JP2512493Y2 - 水中めがね用アイカップ - Google Patents
水中めがね用アイカップInfo
- Publication number
- JP2512493Y2 JP2512493Y2 JP1991059453U JP5945391U JP2512493Y2 JP 2512493 Y2 JP2512493 Y2 JP 2512493Y2 JP 1991059453 U JP1991059453 U JP 1991059453U JP 5945391 U JP5945391 U JP 5945391U JP 2512493 Y2 JP2512493 Y2 JP 2512493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall portion
- face
- mounting
- peripheral wall
- contact pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中めがねに採用さ
れ、着用者の眼部を保護するアイカップに関するもので
ある。
れ、着用者の眼部を保護するアイカップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】水中めがねとして、例えば、実公平1−
36505 号公報に記載のものがあり、これは左右一対のア
イカップを連結帯により連結すると共に、各アイカップ
の非対向側端部にアイカップ装着用のゴムベルトの端部
を接続して成るものである。前記アイカップは前面にレ
ンズ部を備えると共に、該レンズ部の周縁から後方に周
壁部が突設されている。そして、図5に示すように、ア
イカップの成形が金型の関係上容易で、且つ、ゴム製接
顔パッドの着脱が容易で外れ難いことを企図して、アイ
カップの周壁部21の後端側周壁部に、該周壁部21の外方
側に突出する取付壁22を全周に亘って一体形成し、この
取付壁22に、顔面に接当する接顔パッド23の断面コ字形
嵌合部24の溝部25を嵌脱自在に嵌合させることで、該接
顔パッド23をアイカップに装着したものがある。
36505 号公報に記載のものがあり、これは左右一対のア
イカップを連結帯により連結すると共に、各アイカップ
の非対向側端部にアイカップ装着用のゴムベルトの端部
を接続して成るものである。前記アイカップは前面にレ
ンズ部を備えると共に、該レンズ部の周縁から後方に周
壁部が突設されている。そして、図5に示すように、ア
イカップの成形が金型の関係上容易で、且つ、ゴム製接
顔パッドの着脱が容易で外れ難いことを企図して、アイ
カップの周壁部21の後端側周壁部に、該周壁部21の外方
側に突出する取付壁22を全周に亘って一体形成し、この
取付壁22に、顔面に接当する接顔パッド23の断面コ字形
嵌合部24の溝部25を嵌脱自在に嵌合させることで、該接
顔パッド23をアイカップに装着したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、接顔パッド23取付用の取付壁22がアイカップの周
壁部21外面から外方側に大きく突出しており、したがっ
て、接顔パッド23も周壁部21から大きく突出することと
なり、水泳時において、水から受ける抵抗が大であっ
た。
ては、接顔パッド23取付用の取付壁22がアイカップの周
壁部21外面から外方側に大きく突出しており、したがっ
て、接顔パッド23も周壁部21から大きく突出することと
なり、水泳時において、水から受ける抵抗が大であっ
た。
【0004】また、接顔パッド23の嵌合部24の前壁部が
めくれ易く、接顔パッド23の材料の劣化によって、接顔
パッド23が周方向にずれ動くまたは外れる惧れのあるも
のであり、シール性も低下する。そこで本考案は、水の
抵抗低減、接顔パッドの嵌合部の前壁部のめくれ防止に
よる接顔パッドの周方向のずれ動きまたは外れ防止、シ
ール性の向上を企図した水中めがね用アイカップを提供
することを目的とする。
めくれ易く、接顔パッド23の材料の劣化によって、接顔
パッド23が周方向にずれ動くまたは外れる惧れのあるも
のであり、シール性も低下する。そこで本考案は、水の
抵抗低減、接顔パッドの嵌合部の前壁部のめくれ防止に
よる接顔パッドの周方向のずれ動きまたは外れ防止、シ
ール性の向上を企図した水中めがね用アイカップを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、前面のレンズ部2 の周
縁から後方に周壁部3 を突設し、この周壁部3 の後端側
に接顔パッド取付用の取付壁8 を備えた水中めがね用ア
イカップにおいて、前記周壁部3 の後端側に、外面から
周壁部3 内方側に向けて凹設された周溝6を周方向全周
に亘って形成し、この周溝6 の後面を構成する壁部が接
顔パッド取付用の取付壁8 とされている点にある。
するために講じた技術的手段は、前面のレンズ部2 の周
縁から後方に周壁部3 を突設し、この周壁部3 の後端側
に接顔パッド取付用の取付壁8 を備えた水中めがね用ア
イカップにおいて、前記周壁部3 の後端側に、外面から
周壁部3 内方側に向けて凹設された周溝6を周方向全周
に亘って形成し、この周溝6 の後面を構成する壁部が接
顔パッド取付用の取付壁8 とされている点にある。
【0006】
【作用】アイカップの周壁部3 の後端側に、外面から周
壁部3 内方側に向けて凹設された周溝6 の後面を構成す
る壁部が、接顔パッド取付用の取付壁8 とされていて、
該取付壁8 は周壁部3 外面から大きく突出することはな
く、したがって、接顔パッドも周壁部3 外面から大きく
突出しなく、水の抵抗が低減される。
壁部3 内方側に向けて凹設された周溝6 の後面を構成す
る壁部が、接顔パッド取付用の取付壁8 とされていて、
該取付壁8 は周壁部3 外面から大きく突出することはな
く、したがって、接顔パッドも周壁部3 外面から大きく
突出しなく、水の抵抗が低減される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1乃至図4に示す
図面に基づいて説明する。図面において、1 は水中ねが
ね用のアイカップで、透明又は半透明のポリカーボネイ
ト等の合成樹脂で一体形成される。このアイカップ1
は、前面の平板状レンズ部2と、このレンズ部2 の周縁
から後方に突出する周壁部3 とを備えて成る。この周壁
部3 の左右一側には、連結帯接続用の接続部4 が突設さ
れ、他側には、アイカップ1 装着用のゴムベルトの端部
を取付けるベルト取付部5 が形成されている。そして、
水中めがねを構成するにあたっては、前記アイカップ1
が左右一対用意されて、連結帯で連結される。
図面に基づいて説明する。図面において、1 は水中ねが
ね用のアイカップで、透明又は半透明のポリカーボネイ
ト等の合成樹脂で一体形成される。このアイカップ1
は、前面の平板状レンズ部2と、このレンズ部2 の周縁
から後方に突出する周壁部3 とを備えて成る。この周壁
部3 の左右一側には、連結帯接続用の接続部4 が突設さ
れ、他側には、アイカップ1 装着用のゴムベルトの端部
を取付けるベルト取付部5 が形成されている。そして、
水中めがねを構成するにあたっては、前記アイカップ1
が左右一対用意されて、連結帯で連結される。
【0008】アイカップ1 の周壁部3 の肉厚は、比較的
厚肉に形成されていて、該周壁部3の後端側には、周壁
部3 全周に亘って外面から周壁部3 内方側に向けて凹設
された周溝6 が形成されている。この周溝6 の後面を構
成する壁部が接顔パッド7 取付用の取付壁8 とされてい
る。そして、アイカップ1 には、図1仮想線で示すよう
な従来と同様の接顔パッド7 が装着され、この接顔パッ
ド7 のコ字形嵌合部9の前部壁を周壁部3 の周溝6 に挿
入して、嵌合部9 の溝部10を取付壁8 に嵌合させること
で、接顔パッド7 がアイカップ1 に装着される。なお、
前記アイカップ1 に装着される接顔パッド7 の形状は、
図例のものに限られることなく、取付壁8 に嵌合する溝
部10を備えたものであれば、如何なる形状のものでもよ
い。
厚肉に形成されていて、該周壁部3の後端側には、周壁
部3 全周に亘って外面から周壁部3 内方側に向けて凹設
された周溝6 が形成されている。この周溝6 の後面を構
成する壁部が接顔パッド7 取付用の取付壁8 とされてい
る。そして、アイカップ1 には、図1仮想線で示すよう
な従来と同様の接顔パッド7 が装着され、この接顔パッ
ド7 のコ字形嵌合部9の前部壁を周壁部3 の周溝6 に挿
入して、嵌合部9 の溝部10を取付壁8 に嵌合させること
で、接顔パッド7 がアイカップ1 に装着される。なお、
前記アイカップ1 に装着される接顔パッド7 の形状は、
図例のものに限られることなく、取付壁8 に嵌合する溝
部10を備えたものであれば、如何なる形状のものでもよ
い。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、アイカップの周壁部3
の後端側に、外面から周壁部3 内方側に向けて凹設され
た周溝6 を周方向全周に亘って形成し、この周溝6 の後
面を構成する壁部が接顔パッド取付用の取付壁8 とされ
ていて、取付壁8 は、従来のようにアイカップの周壁外
面から大きく突出されなく、したがって、取付壁8 に取
付けられる接顔パッドも周壁部3 外面からあまり突出し
ないこととなり、水の抵抗を低減でき、しかも、取付壁
8 に嵌合する接顔パッドの溝部の前面を構成する前部壁
は周溝6 に挿入状とされるので、水密性が向上すると共
に、接顔パッドの前記前部壁がめくれる惧れがなく、接
顔パッドが外れ難いという利点も奏する。
の後端側に、外面から周壁部3 内方側に向けて凹設され
た周溝6 を周方向全周に亘って形成し、この周溝6 の後
面を構成する壁部が接顔パッド取付用の取付壁8 とされ
ていて、取付壁8 は、従来のようにアイカップの周壁外
面から大きく突出されなく、したがって、取付壁8 に取
付けられる接顔パッドも周壁部3 外面からあまり突出し
ないこととなり、水の抵抗を低減でき、しかも、取付壁
8 に嵌合する接顔パッドの溝部の前面を構成する前部壁
は周溝6 に挿入状とされるので、水密性が向上すると共
に、接顔パッドの前記前部壁がめくれる惧れがなく、接
顔パッドが外れ難いという利点も奏する。
【図1】図3のA−A線矢視断面図である。
【図2】アイカップの平面図である。
【図3】アイカップの正面図である。
【図4】アイカップの斜視図である。
【図5】従来例の接顔パッド取付部分を示す断面図であ
る。
る。
2 レンズ部 3 周壁部 6 周溝 8 取付壁
Claims (1)
- 【請求項1】 前面のレンズ部(2) の周縁から後方に周
壁部(3) を突設し、この周壁部(3) の後端側に接顔パッ
ド取付用の取付壁(8) を備えた水中めがね用アイカップ
において、 前記周壁部(3) の後端側に、外面から周壁部(3) 内方側
に向けて凹設された周溝(6) を周方向全周に亘って形成
し、この周溝(6) の後面を構成する壁部が接顔パッド取
付用の取付壁(8) とされていることを特徴とする水中め
がね用アイカップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059453U JP2512493Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 水中めがね用アイカップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059453U JP2512493Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 水中めがね用アイカップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648715U JPH0648715U (ja) | 1994-07-05 |
JP2512493Y2 true JP2512493Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=13113739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991059453U Expired - Lifetime JP2512493Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 水中めがね用アイカップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512493Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083539A (ja) | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Yamamoto Kogaku Co Ltd | スイミングゴーグル |
JP6293654B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2018-03-14 | 株式会社タバタ | スポーツ用ゴーグル |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5889283A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-27 | 吉井 一 | 水中眼鏡の製造方法 |
JPS6031714U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-04 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気ヘツド |
JPS6235505U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-02 | ||
JPH0242306Y2 (ja) * | 1986-03-11 | 1990-11-09 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP1991059453U patent/JP2512493Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648715U (ja) | 1994-07-05 |
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