JP3357976B2 - 押圧搬送機構 - Google Patents
押圧搬送機構Info
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Description
し、特にプロッタ装置に用いられる押圧搬送機構に関す
る。
タに専用線等で接続され、ホストコンピュータから伝送
されてくる紙面データを受信して記録感材(レーザ光に
て感光することでデータを記録する部材)上に再現する
ようになっている。この記録感材はプロッタ装置のドラ
ム上部にあるフィルム搬送部と呼ばれるユニットで定形
長にカットされた後、ドラム入口へと搬送される。
ーラによって駆動ローラに押圧され、駆動ローラによっ
てドラム内に搬送される。その際、記録感材のドラム内
への搬送が完了すると、従動ローラによる記録感材の駆
動ローラへの押圧が解除される。
移動でレーザ照射位置まで移動され、レーザ光による記
録感材への記録が開始される。記録感材への記録が完了
すると、その記録感材は従動ローラによって駆動ローラ
に押圧され、駆動ローラによってドラム外に排出され
る。
稿等を一対のローラ(例えば、従動ローラと駆動ローラ
との組合せ等)で挟んで搬送する搬送機構としては、駆
動側のローラに対して従動側のローラを押圧する機構と
してエアシリンダを用い、レギュレータで押圧力を夫々
調整することで、シリンダの先に取付けた従動側のロー
ラを駆動側のローラに押圧して記録媒体又は原稿等を斜
行することなく搬送する機構がある。
圧縮空気が必要であり、圧縮空気等をエアシリンダに供
給する設備のない場所では押圧機構を動作させることは
できない。
ラに対して従動側のローラを押圧する機構を簡易化した
機構が特開平1−145175号公報に開示されてい
る。この機構では従動側のローラに板バネを取付け、そ
の板バネを偏心シャフトで押付けることによって、駆動
側のローラに対する従動側のローラの押圧力を調整する
ようになっている。
させることで、偏心シャフトの中心からの径が最も長い
部分が板バネを押圧する時に駆動側のローラに対する従
動側のローラの押圧力が最大となり、偏心シャフトの中
心からの径が最も短い部分が板バネを押圧する時に駆動
側のローラに対する従動側のローラの押圧力が最小とな
るようになっている。この押圧力を可変することで、記
録媒体又は原稿等に対するフィード不良や記録媒体又は
原稿等の破れを防止している。
送機構では、圧縮空気等を供給する設備のない場所で押
圧機構を動作させるために、従動側のローラに板バネを
取付け、その板バネを偏心シャフトで押付けることによ
って、駆動側のローラに対する従動側のローラの押圧力
を調整している。
ドラム内に記録媒体を送込んだ後に、ドラムを移動させ
るために押圧機構を解除しなければならず、その際に駆
動側のローラと従動側のローラとの間を所定間隔(例え
ば、5mm)以上離さなければならない。しかしなが
ら、板バネを用いた押圧機構ではその板バネで従動側の
ローラを駆動側のローラに押付けるように取付けている
ので、押圧機構を解除する際に駆動側のローラと従動側
のローラとの間を所定間隔以上に離すことが難しい。
ローラとの間が所定間隔以上離れるように板バネを取付
けると、駆動側のローラに対する従動側のローラの押圧
力を充分に得ることが難しく、その押圧力の調整も板バ
ネの形状による変化が大きくなり、押圧力の調整が困難
となる。
消し、圧縮空気等を供給する設備を必要とすることな
く、解除時に駆動側のローラと従動側のローラとの間が
所定間隔以上離れるようにすることができ、駆動側のロ
ーラに対する従動側のローラの押圧力の調整を容易に行
うことができる押圧搬送機構を提供することにある。
構は、シート状の搬送媒体を従動ローラにより駆動ロー
ラに押付けて搬送する押圧搬送機構であって、前記従動
ローラを前記駆動ローラから離す方向に方向に付勢する
コイルバネと、前記搬送媒体の搬送時に前記コイルバネ
の付勢力に抗して前記従動ローラを前記駆動ローラに押
付けるための偏心カムと、前記偏心カムを回転する回転
手段と、前記コイルバネの付勢力によって前記偏心カム
に当設されるベアリング部材と、前記ベアリング部材を
軸支する軸支部材と、前記従動ローラを回動自在に支持
する支持部材と、前記軸支部材と前記支持部材とを連結
するブロックとを備えている。
ーラを押圧させてドラム内に記録感材を搬送するため
に、偏心カムが取付けられたシャフトを回転させ、従動
ローラを軸支する押圧ブロックの一端に取付けられたベ
アリングを偏心カムの中心からの径が所定長さ以上の部
分に当接させることによって、駆動ローラに対する従動
ローラの押圧を行っている。この場合、駆動ローラに対
する従動ローラの押圧力はベアリングと偏心カムとの当
接位置を調整したり、コイルスプリングの付勢力を調整
(コイルスプリングを交換)することで、容易に調整す
ることが可能となる。
に、再度偏心カムが取付けられたシャフトを回転させ、
ベアリングを偏心カムの中心からの径が所定長さ以下の
部分に当接させると、押圧ブロックを偏心カム側に付勢
するコイルスプリングの付勢力で押圧ブロックが偏心カ
ム側に移動し、駆動ローラと従動ローラとの間が所定間
隔以上となる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の斜
視図であり、図2は本発明の一実施例の側面図であり、
図3は本発明の一実施例の正面図であり、図4は本発明
の一実施例の平面図である。
よる押圧搬送機構では押圧ブロック4によって従動ロー
ラ2を駆動ローラ1に押圧している。この押圧ブロック
4は従動ローラ2を回転自在に軸支する軸支部材3と、
ベアリング5が固定された軸部材4aとを連結したもの
であり、コイルスプリング6によって上方に付勢されて
いる。このコイルスプリング6の付勢力によってベアリ
ング5は偏心カム7に当接されている。
り、シャフト9の一端には偏心カム7を所定角度回転さ
せた形状の偏心カム位置検出板8a,8bが取付けら
れ、シャフト9の他端にはカムシャフトプーリ10が取
付けられている。カムシャフトプーリ10はモータ13
の駆動軸に取付けられたモータプーリ11にベルト12
を介して連結されている。
タプーリ11及びベルト12を介してカムシャフトプー
リ10に伝達され、偏心カム7が固定されたシャフト9
を回転させる。その際、偏心カム位置検出板8a,8b
も回転され、この偏心カム位置検出板8a,8b各々の
中心からの径が最も長い部分をアーム上昇位置検知セン
サ14及びアーム下降位置検知センサ15で検知するよ
うになっている。
従動ローラ2の押圧状態を示す図であり、図5(b)は
図1の駆動ローラ1に対する従動ローラ2の押圧解除状
態を示す図である。これら図1〜図5を参照して本発明
の一実施例による駆動ローラ1に対する従動ローラ2の
押圧及び解除の動作について説明する。
する場合、偏心カム位置検出板8bの中心からの径が最
も長い部分がアーム下降位置検知センサ15で検知され
るまでモータ13を駆動することで、モータ13の回転
駆動がモータプーリ11及びベルト12を介してカムシ
ャフトプーリ10に伝達され、偏心カム7が固定された
シャフト9を矢印Bの方向に回転させる。
転するので、偏心カム7とベアリング5との当接位置が
偏心カム7の中心からの径が最も短い部分から偏心カム
7の中心からの径が最も長い部分へと移動するとベアリ
ング5が駆動ローラ1側に押され、押圧ブロック4が駆
動ローラ1側に移動する。この押圧ブロック4の駆動ロ
ーラ1側への移動によって、従動ローラ2が駆動ローラ
1に押圧され、図示せぬ記録感材がドラム16内に搬送
される。
ると、偏心カム位置検出板8aの中心からの径が最も長
い部分がアーム上昇位置検知センサ14で検知されるま
でモータ13を駆動することで、モータ13の回転駆動
がモータプーリ11及びベルト12を介してカムシャフ
トプーリ10に伝達され、偏心カム7が固定されたシャ
フト9を回転させる。
転するので、、偏心カム7とベアリング5との当接位置
が偏心カム7の中心からの径が最も長い部分から偏心カ
ム7の中心からの径が最も短い部分へと移動すると、押
圧ブロック4がコイルスプリング6の付勢力によって偏
心カム7側に移動する。
動によって、従動ローラ2の駆動ローラ1に対する押圧
が解除され、駆動ローラ1と従動ローラ2との間隔が所
定間隔以上に離れることとなる。この後に、ドラム16
は矢印Cの方向に移動することとなる。
力は偏心カム7が固定されているシャフト9を矢印Aの
方向に上下させたり、あるいはコイルスプリング6の種
類(付勢力の強さの種類)を変えることで調整可能であ
る。
を押圧させてドラム16内に記録感材を搬送するため
に、偏心カム7が取付けられたシャフト9を回転させ、
従動ローラ2を軸支する押圧ブロック4の一端に取付け
られたベアリング5を偏心カム7の中心からの径が所定
長さ以上の部分に当接させることによって、駆動ローラ
1に対する従動ローラ2の押圧を行うことができる。
ラ2の押圧力は偏心カム7が固定されているシャフト9
を上下させたり、コイルスプリング6の種類を変えるこ
とで容易に調整することが可能となる。
後に、再度偏心カム7が取付けられたシャフト9を回転
させ、ベアリング5を偏心カム7の中心からの径が所定
長さ以下の部分に当接させることによって、押圧ブロッ
ク4を偏心カム7側に付勢するコイルスプリング6の付
勢力で押圧ブロック4が偏心カム7側に移動し、駆動ロ
ーラ1と従動ローラ2との間が所定間隔以上となる。
とすることなく、解除時に駆動ローラ1と従動ローラ2
との間が所定間隔以上離れるようにすることができ、駆
動ローラ1に対する従動ローラ2の押圧力の調整を容易
に行うことができる。
ート状の搬送媒体を従動ローラにより駆動ローラに押付
けて搬送する押圧搬送機構において、搬送媒体の搬送時
に偏心カムを回転させ、従動ローラを駆動ローラから離
す方向に付勢するコイルバネの付勢力に抗して従動ロー
ラを駆動ローラに押付けることによって、圧縮空気等を
供給する設備を必要とすることなく、解除時に駆動ロー
ラと従動ローラとの間が所定間隔以上離れるようにする
ことができ、駆動ローラに対する従動ローラの押圧力の
調整を容易に行うことができるという効果がある。
の押圧状態を示す図、(b)は図1の駆動ローラに対す
る従動ローラの押圧解除状態を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状の搬送媒体を従動ローラにより
駆動ローラに押付けて搬送する押圧搬送機構であって、
前記従動ローラを前記駆動ローラから離す方向に方向に
付勢するコイルバネと、前記搬送媒体の搬送時に前記コ
イルバネの付勢力に抗して前記従動ローラを前記駆動ロ
ーラに押付けるための偏心カムと、前記偏心カムを回転
する回転手段と、前記コイルバネの付勢力によって前記
偏心カムに当設されるベアリング部材と、前記ベアリン
グ部材を軸支する軸支部材と、前記従動ローラを回動自
在に支持する支持部材と、前記軸支部材と前記支持部材
とを連結するブロックとを備えることを特徴とする押圧
搬送機構。 - 【請求項2】 前記偏心カムによる前記従動ローラの前
記駆動ローラへの押圧及びその解除を夫々検出する検出
手段を含み、前記回転手段は前記検出手段の検出結果に
応じて前記偏心カムを回転するよう構成したことを特徴
とする請求項1記載の押圧搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27438596A JP3357976B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 押圧搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27438596A JP3357976B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 押圧搬送機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120238A JPH10120238A (ja) | 1998-05-12 |
JP3357976B2 true JP3357976B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17540936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27438596A Expired - Fee Related JP3357976B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 押圧搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3357976B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104097965A (zh) * | 2013-04-11 | 2014-10-15 | 致伸科技股份有限公司 | 纸张传送用的偏向滚轮装置及改变纸张传送路径的方法 |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP27438596A patent/JP3357976B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10120238A (ja) | 1998-05-12 |
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