JPH0456625A - フレグランスコントローラ - Google Patents

フレグランスコントローラ

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JPH0456625A
JPH0456625A JP2169638A JP16963890A JPH0456625A JP H0456625 A JPH0456625 A JP H0456625A JP 2169638 A JP2169638 A JP 2169638A JP 16963890 A JP16963890 A JP 16963890A JP H0456625 A JPH0456625 A JP H0456625A
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JP
Japan
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fragrance
air
indoor
room temperature
deodorant
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JP2169638A
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Hiromitsu Ogasawara
紘充 小笠原
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、芳香剤、消臭剤を内蔵し、送風手段によっ
て強制的に室内空気を循環させて、室内の芳香、消臭を
行なうフレグランスコントローラに関する。
〔従来の技術〕
たとえば、自動車等においては、エアーコンディジフナ
−(エアコン)の普及によって、夏期、冬期を問わず、
窓を閉鎖状態とすることが多い。
そのため、乗員が自動車室内の臭いに対して不快感を感
じ、快適な乗車性が損なわれる虞れがある。
そこで、室内に快適な香りを発散させる芳香剤や室内の
不快な臭いを消去する消臭剤が提供されている。
自動車の室内に配設される芳香剤、消臭剤は、たとえば
、室内前方のダノ/ユボードや室内後方のりャバノケー
ジトレイ等に載置、配設されている。そして、芳香剤、
消臭剤の収納された容器に形成された透過孔から香料等
が自然発散によって室内空気中に発散されて、室内空気
の芳香、消臭が行なわれている。
なお、芳香剤、消臭剤の容器は、通常、自動車走行中の
加速度や振動等による横滑りや転倒、落下等を防止する
ために、たとえば、両面テープによって固着されている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、公知の芳香剤、消臭剤においては、ダツ
シュボード等に容器を載置、固着して配設しなければな
らない。そのため、ダツシュボード等に煩雑な印象を与
えるとともに、自動車室内のデザインやインテリア等に
マツチしない容器の芳香剤、消臭剤では、自動車室内の
装飾性の低下は瀞けられない。
また、ダツシュボード、リヤパッケージトレイの形状、
大きさ等によっては、芳香剤、消臭剤が載置不能になる
虞れがある。
また、芳香剤は、通常、ダツシュボードやりャパッケー
ジトレイ等のように、自動車室内の前方、後方のいずれ
かに配設、載置される。しかしながら、芳香剤において
は、香料の自然発散によって、その効果を期待している
ため、芳香剤から離れた位置では、芳香剤の濃度は薄く
なり、1・分な効果が期待できない。
更に、芳香剤の香料の発散量は、周囲の温度によって異
なり、周囲の温度が高いと、発散量が多くなるとともに
、周囲の温度が低いと、発散量が少なくなる。つまり、
夏期等の自動車室内の温度の高いときにおいては、室内
の空気中の芳香剤の香料の濃度が濃くなり、着座者に不
快感を与える虞れがある。また、これとは逆に、冬期等
の自動車の室温の低いときにおいては、芳香剤の香料の
濃度が低くなり、芳香剤の効果が1−分に得られない。
また、消臭剤の自然発散のもとでは、室内空気全体の消
臭がはかれないため、その消臭効果は分に期待できない
。そこで、たとえば、モータファン等によって室内空気
を一定方向に循環さけ、室内空気の効率的な消臭をはか
る構成が知られている。
しかし、モータファンを利用する構成においては、モー
タ自体の駆動音やファンの風切り音等が大きく、乗員、
特に、ドライバーに不安感を与えるため、好ましくない
また、モータファンにおいては、−船釣に、単一方向に
のみ送風可能に構成される。しかし、単一方向への送風
においては、送風口(吹出口)の向きや配設位置等によ
る消臭効果にムラが生じ、室内全体の消臭が1−分には
かれない。
この発明は、自動車室内の装飾性を損なうことなく配設
されるとともに、室内をムラなく芳香、消臭するフレグ
ランスコントローラの提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、口の発明によれば、芳香剤
、消臭剤の収納されたユニy)ベースが、ルームランプ
の設けられたユニットとして形成されて、室内天井に取
付けられている。
ユニットベースは、複数方向に送風可能な送風手段を具
備している。そして、ユニ・ットベースの底部に形成さ
れた吸込口と、少なくとも前後方向の対向する側面に形
成された吹出口とを介して、室内空気が、送風手段によ
って、ユニ・、)ベース内に強制的に循環可能に構成さ
れている。
また、芳香剤、消臭剤の少なくとも一つを収納する収納
部は、空気の循環路の一部として、ユニットベースに形
成されている。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図、第2図に示すように、この発明に係るフレグラ
ンスコントローラ10ハ、ユニットベース12によって
、自動車のルームランプ14とともにユニット化され、
自動車の室内天井16に取付けられている。
ユニットベース12は、第2図に示すように、たとえば
、上端の開口されたボックス状に成形され、芳香剤18
、消臭剤20を収納する収納部22.24が、底部に個
別に形成されている。ユニットベース12の底部は、た
とえば、ルームランプ14の取付けられる凹部26を外
面に有して形成され、凹部によって内面に形成される突
出部28を利用して、底部が収納部22.24に分割さ
れている。なお、ルームランプ14は、たとえば、車両
の左右方向に離反した2ケ所に設けられている。
第1図、第2図を見るとわかるように、収納部22、2
4の底部に、たとえば、多数のスリットからなる室内空
気の吸込口30.31が形成されている。
そして、芳香剤18.消臭剤20が、たとえば、載置台
34,36に載置されて、収納部22.24に個別に収
納されている。載置台34.36は、たとえば、室内空
気の透過可能なスリット状の透過孔(図示しない)を複
数個有して形成されている。
そして、第2図に示すように、たとえば、収納部22.
24の上方に、送風手段40が設けられている〇送風手
段40として、たとえば、第3図に示すように、圧電バ
イモルフ42への交流電圧の印加による振動板44の振
動によって風を励起する、いわゆる電子ファンが利用で
きる。電子ファン(送風手段)40として、たとえば、
1方向の吸込口40aから吸込んだ空気を2方向の送風
口40bから吹出す(送風する)構成のものが利用され
、吸込口が下方に、送風口が自動車の前後方向にそれぞ
れ位置するように配設されている(第4図参照)。
そして、第1図、第2図に示すように、電子ファンの送
風口40bと整列される吹出口46が、ベースユニット
12の側方に形成され、電子ファンによって送風された
風(室内空気)をべ〜スユニットの外方、つまり、自動
車室内に吹出し可能に構成されている。第2図を見ると
わかるように、吹出口46は、たとえば、吸込口30,
31 と同様に、多数のスリットから形成されている。
ところで、電子ファン40は、振動板44の振動によっ
て風を励起している。つまり、ファンの回転によって風
を励起するモータファンと異なり、回転部材がないため
、モータ自体の騒音やファンによる風切り音が生じない
。そのため、送風手段40として、電子ファンを利用す
れば、フレグランスコントローラ10の静音化が1−分
にはかられ、乗員、特に、ドライバーに不安感を与える
こともない。
また、電子ファン40は、摺動部を持たないことから、
長寿命、低消費電力等のメリットが更に期待できる。な
お、電子ファン40は、公知に構成であり、その構成は
、この発明の趣旨でないため、詳細には説明しない。
電子ファン40は、第3図を見るとわかるように、直流
電圧を交流電圧に変換するDC/ACインバータ48に
接続され、DC/ACインバータは、電源スィッチ50
を介して、自動車のバッテリー52に接続されている。
電源スィッチ50は、たとえば、ドライバーの操作可能
な位置、たとえば、第1図に示すよウニ、ユニットベー
ス12の側面等に設けられる。
このような構成によれば、電源スィッチ50の操作によ
る電子ファン40の駆動によって、ベースユニット底部
、つまり、収納部22.24の吸込口3031を介して
、電子ファンの吸込口40aに吸込まれた室内空気が、
電子ファンの送風口40bから吹出口46を介して、自
動車室内に吹出される。つまり、電子ファン40によっ
て、室内空気が、ベースユニット内の収納部22.24
を介して、強制的に循環される。そのため、たとえば、
芳香剤18から発散された香料が、電子ファン40を介
して、前後側面の吹出口46から吹出され、香料が室内
にムラなく発散される。従って、第4図に示すように、
フロントシート54、リヤシート56のいずれにも芳香
剤18の香料がほぼ均一に発散され、室内全体の芳香が
1・分にはかられる。
また、消臭剤20においても、電子ファン40の駆動に
よって、自動車室内にムラなく発散されるため、室内全
体の消臭がI・分にはかられる。
更に、この発明のフレグランスコントローラ10は、室
内天井16に取付けられるため、ダツシュボード、リヤ
パッケージトレイ等への載置が不要となる。そのため、
自動車室内のデザイン、インテリア等を損なうことなく
、芳香剤18、消臭剤20が室内に配設でき、自動車室
内の装飾性の向」二がはかられる。
ここで、この発明のフレグランスコントローラ10にお
いては、第2図に示すように、芳香剤18、消臭剤20
のいずれかの収納部22.24を閉鎖し、空気の循環路
を遮断して、芳香剤、消臭剤のいずれかを選択する切換
え/ナツタ58が、収納部、電子ファン40間に介在さ
れている。切換えンヤッタ58は、収納部22.24の
うちのいずれか一方の上部を閉鎖可能に形成され、前後
方向に形成された貫通溝60を介してユニットベース1
2の外方に露出された操作レバー62のスライド操作に
よって、スライド可能に構成されている。このような構
成では、切換えンヤッタ58によって、空気の循環路が
遮断され、遮断された収納部22.24の空気の循環が
阻止される。そのため、自動車室内への芳香剤18、消
臭剤20の発散による芳香、消臭のいずれか一方が選択
できる。
なお、ユニットベース12は、第1図、第2図に示すよ
うに、室内天井16に予め設けられた取付片63によっ
て、室内天井に着脱可能に取付けられている。そして、
室内天井の取付片63からユニットベース12を取外し
て、芳香剤18、消臭剤20の収納、交換が行なわれる
ところで、この発明のフレグランスコントロラ10は、
自動車の室温を検出し、室温が予め設定された設定温度
より低下したとき、加熱手段64の適当な熱量のもとで
芳香剤18を加熱可能に構成されている。
自動車の室内温度は、第3図に示すように、たとえば、
サーミスタからなる温度感知手段65を備えた室温検出
回路66によって検出され、室温検出回路は、予め設定
された設定温度と測定した室温とを比較し、温度差に対
応する適当な信号を出力可能に構成されている。サーミ
スタ(温度感知手段)65は、自動車室内の温度を感知
可能な位置、たとえば、第1図Iこ示すように、感知用
スリット68の形成されたユニットベース12のほぼ中
央部に配設される。
また、第3図に示すように、芳香剤18の加熱手段64
として、たとえば、ヒータ線70を内蔵したヒタバネル
72が利用できる。なお、ヒータパネル72は、たとえ
ば、芳香剤18の載置される載置台34として形成され
ている。ヒータ線70は、ヒータコントロール回路74
に接続されている。ヒータコントロール回路74は、第
3図に示すように、室温検出回路66に接続され、室温
検出手段からの信号によって、ヒータ線70、つまり、
ヒータパネル12の熱量を調整可能に構成されている。
このような構成では、ヒータパネル72による加熱によ
って、芳香剤18の温度が、室温に対応して、はぼ一定
に保たれる。そのため、夏期の冷房使用時や冬期等の室
温の低下時においても、芳香剤18が、室温に対応する
熱量のもとで、ヒータパネル72によって加熱されるた
め、芳香剤の香料の所定の発散量が確保できる。従って
、室温の低下時においても、芳香剤の香料の所定の濃度
が確保でき、良好な香りのもとでの乗車が行なえる。
また、第3図に示すように、この発明のフレグランスコ
ントローラ10は、インターバルタイマ76を具備し、
タイムセレクタ78によって選択された所定時間の経過
ごとに、一定の時間だけ供給電圧を遮断する間欠式に構
成されている。インタバルタイマーのタイムセレクタ7
8は、第3図を見るとわかるように、たとえば、10秒
、20秒、30秒の作動ポジションと、供給電圧の遮断
のない連続ボジンヨンと、インターバルタイマー76の
オフを設定するオフボジショとを有して形成されている
そして、インターバルタイマー76は、たとえば、DC
/ACインバータ48、ヒータコントロール回路74に
それぞれ接続され、タイムセレクタ78によって設定さ
れた作動時間の経過後、たとえば、10分間だけ供給電
圧を遮断するように構成されている。
なお、タイムセレクタ78は、ドライバー等の乗員の操
作可能な位置、たとえば、第1図に示すように、電源ス
ィッチ50と同様に、ユニットベース12の側面に設け
られる。
たとえば、インターバルタイマーのタイムセレクタ78
によって、作動時間10秒を選択したと仮定する。する
と、第5図に示すように、インターバルタイマー76に
よって、たとえば、選択された作動時間の10秒間だけ
DC/八Cへンバータを介して、電子ファンに交流電圧
が印加され、電子ファンが10秒間だけ駆動して、切換
えンヤッタ58によって選択された芳香、消臭のいずれ
かが行なわれる。
そして、10秒間が経過すると、インターバルタイマー
76によって、一定時間、たとえば、10分間だけ電子
ファン40への供給電圧が遮断され、10分間経過した
後、再び、10秒間だけ電子ファンが作動される。
ここで、室温が所定の、温度より低い場合、室温検出回
路66からの信号によって、ヒータフントロール回路7
4がヒータパネル72での加熱温度を設定し、インター
バルタイマー76による作動時間だけ、芳香剤18が加
熱され、芳香剤の温度が所定の温度に保たれる。そして
、10分間の遮断時間の経過後、再度、室温が検出され
、芳香剤18の温度を設定温度まで上昇さげるのに必要
な熱量だけ、ヒータコントロール回路74からヒータパ
ネル72に作用し、芳香剤が加熱される。
また、たとえば、時間の経過によって室温が上昇し、室
温検出回路66によって、設定温度を越えたと判断され
ると、室温検出回路からヒータコントロール回路にオフ
信号が出力され、インターバルタイマー76が作動時間
となっても、ヒータパネル72の加熱は生じない。
このような構成では、電子ファン40の駆動による室内
空気の循環時間、つまり、芳香、消臭の作用時間が任意
に選択でき、ドライバーやその他乗員の好み等に応じた
香料の濃度、消臭状態等の室内環境が設定できる。その
ため、快適な乗降車性が確保できる。
そして、電子ファン40.ヒータパネル72が間欠式に
作動するため、バッテリー52の過剰な消耗が防止でき
る。
なお、第5図においては、10秒の作動時間を例示して
いるが、20秒、30秒の作動時間においても、電子フ
ァン40が、たとえば、10分間隔で同様に駆動される
ことはいうまでもない。
また、タイムセレクタ78によって、連続ポジションを
選択した場合においては、10分間の遮断時間はなく、
連続して電子ファン40の駆動等が行なわれる。
ところで、ドア8o、 82等の開放時においては、た
とえば、自動車の室内空間が無限大となるため、室内空
気を強制的に循環させても、芳香、消臭効果が低下する
。そこで、この発明においては、ドア検出手段84によ
って、ドア80.82等の開閉を検出し、ドアの閉鎖時
にのみ、電子ファン40を駆動して、自動車室内の芳香
、消臭を行なうように構成されている。第3図、第4図
に示すように、ドア検出手段84として、たとえば、ド
ア80.82等の開閉に伴ってルームランプ14を点滅
させるドアスイッチが利用でき、ドアスイ・ソチに連動
可能に接続されたスイッチング回路86のオン、オフに
よって、電子ファン40、ヒータパネル72の作動が制
御される。
このような構成では、ドア80.82等のうちのいずれ
かが開放されると、供給電圧が遮断されて、電子ファン
40等が停止される。そのため、電子フアン40等のム
ダな作動が防止でき、この点においても、バッテリー5
2の消耗が1分に抑制される。
なお、第3図の参照符号88は、ルームランプ14のド
ア8082との連動、非連動を選択するルームスイッチ
を示す。ルームスイッチ88は、第1図に示すように、
たとえば、電源スィッチ50、タイムセレクタ78等と
同様に、ユニットベース12の側面等に取付けられる。
実施例において、タイムセレクタ78の作動時間は、1
0秒、20秒、30秒として具体化しているが、これら
は、一実施例に過ぎず、これに限定されないO また、実施例においては、芳香剤18、消臭剤20をそ
れぞれ収納可能に、個別の収納部22.24が形成され
ている。しかし、これに限定されず、たとえば、いずれ
か一方を収納するひとつの収納部のみを有する構成とし
てもよい。
しかし、実施例のように、芳香剤18、消臭剤20を個
別に収納可能な収納部22.24を有し、切換えシャッ
タによって芳香剤、消臭剤を選択可能な構成とすれば、
室内の環境に応じた芳香、消臭が迅速、容易に行なえる
また、実施例においては、自然発散式の消臭剤20とし
て具体化しているが、これに限定されず、たとえば、フ
ィルター式の消臭剤としてもよい。
また、消臭効果を有するものであれば、空気清浄フィル
ター等も、この発明の消臭剤20に包含される。
なお、実施例において、フレグランスコントローラ10
1;!、ルームランプの内蔵されたユニットとして構成
されている。しかし、これに限定されず、たとえば、ル
ームランプと個別にフレグランスコントローラを、室内
天井のほぼ中央部に設ける構成としてもよい。
また、フレグランスコントローラ10の配設箇所は、電
子ファン40によって室内空気を循環可能な位置であれ
ばよく、室内天井のほぼ中央部に限定されない。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を回答限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明に係るフレグランスコントロー
ラは、芳香剤、消臭剤の収納部を介して、室内空気を強
制的に循環させるとともに、ルームランプを内蔵したユ
ニットとして、自動車の室内天井に取付けられている。
そのため、ダッンユボード、リヤパッケージトレイ等へ
の載置が不要となり、自動車室内のデザイン、インテリ
ア等を損なうことなく、芳香剤、消臭剤が室内に配設で
きる。従って、自動車室内の装飾性の向上がはかられる
また、自然発散した芳香剤、消臭剤が、送風手段によっ
て、自動車の前後方向に強制的に吹出される。そのため
、香料等が室内にムラなく発散され、室内全体の芳香、
消臭が1分にはかられる。
そして、電子ファンを送風手段とする構成では、モータ
ファンと異なり、モータ自体の騒音やファンによる風切
り音が生じないため、フレグランスコントローラの静音
化が1−分にはかられる。そのため、送風手段の騒音等
によって、乗員、特に、ドライバーに不安感を与えるこ
ともない。
また、芳香剤、消臭剤の収納部を個別に形成し、切換え
ンヤッタによって切換え可能とする構成では、室内の環
境に応じた芳香、消臭が迅速、容易に行なえる。
また、室温を検出して、室温が設定温度より低いとき、
適当な熱量のもとで芳香剤を加熱可能な構成とすれば、
芳香剤の温度が所定の温度に保たれるため、芳香剤の香
料の発散量が1・分に確保できる。そのため、室温の低
下時においても、自動車室内の芳香が1・分に行なわれ
る。
そして、室温に対応して、芳香剤の加熱量が調整される
ため、過剰な加熱が防止でき。
更に、インターバルタイマーによって、所定時間の軽過
ごとに、一定の時間だけ電源からの供給電圧を遮断する
構成では、芳香、消臭の作用時間が任意に選択できる。
そのため、ドライバーやその他乗員の好み等に応じて、
香料の濃度、消臭状態等の室内環境が任意に設定でき、
快適な乗降車性が確保される。
そして、送風手段、加熱手段等が間欠式に作動するため
、バッテリー等の過剰な消耗が防止される。
また、ドアの開放を検出し、ドアが開放されたとき、送
風手段、加熱手段等への供給電圧を遮断する構成とすれ
ば、送風手段等のムダな作動が防止でき、この点におい
ても、バッテリーの消耗が十分に抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るフレグランスコントローラの
概略斜視図、 第2図は、フレグランスコントローラの概略縦断面図、 第3図は、フレグランスコントローラのブロック図、 第4図は、フレグランスコントローラの取付ケられた自
動車室内の概略側面図、 第5図は、フレグランスコントローラツタイムチャート
である。 10:フレグランスコントローラ、12:ユニットヘス
、14:ルームランプ、16:室内天井、18:芳香剤
、20:消臭剤、22,24  :収納部、3031:
吸込口、4吐送風手段(電子ファン)、46:吹出口、
58:切換えシャッタ、64:加熱手段、66:室温検
出回路、72:ヒータパネル(加熱手段)、74:ヒー
タコントロール回路、76:インターバルタイマ、84
: ドア検出手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数方向に送風可能な送風手段を具備したユニッ
    トベースの底部に吸込口が形成されるとともに、少なく
    とも前後方向の対向する側面に吹出口が形成されて、送
    風手段によって、ユニットベース内に室内空気が強制的
    に循環され、 芳香剤、消臭剤のうちの少なくとも一つを収納可能な収
    納部が、空気の循環路の一部としてユニットベースに形
    成され、 ルームランプの内蔵されたユニットとして、室内天井に
    取付けられたフレグランスコントローラ。
  2. (2)送風手段が、少なくとも対向する2方向の送風口
    を有する電子ファンから形成された請求項1記載のフレ
    グランスコントローラ。
  3. (3)収納部が、芳香剤、消臭剤を個別に収納可能に分
    離して形成されるとともに、芳香剤、消臭剤の収納部の
    いずれか一方を閉鎖する切換えシャッタが設けられ、 切換えシャッタによって、芳香剤、消臭剤のいずれかを
    選択可能に構成された請求項1または2記載のフレグラ
    ンスコントローラ。
  4. (4)室温を検出し、予め設定された設定温度と比較し
    て、室温が設定温度より低い場合にのみ、温度差に対応
    する適当な信号を出力する室温検出回路と、 芳香剤を加熱可能な加熱手段と、 室温検出手段からの信号に対応した熱量のもとで、加熱
    手段を作動させるヒータコントロール回路と、 を具備し、 室温が所定の温度より低下したとき、適当な熱量のもと
    で芳香剤を加熱し、芳香剤の濃度を自動的に調整可能な
    請求項1ないし3のいずれか記載のフレグランスコント
    ローラ。
  5. (5)所定時間の経過ごとに、一定の時間だけ電源から
    の供給電圧を遮断するインターバルタイマーを更に具備
    した請求項4記載のフレグランスコントローラ。
  6. (6)ドアの開閉を検出し、ドアが開放されたとき、送
    風手段、加熱手段等への供給電圧を遮断する請求項4ま
    たは5記載のフレグランスコントローラ。
JP2169638A 1990-06-27 1990-06-27 フレグランスコントローラ Pending JPH0456625A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003129994A (ja) * 2001-08-10 2003-05-08 Denso Corp 車両用送風装置
JP2003299720A (ja) * 2002-04-12 2003-10-21 Fumakilla Ltd 薬剤揮散装置
JP2004259527A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用除電装置
JP2018192897A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 アルパイン株式会社 車載器、噴霧システム及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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