JP3133015B2 - トナー用ポリエステル樹脂とその製造方法およびそれを用いた電子写真用トナー - Google Patents

トナー用ポリエステル樹脂とその製造方法およびそれを用いた電子写真用トナー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用トナーに関
し、特に熱ロール定着を採用している複写機又はプリン
ター用の電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた複写機及び
プリンターはその普及が広まるにつれて、家庭への普及
及び複写機又はプリンターの多機能化を主な目的とした
低エネルギー化(消費電力の削減)、印刷機と複写機と
の境に位置するいわゆるグレイエリアへの普及を目的と
した高速化、あるいは機械コストを下げるための定着ロ
ールの簡素化のための低ロール圧力化が望まれており、
また、複写機の高級化にともない両面コピー機能や原稿
自動送り装置の搭載された複写機が広く普及されてきた
ため、複写機及びプリンターに使用される電子写真用ト
ナーには定着温度が低く、耐オフセット性が優れて、且
つ両面コピー時の汚れや、原稿自動送り装置における汚
れの発生を防止するため転写紙への定着強度の優れた電
子写真用トナーが要求されている。
【0003】上記の要求に対して従来技術では、下記の
ように結着樹脂の分子量や分子量分布を改良したもの等
の提案がなされている。具体的には、結着樹脂を低分子
量化し、定着温度を低くしようとする試みがなされてい
た。しかしながら、従来から広く用いられているスチレ
ンアクリル系樹脂では低分子量化することによりトナー
自体が脆くなり、現像機中でのストレスによりトナーが
粉砕され、粒度分布の変化を招いたり、キャリアまたは
現像スリーブに融着するなどして長期の複写においては
帯電特性の変化による画質劣化が避けられなかった。ま
た、両面コピー時の汚れや、原稿自動送り装置における
汚れが発生していた。一方、ポリエステル樹脂では低分
子量化することにより、融点は低下したが同時に粘度も
低下したため定着ロールへのオフセット現象が発生する
問題が生じていた。このオフセット現象を防ぐため、ポ
リエステル樹脂の分子量分布を広くするために、架橋構
造を導入することが行なわれていた。しかしながら、こ
の方法に於いては架橋により分子量分布は広がり、オフ
セット減少は防止できるものの、全体の分子量も大きく
なり、低温定着性が悪化する問題があった。したがっ
て、定着性を充分に持たせるためには、樹脂のガラス転
移温度(Tg)を下げざるを得ず、トナーとしたときの
保存性を損なうことが避けられなかった。このように従
来技術では耐オフセット性、保存性を満足しながら、低
温定着性を達成することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は低い定着温度で定着することができ、オフセット
性においても実用上なんら問題を発生せず、転写紙への
定着強度の優れた電子写真用トナーを提供することにあ
り、更にこのようなトナーが得られるトナー用ポリエス
テル樹脂とその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、THF不溶分
が5重量%以下であり、かつTHF可溶分の分子量にお
いて1×106以上の超高分子量体の割合が1重量%以
上10重量%以下であり、1×105以上の高分子量体
の割合が10重量%以上20重量%以下であり、1×1
4未満の領域の低分子量体の割合をW1、1×104
上1×105未満の中分子量体の割合をW2としたときに
1>W2なる分布を有することを特徴とするトナー用ポ
リエステル樹脂とその製造方法およびそれを含有した電
子写真用トナーである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
トナー用ポリエステル樹脂は架橋剤である3価以上の多
価カルボン酸成分および3価以上の多価アルコール成分
から選択された1種以上を混合して得られる分岐型ポリ
エステル樹脂であって、架橋によるゲル分(=溶剤不溶
分)を極力発生させないように合成した樹脂である。す
なわち溶剤であるテトラヒドロフラン(以下THFとい
う)不溶分が5重量%以下となるように調製することを
特徴とする。THF不溶分が5重量%より多いと、トナ
ーとした場合にトナーの溶融粘度が上がりすぎ低温での
定着強度が悪化する。THF不溶分が全くないすなわち
0重量%であることが低温定着性を良好にするためには
最も好ましい。THF不溶分は、THF50ml中に樹
脂0.5gを投入し、60℃で3時間加熱溶解し、不溶
樹脂分をフィルター(セライト#545)を敷き詰めた
ガラスフィルターでろ過し、真空乾燥機で80℃で乾燥
する。乾燥した樹脂の重量Wd(g)とすると、不溶分
(重量%)=Wd/0.5×100で計算した値を言
う。
【0007】本発明のトナー用ポリエステル樹脂のTH
F可溶分の分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(以下GPCと言う)によって測定されるクロ
マトグラムにて1×106以上の超高分子量体の割合が
1重量%以上10重量%以下である。1重量%未満であ
ると熱ロール定着の場合、高温オフセットが発生し、1
0重量%を越えるとトナーの溶融粘度が上がりすぎ、低
温での定着強度が悪化する。また、1×105以上の高
分子量体の割合は10重量%以上20重量%以下であ
り、10重量%未満であるとやはり高温オフセットが発
生し、20重量%を越えるとトナーの溶融粘度が上がり
すぎ、低温での定着強度が悪化する。さらに、1×10
4未満の領域の低分子量体の割合をW1、1×104以上
1×105未満の中分子量体の割合をW2としたときにW
1>W2なる分布を有する。低分子量体W1の割合が中分
子量体W2と同等もしくは少ない場合、すなわちW1≦W
2であると溶融開始温度が高くなり、低温での定着性が
悪化する。また、低分子量体の割合は多いほど低温定着
性が良好となるが、中分子量体が極端に少なくなると樹
脂の強度が弱くなり、トナーとした場合に現像機内で粉
砕され、超微粉トナーが増加することにより現像剤の寿
命が短くなったり、現像スリーブ、感光体などへのトナ
ー融着により、現像デバイスの寿命を短くするのでW1
/W2=1.3〜3.5の範囲であることが好ましい。
1/W2が1.3より小さいと低温での定着強度が十分
得られにくく、3.5より大きいと高温オフセットが悪
くなり、また現像剤の寿命が短くなりやすいので好まし
くない。さらに低温定着性を良好にするためにはW1
2=1.9〜3.5であることが最も好ましい。な
お、本発明において前記トナー用樹脂の分子量分布は、
前記THF不溶分を抽出する際に得られた樹脂が溶解さ
れた50mlのTHF液をそのまま測定に使用すればよ
く、GPCによって次の条件で測定された値である。ま
た、前記各分子量の割合はGPCで得られたクロマトグ
ラムの結果を解析し、各分子量の範囲における積分値か
ら算出するものである。GPCの測定は、温度25℃に
おいて溶媒(テトラヒドロフラン)を毎分1mlの流速
で流し、濃度0.4gr/dlのテトラヒドロフラン試
料溶液を試料重量として8mg注入し測定する。又、試
料の分子量測定にあたっては、該試料の有する分子量分
布が、数種の単分散ポリスチレン標準試料により作製さ
れた検量線の分子量の対数とカウント数が直線となる範
囲内に包含される測定条件を選択する。又、本測定にあ
たり、測定の信頼性は上述の測定条件で行ったNBS7
06ポリスチレン標準試料(Mw=28.8×104
Mn=13.7×104,Mw/Mn=2.11)のM
w/Mnが、2.11±0.10となる事により確認し
得る。
【0008】次に本発明のトナー用ポリエステル樹脂の
製造方法について説明する。本発明の前記トナー用ポリ
エステル樹脂は、1×103以上1×104以下の領域に
分子量の極大値を有し、酸価と水酸基価の合計が100
KOHmg/g以下の線状ポリエステル樹脂を加熱溶融
させた後、3価以上の多価カルボン酸成分および3価以
上の多価アルコール成分から選択された1種以上とジオ
ール成分およびジカルボン酸成分から選択された1種以
上とを混合して重縮合反応させポリエステル樹脂を合成
することにより得ることができる。
【0009】具体的にはまず、ジオール成分とジカルボ
ン酸成分から構成されるモノマーを用いて、第1段目の
重縮合反応により、1×103以上1×104以下の分子
量の領域に極大値が入るように線状ポリエステル樹脂を
合成し、一旦、常温で冷却する。この場合、線状ポリエ
ステル樹脂の分子量の極大値が1×103未満では、ガ
ラス転移温度が低くなり、その後の架橋樹脂合成後のガ
ラス転移温度も低下するため保存性が悪くなる。一方、
1×104を越えて存在すると架橋樹脂合成 後の分子量
が高くなりすぎて、トナー用樹脂のTHF可溶分の分子
量において、1×106以上の超高分子量体の割合が1
0重量%を越えたり、1×105以上の高分子量体の割
合が20重量%を越えたり、W1>W2の関係を満足でき
なくなる可能性が高く、最終的なトナーの溶融開始温度
が105℃を越えるため、定着ロールによってトナーが
十分に溶融せず、低温定着性が悪化する。また、線状ポ
リエステル樹脂の酸価と水酸基価の合計は100KOH
mg/g以下であることが必要である。酸価と水酸基価
の合計すなわち線状ポリエステル樹脂の官能基数が多く
て100KOHmg/gを越えて大きいと、その後の工
程で得られる本発明のトナー用ポリエステル樹脂の全体
の分子量が増大し、THF不溶分が大量に発生すること
により、溶融粘度が上昇し、低温定着性が悪くなる。従
って、本発明のトナー用ポリエステル樹脂の分子量を低
く抑え、トナーの溶融開始温度を低くして低温定着性を
良好に保つためには、前記線状ポリエステル樹脂の酸価
と水酸基価の合計は100KOHmg/g以下、好まし
くは60KOHmg/g以下が必要である。なお、酸価
および水酸基価の測定はJIS K0070に示される
方法で行うものである。
【0010】前記線状ポリエステル樹脂の合成に用いら
れるジオール成分とジカルボン酸成分としては次のもの
が例示される。ジオール成分としては、ポリオキシプロ
ピレン化ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビス
フェノールA、ポリオキシエチレン化ビフェノール、ポ
リオキシプロピレン化ビフェノール、ジエタノールアミ
ン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプロ
ピレングリコール、オクタンジオール、2,2−ジエチ
ル−1.3−プロパンジオール、スピログリコール、ネ
オペンチルグリコール、1.3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、2−ブチル−2−エチル1,3−
プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ヘキシ
レングリコール、1.5−ペンタンジオール、3−メチ
ル1,5−ペンタンジオール、ヒドロベンゾイン、ビス
(β−ヒドロキシエチル)テレフタレート、ビス(ヒド
ロキシブチル)テレフタレート等が挙げられる。
【0011】また、ジカルボン酸成分としては、フマー
ル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、イタコン
酸、メサコニン酸、シトラコン酸、グルタコン酸、テレ
フタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、ア
ジピン酸、ドデカン二酸、1,12−ドデカンジカルボ
ン酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフェニル−4,4−
ジカルボン酸、2,3−ピペラジン−ジカルボン酸、イ
ミノジカルボン酸、イミダゾール−4,5−ジカルボン
酸、ピペリジンジカルボン酸、N−フェニルピラゾール
ジカルボン酸、ピリジンジカルボン酸、カルバゾール−
3,6−ジカルボン酸、9−メチルカルバゾール−3,
6−ジカルボン酸、カルバゾール−3,6−ジ酪酸、カ
ルバゾール−3,6−γ,γ´−ジケト酪酸、4−ヒド
ロキシイソフタル酸、2,5−ヒドロキシ−1,4−ベ
ンゼン二酢酸、ケリダム酸、ビス(2−ヒドロキシ−3
−カルボキシフェニル)メタン等が例示され、更にこれ
らの酸無水物およびこれらの低級アルキルエステル等が
使用できる。
【0012】次に本発明のトナー用ポリエステル樹脂
は、前記第1段目の工程で得られた線状ポリエステル樹
脂の80重量部から95重量部を180℃〜230℃の
温度で再度加熱溶融した後、3価以上の多価カルボン酸
成分および3価以上の多価アルコール成分から選択され
た1種以上の合わせて5重量部から20重量部とジオー
ル成分およびジカルボン酸成分から選択された1種以上
とを混合して、さらに第2段目の重縮合反応を進めるこ
とによって得ることができる。この2段階の重縮合プロ
セスをとることにより、3価以上の多価モノマーを使用
しても分子量の増大が少ない、すなわち分子量を低く保
つ本発明のトナー用ポリエステル樹脂を形成することが
できる。なお、この場合2段目の重縮合反応に用いるモ
ノマー類は同時に短時間で投入することが分子量分布を
目的の領域内にするために好ましい。
【0013】前記第2段目の重縮合反応に使用すること
ができる3価以上の多価カルボン酸成分および3価以上
の多価アルコール成分としては次のものが例示される。
また、ジオール成分およびジカルボン酸成分としては前
記線状ポリエステル樹脂で例示されたものがそのまま使
用できる。すなわち、3価以上の多価カルボン酸成分と
しては、トリメリット酸、1,2,4−シクロヘキサン
トリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン
酸、2,5,7−ナフタレンジカルボン酸、ピリジント
リカルボン酸、ピリジン−2,3,4,6−テトラカル
ボン酸、1,2,7,8−テトラカルボン酸、ブタンテ
トラカルボン酸等が例示され、これらの酸無水物、およ
びこれらの低級アルキルエステル等が使用できる。ま
た、3価以上の多価アルコール成分の例としては、ソル
ビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,
4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−
ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、
グリセロール、ジグリセロール、2−メチルプロパント
リオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
1,3,5−トリヒドロキシベンゼン等が挙げられる。
【0014】次に本発明の電子写真用トナーについて説
明する。本発明の電子写真用トナーは前記トナー用ポリ
エステル樹脂の他に他の樹脂、着色剤、磁性体、また帯
電制御剤、流動化剤などの特性改良剤が使用可能であ
る。本発明の電子写真用トナーの製造方法は樹脂、着色
剤、帯電制御剤等をあらかじめスーパーミキサーで混合
する。次に混合した材料はバンバリーミキサー、ロール
ミル、ニーダー、エクストルーダー等を用いて溶融混練
する。混練物はカッターミル、ハンマーミル等で粗粉砕
され、その後ジェットミル等で微粉砕する。分級は風力
分級機等をもちいて所定の粒度分布に調製される。分級
後のトナーは流動性調整のため外添剤等と混合し本発明
の電子写真用トナーを得ることができる。
【0015】本発明の電子写真用トナーの結着樹脂とし
ては本発明のトナー用ポリエステル樹脂の他にスチレン
系樹脂、スチレンアクリル共重合樹脂、ポリエステル系
樹脂、ポリエチレン系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコー
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の
樹脂を配合してもよい。
【0016】本発明の電子写真用トナーに用いられる着
色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン染料、ア
ニリンブルー、カルコオイルブルー、クロムイエロー、
ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリ
ンイエロー、メチレンブルークロライド、フタロシアニ
ンブルー、マラカイトグリーンオクサレート、ランプブ
ラック、ローズベンガル、これらの混合物、その他を挙
げることができる。これらの着色剤は、十分な濃度の可
視像が形成されるに十分な割合で含有されることが必要
であり、通常結着樹脂100重量部に対して1〜20重
量部程度の割合とされる。
【0017】本発明の電子写真用トナーに用いられる磁
性体としては、フェライト、マグネタイトを始めとする
鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性を示す金属若しく
は合金又はこれらの元素を含む化合物、或いは強磁性元
素を含まないが適当な熱処理を施すことによって強磁性
を示すようになる合金、例えばマンガン−銅−アルミニ
ウム、マンガン−銅−錫などのマンガンと銅とを含むホ
イスラー合金と呼ばれる種類の合金、又は二酸化クロ
ム、その他を挙げることができる。これらの磁性体は平
均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形で結着樹脂中に
均一に分散される。そしてその含有量は、トナー100
重量部当り20〜70重量部、好ましくは40〜70重
量部である。
【0018】本発明の電子写真用トナーは、フェライト
粉や鉄粉等より成るキャリアと混合されて二成分系現像
剤とされる。また磁性体が含有されるときはキャリアと
混合しないでそのまま一成分系現像剤として静電荷像の
現像に使用されるか、あるいはキャリアと混合されて二
成分系現像剤として使用してもよい。さらには非磁性一
成分の現像方法にも適用可能である。
【0019】また、電子写真トナーの溶融特性として
は、より低温での定着性を向上させるために、その溶融
開始温度は60℃以上105℃以下が好ましい。溶融開
始温度が60℃未満であると、トナーのブロッキング性
が悪化し保存性に問題が生じる場合があり好ましくな
い。また、105℃を越えると低温定着性が悪化するの
で好ましくない。また、充分な定着オフセット幅を持た
せるために、高温での溶融粘度の低下が少ない方が好ま
しく、軟化点と溶融開始温度の差は15℃以上45℃以
下であることが好ましい。15℃未満であると、定着オ
フセット幅(非オフセット温度幅)が狭くなり、45℃
を越えると、耐オフセット性は良好に維持できるが、低
温定着性が悪化するので好ましくない。より低温定着性
を良好にするためにはその溶融開始温度は60℃以上1
00℃以下が最も好ましい。
【0020】前記溶融開始温度とは下記測定機および測
定条件におけるプランジャーの降下開始温度のことをさ
すこととする。また軟化点とはプランジャーの降下開始
温度から降下終了温度までの中点の温度のことをさすこ
ととする。 測定機;島津製作所製 高化式フローテスターCF−
500 測定条件; プランジャー:1cm2 ダイの直径 :1mm ダイの長さ :1mm 荷重 :20KgF 予熱温度 :50〜80℃ 予熱時間 :300sec 昇温速度 :6℃/min
【0021】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
なお、実施例において部とは重量部を示す。 <実施例1>ポリオキシエチレン化ビスフェノールA3
16g(1モル)とテレフタル酸133g(0.8モ
ル)および触媒としてジブチル錫オキシド0.005g
を撹拌機、コンデンサーおよび窒素導入官を備えた4つ
口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入官から窒素ガスを
導入しながら200℃で加熱撹拌した。次に水の流出が
終了した後、約1時間かけて230℃まで昇温し、2時
間加熱撹拌し、溶融状態で取り出し、一旦、常温で冷却
して線状ポリエステル樹脂(I)を得た。この線状ポリ
エステル樹脂(I)のTgは65℃、溶融開始温度は8
7℃、軟化点は100℃、また分子量の極大値は6.1
×103、酸価10KOHmg/g、水酸基価50KO
Hmg/gであった。次に前記線状ポリエステル樹脂
(I)100gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素導入
官を備えた4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入官
から窒素ガスを導入しながら180℃で1時間加熱撹拌
した。その後、ペンタエリスリトール6.4gと1,1
2−ドデカンジカルボン酸6.0g、ジブチル錫オキシ
ド0.3gを一括して投入し、200℃に昇温して約1
時間加熱撹拌し粘度が上昇し、モノマー投入直後の撹拌
トルクの4倍にトルクが上昇した時点で反応を止め、本
発明のトナー用ポリエステル樹脂Aを得た。 <実施例2>実施例1の線状ポリエステル樹脂(I)1
00gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素導入官を備え
た4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入官から窒素
ガスを導入しながら180℃で1時間加熱撹拌した。そ
の後、ペンタエリスリトール5.3gと1,12−ドデ
カンジカルボン酸5g、ジブチル錫オキシド0.3gを
一括して投入し、200℃に昇温して約1時間加熱撹拌
し粘度が上昇し、モノマー投入直後の撹拌トルクの4倍
にトルクが上昇した時点で反応を止め、本発明のトナー
用ポリエステル樹脂Bを得た。
【0022】<実施例3>実施例1の線状ポリエステル
樹脂(I)100gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素
導入官を備えた4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導
入官から窒素ガスを導入しながら180℃で1時間加熱
撹拌したその後、ペンタエリスリトール4.2gと1,
12−ドデカンジカルボン酸4.0g、ジブチル錫オキ
シド0.3gを一括して投入し、200℃に昇温して約
1.5時間加熱撹拌し粘度が上昇し、モノマー投入直後
の撹拌トルクの4倍にトルクが上昇した時点で反応を止
め、本発明のトナー用ポリエステル樹脂Cを得た。 <実施例4>実施例1の線状ポリエステル樹脂(I)1
00gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素導入官を備え
た4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入官から窒素
ガスを導入しながら180℃で1時間加熱撹拌したその
後、ペンタエリスリトール3.7gと1,12−ドデカ
ンジカルボン酸3.5g、ジブチル錫オキシド0.3g
を一括して投入し、200℃に昇温して約2時間加熱撹
拌し粘度が上昇し、モノマー投入直後の撹拌トルクの4
倍にトルクが上昇した時点で反応を止め、本発明のトナ
ー用ポリエステル樹脂Dを得た。 <実施例5>実施例1の線状ポリエステル樹脂(I)1
00gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素導入官を備え
た4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入官から窒素
ガスを導入しながら180℃で1時間加熱撹拌した。そ
の後、ブタンテトラカルボン酸3.5gとポリエチレン
グリコール(水酸基価558KOHmg/g、分子量2
00)10g、ジブチル錫オキシド0.3gを一括して
投入し、200℃に昇温して約1時間加熱撹拌し粘度が
上昇し、モノマー投入直後の撹拌トルクの4倍にトルク
が上昇した時点で反応を止め、本発明のトナー用ポリエ
ステル樹脂Eを得た。
【0023】<比較例1>ポリオキシエチレン化ビスフ
ェノールA316g(1モル)、テレフタル酸133g
(0.8モル)、ブタンテトラカルボン酸5.8g、ポ
リエチレングリコール(水酸基価558KOHmg/
g、分子量200)10gおよび触媒としてジブチル錫
オキシド0.5gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素導
入官を備えた4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入
官から窒素ガスを導入しながら200℃で加熱撹拌し
た。水の流出が終了した後、約1時間かけて230℃ま
で昇温し、2時間加熱撹拌し、粘度が上昇し撹拌機に樹
脂が巻き付いた時点で反応を止め、比較用のポリエステ
ル樹脂Fを得た。 <比較例2>実施例1の線状ポリエステル樹脂(I)1
00gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素導入官を備え
た4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導入官から窒素
ガスを導入しながら180℃で1時間加熱撹拌した後、
ポリエチレングリコール(水酸基価558KOHmg/
g、分子量200)10gを投入し、約1時間均一にな
るまで撹拌した。その後、ブタンテトラカルボン酸5.
8gとジブチル錫オキシド0.3gを投入し、200℃
に昇温して約1時間加熱撹拌し粘度が上昇し、撹拌機に
樹脂が巻き付いた時点で反応を止め、比較用のポリエス
テル樹脂Gを得た。
【0024】<比較例3>実施例1の線状ポリエステル
樹脂(I)100gを撹拌機、コンデンサーおよび窒素
導入官を備えた4つ口丸底フラスコに入れ、窒素ガス導
入官から窒素ガスを導入しながら180℃で1時間加熱
撹拌したその後、ペンタエリスリトール3.7gと1,
12−ドデカンジカルボン酸3.5g、ジブチル錫オキ
シド0.3gを一括して投入し、200℃に昇温して約
2時間加熱撹拌し粘度が上昇し、モノマー投入直後の撹
拌トルクの2倍にトルクが上昇した時点で反応を止め、
比較用のポリエステル樹脂Hを得た。 <比較例4>実施例1の線状ポリエステル樹脂(I)の
みを用いた。
【0025】次に前記各実施例のトナー用ポリエステル
樹脂および比較用のポリエステル樹脂を前記の測定条件
でTHF不溶分およびTHF可溶分の分子量を測定し、
その結果を表1に示した。次に前記各実施例のトナー用
ポリエステル樹脂および比較用のポリエステル樹脂と他
の原料とを下記のような配合比にてスーパーミキサーで
混合し、溶融混練後、粉砕分級して平均粒子径が11μ
mの粒子を得た後、疎水性シリカ(日本アエロジル社製
商品名;R−972)0.3部をヘンシェルミキサー
によって該粒子の表面に付着させ負帯電性の電子写真用
トナーを得た。また、上記各電子写真用トナーのTg等
の特性評価を行いその結果を表1に示した。
【0026】次に前記実施例及び比較例について次の定
着特性の試験をおこなった。 (1)非オフセット温度領域および非オフセット温度幅 まず、前記実施例及び比較例で得た各電子写真用トナー
4部と樹脂被覆を施してないフェライトキャリア(パウ
ダーテック社製 商品名:FL−1020)96部とを
混合して二成分系現像剤を作製した。次に該現像剤を使
用して市販の複写機(シャープ社製 商品名:SF−9
800)にてA4の転写紙に縦2cm、横5cmの帯状
の未定着画像を複数作製した。次に、表層がテフロンで
形成された熱定着ロールと、表層がシリコーンゴムで形
成された圧力定着ロールが対になって回転する定着機を
ロール圧力が1Kg/cm2及びロールスピードが20
0mm/secになるように調節し、該熱定着ロールの
表面温度を段階的に変化させて、各表面温度において上
記未定着画像を有した転写紙のトナー像の定着をおこな
った。この時余白部分にトナー汚れが生じるか否かの観
察をおこない、汚れが生じない温度領域を非オフセット
温度領域とした。また、非オフセット温度領域の最大値
と最小値の差を非オフセット温度幅とした。 (2)定着強度 前記熱定着ロールの設定温度を130℃に設定し、前記
未定着画像を有した転写紙のトナー像の定着をおこなっ
た。そして、形成された定着画像に対して綿パッドによ
る摺擦を施し、下記式によって定着強度を算出し低エネ
ルギー定着性の指標とした。なお、下記式における画像
濃度はマクベス反射濃度計RD−914により測定し
た。 定着強度(%)=摺擦後の定着画像の画像濃度/摺擦前
の定着画像の画像濃度×100 上記のような試験によって得られた各実施例及び比較例
の結果は、表1に示す通りであった。
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果より明らかなとおり、本発明の
トナー用ポリエステル樹脂を含有した電子写真用トナー
は、非オフセット温度領域において低温度側の定着温度
が110℃以下であって、非オフセット温度幅も100
℃以上と実用上十分な範囲を有しており、熱定着ロール
の温度が130℃という温度であっても定着強度が81
%以上であり良好なものであった。これに対して、比較
例1、2の電子写真用トナーは非オフセット温度領域に
おいて低温度側の定着温度が120℃以上であって実施
例と比較し高く、定着強度も59%以下と低いものであ
った。また、比較例3の電子写真用トナーは非オフセッ
ト温度幅が45℃と実施例と比較し狭く、比較例4の電
子写真用トナーは非オフセット領域が全く得られず13
0℃の定着温度では低温オフセットが発生し全く定着す
ることができなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明のトナー用ポリエステル樹脂は、
溶融粘度の低い低分子量のポリエステル系樹脂に溶媒不
溶分の少ない一定の高分子量分を持たせているためトナ
ー化した場合オフセット現象を防止することができる。
また、低分子量体を一定の範囲にコントロールするた
め、溶融開始温度の上昇が抑えられ、低温定着性を満足
させることができる。また、中分子量体を一定の範囲に
コントロールすることにより、定着後のトナー層の強度
が向上するため、定着強度が向上し、両面コピーの汚れ
や、原稿自動送り装置における汚れの発生を防止するこ
とができる。従って、分子量の分布を低温定着性と耐オ
フセット性を同時に満足させる範囲にコントロールする
製造方法をとることにより従来使用されていたスチレン
系もしくはポリエステル系樹脂を用いたトナーでは達成
できなかった低温定着性を得ることができる。よって、
複写機あるいはプリンター等に適用した場合、消費電力
が削減することができ、低ロール圧力化による機械コス
トの低減、複写速度の高速化等の効果を奏する。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 THF不溶分が5重量%以下であり、か
    つTHF可溶分の分子量において1×106以上の超高
    分子量体の割合が1重量%以上10重量%以下であり、
    1×105以上の高分子量体の割合が10重量%以上2
    0重量%以下であり、1×104未満の領域の低分子量
    体の割合をW1、1×104以上1×105未満の中分子
    量体の割合をW2としたときにW1>W2なる分布を有す
    ることを特徴とするトナー用ポリエステル樹脂。
  2. 【請求項2】 W1>W2の関係がW1/W2=1.3〜
    3.5であることを特徴とする請求項1記載のトナー用
    ポリエステル樹脂。
  3. 【請求項3】 1×103以上1×104以下の領域に分
    子量の極大値を有し、酸価と水酸基価の合計が100K
    OHmg/g以下の線状ポリエステル樹脂を加熱溶融さ
    せた後、3価以上の多価カルボン酸成分および3価以上
    の多価アルコール成分から選択された1種以上とジオー
    ル成分およびジカルボン酸成分から選択された1種以上
    とを混合して重縮合反応させ、THF不溶分が5重量%
    以下であり、かつTHF可溶分の分子量において1×1
    6以上の超高分子量体の割合が1重量%以上10重量
    %以下であり、1×105以上の高分子量体の割合が1
    0重量%以上20重量%以下であり、1×104未満の
    領域の低分子量体の割合をW1、1×104以上1×10
    5未満の中分子量体の割合をW2としたときにW1>W2
    る分布を有するポリエステル樹脂を合成することを特徴
    とするトナー用ポリエステル樹脂の製造方法。
  4. 【請求項4】 W1>W2の関係がW1/W2=1.3〜
    3.5であることを特徴とする請求項3記載のトナー用
    ポリエステル樹脂の製造方法。
  5. 【請求項5】 THF不溶分が5重量%以下であり、か
    つTHF可溶分の分子量において1×106以上の超高
    分子量体の割合が1重量%以上10重量%以下であり、
    1×105以上の高分子量体の割合が10重量%以上2
    0重量%以下であり、1×104未満の領域の低分子量
    体の割合をW1、1×104以上1×105未満の中分子
    量体の割合をW2としたときにW1>W2なる分布を有す
    るトナー用ポリエステル樹脂を含有することを特徴とす
    る電子写真用トナー。
  6. 【請求項6】 W1>W2の関係がW1/W2=1.3〜
    3.5であることを特徴とする請求項5記載の電子写真
    用トナー。
  7. 【請求項7】 溶融開始温度が60℃以上105℃以下
    であることを特徴とする請求項5記載の電子写真用トナ
    ー。
  8. 【請求項8】 軟化点と溶融開始温度の差が15℃以上
    45℃以下であることを特徴とする請求項5記載の電子
    写真用トナー。
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