JP3359230B2 - データ通信方法 - Google Patents

データ通信方法

Info

Publication number
JP3359230B2
JP3359230B2 JP10632896A JP10632896A JP3359230B2 JP 3359230 B2 JP3359230 B2 JP 3359230B2 JP 10632896 A JP10632896 A JP 10632896A JP 10632896 A JP10632896 A JP 10632896A JP 3359230 B2 JP3359230 B2 JP 3359230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
training
communication
communication mode
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10632896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09270921A (ja
Inventor
健司 岩田
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP10632896A priority Critical patent/JP3359230B2/ja
Publication of JPH09270921A publication Critical patent/JPH09270921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3359230B2 publication Critical patent/JP3359230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信方法に
関し、特にその秘話通信モードと通常通信モードとの切
り換え制御に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信装置として、例えばファクシ
ミリ装置の場合、送信側と受信側で、通信を行う前に、
その通信速度を決定するためのトレーニングチェックを
行う。これは、送信側から、ITU−勧告T−30に規
定されるTCF信号(ビットがオール“0”で、1.5
secの連続信号)を送信し、受信側では、これが予め
決められた率以上で受信できた場合に、トレーニング肯
定信号を送信側に送出し、受信できなかった場合はトレ
ーニング失敗信号を送出する。そして、送信側では、ト
レーニング肯定信号が返却された場合は、その通信速度
で通信を開始し、一方、トレーニング失敗信号が返却さ
れた場合は、通信速度を一段下げて、再度TCF信号を
送出する、といった処理である。
【0003】また、従来より秘話通信機能を持ったファ
クシミリ装置が実用化されている。このようなファクシ
ミリ装置は、秘話通信モードとして、送信側より原デー
タに対して、所定の規則(データの並べ替え処理と共
に、0を1に、または1を0にビット反転する)で暗号
化を行い、受信側でこのデータを複合化するよう構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
秘話通信機能を有するファクシミリ装置の場合、その送
受信側が共に手動通信を行い、通信に入る前に、事前に
秘話通信か通常のG3通信かを確認し、通信モードの設
定をしてから通信をする場合は問題がないが、受信側が
自動受信設定になっている場合は送信側は受信側の設定
が分からないことから、トレーニングチェックで通信障
害となってしまう問題があった。
【0005】図2は、この場合のシーケンスチャートで
ある。ここで、送信側は秘話通信モードで送信し、受信
側は通常通信モードに設定されているとする。
【0006】先ず、送信側は、発呼(RI)を行う。こ
れにより、受信側は、CED(被呼局識別)/NSF
(非標準機能)/DIS(ディジタル識別信号)を応答
する。これにより、送信側は、NSS(非標準機能設
定)/DCS(ディジタル命令信号)を送出すると共
に、通信速度として、例えば、9600bpsで、TR
(低速信号用のトレーニング信号)+TCF(高速信号
用のトレーニング信号)を送出する。ここで、送信側か
らのトレーニング信号は、秘話通信モードであるため、
ビット反転され、“0”と“1”が含まれたものとな
る。
【0007】受信側は、送信側からのトレーニング信号
を通常通信モードで処理するため、その結果は、トレー
ニング失敗となり、FTT(トレーニング失敗信号)を
送信側に返却する。これにより、送信側では、その回線
速度では正常な通信ができないと判断して、再度、NS
S/DCSを送信し、かつ、通信速度を一段下げて72
00bpsでTR+TCFを送出する。
【0008】受信側は、この場合も通常通信モードで処
理するため、再び、FTTを送信する。そして、これが
所定回数行われた場合は、通信不能として送信側からD
CN(切断命令)が送出される。
【0009】このように、送信側が秘話通信モードで送
信し、受信側は通常通信モードで処理するといったよう
に通信モードが送受信側で一致しない場合は、単に回線
状態が悪いとしか判断できず、その結果、秘話通信を行
うことができないという問題があった。
【0010】このような点から、送信側、受信側の通信
モードが秘話通信モードか通常通信モードのいずれかで
あっても、通信を確立することのできるデータ通信方法
およびデータ通信装置の実現が望まれていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉データをビットの反転処理を含む暗号化により送信する
秘話通信モード及び前記データを非暗号化して送信する
一般通信モードのいずれかのモードが設定されている送
信側と受信側との間でデータを送信するデータ通信方法
において、通信速度を決定するための「0」及び「1」
のいずれかのビット列より成るトレーニング信号を前記
送信側から前記いずれかのモード及び所定の通信速度で
送信し、前記受信側で受信した前記トレーニング信号の
モードを判定し、該判定したモードが自己に設定されて
いるモードと不一致のとき、自己のモードを変更すると
共にトレーニング失敗信号を前記送信側に出力するデー
タ通信方法であって、前記送信側は前記トレーニング失
敗信号を受けると、前記モード及び送信速度が同一のト
レーニング信号を再び送信し、前記受信側は、再度、受
信したトレーニング信号から受信が不能な速度と判定す
ると前記トレーニング失敗信号を出力し、前記送信側
は、再度、前記トレーニング失敗信号を受けると、前記
モードが同一で通信速度の小さいトレーニング信号を前
記受信側へ送信することを特徴とする。
【0012】〈請求項1の説明〉秘話通信モードとは、
少なくとも、転送データ中の0/1のビットの反転処理
を含むものとする。また、トレーニング信号とはオール
“0”のデータ、またはオール“1”のデータであると
する。更に、データ通信方法として、例えばファクシミ
リ装置の通信を対象とするが、これ以外のデータ通信も
適用することができる。
【0013】このような構成において、秘話通信モード
でトレーニング信号を送信した場合、受信データは
“0”に“1”を含むものとなる。請求項1の発明は、
この点に着目したもので、トレーニング信号を受信し、
その受信データが“0”に“1”を含むものであった場
合、送信側は秘話通信モードであると判定するようにし
ている。
【0014】先ず、送信側は、例えば、オール“0”の
トレーニング信号を用意し、これを、秘話通信モードで
送信する。受信側は、トレーニング信号を、例えば、通
常通信モードで受信し、その通信モードで処理した結果
がオール“0”であるかを調べ、そうであった場合は、
送信側は通常通信モードであると判定する。一方、処理
した結果が“1”を含んでいた場合、送信側は秘話通信
モードであると判定する。また、受信側が最初に秘話通
信モードでトレーニング信号を処理した場合は逆の判定
順序となる。
【0015】その結果、例えば、送信側が秘話通信モー
ドであることを受信側に伝える機能がない場合であって
も、受信側は秘話通信モードで処理することができ、通
信の信頼性を向上させることができる。
【0016】
【0017】そして、ファクシミリ装置では、送信側
は、トレーニング失敗信号を受信すると、受信側がその
通信速度で受信できないと判定して通信速度を一段下げ
るようになっている。そこで、この発明は、トレーニン
グ失敗信号を受信しても、もう一度だけ同じモード及び
通信速度でトレーニング信号を送信するようにしてい
る。
【0018】これにより、受信側の通信モード判定処理
によるトレーニング失敗信号が受信された場合でも、通
信速度を下げてしまうことがなく、適正な通信速度を保
持したまま、送受信側の通信モードを一致させることが
できる。また、トレーニング失敗信号が2度受信された
場合は、通信速度を下げるため、回線状態が悪い場合に
も対応することができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 〈構成〉図1は本発明のデータ通信装置の具体例として
ファクシミリ装置を示す構成図である。図の装置は、網
制御装置(NCU)1、モデム(MODEM)2、切り
換え器3、秘話制御部4、通信制御部5、I/O6、プ
ロセッサ(CPU)7、記憶部(ROM/RAM)8、
オペレーションパネル(OPE)9、信号判定部(TC
F F/F)10からなる。
【0025】網制御装置1は、アナログ回線にモデム2
を接続するための制御装置であり、Sは送信信号の入力
端子、Rは受信信号の出力端子である。モデム2は、網
制御装置1からのアナログ信号を復調してディジタル信
号として出力し、また、ディジタル信号を変調してアナ
ログ信号として網制御装置1に出力する変復調装置であ
る。尚、TXDは送信信号、RXDは受信信号である。
切り換え器3は、送受信信号が秘話制御部4を経由する
かどうか、即ち、秘話通信モードと通常通信モードとを
切り換えるための切り換え器であり、A側が秘話通信モ
ード、B側が通常通信モードに対応している。秘話制御
部4は、入力信号に対して、所定のアルゴリズムで暗号
化/復号化を行うための制御部である。
【0026】通信制御部5は、プロセッサ7とバスを介
して接続されると共に、切り換え器3のB側端子に接続
されると共に、秘話制御部4を介してA側端子に接続さ
れており、秘話通信モードと通常通信モードの送受信制
御を行う機能を有する装置である。
【0027】I/O6は、バスを介してプロセッサ7と
接続され、切り換え器3に対して、秘話通信モードか通
常通信モードかの切り換え信号(MODE)を出力する
と共に、信号判定部10からの出力信号を入力し、か
つ、この信号判定部10に対してクリア信号(CLR)
を送出するためのI/Oである。
【0028】プロセッサ7は、ファクシミリ装置として
各種の制御を司る制御部であり、送信機側の機能として
トレーニング信号発生部7aと、受信機側の機能として
通信モード判定部7bの機能を備えている。トレーニン
グ信号発生部7aは、ITU勧告T.30で規定される
トレーニングチェックのための信号を送出する機能ブロ
ックである。また、通信モード判定部7bは、通常通信
モードで受信したトレーニング信号の信号判定部10に
おける判定結果がオール“0”ではなかった場合は秘話
通信モードであると判定し、I/O6を介して秘話通信
モードへの切り換え信号を送出する機能を備えている。
【0029】記憶部8は、ROMおよびRAMからな
り、ファクシミリ装置としての各種のプログラムや通信
データを格納するための記憶部であり、受信したトレー
ニング信号を格納するためのトレーニング信号格納部8
aを備えている。オペレーションパネル9は、秘話通信
モードや通常通信モードへの送信指示といった指示や各
種の表示を行うための操作部であり、バスを介してプロ
セッサ7に接続されている。
【0030】信号判定部10は、D−フリップフロップ
であり、そのD入力にはモデムの復調後の受信信号RX
Dが入力され、Q出力(TCFDET)がI/O6に出
力されるよう構成されている。
【0031】〈動作〉先ず、送信機側の設定が通常のG
3通信モードである場合の受信機側の動作について説明
する。送信機側は通常通信モードであるため、トレーニ
ング信号発生部7aのトレーニング信号(ITU勧告T
−30に規定されるTCF信号:オール“0”の1.5
secの連続信号)は暗号化されることなく、そのまま
送信される。
【0032】受信機側の初期設定状態では、切り換え器
3はB側となるよう設定されている。尚、この理由は、
一般のファクシミリ通信では通常通信モードの方が多い
からである。モデム2のトレーニングシーケンスの後、
信号判定部10がクリアされ、次いで、トレーニング信
号の受信により、そのトレーニング信号が信号判定部1
0に入力される。送信機側の通信モードは通常のG3通
信モードであるため、回線状態が正常な場合、信号判定
部10への入力はオール“0”であり、従って、そのQ
出力は変化しない。通信モード判定部7bは、I/O6
を介して、このQ出力を監視し、これが変化しないた
め、通信モードは通常通信モード(G3通信モード)で
あると判定し、切り換え器3に対しては、そのままの状
態を保持させる。その結果、トレーニングチェックの
後、画像信号がそのまま受信され、通常の受信が行われ
る。
【0033】次に、送信機側の設定が秘話通信モードで
ある場合を説明する。図3、図4は、この場合の制御シ
ーケンスチャートおよび制御フローチャートである。電
源投入またはリセットが行われると、ファクシミリ装置
は動作を開始する(図4におけるステップS1)。受信
機側の初期設定は、上述したように、切り換え器3の設
定がB側(通常通信モード)となるよう設定されている
(図4、ステップS2)。そして、ステップS3でリン
グ信号(RI)が受信されると、受信機側からの能力宣
言が行われる(図3のCED/NSF/DIS、図4の
ステップS4)。その後、送信機側から送信モード指定
データの送信が行われ(図3のNSS/DCS、図4の
ステップS5)、トレーニング信号が受信される(図3
のTR+TCF、図4のステップS6)。
【0034】ここで、受信したトレーニング信号は秘話
制御部4を経由していないため、復調データは正常とは
ならず、従って、信号判定部10に入力される信号は
“0”に“1”を含んだものとなり、その結果、信号判
定部10のQ出力は反転する。即ち、信号判定部10
(D−フリップフロップ)の出力は、入力信号が一つで
も論理“1”があれば、“1”となることから、その出
力TCFDETが“1”であれば、オール“0”でない
ことが判定できる。尚、信号判定部10は、トレーニン
グ信号の入力の直前にクリアされる。
【0035】信号判定部10の出力TCFDETによ
り、通信モード判定部7bは、送信機側が秘話通信モー
ドであると判定し、受信モードを秘話通信モードに変更
する(図4のステップS7→ステップS8)。即ち、通
信モード判定部7bはI/O6より、切り換え器3に対
してモード切り換え信号を送出させ、これにより、切り
換え器3は接続をA側に設定する。また、通信モード判
定部7bは、トレーニング失敗の信号を送信機側に応答
する(図3のFTT、図4のステップS9)。
【0036】また、送信機側では、秘話通信モード時の
秘話暗号化されたトレーニング信号に対する受信機の応
答がFTTの場合、同一通信速度で2度トレーニング信
号を送出するよう構成されている。
【0037】図5は、送信機側の動作フローチャートで
ある。送信機側は、トレーニング信号を送出した(ステ
ップS101)後、ステップS102において、トレー
ニング失敗信号(FTT)を受信した場合、これが所定
回数を超えていないかを判定し(ステップS103)、
超えていない場合は、同一通信速度でFTTの受信が2
度目であるかを判定する(ステップS104)。ここ
で、同一通信速度で最初のFTT受信であった場合は、
ステップS101に戻り、再度同一通信速度でトレーニ
ング信号を送信する。このように、再度、同一通信速度
でトレーニング信号を送るようにしたのは、以下の理由
からである。
【0038】即ち、送信機が、図2で説明した従来の制
御のように、トレーニング失敗信号を受信する度に送信
レートを下げる仕様であると、秘話通信モードは一段下
の受信速度、例えば、9600bpsが通信可能な場合
であっても一段下の通信速度である7200bpsとな
ってしまう。これを解決するためには、送信機側では、
トレーニング失敗信号を受信しても、もう一度だけ同じ
通信速度で送る構成、つまり、9600bps →(FTT受
信)→9600bps →(FTT受信)→7200bps (FTT受
信)→7200bps →…といったように送信レートを下げる
ことで対応する。
【0039】これを、図5のフローチャートに沿って説
明すると、ステップS102において、FTTを受信
し、これがステップS104で同一速度で2度目である
と判定された場合のみ、ステップS105に移行し、通
信速度(送信レート)を1段下げ、ステップS101に
戻ってトレーニング信号を送信する。また、ステップS
103の所定回数は、何らかの異常でFTTが繰り返し
応答された場合の回線切断を行うための閾値であり、F
TTの受信回数が所定回数を超えた場合は、回線切断命
令を送出する(ステップS106)。尚、図5におい
て、ステップS102でFTTが受信されることなく、
受信準備OK信号が受信された場合の動作は、公知の動
作であるため、ここでの説明は省略する。
【0040】受信機側では、ステップS8で受信モード
を秘話通信モードに変更した後、ステップS6で再度ト
レーニング信号を受信すると、切り換え器3がA側に切
り換えられているため、秘話制御部4で復号化される。
ここで、受信機側では、信号判定部10での信号監視を
行っていると共に、トレーニング信号格納部8aに格納
したデータによって通信モードの判定を行っている。即
ち、トレーニング信号格納部8aに格納したデータ中、
“1”が存在した場合、通信モード判定部7bは、その
通信モードではないと判定する。
【0041】秘話制御部4で復号化されたトレーニング
信号は、オール“0”となるため、通信モード判定部7
bは送信機側が秘話通信モードであると判定し、受信O
K信号(CFR)を応答する(図4のステップS1
0)。これにより、送信機側は、秘話通信モードで画像
データの送信を開始し、受信機側では画像データの受信
を行う(図3のMSG、図4のステップS11、S1
2)。受信機側がステップS12において全ページ終了
信号を確認すると、回線切断要求信号を送信機側に出力
する(図4のステップS13)。
【0042】また、送信機側が、上記のように、同一通
信速度で2度トレーニング信号を送出するよう構成され
ていることで、通信モードに起因するトレーニングエラ
ーではなく、通常の通信モードで、回線状態が悪いため
に生じるエラーの場合も下記のように対応することがで
きる。
【0043】9600bps(通常通信モード)→(FTT受
信:回線不良のため)→9600bps (秘話通信モード)→
(FTT受信:回線不良のため)→ 7200bps(通常通信
モード)→(CFR受信)
【0044】尚、上記具体例では、受信機の初期設定状
態を通常通信モードとしたが、必要に応じて秘話通信モ
ードに設定しておいてもよい。即ち、初期設定状態で
は、切り換え器3がA側に設定され、トレーニング信号
受信で通信モード判定部7bが通信モードが逆の通信モ
ードであると判定した場合は、B側に切り換えるもので
ある。また、この場合、図4のフローチャートで上記の
動作と異なる部分は、ステップS2において、受信モー
ドを秘話通信モードに設定する点と、ステップS8にお
いて、受信モードを通常通信モードに変更する点であ
る。
【0045】更に、上記具体例では、トレーニング信号
がオール“0”か否かで、通信モードの判定を行った
が、秘話のための暗号化によっては、オール“0”のデ
ータのうち、“1”に変換されるデータ数が複数である
ことが予め判明している場合があり、このような場合
は、オール“0”であるかを判定するのではなく、
“1”に変換された数が所定数以上であるかどうか、と
いった判定や、所定の%以上であるか否か等により通信
モードの判定を行ってもよい。
【0046】〈効果〉以上のように具体例によれば、受
信機側が、送信機側の通信モードを自動判別するように
したので、例えば、送信機側が秘話通信モードであるこ
とを受信機側に通知する機能がない場合であっても、通
常のG3通信モードに初期設定されている場合も通信エ
ラーにならず、秘話通信モード、一般通信モードのいず
れの場合も確実に通信を実行することができる。
【0047】また、送信機側が、受信機側からトレーニ
ング失敗信号を受け取った場合は、再度同一通信速度で
トレーニングチェックを行うようにしたので、受信機側
の通信モード判定処理により通信速度が下がってしまう
ことがなく、しかも、回線状態が悪い場合にも対応する
ことができる。
【0048】《利用形態》上記具体例では、データ通信
方法およびデータ通信装置として、ファクシミリ装置の
場合を説明したが、このようなファクシミリ装置に限定
されるものではない。例えばパソコン通信等、秘話通信
モードとして、ビット反転処理を含み、かつ、トレーニ
ングチェックとして、0のみまたは1のみといったいず
れかの値のビットを用いるものであれば、種々のシステ
ムに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信装置の構成図である。
【図2】従来のデータ通信方法の制御シーケンスチャー
トである。
【図3】本発明のデータ通信方法およびデータ通信装置
の制御シーケンスチャートである。
【図4】本発明のデータ通信方法およびデータ通信装置
の制御フローチャートである。
【図5】本発明のデータ通信方法およびデータ通信装置
における送信機側の制御フローチャートである。
【符号の説明】
3 切り換え器 4 秘話制御部 5 通信制御部 7a トレーニング信号発生部 7b 通信モード判定部 8a トレーニング信号格納部 10 信号判定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをビットの反転処理を含む暗号化
    により送信する秘話通信モード及び前記データを非暗号
    化して送信する一般通信モードのいずれかのモードが設
    定されている送信側と受信側との間でデータを送信する
    データ通信方法において、 通信速度を決定するための「0」及び「1」のいずれか
    のビット列より成るトレーニング信号を前記送信側から
    前記いずれかのモード及び所定の通信速度で送信し、 前記受信側で受信した前記トレーニング信号のモードを
    判定し、該判定したモードが自己に設定されているモー
    ドと不一致のとき、自己のモードを変更すると共にトレ
    ーニング失敗信号を前記送信側に出力するデータ通信方
    法であって、 前記送信側は前記トレーニング失敗信号を受けると、前
    記モード及び送信速度が同一のトレーニング信号を再び
    送信し、 前記受信側は、再度、受信したトレーニング信号から受
    信が不能な速度と判定すると前記トレーニング失敗信号
    を出力し、 前記送信側は、再度、前記トレーニング失敗信号を受け
    ると、前記モードが同一で通信速度の小さいトレーニン
    グ信号を前記受信側へ送信する、 ことを特徴とするデータ通信方法。
JP10632896A 1996-04-03 1996-04-03 データ通信方法 Expired - Fee Related JP3359230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10632896A JP3359230B2 (ja) 1996-04-03 1996-04-03 データ通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10632896A JP3359230B2 (ja) 1996-04-03 1996-04-03 データ通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09270921A JPH09270921A (ja) 1997-10-14
JP3359230B2 true JP3359230B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=14430848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10632896A Expired - Fee Related JP3359230B2 (ja) 1996-04-03 1996-04-03 データ通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3359230B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09270921A (ja) 1997-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4985919A (en) Secure communication control system
JP3103850B2 (ja) 秘匿通信制御装置
JP2001507881A (ja) アナログファックス装置の為のディジタルネットワークインターフェース
JP3359230B2 (ja) データ通信方法
JPS59168776A (ja) フアクシミリ電送方式
JP3187236B2 (ja) 通信機器
JP2524744B2 (ja) フアクシミリ伝送方式
JP2650705B2 (ja) 通信データ暗号化アダプタ装置、通信データ復号化アダプタ装置、およびこれらを用いた通信データ暗号化・復号化方式
JPH0614175A (ja) 情報伝送装置
JP3529873B2 (ja) 暗号化アダプタ、復号化アダプタ及び暗号化復号化アダプタ
JP2000196897A (ja) ファクシミリ用秘話装置
JP3138643B2 (ja) ファクシミリ装置
JP4330099B2 (ja) 画像通信装置
JP3015064B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH10327309A (ja) ファクシミリ装置とファクシミリの通信制御方法
JPS62171379A (ja) フアクシミリ装置
JP3496448B2 (ja) 通信端末装置
JP2566413B2 (ja) ファクシミリ伝送方式
JP2002237937A (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリデータ転送方法
JP2001292285A (ja) 画像通信装置
JPH06303276A (ja) 通信システム
JPH04126443A (ja) ファクシミリ装置
JPH04245759A (ja) 回線アダプタ装置
JPH03241932A (ja) フアクシミリ装置
JPH08102861A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees