JP3352337B2 - ダイビングフェイスマスク - Google Patents

ダイビングフェイスマスク

Info

Publication number
JP3352337B2
JP3352337B2 JP24373296A JP24373296A JP3352337B2 JP 3352337 B2 JP3352337 B2 JP 3352337B2 JP 24373296 A JP24373296 A JP 24373296A JP 24373296 A JP24373296 A JP 24373296A JP 3352337 B2 JP3352337 B2 JP 3352337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
frame
outer frame
hole
inner frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24373296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1085365A (ja
Inventor
宏昌 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tabata Co Ltd
Original Assignee
Tabata Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tabata Co Ltd filed Critical Tabata Co Ltd
Priority to JP24373296A priority Critical patent/JP3352337B2/ja
Priority to TW086213995U priority patent/TW368881U/zh
Publication of JPH1085365A publication Critical patent/JPH1085365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3352337B2 publication Critical patent/JP3352337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイビングなど
に使用するフェイスマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】実公平7−25976号公報に開示され
たダイビング用のマスクは、前面レンズの外周を覆うア
ウターフレームと、該アウターフレームの内側に嵌合す
るインナーフレームとを有する。インナーフレームの外
周部にはレンズ外面と平行に延びる複数の突起があって
アウターフレーム内周面に形成された溝に係合するとと
もに、左右方向の中央部において、アウターフレームの
底部からレンズと直交する方向へ係合突起が延びてイン
ナーフレームの底部中央に形成された凹部に係合してい
る。かかるインナーフレームは、外周部の突起の係合に
よってレンズ外面から離間する方向へ動くこと(外れる
こと)がなく、また、アウターフレームの係合突起の係
合によって、レンズ外面に沿って径方向内方へ動くこと
がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のマスクで
は、インナーフレームが、その底部中央においてレンズ
外面から離間する方向へ動くのを抑えることが難しい。
その動きを抑えるには、アウターフレームから延びる係
合突起にその動きを抑える作用がないから、インナーフ
レームはここにもアウターフレームの溝に係合する突起
を持たねばならない。しかしながら、アウターフレーム
とインナーフレームとは、少なくとも一方が弾性変形し
て相手方に嵌合するものではあっても、それぞれのフレ
ームの突起が互いに接近して存在することになれば、突
起をフレームに係合させるときにフレームをより大きく
変形させなければならず、そのことがマスクの組立てを
著しく困難にする。
【0004】そこでこの発明は、アウターフレームへの
嵌合が容易であり、しかも、該フレームからは簡単に外
れることのないインナーフレームを備えたダイビングフ
ェイスマスクの提供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、1枚の前面レンズと、
該レンズの周縁部内面に柔軟弾性材料を介して当接しか
つ周縁部端面を覆うアウターフレームと、前記レンズの
周縁部外面に当接しかつ前記アウターフレーム内側に嵌
合するインナーフレームと、前記アウターフレームから
後方へ延びる柔軟弾性材料によって形成されたスカート
と、前記アウターフレームの左右各側部に取り付けられ
て後方へ延びるヘッドバンドとからなるダイビングフェ
イスマスクである。
【0006】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは、前記レンズ周縁部の外側で、前記アウター
フレームが底部中央に垂下部を有し、前記垂下部には前
記レンズ外面と直交する方向ヘ延びる透孔が形成され、
前記インナーフレームが底部中央に前記垂下部の前方に
位置する被覆部を有し、前記被覆部の背面には前記レン
ズ外面と直交する方向ヘ延びる突起が形成され、前記突
起は、その先端部に該突起が延びる方向と直交する方向
への突出部を有し、前記透孔を貫通した状態において、
前記突出部が前記透孔の外に出て該透孔周囲の壁面に
記アウターフレームの後方から当接することによって前
記インナーフレームの前記レンズの外面から離間する方
向の動きと、前記レンズ外面に沿う方向の動きとが阻止
されていること、にある。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
係るダイビングフェイスマスクの詳細を説明すると、以
下のとおりである。
【0008】図1に斜視図で示されたマスク1は、前面
レンズ2と、アウターフレーム3と、インナーフレーム
4と、アウターフレーム3から後方へ延びるスカート6
と、アウターフレーム3の左右各側部に取り付けられた
ヘッドバンド7とによって構成されている。スカート6
は、その前部中央に、前方へ突出する鼻つまみ部6Aを
有し、アウターフレーム3とインナーフレーム4とは、
鼻つまみ部6Aの基底部に沿ってマスク1の頂部方向へ
逆V字状に湾曲している。バンド7は、左右両端部がア
ウターフレーム3に形成された透孔9に長さ調節可能に
挿通されている。
【0009】図2は、インナーフレーム4の部分背面図
である。フレーム4は、その外周に沿って間欠的に配設
され、レンズ2の外面に沿って延びる複数の第1係合突
起11と、底部中央の背面からレンズ2外面と直交する
方向へ延びる第2係合突起12とを有する。インナーフ
レーム4がアウターフレーム3の内側に嵌合するときに
は、第1突起11がアウターフレーム3の内周面に形成
された係合溝(図示せず)にスナップ係合し、第2突起
12がアウターフレーム3の後記透孔24に挿通され
る。
【0010】図3は、図1において左右を二分する中心
線III−IIIに沿った部分断面図である。レンズ2
の端面14と周縁部内面16とは、アウターフレーム3
の後端部21と周壁22とによって覆われ、これらレン
ズ2とアウターフレーム3との間にはスカート6の前端
部6Bが介在している。
【0011】アウターフレーム3は、底部中央にレンズ
2の端面14と鼻つまみ部6Aとの間に周壁22前端か
らの垂下部23を有する。垂下部23には、レンズ2外
面と直交する方向へ延びる透孔24を有する。レンズ2
の周縁部外面26には、インナーフレーム4がその背面
において当接し、アウターフレーム3の後端部21と一
体になってレンズ2と、スカート6の前端部6Bとを挟
圧している。かかる挟圧は、インナーフレーム4の第
1,2突起11,12がアウターフレーム3に係合する
ことによって可能になる。インナーフレーム4は、底部
中央がレンズ2の底部端面14よりも下方へ延びて、ア
ウターフレーム3の垂下部23の前方に位置するように
形成された被覆部27を有する。被覆部27の背面に
は、レンズ2外面と直交する方向への第2突起12が形
成されている。第2突起12には、アウターフレーム3
の透孔24を貫通可能であり、第2突起12が延びる方
向と直交する方向へ突出する先端部28が形成され、こ
の先端部28は透孔24周囲の壁面に係合している。こ
のように係合したときの第2突起12は、アウターフレ
ーム3と一体となって、レンズ2とスカート6とを挟圧
できるように、その長さが設定されている。
【0012】このように構成されたマスク1では、イン
ナーフレーム4がその底部から頂部に向かって下方から
上方へ動こうとすると、第2突起12がアウターフレー
ム3の透孔24の頂壁24A(図3参照)に当接し、そ
の動きが阻止される。また、インナーフレーム4がレン
ズ2外面から離間する方向へ(図3の左方向へ)動こう
とすると、第2突起12の先端部28がアウターフレー
ム3の壁面に当接し、その動きが阻止される。それゆ
え、マスク1において、インナーフレーム4の底部中央
はアウターフレーム3から簡単に外れることがない。加
えて、インナーフレーム4の底部中央では、第2突起1
2を介してレンズ2とスカート6の前端部6Bとが両フ
レーム3,4によって挟圧されているから、その中央近
傍における水密性が確実に保たれる。インナーフレーム
4をアウターフレーム3から外す必要があるときには、
図3において、アウターフレーム3の背後で第2突起1
2の先端部28を押し上げて先端部28の壁面に対する
当接を外し、突起12が透孔24から抜けるようにすれ
ばよい。
【0013】この発明に係るマスク1において、インナ
ーフレーム4の第2突起12をアウターフレーム3から
延出する突起に代え、その突起がインナーフレーム4に
形成される透孔に貫通するようにしてもよい。また、第
2突起12とそれが貫通する透孔24とは、両フレーム
3,4の底部中央に限らず、その他の部位、例えば両フ
レーム3,4の頂部に形成されていてもよい。レンズ2
には、ガラスやプラスチック材料を使用することができ
る。アウターフレーム3やインナーフレーム4にもプラ
スチック材料を使用することができる。スカート6やヘ
ッドバンド7には、シリコンゴムなどの柔軟弾性材料を
使用することができる。
【0014】
【発明の効果】この発明に係るダイビングフェイスマス
クでは、インナーフレームとアウターフレームとの嵌合
に、前面レンズの外面と直交する方向へ延びる突起と該
突起が容易に抜脱することがないように係合可能な透孔
とを採用したから、インナーフレームのレンズ外面から
離間する方向への動きと、レンズ外面に沿った径方向内
方への動きとを阻止することが可能である。かかるイン
ナーフレームは、アウターフレームに容易に嵌合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイビングフェイスマスクの斜視図。
【図2】インナーフレームの部分背面図。
【図3】図1のIII−III線部分断面図。
【符号の説明】
1 ダイビングフェイスマスク 2 レンズ 3 アウターフレーム 4 インナーフレーム 6 スカート 7 バンド 12 突起(第2突起) 24 透孔 28 突出部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の前面レンズと、該レンズの周縁部
    内面に柔軟弾性材料を介して当接しかつ周縁部端面を覆
    うアウターフレームと、前記レンズの周縁部外面に当接
    しかつ前記アウターフレーム内側に嵌合するインナーフ
    レームと、前記アウターフレームから後方へ延びる柔軟
    弾性材料によって形成されたスカートと、前記アウター
    フレームの左右各側部に取り付けられて後方へ延びるヘ
    ッドバンドとからなるダイビングフェイスマスクであっ
    て、 前記レンズ周縁部の外側で、前記アウターフレームが底
    部中央に垂下部を有し、前記垂下部には前記レンズ外面
    と直交する方向ヘ延びる透孔が形成され、前記インナー
    フレームが底部中央に前記垂下部の前方に位置する被覆
    部を有し、前記被覆部の背面には前記レンズ外面と直交
    する方向ヘ延びる突起が形成され、 前記突起は、その先端部に該突起が延びる方向と直交す
    る方向への突出部を有し、前記透孔を貫通した状態にお
    いて、前記突出部が前記透孔の外に出て該透孔周囲の壁
    面に前記アウターフレームの後方から当接することによ
    って前記インナーフレームの前記レンズの外面から離間
    する方向の動きと、前記レンズ外面に沿う方向の動きと
    阻止されていることを特徴とする前記マスク。
JP24373296A 1996-09-13 1996-09-13 ダイビングフェイスマスク Expired - Lifetime JP3352337B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24373296A JP3352337B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 ダイビングフェイスマスク
TW086213995U TW368881U (en) 1996-09-13 1997-08-16 Diving face mask

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24373296A JP3352337B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 ダイビングフェイスマスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1085365A JPH1085365A (ja) 1998-04-07
JP3352337B2 true JP3352337B2 (ja) 2002-12-03

Family

ID=17108174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24373296A Expired - Lifetime JP3352337B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 ダイビングフェイスマスク

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3352337B2 (ja)
TW (1) TW368881U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4511588B2 (ja) * 2007-12-28 2010-07-28 株式会社タバタ ダイビングフェイスマスク
JP5466220B2 (ja) * 2011-11-07 2014-04-09 株式会社タバタ 水中マスク

Also Published As

Publication number Publication date
TW368881U (en) 1999-09-01
JPH1085365A (ja) 1998-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5950248A (en) Swimming goggles
US5564132A (en) Diving mask with an arcuate lens
US3945044A (en) Goggle and accessories therefor
JP2665166B2 (ja) ダイビングフェイスマスク
JP3378499B2 (ja) ダイビングフェイスマスク
JP2000237346A (ja) 水中眼鏡
US5802621A (en) Swimming goggles with improved water-proof effect
JP3352337B2 (ja) ダイビングフェイスマスク
JP3242046B2 (ja) 水中メガネ
JP3744738B2 (ja) スイミングゴーグル
KR200161044Y1 (ko) 수중 마스크용 렌즈 조립체
JP7468898B2 (ja) 水中マスク
KR0140012Y1 (ko) 수중안경
JP3027123B2 (ja) ダイビングフェイスマスク
CN114248886B (zh) 潜水面罩
JP2512493Y2 (ja) 水中めがね用アイカップ
JPH0246937Y2 (ja)
JP3065944B2 (ja) ゴーグル
JPS6245739Y2 (ja)
JP2879210B2 (ja) 水中眼鏡用アイカップ
JPS637227Y2 (ja)
KR200167735Y1 (ko) 물안경의 패킹결합구조
JPH0219169Y2 (ja)
JPS62659Y2 (ja)
JPH0717327Y2 (ja) 水中眼鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10