JP3356725B2 - ファクシミリ装置とその印字制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置とその印字制御方法

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JP3356725B2
JP3356725B2 JP22796899A JP22796899A JP3356725B2 JP 3356725 B2 JP3356725 B2 JP 3356725B2 JP 22796899 A JP22796899 A JP 22796899A JP 22796899 A JP22796899 A JP 22796899A JP 3356725 B2 JP3356725 B2 JP 3356725B2
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正憲 長澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置と
その印字制御方法に関し、特に、カラーによる画像デー
タの受信が可能なファクシミリ装置とその印字制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のファクシミリ装置について、図
面を参照して説明する。
【0003】図4は従来のカラーファクシミリ装置の一
例を示すブロック図,図5は図4に示すカラーファクシ
ミリ装置のカラー画像受信処理を示すフローチャートで
ある。
【0004】図4及び図5において、この従来例のカラ
ーファクシミリ装置は、特開平7−226817号公報
の開示内容を示し、まず、ステップS31ではCCU1
09が通信制御手順に従って、回線を介して通信相手の
送信側装置からカラー画像データを受信する。次に、ス
テップS32では識別センサ106によってプリンタ部
105にモノクロカートリッジとカラーカートリッジの
どちらかが装着されているかを調べる。ここで、識別セ
ンサ106がカラーカートリッジが装着されていること
を検出すれば処理はステップS33に進み、プリンタ部
105からカラー画像出力を行う。これに対して、識別
センサ106がモノクロカートリッジが装着されている
ことを検出すれば、処理はステップS34に進み、受信
カラー画像データをシステムバス110を介してRAM
103に一時的に格納する。
【0005】次に処理はステップS35において、識別
センサ106を用いて再びプリンタ部105に装着され
ているプリンタカートリッジの種類を調べ、モノクロカ
ートリッジからカラーカートリッジに変更されているか
どうかを調べる。ここで、カラートリッジの装着が確認
されれば処理はステップS33に進んで、RAM103
に記憶されれたカラー画像データをカラー出力する。こ
れに対して、装着されているプリンタカートリッジがモ
ノクロカートリッジのままであるなら、処理はステップ
S36に進み、モノクロカートリッジで出力するかどう
かを判断する。
【0006】ステップS36で、もし装置利用者がモノ
クロ出力を希望して操作パネル108よりモノクロ出力
の指示を入力するなら、処理はステップS37に進み、
画像処理ユニット104によって受信したカラー画像デ
ータをモノクロ画像データに変換してさらにステップS
38ではプリント部105から変換されたモノクロ画像
データを用いてモノクロ画像を出力する。一方、モノク
ロ出力を装置利用者が希望しなかった場合、処理はステ
ップS39に進む。
【0007】ステップS39では受信カラー画像データ
を消去するかどうかを判断する。ここで、もし装置利用
者が受信画像データの消去を希望して操作パネル108
より受信画像の消去の指示を入力するなら、処理はステ
ップS40に進み、RAM103に一時的に格納されて
いるカラー画像を消去する。これに対して、装置利用者
が記憶されているカラー画像データの消去を希望しなけ
れば、処理はステップS35に戻り、識別センサ106
を用いて再びプリンタ部5に装着されているプリンタカ
ートリッジの種類を調べる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来例のファクシ
ミリ装置は、カラー画像データの受信時に、カラーカー
トリッジが装着されていなくてもそのデータがRAMに
一時的に保持され、カラーカートリッジが装着されると
カラー画像が出力されるか、又は、装置利用者の判断に
よってカラー画像データをモノクロ画像として出力した
り、そのカラー画像データをRAMより消去するように
なっている。
【0009】従って、以下に示すような問題点を有して
いる。
【0010】この従来例のファクシミリ装置において
は、受信した画像データに対する表示手段を有していな
いので、カラーカートリッジが装着されて出力しないと
RAMに一時的に保持されたカラー画像データの件数が
不明であるという問題点を有している。
【0011】また、前記表示手段を有していないので、
装置利用者はどのカラー画像データをモノクロ画像デー
タとして出力するかを判断することが困難であるという
問題点を有している。
【0012】更に、装置利用者に判らせるための、現在
どちらのカートリッジが装着されているかを表示するカ
ートリッジ装着表示手段を有していないため、事前にカ
ラー画像データの送信連絡があった場合に確実にカラー
画像データの受信・印字ができない場合があるという問
題点を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、モノクロ又はカラーの印字が可能な複数種類のカ
ートリッジの内1種類のみ交換可能に装着しているカー
トリッジの種類を判断・検知して種別の表示及び判断・
検知の検知信号を出力する検知・表示手段と、回線を介
して画像データを受信して復調する受信手段と、受信し
た画像データを蓄積するための記憶手段と、前記受信し
た画像データを印字記録する記録手段と、前記受信した
画像データの量を監視するデータ監視手段と、制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記データ監視手段の監視
結果並びに前記検知・表示手段の検知に基づき、受信画
像データが前記記憶手段の蓄積可能残容量よりも多い場
合には前記受信画像データを前記記録手段にて印字さ
せ、少ない場合で且つ前記受信画像データの印字色指定
と前記検知信号の検知色指定との色指定が一致した場合
には前記記録手段にて印字させ、前記色指定が一致しな
い場合には前記受信画像データを関連情報と共に前記記
憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶している複数の
画像データをそれぞれの前記関連情報と共に表示手段に
表示させ、手動指定手段による前記関連情報の指定によ
って前記表示手段に表示されている前記複数の受信画像
データの一つが指定されたことを検出すると指定された
受信画像データを前記記憶手段から読出して前記記録手
段にて印字させるべく制御し、前記関連情報は受信順序
番号,時計部からの実時刻情報,受信画像データの発信
者番号,前記受信画像データの発信者氏名および前記受
信画像データのページ数を含み、前記検知信号の検知色
指定と前記受信画像データの印字色指定とが一致しない
場合に強制的に印字すべく強制印字設定信号を前記制御
手段へ送出する強制印字設定手段を有している。
【0014】本発明のファクシミリ装置は、モノクロカ
ートリッジとカラーカートリッジとの内のどちらか一方
のカートリッジを装着して交換が可能で、前記モノクロ
カートリッジかまたは前記カラーカートリッジのどちら
が装備されているかを判別して検知した検知信号を出力
するセンサと、前記検知信号に基づいて、どちらのカー
トリッジが装着されているかを表示する第1の表示部
と、回線に送受信する画像データの変復調を行うモデム
と、このモデムからの受信画像データを一時的に記憶
し、前記センサからの前記検知信号に基づいて前記受信
画像データを印字のために記録部に転送するかまたはメ
モリに記憶させるかを制御するデータ監視部と、このデ
ータ監視部からの前記受信画像データを印字する前記記
録部と、前記データ監視部からの前記受信画像データを
蓄積すると共にこのファクシミリ装置全体の制御を行う
制御プログラムを格納している前記メモリと、このメモ
リに蓄積されている複数の受信画像データとこの複数の
受信画像データのそれぞれに関する関連情報を表示する
第2の表示部と、実時刻信号を発生する時計部と、前記
メモリに蓄積されている前記複数の受信画像データの一
つを強制的に印字させるプリントボタンと、前記受信画
像データの色指定と前記装着しているカートリッジとの
不一致の場合の印字の可否を設定する設定ボタンと、前
記メモリに格納されている前記制御プログラムによって
このファクシミリ装置を制御すると共に前記メモリの現
時点の蓄積可能残容量を検出して前記データ監視部
知するCPUとを有し、前記データ監視部は、前記受信
画像データを前記メモリに記憶する場合に、前記CPU
を介して受信時刻情報を得て、前記メモリに前記受信画
像データに対応付けて、少なくとも、受信順序番号,前
記受信時刻情報,発信者番号,発信者氏名,受信ページ
数含む受信画像データの関連情報を記憶させ、前記第2
の表示部は前記メモリに記憶されている前記複数の受信
画像データを基に前記複数の受信画像データの受信順序
に従って、前記受信画像データの関連情報を表示する。
【0015】本発明のファクシミリ装置は、複数種類の
カートリッジの内の一つを装着して交換を可能とし、前
記装着されたカートリッジの種類を判別して検知した結
果を表示し検知信号を出力する検知表示手段と、モデム
を介して回線からの画像データを受信しこの受信画像デ
ータ量がメモリの蓄積可能残容量より少ないと、印字の
色指定を検出し前記検知の信号の中の装着されているカ
ートリッジの色指定と一致する場合には前記受信した画
像データを記録手段に転送し、前記色指定が不一致の場
合に強制印字設定が設定されてなければ前記メモリに記
憶すべく前記受信画像データを転送させ、前記蓄積可能
残容量より大きい場合には色指定に関係なく前記記録手
段に転送する画像データ受信手段と、前記転送されてく
る前記受信画像データを時計部からの実時刻情報を受信
して受信時刻順に前記メモリへ記憶させる記憶制御手段
と、前記メモリに記憶された複数の受信画像データの項
目を前記受信時刻順に表示部に表示させ、また、前記受
信画像データの項目を指定することによって指定された
受信画像データの全文を表示部に表示させる表示制御手
段と、前記色指定の不一致の場合に前記画像データ受信
手段に対して前記受信画像データを強制的に印字すべく
前記強制印字設定する設定する第1の設定手段と、前記
表示部上で前記指定された項目の受信画像データを印字
すべく設定する第2の設定手段とを有している。
【0016】本発明のファクシミリ装置の印字制御方法
は、モデムが回線を介して画像データを受信すると、そ
れを制御手段内のバッファメモリに一時的蓄積し、現在
のメモリの蓄積可能残容量が受信した前記画像データよ
り大であるか小であるかの容量判定をし、大である場合
には前記画像データの色指定がセンサからの装着してい
るカートリッジの色種別検知信号と一致しておれば、前
記制御手段は記録部に対して印字すべく前記画像データ
を出力し、前記メモリの蓄積可能残容量が前記画像デー
タよりも小の場合には、表示部に“メモリオーバ”の表
示を行った後に前記制御手段は前記記録部に対して印字
すべく前記画像データを出力し、前記容量判定で前記大
の場合に、前記色種別検知信号と一致していない場合に
は、設定ボタンによって前記装着されているカートリッ
ジの色種別に関係なく印字することの第1の設定が予め
設定されていると前記制御手段は前記記録部に対して印
字すべく前記画像データを出力し、前記第1の設定が設
定されていない場合には、前記メモリに前記画像データ
を蓄積し、同時に前記表示部に前記画像データの蓄積状
態を表示し、前記設定ボタンによる指定した画像データ
を印字することの第2の設定が設定されたことが検出さ
れると、前記制御手段は前記メモリから前記指定した画
像データを読出して前記記録部に対して印字すべく出力
し、前記第1の設定が設定されていない場合には、前記
メモリに前記画像データの受信時刻並びに発信番号,発
信者氏名,印字色指定およびページ数を含む受信情報と
共に蓄積し、同時に前記表示部に前記画像データと共に
前記受信情報も表示し、前記第2の設定が設定されてい
ることが検出され、且つ前記指定した画像データの色指
定と前記色種別検知信号とが一致すると前記制御手段は
前記メモリから前記指定した画像データを読出して前記
記録部に印字すべく出力する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施の形態のファクシミ
リ装置を示すブロック図である。
【0019】図1において、本発明の一実施の形態のフ
ァクシミリのファクシミリ装置は、印字のためのカラー
カートリッジ1a又はモノクロカートリッジ1bが使用
可能で、図1ではカラーカートリッジ1aが装着されて
いる状態を示し、カラーカートリッジ1aか又はモノク
ロカートリッジ1bが装着されているカートリッジの種
類を判別して検出するセンサ2と、回線に送受信する画
像データの変復調を行うモデム3と、モデム3からの受
信画像データを一時的に記憶してセンサ2からのカート
リッジ判別信号の基に受信画像データを印字のために記
録部9へ転送するかメモリ5に記憶させるかを判断する
データ監視部5と、データ監視部4からの受信画像デー
タを印字する記録部9と、データ監視部4からの受信画
像データを蓄積すると共にこのファクシミリ装置全体の
制御を行う制御プログラムを格納しているメモリ5と、
メモリ5に蓄積されている複数の受信画像データと受信
画像データに関する関連情報を表示する表示部7と、ど
のカートリッジが装着されているかを表示する使用中カ
ートリッジ表示部81と、実時刻信号を発生する時計部
82と、メモリ5に蓄積されて複数の受信画像データの
一つを強制的にプリントアウトさせるプリントボタン1
0と、受信画像データの色指定と装着しているカートリ
ッジとの不一致の場合プリントアウトの可否等を設定す
る設定ボタン83と、このファクシミリ装置全体の制御
をメモリ5に格納されている制御プログラムによって制
御を行うと共にメモリ5の現時点の蓄積可能残容量を検
出するCPU6とを有し,センサ2,データ監視部4,
メモリ5及びCPU6で制御部10を構成し、使用中カ
ートリッジ表示部81,時計部82,プリントアウトボ
タン83及び設定ボタン84で操作部84を構成してい
る。
【0020】図2は本実施の形態の画像データの受信処
理を示すフローチャート,図3は本実施の形態における
受信データ表示部の表示の一例を示し、(a)は受信目
録の一例を示す図、(b)は(a)に示した受信目録の
中の一受信データの全文表示の一例の略図を示す図であ
る。
【0021】次に、本実施の形態における、画像データ
を受信した場合の動作について図1〜図3を参照して説
明する。
【0022】図2において、モデム3が回線を介して画
像データを受信するとそれをデータ監視部4内のバッフ
ァメモリに一時的に蓄積し(S1)、現在のメモリ5の
蓄積可能残容量(M)が受信した画像データの量(R)
よりも大であり(S2)、受信画像データの色指定がカ
ラーであり、センサ2からの検知しているカートリッジ
の色種別がカラーカートリッジ1aであることの信号を
データ監視部4が受信すると(S4)、記録部9に対し
て印字すべく受信した画像データを出力する(S9)。
【0023】もし、受信した画像データの量(R)がメ
モリ5の蓄積可能残容量(M)を超えているならば(S
2)、表示部7に「メモリオーバ」の表示を行った後受
信画像データの色指定に関係なく、画像データを記録部
6にプリントアウトさせる(S9)。
【0024】また、受信した画像データの量(R)がメ
モリ5の蓄積可能残容量(M)を超えていなくても(S
2)、センサ2からの検知しているカートリッジの色種
別と一致していない場合は(S4)、設定ボタン84に
よって、カートリッジの色種別関係なくプリントアウト
することが設定されていると(S5)、画像データを記
録部6にプリントアウトさせる(S9)。
【0025】しかし、設定ボタン84によって、設定さ
れていない場合には(S5)、メモリ5に画像データを
受信時刻と発信者番号,発信者氏名,色指定およびペー
ジ数の受信情報と共に蓄積し(S6)、表示部7に画像
データの蓄積状態を表示し(S7)、表示部7の表示内
容は図3の(a)及び(b)に示すように表示される。
【0026】ここで、操作者が表示7の(a)に示す受
信目録を見て、表示した番号の内プリントアウトをした
い番号を設定ボタン84で設定した場合には、現在装着
されているカートリッジが、プリントアウトしたい番号
の色指定と一致しておればプリントボタン83を押下す
ることによって(S8)、指定した画像データが記録部
6にプリントアウトされる(S9)。
【0027】もしプリントアウトした番号の色指定と装
置されているカートリッジが不一致の場合には、色指定
と一致するカートリッジに交換して、プリントボタン8
3を押下することにより、指定した画像データが記録6
にプリントアウトされる(S9)。
【0028】このように本実施の形態においては、メモ
リ5の蓄積可能残容量と、装着されているカートリッジ
の種別によって、受信した画像データをメモリ5に蓄積
させたり、自動的に記録部6にプリントアウトさせるこ
とができる。
【0029】また、メモリ5に蓄積された画像データは
表示部7に表示されるので、利用者は、表示部7に表示
され受信目録を見ることによって、設定ボタン84で指
定した画像データを指定している色指定によってプリン
トアウトさせることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、モノクロ
又はカラーの印字が可能な複数種類のカートリッジの内
1種類のみ交換可能に装着して装着しているカートリッ
ジの種類を判別・検知して種別の表示及び判別・検知の
検知信号を出力する検知・表示手段と、回線を介して画
像データを受信して復調する受信手段と、受信した画像
データを蓄積するための記憶手段と、受信した画像デー
タを印字記録する記録手段と,受信した画像データの量
を監視するデータ監視手段と、制御手段とを備え、制御
手段は、データ監視手段の監視結果並びに検知・表示手
段の検知に基づき、受信画像データが記憶手段の蓄積可
能残容量よりも多い場合には受信画像データを記録手段
にて印字させ,少ない場合で且つ受信画像データの印字
色指定と検知信号の検知色指定との色指定が一致した場
合には記録手段にて印字させ、色指定が一致しない場合
には受信画像データを関連情報と共に前記記憶手段に記
憶させ、記憶手段に記憶している複数の画像データをそ
れぞれの関連情報と共に表示手段に表示させ、手動指定
手段による関連情報の指定によって表示手段に表示され
ている複数の画像データの一つが指定されたことを検出
すると指定された画像データを記憶手段から読出して記
録手段にて印字させるべく制御することにより、以下に
示す効果を有している。
【0031】第1の効果は、カラーの画像データをモノ
クロで印字してしまうことを防ぐことができる。
【0032】第2の効果は画像データの色指定どおり、
印字することにより、コストを低減することができる、
その理由は、例えば、モノクロの画像データを3色のカ
ートリッジによってモノクロ印字すると、3色全ての色
のインクを重ねて印字することにより黒印字とるため、
モノクロカートリッジの何時に比べて3倍のインク量が
消費され且つ時間もかかるからである。
【0033】第3の効果、以上のことから、表示手段に
画像データの色指定を表示しているので、その色指定に
合わせて、カートリッジを装着させて印字させることに
より、経済的な印字を行わせることができる。また、検
知・表示手段に現在のカートリッジの種類がわかるの
で、間違いなくカートリッジを交換させて、経済的に印
字させることができる。
【0034】第4の効果は、手元に必要なカートリッジ
がない場合でも、強制印字設定手段によって強制的に印
字させることにより、早急に情報を見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のファクシミリ装置を示
すブロック図である。
【図2】本実施の形態の画像データの受信処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】本実施の形態における受信データ表示部の表示
例を示し、(a)は受信目録の一例を示す図,(b)は
(a)に示した受信目録の中の一受信データの全文表示
の一例を示す図である。
【図4】従来のカラーファクシミリ装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示す従来のカラーファクシミリ装置のカ
ラー画像受信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a カラーカートリッジ 1b モノクロカートリッジ 2 センサ 3 モデム 4 データ監視部 5 メモリ 6 CPU 7 表示部 8 操作部 9 記録部 10 制御部 81 使用中カートリッジ表示部 82 時計部 83 プリントボタン 84 設定ボタン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/21 H04N 1/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノクロ又はカラーの印字が可能な複数
    種類のカートリッジの内1種類のみ交換可能に装着して
    装着しているカートリッジの種類を判断・検知して種別
    の表示及び判断・検知の検知信号を出力する検知・表示
    手段と、回線を介して画像データを受信して復調する受
    信手段と、受信した画像データを蓄積するための記憶手
    段と、前記受信した画像データを印字記録する記録手段
    と、前記受信した画像データの量を監視するデータ監視
    手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記デー
    タ監視手段の監視結果並びに前記検知・表示手段の検知
    に基づき、受信画像データが前記記憶手段の蓄積可能残
    容量よりも多い場合には前記受信画像データを前記記録
    手段にて印字させ、少ない場合で且つ前記受信画像デー
    タの印字色指定と前記検知信号の検知色指定との色指定
    が一致した場合には前記記録手段にて印字させ、前記色
    指定が一致しない場合には前記受信画像データを関連情
    報と共に前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶
    している複数の画像データをそれぞれの前記関連情報と
    共に表示手段に表示させ、手動指定手段による前記関連
    情報の指定によって前記表示手段に表示されている前記
    複数の受信画像データの一つが指定されたことを検出す
    ると指定された受信画像データを前記記憶手段から読出
    して前記記録手段にて印字させるべく制御することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記関連情報は受信順序番号,時計部から
    の実時刻情報,前記受信画像データの発信者番号,前記
    受信画像データの発信者氏名および前記受信画像データ
    のページ数を含むことを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記検知信号の検知色指定と前記受信画像
    データの印字色指定とが一致しない場合に強制的に印字
    すべく強制印字設定信号を前記制御手段へ送出する強制
    印字設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 複数種類のカートリッジの内の一つを装
    着して交換を可能とし、前記装着されたカートリッジの
    種類を判別して検知した結果を表示し検知信号を出力す
    る検知表示手段と、モデムを介して回線からの画像デー
    タを受信しこの受信画像データ量がメモリの蓄積可能残
    容量より少ないと、印字の色指定を検出し前記検知の信
    号の中の装着されているカートリッジの色指定と一致す
    る場合には前記受信した画像データを記録手段に転送
    し、前記色指定が不一致の場合に強制印字設定が設定さ
    れてなければ前記メモリに記憶すべく前記受信画像デー
    タを転送させ、前記蓄積可能残容量より大きい場合には
    色指定に関係なく前記記録手段に転送する画像データ受
    信手段と、前記転送されてくる前記受信画像データを時
    計部からの実時刻情報を受信して受信時刻順に前記メモ
    リへ記憶させる記憶制御手段と、前記メモリに記憶され
    た複数の受信画像データの項目を前記受信時刻順に表示
    部に表示させ、また、前記受信画像データの項目を指定
    することによって指定された受信画像データの全文を表
    示部に表示させる表示制御手段と、前記色指定の不一致
    の場合に前記画像データ受信手段に対して前記受信画像
    データを強制的に印字すべく前記強制印字設定する設定
    する第1の設定手段と、前記表示部上で前記指定された
    項目の受信画像データを印字すべく設定する第2の設定
    手段とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 モデムが回線を介して画像データを受信
    すると、それを制御手段内のバッファメモリに一時的蓄
    積し、現在のメモリの蓄積可能残容量が受信した前記画
    像データより大であるか小であるかの容量判定をし、大
    である場合には前記画像データの色指定がセンサからの
    装着しているカートリッジの色種別検知信号と一致して
    おれば、前記制御手段は記録部に対して印字すべく前記
    画像データを出力し、前記メモリの蓄積可能残容量が前
    記画像データよりも小の場合には、表示部に“メモリオ
    ーバ”の表示を行った後に前記制御手段は前記記録部に
    対して印字すべく前記画像データを出力し、前記容量判
    定で前記大の場合に、前記色種別検知信号と一致してい
    ない場合には、設定ボタンによって前記装着されている
    カートリッジの色種別に関係なく印字することの第1の
    設定が予め設定されていると前記制御手段は前記記録部
    に対して印字すべく前記画像データを出力し、前記第1
    の設定が設定されていない場合には、前記メモリに前記
    画像データを蓄積し、同時に前記表示部に前記画像デー
    タの蓄積状態を表示し、前記設定ボタンによる指定した
    画像データを印字することの第2の設定が設定されたこ
    とが検出されると、前記制御手段は前記メモリから前記
    指定した画像データを読出して前記記録部に対して印字
    すべく出力することを特徴とするファクシミリ装置の印
    字制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の設定が設定されていない場合
    には、前記メモリに前記画像データの受信時刻並びに発
    信番号,発信者氏名,印字色指定およびページ数を含む
    受信情報と共に蓄積し、同時に前記表示部に前記画像デ
    ータと共に前記受信情報も表示することを特徴とする
    求項5記載のファクシミリ装置の印字制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の設定が設定されていることが
    検出され、且つ前記指定した画像データの色指定と前記
    色種別検知信号とが一致すると前記制御手段は前記メモ
    リから前記指定した画像データを読出して前記記録部に
    印字すべく出力することを特徴とする請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置の印字制御方法。
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