JP3353378B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3353378B2
JP3353378B2 JP11326193A JP11326193A JP3353378B2 JP 3353378 B2 JP3353378 B2 JP 3353378B2 JP 11326193 A JP11326193 A JP 11326193A JP 11326193 A JP11326193 A JP 11326193A JP 3353378 B2 JP3353378 B2 JP 3353378B2
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    • G11B23/0313Container cases
    • G11B23/0315Materials

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽音信号や映像信号等
の情報信号の記録を可能とする光ディスク、光磁気ディ
スク等の円盤状の情報記録媒体を回転自在に収納したデ
ィスクカートリッジに関し、特に透明な合成樹脂で成形
したカートリッジ本体を備えたディスクカートリッジに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、楽音信号や映像信号等の情報信
号の記録を可能とする光ディスク、光磁気ディスク等の
円盤状の情報記録媒体を回転可能に収納したディスクカ
ートリッジにあっては、情報記録媒体の表面に塵埃が付
着したり、傷が付いたりすると情報信号の記録、読取り
が不能となる。このため、このディスクカートリッジに
は、カートリッジ本体に移動自在に取付けられて記録再
生用開口部を開放、閉鎖するシャッタ部材を備えるとと
もに、常時はこのシャッタ部材を記録再生用開口部の閉
塞位置に保持するシャッタロック部材を備えている。
【0003】このシャッタロック部材は、ディスクカー
トリッジの下ハーフの前面側の一方のコーナ部に立設し
た支持軸に回動自在に支持され、前記支持軸が挿通され
る軸孔を有する枢支部と、シャッタ部材に形成した係合
片と相対係合する係合凹部を有するロックアーム部及び
このロックアーム部から対向するようにして枢支部から
突設された弾性変位部とから構成されている。
【0004】そして、シャッタロック部材は、ディスク
カートリッジを記録再生装置に挿入すると、シャッタ開
放部材によって前記ロックアーム部が弾性変位されて回
動動作し、記録再生用開口部を閉塞しているシャッタ部
材のロック状態を解除してこのシャッタ部材を開放す
る。したがって、従来、かかる弾性変位、回動動作を行
うシャッタロック部材は、摺動磨耗特性、バネ特性或い
は耐クリープ特性に優れたポリアセタール樹脂によって
成形されていた。
【0005】また、ディスクカートリッジには、情報記
録媒体に一度記録した情報信号が誤って消去されないよ
うにするため、誤記録防止機構が備えられている。この
誤記録防止機構は、ディスクカートリッジに収納した情
報記録媒体に対する情報信号の再記録を可能とする第1
の位置と、一度記録した情報信号の消去を防止するため
再記録を不能とする第2の位置とに選択し得るように構
成されている。
【0006】前記誤記録防止部材は、ディスクカートリ
ッジの下ハーフの一方コーナ部に穿設した誤記録検出穴
に対応して下ハーフの内面部に立ち上がり形成したスラ
イドガイド部に移動自在に組み合わされ、前記誤記録検
出穴を閉塞するに足る形状の誤記録防止部を基部として
操作アーム部及び弾性アーム部とが一体に形成されてい
る。
【0007】前記誤記録防止部材をスライド操作するこ
とによって、前記弾性アーム部は、前記スライドガイド
部に当接しながらスライドし、この弾性アーム部の先端
に形成した係合凸部がスライドガイド部に形成した第1
及び第2の係合凹部と相対係合する。これによって、誤
記録防止部材は、その誤記録防止部が誤記録検出穴を閉
塞した第1の位置と、誤記録検出穴を開放した第2の位
置とに保持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、略々方形浅
皿状の上ハーフと下ハーフとを組合わせてカートリッジ
本体を構成する前記ディスクカートリッジは、内部に収
納された情報記録媒体を外部から透視可能とし、また意
匠的な差別性の向上を図る等の目的で、上下ハーフを透
明な合成樹脂によって成形したものが提供されている。
【0008】ポリアセタール樹脂で成形したシャッタロ
ック部材は、その材料色である乳白色を呈していること
から、透明なカートリッジ本体に組み込んだ場合、外部
から透視可能となり、ディスクカートリッジの外観を著
しく損なわせるといった問題が生じることになる。ま
た、透明なカートリッジ本体にあっては、乳白色のシャ
ッタロック部材によってシャッタ部材をロックしている
状態が明らかになり、興味本位でシャッタロック部材を
誤操作してシャッタ部材のロック状態を解除させてしま
うといった問題が生じる。
【0009】本発明は、カートリッジ本体を透明な合成
樹脂材料によって形成することによって、内部に収納し
た情報記録媒体を外部から透視可能として意匠的外観或
いは差別性の向上を図るとともに、不用意にシャッタロ
ック部材の誤操作を生ぜしめないようにしたディスクカ
ートリッジを提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために提案される本発明に係るディスクカードリッジ
は、円盤状の情報記録媒体が回転自在に収納されるとと
もにこの情報記録媒体の少なくとも一部を径方向に亘っ
て外方に臨ませる記録再生用開口部が形成されたカート
リッジ本体と、前記カートリッジ本体に移動自在に取り
付けられ記録再生用開口部を開閉するシャッタ部材と、
前記カートリッジ本体に設けた支持部に回動可能に支持
され前記シャッタ部材を記録再生用開口部の閉塞位置に
保持するシャッタロック部材とを備え、前記カートリッ
ジ本体を透明な合成樹脂材料によって成形した上下一対
のハーフを組み合わせて構成するとともに、前記シャッ
タロック部材が、透明な合成樹脂材料によって成形さ
れ、中央部を膨出したく字形状に形成したロックアーム
部と、先端部に断面半円状に膨出した当接部を有する弾
性変位部からなり、前記ロックアーム部の中央膨出部の
頂上部分の一側面側に前記シャッタ部材に形成した係合
片が相対係合する係合凹部が形成され、前記ロックアー
ム部に薄肉に切り欠いた回転位置規制段部が形成されて
いる。ここで、カートリッジ本体及びシャッタロック部
材は、透明なポリカーボネート樹脂により成形されるこ
とが望ましい。
【0011】
【作用】上述した構成を備える本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、カートリッジ本体を構成する上下
ハーフを、ポリカーボネート樹脂等の透明な合成樹脂材
料で成形することによって、内部に回転自在に収納した
光ディスク等の情報記録媒体が外部から透視可能とな
り、よりディスクカートリッジの差別性或いは意匠的外
観の向上が図られる。また、シャッタロック部材も、透
明な合成樹脂材料によって成形することによって、この
シャッタロック部材も外観的にカートリッジ本体と一体
化し、外部からの透視が不能となり、ディスクカートリ
ッジ全体の違和感を生ぜしめることは無く、シャッタロ
ック部材を不用意に誤操作するといった不都合を防止で
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。本発明に係るディスクカートリッ
ジは、ポリカーボネート樹脂等の透明な合成樹脂材料に
よって成形した略浅皿方形の上ハーフ2と下ハーフ3と
を組み合わせてなるカートリッジ本体1を備え、このカ
ートリッジ本体1内には円盤状の情報記録媒体である光
ディスク4が回転可能に収納されている。このディスク
カートリッジは、カートリッジ本体1は全体として透明
であるため、外部から収納された光ディスク4を透視す
ることが可能とされ、意匠的な差別性の向上が図られて
いる。
【0013】上下ハーフ2、3の外周囲には、互いに突
き合わされてカートリッジ本体1の外周壁を構成する立
上り周壁5がそれぞれ立ち上がり形成されており、これ
ら上下ハーフ2、3の相対向する内面には、立上り周壁
5に内接する円弧壁として形成され、互いに突き合わさ
れてディスク収納部を構成するディスク収納部形成壁6
と、複数個の突合わせ嵌合突起7とがそれぞれ立設され
ている。
【0014】したがって、上下ハーフ2、3は、各立上
り周壁5及び各ディスク収納部形成壁6とを突き合わせ
るようにして組み立てるとともに、各突合わせ嵌合突起
7を嵌合してこれらを超音波溶着等することによって一
体化され、カートリッジ本体1を構成している。なお、
上ハーフ2のディスク収納部形成壁6及び突合わせ嵌合
突起7については図示を省略する。
【0015】下ハーフ3の略中央部には円形の開口8が
開設されており、この開口8はディスクカートリッジを
情報記録再生装置に装着したとき、カートリッジ本体1
に収納された光ディスク4を駆動する情報記録再生装置
のディスクテ−ブルが進入するディスク進入用開口部と
して作用する。このディスク進入用開口部8は、具体的
にはカートリッジ本体1に収納された光ディスク4のセ
ンタ孔を閉塞して設けられるマグネットクランプ用の金
属板9を外方に臨ませる。
【0016】また、カートリッジ本体1の上下面、すな
わち上下ハーフ2、3には、ディスク収納部に回転自在
に収納された光ディスク4の少なくとも信号領域の一部
を内外周に亘って外方に臨ませる記録再生用開口部10
a、10bが相対向して開設されている。これら記録再
生用開口部10a、10bは、図1に示すように、ディ
スク進入用開口部8に近接する位置からカートリッジ本
体1の前面側に亘ってカートリッジ本体1の左右方向略
中央に位置して方形に形成されている。
【0017】カートリッジ本体1の前面側には、後述す
るシャッタ部材14を移動させる記録再生装置側に配設
されるシャッタ開放部材23が進入するシャッタ開放部
材挿入溝11が形成されている。このシャッタ開放部材
挿入溝11は、カートリッジ本体1の前面に直交する一
側面に開口端11aを有し、シャツタ部材14の移動方
向に亘って形成されている。また、シャツタ開放部材挿
入溝11内には、シャッタ部材14の安定した動作を保
証するため、下ハーフ3の内側面に立設して構成したシ
ャッタスライドガイド壁12が設けられている。
【0018】上ハーフ2には、突合せ壁13が立ち上が
り形成されており、この突合せ壁13は、前記記録再生
用開口部10の前端縁側の内側面に下ハーフ3の内側面
と突き合わされてシャッタ開放部材挿入溝11部分にお
けるカートリッジ本体1の厚み方向の撓みを防止する。
【0019】カートリッジ本体1には、前記記録再生用
開口部10から内部に塵埃等が進入して収納された光デ
ィスク4に付着することを防止するために、記録再生用
開口部10を開放、閉塞するシャッタ部材14が組付け
られている。シャッタ部材14は、薄い金属板をプレス
加工して形成したもので、前記録再生用開口部10をそ
れぞれ開放、閉塞するシャッタ部15a、15bと、こ
れらシャッタ部15a、15bの基端側を連結する連結
片16とからなる全体コ字状を呈している。
【0020】シャッタ部材14の連結片16の両端に
は、下ハーフ3の前面側の高さに略対応する高さを有す
る断面コ字状で、シャッタ部材14がカートリッジ本体
1の前面側に沿って平行に安定移動し得るようにガイド
する第1及び第2スライドガイド部17、18がそれぞ
れ延設されている。第1スライドガイド部17の先端側
には、シャッタ部材14をカートリッジ本体1に取付け
た際、このカートリッジ本体1の前面側に形成したシャ
ツタ開放部材挿入溝11に挿入されるとともに、後述す
るカートリッジ本体1内に配設されるシャッタロック部
材30に相対係合する係合片19が折曲形成されてい
る。
【0021】第1及び第2スライドガイド部17、18
によって下ハーフ3の前面側を挟持するようにしてカー
トリッジ本体1に嵌合配設されたシャッタ部材14は、
シャッタ部15によって記録再生用開口部10を閉じる
閉塞位置と、開放する開放位置との2位置に亘って移動
自在にカートリッジ本体1に組付けられる。
【0022】カートリッジ本体1の、シャツタ部材14
が移動する記録再生用開口部10の周縁から一側面側に
亘る領域及びカートリッジ本体1の前面側に亘る領域に
は、シャッタ部材14の板厚とほぼ等しい深さのシャッ
タスライド凹部20が凹設されている。したがって、こ
のシャッタスライド凹部20によって、シャッタ部材1
4はカートリッジ本体1の表面と面一となって組付ける
ことが可能となり、シャッタ部材14をカートリッジ本
体1に組付けることによる厚みの増大が防止されてい
る。
【0023】カートリッジ本体1は、組み付けたシャッ
タ部材14が記録再生用開口部10を閉塞した閉塞位置
に保持するシャッタロック部材30を備えている。シャ
ッタロック部材30は、例えば透明なポリカーボネート
樹脂等の合成樹脂材料によって成形されており、基端部
にカートリッジ本体1を構成する下ハーフ3の内面に立
設した支持軸21に挿通される挿通孔32が設けられた
枢支部31と、シャッタ部材14に形成した係合片19
が相対係合する係合凹部34を設けたロックアーム部3
3と、このロックアーム部33と対向するようにして枢
支部31から一体に延設された弾性変位部35とから構
成されている。
【0024】上述したように、カートリッジ本体1は透
明な合成樹脂材料によって成形されており内部が透視可
能となっているが、シャッタロック部材30もまた、透
明な合成樹脂材料によって成形することによって、この
シャッタロック部材30も外観的にカートリッジ本体1
と一体化し、その存在を外部から透視することが不能と
なる。したがって、外観上の違和感は無くなり、また興
味本位でこのシャッタロック部材30をいたずら操作す
るといった事態を生ぜしめることは無い。
【0025】このシャッタロック部材30のロックアー
ム部33は、中央部を膨出するようにした略く字状に形
成され、この中央膨出部の頂上部分の一側面側にシャッ
タ部材14に形成した係合片19が相対係合する係合凹
部34が形成されている。これは係合凹部34をロック
アーム部33の厚さ方向に亘って切欠き形成することに
より、ロックアーム部33の機械的な強度が劣化するこ
とを防止し、ロックアーム部33の十分な機械的な強度
を保証するようになすためである。また、シャッタロッ
ク部材30のロックアーム部33の基端部側には、図3
に示すように、このロックアーム部33の他側面側を先
端から基端に亘る部分を薄肉に切欠くことによって回動
位置規制段部36が形成されている。
【0026】この回動位置規制段部36は、シャッタロ
ック部材30をカートリッジ本体1に取り付けたとき、
カートリッジ本体1を構成する下ハーフ3の内面に突出
形成されたシャッタロック部材回動規制壁22と係合し
てシャッタロック部材30の全体の回動位置を規制する
ものである。また、シャッタロック部材30の弾性変位
部35の自由端部には、断面半円状に膨出した当接部3
7が一体に形成されている。
【0027】下ハーフ3の支持軸21が立設されたコー
ナ部24には、シャッタロック部材回動規制壁22が形
成されており、このシャッタロック部材回動規制壁22
は、シャッタスライドガイド壁12と平行するシャッタ
ロック部材30のロックアーム部33に形成した回動位
置規制段部36が係合する。また、このコーナ部24に
は、ディスク収納部形成壁6bの外側面からシャッタロ
ック部材回動規制壁22と平行し前記シャッタロック部
材30の弾性変位部35の当接部37が当接支持される
当接支持用壁25が一体に立設されている。
【0028】上述したように、下ハーフ3のコーナ部2
4に配設されたシャッタロック部材30は、ロックアー
ム部33がカートリッジ本体1の前面側に形成したシャ
ッタ開放部材挿入溝11に沿って延在されており、これ
によってロックアーム部33の頂部に形成された係合凹
部34がシャッタ開放部材挿入溝11内に臨み、カート
リッジ本体1の前面側をスライドするシャッタ部材14
の係合片19と相対係合可能となる。
【0029】そして、シャッタ部材14は、通常状態に
おいて、係合片19がシャッタロック部材30の係合凹
部34に係合することによって、記録再生用開口部10
を閉塞した開口部閉塞位置でロック状態に保持される。
【0030】本発明に係るディスクカートリッジは、、
カートリッジ本体1の上面に設けた挿入方向指示マ−ク
27に従って情報記録再生装置内に配設したカートリッ
ジホルダ等を備えたカートリッジ装着部に挿入すると、
カートリッジ本体1の前面側に形成したシャッタ開閉部
材挿入溝11に情報記録再生装置側に設けたシャッタ開
放部材23が進入していく。そして、ディスクカートリ
ッジの情報記録再生装置のディスク装着部への挿入にと
もなって、シャツタ開放部材23がシャッタロック部材
30のロックアーム部33の基端側外側面から先端側に
向かって乗上げていき、ロックアーム部33をカートリ
ッジ本体1の内方へと押圧する。
【0031】ロックアーム部33がカートリッジ本体1
の内方へと押圧されることによって、シャッタロック部
材30は、支持軸21に枢支された枢支部31を中心と
して図1時計方向へと回動し、当接支持壁25に当接部
37を当接させた弾性変位部35が弾性変位される。こ
のシャッタロック部材30の回動動作によって、シャッ
タ部材14は、その係合片19がシャッタロック部材3
0の係合凹部34との係合状態を解除されることによっ
て、移動自由な状態となる。
【0032】シャッタ部材14が移動自由な状態となっ
た後、さらにディスクカートリッジをカートリッジ装着
部に挿入していくと、シャッタ部材14はシャッタ開放
部材23に押圧されながら記録再生用開口部10を開放
する方向へと移動し、そのシャッタ部15によるカート
リッジ本体1の記録再生開口部10の閉塞状態が次第に
開放される。
【0033】そして、シャッタ部材14が記録再生開口
部10を完全に開放する位置までスライド動作すると、
シャッタ開放部材23によるロックアーム部33の押圧
動作が解除され、弾性変位されていた弾性変位部35が
弾性復帰し、シャッタロック部材30は枢支部31を中
心に、図1反時計方向へと回動復帰してその係合凹部3
4がシャッタ開放部材挿入溝11に臨んだ状態となる。
【0034】なお、光ディスク4への情報信号の記録或
いは再生を終了し、イジェクト操作を行うことによっ
て、シャッタ部材14の連結片16の略中央部に穿設し
たシャッタ閉鎖用ピン係合孔38に情報記録再生装置側
に設けたシャッタ閉鎖用ピンが係合し、シャッタ部材1
4はカートリッジ本体1に対して相対移動されて記録再
生開口部10を閉塞する方向に移動する。
【0035】このシャッタ部材14の動作により、係合
片19が、回動復帰された状態にあるシャッタロック部
材30のロックアーム部33の先端に設けたガイド面上
に乗り上げていき、これによって、シャッタロック部材
30の弾性変位部35は弾性変位する。そして、さらに
ディスクカートリッジを情報記録再生装置から引出し操
作すると、シャッタ部材14の係合片19とシャッタロ
ック部材30の係合凹部34とが係合し、シャッタ部材
14は記録再生開口部10を閉塞した位置でロック状態
に保持される。
【0036】ところで、下ハーフ3の支持軸21が立設
されたコーナ部24と対角をなすコーナ部40には、誤
記録防止部材41及び誤記録検出孔47を含む誤記録防
止機構が配設されている。誤記録防止部材41は、下ハ
ーフ3に沿って誤記録検出孔47を閉塞する第1の位置
と、誤記録検出穴47を開放する第2の位置とに切換操
作されることによって光ディスク4への情報信号の記録
を可能又は不能とする。
【0037】この誤記録防止部材41は、カートリッジ
本体1及びシャッタロック部材30と同様にポリカーボ
ネート樹脂等の透明な合成樹脂材料によって成形されて
おり、外観的にカートリッジ本体1と一体化し、その存
在を外部から透視することが不能となっている。また、
誤記録防止部材41は、図5に示すように、少なくとも
下ハーフ3に穿設した前記誤記録検出孔47を閉塞する
に足る大きさの略方形をなす誤記録防止部42と、操作
部43と、第1及び第2の弾性アーム部44、45とか
らなる。
【0038】操作部43は、誤記録防止部42の一側部
にリブ状に突出形成されており、その表面にはインクジ
ェット法等によって着色部49が設けられている。第1
及び第2の弾性アーム部44、45は、前記操作部43
と直交する誤記録防止部42の一側部に互いに平行に対
峙して突設されており、第1の弾性アーム部44は第2
の弾性アーム45よりも長尺に形成されている。
【0039】これら第1及び第2の弾性アーム部44、
45の相対する側面の先端部には、それぞれ係合凸部4
4A、45Aがそれぞれ一体に形成されている。なお、
前記操作部43が突設された誤記録防止部42の一側部
は、第1の弾性アーム部44と平行にやや突出され、目
隠し部43Aとして構成されている。
【0040】一方、下ハーフ3のコーナ部40には、カ
ートリッジ本体1の外周壁を構成する立上り周壁5の一
部をそれぞれ切り欠いて構成した矩形の操作開口48が
開設されている。この操作開口48は、前記誤記録防止
部材41の操作部43を外方に臨ませるとともに、誤記
録防止部材41がその誤記録防止部42によって誤記録
検出孔47を閉塞する第1の位置と、誤記録検出穴47
を開放する第2の位置とに亘って切換操作されるに足る
長さを有している。
【0041】操作開口48に対応して下ハーフ3に前記
誤記録検出孔47が穿設され、さらに誤記録検出孔47
を挟んで操作開口48と対向するようにして誤記録防止
部材41のガイド壁25が下ハーフ3の内面に一体に立
設されている。また、立上り周壁5の内側に位置して、
前記第1及び第2の弾性アーム部44、45が挟むこと
によって誤記録防止部材41の移動方向をガイドするス
ライドガイド壁46が立設されている。このスライドガ
イド壁46には、立上り周壁5側に湾曲する第1及び第
2のクリック凹部46A、46Bが形成されている。
【0042】これら第1及び第2のクリック凹部46
A、46Bは、誤記録防止部材41がその誤記録防止部
42によって誤記録検出孔47を閉塞する第1の位置
と、誤記録検出穴47を開放する第2の位置とに切換操
作されたとき、それぞれ第2の弾性アーム部45の係合
凸部45Aが係合して誤記録防止部材41を保持する位
置に形成されている。この弾性アーム部44、45とク
リック凹部46A、46Bにより誤記録防止部材41の
切換操作は確実に行われる。
【0043】誤記録防止部材41は、誤記録防止部42
によって誤記録検出孔47を閉塞した第1の位置におい
て、第2の弾性アーム部45の係合凸部45Aがスライ
ドガイド壁46の第1のクリック凹部46Aに係合す
る。誤記録防止部材41を第1の位置に設定操作するこ
とによって、例えば情報記録再生装置に備えられる誤記
録検出手段の誤記録検出孔47への進入が阻止され、カ
ートリッジ本体1に収納された光ディスク4に対する情
報信号の記録が可能となる。
【0044】上述したように、誤記録防止部材41が第
1の位置に設定操作された状態では、図6(a)に示す
ように、操作部43は操作開口48の右端に位置し、ま
た目隠し部43Aによって操作開口48が閉塞されてい
る。この光ディスク4に対する情報信号の記録を可能と
する状態から、情報信号の再記録を不能とする状態とす
るためには、誤記録防止部材41は第2の位置に設定操
作される。
【0045】すなわち、誤記録防止部材41は、第1の
位置から図6(b)に示すように、操作部43を操作開
口48の左端側へと切換え操作することによって、第2
の位置へと移動される。誤記録防止部材41が第1の位
置に設定操作された状態では、誤記録防止部42は誤記
録検出孔47を開放する。したがって、情報記録再生装
置の誤記録検出手段が誤記録検出孔47へと進入し、カ
ートリッジ本体1に収納された光ディスク4に対する情
報信号の記録が不能状態となる。
【0046】また、誤記録防止部材41は、誤記録防止
部42によって誤記録検出孔47を開放した第2の位置
において、第2の弾性アーム部45の係合凸部45Aが
スライドガイド壁46の第1のクリック凹部46Aから
スライドガイド壁46の側面に乗り上げて第2のクリッ
ク凹部46Bに係合することによって保持される。
【0047】ところで、誤記録防止部材41は、カート
リッジ本体1のコーナ部40においてスライド操作さ
れ、また第1及び第2の位置とに設定操作された状態
で、第1及び第2の弾性アーム部44、45が弾性変位
しながらそれぞれの係合凸部44A、45Aが第1及び
第2のクリック凹部46A、46Bに係合するため、摺
動特性、弾性変位特性に優れた合成樹脂材料が選定され
る。
【0048】カートリッジ本体1と誤記録防止部材41
とを透明な合成樹脂材料によって成形することによっ
て、この誤記録防止部材41は、外観的にカートリッジ
本体1と一体化してその存在が外部から透視することが
不能とはなるが、上述したように、操作部43の表面に
着色部49を設けたことにより、その設定位置は、明確
に識別することができる。したがって、情報信号が記録
された光ディスク4に誤って他の情報信号を再記録して
しまうといった不都合が生じることを確実に防止するこ
とができる。
【0049】図7は、上述した操作部43の表面に施し
た着色部49に代えて、目隠し部43Aの表面に誤記録
防止部材41の操作方向を表示する矢印からなる指標5
0を形成したものである。誤記録防止部材41は、透明
なポリアセタール樹脂によって成形され、指標50はイ
ンクジェット法等によって印刷形成されてなる。
【0050】この誤記録防止部材41は、光ディスク4
への情報信号の記録を可能とする第1の位置に設定操作
された状態においては、操作開口48に対応位置した目
隠し部43Aに設けた指標50がこの操作開口48から
表示され、第2の位置へと切り換え操作されて第2の位
置へと設定された状態においては、前記指標50は立ち
上がり周壁5の内側に位置する。
【0051】図8に示した誤記録防止部材41は、目隠
し部43Aの表面に上述した矢印に代えて着色したマー
ク51を形成したものである。また、図9に示した誤記
録防止部材41も、目隠し部43Aの表面にマーク52
を形成してなる。なお、このマーク52は、例えばシー
ル等を貼着して形成される。このように、指標、マーク
は、形状、色等について適宜選定され、またインクジェ
ット法による印刷以外にも、ホットスタンプ法、シルク
スクリーン法、パッド印刷法等が用いられ、またシール
等を貼着してもよい。
【0052】図10に示した誤記録防止部材41は、目
隠し部43Aの表面に光ディスク4の最大記録時間を表
示する数値を印刷形成したものである。図10(a)に
示した誤記録防止部材41は、最大記録時間「74分」
の仕様の光ディスク4を収納してなるディスクカートリ
ッジを示し、指標53として数字「74」が印刷形成さ
れてなる。また、図10(b)に示した誤記録防止部材
41は、最大記録時間「60分」の仕様の光ディスク4
を収納してなるディスクカートリッジを示し、指標54
として数字「60」が印刷形成されてなる。
【0053】このように、誤記録防止機構を利用して光
ディスク4の最大記録時間の表示手段を兼用することに
よって、カートリッジ本体1の背面側からでも光ディス
ク4の仕様を知ることができ、利便性も向上する。
【0054】さらに、図11に示した誤記録防止部材4
1は、操作部43の表面に着色表示部55が印刷形成さ
れるとともに、目隠し部43Aの表面に操作方向を表示
する矢印からなる指標56を印刷形成してなる。さら
に、誤記録防止部42の表面には、誤記録検出孔47に
対応して着色部57を印刷形成してなる。
【0055】誤記録防止部42の表面に着色部57を印
刷形成することによって、誤記録防止部材41が第1の
位置に設定操作された状態において、誤記録検出孔47
には前記着色部57が対応位置して、記録可能の状態が
明確に表示される。
【0056】上述したように、カートリッジ本体1、シ
ャッタロック部材30及び誤記録防止部材41は、透明
な合成樹脂材料によって成形されるが、その材料となる
ポリカーボネート樹脂は、例えば光透過率が高く、機械
的特性に優れた以下のようなポリカーボネート樹脂が選
択される。 パンライトL−1225(商品名:帝人化成) パンライトL−1250(商品名:帝人化成) ノバレックス7022R(商品名:三菱化成) ユーピロンS−2000(商品名:三菱化成) ユーピロンS−3000(商品名:三菱化成) ユーピロンH−3000(商品名:三菱化成) タフロンIR1900H(商品名:出光石油化学) タフロンIR1700H(商品名:出光石油化学) レキサン100(商品名:GEPlastics) レキサン120(商品名:GEPlastics) レキサン130(商品名:GEPlastics) レキサン140(商品名:GEPlastics) マクロロン2405(商品名:Bayer) 上述した各実施例では、光ディスク4を収納したディス
クカートリッジに適用した例を示したが、本発明は、カ
ートリッジ本体に形成した記録再生用の開口部を開閉す
る移動自在なシャッタ部材と、このシャッタ部材を前記
記録再生用開口部を閉塞状態に保持するシャッタロック
部材及び又は誤記録防止部材とを備えるディスクカート
リッジに広く適用できるものである。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るディスクカートリッジによれば、カートリッジ本体を
構成する上ハーフと下ハーフとを透明な合成樹脂材料に
よって成形するようにしたものであるから、内部に収納
した記録媒体が外部から透視可能となり、差別性を有し
かつ意匠的外観の向上が図られたディスクカートリッジ
が提供される。
【0058】また、カートリッジ本体に設けた記録再生
用開口部を開閉するシャッタ部材を記録再生用開口部の
閉塞位置に保持するシャッタロック部材も透明な合成樹
脂材料によって成形するようにしたものであるから、こ
のシャッタロック部材は外観的にカートリッジ本体と一
体化し、外部からの透視が不能となり、ディスクカート
リッジの外観上違和感を生ぜしめることは無く、またシ
ャッタロック部材を興味本位に誤操作してシャッタ部材
のロック状態を解除して記録再生用開口部から塵埃等の
進入を許容し或いは情報記録媒体が傷つくといった不都
合が生じることが防止される。
【0059】さらに、カートリッジ本体に設けた支持部
に揺動可能に支持されたシャッタロック部材を、カート
リッジ本体を構成する上下ハーフと同一の合成樹脂材料
で成形することによって、揺動動作に伴う一方部材の偏
磨耗或いは削りかすの発生等も軽減され、シャッタロッ
ク部材の円滑な揺動動作が行われるとともに、前記削り
かすによって情報記録媒体が傷ついてしまうといった不
都合が生じることが防止される。さらに、また、シャッ
タ部材に形成された係合片が相対係合する係合凹部をロ
ックアーム部の一側面側に形成したので、ロックアーム
部の機械的強度が十分に保証される。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの分解斜視
図である。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジの上面側か
らの斜視図である。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジのシャッタ
部材ロック機構を構成するシャッタロック部材の一側面
側からの斜視図である。
【図4】本発明に係るディスクカートリッジの下面側か
らの斜視図である。
【図5】本発明に係るディスクカートリッジに用いられ
る誤記録防止機構部を説明する要部拡大分解斜視図であ
る。
【図6】本発明に係るディスクカートリッジに用いられ
る誤記録防止機構部の斜視図であり、同図(a)は光デ
ィスクへの情報信号の記録を可能とする第1の位置に設
定した状態を示し、同図(b)は光ディスクへの情報信
号の記録を不能とする第2の位置に設定した状態を示す
る。
【図7】設定操作方向を表示する指標を目隠し部に設け
た誤記録防止部材を備えたディスクカートリッジの誤記
録防止機構部の斜視図であり、同図(a)は誤記録防止
部材を光ディスクへの情報信号の記録を可能とする第1
の位置に設定した状態を示し、同図(b)は誤記録防止
部材を光ディスクへの情報信号の記録を不能とする第2
の位置に設定した状態を示す。
【図8】設定状態を表示するマークを目隠し部に設けた
誤記録防止部材を備えたディスクカートリッジの誤記録
防止機構部の斜視図である。
【図9】設定状態を表示するシールを目隠し部に貼着し
た誤記録防止部材を備えたディスクカートリッジの誤記
録防止機構部の斜視図である。
【図10】カートリッジ本体内に収納した光ディスクの
最大記録時間を目隠し部に設けた誤記録防止部材を備え
たディスクカートリッジの誤記録防止機構部の斜視図で
あり、同図(a)は最大記録時間が「74分」の光ディ
スクを収納したディスクカートリッジを示し、同図
(b)は最大記録時間が「60分」の光ディスクを収納
したディスクカートリッジを示する。
【図11】設定状態を表示する指標を操作部、目隠し部
及び誤記録防止部に設けた誤記録防止部材を備えたディ
スクカートリッジの誤記録防止機構部の斜視図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ本体、 2 上ハーフ、 3 下ハー
フ、 4 光ディスク、 10 記録再生用開口部、
14 シャッタ部材、 30 シャッタロック部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−279478(JP,A) 特開 平2−117778(JP,A) 特開 平5−109227(JP,A) 実開 平3−94681(JP,U) 実開 昭62−80265(JP,U) 実開 平5−73759(JP,U) 実開 平6−26069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状の情報記録媒体が回転自在に収納
    されるとともにこの情報記録媒体の少なくとも一部を径
    方向に亘って外方に臨ませる記録再生用開口部が形成さ
    れたカートリッジ本体と、前記 カートリッジ本体に移動自在に取り付けられ記録再
    生用開口部を開閉するシャッタ部材と、 前記カートリッジ本体に設けた支持部に回動可能に支持
    され前記シャッタ部材を記録再生用開口部の閉塞位置に
    保持するシャッタロック部材とを備え、 前記カートリッジ本体を透明な合成樹脂材料によって成
    形した上下一対のハーフを組み合わせて構成するととも
    に、 前記シャッタロック部材は、透明な合成樹脂材料によっ
    て成形され、中央部を膨出したく字形状に形成したロッ
    クアーム部と、先端部に断面半円状に膨出した当接部を
    有する弾性変位部からなり、前記ロックアーム部の中央
    膨出部の頂上部分の一側面側に前記シャッタ部材に形成
    した係合片が相対係合する係合凹部が形成され、前記
    ックアーム部に薄肉に切り欠いた回転位置規制段部が形
    されていることを特徴とするディスクカードリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ本体及び前記シャッタ
    ロック部材を成形する透明な合成樹脂材料は、ポリカー
    ボネート樹脂であることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスクカートリッジ。
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