JPH01218458A - 芳香剤の散布方法と散布器 - Google Patents

芳香剤の散布方法と散布器

Info

Publication number
JPH01218458A
JPH01218458A JP63042196A JP4219688A JPH01218458A JP H01218458 A JPH01218458 A JP H01218458A JP 63042196 A JP63042196 A JP 63042196A JP 4219688 A JP4219688 A JP 4219688A JP H01218458 A JPH01218458 A JP H01218458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fragrance
temperature
opening
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63042196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Akutsu
阿久津 康久
Kuniyoshi Takahashi
高橋 邦佳
Yoshiko Handa
半田 欣子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP63042196A priority Critical patent/JPH01218458A/ja
Publication of JPH01218458A publication Critical patent/JPH01218458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a0発明の目的 (産業上の利用分野) この発明に係る芳香剤の散布方法と散布器は、自動車等
の室内を心地良い香りで満たすのに使用る、。
(従来の技術) 室内を心地良い香りで満たす為、従来から、液体、或は
固体等、各種の芳香剤が提供されている。
又、ケーシング内に芳香剤と送風器とを設け、送風器に
より生じる風に乗せて、芳香剤を広い範囲に行き亘らせ
る芳香剤の散布器も、例えば実公昭41−9341号公
報に見られる様に、従来から知られており、自動車用空
調機と組み合わせた芳香剤の散布器も、実開昭53−5
7646号公報、特開昭58−30824号公報に記載
されている様に、従来から知られている。
この内、実公昭41−9341号公報に記載された従来
の芳香剤の散布器は、第18〜19図に示す様に、空気
吸入口(第18図の裏面側に存在る、)と空気吐出口1
とを有る、ケーシング2と、このケーシング2内に設け
られ、空気吸入口から空気吐出口1に向けて空気を流す
送風器3と、同じくケーシング2内に設けられ、それぞ
れ内部に芳香剤4を入れた芳香剤容器5.5と、各芳香
剤容器5.5の上端開口を塞ぐ蓋体6.6とから構成さ
れている。
上記各蓋体6.6は、中間部を横軸7により枢支された
腕体8の先端部に、それぞれ固定されており、各腕体8
の基端部は、ソレノイド9により揺動自在としている。
室内に芳香を行き亘らせる場合は、送風器3を運転る、
と共に、ソレノイド9に通電る、事で、少なくとも一方
の芳香剤容器5の蓋体6を開き、ケーシング2内を流れ
る空気中に芳香剤4を溶は込ませる。
この様にして芳香剤4を溶は込ませた空気は、そのまま
ケーシング2の端部に設けた空気吐出口1から室内に吹
き出される為、室内を心地良い香りで満たす事が出来る
(発明が解決しようとる、課題) ところが、上述の様に構成され作用る、従来の芳香剤の
散布器を用いて室内に芳香剤を散布る、場合に於いては
、次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、人間が匂いを感じる程度は常に一定ではなく、温
度並びに湿度によって感じる程度が変化る、事が知られ
ている。
例えば雰囲気中に含まれる芳香剤の濃度が一定で、湿度
が一定とした場合は、第20図に示す様に、成る特定の
温度範囲の場合に最も匂いを強く感じ、この温度範囲よ
り高くても、逆に低くても、匂いを感じる程度が低くな
ってしまう。この様に、人間が最も匂いを強く感じる範
囲である中央温度範囲は、芳香剤の種類によっても若干
相違る、が、凡そ25〜35℃である。
尚、この第20図の縦軸の数字は(次に述べる第21図
の縦軸、並びに第22図の円内の数字も同じ。)、Oは
全く匂いを感じない状態を、1はやっと匂いを感知出来
るが、匂いの種類は判別出来ない状態を、2は弱いが匂
いの種類が解る状態を、3は楽に感知出来、匂いの種類
もはっきりと解る状態を、4は匂いをかなり強く感じる
状態を、それぞれ表わしている。因に、芳香剤濃度とし
て好ましいのは、上記r23の段階である。
又、雰囲気中に含まれる芳香剤の濃度が一定で、温度が
一定とした場合は、第21図に示す様に、成る特定の湿
度範囲の場合に最も匂いを強く感じ、この湿度範囲より
高くても、逆に低くても、匂いを感じる程度が低くなっ
てしまう。この様に、人間が最も匂いを強く感じる範囲
である中央湿度範囲は、芳香剤の種類によっても若干相
違る、が、凡そ60〜70%である。
人間が匂いを感じる程度は、上述の様に温度や湿度によ
って異なり、これらの影響を合成して示すと、第22図
に示す様になる為、常に同じ濃度の芳香剤供給を行なっ
た場合、例えば車室内の温度や湿度の変化に伴なって、
匂いを強く感じたり或いはあまり感じなかったりる、事
が避けられない。
人間が匂いを快適に感じる範囲はそれ程広くない為、自
動車室内の様に、温度や湿度の変化が比較的部しい場所
で使用る、芳香剤の散布器が、常に同じ濃度で芳香剤の
散布を行なった場合、温度や湿度によっては、必ずしも
快適に感じなくなってしまう場合が生じる。
更に、芳香剤散布器を独立ではなく、自動車用空調機に
組み込んで構成した場合、空調機の作動状態に応じて、
芳香剤を含んだ空気が噴出される吹出口が変化る、が、
乗員の顔に向いた吹出口から空気が吹き出した場合と、
それ以外の吹出口から空気が吹き出した場合とで、空気
中に含まれる芳香剤の濃度が同じであっても、乗員が芳
香剤の匂いを感じる程度に差が生じる事が避けられない
前記実開昭53−57646号公報、特開昭58−30
824号公報に記載された芳香剤散布機能付自動車用空
調機の場合、空調機の作動状態に関係なく、常に一定濃
度の芳香剤散布を行なう様に構成していた為、場合によ
っては乗員が不快に感じる程、高濃度の芳香剤散布を行
なったり、或は逆に、乗員が芳香剤の匂いをあまり感じ
なくなったりる、事が避けられない。
本発明の芳香剤の散布方法と散布器は、この様な不都合
を解消る、為、温度又は湿度により、更には空調機の作
動状態に応じて、芳香剤の散布量を変える様に構成して
いる。
b3発明の構成 (問題を解決る、ための手段) 本発明の芳香剤の散布方法と散布器との内、先ず散布方
法は、人間が勾いを強く感じる条件の場合に、人間の鼻
に達る、芳香剤の濃度を薄くし、人間が勾いを弱く感じ
る条件の場合に、芳香剤の濃度を濃くる、ものである。
又、芳香剤の散布器の内、請求項の第2項に記載したも
のは、空気吸入口と空気吐出口とを有る、ケーシングと
、このケーシング内に設けられ、空気吸入口から空気吐
出口に向けて空気を流す送風器と、内部を上記ケーシン
グ内に連通る、状態に設けられ、内部に芳香剤を入れた
少なくとも1個の芳香剤容器と、この芳香剤容器から飛
散し、人間の鼻に達る、芳香剤の濃度を調整る、調整手
段と、芳香剤を散布る、雰囲気中の温度と湿度との少な
くとも一方を検出る、センサとから成り、上記調整手段
は、センサが検出る、雰囲気の温度又は湿度が、人間が
匂いを強く感じる所定の条件の場合に濃度を薄くさせ、
雰囲気の温度又は湿度が、人間が匂いを弱く感じる所定
の条件の場合に、濃度を濃くる、様にしている。
次に、請求項の第3項に記載した芳香剤の散布器は、濃
度調整の為の調整手段を、芳香剤容器の開口を開閉る、
蓋体と、この蓋体を開閉る、為の開閉手段とから構成し
、人間が匂いを強く感じる所定の条件の場合に、開閉手
段が蓋体を開いている時間を短くる、様にしている。
又、請求項の第4項に記載した芳香剤の散布器は、上記
調整手段を、芳香剤容器の開口面積を調節る、絞り手段
と、この絞り手段を駆動る、駆動手段とで構成し、人間
が匂いを強く感じる所定の条件の場合に、絞り手段が上
記開口面積を狭くる、様に構成している。
又、請求項の第5項に記載した芳香剤の散布器は、送風
器による送風量の調節を自在とし、人間が匂いを強く感
じる所定の条件の場合に、送風量を多くる、様に構成し
ている。
又、請求項の第6項に記載した芳香剤の散布器は、芳香
剤容器内の芳香剤の温度を調節る、温度調節手段を設け
、この温度調節手段は、人間が匂いを強く感じる所定の
条件の場合に、人間が匂いを弱く感じる所定の条件の場
合に比較して、芳香剤の温度を低くる、様に構成してい
る。
更に、上述の第一〜第五の芳香剤の散布器を構成る、場
合に於いて、芳香剤の散布器を自動車用空調機に組み込
む場合は、自動車用空調機のダクトをケーシングとし、
この自動車用空調機のブロアを送風器とる、と共に、上
記自動車用空調機の運転状態に合わせて、乗員が匂いを
感じ易い状態に於いて芳香剤の散布量を少なくし、乗員
が匂いを感じ難い状態に於いて芳香剤の散布量を多くる
、。
(作   用) 上述の様に構成される本発明による芳香剤の散布器は何
れも、温度や湿度の値が、人間が匂いを強く感じる所定
の条件の場合に、人間の鼻に達る、空気中の芳香剤の濃
度を薄くし、反対に、人間が匂いを弱く感じる所定の条
件の場合に、鼻に達る、空気中の芳香剤の濃度を濃くる
、。
即ち、請求項の第3項に記載した散布器に於いては、雰
囲気の温度又は湿度が、人間が匂いを弱く感じる所定の
条件の場合に、開閉手段が蓋体な開いている時間を長く
して芳香剤の散布量を多くる、事で、鼻に達る、空気中
の芳香剤の濃度を濃くし、雰囲気の温度又は湿度が、人
間が匂いを強く感じる所定の条件の場合に、開閉手段が
蓋体を開いている時間を短くして、芳香剤の散布量を少
なくる、事で、鼻に達る、空気中の芳香剤の濃度を薄く
る、。
又、請求項の第4項に記載した散布器に於いては、雰囲
気の温度又は湿度が、人間が匂いを弱く感じる所定の条
件の場合に、絞り手段による芳香剤容器の開口面積を大
きくして芳香剤の散布量を多くる、事で、鼻に達る、芳
香剤の濃度を濃くし、雰囲気の温度又は湿度が、人間が
匂いを強く感じる所定の条件の場合に、上記開口面積を
狭くして、芳香剤の散布量を少なくる、事で、鼻に達す
・る芳香剤の濃度を薄くる、。
又、請求項の第5項に記載した散布量に於いては、雰囲
気の温度又は湿度が、人間が匂いを強く感じる所定の条
件の場合に、送風量を多くして、人間の鼻に達る、空気
中の芳香剤p濃度を薄くし、雰囲気の温度又は湿度が、
人間が匂いを弱く感じる所定の条件の場合に送風量を減
少させ、人間の鼻に達る、空気中の芳香剤の濃度を濃く
る、。
又、請求項の第6項に記載した散布器に於いては、雰囲
気の温度又は湿度が、人間が匂(Aを弱く感じる所定の
条件の場合に、芳香剤の温度を相対的に高くして、空気
中への芳香剤の蒸発を促進させ、空気中への芳香剤の溶
は込み量を増す事で、芳香剤の散布量を多くして、人間
の鼻に達る、空気中の芳香剤の濃度を濃くし、雰囲気の
温度又は湿度が、人間が匂いを強く感じる所定の条件の
場合に、芳香剤の温度を相対的に低下させる事で芳香剤
の蒸発量を少なくして、空気中への芳香剤の溶は込み量
を減らし、芳香剤の散布量を少なくして、人間の鼻に達
る、空気中の芳香剤の濃度を薄くる、。
この結果、人間が匂いを感じ難い範囲では芳香剤の濃度
が濃くなり、反対に匂いを感じ易い範囲では芳香剤の濃
度が薄くなって、人間の感覚としては、芳香剤の香りが
、常に一定の強さに感じる様になる。
更に、特許請求の範囲第7項に記載された散布器に於い
ては、自動車用空調機の作動状態に応じて、空調機の吹
出口から吹き出す空気中に含まれる芳香剤の量を変化さ
せ、高濃度の芳香剤を含む空気が乗員の顔に直接吹き出
して乗員に不快感を与えたり、反対に、乗員の顔から離
れた部分に吹き出す空気中に低濃度の芳香剤しか混入さ
せない事で、乗員が芳香剤の匂いを殆ど感じなくなる様
な事を防止る、。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳しく
説明る、。
第1〜9図は本発明による芳香剤の散布器の内、特許請
求の範囲第2〜3項に記載されたものの実施例を示して
おり、第1図は縦断正面図、第2図は平面図、第3図は
第1図のA−A断面図、第4図は同B−B断面図、第5
図は第3図のC−C断面図、第6図は制御回路のブロッ
ク図、第7図はこの散布器の作用を示すフローチャート
、第8図は温度変化に伴なう蓋体の開閉状態を示す線図
、第9図は温度変化に伴なう芳香剤の濃度と人間の感覚
との変化を示す線図である。
合成樹脂等により、全体を直方体状に形成されたケーシ
ング2には、一端(第1〜2図の左端)に空気吸入口1
0を、中間部上面に空気吐出口1を、それぞれ形成して
いる。
このケーシング2の内側で、上記空気吐出口1の下側位
置には多翼型の送風器3を、この送風器3の吸入口をケ
ーシング2内に開口させると共に、送風器3の空気吹出
口とケーシング2の空気吐出口1とを互いに接合した状
態で固定して、ケーシング2左端部の空気吸入口10か
ら取り入れた空気を、空気吐出口1から吹き出す様にし
ている。
ケーシング2内で、上記空気吸入口10と送風器3との
間部分には、上端に開口を有し、内部にそれぞれ異なっ
た芳香剤4を入れた3個の芳香剤容器5.5と、内部に
消臭剤を入れた1個の消臭剤容器25とが設けられてい
る。
即ち、空気吸入口!Oを設けたケーシング2の左半部内
側には、このケーシング2内を上下に仕切る仕切壁17
を形成′し、この仕切壁17の下側に3個の芳香剤容器
5.5と1個の消臭剤容器25とを収納自在としている
。仕切壁17の下面には、ゴム板等のシール板18が添
着されており、このシール板18と仕切壁17との、芳
香剤容器5.5及び消臭剤容器25の上端開口に整合る
、位置には、各芳香剤容器5.5及び消臭剤容器25内
と、仕切壁17の上方空間19とを連通させる通孔20
が形成されている。
又、ケーシング2の下壁21の上面で、上記通孔20の
下方に位置る、部分には、圧縮ばね22の下端部が支持
されている。ケーシング2の側面に設けた交換用蓋板を
取り外した状態で、仕切壁17の下側に挿入された芳香
剤容器5(或は消臭剤容器25)は、この圧縮ばね22
を弾性的に圧縮した状態で上記通孔20の直下に押し込
まれ、仕切壁17と圧縮ばね22との間で弾性的に支持
される。この状態で、芳香剤容器5の上端開口部は、シ
ール板18の下面に押し付けられて、芳香剤容器5と仕
切壁17との間の気密保持が図られる。
この様にして、仕切壁1フの下側に支持された芳香剤容
器5の口部に固定したプラグ23には、吸上芯24が、
このプラグ23を貫通した状態で設けられている。この
吸上芯24は、毛細管現象によって、この芳香剤容器5
内に貯溜された芳香剤4を吸い上げる為のもので、下端
は芳香剤容器5の底部に達している。
上述の様にして、仕切壁17の下側に支持された芳香剤
容器5.5の上方には、それぞれソレノイド11.11
が、芳香剤容器5.5と対となって固定されており、各
ソレノイド11.11の下方に突出したロッド12.1
2の下端部に、芳香剤容器5.5の上端開口に通じる通
孔20を開閉る、為の蓋体6.6を装着している。各ソ
レノイド11.11は、通電時にロッド12.12を引
き上げ、非通電時にはロッド12.12を引き上げる力
を解除る、構造のものを使用している。消臭剤容器25
の上方には、ソレノイド11は設けず、この消臭剤容器
25の上端開口は、開放状態のままとしている。
又、各蓋体6.6の下面には、第5図に示す様に、仕切
壁17の上面で、通孔20の周囲部分に当接自在な0リ
ング13を装着し、蓋体6.6を仕切壁17の上面に押
圧した場合に、前記したシール板18の作用と相俟て、
芳香剤容器5.5内外の気密保持を確実に図れる様にし
ている。
更に、蓋体6.6の上面と、前記ソレノイド11.11
の下面との間には、それぞれ圧縮ばね14.14を設け
て、各蓋体6.6に、下方に向かう弾力を付与している
一方、ケーシング2の右端部内側には、上記各ソレノイ
ド11.11への通電を制御る、為の制御器15が設け
られており、この制御器15には、芳香剤容器5.5の
数に対応して、3個の釦16.16が設けられている。
各部16.16は、所望の芳香剤容器5.5の開口を開
く為のもので、何れかの釦16を押す事により、所望の
芳香剤容器5の上方に固定されたソレノイド11に通電
される様にしている。又、同時に通電されるソレノイド
11は1個のみとし、成るソレノイド11に通電中に、
別のソレノイド11に通電る、為の釦16を押した場合
、それ迄通電されていたソレノイド11への通電が停止
されてから、別のソレノイド11への通電が開始される
様にしている。これは、2種類以上の芳香剤の蒸気を混
合した場合、例えそれぞれが芳香を発る、ものであった
場合にも、匂いのバランスが崩れて、悪臭となる場合が
多い為である。
又、第1〜5図には省略したが、ケーシング2内には温
度センサ26を設け、送風器3により、このケーシング
2内を流通る、空気の温度を検出自在としており、芳香
剤容器5には、ヒータを付設る、事で、この容器S内の
芳香剤4の温度を常に一定(例えば60℃)に保ち、芳
香剤4の蓋体6を開いている限り、芳香剤4の蒸発量が
常に一定となる様にしている。
この温度センサ26から出される、温度を表わす信号は
、第6図に示す様に、上記ソレノイド11.11への通
電を制御る、制御器15に入力している。
そしてこの制御器15は、上記温度センサ26が検出る
、雰囲気温度が、空気中の芳香剤濃度が一定の場合に人
間が最も匂いを強く感じる中央温度To  (例えば2
5〜35℃、前記所定の条件の中央値、)よりも高い、
高温側境界温度T2  (例えば50〜60℃、自動車
室内は、夏期に於いては、この程度に達る、場合がある
。)よりも高い場合と、上記中央温度”raよりも低い
、低温側境界温度TI (例えば15〜20℃)よりも
低い場合とに、ソレノイド11への通電を継続して行な
い、′s8図に示す様に、蓋体6を開放したままの状・
態とる、。
又、この制御器15は、温度センサ26が検出る、温度
が、高温側、低温側境界温度T7、T1の中間の場合に
、ソレノイド11への通電を間欠的に行ない、第8図に
示す様に、蓋体6が開閉を繰り返される様にる、。
上述の様に構成される本発明の芳香剤の散布器に於いて
は、芳香剤の散布器の不使用時には、各蓋体6.6の下
面に装着された0リング13が、圧縮ばね14.14の
弾力により仕切壁17の上面に押圧され、この仕切壁1
7に形成された通孔20の、仕切壁17上面側の気密保
持が図られる。この通孔20の、仕切壁17下面側の気
密は、シール板18によって常に保持されている為、各
蓋体6.6を仕切壁17の上面に押圧る、事により、各
芳香剤容器5.5内外の気密保持が確実に図られ、各芳
香剤容器5、S内の芳香剤4が外部に漏洩る、事が確実
に防止される。
上述の様に構成される本発明の芳香剤の散布器は、第7
図のフローチャートに示す様に作用る、。
即ち、芳香剤の散布器を使用る、場合には、送風器3を
駆動して、ケーシング2内に空気吸入口10がら空気吐
出口1に向けて、第1図の左から右に向かう空気の流れ
を惹起る、と共に、制御器15に設けた3個の釦16.
16の内の何れか1個の釦16を押して、何れかのソレ
ノイド11に通電し、このソレノイド11のロッド12
の下端部に装着した蓋体6を、圧縮ばね14の弾力に抗
して上昇させ、それ迄この蓋体6により塞がれていた芳
香剤容器5の開口部を所定時間だけ開放る、。何れの釦
16を押すかは、芳香剤容器5.5、内に貯溜された芳
香剤4.4の種類により操作者が好みによって定める。
蓋体6を上昇させ、芳香剤容器5の開口を開放る、結果
、ケーシング2内を流れる空気中に、毛細管現象によっ
て吸上芯24の上端部に吸い上げられていた芳香剤4が
溶は込む。この芳香剤4の蒸気を溶は込ませた空気は、
そのまま空気吐出口1から室内に吹き出される為、室内
を心地良い香りで満たす事が出来る。この際、消臭剤容
器25内の消臭剤も、芳香剤4と共に空気中に溶は込ん
で室内に吹き出し、室内の悪臭を除去る、。芳香剤4の
香りが消臭剤により消される事はない(現在、芳香剤の
匂い迄消す様な消臭剤は一般的でない)。
使用開始に伴ない、ケーシング2内に設けられた温度セ
ンサ26がケーシング2内を通過して室内に吹き出され
る空気の温度を検出し、この温度を表わす信号を、ソレ
ノイド11への通電を制御る、制御器15に送る。
そして制御器15はこの信号に基づいて、ソレノイド1
1への通電を制御る、。即ち、ケーシング2内を流通る
、空気の温度が、高温側境界温度T、よりも高い場合と
低温側境界温度T、よりも低い場合とに、ソレノイド1
1への通電を継続して行ない、芳香剤の散布器の使用期
間中蓋体6を開き続ける。この結果、芳香剤容器5から
ケーシング2内を流通る、空気中に溶は込む芳香剤4の
量が多くなり、匂いを感じ難い温度であるにも拘らず、
十分に香りを感じる事が出来る。
又、上記空気の温度が高温側、低温側境界温度T2、T
Iの中間の場合には、ソレノイド11への通電を間欠的
に行ない、芳香剤容器5の開口が開いている時間を短く
して、ケーシング2内を流れる空気中に溶は込む芳香剤
4の量を少なくる、。この結果、匂いを感じ易い温度で
あるにも拘らず、空気中に溶は込む芳香剤4の量が多く
なり過ぎず、匂いが強くなり過ぎる事を防止出来る。
即ち、温度変化に拘らず、常に一定濃度の芳香剤供給を
行なった場合、人間が感じる香りの強さが、第9図の破
線イで示す様に変化る、のに対して、本発明の芳香剤の
散布器の場合、温度変化に対応して芳香剤の供給濃度を
、同図の実線口で示す様に変化させる為、人間が感じる
香りの強さが同図に鎖線へで示す様になり、温度変化に
伴なう香りの感じ方の強さの変化が少なくなる。
上述の説明に於いては、芳香剤4の散布量を2段階に変
化させているが、制御器15に、温度と匂いを感じる強
さとの関係を記憶したROMチップ等を組み込み、第1
0図に破線二で示す様に、散布量を多段階に変化させる
様にすれば、人間が匂いを感じる強さを、同図に鎖線ホ
で示す様に、殆ど変化しない様にる、事も出来る。
尚、図示の実施例に於いては、送風器3が芳香剤容器5
.5の風下側に配置されている為、空気吐出口1から吹
き出す空気中には、芳香剤4が均一に混ざった状態とな
り、吹出空気の部分によって芳香剤4の濃度に差が生じ
る事がなくなる。
次に、第11〜13図は、本発明による芳香剤の散布器
の内、特許請求の範囲第4項に記載されたものの実施例
の要部を示しており、第11図は絞り手段と制御器とを
示す図、第12図は温度変化に対応した絞り手段の開度
変化を示す線図、第13図は温度変化に伴なう芳香剤の
濃度と人間の感覚との変化を示す線図である。
芳香剤容器5.5(第1図参照)の開口面積を調節る、
絞り手段27は、複数枚(図示の例では6枚)の羽根2
8,28を組み合わせる事で、写真機の絞り状に構成さ
れており、何れかの羽根28に一端を連結したロッド2
9を押し引きる、事で、中央の開口部30の直径を変化
させられる様にしている。
上記ロッド29を押し引きる、為の電動アクチュエータ
31は、温度センサの一種であるバイメタルを2個組み
込んだ制御回路32によって、ロッド29の操作量を調
節る、様にしている。
制御回路32を構成る、第一のバイメタル33は、温度
上昇に伴なって接点34aから接点34Cに向けて移動
る、。又、第二のバイメタル35は、上記第一のバイメ
タル33が接点34cに移動した後、更に温度が上昇し
た場合に、接点36aから接点36cに向けて移動る、
第一、第二のバイメタル33.35による接点切替に伴
ない、電動アクチュエータ31によるロッド29の操作
量が変化し、絞り手段27の開口部30の開度は、第1
2図に示す様に変化る、。
この結果、温度変化に対応して芳香剤の供給濃度が、第
13図に実線へで示す様に変化る、様になる。この為、
温度変化に拘らず、常に一定濃度の芳香剤供給を行なっ
た場合、人間が感じる香りの強さが、同図に破線イで示
す様に変化る、のに対して、本発明の第二の芳香剤の散
布器の場合、人間が感じる香りの強さが同図に鎖線トで
示す様になり、温度変化に伴なう香りの感じ方の強さの
変化が少なくなる。
尚、第11図に示した様な絞り手段27を、第1〜5図
に示した様な芳香剤の散布器に組み込む場合、絞り手段
27により、仕切壁17に形成した通孔20の開口面積
を変化させる。本実施例の場合も、芳香剤容器5にはヒ
ータを付設して、この容器5内の芳香剤4の温度を一定
に保つ。
次に、第14図は、本発明による芳香剤の散布器の内、
特許請求の範囲第5項に記載されたものの実施例を示す
ブロック図である。
37は、温度センサ26からの信号に基づいて送風器3
の回転速度を変化させ、この送風器3による送風量を制
御る、制御器である。
この制御器37は、温度センサ26が検出る、、ケーシ
ング2内を流通る、空気の温度が、空気中の芳香剤濃度
が一定の場合に最も匂いを強く感じる中央温度T0より
も高い、高温側境界温度T2よりも高い場合と、上記中
央温度T0よりも低い、低温側境界温度T1よりも低い
場合とに、送風量を少なくして、人間の鼻に達る、空気
中に含まれる芳香剤の濃度を濃くし、雰囲気温度が、高
温側、低温側両境界温度T2、TIの中間の場合に、送
風量を多くる、事で、人間の鼻に達る、空気中に含まれ
る芳香剤の濃度を薄くる、。
即ち、送風量を変化させる事で芳香剤4の散布量を調節
し、温度変化に拘らず、人間が感じる匂いの強さが大き
く変化しない様にる、。本実施例の場合も、各芳香剤容
器5.5にはヒータを付設して、この容器5、S内の芳
香剤4の温度を一定に保つ。
更に、第15〜16図は、本発明の芳香剤の散布器の内
、特許請求の範囲第6項に記載されたものの第一実施例
を示しており、第15図は要部縦断面図、第16図は温
度変化に伴なう芳香剤の濃度と人間の感覚との変化を示
す線図である。
内部に芳香剤4を入れた芳香剤容器5の上端開口部に装
着したプラグ23を貫通し、下端部を芳香剤4中に挿入
した吸上芯24の上端部は、上記プラグ23から上方に
突出しており、この突出部に、電熱ヒータ38を巻き回
して、吸上芯24の上端部を加熱自在としている。
39は制御器で、この制御器39は、ケーシング2(第
1図参照)を流れる空気の温度を検出る、温度センサ2
6が検出る、空気の温度が、空気中の芳香剤濃度が一定
の場合に最も匂いを強く感じる中央温度Toよりも高い
、高温側境界温度T2よりも高い場合と、上記中央温度
Toよりも低い、低温側境界温度TIよりも低い場合と
、に、電熱ヒータ38への通電を行ない、上記空気の温
度が、高温側、低温側両境界温度T2、TIの中間の場
合に、電熱ヒータ38への通電を停止る、。
この様に構成される第四の芳香剤の散布器に於いては、
ケーシング2内を流れる空気の温度が、高温側境界温度
T2よりも高い場合と低温側境界温度T、よりも低い場
合とに、吸上芯24の上端部に巻き回した電熱ヒータ3
8に通電し、この吸上芯24の上端部を加熱る、。この
加熱によって、吸上芯24の上端部から、ケーシング2
内を流れる空気中への芳香剤4の蒸発が促進され、空気
中への芳香剤4の溶は込み量を増して、室内への芳香剤
4の散布量が多くなり、人間の鼻に達る、空気中に含ま
れる芳香剤の濃度が濃くなる。
又、雰囲気温度が高温側、低温側両境界温度72 % 
T Iの中間の場合には、電熱ヒータ38への通電を停
止し、吸上芯24の上端部を加熱せず、吸上芯24の上
端部からの芳香剤4の蒸発量を低く抑えて、ケーシング
2内を流れる空気中への芳香剤4の溶は込み量を減らし
、芳香剤4の散布量を少なくして、人間の鼻に達る、空
気中に含まれる芳香剤の濃度を薄くる、。
この結果、温度変化に対応して芳香剤4の供給濃度が、
第16図に実線チで示す様に変化る、様になる。この為
、温度変化に拘らず、常に一定濃度の芳香剤供給を行な
った場合、人間が感じる香りの強さが、同図に破線りで
示す様に変化る、のに対して、本発明の第四の芳香剤の
散布器の場合、人間が感じる香りの強さが同図に鎖線ヌ
で示す様になる。
又、第15〜16図に示した第一実施例に於いては、芳
香剤4の加熱量を加減る、事で、この芳香剤4の散布量
を調節る、様にしているが、芳香剤4の散布量の調節は
これとは逆に、芳香剤4を冷却る、程度を加減る、事で
行なう事も出来る。
即ち、芳香剤容器5にサーモモジュール(電子冷凍機)
等の冷却器を付設し、この冷却器への通電量の調節によ
り、上記容器5内の芳香剤4の温度を調節し、この芳香
剤4の蒸発に伴なう散布量を特徴る、特許請求の範囲第
6項に記載されたものの第二実施例)。
例えば、周囲の温度が前記高温側境界温度T2と低温側
境界温度T1との中間温度の場合(人間が匂いを感じ易
い条件の場合)、冷却器への通電量を増して芳香剤容器
S内の芳香剤4の温度を低下させ、芳香剤4の蒸発を抑
制る、事で、この芳香剤4の散布量を少なくし、人間の
鼻に達る、空気中に含まれる芳香剤の濃度を薄くる、。
又、周囲の温度が上記高温側境界温度T2よりも高かっ
たり、或は低温側境界温度T、よりも低かった場合(人
間が匂いを感じ難い条件の場合)冷却器への通電量を減
少乃至は零とし、芳香剤4の蒸発が円滑に行なわれる様
にして、この芳香剤4の散布量を増大させ、人間の鼻に
達る、空気中に含まれる芳香剤の濃度を濃くる、。
尚、上述の説明に於いては、何れも芳香剤4の散布量の
調節を、周囲の温度に基づいて行なう様にしているが、
周囲の湿度に基づいて、芳香剤4の散布量を調節る、場
合も、温度と湿度とが代るのみで、基本的な構成及び作
用は同様である。
又、芳香剤4の散布量を、温度と湿度との両方に基づい
て行なう場合は、各制御器に組み込んだROMチップ等
に、前記第22図に示した様な関係を記憶させ、この関
係に基づいて、芳香剤4の散布量を調節る、。
更に、上述の実施例は、何れも芳香剤の散布器を独立に
設けた場合に就いて説明したが、本発明の芳香剤の散布
器は、独立して設ける他、自動車用の空調機に組み込ん
で、この空調機と一体とる、事も出来る。
第17図は、芳香剤の散布器を自動車用の空調機と一体
とした場合を示す略断面図である。
ダンパ40により切り換えられる外気吸入口41と内気
吸入口42とを風上側端部(第17図の左端部)に有る
、ダクト43内には、風上側から順に、空気取り入れ用
のブロア44と、空気冷却用のエバポレータ45と、空
気加熱用のヒータコア46とを設け、風下側端部に、車
室内に空調された空気を吹き出す為の複数の吹出口47
.48を設けている。ダクト43内と各吹出口4フ、4
8との連通は、各吹出口4フ、48に近接して設けたダ
ンパ49.50によって制御される。51は、エバポレ
ータ45を通過した空気の内、ヒータコア46を通過る
、ものの割合を調節る、為のダンパ、52はエバポレー
タ45で生じた凝縮水を排出る、為の排水路である。
芳香剤を供給る、為の芳香剤供給手段53は、ダクト4
3の風下側端部側面で、ヒータコア46と吹出口47.
48との開位置に設けて、ヒータコア46を通過又はバ
イパスした空気中に、芳香剤の蒸気を混入させる様に構
成している。この芳香剤供給手段53の構成自体は、前
述した各実施例の場合と同様で、必要に応じて、開閉時
間の調節自在な蓋体や、開度の調節自在な絞り手段を有
る、。
上述の様に、芳香剤の散布器を自動車用の空調機に組み
込んだ場合、ダクト43が散布器のケーシングとして、
ブロア44が散布器の送風器として機能る、が、空調機
に組み込む事により、散布器を独立して構成した場合と
異なり、空気の吹出方向によって、芳香剤の散布量を調
節る、必要が生じる。
即ち、芳香剤の蒸気を含んだ空気が、ダツシュボードに
設けた吹出口等、乗員の顔面に向いた吹出口から吹き出
した場合、乗員は芳香剤の匂いを感じ易くなる反面、上
記空気が、ヒータ吹出口等、乗員の顔面から離れた吹出
口から吹ぎ出した場合、乗員は芳香剤の匂いを感じ難く
なる。
そこで本発明の芳香剤の散布器の場合、芳香剤の散布量
を温度や湿度に応じて変化させるだけでなく、空気が何
れの吹出口から車室内に吹き出すかによっても、芳香剤
の散布量を変化させる様にしている。
即ち、本実施例の様に、芳香剤の散布器を空調機に組み
込んだ場合は、芳香剤の蒸気を含んだ空気が、ダツシュ
ボードに設けた吹出口等、乗員の顔面に向いた吹出口4
7から吹き出す際には芳香″   剤の散布量を少なく
し、上記空気が、ヒータ吹出口等、乗員の顔面から離れ
た吹出口48から吹き出す際には、芳香剤の散布量を多
くる、。
C8発明の効果 本発明の芳香剤の散布方法と散布器は、以上に述べた通
り構成され作用る、為、室内の温度や湿度の変花、或は
吹出空気の方向に拘らず、室内に居る者が感じる匂いの
強さに大きな差を生じない様にる、事が出来、常に快適
な環境を維持る、事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図は本発明による芳香剤の散布器の内、特許請
求の範囲第2〜3項に記載されたものの実施例を示して
おり、第1図は縦断正面図、第2図は平面図、第3図は
第1図のA−A断面図、第4図は同B−B断面図、第5
図は第3図のC−C断面図、第6図は制御回路のブロッ
ク図、第7図はこの散布器の作用を示すフローチャート
、第8図は温度変化に伴なう蓋体の開閉状態を示す線図
、第9図は温度変化に伴なう芳香剤の濃度と人間の感覚
との変化を示す線図、第10図は制御段階を多くした場
合を示す第9図同様の図、第11〜13図は、本発明に
よる芳香剤の散布器の内、特許請求の範囲第4項に記載
されたものの実施例の要部を示しており、第11図は絞
り手段と制御器とを示す図、第12図は温度変化に対応
した絞り手段の開度変化を示す線図、第13図は温度変
化に伴なう芳香剤の濃度と人間の感覚との変化を示す線
図、第14図は、本発明による芳香剤の散布器の内、特
許請求の範囲第5項に記載されたものの実施例の要部を
示すブロック図、第15〜16図は、本発明の芳香剤の
散布器の内、特許請求の範囲第6項に記載されたものの
第一実施例を示しており、第15図は要部縦断面図、第
16図は温度変化に伴なう芳香剤の濃度と人間の感覚と
の変化を示す線図、第17図は、本発明の芳香剤の散布
器を自動車用空調機に組み込んだ状態を示す略断面図、
第18〜19図は従来の芳香剤の散布器の1例を示して
おり、第18図は縦断正面図、第19図は第18図のD
−D断面図、第20図は芳香剤の濃度と湿度とが一定の
場合に於ける、温度と人間が感じる匂いの強さとの関係
を示す線図、2第21図は同じく芳香剤の濃度と温度と
が一定の場合に於ける、湿度と人間が感じる匂いの強さ
との関係を示す線図、第22図は、第20図と第21図
とを合成した状態を示す線図である。 1:空気吐出口、2:ケーシング、3:送風器、4:芳
香剤、5:芳香剤容器、6:蓋体、7:横軸、8:腕体
、9:ソレノイド、10:空気吸入口、11:ソレノイ
ド、12:ロッド、13:0リング、14:圧縮ばね、
15:制御器、16:釦、17:仕切壁、18:シール
板、19:上方空間、20:通孔、21:下壁、22:
圧縮ばね、23ニブラグ、24:吸上芯、25:消臭剤
容器、26:温度センサ、27:絞り手段、28:羽根
、29:ロッド、30:開口部、31:電動アクチュエ
ータ、32:制御回路、33:第一のバイメタル、34
a〜34c:接点、35:第二のバイメタル、36a〜
36C:接点、37:制御器、38:電熱ヒータ、39
:制御器、40:ダンパ、41:外気吸入口、42:内
気吸入口、43:ダクト、44ニブロア、45:エバポ
レータ、46:ヒータコア、47.48:吹出口、49
.50.51:ダンパ、52:排水路、53:芳香剤供
給手段。 第 、2 図 第6図     第6図 第9図     第1O図 第7図 第 II 図 第13図 1′71層 第17図 第 16図 負 1?? ア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人間が勾いを強く感じる条件の場合に芳香剤の散
    布量を少なくし、人間が勾いを弱く感じる条件の場合に
    芳香剤の散布量を多くする、芳香剤の散布方法。
  2. (2)空気吸入口と空気吐出口とを有するケーシングと
    、このケーシング内に設けられ、空気吸入口から空気吐
    出口に向けて空気を流す送風器と、内部を上記ケーシン
    グ内に連通する状態に設けられ、内部に芳香剤を入れた
    少なくとも1個の芳香剤容器と、この芳香剤容器から飛
    散し、人間の鼻に達する芳香剤の濃度を調整する調整手
    段と、芳香剤を散布する雰囲気中の温度と湿度との少な
    くとも一方を検出するセンサとから成り、上記調整手段
    は、センサが検出する雰囲気の温度又は湿度が、人間が
    匂いを強く感じる所定の条件の場合に、人間の鼻に達す
    る空気中の芳香剤の濃度を薄くさせ、雰囲気の温度又は
    湿度が、人間が匂いを弱く感じる所定の条件の場合に、
    人間の鼻に達する空気中の芳香剤の濃度を濃くさせる様
    にした、芳香剤の散布器。
  3. (3)調整手段を、芳香剤容器の開口を開閉する蓋体と
    、この蓋体を開閉する為の開閉手段とから構成し、人間
    が匂いを強く感じる所定の条件の場合に、開閉手段が蓋
    体を開いている時間を短くする、特許請求の範囲第2項
    に記載の芳香剤の散布器。
  4. (4)調整手段を、芳香剤容器の開口面積を調節する絞
    り手段と、この絞り手段を駆動する駆動手段とで構成し
    、人間が匂いを強く感じる所定の条件の場合に、絞り手
    段が上記開口面積を狭くする、特許請求の範囲第2項に
    記載の芳香剤の散布器。
  5. (5)送風器による送風量の調節を自在とし、人間が匂
    いを強く感じる所定の条件の場合に、送風量を多くする
    、特許請求の範囲第2項に記載の芳香剤の散布器。
  6. (6)芳香剤容器内の芳香剤の温度を調節する温度調節
    手段を設け、この温度調節手段は、人間が匂いを強く感
    じる所定の条件の場合に、人間が匂いを弱く感じる所定
    の条件の場合に比較して、芳香剤の温度を低くする、特
    許請求の範囲第2項に記載の芳香剤の散布器。
  7. (7)自動車用空調機のダクトをケーシングとし、この
    自動車用空調機のブロアを送風器とすると共に、上記自
    動車用空調機の運転状態に合わせて、乗員が匂いを感じ
    易い状態に於いて芳香剤の散布量を少なくし、乗員が匂
    いを感じ難い状態に於いて芳香剤の散布量を多くする、
    特許請求の範囲第2〜6項の何れかに記載の芳香剤の散
    布器。
JP63042196A 1988-02-26 1988-02-26 芳香剤の散布方法と散布器 Pending JPH01218458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63042196A JPH01218458A (ja) 1988-02-26 1988-02-26 芳香剤の散布方法と散布器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63042196A JPH01218458A (ja) 1988-02-26 1988-02-26 芳香剤の散布方法と散布器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01218458A true JPH01218458A (ja) 1989-08-31

Family

ID=12629254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63042196A Pending JPH01218458A (ja) 1988-02-26 1988-02-26 芳香剤の散布方法と散布器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01218458A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380739U (ja) * 1989-12-06 1991-08-19
JPH0562249U (ja) * 1992-01-30 1993-08-20 株式会社リフレ 芳香剤等の徐放性薬剤用容器
KR100403337B1 (ko) * 2001-05-26 2003-10-30 김조천 심리치료를 위한 향기선택 및 그 비율의 자동조절장치와그 방법
JP2015061572A (ja) * 2013-09-23 2015-04-02 株式会社デンソー 芳香装置
JP2019195442A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 株式会社アロマジョイン 嗅覚ディスプレイ
WO2019240100A1 (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 ダイキン工業株式会社 香り調整システム及び香料カートリッジ
JP2023088316A (ja) * 2021-12-14 2023-06-26 ダイキン工業株式会社 噴霧装置、および空気処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5451673A (en) * 1977-09-28 1979-04-23 Hitachi Maxell Perfuming device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5451673A (en) * 1977-09-28 1979-04-23 Hitachi Maxell Perfuming device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380739U (ja) * 1989-12-06 1991-08-19
JPH0562249U (ja) * 1992-01-30 1993-08-20 株式会社リフレ 芳香剤等の徐放性薬剤用容器
KR100403337B1 (ko) * 2001-05-26 2003-10-30 김조천 심리치료를 위한 향기선택 및 그 비율의 자동조절장치와그 방법
JP2015061572A (ja) * 2013-09-23 2015-04-02 株式会社デンソー 芳香装置
JP2019195442A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 株式会社アロマジョイン 嗅覚ディスプレイ
WO2019240100A1 (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 ダイキン工業株式会社 香り調整システム及び香料カートリッジ
JP2019215152A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 ダイキン工業株式会社 香り調整システム及び香料カートリッジ
JP2023088316A (ja) * 2021-12-14 2023-06-26 ダイキン工業株式会社 噴霧装置、および空気処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4601886A (en) Air treatment apparatus
EP2047179B1 (en) Humidifeir with controlled heated scent mechanism
CN109159645B (zh) 一种车载香氛香味浓度控制装置及车辆
US20020048530A1 (en) Scent delivery system
WO2019240100A1 (ja) 香り調整システム及び香料カートリッジ
WO2005092400A1 (en) Device for the evaporation of volatile substances, in particular of aromatics and/or insecticides
US20100187324A1 (en) Method and System for Scent Delivery
JPH01218458A (ja) 芳香剤の散布方法と散布器
JPH05215357A (ja) 香り発生装置付き空気調和機
JP2010223553A (ja) 静電霧化装置を備えた空調装置
JPH0511867Y2 (ja)
JPH0530762Y2 (ja)
JPS5881817A (ja) 自動車用空調消臭装置
CN115711450A (zh) 空气香味调节器、控制方法及空调
KR200337480Y1 (ko) 전기 발향기
JPH05106861A (ja) 香り発生装置付き空気調和機
JP3134306B2 (ja) 車両用芳香装置
JPH0658573A (ja) 香り空調方法
KR101323118B1 (ko) 차량용 공기청정기
CN114060942A (zh) 空调器及其子机、子机控制方法、装置和存储介质
JPH0456625A (ja) フレグランスコントローラ
KR102621861B1 (ko) 자동 분무 장치 및 이를 구비하는 차량용 공조 장치
KR101515884B1 (ko) 차량용 향기 발산장치
JPH03139360A (ja) 空気清浄装置
KR0125736B1 (ko) 방향(芳香) · 살충제분무유니트가 설치된 공기조화기 및 그 제어방법