JP2879210B2 - 水中眼鏡用アイカップ - Google Patents

水中眼鏡用アイカップ

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JP2879210B2 JP3319897A JP3319897A JP2879210B2 JP 2879210 B2 JP2879210 B2 JP 2879210B2 JP 3319897 A JP3319897 A JP 3319897A JP 3319897 A JP3319897 A JP 3319897A JP 2879210 B2 JP2879210 B2 JP 2879210B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中眼鏡用アイカ
ップに関し、特に、カップ本体と弾性パッドの連結構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水中眼鏡は、例えば、二眼式の水
中眼鏡の場合、一対のアイカップの内側端部を連結バン
ドで連結すると共に、ゴムベルトから成る装着ベルトの
両端をそれぞれアイカップの外側端に取付けたものが公
知である。
【0003】実用新案登録第2512493号公報に示
された公知のアイカップは、前面のレンズ部の周縁から
後方に周壁部を延設すると共に、該周壁部の延長端近傍
に外周側に開口する嵌合溝を周方向に形成したカップ本
体と、前記周壁部に装着されると共に前記嵌合溝に嵌着
される嵌合突条を形成した環状の弾性パッドとから成
る。
【0004】従って、弾性パッドは、カップ本体に対し
て着脱自在である。即ち、弾性パッドをカップ本体に装
着する際は、環状の弾性パッドを広げつつ該パッドの嵌
合突条をカップ本体の嵌合溝に嵌着し、嵌合溝の全周に
亘り嵌合突条を嵌着することにより装着作業を終える。
一方、弾性パッドをカップ本体から取外す際は、弾性パ
ッドの一部を引張り、嵌合突条の一部をカップ本体の嵌
合溝から引き抜けば、以後は嵌合突条が全周に向けて嵌
合溝から容易に抜き出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した公知のアイカ
ップは、嵌合溝をカップ本体の全周に亘り形成すると共
に、嵌合突条を弾性パッドの全周に亘り設けており、こ
のように周方向にエンドレスに形成された嵌合溝と嵌合
突条を嵌着せしめる構成であるため、弾性パッドをカッ
プ本体に装着する際や、装着した後において、弾性パッ
ドがカップ本体の周方向に位置ずれしてしまう虞れがあ
り、更には、使用中、不慮に脱落する虞れがある。
【0006】即ち、カップ本体は、機能又は意匠を考慮
して、種々の形状にデザインされ、弾性パッドの形状
は、カップ本体のデザインに適合するように設計されて
いるため、弾性パッドとカップ本体は、本来、相互に特
定の位置、特に周方向に定められた位置で装着されなけ
ればならない。ところが、公知のアイカップの場合、前
述のように嵌合溝と嵌合突条を何れも全周に亘りエンド
レスに形成しているので、弾性パッドを弾性変形させな
がらカップ本体に装着するに際し、弾性パッドが周方向
に偏位した位置ずれ状態で装着される虞れがある。ま
た、弾性パッドをカップ本体に対して特定の位置に正し
く装着した場合においても、使用中、弾性パッドがカッ
プ本体の周方向に移動して位置ずれを生じる虞れがあ
る。そして、このような偏位した装着状態で水中眼鏡を
使用すると、嵌合溝と嵌合突条の間における水密性が不
良となり、アイカップに水が浸入する虞れがある。
【0007】更に、公知のアイカップにおいては、使用
中、もしも、嵌合突条の一部がめくれて嵌合溝から抜き
出されると、その部分から嵌合突条が周方向に連鎖して
嵌合溝から容易に脱出してしまう虞れがある。この際、
嵌合溝と嵌合突条が何れも全周に亘りエンドレスに形成
されているので、嵌合突条の連鎖した脱出作用が一挙に
全周に及び、弾性パッドをカップ本体から脱落せしめて
しまう虞れがあり、このような現象が水泳中に起こると
極めて危険である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した水中眼鏡用アイカップを提供するものであり、そ
の第一の手段として構成したところは、前面のレンズ部
の周縁から後方に周壁部を延設すると共に、該周壁部の
延長端近傍に外周側に開口する嵌合溝を周方向に形成し
たカップ本体と、前記周壁部に装着されると共に前記嵌
合溝に嵌着される嵌合突条を形成した環状の弾性パッド
とから成る水中眼鏡用アイカップにおいて、前記嵌合溝
が被係合部により該溝を周方向に断続せしめられる一
方、前記嵌合突条が前記被係合部に係合する係合部を形
成し、弾性パッドの嵌合突条をカップ本体の嵌合溝に嵌
着した状態で、前記被係合部に対する係合部の係合を介
して弾性パッドの周方向移動を阻止するように構成して
成る点にある。
【0009】本発明の実施形態において、前記被係合部
は、嵌合溝に交差して該溝を周方向に断続せしめるリブ
により構成され、前記係合部は、嵌合突条に形成され前
記リブを保持する切欠部により構成される。
【0010】本発明の別の実施形態において、前記被係
合部は、周壁部の延長端から嵌合溝に交差して臨むこと
により該溝を周方向に断続せしめる開放窓により構成さ
れ、前記係合部は、嵌合突条から突出し前記開放窓に進
入する肉盛部により構成される。
【0011】更に、本発明が第二の手段として構成した
ところは、前面のレンズ部の周縁から後方に周壁部を延
設すると共に、該周壁部の延長端近傍に外周側に開口す
る嵌合溝を周方向に形成したカップ本体と、前記周壁部
に装着されると共に前記嵌合溝に嵌着される嵌合突条を
形成した環状の弾性パッドとから成る水中眼鏡用アイカ
ップにおいて、前記カップ本体が、嵌合溝に交差して該
溝の底部近傍を埋めるリブを設けると共に、周壁部の延
長端から前記リブの上方空間に臨む開放窓を形成する一
方、前記弾性パッドが、嵌合突条に前記リブを保持する
切欠部を形成すると共に、前記開放窓に進入する肉盛部
を形成して成り、弾性パッドの嵌合突条をカップ本体の
嵌合溝に嵌着した状態で、前記リブと切欠部の係合並び
に前記開放窓と肉盛部の係合を介して弾性パッドの周方
向移動を阻止するように構成して成る点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳述する。
【0013】(全体的構成)図1は、二眼式の水中眼鏡
を示しており、一側半部だけを図示しているが、左右対
称に一対のアイカップ1、1が配置されていることを諒
解されたい。
【0014】一対のアイカップ1、1は、相互に対向す
る内側端部をゴム等の弾性材から成る連結バンド2によ
り連結されると共に、外側端部にゴム等の弾性材から成
る装着ベルト3の両端を取付けられ、これにより二眼式
の水中眼鏡を構成する。
【0015】各アイカップ1は、透明又は半透明とされ
たポリカーボネートその他の硬質の合成樹脂により一体
成形されたカップ本体4と、天然ゴム又は合成ゴムその
他の弾性材により一体成形された環状の弾性パッド5と
から成り、弾性パッド5をカップ本体4に着脱自在に装
着している。
【0016】図1及び図2に示すように、カップ本体4
は、前面に配置されたレンズ部6の周縁から後方に周壁
部7をスカート状に延設したカップ形態を成し、前記連
結バンド2を挿脱自在に取付けるための連結孔8を形成
した連結ブラケット9を周壁部7の一側部から前面に向
けて突設する一方、他側部に前記装着ベルト3を着脱自
在に取付けるための取付部10を設けている。図例の場
合、取付部10は、装着ベルト3に設けた嵌合片11を
ワンタッチで嵌脱可能とする開口窓により構成されてい
るが、このような構成に限定されるものではない。
【0017】(第1実施形態)図2及び図3に示す第1
実施形態において、カップ本体4は、周壁部7の延長端
近傍において外周側に開口する嵌合溝12を周方向に形
成している。従って、周壁部7は、嵌合溝12を挟んで
前後に厚肉壁7aと薄肉壁7bを形成し、両壁部7a及
び7bにより溝の前後壁を構成する。尚、嵌合溝12
は、周方向に向けて同幅の寸法で延びるが、部分的に幅
寸法を変化させるものでも良い。更に、取付部10の近
傍に臨んで溝12の終端が開放され、その部分において
薄肉壁7bだけを形成するものとしても良い。
【0018】嵌合溝12は、上述した公知技術のような
周壁部7の全周に亘り延びるエンドレスのものではな
く、被係合部13により該溝を周方向において部分的に
断続せしめられている。図例の場合、カップ本体4の上
下に位置する二個所に被係合部13、13を形成してい
るが、二個所以上の複数個所でも良く、或いは、一個所
のみでも良い。
【0019】図2及び図3に示す第1実施形態におい
て、被係合部13は、嵌合溝12に交差して該溝の底部
近傍を埋めるリブ14と、周壁部7の延長端から前記リ
ブ14の上方空間に臨んで形成された開放窓15とから
構成されている。即ち、開放窓15は、リブ14に臨む
薄肉壁7bを切除することにより切欠状に形成されてい
る。この際、切欠状の開放窓15は、図3(B)に示す
ように、切欠底部の幅寸法よりも切欠開放端の幅寸法を
小さくした蟻溝状に形成することが好ましい。
【0020】弾性パッド5は、前記嵌合溝12に嵌着さ
れる嵌合突条16を備えると共に、該嵌合突条16と協
働して薄肉壁7bを抱持する保持壁17を備えた、断面
ほぼU形の環状リム部18を構成し、該環状リム部18
の後方に突出するフィン状の接顔部19を周設してい
る。
【0021】嵌合突条16は、上述した公知技術のよう
に嵌合溝12の全周に亘り延びるエンドレスのものでは
なく、係合部20により該突条を周方向において部分的
に断続せしめられている。蓋し、係合部20は、被係合
部13の位置及び個数に対応して設けられ、該係合部2
0を被係合部13に係合せしめることにより、嵌合突条
16が嵌合溝12の周方向に移動することを阻止する。
【0022】図2及び図3に示す第1実施形態におい
て、係合部20は、前記リブ14を保持するように嵌合
突条16の一部を切除して成る切欠部21と、前記開放
窓15に進入して嵌合せしめられる肉盛部22とから構
成されている。即ち、肉盛部22は、前記切欠部21の
底部から保持壁17に至り弾性パッド5の素材を肉盛り
形成されている。
【0023】そこで、弾性パッド5をカップ本体4に装
着するに際しては、前記係合部20を被係合部13に係
合せしめると共に、嵌合突条16を嵌合溝12に嵌入す
れば良い。この際、係合部20の肉盛部22が被係合部
13の開放窓15に嵌入されると共に、被係合部13の
リブ14が係合部20の切欠部21に嵌入される。切欠
部21及び肉盛部22から成る係合部20は、弾性材に
より弾性パッド5に一体成形されているので、係合部2
0と被係合部13の係合は、弾性的な嵌着を可能にす
る。前述のように開放窓15を蟻溝状に形成し、該開放
窓15に肉盛部22が圧縮されつつ圧入される構成とし
ておけば、肉盛部22が開放窓15により拘束され、該
開放窓15から容易に脱出しない。また、嵌合突条16
を嵌合溝12に圧入した状態で、弾性パッド5の保持壁
17がカップ本体4の薄肉壁7bに弾着され、弾性パッ
ド5とカップ本体4の間における全周に亘る水密保持を
可能にする。
【0024】このため、弾性パッド5をカップ本体4に
装着する際、係合部20と被係合部13の係合により両
者5、4の位置決めを確保できるので、従来のように周
方向に偏位した位置ずれ状態で装着される虞れはない。
【0025】また、弾性パッド5をカップ本体4に装着
した状態においても、係合部20と被係合部13の係合
により、弾性パッド5が周方向に移動することは阻止さ
れているので、使用中、弾性パッド5が周方向に偏位し
つつ位置ずれ状態に移動することはない。
【0026】更に、嵌合溝12に嵌入したはずの嵌合突
条16が一部めくれ等により嵌合溝12から浮き上が
り、その部分から周方向に連鎖して嵌合突条16を嵌合
溝12から浮き上がらせ脱出せしめるように作用した場
合においても、嵌合突条16の脱出方向への連鎖的動作
は、係合部20と被係合部13の係合部分において阻止
される。即ち、嵌合突条16の一部が薄肉壁7bを乗り
越えると、環状弾性パッド5の弾性収縮力により、嵌合
突条16を周方向に波及的に引張り、周方向に向けて嵌
合突条16を連鎖的に引き抜く傾向を生じるが、前記係
合部20と被係合部13の係合部分において嵌合突条1
6の周方向に対する引張力の波及が中断せしめられる。
具体的には、切欠部21により嵌合突条16が周方向に
断続されているので、嵌合突条16それ自体の周方向に
連鎖するめくれ現象が切欠部21の部分において中断さ
れる。また、環状リム部18の周方向に向かう肉厚が肉
盛部22において部分的に厚く形成されているので、嵌
合突条16を連鎖的に引き抜くように作用する環状リム
部18の伸縮性が該肉盛部22の部分で低下し、引張力
の波及を中断せしめる。しかも、肉盛部22を蟻溝状の
開放窓15に嵌入する構成とすれば、該肉盛部22それ
自体の脱落を妨げる。このため、従来のように一挙に弾
性パッド5がカップ本体4から脱落するようなことはな
い。
【0027】(第2実施形態)上記第1実施形態におい
ては、リブ14と開放窓15により被係合部13を構成
し、切欠部21と肉盛部22により係合部20を構成し
たが、図4に示す第2実施形態は、被係合部13をリブ
14のみにより構成し、係合部20を切欠部21のみに
より構成している点において相違する。従って、その他
の構成は、上記第1実施例と同様であり、同一構成部分
には同一符号を付し、上記の説明を援用する。
【0028】そこで、第2実施形態においても、弾性パ
ッド5をカップ本体4に装着するに際し、被係合部13
のリブ14が係合部20の切欠部21に嵌入され、弾性
的な嵌着による係合を行う。そして、嵌合突条16を嵌
合溝12に圧入した状態で、弾性パッド5の保持壁17
がカップ本体4の薄肉壁7bに弾着され、弾性パッド5
とカップ本体4の間における全周に亘る水密保持を可能
ならしめ、更に上記第1実施例と同様の作用を果たす。
【0029】(第3実施形態)図5に示す第3実施形態
は、被係合部13を開放窓15のみにより構成し、係合
部20を肉盛部22のみにより構成している点におい
て、上記第1実施形態と相違する。従って、その他の構
成は、上記第1実施例と同様であり、同一構成部分には
同一符号を付し、上記の説明を援用する。
【0030】そこで、第3実施形態においても、弾性パ
ッド5をカップ本体4に装着するに際し、係合部20の
肉盛部22が被係合部13の蟻溝状の開放窓15に嵌入
され、弾性的な嵌着による係合を行う。そして、嵌合突
条16を嵌合溝12に圧入した状態で、弾性パッド5の
保持壁17がカップ本体4の薄肉壁7bに弾着され、弾
性パッド5とカップ本体4の間における全周に亘る水密
保持を可能ならしめ、更に上記第1実施例と同様の作用
を果たす。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、カップ本体4の嵌合溝
12が被係合部13により該溝を周方向に断続せしめら
れる一方、弾性パッド5の嵌合突条16が前記被係合部
13に係合する係合部20を形成し、前記嵌合突条16
を嵌合溝12に嵌着した状態で、前記被係合部13と係
合部20の係合を介して弾性パッド5の周方向移動を阻
止する構成であるから、弾性パッド5とカップ本体4の
相互において、係合部20と被係合部13による位置決
めを確保することができ、従来のような弾性パッド5が
周方向に偏位した位置ずれ装着状態を生じる虞れはな
く、常に水密性に優れた良好な使用状態を保証できる。
【0032】しかも、嵌合溝12に嵌入したはずの嵌合
突条16が一部めくれ等により嵌合溝12から浮き上が
るような場合においても、嵌合突条16が嵌合溝12か
ら脱出する周方向への連鎖的動作は、係合部20と被係
合部13の係合部分において止まるので、従来のように
一挙に弾性パッド5がカップ本体4から脱落するような
ことはなく、安全な使用を約束できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中眼鏡の実施形態を示してお
り、(A)は一側部を省略して示す正面図、(B)は一
側部を省略して示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るアイカップを示す
分解斜視図である。
【図3】第1実施形態の断面を示しており、(A)は
(C)のA−A線断面図、(B)は(C)のB−B線断
面図、(C)は(B)のC−C線断面図、(D)は
(B)D−D線断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るアイカップを示す
分解斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るアイカップを示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 アイカップ 4 カップ本体 5 弾性パッド 6 レンズ部 7 周壁部 7a 厚肉壁 7b 薄肉壁 12 嵌合溝 13 被係合部 14 リブ 15 開放窓 16 嵌合突条 17 保持壁 20 係合部 21 切欠部 22 肉盛部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面のレンズ部の周縁から後方に周壁部
    を延設すると共に、該周壁部の延長端近傍に外周側に開
    口する嵌合溝を周方向に形成したカップ本体と、前記周
    壁部に装着されると共に前記嵌合溝に嵌着される嵌合突
    条を形成した環状の弾性パッドとから成る水中眼鏡用ア
    イカップにおいて、 前記嵌合溝が被係合部により該溝を周方向に断続せしめ
    られる一方、前記嵌合突条が前記被係合部に係合する係
    合部を形成し、弾性パッドの嵌合突条をカップ本体の嵌
    合溝に嵌着した状態で、前記被係合部に対する係合部の
    係合を介して弾性パッドの周方向移動を阻止するように
    構成して成ることを特徴とする水中眼鏡用アイカップ。
  2. 【請求項2】 前記嵌合溝が交差して該溝を周方向に断
    続せしめるリブにより被係合部を構成する一方、前記嵌
    合突条に形成され前記リブを保持する切欠部により係合
    部を構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の水
    中眼鏡用アイカップ。
  3. 【請求項3】 周壁部の延長端から嵌合溝に交差して臨
    む開放窓により該溝を周方向に断続せしめる被係合部を
    構成する一方、前記嵌合突条から突出し前記開放窓に進
    入する肉盛部により係合部を構成して成ることを特徴と
    する請求項1に記載の水中眼鏡用アイカップ。
  4. 【請求項4】 前面のレンズ部の周縁から後方に周壁部
    を延設すると共に、該周壁部の延長端近傍に外周側に開
    口する嵌合溝を周方向に形成したカップ本体と、前記周
    壁部に装着されると共に前記嵌合溝に嵌着される嵌合突
    条を形成した環状の弾性パッドとから成る水中眼鏡用ア
    イカップにおいて、 前記カップ本体が、嵌合溝に交差して該溝の底部近傍を
    埋めるリブを設けると共に、周壁部の延長端から前記リ
    ブの上方空間に臨む開放窓を形成する一方、 前記弾性パッドが、嵌合突条に前記リブを保持する切欠
    部を形成すると共に、前記開放窓に進入する肉盛部を形
    成して成り、 弾性パッドの嵌合突条をカップ本体の嵌合溝に嵌着した
    状態で、前記リブと切欠部の係合並びに前記開放窓と肉
    盛部の係合を介して弾性パッドの周方向移動を阻止する
    ように構成して成ることを特徴とする水中眼鏡用アイカ
    ップ。
JP3319897A 1997-01-30 1997-01-30 水中眼鏡用アイカップ Expired - Lifetime JP2879210B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131326A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Tabata Co Ltd スイミングゴーグル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131326A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Tabata Co Ltd スイミングゴーグル

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