JP3356548B2 - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JP3356548B2
JP3356548B2 JP14529094A JP14529094A JP3356548B2 JP 3356548 B2 JP3356548 B2 JP 3356548B2 JP 14529094 A JP14529094 A JP 14529094A JP 14529094 A JP14529094 A JP 14529094A JP 3356548 B2 JP3356548 B2 JP 3356548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電記録
法、静電印刷法等において使用される静電荷像現像用ト
ナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電記録法、静電印刷法等
においては、静電荷像支持体上に形成された静電荷像は
結着樹脂と着色剤を主成分とするトナー粒子により可視
化される。この可視化された像はそのまま静電荷像支持
体上に定着されるか、あるいは転写紙に転写された後定
着される。このため静電荷像現像用トナーには、単に静
電荷像支持体上への現像性のみではなく、良好な転写紙
への転写性及び定着性が要求される。また、近年省エネ
ルギーの観点から低エネルギーで定着できることも要求
されている。ところで、静電荷像現像用トナーの加熱定
着方法には、オーブン定着のような非接触加熱方式と加
熱ローラ定着のような接触加熱方式とに大別される。接
触加熱定着方式は、熱効率が高く、定着部に大きな電力
を使用しなくて、定着部を小型化できるという利点があ
る。このため、省エネルギーの観点からは好ましい方式
である。しかしこの方式は、オフセットの発生という問
題を有している。オフセットとは、定着時に、像を形成
している静電荷像現像用トナーの一部が熱定着ロールの
表面に転移し、これが次に送られてくる転写紙上に転写
され、画像を汚染する現象をいう。このオフセット現象
を防止するため、種々の提案がなされている。その一つ
は、静電荷像現像用トナー中にワックス等の離型性を有
する化合物を含有させる提案である。この提案は広く実
施されているが、この化合物を配合した場合、感光体上
にワックスが付着し、いわゆるフィルミングが発生し易
くなると共に、貯蔵安定性に欠けるという問題を生ずる
ものであった。また、静電荷像現像用トナーを構成する
樹脂に、高分子量のポリマーを使用する提案もある。し
かし、この場合オフセットは防止できるが、軟化点が高
くなるため定着温度が高くなり、樹脂が強靱であるため
トナー製造時の粉砕が困難になる等の問題を有してい
た。
【0003】これらの問題を解決するものとして、結着
樹脂として低分子量から高分子量までの広い分子量分布
を有するスチレン等のビニル系ポリマーを用いた静電荷
像現像用トナーが提案されている。しかしながら、この
静電荷像現像用トナーは、オフセット防止と定着性に関
してはある程度満足できるものであるが、低温での定着
性は満足できるものではなかった。一方、ポリエステル
樹脂に代表されるような縮合系樹脂の場合には、比較的
低分子量のポリマーが得られる。そこでポリエステル樹
脂を結着樹脂として用いた低温定着が可能な静電荷像現
像用トナーが提案されている。しかし、この静電荷像現
像用トナーの場合、高い定着温度でオフセットが発生す
るという問題を有していた。さらには、高分子量のビニ
ル系ポリマーと低分子量のポリエステル樹脂を混合配合
した静電荷像現像用トナーが、特開昭54−11424
5号公報、特開昭58−11955号公報、特開昭58
−14147号公報等で提案されている。この静電荷像
現像用トナーは所定の定着温度以上に熱定着ロールが温
度上昇した場合のオフセット防止にはある程度の効果が
認められるものの、両樹脂の均一混合が困難であり、こ
のため摩擦帯電性が不均一になり易いという問題を有し
ていた。また、ポリエステル樹脂のモノマー成分とし
て、3価以上のアルコール及び/または3価以上のカル
ボン酸を用いた架橋構造を有する樹脂を使用した静電荷
像現像用トナーが、特開昭54−86342、特開昭5
6−1952、特開昭56−21136、特開昭56−
168660、特開昭57−37353、特開昭58−
14146、特開昭59−30542、特開昭61−1
05561、特開昭61−105563、特開昭61−
124961、特開昭61−275769号公報などで
提案されている。しかし、これらのポリエステル樹脂を
使用した静電荷像現像用トナーにおいても多価アルコー
ルまたは多価カルボン酸の樹脂中における配合量が30
モル%以下の場合には、架橋反応が十分に進行せず、オ
フセット防止効果は不十分であった。また30モル%よ
りも多く配合した場合には、オフセット防止効果は認め
られるが、しかし、未反応のアルコール性水酸基やカル
ボン酸のカルボニル基が残存し易く、静電荷像現像用ト
ナーの耐湿性が大幅に低下するという問題を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の静電荷像現像用トナーが有する課題を解決し、良
好な現像性、転写性、定着性を有する静電荷像現像用ト
ナーを提供するにある。更に詳しくは、低温定着性に優
れ、かつオフセット防止効果に優れた接触加熱方式に適
した静電荷像現像用トナーを提供する。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、少なくともポ
リエステル樹脂を主成分とする結着樹脂及び着色剤から
なる静電荷像現像用トナーにおいて、該ポリエステル樹
脂は、数平均分子量(Mn)が3000以下の下記
(イ)、(ロ)の少なくともいずれか一方の低分子量体
をあらかじめ形成した後、第二段目の反応として該低分
子量体と炭素数が12以上の長鎖脂肪族ジカルボン酸ま
たは長鎖脂肪族モノカルボン酸の少なくとも一方とを反
応させて得た構造体を含有することを特徴とする静電荷
像現像用トナーを提供する。 (イ)ジオール成分と、ジカルボン酸またはその無水物
もしくはその低級アルキルエステル及びポリオールまた
はポリカルボン酸を縮重合させたもの。 (ロ)ジオール成分と、ジカルボン酸またはその無水物
もしくはその低級アルキルエステルと、フェノール性水
酸基含有カルボン酸またはその無水物もしくはその低級
アルキルエステル及びポリオールまたはポリカルボン酸
を縮重合させたもの。以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の特徴とするポリエステル樹脂を製造するには、
あらかじめ上記(イ)、(ロ)の少なくとも一方の低分
子量体を形成し、第二段目の反応として炭素数が12以
上の長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカル
ボン酸の少なくとも一方を添加し反応させ得ることがで
きる。このような製造方法により、低分子量体と長鎖脂
肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン酸の少
なくとも一方とを反応させた構造体と、長鎖脂肪族ジカ
ルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン酸に反応しない
で縮重合された重合物とが混在しているポリエステル樹
脂が得られる。この場合、反応させるとは、長鎖脂肪族
ジカルボン酸のみを添加した場合は長鎖脂肪族ジカルボ
ン酸と低分子量体とを架橋およびグラフトさせることを
意味し、長鎖脂肪族モノカルボン酸のみを添加した場合
は低分子量体に長鎖脂肪族モノカルボン酸をグラフトさ
せることを意味し、長鎖脂肪族ジカルボン酸及び長鎖脂
肪族モノカルボン酸を添加した場合は長鎖脂肪族ジカル
ボン酸及び長鎖脂肪族モノカルボン酸と低分子量体とを
架橋およびグラフトさせることを意味する。長鎖脂肪族
ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン酸の少なく
とも一方をポリエステル樹脂の側鎖または架橋剤成分と
して、あるいは側鎖及び架橋剤成分として用いることに
よって、主鎖に用いる場合と違い、結着樹脂のガラス転
移点の低下を防止できる。本発明においては、低分子量
体と炭素数が12以上の長鎖脂肪族ジカルボン酸または
長鎖脂肪族モノカルボン酸の少なくとも一方とを反応さ
せた構造体を含有させることによって、ポリエステル樹
脂の弾性が向上し低温定着時のオフセット防止効果が向
上する。
【0006】本発明におけるポリエステル樹脂の低分子
量体としては、(イ)ジオール成分と、ジカルボン酸ま
たはその無水物もしくはその低級アルキルエステル及び
ポリオールまたはポリカルボン酸を縮重合させたもの、
(ロ)ジオール成分と、ジカルボン酸またはその無水物
もしくはその低級アルキルエステルと、フェノール性水
酸基含有カルボン酸またはその無水物もしくはその低級
アルキルエステル及びポリオールまたはポリカルボン酸
を縮重合させたもの、が挙げられ、数平均分子量(M
n)が3000以下のものが使用され、更に数平均分子
量(Mn)が1500〜3000のものが好ましい。数
平均分子量(Mn)が3000以下の低分子量体を使用
することにより長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪
族モノカルボン酸の少なくとも一方を良好に反応せしめ
ることができる。数平均分子量(Mn)が3000より
大きいと長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノ
カルボン酸の少なくとも一方を反応することが困難とな
りやすい。なお、本発明において数平均分子量(Mn)
を測定するには、公知の通常の方法が用いられ、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって
次の条件で測定することができる。すなわち、温度25
℃において溶媒(テトラヒドロフラン)を毎分1mlの流
速で流し、濃度0.4gr/dlのテトラヒドロフラン試料
溶液を試料重量として8mg注入し測定する。又、試料の
分子量測定にあたっては、該試料の有する分子量分布
が、数種の単分散ポリスチレン標準試料により作製され
た検量線の分子量の対数とカウント数が直線となる範囲
内に包含される測定条件を選択する。又、本測定にあた
り、測定の信頼性は上述の測定条件で行ったNBS70
6ポリスチレン標準試料(Mw=28.8×10
Mn=13.7×10 ,Mw/Mn=2.11)の
Mw/Mnが、2.11±0.10となる事により確認
し得る。前記のジオール成分としては、ジエタノールア
ミン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、イソプレングリコール、オクタン
ジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオー
ル、スピログリコール、ネオペンチルグリコール、1,
3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−ブ
チル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ヘキシレングリコール、1,5−
ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオ
ール、ヒドロベンゾイン、ビス(β−ヒドロキシエチ
ル)テレフタレート、ビス(ヒドロキシブチル)テレフ
タレート、ポリオキシエチレン化ビスフェノールA、ポ
リオキシプロピレン化ビスフェノールA、ポリオキシエ
チレン化ビフェノール、ポリオキシプロピレン化ビフェ
ノール等が挙げられる。
【0007】また、ジカルボン酸としては、フマル酸、
マレイン酸、コハク酸、イタコン酸、メサコニン酸、シ
トラコン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘ
キセンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカ
ン二酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフェニル−4,4
−ジカルボン酸、2,3ーピペラジン−ジカルボン酸、
イミノジカルボン酸、イミダゾール−4,5−ジカルボ
ン酸、ピペリジンジカルボン酸、N−フェニルピラゾー
ルジカルボン酸、ピリジンジカルボン酸、カルバゾール
−3,6−ジカルボン酸、9−メチルカルバゾール−
3,6−ジカルボン酸、カルバゾール−3,6−ジ酪
酸、カルバゾール−3,6−γ,γ'−ジケト酪酸等が
挙げられ、これらの無水物またはこれらの低級アルキル
エステルが使用できる。また、フェノール性水酸基含有
ジカルボン酸としては、4−ヒドロキシイソフタル酸、
5−ヒドロキシイソフタル酸、4,6−ジヒドロキシイ
ソフタル酸、2,5−ジヒドロキシ−1,4−ベンゼン
二酢酸、ケリダム酸、ビス(2−ヒドロキシ−3−カル
ボキシフェニル)メタン等が挙げられ、これらの無水物
またはこれらの低級アルキルエステルが使用できる。ま
た、ポリオールとしてはグリセリン、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、トリエタノールアミ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、グリセロー
ル、1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼン等が挙
げられる。また、ポリカルボン酸としては、トリメリッ
ト酸、ピロメリット酸、1,2,4−シクロヘキサント
リカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン
酸、2,5,7−ナフタレンジカルボン酸、ピリジント
リカルボン酸、ピリジン−2,3,4,6−テトラカル
ボン酸、1,2,7,8−テトラカルボン酸等が挙げら
れ、これらの無水物またはこれらの低級アルキルエステ
ルが使用できる。低分子量体中におけるジオール成分、
ジカルボン酸またはその無水物もしくはその低級アルキ
ルエステルの配合比は、樹脂の水酸基価、酸価を制御す
るため任意に変えることができる。
【0008】本発明を構成する長鎖脂肪族ジカルボン酸
または長鎖脂肪族モノカルボン酸は、その炭素数が12
以上であることが、樹脂の弾性の向上及びオフセット防
止の効果の点で必要である。炭素数が12以上である
と、長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカル
ボン酸の少なくとも一方を低分子量体のカルボン酸成分
に対して0.1〜50モル%使用するだけでよく、静電
荷像現像用トナーとした場合のガラス転移温度を通常使
用される範囲(50℃以上)に維持できるため、静電荷
像現像用トナーの保存性に何等問題がない。炭素数が1
2未満であると、必要な弾性を得るために長鎖脂肪族ジ
カルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン酸の少なくと
も一方の添加量を多くしなければならず、通常必要とさ
れる静電荷像現像用トナーのガラス転移点を維持する事
ができにくく、すなわち50℃未満になるため静電荷像
現像用トナーの保存性に問題が生じる場合がある。ま
た、炭素数12以上の長鎖脂肪族ジカルボン酸または長
鎖脂肪族モノカルボン酸を使用しても、低分子量体のカ
ルボン酸成分に対して0.1モル%未満の量であるとポ
リエステル樹脂の弾性を向上させる効果があまりない。
一方、低分子量体のカルボン酸成分に対して50モル%
を越えて炭素数12以上の長鎖脂肪族ジカルボン酸また
は長鎖脂肪族モノカルボン酸の少なくとも一方を使用す
ると弾性は得られるが、結着樹脂のガラス転移温度が低
下し、静電荷像現像用トナーの保存安定性に問題が生じ
る場合がある。
【0009】さらに、ポリエステル樹脂中に長鎖脂肪族
ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン酸の少なく
とも一方を低分子量体に反応させた構造体を含有させる
事により、静電荷像現像用トナー中にワックス等の離型
性を有する化合物を含有させる場合の相溶性が向上す
る。本発明で使用される長鎖脂肪族ジカルボン酸または
長鎖脂肪族モノカルボン酸は、カルボキシル基等の反応
性基を持つ炭素数12以上のアルカン、アルケニル化合
物であり、反応性基が2つ以上ある時、その間は炭素数
が6以上、好ましくは10以上である。また、反応性基
間をつなぐ炭素は、直鎖でもよく、枝分かれ構造をとっ
ていても良い。長鎖脂肪族ジカルボン酸成分としては次
の化合物が例示される。ヘキサデカン二酸(炭素数1
6)、オクタデカン二酸(炭素数18)、エイコサン二
酸(炭素数20)、ポリエチレングリコールジカルボン
酸及びこれらの低級アルキルエステル等が使用できる。
また、長鎖脂肪族モノカルボン酸としては次の化合物が
例示される。ラウリン酸(炭素数12)、パルミチン酸
(炭素数16)、ステアリン酸(炭素数18)、オレイ
ン酸(炭素数18)及びこれらの低級アルキルエステル
などが使用できる。長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖
脂肪族モノカルボン酸の炭素数または不飽和基の含有量
等は、ポリエステル樹脂の熱物性を調節する目的等のた
めに任意に変えることができる。
【0010】本発明で用いられるポリエステル樹脂は、
示差走査熱量計(DSC)で測定したガラス転移温度が
50℃以上、フローテスターで測定したフロー軟化点が
80℃以上あることが望ましい。この場合、ガラス転移
温度が50℃より低いと静電荷像現像用トナーの保存安
定性が低下しやすく、またフロー軟化点が80℃より低
いと静電荷像現像用トナーの保存安定性が低下しやす
い。本発明の静電荷像現像用トナーは結着樹脂中に着色
剤、必要に応じて電荷制御剤や磁性粉等を分散混合し、
粉砕して製造する。着色剤としては、カーボンブラッ
ク、アニリンブルー、フタロシアニンブルー、キノリン
イエロー、マラカイトグリーン、ランプブラック、ロー
ダミン−B、キナクリドン等が例示される。通常結着樹
脂に対して1〜20重量%が添加される。電荷制御剤と
しては、正帯電用と負帯電用とがある。正帯電用として
は、ニグロシン染料、アンモニウム塩、ピリジニウム
塩、アジン等が例示される。これらの電荷制御剤は、ポ
リエステル樹脂に対し通常0.1〜10重量%添加され
る。負帯電用としては、クロム錯体、鉄錯体等が例示さ
れる。なお、本発明においてはスチレン−アクリル共重
合体樹脂等の他の結着樹脂を混合して使用してもよい。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいてより詳細に説
明する。 <実施例1>ポリオキシエチレン化ビスフェノールA
(2,2’−ビス[4−(2−ヒドロキシエチレンオキ
シ)フェニル]プロパン)316g(1モル)、ペンタ
エリスリトール6.8g(0.05モル)、イソフタル
酸166g(1モル)、酸化ジブチル錫2.5gを、攪
拌器、コンデンサーおよび窒素ガス導入管を備えた4つ
口丸底フラスコにいれ、窒素ガス導入管から窒素ガスを
導入しながら200℃に加熱し水を留出させ低分子量体
を得た。そして、この低分子量体にエイコサン二酸0.
71g(0.005モル、カルボン酸成分に対して0.
5モル%)を添加し、230℃で反応を更に3時間進め
ポリエステル樹脂を得た。DSCで測定したこのポリエ
ステル樹脂のガラス転移点は68℃、高化式フローテス
ターで測定した溶融開始温度は118℃、フロー軟化点
は143℃であった。なお、エイコサン二酸を添加する
前の低分子量体の数平均分子量(Mn)は2400であ
り、エイコサン二酸を添加して得たポリエステル樹脂の
数平均分子量(Mn)は7800であった。次に下記配
合からなる混合物を二軸混練機を用いて約150℃で溶
融混練した。溶融混合物を冷却した後、粉砕、分級して
平均粒子径8.5μmの負帯電性トナー粒子を得た。こ
のトナー粒子100重量部に疎水性コロイダルシリカ
0.5重量部をヘンシェルミキサーにより外添して本発
明の静電荷像現像用トナーを得た。 ・上記のポリエステル樹脂 100重量部 ・カーボンブラック 8重量部 (三菱化成工業社製、商品名:MA−100) ・鉄系錯塩染料 2重量部 <実施例2>ポリオキシエチレン化ビスフェノールA
(2,2’−ビス[4−(2−ヒドロキシエチレンオキ
シ)フェニル]プロパン)284g(0.9モル)、イ
ソフタル酸166g(1モル)、トリメチロールプロパ
ン13.4g(0.1モル)、酸化ジブチル錫2.5g
を、攪拌器、コンデンサーおよび窒素ガス導入管を備え
た4つ口丸底フラスコにいれ、窒素ガス導入管から窒素
ガスを導入しながら200℃に加熱し水を留出させ低分
子量体を得た。そして、この低分子量体に直鎖長鎖脂肪
族モノカルボン酸(東洋ペトロライト社製 商品名:U
ICID−350(炭素数22〜27))を7g(0.
02モル、カルボン酸成分に対して2モル%)加え、窒
素気流下230℃で更に3時間反応を進めポリエステル
樹脂を得た。得られたポリエステル樹脂のガラス転移温
度は67.5℃、溶融開始温度122℃、フロー軟化点
160.9℃であった。なお、直鎖長鎖脂肪族モノカル
ボン酸を添加する前の低分子量体の数平均分子量(M
n)は2600であり、直鎖長鎖脂肪族モノカルボン酸
を添加して得たポリエステル樹脂の数平均分子量(M
n)は8400であった。次に実施例1のポリエステル
樹脂を上記のポリエステル樹脂に代えた以外は実施例1
と同様にして本発明の静電荷像現像用トナーを得た。
【0012】<実施例3>ポリオキシエチレン化ビスフ
ェノールA(2,2’−ビス[4−(2−ヒドロキシエ
チレンオキシ)フェニル]プロパン)316g(1モ
ル)、ペンタエリスリトール6.8g(0.05モ
ル)、無水フタル酸148g(1モル)、酸化ジブチル
錫5gを攪拌器、コンデンサーおよび窒素ガス導入管を
備えた4つ口丸底フラスコにいれ、窒素ガス導入管から
窒素ガスを導入しながら200℃に加熱し水を留出させ
低分子量体を得た。そして、この低分子量体に不飽和直
鎖脂肪族ジカルボン酸(岡村製油社製 商品名:UL−
20(炭素数20))を8.5g(0.025モル、カ
ルボン酸成分に対して2.5モル%)加え、窒素気流下
230℃で更に3時間反応を進めポリエステル樹脂を得
た。得られたポリエステル樹脂のガラス転移温度は70
℃、溶融開始温度114.2℃、フロー軟化点149.
8℃であった。なお、不飽和直鎖脂肪族ジカルボン酸を
添加する前の低分子量体の数平均分子量(Mn)は20
00であり、不飽和直鎖脂肪族ジカルボン酸を添加して
得たポリエステル樹脂の数平均分子量(Mn)は680
0であった。次に実施例1のポリエステル樹脂を上記の
ポリエステル樹脂に代えた以外は実施例1と同様にして
本発明の静電荷像現像用トナーを得た。 <実施例4>ポリオキシエチレン化ビスフェノールA
(2,2’−ビス[4−(2−ヒドロキシエチレンオキ
シ)フェニル]プロパン)316g(1モル)、ペンタ
エリスリトール6.8g(0.05モル)、イソフタル
酸158g(0.95モル)、5−ヒドロキシイソフタ
ル酸9.1g(0.05mol)、酸化ジブチル錫5g
を攪拌器、コンデンサーおよび窒素ガス導入管を備えた
4つ口丸底フラスコにいれ、窒素ガス導入管から窒素ガ
スを導入しながら200℃に加熱し水を留出させ低分子
量体を得た。そして、この低分子量体に不飽和脂肪族ジ
カルボン酸(岡村製油社製 商品名:ULB−20(炭
素数20))を16.7g(0.05モル、カルボン酸
成分に対して0.5モル%)加え、窒素気流下230℃
で更に3時間反応を進めポリエステル樹脂を得た。得ら
れたポリエステル樹脂のガラス転移温度は70℃、溶融
開始温度120℃、フロー軟化点148℃であった。な
お、不飽和脂肪族ジカルボン酸を添加する前の低分子量
体の数平均分子量(Mn)は2700であり、不飽和脂
肪族ジカルボン酸を添加して得たポリエステル樹脂の数
平均分子量(Mn)は8300であった。次に実施例1
のポリエステル樹脂を上記のポリエステル樹脂に代えた
以外は実施例1と同様にして本発明の静電荷像現像用ト
ナーを得た。 <実施例5>ポリオキシエチレン化ビスフェノールA
(2,2’−ビス[4−(2−ヒドロキシエチレンオキ
シ)フェニル]プロパン)316g(1モル)、ペンタ
エリスリトール6.8g(0.05モル)、イソフタル
酸166g(1モル)、酸化ジブチル錫2.5gを、攪
拌器、コンデンサーおよび窒素ガス導入管を備えた4つ
口丸底フラスコにいれ、窒素ガス導入管から窒素ガスを
導入しながら200℃に加熱し水を留出させ低分子量体
を得た。そして、この低分子量体にエイコサン二酸0.
71g(0.005モル、カルボン酸成分に対して0.
5モル%)とラウリン酸(炭素数12、直鎖モノカルボ
ン酸)3g(0.015モル、カルボン酸成分に対して
1.5モル%)を加え、窒素気流下230℃で更に3時
間反応を進めポリエステル樹脂を得た。得られたポリエ
ステル樹脂のガラス転移温度は64℃、溶融開始温度1
05℃、フロー軟化点132℃であった。なお、エイコ
サン二酸及びラウリン酸を添加する前の低分子量体の数
平均分子量(Mn)は2800であり、エイコサン二酸
及びラウリン酸を添加して得たポリエステル樹脂の数平
均分子量(Mn)は7100であった。次に実施例1の
ポリエステル樹脂を上記のポリエステル樹脂に代えた以
外は実施例1と同様にして本発明の静電荷像現像用トナ
ーを得た。
【0013】<比較例1>実施例1において、エイコサ
ン二酸を添加しない以外は同様にして数平均分子量(M
n)12000のポリエステル樹脂を製造し、ついで比
較用の静電荷像現像用トナーを得た。このポリエステル
樹脂のガラス転移温度は70℃、溶融開始温度は128
℃、フロー軟化点は155℃であった。 <比較例2>実施例2において、直鎖長鎖脂肪族モノカ
ルボン酸を添加しない以外は同様にして数平均分子量
(Mn)9500のポリエステル樹脂を製造し、ついで
比較用の静電荷像現像用トナーを得た。このポリエステ
ル樹脂のガラス転移温度は71℃、溶融開始温度は13
3℃、フロー軟化点は159℃であった。
【0014】<比較例3>実施例3において、不飽和直
鎖脂肪族ジカルボン酸を添加しない以外は同様にして数
平均分子量(Mn)11000のポリエステル樹脂を製
造し、ついで比較用の静電荷像現像用トナーを得た。こ
のポリエステル樹脂のガラス転移温度は70℃、溶融開
始温度は128℃、フロー軟化点は155℃であった。 <比較例4>実施例4において、不飽和脂肪族ジカルボ
ン酸を添加しない以外は同様にして数平均分子量(M
n)8000のポリエステル樹脂を製造し、ついで比較
用の静電荷像現像用トナーを得た。このポリエステル樹
脂のガラス転移温度は72℃、溶融開始温度は132
℃、フロー軟化点は161℃であった。 <比較例5>比較例1のポリエステル樹脂にエイコサン
二酸を14.2g(0.1モル、カルボン酸成分に対し
て10モル%)添加し、230℃で4時間反応を進め樹
脂を得え、ついで比較例1のポリエステル樹脂を上記の
エイコサン二酸を添加した樹脂に代えた以外は比較例1
と同様にして比較用の静電荷像現像用トナーを得た。こ
のポリエステル樹脂の数平均分子量(Mn)は1100
0、ガラス転移温度は62℃、溶融開始温度は100
℃、フロー軟化点は125℃であったが、エイコサン二
酸が比較例1のポリエステル樹脂に反応した様子はみら
れなく、ガラス転移温度も低下していた。
【0015】次に前記実施例及び比較例で得られた各静
電荷像現像用トナーについて下記の項目の試験をおこな
った。 (1)非オフセット温度領域および非オフセット温度幅 まず、各静電荷像現像用トナー5重量部とフェライトキ
ャリア(同和鉄粉社製商品名:DFC150S6)95
重量部とを混合して二成分系現像剤を作製した。次に該
現像剤を使用して市販の複写機(三洋電機社製 商品
名:Z−133)によりA4の転写紙に縦2cm、横5
cmの帯状の未定着画像を複数作製した。ついで、表層
がテフロンで形成された熱定着ロールと、表層がシリコ
ーンゴムで形成された圧力定着ロールが対になって回転
する定着機をロール圧力が1Kg/cm2 及びロールス
ピードが200mm/secになるように調節し、該熱
定着ロールの表面温度を段階的に変化させて、各表面温
度において上記未定着画像を有した転写紙のトナー像の
定着をおこなった。この時余白部分にトナー汚れが生じ
るか否かの観察をおこない、汚れが生じない温度領域を
非オフセット温度領域とした。また、非オフセット温度
領域の最大値と最小値の差を非オフセット温度幅とし
た。
【0016】(2)定着強度 前記定着機の熱定着ロールの表面温度を130℃に設定
し、前記未定着画像が形成された転写紙のトナー像の定
着をおこなった。そして、形成された定着画像の画像濃
度を反射濃度計(マクベス社製、商品名:RD−91
4)を使用して測定した後、該定着画像に対して綿パッ
ドによる摺擦を施し、ついで同様にして画像濃度を測定
した。得られた測定値から下記式によって定着強度を算
出し低エネルギー定着性の指標とした。 定着強度(%)=(摺擦後の定着画像の画像濃度/摺擦
前の定着画像の画像濃度)×100 上記項目の試験結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1の試験結果から明らかなように、本発
明の静電荷像現像用トナーの非オフセット温度領域は低
温度から高温度までオフセットが発生せず、非オフセッ
ト温度幅も100℃という広い幅を有し実用上十分な範
囲を維持していることが確認された。また、定着温度1
30℃における定着強度が87%以上あり実用上十分な
定着強度を有するため、低温度定着性が確認された。こ
れに対し、比較例のものは低温度側でオフセットが発生
し、本発明の静電荷像現像用トナーよりも非オフセット
温度幅が狭く、定着温度130℃では全ての比較例にお
いてオフセットが発生したため、定着強度の試験は実施
しなかった。なお、比較例5の静電荷像現像用トナーに
使用されたポリエステル樹脂は、長鎖脂肪族ジカルボン
酸を添加したものであるが、ポリエステル樹脂中の組成
物と長鎖脂肪族ジカルボン酸とが良好に反応していない
ため、トナーの定着性に有用な効果は得られなかった。
また、前項(1)における実施例の各現像剤および複写
機を使用して10000枚までの連続コピー試験をおこ
なった。その結果、全ての実施例において、ブローオフ
摩擦帯電量測定装置(東芝ケミカル社製)による摩擦帯
電量が初期から10000枚までの間を−25μc/g
から−29μc/gの値で推移し、画像濃度も初期から
10000枚までの連続コピーの過程で1.4以上を維
持し、また色差計(日本電色社製 Z−1001DP)
で測定した非画像部の地かぶりも0.6以下で実用上問
題のないことが確認された。
【0019】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用トナーは、十分
な非オフセット温度領域を維持し低い温度で定着するこ
とができ、かつ定着強度に優れていると共に十分な画像
濃度を多数枚得ることができるという効果を奏する。し
たがって、本発明の静電荷像現像用トナーを複写機ある
いはプリンター等に適用した場合、消費電力が削減する
ことができ、低ロール圧力化による機械コストの低減、
複写速度の高速化等の効果を奏する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−121059(JP,A) 特開 昭61−86760(JP,A) 特開 平7−175263(JP,A) 特開 平6−56973(JP,A) 特開 平6−19193(JP,A) 特開 平5−94039(JP,A) 特開 平3−296068(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともポリエステル樹脂を主成分と
    する結着樹脂及び着色剤からなる静電荷像現像用トナー
    において、該ポリエステル樹脂は、数平均分子量(M
    n)が3000以下の下記(イ)、(ロ)の少なくとも
    いずれか一方の低分子量体をあらかじめ形成した後、第
    二段目の反応として該低分子量体と炭素数が12以上の
    長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン
    酸の少なくとも一方とを反応させて得た構造体を含有す
    ることを特徴とする静電荷像現像用トナー。 (イ)ジオール成分と、ジカルボン酸またはその無水物
    もしくはその低級アルキルエステル及びポリオールまた
    はポリカルボン酸を縮重合させたもの。 (ロ)ジオール成分と、ジカルボン酸またはその無水物
    もしくはその低級アルキルエステルと、フェノール性水
    酸基含有カルボン酸またはその無水物もしくはその低級
    アルキルエステル及びポリオールまたはポリカルボン酸
    を縮重合させたもの。
  2. 【請求項2】 長鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪
    族モノカルボン酸の炭素数が12以上であり、かつ長鎖
    脂肪族ジカルボン酸または長鎖脂肪族モノカルボン酸を
    低分子量体のカルボン酸成分に対して0.1〜50モル
    %使用することを特徴とする請求項1記載の静電荷像現
    像用トナー。
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