JP3358502B2 - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,オゾンを用いた大気の脱臭装置
に関する。
【0002】
【従来技術】冷凍車や保冷車等に搭載される脱臭装置と
して,オゾンを発生させ発生オゾンと臭い成分とを反応
させて脱臭するものが知られている(例えば,特開平7
−241435号公報参照)。このような脱臭装置90
は,図10に示すように,ケース91に空気の流入口9
11と流出口912とを設け,内部に空気通路と脱臭手
段とを配設する。即ち,図8に示すように,上記空気の
流入口911の直下にファン92を配置して空気の流れ
を促進すると共に,オゾンを発生させる放電電極を設け
たオゾン発生基板94と,触媒装置95とをその下流側
に配置する。
【0003】触媒装置95は,通常,脱臭触媒とオゾン
分解触媒とからなり,上流側に位置する脱臭触媒は,そ
の上流のオゾン発生基板94で発生したオゾンと流入し
た臭い成分等を吸着剤に吸着し,臭い成分とオゾンとの
反応を促進して脱臭する。また,下流側のオゾン分解触
媒は,未反応のまま流れてきたオゾンを分解してオゾン
の流出を抑制し,外部にある生鮮物などに対するオゾン
の反応を抑制すると共にオゾン臭気を人に感じさせるの
を抑制している。上記オゾン発生基板94は,他の回路
部品と共にプリント配線板940に搭載されている。
【0004】なお,オゾンは,臭い成分に対する脱臭機
能と共に触媒物質に対する劣化防止,活性化の機能を有
しており,そのためオゾンは下流の触媒装置に対して均
一に分布して流れるようにする必要がある。それ故,例
えば図11に示すように,オゾン発生基板94を流通路
960の一方の壁面961に取り付けた場合には,矢印
Sで示すように均一に空気を流入させたとしても矢印N
で示す下流におけるオゾンの濃度分布は不均一となる。
そして,全体として脱臭能力を低下させると共にオゾン
濃度の低い位置にある触媒を部分的に劣化させる(同図
の矢印Nの長さがオゾン濃度の大きさを模式的に示して
いる)。
【0005】そのため,触媒装置にオゾンが均一に供給
されるようにするために,従来装置90では,図9に示
すように,オゾン発生基板94は空気通路96を遮るよ
うに通路を横切って取付られている。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来のオゾン
脱臭装置には,次のような問題点がある。第1の問題点
は,図9に示すように,オゾンを触媒装置に均一に供給
するためオゾン発生基板94を通路96を横切って配置
しており,空気の流通抵抗が大きくなり,ファン92の
出力が大きくなり装置が大型化すると共に電力消費が増
大することである。
【0007】しかしながら,前記図11に模式的に示す
ように,オゾン発生基板94を壁面に貼着すると通気抵
抗は大幅に低減するが,オゾンの濃度が不均一となり,
脱臭能力が相対的に低下して結果として装置が大型化す
る。なお,オゾン発生基板94を図11に示す通路の両
側の壁961,962に設けることによりオゾン濃度分
布の不均一化は改善されるが,コストが大幅に上昇す
る。
【0008】また,他の課題として,従来のオゾン脱臭
装置は空気中に含まれる臭い成分の脱臭は可能である
が,臭いを発生させる臭気源に対してオゾンが直接作用
することがなく,用途によっては臭気源にオゾンを直接
作用させもっと効果的に臭気の発生を抑制したいという
要望がある。本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであり,通気の流通抵抗を低減して小型化と
省電力化が可能な脱臭装置を提供することを第1の課題
とし,脱臭機能の高機能化を図ることを第2の課題とし
てなされたものである。
【0009】空気中の臭い成分とオゾンとを反応させ脱
臭する脱臭装置であって,空気通路と,空気を所定の方
向に流通させる通風手段と,空気通路に配置されオゾン
を発生させるオゾン発生基板と,オゾン発生基板の下流
側に配置されオゾンと臭い成分との間の反応を促進する
と共に未反応オゾンの分解を促進する触媒装置とを有し
ており,上記空気通路には,通路面積を一旦狭めたのち
再度拡開して触媒装置に連結する流路絞り部が設けられ
ており,該流路絞り部は,通路の縦幅を変えることなく
横幅だけを漸減した後通路後方へ向けて拡開するV字状
の屈折平面壁を備えており,上記オゾン発生基板は,左
側または右側の一方の屈折平面壁の流路面積漸減部に貼
着されていることを特徴とする脱臭装置にある。
【0010】本発明において特に注目すべきことは,第
1に,空気通路に通路面積を一旦狭めたのち再度拡開し
て触媒装置に連結する流路絞り部を設けたことであり,
第2に,オゾン発生基板は上記流路絞り部の流路面積漸
減部の通路壁面に貼着したことである。そして,流路面
積の拡開部の下流は触媒装置に連結されている。即ち,
図3に示すように,流路絞り部は,上流側に位置する流
路面積漸減部Aと,下流側に位置する流路面積拡開部B
とからなり,下流の拡開部Bは触媒装置15に連結され
ている。
【0011】そのため,通路を流れる空気は,流路面積
漸減部Aにおいて流路の中心部に向かって流れが一旦絞
られた後,上記拡開部Bにおいて横方向に広がり拡散す
る流れとなる。即ち,空気の流れSは,面積漸減部Aに
おいて空気の流れ方向y成分の他に流路の中心部に向か
うx方向の成分を有するようになり,拡開部Bにおいて
空気の流れ方向y成分の他に流路の中心部から離れて拡
散するz方向の成分を有するようになる。
【0012】従って,流路面積漸減部Aの一方の壁面に
貼着されたオゾン発生基板11で発生したオゾンは,漸
減部Aで流路の中心部に向かう空気の流れによって中心
寄りに運ばれた後,拡開部Bにおいて流路の中心部から
離れるz方向の流れの影響を受けて横方向に拡散し,拡
開部Bの下流の触媒装置に当たるオゾンの濃度が均一化
される。
【0013】そして,上記流路絞り部の通気抵抗は,図
9に示した従来装置のオゾン発生基板部94の部位の通
気抵抗に比べて大幅に小さくなる。従って,ファン等の
通風手段の能力は低くても良いことになる。それ故,本
発明によれば,通気の流通抵抗を低減して小型化と省電
力化が可能な脱臭装置を提供することができる。
【0014】上記流路絞り部は通路の縦幅を変えるこ
となく横幅だけを漸減した後拡開する屈折平面壁からな
。そして,オゾン発生基板は,左側または右側の一方
の屈折平面壁の流路面積漸減部に貼着してある。上記の
ような単純な形状の屈折平面壁とすることにより,流路
絞り部の製作が容易となり,コストを抑制することがで
きる。
【0015】そして,請求項に記載のように,更に,
触媒装置を空気通路を遮るように突出させ又は空気通路
から後退させる触媒装置の進退手段を設けることが好ま
しい。その結果,触媒装置を空気通路に突出させた場合
には,従来装置と同様に脱臭動作を行わせることができ
る。また,触媒装置を空気通路から後退させた場合に
は,オゾンは殆ど脱臭反応に寄与することなく外部に放
出される。
【0016】そして,外部に放出されたオゾンは,外部
にある臭気源に作用して効果的に臭気を削減することが
でき,所謂オゾン燻蒸効果を発揮することができる。な
お,上記進退手段は,安価な手動操作方式とすることも
でき,またアクチュエータを用いて触媒装置の動きを自
動化したものにすることもできる。
【0017】また,請求項に記載のように,前記流路
絞り部における通路面積の拡開部に開閉操作が可能な開
口部を設け,この開口部に触媒装置を通ることなく直接
通気を外部に排出させるバイパス通路を連結し,上記開
口部を開閉操作することにより同様の効果を得ることが
できる。即ち,開口部を閉じた場合には,空気は触媒装
置を流れて通常の脱臭動作を行い,開口部を開いた場合
には,空気の大半は通気抵抗の大幅に少ないバイパス通
路を流れることになり,大量のオゾンが外部に放出され
ることになる。
【0018】上記請求項の発明において,更に,
請求項に記載のように,オゾン発生基板にオゾンの発
生動作をオンオフすることのできる切換手段を設けると
好適である。これにより,オゾンの発生を停止して装置
を作動させた場合には,外部に放出されたオゾンを装置
の触媒に再び吸着して,外部に流れたオゾンを回収する
ことが可能となるからである。
【0019】そして,上記3つの動作モードは,手動操
作により切り換えることも可能であるが,請求項に記
載のように,自動化することもできる。即ち,請求項
記載の触媒装置の進退手段または請求項記載の開口部
の開閉手段を操作することができると共にオゾン発生基
板の動作をオンオフ操作することのできる制御手段を設
け,制御手段が,前記触媒装置を空気通路に進出させ又
は上記開口部を閉塞することにより触媒装置に空気を流
通させると共にオゾン発生基板を作動させる第1の動作
モードと,上記触媒装置を空気通路から後退させ又は上
記開口部を開口することにより上記触媒装置に対する空
気の流通を抑制すると共にオゾン発生基板を作動させる
第2の動作モードと,上記触媒装置を空気通路に進出さ
せ又は上記開口部を閉塞することにより触媒装置に空気
を流通させると共にオゾン発生基板の作動を停止させる
第3の動作モードとに自動的に切り換え制御する。
【0020】上記動作モードの切換は,一定のタイムス
ケジュールに則って行うようにしてもよく,また車両の
運転停止後に一定の期間だけ第2,第3モードの運転を
行うようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本例は,空気中の臭い成分とオゾンとを反応させ脱臭す
る脱臭装置1であって,図1,図2,に示すように,空
気通路20(図1)と,空気を所定の方向に流通させる
通風手段としてのファン12と,図1に示すように,空
気通路20の上流側に配置されオゾンを発生させるオゾ
ン発生基板11と,オゾン発生基板11の下流側に配置
されオゾンと臭い成分との間の反応を促進すると共に未
反応オゾンの分解を促進する触媒装置15とを有してい
る。
【0022】そして,図1,図3に示すように,空気通
路20には,通路面積を一旦狭めたのち再度拡開して触
媒装置15に連結する流路絞り部21が設けられてお
り,オゾン発生基板11は,流路絞り部21の流路面積
漸減部Aの通路壁面に貼着されている。上記流路絞り部
21は,図3に示すように,通路の縦幅を変えることな
く横幅だけを漸減した後通路後方へ向けて拡開するV字
状の屈折平面壁22,23を備えており,オゾン発生基
板11は,一方の屈折平面壁22の流路面積漸減部Aに
貼着されている。
【0023】以下それぞれについて説明を補足する。図
1,図2に示すように,脱臭装置1の主な構成部材は,
基台41に取付られており,ケース42に被われてい
る。そして,図1に示すように,ケース42のファン1
2の上部と触媒装置15の側方には,メッシュ状の空気
の流入口421と流出口422とが設けられており,図
2の矢印で示すように空気は上部の流入口421から流
入し側部の流出口422からから流出する。
【0024】また,図1に示すように,基台41の四方
には装置を固定するためのネジ穴43が設けられてい
る。図1,図2において符号45は電源ケーブルであ
り,図1において符号46は電気回路部品を搭載したプ
リント配線板である。ファン12に吸引された空気は,
流入口421から空気通路20を通り,流路絞り部21
に到達する。そして,オゾン発生基板11で生じたオゾ
ンを取り込み,オゾン含む空気として触媒装置15に流
入する。
【0025】触媒装置15は,ハニカム状の構造体であ
り,脱臭触媒とオゾン分解触媒とからなる。そして,触
媒装置15の上流側に位置する脱臭触媒は,その上流で
発生したオゾンと流入した臭い成分等を吸着剤に吸着
し,臭い成分とオゾンとの反応を促進し臭いを脱臭す
る。また,下流側のオゾン分解触媒は,未反応のまま流
れてきたオゾンを分解する。
【0026】そして,図3に示すように,流路絞り部2
1は,上流側に位置する流路面積漸減部Aと,下流側に
位置する流路面積拡開部Bとからなり,下流の拡開部B
は触媒装置15に連結されている。そのため,通路を流
れる空気は,流路面積漸減部Aにおいて流路の中心部に
向かって流れが一旦絞られた後,上記拡開部Bにおいて
横方向に拡散する流れとなる。
【0027】即ち,空気の流れSは,面積漸減部Aにお
いて空気の流れ方向y成分の他に流路の中心部に向かう
x方向の成分を有するようになり,拡開部Bにおいて空
気の流れ方向y成分の他に流路の中心部から離れて拡散
するz方向の成分を有するようになる。
【0028】従って,流路面積漸減部Aの一方の壁面2
2に貼着されたオゾン発生基板11で発生したオゾン
は,上記漸減部Aで流路の中心部に向かう空気の流れに
よって中心寄りに絞られた後,拡開部Bにおいて流路の
中心部から離れるz方向の流れの影響を受けて拡散す
る。そのため,拡開部Bの下流にある触媒装置15に当
たるオゾン濃度が均一化される。
【0029】そして,流路絞り部21の通気抵抗は,図
9に示すように,通路に突出させた従来のオゾン発生基
板94による通気抵抗に比べて大幅に小さくなる。従っ
て,ファン等の通風手段の能力は低くても良いことにな
る。それ故,本例によれば,通気の流通抵抗を低減して
小型化と省電力化が可能な脱臭装置1を得ることができ
る。
【0030】実施形態例2 本例は,図4の矢印に示すように,実施形態例1におい
て,触媒装置15を空気通路20を遮るように突出させ
又は空気通路から後退させる進退手段を設けたもう一つ
の実施形態例である。即ち,図5に示すように,触媒装
置15は溝付きの台座16の上に,同図の奥行き方向に
スライド可能なように設置されており,上方に操作用の
つまみ151を突設している。そして,図4,図6に示
すように,ケース42にはつまみ151を移動可能とす
るガイド孔17が穿設されている。
【0031】その結果,図6の矢印に示すように,つま
み151を操作して触媒装置15を通路20から後退さ
せ,反対側に操作することにより,触媒装置15を通路
20に突出させることができる。そして,触媒装置15
を空気通路20に突出させた場合には,脱臭動作を行わ
せることができる。
【0032】一方,触媒装置15を空気通路20から後
退させた場合には,オゾンは触媒装置15を通らず,そ
のまま脱臭反応に寄与することなく外部に放出される。
そして,外部に放出されたオゾンは,外部にある臭気源
に作用して効果的に臭気を削減することができ,所謂オ
ゾン燻蒸効果を発揮することができる。その他について
は実施形態例1と同様である。
【0033】実施形態例3 本例は,実施形態例1において,図7に示すように,流
路絞り部21における通路面積の拡開部に開閉操作が可
能な扉31を設け,扉31の開口部には触媒装置15を
通ることなく直接通気を外部に排出させるバイパス通路
30が連結されているもう一つの実施形態例である。
【0034】即ち,扉31にはアーム321を介してノ
ブ32が取り付けられており,ノブ32を押すことによ
り,扉31が同図の矢印の方向に揺動して上記開口部が
開き,通路20とバイパス通路30とが連通する。その
結果,通路20の空気は,通気抵抗の小さいバイパス通
路30の方に流れるようになる。触媒装置15の通気抵
抗はバイパス通路30の通気抵抗よりも遙かに大きいか
らである。同図において,符号301はバイパス通路3
0の排気用スリットである。
【0035】その結果,扉31を閉じた場合には空気は
触媒装置15を流れて通常の脱臭動作を行い,扉31を
開いた場合には,空気の大半はバイパス通路30を流
れ,大量のオゾンが外部に放出され前記オゾン燻蒸を行
うことが可能になる。そして,その後,バイパス通路3
0を閉じた場合には,外部に放出されたオゾンは,再び
触媒装置15に戻って来て脱臭作用に寄与し,また余剰
のオゾンは分解触媒で分解される。その他については実
施形態例1と同様である。
【0036】なお,上記実施形態例2,実施形態例3に
おいて,更にオゾン発生基板11の動作をオンオフする
操作手段を設け,上記オゾン燻蒸動作を行った後に,バ
イパス通路30を閉じると共にオゾンの発生を停止し,
外部に放出されたオゾンを速やかに触媒装置15で分解
するように作動させてもよい。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明によれば,通気の流
通抵抗を低減して小型化と省電力化が可能な脱臭装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の脱臭装置のケースを取り外した
状態における平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の流路絞り部の拡大図。
【図4】実施形態例2の脱臭装置をケースを取り付けた
状態で内部を透視した平面図。
【図5】図4の左側面図。
【図6】実施形態例2の触媒装置の進退動作を模式的に
示した図。
【図7】実施形態例3の脱臭装置をケースを取り付けた
状態で内部を透視した斜視図。
【図8】従来の脱臭装置のケースを取り外した状態にお
ける平面図。
【図9】図8のY1−Y1矢視線正面図。
【図10】従来の脱臭装置のケース装着時の斜視図。
【図11】従来装置において,オゾン発生基板を空気通
路の壁面に貼着した場合のオゾンの濃度分布を模式的に
示した図。
【符号の説明】
11...オゾン発生基板, 12...ファン(通風手段), 15...触媒装置, 20...空気通路, 21...流路絞り部, A...流路面積漸減部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C01B 13/11 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/015 B01D 53/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の臭い成分とオゾンとを反応させ
    脱臭する脱臭装置であって,空気通路と,空気を所定の
    方向に流通させる通風手段と,空気通路に配置されオゾ
    ンを発生させるオゾン発生基板と,オゾン発生基板の下
    流側に配置されオゾンと臭い成分との間の反応を促進す
    ると共に未反応オゾンの分解を促進する触媒装置とを有
    しており, 上記空気通路には,通路面積を一旦狭めたのち再度拡開
    して触媒装置に連結する流路絞り部が設けられており 該流路絞り部は,通路の縦幅を変えることなく横幅だけ
    を漸減した後通路後方へ向けて拡開するV字状の屈折平
    面壁を備えており,上記オゾン発生基板は,左側または
    右側の一方の屈折平面壁の流路面積漸減部 に貼着されて
    いることを特徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】 請求項において,前記触媒装置を空気
    通路を遮るように突出させ又は空気通路から後退させる
    触媒装置の進退手段が設けられていることを特徴とする
    脱臭装置。
  3. 【請求項3】 請求項において,前記流路絞り部にお
    ける通路面積の拡開部には,開閉操作が可能な開口部が
    設けられており,この開口部には前記触媒装置を通るこ
    となく直接通気を外部に排出させるバイパス通路が連結
    されていることを特徴とする脱臭装置。
  4. 【請求項4】 請求項または請求項において,前記
    オゾン発生基板には,オゾンの発生動作をオンオフする
    ことのできる切換手段が設けられていることを特徴とす
    る脱臭装置。
  5. 【請求項5】 請求項において,請求項記載の触媒
    装置の進退手段または請求項記載の開口部の開閉手段
    を操作することができると共に,前記オゾン発生基板の
    動作をオンオフ操作することのできる制御手段が設けら
    れており,上記制御手段は,前記触媒装置を空気通路に
    進出させ又は上記開口部を閉塞することにより触媒装置
    に空気を流通させると共にオゾン発生基板を作動させる
    第1の動作モードと,上記触媒装置を空気通路から後退
    させ又は上記開口部を開口することにより上記触媒装置
    に対する空気の流通を抑制すると共にオゾン発生基板を
    作動させる第2の動作モードと,上記触媒装置を空気通
    路に進出させ又は上記開口部を閉塞することにより触媒
    装置に空気を流通させると共にオゾン発生基板の作動を
    停止させる第3の動作モードとに自動的に切り換え制御
    することを特徴とする脱臭装置。
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