JP3242046B2 - 水中メガネ - Google Patents

水中メガネ

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JP3242046B2
JP3242046B2 JP27482697A JP27482697A JP3242046B2 JP 3242046 B2 JP3242046 B2 JP 3242046B2 JP 27482697 A JP27482697 A JP 27482697A JP 27482697 A JP27482697 A JP 27482697A JP 3242046 B2 JP3242046 B2 JP 3242046B2
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春雄 川島
正司 藤原
俊二 深沢
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Tabata Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B33/00Swimming equipment attachable to the head, e.g. swim caps or goggles
    • A63B33/002Swimming goggles
    • A63B33/004Swimming goggles comprising two separate lenses joined by a flexible bridge

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着者の眼部を保
護する水中メガネに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平6−48715に開示された水中
メガネは、水中メガネ用アイカップの周壁部の後端側に
外面から周壁部内方側に向けて凹設された周溝を周方向
全周に亘って形成し、この周溝の後面を構成する壁部を
接顔パッド取付用の取付壁にしている。この周溝の幅
は、ここに嵌合するパッド前端縁部の厚みとほぼ同じに
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開平6−48715
に開示された水中メガネは、水中メガネ用アイカップの
後端部の周溝にパッド前端縁部が嵌合し、周溝の後面を
構成する壁部の外側にパッド後端縁部である接顔部が当
接すると、メガネ着用時のパッドの変形は接顔部のみに
限られ、その部分は壁部を境にしたパッド前端縁部に及
ばないから、クッション性に乏しいものになりがちであ
る。このような傾向は、パッドがシリコンゴム製の中実
のものである場合に顕著になる。特に、着用者の目頭や
目尻付近でアイカップの周り方向の曲率が小さくなり、
周壁が急カーブを画いているような場合には、ヘッドバ
ンドを締めたときに目頭や目尻にアイカップが強く当た
って着用感を阻害するという恐れがある。
【0004】本発明は、前記問題を解決することができ
る水中メガネの提供を課題とする。つまり、接顔パッド
のクッション性を向上させることが可能な水中メガネの
提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、以下の手段を採用した。
【0006】本発明は、前面レンズ部、前記前面レンズ
部の周縁部から後方へ延びる環状の周壁及び前記周壁の
後端部周囲に沿って延在し前記周壁の径方向外方へ延出
するフランジから構成される左右一対のアイカップと、
互いに離間する環状の前端縁部、後端縁部及び前記前後
端縁部間に介在する外周縁部で前記パッドの内周に凹溝
が形成され、前記凹溝に前記フランジの全周が嵌合する
環状のクッションパッドと、前記アイカップの内端部を
互いに連結する鼻ベルトと、前記アイカップの外端部の
間に延在するヘッドバンドとを有する水中メガネの改良
にある。
【0007】本発明に係る改良は、前記周壁周囲のう
ちの前記外端部を除く部分において、前記フランジの前
面から前方へ所要寸法だけ離間している前記周壁の部位
の肉厚が、前記部位と対向している前記フランジの部位
の前記周壁からの延出寸法よりも所要寸法だけ大きく形
成されており、かつ、前記外端部において前記周壁の
肉厚が、前記フランジ近傍の肉厚とほぼ同じであるか
または小さく形成されているとともに、前記凹溝が形成
されておらず、前記周壁周囲の前記外端部において
前記パッドが、前記アイカップの前面方向へ露出してい
る一方、前記周壁周囲の前記外端部を除く部分におい
て、前記内外端部間の少なくとも中間部分における前記
凹溝の底の肉厚が、前記周壁の前記所要寸法と実質的に
同じであるかまたはその寸法よりも小さく形成されてい
ることにより、前記パッドの前端縁部が、前記アイカッ
の前面方向において非露出状態にあることを特徴とす
【0008】また、この発明の実施態様において、前記
外端部における前記パッドの前記凹溝の底面の肉厚が、
前記外端部以外の部分のそれよりも厚く形成され、前記
端部における前記パッドの前記凹溝の底面の肉厚が、
前記周壁の前記内端部における前記所要寸法よりも大き
く形成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る水中メガネ1を図に
基づいて具体的に説明する。
【0010】図1は、水中メガネ1の斜視図である。た
だし、左右対称に配置されている一対のアイカップ2,
2の一方には、クッションパッドが嵌合され、他方には
パッドが嵌合されていない。なお、符号は、左右同一で
あるため一方の符号のみを用いて説明する。
【0011】図において、水中メガネ1は、透明または
半透明のポリカーボネイト等からなる合成樹脂製のアイ
カップ2と、アイカップ2どうしを周壁2bの内端部B
において連結する鼻ベルト4と、アイカップ2どうしを
周壁2bから後方へ延出するアーム2dの延出端部にお
いて連結するヘッドバンド5で構成する。
【0012】アイカップ2は、前面に位置する前面レン
ズ2aと、前面レンズ2aの周縁部から後方に延びる環
状の周壁2bと、周壁2bの後端部周囲に形成し、周壁
2bの径方向外方へ延出したフランジ2cと、周壁2b
の後端部の全周に離脱可能に嵌合される環状の柔軟弾性
材料からなるクッションパッド3を有する。
【0013】アイカップ2の内端部Bの上下方向のほぼ
中央には、鼻ベルト4接続用の接続部6を前面レンズ2
aからさらに前方へ突出させて設けている。周壁2bの
左右方向におけるほぼ中央の上下部のそれぞれからは、
外端部A方向へ2条のアーム2d,2dが延出し、それ
らアーム2d,2dが結合して一体となった先端部2e
では、上下方向に延びる透孔2f(図2参照)にヘッド
バンド5が挿通されている。
【0014】図2は、図1においてアイカップ2を上方
から見たときの側面図である。ただし、パッド3の図示
が省略されている。
【0015】図において、周壁2bの後端部は、目尻か
ら目頭にかけての眼部周辺の形状に合わせるように外端
部Aと内端部Bとの間を湾曲させている。周壁2bの後
端部全周には、パッド3を取り付けるためのフランジ2
cを形成している。アーム2dは、フランジ2cと並行
するように外端部Aに向かって湾曲させ、周壁2bの外
面との間が所要寸法離間している。
【0016】図3は、パッド3の部分破断正面図であ
る。図において、パッド3は、内周の全体に凹溝7を形
成し、凹溝7を挟んで、前端縁部3dと後端縁部3fと
がある。前後端縁部3d,3fは、凹溝7の底を形成し
ている部位3aを介してつながっている。後端縁部3f
は、着用者に当接する接顔部である。アイカップ2の周
壁2bの外端部Aとその近傍に位置させたパッド3の部
位3aの肉厚は、外端部A以外の部位3aの肉厚よりも
厚く形成されている。周壁2bの外端部Aとその近傍で
は、アイカップ2の前面方向へパッド3が露出している
(図1,5参照)。
【0017】図4は、図1のIV−IV線による矢視図
であるが、ヘッドバンド5の図示が省略してある。周壁
2bは、前面レンズ2aから後方に向かって肉厚が増
し、フランジ2cの前面から前方へ所要距離dだけ離れ
ている部位における周壁2bの肉厚が、フランジ2cの
頂部2hを所要寸法だけ超えるように形成されている。
パッド3をフランジ2cに嵌合すると、フランジ2cの
前面に位置している凹溝7にパッド3の前端縁部3dが
嵌入する。
【0018】図4において、パッド3の凹部の断面形状
は、部位3aの肉厚eとフランジ2cの延出寸法との和
と、周壁2bの肉厚とがほぼ等しくなるように形成され
ているので、周壁2bの内外端部A,B間の中央部分で
は、パッド3の前端縁部3dが周壁2bで覆われ、アイ
カップ2の前面方向から見ると非露出状態にある。周壁
2bの周面とパッド3の外周縁部3eとが段差なく滑ら
かに接続していることで、当該接続部位において水の流
れを乱すことがない。
【0019】図5は、図1のV−V線による断面を示す
図であるが、鼻ベルト4とヘッドバンド5との図示が省
略されている。外端部Aにおけるフランジ2cの前方に
は、凹溝7が形成されておらず、パッド3の前端縁部3
dがアイカップ2の前方から見ると露出している。水中
メガネを着用して、パッド3の後端縁部3fが顔面によ
って押圧されると、外端部Aでは、後端縁部3fが比較
的自由に前方へ動いて、後端縁部3fのクッション性を
高めるように作用する。外端部Aにおいて、パッド3の
部位3aの肉厚eを特に厚くしておけば、クッション性
を一層高めることができる。
【0020】内端部Bにおけるパッド3の部位3aの肉
厚eは、周壁2bの厚みよりも厚く形成されていて、一
部分が周壁2bの外へ出ているから、その出ている部分
は、周壁2bに拘束されることが少なく、比較的良好な
クッション性を発揮する。ただし、この発明は、内端部
Bにおける肉厚eをこのように厚くしなくても実施可能
ではある。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る水中メガネによれば、アイ
カップの外端部において、パッドは比較的容易に弾性変
形するからパッドのクッション性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】水中メガネの部分斜視図。
【図2】アイカップの側面図。
【図3】パッドの部分破断正面図。
【図4】図1のIV−IV線による矢視断面図。
【図5】図1のV−V線による矢視切断面図。
【符号の説明】
1 水中メガネ 2 アイカップ 2a 前面レンズ 2b 周壁 2c フランジ 3 クッションパッド 4 鼻ベルト 5 ヘッドバンド7 凹溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−144556(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 33/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面レンズ部(2a)、前記前面レンズ
    部(2a)の周縁部から後方へ延びる環状の周壁(2
    d)及び前記周壁(2d)の後端部周囲に沿って延在し
    前記周壁(2d)の径方向外方へ延出するフランジ(2
    c)から構成される左右一対のアイカップ(2)と、互
    いに離間する環状の前端縁部(3d)、後端縁部(3
    f)及び前記前後端縁部(3d,3f)間に介在する外
    周縁部(3e)で前記パッド(3)の内周に凹溝(7)
    が形成され、前記凹溝(7)に前記フランジ(2c)の
    全周が嵌合する環状のクッションパッド(3)と、前記
    アイカップ(2)の内端部(B)を互いに連結する鼻ベ
    ルト(4)と、前記アイカップ(2)の外端部(A)の
    間に延在するヘッドバンド(5)とを有する水中メガネ
    において、 前記 周壁(2d)の周囲のうちの前記外端部(A)を除
    く部分において、前記フランジ(2c)の前面から前方
    へ所要寸法dだけ離間している前記周壁(2d)の部位
    の肉厚が、前記部位と対向している前記フランジ(
    c)の部位の前記周壁(2d)からの延出寸法よりも所
    要寸法だけ大きく形成されており、かつ、前記外端部
    A)において前記周壁(2d)の肉厚が、前記フラ
    ンジ(2c)の近傍の肉厚とほぼ同じであるかまたは小
    さく形成されているとともに、前記凹溝(7)が形成さ
    れておらず、 前記周壁(2d)の周囲の前記外端部(A)において
    前記パッド(3)が、前記アイカップ(2)の前面方向
    へ露出している一方、前記周壁(2d)の周囲の前記
    端部(A)を除く部分において、前記内外端部(B,
    A)間の少なくとも中間部分における前記凹溝(7)
    底の肉厚が、前記周壁(2d)の前記所要寸法と実質的
    に同じであるかまたはその寸法よりも小さく形成されて
    いることにより、前記パッド(3)の前端縁部(3d)
    が、前記アイカップ(2)の前面方向において非露出状
    態にあることを特徴とする前記水中メガネ。
  2. 【請求項2】 前記外端部(A)における前記パッド
    3)の前記凹溝(7)の底面の肉厚が、前記外端部
    (A)以外の部分のそれよりも厚く形成されている請求
    項1記載の水中メガネ。
  3. 【請求項3】 前記内端部(B)における前記パッド
    (3)の前記凹溝(7)の底面の肉厚が、前記周壁(2
    d)の前記内端部における前記所要寸法よりも大きく形
    成されている請求項1または請求項2記載の水中メガ
    ネ。
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CN98219977U CN2343605Y (zh) 1997-10-07 1998-10-07 游泳防护镜
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