JPH07246752A - サーマルプリンタ装置 - Google Patents

サーマルプリンタ装置

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JPH07246752A
JPH07246752A JP6659194A JP6659194A JPH07246752A JP H07246752 A JPH07246752 A JP H07246752A JP 6659194 A JP6659194 A JP 6659194A JP 6659194 A JP6659194 A JP 6659194A JP H07246752 A JPH07246752 A JP H07246752A
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浩 加治屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラテンローラに対するサーマルヘッドの押圧
力が最適な状態で印字できると共に、インクリボンを節
約できるサーマルプリンタ装置を提供する。 【構成】サーマルヘッド24は、押圧フレーム54の先
端部54Aとサーマルヘッド24の間に設けられた圧縮
バネ56によりプラテンローラ12に押圧されている。
そして、押圧フレーム54の後端部54Bの二股状のカ
ムガイドに係合するカム部材58の作用により押圧フレ
ーム54の先端部54Aをプラテンローラ12に対して
近接・離間させる。これにより、サーマルヘッド24を
プラテンローラ側に付勢している圧縮バネ56の付勢力
を変えて、プラテンローラ12に対するサーマルヘッド
24の押圧力を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリンタ装置に
係り、特に、幅広の被印字シートにインクリボンを介在
させて印字を施すプリンタ装置に好適なもので、プラテ
ンローラに対するサーマルヘッドの押圧力を可変できる
ようにしたサーマルプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルプリンタ装置は、サーマ
ルヘッドをプラテンローラに一定の押圧力で押圧して、
サーマルヘッドとプラテンローラとの間に挟持される被
印字シートに印字していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サーマルプリンタ装置は、サーマルヘッドをプラテンロ
ーラに一定の押圧力で押圧していた為、例えば被印字シ
ートの紙厚が変わった場合に、プラテンローラに対する
サーマルヘッドの押圧力が不適切になり、印字不良或い
は被印字シートやインクリボンの送り不良が発生すると
いう欠点があった。
【0004】また、サーマルヘッドがプラテンローラに
常に一定の押圧力で押圧されていることにより、被印字
シートに印字しない空白部分がある場合、インクリボン
が無駄に使用されるという欠点があった。即ち、インク
リボンの送り出しを抑制させるブレーキ機構を設け、被
印字シートの空白部分の間だけインクリボンが搬送され
ないようにしようとしても、インクリボンはサーマルヘ
ッドの押圧力によりプラテンローラに押圧されているの
で、プラテンローラの回転によりブレーキ機構に逆らっ
てインクリボンが被印字シートと共に搬送されてしま
う。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、プラテンローラに対するサーマルヘッドの押圧
力が最適な状態で印字できると共に、インクリボンを節
約できるサーマルプリンタ装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、支持フレーム34に揺動自在に支持されたサ
ーマルヘッド24が押圧機構26によりプラテンローラ
12に押圧されるサーマルプリンタ装置に於いて、前記
押圧機構26は、前記サーマルヘッド24に対して前記
プラテンローラ12の反対側に設けられ、前記支持フレ
ーム34に回動自在に支持された押圧フレーム54と、
前記押圧フレーム54の先端部と前記サーマルヘッド2
4の間に設けられ、前記サーマルヘッド24を前記プラ
テンローラ12側に付勢するバネ部材56と、前記押圧
フレーム54の後端二股状部に係合し、この押圧フレー
ム54を揺動させて押圧フレーム54の先端部を前記プ
ラテンローラ12に対して近接・離間させることによ
り、前記サーマルヘッド24を前記プラテンローラ12
側に付勢するバネ部材56の付勢力を調節するカム機構
58と、から成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、サーマルヘッド24は、押圧
フレーム54の先端部とサーマルヘッド24の間に設け
られたバネ部材56によりプラテンローラ12に押圧さ
れている。そして、押圧フレーム54の後端部に係合す
るカム機構58により押圧フレーム54を揺動させて、
押圧フレーム54の先端部をプラテンローラ12に対し
て近接・離間させる。これにより、サーマルヘッド24
をプラテンローラ12側に付勢しているバネ部材56の
付勢力が変わるので、プラテンローラ12に対するサー
マルヘッド24の押圧力を調節することができる。即
ち、押圧フレーム54の先端部がプラテンローラ12か
ら離れるに従って、サーマルヘッド24がプラテンロー
ラ12を押圧する押圧力が小さくなり、押圧フレーム5
4の先端部がプラテンローラ12に近づくに従って、サ
ーマルヘッド24がプラテンローラ12を押圧する押圧
力が大きくなる。
【0008】また、本発明によれば、プラテンローラ1
2に対するサーマルヘッド24の押圧力を単に調節する
だけでなく、プラテンローラ12に対する押圧フレーム
54先端部の近接・離間の動作幅を大きく行うことによ
り、サーマルヘッド24をプラテンローラ12から離間
させたり、当接させたりすることもできる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るサーマル
プリンタ装置の好ましい実施例について詳説する。図1
は、本発明のサーマルプリンタ装置の全体図で、ケーシ
ング10にプラテンローラ12が回動自在に支持され
る。また、プラテンローラ12のタイミングプーリ12
Aに係合するタイミングベルト14は、正逆回転可能な
第1のステッピングモータ16のタイミングプーリ16
A、ガイドローラ18、ピンチローラ20を従動回転さ
せるフィードローラ21のタイミングプーリ21Aとの
間に懸け渡される。また、ピンチローラ20は圧縮バネ
19によりフィードローラ21に当接される。そして、
図示しない用紙供給リールから巻き戻された被印字シー
ト22は、ピンチローラ20とフィードローラ21及
び、プラテンローラ12とサーマルヘッド24との間に
挟持される。これにより、第1のステッピングモータ1
6を図中A方向に回転させると、その回転力はタイミン
グベルト14を介してプラテンローラ12及びフィード
ローラ21を回転させ、被印字シート22を図中a方向
に搬送する。また、第1のステッピングモータ16を図
中B方向に回転させると、被印字シート22を図中b方
向に搬送する、所謂バックフィードを行う。
【0010】また、プラテンローラ12の上方には、サ
ーマルヘッド24、該サーマルヘッド24をプラテンロ
ーラ12に押圧する押圧機構26、インクリボン28の
巻取リール30及び供給リール32等を支持する支持フ
レーム34(以下、ヘッドフレームという)が設けら
れ、ヘッドフレーム34の後端はケーシング10に回動
自在に支持されたヘッドフレーム軸36に固定される。
また、前記ピンチローラ20の回転軸20Aには、その
略中心がケーシング10に揺動自在に支持された揺動ア
ーム38の一方端が連結されると共に、その他方端に
は、カム係合板40の下端部が回動自在に連結される。
そして、カム係合板40の上端部40Aには、コ字形状
のカムガイドが形成されると共に、カムガイドはヘッド
フレーム軸36に対して偏心して嵌装された円板状のカ
ム部材42に係合される。また、カムガイドとカム部材
42の関係は、ヘッドフレーム軸36を支点軸としてヘ
ッドフレーム34を上向きに揺動させてカム部材42を
所定量回転させると、カム係合板40が押し下げられる
ように構成される。これにより、揺動アーム38が時計
回りに揺動するので、ピンチローラ20をフィードロー
ラ21から離間させることができる。従って、ヘッドフ
レーム34(図3参照)を揺動させてプラテンローラ1
2の上方を開放すると、ピンチローラ20とフィードロ
ーラ21とで被印字シート22を挟持する挟持力が解除
され、ヘッドフレーム34を揺動させてサーマルヘッド
24をプラテンローラ12に当接させると、前記挟持力
が復帰する。
【0011】次に、図2、図3を使用してサーマルヘッ
ド24をプラテンローラ12に押圧する押圧機構26に
ついて説明する。サーマルヘッド24の先端側の両側部
にはピン44、44が設けられると共に、このピン4
4、44には一対のアーム46、46の先端部が回動自
在に支持され、アーム46の後端部はヘッドフレーム3
4の両側板34A、34Aに固定された支点ピン48、
48に回動自在に支持される。また、サーマルヘッド2
4の後部上側には、斜め下向きに折曲したアーム50
(以下、垂直動作アームという)の先端部が取付けられ
ると共に、コ字形状に形成された後端部がヘッドフレー
ム34の両側板34A、34Aに支持された回転軸52
に係合している。これにより、支点ピン48、48を支
点としてサーマルヘッド24を揺動させた場合、垂直動
作アーム50、アーム46及びピン44の作用によりサ
ーマルヘッド24を水平、即ちプラテンローラ12と平
行に維持することができる。従って、後記する左右一対
の圧縮バネでサーマルヘッド24をプラテンローラ12
に押圧した際に、プラテンローラ12に対してサーマル
ヘッド24を均等に押圧できると共に、押圧位置を一定
にすることができる。
【0012】また、前記一対の支点ピン48、48に
は、押圧フレーム54の両側板54A、54Aの略中心
部が回動自在に支持されると共に、その先端部54Aと
サーマルヘッド24との間には左右一対の圧縮バネ5
6、56が設けられ、更に、両側板54A、54Aの後
端部54Bにコ字形状に形成されたカムガイドが、回転
軸52に対して偏心して嵌装された一対の円板状のカム
部材58、58に係合される。これにより、カム部材5
8が回転すると、押圧フレーム54は支点ピン48を支
点として揺動するので、押圧フレーム54の先端部54
Aがプラテンローラ12に対して近接・離間する。
【0013】また、図1に示すように、インクリボン2
8の巻取リール30と供給リール32はヘッドフレーム
34に回転自在に支持されると共に、供給リール32か
ら巻き戻されたインクリボン28は、ガイドローラ6
0、60、60に案内されてサーマルヘッド24とプラ
テンローラ12の間を通り、巻取リール30に接続され
ている。また、巻取リール30のタイミングプーリ30
Aに係合するタイミングベルト62は、ガイドローラ6
4、押圧機構26の回転軸52の片端に嵌装されたタイ
ミングプーリ66(図3参照)及びヘッドフレーム軸3
6に回動自在に嵌装されたプーリ68に懸け渡されてい
る。また、巻取リール30のタイミングプーリ30A及
び押圧機構26のタイミングプーリ66には一方向クラ
ッチがそれぞれ内蔵されている。そして、巻取リール3
0の一方向クラッチはインクリボン28を巻取る方向に
のみ巻取リール30を回転可能にさせると共に、押圧機
構26の一方向クラッチは、巻取リール30の巻取り方
向とは逆方向にのみ回転軸52を回転可能にさせる。更
に、ヘッドフレーム軸36のプーリ68と正逆回転可能
な第2のステッピングモータ70のタイミングプーリ7
0Aとの間に、タイミングベルト72が懸け渡されてい
る。これにより、第2のステッピングモータ70を図中
C方向(時計回り)に回転させると、タイミングベルト
62、72を介して巻取リール30が回転し、供給リー
ル32に巻回されたインクリボン28を巻き取る。この
時、押圧機構26の回転軸52は一方向クラッチにより
回転しない。また、第2のステッピングモータ70を図
中D方向(反時計回り)に所定量回転させると、巻取リ
ール30の回転が停止した状態で押圧機構26の回転軸
52のみが所定量回転する。このように、前述したカム
部材58の回転は第2のステッピングモータ70により
行われ、、カム部材58の回転に連動して押圧フレーム
54が揺動し、押圧フレーム54の先端部54Aがプラ
テンローラ12に対して近接・離間する。また、インク
リボン28の供給リール32には、ブレーキ機構が内蔵
されており、ブレーキ機構を作動させることにより、イ
ンクリボン28の送りが停止する。
【0014】また、被印字シート22が搬送される搬送
途中には、被印字シート22の紙厚を検出する紙厚セン
サー74、被印字シート22の有無を検出する用紙セン
サー76、インクリボン28の有無を検出するリボンセ
ンサー78が設けられる。また、サーマルヘッド24と
プラテンローラ12とで印字された被印字シート22
は、回転カッター80Aと該回転カッター80Aが当接
する当接部材80Bとで構成される切断部80で所定位
置が切断される。
【0015】次に、上記の如く構成された本発明のサー
マルプリンタ装置の作用について説明する。先ず、ヘッ
ドフレーム34を上向きに揺動させて、サーマルヘッド
24をプラテンローラ12から離間させると共に、ピン
チローラ20をフィードローラ21から離間させる。そ
して、用紙供給リールから被印字シート22の先端部を
引き出して、ピンチローラ20とフィードローラ21の
間、及びサーマルヘッド24とプラテンローラ12との
間にセットする。また、インクリボン28の先端部を供
給リール32から引き出して、サーマルヘッド24とプ
ラテンローラ12の間を通して巻取リール30に接続す
る。
【0016】次に、ヘッドフレーム34をプラテンロー
ラ12側にロックされるまで揺動して、サーマルヘッド
24をプラテンローラ12に当接させると共に、ピンチ
ローラ20A、20Bの挟持力を復帰させる。次に、ヘ
ッドフレーム34がロックされると、紙厚センサー74
が被印字シート22の厚みを検知し、検知結果が第2の
ステッピングモータ70に出力される。そして、第2の
ステッピングモータ70は、検知結果に基づいて図中D
方向(反時計回り)に所定量回転する。第2のステッピ
ングモータ70の回転力は、タイミングベルト62、7
2を介して押圧機構26の回転軸52を所定量回転させ
る。この時、巻取リール30は一方向クラッチにより回
転しない。押圧機構26の回転軸52が所定量回転する
と、偏心したカム部材58が押圧フレーム54を揺動さ
せる。例えば、図2に示すように、被印字シート22の
紙厚が薄い場合には、押圧フレーム54の後端部54B
が上向きに揺動するように、カム部材58を所定量回転
させて、押圧フレーム54とプラテンローラ12との距
離を近づける。即ち、押圧フレーム54の後端部54B
の二股状をなしたカムガイド内に係合するカム部材58
の作用で上向きに揺動させることにより、押圧フレーム
54の先端部54Aを下向きに揺動させ、押圧フレーム
54とプラテンローラ12との距離が近くする。この結
果、サーマルヘッド24をプラテンローラ12に付勢し
ている圧縮バネ56の付勢力が強くなるので、被印字シ
ート22の紙厚が薄くてもプラテンローラ12に対する
サーマルヘッド24の押圧力が小さくなり過ぎることが
ない。従って、印字不良、被印刷シート22やインクリ
ボン28の送り不良が発生しない。
【0017】また、図4に示すように、被印字シート2
2の紙厚が厚い場合には、押圧フレーム54の後端部5
4Bを下向きに揺動させるように、カム部材58を所定
量回転させる。こにれより、押圧フレーム54の先端部
54Aが上向きに揺動するので、押圧フレーム54とプ
ラテンローラ12との距離が離れて圧縮バネ56の付勢
力が弱くなるので、被印刷シート22の紙厚が厚くても
プラテンローラ12に対するサーマルヘッド24の押圧
力が大きくなり過ぎることがない。
【0018】次に、プラテンローラ12に対するサーマ
ルヘッド24の押圧力を適切に調節したら、第1のステ
ッピングモータ16がA方向に回転して被印字シート2
2を搬送すると共に、第2のステッピングモータ70が
C方向に回転してインクリボン28を搬送する。そし
て、サーマルヘッドによる被印字シート22への印字が
開始される。この印字操作において、被印字シート22
に印字を必要としない空白部分がありサーマルヘッド2
4の印字動作が停止すると、サーマルヘッド24の印字
動作停止情報が第2のステッピングモータ70とインク
リボン28の供給リール32のブレーキ機構に出力され
る。そして、供給リール32の回転が停止すると共に、
第2のステッピングモータ70は、この印字動作停止情
報に基づいて回転方向をC方向からD方向に切り換え、
巻取リール30の回転も停止する。更に、第2のステッ
ピングモータ70がD方向に所定量回転し、押圧機構2
6のカム部材58を回転させて、押圧フレーム54の先
端部54Aをプラテンローラ12から離すことにより、
サーマルヘッド24をプラテンローラ12から僅かに離
間させる。これにより、被印字シート22はピンチロー
ラ20とフィードローラ21に挟持搬送されるが、イン
クリボン28は搬送されない。また、被印字シート22
が搬送されて、空間部分から印字部分になると、サーマ
ルヘッド24の印字動作情報に基づいて第2のステッピ
ングモータ70、巻取リール30、供給リール32、押
圧機構26が前記印字動作停止情報とは逆ステップで動
作し、サーマルヘッド24がプラテンローラ12に当接
してサーマルヘッド24の押圧力がプラテンローラ12
に働くと共に、インクリボンが搬送されて、再び印字が
行われる。従って、被印字シート22に印字されている
時のみ、インクリボン28が搬送されるので、インクリ
ボン28を節約することができる。
【0019】尚、本実施例では、押圧機構26のカム部
材58を第2のステッピングモータ70の駆動力で回転
させるようにしたが、第2のステッピングモータ70の
駆動力伝達機構と切り離して手動で回転させるようにし
てもよい。また、押圧機構26によりサーマルヘッド2
4の押圧力を被印字シート22の紙厚に基づいて調節す
るようにしたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、被印字シート22の搬送速度に基づいて適切なサー
マルヘッド24の押圧力を得るように調節してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーマルプ
リンタ装置によれば、サーマルヘッドは、板状体の先端
部とサーマルヘッドの間に設けられたバネ部材によりプ
ラテンローラを押圧すると共に、板状体の後端部に係合
するカム機構により板状体の先端部をプラテンローラに
対して近接・離間させ、バネ部材の付勢力が変わるよう
にしたので、プラテンローラに対するサーマルヘッドの
押圧力を調節することができる。これにより、例えば被
印字シートの紙厚が変わっても、プラテンローラに対す
るサーマルヘッドの押圧力を紙厚に応じて調節すること
ができるので、印字不良或いは被印字シートやインクリ
ボンの送り不良を防止できる。
【0021】また、プラテンローラに対する板状体先端
部の近接・離間の動作幅を大きく行うことにより、サー
マルヘッドをプラテンローラから離間させたり、当接さ
せたりすることもできる。これにより、印字中に被印字
シートに印字の必要ない空白部分がある場合には、サー
マルヘッドをプラテンローラから離間させて被印字シー
トのみを例えばフィードローラで搬送し、インクリボン
を搬送しないようにできるので、インクリボンを節約す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るサーマルプリンタ装置の全
体図
【図2】図2は本発明のサーマルプリンタ装置の押圧機
構の構造及び被印字シートの紙厚が薄い場合の押圧機構
の作用を説明する説明図
【図3】図3は本発明のサーマルプリンタ装置の押圧機
構を説明する正面図
【図4】図4は被印字シートの紙厚が厚い場合の押圧機
構の作用を説明する説明図
【符号の説明】
10…ケーシング 12…プラテンローラ 16、70…第1及び第2のステッピングモータ 19、56…圧縮バネ(バネ部材) 20…ピンチローラ 21…フィードローラ 22…被印字シート 24…サーマルヘッド 26…押圧機構 30…インクリボンの巻取リール 32…インクリボンの供給リール 34…ヘッドフレーム(支持フレーム) 36…ヘッドフレーム軸 38…揺動アーム 40…カム係合板 42、58…カム部材 44…ピン 46アーム 48…支点ピン 50…垂直動作アーム 52…回転軸 54…押圧フレーム 54A…先端部 54B…後端二股状部 56…圧縮バネ 58…カム部材 70…第2のステッピングモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持フレームに揺動自在に支持されたサー
    マルヘッドが押圧機構によりプラテンローラに押圧され
    るサーマルプリンタ装置に於いて、 前記押圧機構は、 前記サーマルヘッドに対して前記プラテンローラの反対
    側に設けられ、前記支持フレームに回動自在に支持され
    た押圧フレームと、 前記押圧フレームの先端部と前記サーマルヘッドの間に
    設けられ、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラ側
    に付勢するバネ部材と、 前記押圧フレームの後端二股状部に係合し、該押圧フレ
    ームを揺動させて押圧フレームの先端部を前記プラテン
    ローラに対して近接・離間させることにより、前記サー
    マルヘッドを前記プラテンローラ側に付勢するバネ部材
    の付勢力を調節するカム機構と、 から成ることを特徴とするサーマルプリンタ装置。
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