装置 - Google Patents
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Description
電電源装置によりコンピュータを停電から保護するシス
テムにおける停電時のシステム終了処理に係り、特に無
停電電源装置の運用効率を改善するためのシステム終了
処理方法および装置に関する。
て用いられているコンピュータは、データ保持の観点か
らバッテリを用いた無停電電源装置に接続して、停電に
対する保護を行っていることが多い。
おいて、停電時に実行されるシステム終了処理は、無停
電電源装置内のバッテリ残量がごく僅かになった場合に
のみ、緊急手段として、「緊急システム終了処理」を行
っていた。
量と、システム終了処理の未終了部分との割合の比較は
なされておらず、そのため、たとえシステム終了処理中
に電源供給が復活したとしても、システム終了処理を、
システムの電源が遮断されるまで完全に実行していた。
に電源供給が復活した場合にも、手動でコンピュータの
電源を投入する必要があった。
無停電電源装置を用いたシステムにおいては、停電時に
実行されるシステム終了処理は、無停電電源装置内のバ
ッテリ残量がごく僅かになった場合にのみ、緊急手段で
ある「緊急システム終了処理」が行われており、無停電
電源装置内のバッテリ残量と、システム終了処理とを関
連付けた制御は行われていなかった。そのため、たとえ
システム終了処理中に電源供給が復活したとしても、シ
ステム終了処理によりシステムの電源が遮断されてお
り、また、コンピュータの電源が遮断された後に電源供
給が復活した場合にも、手動でコンピュータの電源を投
入するようにしていた。
ステム終了処理が全て行えるか、あるいは最小限の処理
しかできないか、がバッテリ残量により決定されてしま
っていた。また、システム終了処理中に電源供給が復活
した場合にも、一度全てのシステム終了処理を実行した
後に、システムを再起動しなければならなかった。ま
た、システムの終了処理後、コンピュータの電源が遮断
された後に、電源供給が復活した場合には、オペレータ
が電源を投入しなければならなかった。
れたもので、バッテリ残量およびシステム終了処理の未
終了部分の割合を監視して、そのときのバッテリ残量に
応じて、最適なシステム終了処理を実行し得るシステム
終了処理方法および装置を提供することを目的としてい
る。
処理中に電源供給が復活した場合に、そのまま電源遮断
せずにシステムを再起動し得るシステム終了処理方法お
よび装置を提供することにある。
ム終了処理後にコンピュータの電源が遮断された後、電
源供給が復活した場合に自動的にシステムを再起動し得
るシステム終了処理方法および装置を提供することにあ
る。
を解決するため、次のように構成する。本発明に係るシ
ステム終了処理方法は、バッテリを有する無停電電源装
置を介して主電源よりの電源供給を受けるシステムにお
いて、前記主電源から前記無停電電源装置への電源供給
停止が所定時間以上継続することにより前記主電源の停
電を検出する停電検出ステップと、少なくとも前記停電
検出ステップにより停電が検出されたときに、無停電電
源装置内のバッテリ残量を監視するバッテリ監視ステッ
プと、前記バッテリ監視ステップのバッテリ残量の情報
に基づき、重要度に応じてシステムの電源遮断まで段階
的にシステム終了処理を行うた終了処理ステップと、前
記終了処理ステップの動作中に前記バッテリ監視ステッ
プによるバッテリ残量の情報が変化した場合、その変化
に応じて前記システム終了処理の段階を制御する段階制
御ステップとを有することを特徴とする〔請求項1〕。
遮断以前に主電源よりの電源供給が復活した場合にシス
テム終了処理を中断してシステムを回復させる回復ステ
ップを含んでいてもよい〔請求項2〕。
るためにシステムを再起動する再起動ステップを含んで
いてもよい〔請求項3〕。前記システム終了処理方法
は、システムの電源遮断後に主電源よりの電源供給が復
活した場合にシステムを再起動する再起動ステップを、
さらに含んでいてもよい〔請求項4〕。
ッテリを有する無停電電源装置を介して主電源よりの電
源供給を受けるシステムに設けられ、前記主電源から前
記無停電電源装置への電源供給停止が所定時間以上継続
することにより前記主電源の停電を検出するための停電
検出手段と、少なくとも前記停電検出手段により停電が
検出されたときに、無停電電源装置内のバッテリ残量を
監視するためのバッテリ監視手段と、前記バッテリ監視
手段のバッテリ残量情報に基づき、重要度に応じてシス
テムの電源遮断まで段階的にシステム終了処理を行うた
めの終了処理手段と、前記終了処理手段の動作中に前記
バッテリ監視手段によるバッテリ残量情報が変化した場
合、その変化に応じて前記システム終了処理の段階を制
御するための段階制御手段とを具備することを特徴とす
る〔請求項5〕。
以前に主電源よりの電源供給が復活した場合にシステム
終了処理を中断してシステムを回復させるための回復手
段を含んでいてもよい〔請求項6〕。
めにシステムを再起動するための再起動手段を含んでい
てもよい〔請求項7〕。前記再起動手段は、システムの
電源遮断後に主電源よりの電源供給が復活した場合にも
システムを再起動するための手段を含んでいてもよい
〔請求項8〕。むことを特徴とする請求項7に記載のシ
ステム終了処理装置。
遮断後に主電源よりの電源供給が復活した場合にシステ
ムを再起動するための再起動手段を、さらに含んでいて
もよい〔請求項9〕。
は、電源供給停止時にシステム終了処理を実行する際、
バッテリ容量と終了処理の残量とを比較して、段階的に
終了処理を実行するので、随時、その時の最適処理を実
行することが可能になる。また、システム終了中に停電
が回復した場合のシステム再起動も素早く行うことがで
きる。さらに、システム終了後の電源供給復活時にも無
人で再起動を行うことができるので、高効率でしかも高
い信頼性を得ることができる。
する。 〔実施例1〕本発明の第1の実施例による原理的なシス
テム終了処理装置を適用したシステムの構成を図1に示
している。
電電源装置2および主電源3を具備し、さらにコンピュ
ータ1には本発明によるシステム終了処理を実行するシ
ステム終了処理部4を含んでいる。
ら電源ケーブルC1を介して電源供給がなされ、無停電
電源装置2へは、電源ケーブルC2を介して電源供給が
なされている。
ッテリを内蔵しており、商用電源等の主電源3による電
源供給が例えば停電等により停止した場合、該バッテリ
を用いてコンピュータ1へ電源供給を行う。無停電電源
装置2からシステム終了処理部4へは電源制御ケーブル
を介してバッテリ電圧等を含む電源制御信号が供給され
ている。
ていないが、主電源3から無停電電源装置2への電源供
給停止が所定時間以上継続することにより主電源3の停
電を検出するための停電検出部と、少なくとも前記停電
検出部により停電が検出されたときに、無停電電源装置
2内のバッテリ残量を監視するためのバッテリ監視部
と、前記バッテリ監視部のバッテリ残量情報に基づき、
重要度に応じてシステムの電源遮断まで段階的にシステ
ム終了処理を行うための終了処理部と、前記終了処理部
の動作中に前記バッテリ監視部によるバッテリ残量情報
が変化した場合、その変化に応じて前記システム終了処
理の段階を制御するための段階制御部とを実質的に含ん
でいる。
図2および図3に示すフローチャートを参照して説明す
る。先ず、通常動作状態(ステップS11)において、
主電源3から、電源ケーブルC2を介して無停電電源装
置2への電源供給が停止すると(ステップS12)、無
停電電源装置2に内蔵されたバッテリから電源ケーブル
C1を介してコンピュータ1への電源供給が開始される
(ステップS13)。
無停電電源装置2から電源制御ケーブルC3を介してシ
ステム終了処理部4に供給されており、停電検出部によ
り、予め定めた所定時間内に主電源3からの電源供給が
再開されるか否かが判定される(ステップS14)。
からの電源供給が再開されたと判定されると、ステップ
S11の通常状態に戻る。したがって、いわゆる電源の
瞬断すなわち瞬時停電の場合には、実質的に無視される
ので、瞬時停電で誤動作することはない。
らの電源供給が再開されないと、停電検出部が判定する
と、システム終了処理部4の終了処理部はシステム終了
処理を開始する(ステップS15)。
3から電源ケーブルC2を介して電源供給が再開された
か否かをチェックし(ステップS16)、主電源3から
の電源供給が再開されていなければ、電源制御ケーブル
C3を介してシステム終了処理部4のバッテリ監視部へ
無停電電源装置2内のバッテリ残量が通知される(ステ
ップS17)。システム終了処理部4の段階制御部がバ
ッテリ残量とシステム終了処理の進捗状況とを比較し
(ステップS18)、バッテリ残量に余裕があるか否か
を判定する(ステップS19)。
了処理の段階に対して、バッテリ残量に余裕がないと判
定された場合には、段階制御部は、バッテリ残量に応じ
てシステム終了処理の段階を変更する(ステップS2
0)。ステップS20の後、およびステップS19でバ
ッテリ残量に余裕があると判定された場合には、終了処
理が最終段階に至っているか否かを判定し(ステップS
21)、最終段階に至っていないときは、ステップS1
6に戻る。
判定された場合は、システム終了処理部4の終了処理部
はコンピュータ1の電源を遮断する(ステップS2
2)。そして、システム終了処理部4は、主電源3から
の電源供給停止によりコンピュータ1を停止したことを
記憶する(ステップS23)。
か否かをチェックし(ステップS24)、主電源3から
電源供給が再開されるまで、ステップS24のチェック
を繰り返す。
前回の電源遮断の原因は主電源3からの電源供給停止に
よるものかを判定し(ステップS25)、前回の電源遮
断の原因が主電源3からの電源供給停止によるものと判
定された場合、自動的にコンピュータ1のシステムを再
起動して(ステップS26)、通常状態に戻る(ステッ
プS27)。ステップS25で、前回の電源遮断の原因
は主電源3からの電源供給停止によるものでないと判定
された場合、オペレータが電源投入を行い(ステップS
28)、システムを再起動して(ステップS29)、ス
テップS27に移行し、通常状態に戻る。
給が再開されたと判定されると、システム終了処理部6
は電源を遮断することなくシステムを再起動させ(ステ
ップS30)、ステップS27に移行して通常状態に戻
る。
におけるシステム終了処理を実行する際、バッテリ容量
と終了処理の残量とを比較して、その時の最適処理を実
行する。また、システム終了中に停電した場合のシステ
ム再起動も素早く行うことができる。その上、システム
終了後の電源供給復活時に無人で再起動を行うことがで
きる。
システム終了処理装置を適用してサーバ上のデータベー
ス環境を構築したネットワークシステムの構成を図4に
示している。図4において、図1と共通の部分には同符
号を付してその詳細な説明を省略する。
源装置2および主電源3を具備し、且つサーバ11には
本発明によるシステム終了処理を実行するシステム終了
処理機能を含むオペレーティングシステム部(以下、
「OS部」と称する)12を含んでいる。さらに、図4
のシステムは、データベース部13、ネットワーク部1
4および複数のクライアント端末15を有している。
ペレーティングシステム(OS)、例えばUNIXによ
り実質的に構成され、このOS部12上で実行されるソ
フトウェアによりデータベース部13が構築される。
バとして機能するワークステーション等のコンピュータ
であり、典型的には、例えばいわゆるUNIXサーバと
して構成される。ネットワーク部14は、サーバ11を
サーバとする複数のクライアント端末15を有して構成
される。
了処理部4の機能を包含する。すなわち、OS部12
は、明確には図示していないが、前記主電源3から前記
無停電電源装置2への電源供給停止が所定時間以上継続
することにより前記主電源の停電を検出するための停電
検出機能と、少なくとも前記停電検出機能により停電が
検出されたときに、無停電電源装置2内のバッテリ残量
を監視するためのバッテリ監視機能と、前記バッテリ監
視機能のバッテリ残量情報に基づき、重要度に応じてシ
ステムの電源遮断まで段階的にシステムのためのシャッ
トダウン処理を行うための終了処理機能と、前記終了処
理機能のシャットダウン動作中に前記バッテリ監視機能
によるバッテリ残量情報が変化した場合、その変化に応
じて前記システム終了処理の段階を制御するための段階
制御機能とを実質的に含んでいる。
の動作を、図5および図6に示すフローチャートを参照
して説明する。図5および図6のフローチャートに示さ
れたシステムの動作は、基本的には図2および図3に示
されたフローチャートを基本として、さらに具体的に示
したものである。
おいて、主電源3から、電源ケーブルC2を介して無停
電電源装置2への電源供給が停止すると(ステップS4
2)、無停電電源装置2に内蔵されたバッテリから電源
ケーブルC1を介してサーバ11への電源供給が開始さ
れる(ステップS43)。
無停電電源装置2から電源制御ケーブルC3を介してO
S部12に供給されており、停電検出機能により、予め
定めた所定時間内に主電源3からの電源供給が再開され
るか否かが判定される(ステップS44)。
からの電源供給が再開されたと判定されると、ステップ
S41の通常状態に戻る。したがって、いわゆる電源の
瞬断すなわち瞬時停電の場合には、実質的に無視される
ので、瞬時停電で誤動作することはない。
らの電源供給が再開されないと停電検出機能が判定する
と、OS部12の終了処理機能によりシステムをシャッ
トダウンするためのシステム終了処理を開始する(ステ
ップS45)。
の(g1)〜(g4)の4段階に分類される。 (g1):データベース部13へのアクセスを禁止して、デ
ータベース部13に関するメモリの内容をハードディス
クへ書き出す。
にあるものをハードディスクへ書き出す。 (g3):ネットワーク14上のプロセスを遮断する。
終了処理を実行する。これら(g1)〜(g4)は、添字が小さ
いほどタイミングの優先度が高いので、バッテリ残量と
処理内容の関係は、図7に示すようにバッテリ残量が多
い(例えばバッテリ電圧が高い)ほど、処理番号が小さ
くなる。すなわち、処理番号Iでは、バッテリ残量が多
く、(g1)〜(g4)の全ての処理を行い、処理番号IIでは、
バッテリ残量がやや多く、(g2)〜(g4)の処理を行い、処
理番号IIIでは、バッテリ残量がやや少なく、(g3)〜(g
4)の処理を行い、処理番号IVでは、バッテリ残量が多
く、(g4)の処理のみを行う。
3から電源ケーブルC2を介して電源供給が再開された
か否かをチェックし(ステップS46)、主電源3から
の電源供給が再開されていなければ、電源制御ケーブル
C3を介してOS部12のバッテリ監視機能へ無停電電
源装置2内のバッテリ残量が通知される(ステップS4
7)。OS部12の段階制御機能がバッテリ残量とシス
テム終了処理の進捗状況とを比較し(ステップS4
8)、バッテリ残量に余裕があるか否かを判定する(ス
テップS49)。
了処理の段階に対して、バッテリ残量に余裕がないと判
定された場合には、段階制御機能は、バッテリ残量に応
じてシステム終了処理の段階を変更する(ステップS5
0)。ステップS50の後、およびステップS49でバ
ッテリ残量に余裕があると判定された場合には、システ
ム終了処理を実行してから(ステップS51)、該シス
テム終了処理が最終段階に至っているか否かを判定し
(ステップS52)、最終段階に至っていないときは、
ステップS46に戻る。
判定された場合は、OS部12の終了処理機能はサーバ
11の電源を遮断する(ステップS53)。そして、O
S部12は、主電源3からの電源供給停止によりサーバ
11を停止したことを記憶する(ステップS54)。
か否かをチェックし(ステップS55)、主電源3から
電源供給が再開されるまで、ステップS55のチェック
を繰り返す。
前回の電源遮断の原因は主電源3からの電源供給停止に
よるものか否かを判定し(ステップS56)、前回の電
源遮断の原因が主電源3からの電源供給停止によるもの
と判定された場合、自動的にサーバ11のシステムを再
起動して(ステップS57)、通常状態に戻る(ステッ
プS58)。ステップS56で、前回の電源遮断の原因
は主電源3からの電源供給停止によるものでないと判定
された場合、オペレータが電源投入を行い(ステップS
59)、システムを再起動して(ステップS60)、ス
テップS58に移行し、通常状態に戻る。
給が再開されたと判定されると、システム終了処理の既
に終了している度合いに応じて、システムをどのように
再起動するかを決定した後(ステップS61)、OS部
12は電源を遮断することなくシステムを再起動させ
(ステップS62)、ステップS58に移行して通常状
態に戻る。
決定するにあたり、例えば、次の2つの手法のいずれか
を用いることができる。 (1) 複数段階の終了処理のその時点での終了処理の実行
段階に応じて予め設定しておいた段階毎に再起動処理を
行う。
了処理の実行段階に応じて、その直前に終了した処理か
ら順に逆順で再起動処理を行う。このようにして、停電
等の電源供給停止時におけるシステム終了処理を実行す
る際、バッテリ容量と終了処理の残量とを比較して、そ
の時の最適処理を実行する。また、システム終了中に停
電した場合のシステム再起動も素早く行うことができ
る。その上、システム終了後の電源供給復活時に無人で
再起動を行うことができる。
システム終了処理装置を適用してサーバ上のデータベー
ス環境を構築したネットワークシステムの構成を図8に
示している。図8において、図1と共通の部分には同符
号を付してその詳細な説明を省略する。
停電電源装置2および主電源3を具備し、且つ第1のサ
ーバ11には本発明によるシステム終了処理を実行する
システム終了処理機能を含むオペレーティングシステム
部(以下、「OS部」と称する)12を含んでいる。さ
らに、図4のシステムは、データベース部13、ネット
ワーク部14、複数のクライアント端末15および第2
のサーバ21を有している。
するオペレーティングシステム(OS)、例えばUNI
Xにより実質的に構成され、このOS部12上で実行さ
れるソフトウェアによりデータベース部13が構築され
る。
ーク部14のサーバとして機能するワークステーション
等のコンピュータであり、典型的には、例えばいわゆる
UNIXサーバとして構成される。ネットワーク部14
は、第1のサーバ11をサーバとする複数のクライアン
ト端末15を有して、WAN(ワイドエリアネットワー
ク)またはLAN(ローカルエリアネットワーク)のよ
うなネットワークとして構成される。
上に結合されサーバとして機能するワークステーション
等のコンピュータであり、この場合も典型的には、例え
ばいわゆるUNIXサーバとして構成される。この第2
のサーバ21の下層には、図示してはいないが、ネット
ワーク部14とほぼ同様の、第2のサーバ21をサーバ
とする複数のクライアント端末を有してWANまたはL
ANのようなネットワークが構成される。
ステム終了処理の内容が異なる。すなわち、システム終
了処理の内容は、次の(G1)〜(G5)の5段階に分類され
る。
禁止すると同時に、ネットワーク14上の第2のサーバ
21にもこれを通知する。 (G2):データベース部13に関するメモリの内容をハー
ドディスクへ書き出す。
にあるものをハードディスクへ書き出す。 (G4):ネットワーク14上のプロセスを遮断する。
終了処理を実行する。これら(G1)〜(G5)は、添字が小さ
いほどタイミングの優先度が高いので、バッテリ残量と
処理内容の関係は、図9に示すようにバッテリ残量が多
い(例えばバッテリ電圧が高い)ほど、処理番号が小さ
くなる。すなわち、処理番号Iでは、バッテリ残量が多
く、(G1)〜(G5)の全ての処理を行い、処理番号IIでは、
バッテリ残量がやや多く、(G2)〜(G5)の処理を行い、処
理番号IIIでは、バッテリ残量がやや少なく、(G3)〜(G
5)の処理を行い、処理番号IVでは、バッテリ残量がやや
少なく、(G4)〜(G5)の処理を行い、処理番号Vでは、バ
ッテリ残量が多く、(G5)の処理のみを行う。
におけるシステム終了処理を実行する際、バッテリ容量
と終了処理の残量とを比較して、その時の最適処理を実
行する。また、システム終了中に停電した場合のシステ
ム再起動も素早く行うことができる。その上、システム
終了後の電源供給復活時に無人で再起動を行うことがで
きる。
テム終了処理を実行する際、バッテリ残量およびシステ
ム終了処理の未終了部分の割合を監視し、バッテリ容量
と終了処理の残量とを比較して、段階的に終了処理を実
行するので、その時点でのバッテリ残量に応じて、最適
なシステム終了処理を実行し得るシステム終了処理方法
および装置を提供することができる。
び装置では、システム終了処理中に電源供給が復活した
場合に、そのまま電源遮断せずにシステムを再起動させ
ることができる。さらに、本発明のシステム終了処理方
法および装置では、システム終了処理後にコンピュータ
の電源が遮断された後、電源供給が復活した場合に自動
的にシステムを再起動させることができる。
処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図であ
る。
ためのフローチャートの前半部である。
ためのフローチャートの後半部である。
処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図であ
る。
ためのフローチャートの前半部である。
ためのフローチャートの後半部である。
システム終了処理の内容を説明するための図である。
処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図であ
る。
システム終了処理の内容を説明するための図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 バッテリを有する無停電電源装置を介し
て主電源よりの電源供給を受けるシステムにおいて、前
記主電源から前記無停電電源装置への電源供給停止が所
定時間以上継続することにより前記主電源の停電を検出
する停電検出ステップと、 少なくとも前記停電検出ステップにより停電が検出され
たときに、無停電電源装置内のバッテリ残量を監視する
バッテリ監視ステップと、 前記バッテリ監視ステップのバッテリ残量の情報に基づ
き、重要度に応じてシステムの電源遮断まで段階的にシ
ステム終了処理を行うた終了処理ステップと、 前記終了処理ステップの動作中に前記バッテリ監視ステ
ップによるバッテリ残量の情報が変化した場合、その変
化に応じて前記システム終了処理の段階を制御する段階
制御ステップとを有することを特徴とするシステム終了
処理方法。 - 【請求項2】 段階制御ステップは、システムの電源遮
断以前に主電源よりの電源供給が復活した場合にシステ
ム終了処理を中断してシステムを回復させる回復ステッ
プを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム終
了処理方法。 - 【請求項3】 回復ステップは、システムを回復させる
ためにシステムを再起動する再起動ステップを含むこと
を特徴とする請求項2に記載のシステム終了処理方法。 - 【請求項4】 システムの電源遮断後に主電源よりの電
源供給が復活した場合にシステムを再起動する再起動ス
テップを、さらに含むことを特徴とする請求項1〜3の
いずれか1項に記載のシステム終了処理方法。 - 【請求項5】 バッテリを有する無停電電源装置を介し
て主電源よりの電源供給を受けるシステムに設けられ、
前記主電源から前記無停電電源装置への電源供給停止が
所定時間以上継続することにより前記主電源の停電を検
出するための停電検出手段と、 少なくとも前記停電検出手段により停電が検出されたと
きに、無停電電源装置内のバッテリ残量を監視するため
のバッテリ監視手段と、 前記バッテリ監視手段のバッテリ残量情報に基づき、重
要度に応じてシステムの電源遮断まで段階的にシステム
終了処理を行うための終了処理手段と、 前記終了処理手段の動作中に前記バッテリ監視手段によ
るバッテリ残量情報が変化した場合、その変化に応じて
前記システム終了処理の段階を制御するための段階制御
手段とを具備することを特徴とするシステム終了処理装
置。 - 【請求項6】 段階制御手段は、システムの電源遮断以
前に主電源よりの電源供給が復活した場合にシステム終
了処理を中断してシステムを回復させるための回復手段
を含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム終了
処理装置。 - 【請求項7】 回復手段は、システムを回復させるため
にシステムを再起動するための再起動手段を含むことを
特徴とする請求項6に記載のシステム終了処理装置。 - 【請求項8】 再起動手段は、システムの電源遮断後に
主電源よりの電源供給が復活した場合にもシステムを再
起動するための手段を含むことを特徴とする請求項7に
記載のシステム終了処理装置。 - 【請求項9】 システムの電源遮断後に主電源よりの電
源供給が復活した場合にシステムを再起動するための再
起動手段を、さらに含むことを特徴とする請求項5また
は6に記載のシステム終了処理装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP06942795A JP3359461B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | システム終了処理方法および装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06942795A JP3359461B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | システム終了処理方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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