JP2003299720A - 薬剤揮散装置 - Google Patents

薬剤揮散装置

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JP2003299720A JP2002109934A JP2002109934A JP2003299720A JP 2003299720 A JP2003299720 A JP 2003299720A JP 2002109934 A JP2002109934 A JP 2002109934A JP 2002109934 A JP2002109934 A JP 2002109934A JP 2003299720 A JP2003299720 A JP 2003299720A
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Tomoko Ishizuka
朋子 石塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常使用時には電池の寿命を長期化できると
共に、薬剤を無駄なく使用でき、特別な場合には薬剤の
気中濃度を高くできるようにした薬剤揮散装置とする。 【解決手段】 装置本体1に送風機2と薬剤保持体3と
制御部5を設け、起動手段6から起動信号が入力された
時には制御部5が電動モータ2bに間欠的に通電して送
風機2を間欠駆動し、切換手段7から切換信号が入力さ
れた時には制御部5が電動モータ2bに連続して通電し
て送風機2を連続駆動して薬剤の気中濃度を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香剤・消臭剤・
除菌剤・殺虫剤・害虫忌避剤などの揮散性薬剤を送風機
を駆動することにより気中に揮散する薬剤揮散装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】送風機を駆動することで揮散性薬剤を気
中に揮散する薬剤揮散装置が種々提案されている。かか
る薬剤揮散装置においては、送風機を連続駆動するので
はなく、一定時間駆動した後に一定時間停止することを
繰り返して間欠駆動することが行われている。例えば、
特開昭61−284251号公報、特開昭63−283
648号公報、特開平4−208161号公報、特開平
9−28779号公報参照。
【0003】前述のように送風機を間欠駆動することに
より、次のような利点を有する。第1の利点は、電池を
電源として送風機を駆動させる場合、その電池の寿命を
長期化できることである。第2の利点は、薬剤の気中濃
度を効力を保つ値に維持しながら、単位時間当り、例え
ば一日当りの薬剤揮散量を抑えることができ、薬剤を無
駄なく使用できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、送風機
を間欠駆動する薬剤揮散装置にあっては、薬剤の気中濃
度は送風機の駆動時間と停止時間によって決定される。
例えば、送風機の駆動時間を長く停止時間を短くすれば
薬剤の気中濃度は高くなり、送風機の駆動時間を短く停
止時間を長くすれば薬剤の気中濃度は低くなる。そし
て、薬剤揮散装置を使用している時には薬剤の気中濃度
が前述のように送風機の駆動時間と停止時間で決定され
た値に維持され続ける。
【0005】このように、使用時における薬剤の気中濃
度は常に一定であるから、その薬剤揮散装置の使い方に
よっては好ましくないことがある。例えば、芳香剤を揮
散させる薬剤揮散装置を台所やトイレで使用する場合
に、調理によって強い臭気を発生したり、トイレを使用
して悪臭が発生したりすることがあるので、前述のよう
に芳香成分の気中濃度が一定であると、その強い臭気、
悪臭を芳香成分で打ち消すことができず、人に不快を及
ぼす。また、防虫剤を揮散させる薬剤揮散装置をクロー
ゼットで使用する場合に、クローゼットの扉を開放した
時に内部の防虫成分が外部に放出されると共に、外気が
流入して防虫成分の気中濃度が急激に低下して防虫効果
が低下する。
【0006】前述のことを解消するには、薬剤の気中濃
度を高く設定しておけば良いが、間欠駆動による薬剤の
気中濃度には限度があるし、薬剤の気中濃度を高くする
と間欠駆動の利点を損なうことになってしまう。
【0007】本発明は、前述のことに鑑みなされたもの
で、その目的は、通常の使用時には電池の寿命を長期化
できると共に、薬剤を無駄なく使用でき、特別の場合だ
け薬剤の気中濃度を高くできるようにした薬剤揮散装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、装置本体
1と、送風機2と、揮散性薬剤を有する薬剤保持体3
と、前記送風機2を駆動制御する制御部5と、起動手段
6と、切換手段7を備え、送風機2を駆動して薬剤保持
体3に送風することで揮散性薬剤を気中に揮散する薬剤
揮散装置であって、前記制御部5は、前記起動手段6か
ら起動信号が入力されると送風機2を間欠駆動し、前記
切換手段7から切換信号が入力されると送風機2を連続
駆動することを特徴とする薬剤揮散装置である。
【0009】第2の発明は、第1の発明において送風機
2の送風量は、間欠駆動時よりも連続駆動時の方が多い
薬剤揮散装置である。
【0010】第3の発明は、装置本体1と、送風機2
と、揮散性薬剤を有する薬剤保持体3と、制御部5と、
起動手段6と、切換手段7を備え、送風機2を駆動して
薬剤保持体3に送風することで揮散性薬剤を気中に揮散
する薬剤揮散装置であって、前記制御部5は、送風機2
の電動モータ2bに間欠的に通電する第1制御部8と、
連続的に通電する第2制御部9を有し、かつ前記起動手
段6から起動信号が入力されると第1制御部8が作動
し、前記切換手段7から切換信号が入力されると第2制
御部9が作動することを特徴とする薬剤揮散装置であ
る。
【0011】第4の発明は、第3の発明において電動モ
ータ2bへの通電量は、第1制御部8よりも第2制御部
9が多い薬剤揮散装置である。
【0012】第5の発明は、第1又は第3の発明におい
て切換手段7は手動操作されるスイッチである薬剤揮散
装置である。
【0013】第6の発明は、第1又は第3の発明におい
て切換手段7は、人を検知して切換信号を出力する、又
は扉の開閉を検知して切換信号を出力する自動タイプで
ある薬剤揮散装置である。
【0014】
【作 用】第1の発明によれば、通常使用時には起動手
段6を操作することで送風機2を間欠駆動するので、送
風機2を電池で駆動する場合に電池の寿命を長期化でき
ると共に、薬剤を無駄なく使用できる。前述の通常使用
時に切換手段7から切換信号が入力されると送風機2は
連続駆動に切り換わるので、通常使用時よりも薬剤の気
中濃度が高くなる。よって、トイレの消臭、クローゼッ
トの防虫、台所の消臭として使用する場合に、トイレに
人が入って用便する時、クローゼットの扉を開放した
時、調理により強い臭気が発生した時などに切換信号を
入力することで薬剤の気中濃度を高くして人が不快を感
じることがないし、クローゼット内の防虫効果が低下す
ることもない。
【0015】第2の発明によれば、送風機2が連続駆動
する時の送風量が多いので、薬剤の気中濃度が短時間に
急激に高くなり、より効果的である。
【0016】第3の発明によれば、第1の発明と同様な
効果を奏する。
【0017】第4の発明によれば、送風機2が連続駆動
する時の電動モータ2bへの通電量が多いから送風機2
の送風量が多くなり、薬剤の気中濃度が短時間に急激に
高くなるので、より効果的である。
【0018】第5の発明によれば、使用者が切換手段7
を操作して切換信号を入力できるので、薬剤の気中濃度
を人為的に高くできる。よって、芳香、消臭を目的とす
る薬剤揮散装置の場合に、その効力の感受性に大きな個
人差があるが、そのような場合に使用者の感受性に見合
う薬剤の気中濃度とすることができる。
【0019】第6の発明によれば、トイレの芳香、クロ
ーゼットの防虫として使用する場合に、トイレの使用
時、クローゼットの扉を開放した時に自動的に薬剤の気
中濃度が高くなるので、使用者がいちいち操作する必要
がない。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示すように、装置本体1と
送風機2と揮散性薬剤を有する薬剤保持体3と、電池4
と、制御部5と、起動手段6と、切換手段7で薬剤揮散
装置としてある。前記制御部5は第1制御部8と第2制
御部9を有する。その第1制御部8は送風機2を間欠駆
動制御する。前記第2制御部9は送風機2を連続駆動制
御する。前記起動手段6は起動信号を出力し、その起動
信号が制御部5に入力されると第1制御部8が作動す
る。前記切換手段7は切換信号を出力し、その切換信号
が制御部5に入力されると第2制御部9が作動し、第1
制御部8は作動を中止する。
【0021】前記起動手段6を操作して制御部5に起動
信号が入力される。第1制御部8が作動開始し、送風機
2を間欠駆動する。これによって、薬剤保持体3に間欠
的に送風され、揮散性薬剤が気中に間欠的に拡散され
る。よって、薬剤の気中濃度は送風機2の駆動時間と停
止時間に応じた値となる。
【0022】前述のようにして通常使用している時に、
切換手段7から切換信号が制御部5に入力されると、第
1制御部8が作動中止し、第2制御部9が作動開始して
送風機2を連続駆動するから、薬剤保持体3に連続的に
送風され、揮散性薬剤が気中に連続して拡散される。よ
って、薬剤の気中濃度は急激に高くなる。
【0023】前記切換手段7からの切換信号がなくなる
と制御部5は第2制御部9が作動中止し、第1制御部8
が作動開始し、送風機2を間欠駆動する。よって、薬剤
の気中濃度が低くなって前述の値となる。
【0024】次に、各部材の形態を説明する。前記装置
本体1は本体部10とカバー部11を備え、本体部10
は第1室10aと第2室10bを有する箱形状で、その
第1室10aに送風機2が設けられ、第2室10bに電
池4と制御部5が設けてある。前記本体部10には第1
室10aに開口した吸い込み口12と吐き出し口13が
形成され、送風機2を駆動すると吸い込み口12から空
気を吸い込み、吐き出し口13から吐き出す。前記カバ
ー部11は本体部10に着脱自在に取付けられて両者の
間に空間部14を形成し、そのカバー部11は吸い込み
口12と対向した開口部15を有する。
【0025】前記送風機2は、ファン2aと電動モータ
2bを備え、その電動モータ2bは電池4を電源として
駆動する。前記薬剤保持体3は通気性を有する容器16
内に揮散性薬剤を含有した担持体17を収納したもので
ある。例えば、容器16の対向した2つの面に通気用の
孔18を形成して通気性を有する容器としてある。前記
容器16が空間14に設けられ、送風機2を駆動する
と、開口部15から空気が一方の面の孔18に流入し、
その空気は他方の面の孔18から吐き出し口13を通っ
て気中に流出する。
【0026】前記制御部5は図2に示すように、前記電
池4の電流を前記電動モータ2bに通電制御する電流制
御回路20と、間欠的に通電信号を出力する第1通電信
号出力回路21と、連続的に通電信号を出力する第2通
電信号出力回路22と、この第1・第2通電信号出力回
路21,22のどちらか一方の通電信号を電流制御回路
20に入力する切換スイッチ23を備えている。前記切
換スイッチ23は、通常時は第1通電信号出力回路21
の通電信号を電流制御回路20に出力する第1位置に保
持され続け、切換手段7から切換信号が入力されると第
2通電信号出力回路22の通電信号を電流制御回路20
に出力する第2位置に切換る。前記電流制御回路20と
第1通電信号出力回路21で前述の第1制御部8を構成
し、電流制御回路20と第2通電信号出力回路22で前
述の第2制御部9を構成している。
【0027】前記起動手段6は、装置本体1(本体部1
0)に取付けたON,OFFスイッチで操作することで
第1・第2通電信号出力回路21,22に起動信号を入
力して通電信号を出力する。前記切断手段7は手動操作
されるスイッチで装置本体1と離れた場所に取付けら
れ、その出力側がコード24で制御部5に接続される。
前述の装置本体1と離れた場所とは、例えばトイレ内部
の壁、トイレのドアや、クローゼットのドアの表側など
である。この手動操作されるスイッチは装置本体1(本
体部10)に取付けても良い。
【0028】このようであるから、起動手段6を操作し
て起動信号を制御部5に入力すると第1通電信号出力回
路21から通電信号が間欠的に電流制御回路20に入力
され、その電流制御回路20は電動モータ2bに図3に
示すように間欠的に通電する。よって、電動モータ2b
は間欠的に駆動され、送風機2が間欠駆動される。前述
の状態において切換手段7を操作すると切換スイッチ2
3が第2位置に切換り、第2通電信号出力回路22から
電流制御回路20に通電信号が連続して入力され、電動
モータ2bは連続駆動し、送風機2が連続駆動する。
【0029】次に切換手段7の他の実施の形態を説明す
る。薬剤揮散装置をトイレに設置した場合には、人がト
イレの中に入ったことを検知する手段を切換手段7とす
る。例えば、図4(a)に示すように、トイレ30の内
部に赤外線センサー31を設け、人がトイレ30の中に
入ると赤外線センサー31が人を検知して切換信号を出
力するようにする。図4(b)に示すように、トイレ3
0の内部に光電式スイッチ32を設け、人がトイレ30
の中に入ると光電式スイッチ32がONして切換信号を
出力するようにする。図4(c)に示すように、トイレ
30の便座33に圧力スイッチ、接触式スイッチなどの
スイッチ34を設け、人が便座33に座るとONして切
換信号を出力するようにする。
【0030】薬剤揮散装置をクローゼットに設置した場
合には、クローゼットの扉を開放したことを検知する手
段を切換手段7とする。例えば、図5(a)に示すよう
に、クローゼット40の内部に光センサー41を設け、
扉42を開放するとクローゼット40の内部に光が入
り、光センサー41が検知作動して切換信号を出力する
ようにする。図5(b)に示すように、クローゼット4
0の扉42が開放した時にONし、閉じるとOFFする
スイッチ43を設け、そのスイッチ43がONした時に
切換信号を出力し、OFFすると切換信号を出力しない
ようにする。
【0031】薬剤揮散装置を居室や台所に設置した場合
には、臭気センサーを設け、調理などで強い臭気が発生
したことを臭気センサーで検知して切換信号を出力する
ようにする。
【0032】前述の送風機2の駆動時間と停止時間は、
使用する揮散性薬剤の種類、目的や使用する場所に応じ
て薬剤の気中濃度を効力を保つことができる値となるよ
うに設定する。例えば、数分駆動し数十分休止を繰り返
す。数時間駆動し数十時間休止する。前述の送風機2の
連続駆動は、切換信号が入力してから入力されなくなる
までの間連続駆動でも良いし、切換信号が入力されたら
前述の間欠駆動時の駆動時間よりも長い所定時間連続駆
動するようでも良い。
【0033】また、送風機連続駆動時の送風量を間欠駆
動時の送風量よりも多くしても良い。例えば前述の第2
通電信号出力回路22から通電信号が入力された時に、
電流制御回路20は通電する電流値を、第1通電信号出
力回路21から通電信号が入力された時よりも多くし、
電動モータ2bを高速回転して送風量を多くする。
【0034】前述の制御部5は図2に示したものに限る
ことはなく、タイマーやパルス発振器などを用いても良
いし、マイコンを用いることができる。例えば、切換信
号が入力された時に電動モータ2bに通電されていない
と判断したら、電動モータ2bに通電して送風機2を駆
動する。すなわち、送風機2が間欠駆動している通常時
に切換信号が入力されたら間欠駆動に関係なく送風機2
を連続駆動するように制御すれば良い。
【0035】本発明に用いる揮散性薬剤としては、芳香
剤、消臭剤、除菌剤、殺虫剤、害虫成長制御剤、摂食阻
害物、吸血阻害剤などである。つまり、芳香、消臭、除
菌、殺虫、害虫成長制御、摂食阻害、吸血阻害のうち、
少なくとも1つを機能する揮散性薬剤である。
【0036】本発明の薬剤保持体は、前記揮散性薬剤を
含有する担持体(粉剤、粒剤など)や担持体の成形体
(ネット、シート、プレート、多孔体、繊維対、綿体、
スポンジ体など)、またはそれらの収納体(通気性容
器、通気性袋など)である。また、薬剤保持体は、その
形態、材質を任意に設定することができる。簡単な構造
で、通気性の大きいものが好ましい。例えば、通気孔容
器形状、網形状、ハニカム形状、すのこ形状、格子形
状、開孔形状などの構造が挙げられる。材質は、例え
ば、紙、合成樹脂、セラミック、繊維など公知のものが
使用できる。また、芳香、消臭を目的とする場合には、
薬剤保持体3はゲル状、固形状などの通気性を有しない
ものでも良い。また、揮散性薬剤を直接又は、含浸した
担持体を皿に載せたものとしても良い。
【0037】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、通常使用
時には起動手段6を操作することで送風機2を間欠駆動
するので、送風機2を電池で駆動する場合に電池の寿命
を長期化できると共に、薬剤を無駄なく使用できる。前
述の通常使用時に切換手段7から切換信号が入力される
と送風機2は連続駆動に切り換わるので、通常使用時よ
りも薬剤の気中濃度が高くなる。よって、トイレの消
臭、クローゼットの防虫、台所の消臭として使用する場
合に、トイレに人が入って用便する時、クローゼットの
扉を開放した時、調理により強い臭気が発生した時など
に切換信号を入力することで薬剤の気中濃度を高くして
人が不快を感じることがないし、クローゼット内の防虫
効果が低下することもない。
【0038】請求項2に係る発明によれば、送風機2が
連続駆動する時の送風量が多いので、薬剤の気中濃度が
短時間に急激に高くなり、より効果的である。
【0039】請求項3に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様な効果を奏する。
【0040】請求項4に係る発明によれば、送風機2が
連続駆動する時の電動モータ2bへの通電量が多いから
送風機2の送風量が多くなり、薬剤の気中濃度が短時間
に急激に高くなるので、より効果的である。
【0041】請求項5に係る発明によれば、使用者が切
換手段7を操作して切換信号を入力できるので、薬剤の
気中濃度を人為的に高くできる。よって、芳香、消臭を
目的とする薬剤揮散装置の場合に、その効力の感受性に
大きな個人差があるが、そのような場合に使用者の感受
性に見合う薬剤の気中濃度とすることができる。
【0042】請求項6に係る発明によれば、トイレの芳
香、クローゼットの防虫として使用する場合に、トイレ
の使用時、クローゼットの扉を開放した時に自動的に薬
剤の気中濃度が高くなるので、使用者がいちいち操作す
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬剤揮散装置の全体断面図である。
【図2】制御部の説明図である。
【図3】間欠駆動時の通電時間と休止時間を示す図表で
ある。
【図4】切換手段の第2の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図5】切換手段の第3の実施の形態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…装置本体、2…送風機、2b…電動モータ、3…薬
剤保持体、4…電池、5…制御部、6…起動手段、7…
切換手段、8…第1制御部、9…第2制御部、20…電
流制御回路、21…第1通電信号出力回路、22…第2
通電信号出力回路、23…切換スイッチ、30…トイ
レ、31…赤外線センサー、32…光電式センサ、34
…スイッチ、40…クローゼット、41…光センサー、
42…扉、43…スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体1と、送風機2と、揮散性薬剤
    を有する薬剤保持体3と、前記送風機2を駆動制御する
    制御部5と、起動手段6と、切換手段7を備え、送風機
    2を駆動して薬剤保持体3に送風することで揮散性薬剤
    を気中に揮散する薬剤揮散装置であって、 前記制御部5は、前記起動手段6から起動信号が入力さ
    れると送風機2を間欠駆動し、前記切換手段7から切換
    信号が入力されると送風機2を連続駆動することを特徴
    とする薬剤揮散装置。
  2. 【請求項2】 送風機2の送風量は、間欠駆動時よりも
    連続駆動時の方が多い請求項1記載の薬剤揮散装置。
  3. 【請求項3】 装置本体1と、送風機2と、揮散性薬剤
    を有する薬剤保持体3と、制御部5と、起動手段6と、
    切換手段7を備え、送風機2を駆動して薬剤保持体3に
    送風することで揮散性薬剤を気中に揮散する薬剤揮散装
    置であって、 前記制御部5は、送風機2の電動モータ2bに間欠的に
    通電する第1制御部8と、連続的に通電する第2制御部
    9を有し、かつ前記起動手段6から起動信号が入力され
    ると第1制御部8が作動し、前記切換手段7から切換信
    号が入力されると第2制御部9が作動することを特徴と
    する薬剤揮散装置。
  4. 【請求項4】 電動モータ2bへの通電量は、第1制御
    部8よりも第2制御部9が多い請求項3記載の薬剤揮散
    装置。
  5. 【請求項5】 切換手段7は手動操作されるスイッチで
    ある請求項1又は3記載の薬剤揮散装置。
  6. 【請求項6】 切換手段7は、人を検知して切換信号を
    出力する、又は扉の開閉を検知して切換信号を出力する
    自動タイプである請求項1又は3記載の薬剤揮散装置。
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