JP3356719B2 - Isdn用dsuにおける加入者線極性正常化方式 - Google Patents

Isdn用dsuにおける加入者線極性正常化方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN用DSU
(Digital Service Unit、回線接
続装置)における加入者線極性正常化方式に関し、特
に、ISDN用DSU設置工事後、工事ミスにより加入
者線(L1/L2)の極性が反転した状態における加入
者線極性を自動的に切り替える加入者線極性自動切り替
え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNの起動方式には、呼毎起動と常
時起動方式のふたつがある。呼毎起動の場合は、DSU
(Digital Service Unit、回線接
続装置)の停止時においてL1には60Vの電圧が供給
され、L2はグラウンドが供給され(以降、ノーマル極
性と呼ぶ)、端末からの発呼があると、本極性を反転
(以降、リバース極性と呼ぶ)する事により起動状態と
なる。常時起動の場合は、L1はグラウンド、L2は6
0Vのリバース極性の状態が維持され、常時起動状態に
ある。
【0003】しかし、DSU設置工事のミスにより、D
SUにおける加入者線(L1/L2)の極性が反転した
場合には、通信端末が正常に作動せず、専門家による修
理が必要になり、時間も費用もかかるという問題があっ
た。
【0004】そこで、従来の加入者線誤接続検出回路で
は、例えば、特開平10−41983公報、あるいは特
開平9−224072公報に見られるように、呼毎起動
の停止状態(ノーマル極性)が正常状態であることを前
提として、電位を検出することにより誤接続を判定し、
誤接続の場合には、正常なノーマル極性に戻す仕組みを
備えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加入者
線誤接続検出回路では、呼毎起動の停止状態(ノーマル
極性)が正常状態であることを前提として、電位を検出
することにより誤接続を判定する方式であったので、最
初からリバース極性である常時起動の場合には適用でき
ないという問題があった。
【0006】本発明は、従来のような電位を検出して誤
接続を判定するのでははく、DSUと端末間のINFO
信号のシーケンスを検出して誤接続であるかないかの判
定を行い、呼毎起動と常時起動の両方の加入者線極性の
反転に対応できる加入者線極性自動切り替え回路を提供
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、
SDN用DSUにおける加入者線極性正常化方式におい
て、INFO1信号を受信するINFO1信号受信部
と、INFO2信号を受信するINFO2信号受信部
と、呼毎起動契約時は端末側からの前記INFO1信号
の受信後の前記INFO2信号の受信を監視し常時起動
契約時は交換機側からの起動がかかった後に前記INF
O2信号の受信を監視し一定時間内に前記INFO2信
号を受信しなかった場合はリレーを駆動するINFO信
号判定部と、前記リレーの駆動により前記加入者線極性
を反転させる回線極性切り替え部とを含んで構成される
ことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】[作用]本発明は、ISDN用DSU設置
工事後、数日おいて工事等の資格を持たないユーザ等が
端末接続を行った時点で工事ミスにより加入者線(L1
/L2)の極性が反転した状態が判明しても、DSUと
端末間での起動/停止に用いられる制御信号であるIN
FO信号の送出結果を調べて、自動的に正しい接続に切
り替える回路である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の加入者線極性自動切り替
え回路を含むDSUのシステム構成図、図2は、本発明
の加入者線極性自動切り替え回路の一実施の形態を示す
ブロック図である。
【0016】図1において、INS64DSU1は加入
者線と端末を接続する装置である。INS64DSU加
入者線極性自動切り替え回路2は、端末および網からの
起動時に使用されるINFO信号送出結果に基づき、加
入者線極性を判別し正常接続へ切り替える回路である。
加入者線接続部3はINS64DSU1と加入者線との
ねじ止め部である。制御部4はINS64DSU1と加
入者局(交換機側)との通信制御、及び、INS64D
SU1とユーザ端末のレイヤ1の制御を行う。端末側接
続線6はユーザ端末との接続線である。INFO信号送
信線7は制御部4からINS64DSU加入者線極性自
動切り替え回路2にINFO信号を流す線である。U点
制御部接続線8は制御部4と加入者線接続部3とを結ぶ
線である。尚、制御部4は、従来技術と同等であり、そ
の構成や機能については、「池田佳和、松本潤、藤岡雅
宣著“ISDN絵とき読本”オーム社、1988年出
版」等を参照されたい。
【0017】次に、図2において、INFO1信号受信
部9は端末側からの起動により制御部4から発信される
INFO1信号を受信するための回路である。INFO
2信号受信部10は網側からの起動により制御部4から
発信されるINFO2信号を受信するための回路であ
る。INFO信号判定部11は、INS64DSU呼毎
起動契約での端末からの要求で通話状態にする為のIN
FO1信号を受信したにも関わらずINFO2信号を受
信しなかったか、またはINS64DSU常時起動契約
での電源供給を受け、起動がかかったにも関わらずIN
FO2信号を受信しなかったか等の判定を行う回路であ
る。リレー12は回線極性切り替え部13を作動させる
ためのものである。回線極性切り替え部13は加入者線
極性が正常でないと判別されたときに極性を反転させる
スイッチである。
【0018】次に、図1の制御手順の詳細を図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0019】(1)INS64DSU呼毎起動契約時の
動作 <正常接続>加入者線接続部3に工事業者により加入者
線を接続する(図3ステップ1)。端末側接続線6にユ
ーザが端末を接続する(ステップ2)。INS64DS
U呼毎起動契約とINS64DSU常時起動契約で分岐
する(ステップ3)。尚、呼毎起動契約か常時起動契約
かは、予めINS64DSUに教えておくものとする。
呼毎起動契約時、接続した端末から発呼動作を行う(ス
テップ4)。発呼動作を行うことにより、端末側接続線
6に接続された端末がINFO1信号を出力する(ステ
ップ5)。端末がDSUにINFO1信号を送出する事
でINS64DSUは交換機側へ起動用信号を送出す
る。交換機側はDSUに対し起動用信号の応答をすると
ともに極性をリバース極性(極性反転)にする。さら
に、制御部4からINFO信号送信線7を通りINFO
信号受信部9でINFO1信号を受信(ステップ6)。
信号を受信したことをINFO信号判定部11に伝え
る。このときINFO信号判定部11はタイマーにより
INFO2信号の到達を1.5ミリ秒間待つ(ステップ
7)。加入者線接続部3が正常に接続されていた場合、
制御部4は交換機側の応答がありしだいINFO2信号
を端末側へ発信する。このとき、INFO2信号受信部
10はINFO信号判定部11に制御部4を経由してI
NFO2信号を受信したことを伝える。INFO信号判
定部11ではINFO信号を正常に受信したので回線極
性切り替え部13に起動をかける為の動作はおこさな
い。端末側接続線6に接続された端末は制御部4を経由
したINFO2信号を検出すると、5ミリ秒以内にIN
FO1信号を停止してINFO3信号を出力する(ステ
ップ8)。制御部4はINFO3信号を検出すると交換
機側へ相手端末との通信確立用起動用信号を送出する。
交換機側から応答があればINFO2を停止してINF
O4を出力する(ステップ9)。INFO4信号の受信
により正常な通信状態となる(ステップ10)。尚、I
NFO信号のやりとりを、図4(a)、(c)に示す。
【0020】<異常接続>加入者線接続部3が誤接続の
場合制御部4は、端末からのINFO1信号を検出して
も、正常な接続でないためINFO2信号を端末側へ送
信しない。INFO信号判定部11はINFO2信号受
信部10からの通知をタイマーにて1.5ミリ秒間待ち
(ステップ7)、INFO2信号の通知が来ない場合、
誤接続の為の動作を行う。即ち、INFO信号判定部1
1よりリレー12が起動され回線極性切り替え部13の
スイッチを正常接続へと切り替える(ステップ14)。
【0021】(2)常時起動契約時の動作 <正常接続>加入者線接続部3に工事業者により加入者
線を接続(ステップ1)。端末側接続線6にユーザが端
末を接続(ステップ2)。INS64DSU呼毎起動契
約とINS64DSU常時起動契約を判断(ステップ
3)。加入者線接続部3が正常に接続された場合、IN
S64DSU1の制御部4は1秒以内にINFO2信号
を端末側へ送信する。INFO2信号受信部10はIN
FO信号判定部11に制御部4からINFO2信号を受
信したことを伝える。INFO信号判定部11ではIN
FO信号を正常に受信したので(ステップ11)、回線
極性切り替え部13に起動をかける為の動作はおこさな
い。端末側接続線6に接続された端末は制御部4を経由
したINFO2信号を検出すると、INFO3信号を出
力する(ステップ12)。INS64DSU1の制御部
4はINFO3信号を検出すると交換機側へ相手端末と
の通信確立用起動用信号を送出する。交換機側から応答
があればINFO2を停止してINFO4を出力する
(ステップ13)。INFO4信号の受信により正常な
通信状態となる(ステップ10)。尚、INFO信号の
やりとりを、図4(b)に示す。
【0022】<異常接続>加入者線接続部3が誤接続の
場合、INFO2信号受信部10は給電され起動状態に
も関わらずINFO2信号を受信しないため、INFO
信号判定部11へ通知を行えない。その結果INFO信
号判定部11はタイマーにて1.5ミリ秒間待ちINF
O2信号の通知が来ないので、誤接続の為の動作を行う
(ステップ11)。INFO信号判定部11よりリレー
12が起動され回線極性切り替え部13のスイッチを正
常接続へと切り替える(ステップ14)。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、DSU
と端末間のINFO信号のシーケンスを監視して加入者
線が誤接続であるかないかの判定を行うようにしたこと
のより、呼毎起動と常時起動の両方の加入者線の誤接続
に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者線極性自動切り替え回路を含む
DSUのシステム構成図である。
【図2】本発明の加入者線極性自動切り替え回路の一実
施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明のDSUの動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明のDSUのINFO信号のやりとりを示
す図である。
【符号の説明】
1 INS64DSU 2 INS64DSU加入者線極性自動切り替え回路 3 加入者線接続部 4 制御部 6 端末側接続線 7 INFO信号送信線 8 U点制御部接続線 9 INFO1信号受信部 10 INFO2信号受信部 11 INFO信号判定部 12 リレー 13 回線極性切り替え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 11/00 303 H04M 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN用DSUにおける加入者線極性正
    常化方式において、INFO1信号を受信するINFO
    1信号受信部と、INFO2信号を受信するINFO2
    信号受信部と、呼毎起動契約時は端末側からの前記IN
    FO1信号の受信後の前記INFO2信号の受信を監視
    し常時起動契約時は交換機側からの起動がかかった後に
    前記INFO2信号の受信を監視し一定時間内に前記I
    NFO2信号を受信しなかった場合はリレーを駆動する
    INFO信号判定部と、前記リレーの駆動により前記加
    入者線極性を反転させる回線極性切り替え部とを含んで
    構成されることを特徴とするISDN用DSUにおける
    加入者線極性正常化方式。
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