JP3352162B2 - 画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法

Info

Publication number
JP3352162B2
JP3352162B2 JP19009193A JP19009193A JP3352162B2 JP 3352162 B2 JP3352162 B2 JP 3352162B2 JP 19009193 A JP19009193 A JP 19009193A JP 19009193 A JP19009193 A JP 19009193A JP 3352162 B2 JP3352162 B2 JP 3352162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image processing
forming apparatus
image forming
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19009193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0746358A (ja
Inventor
洋一 宝木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP19009193A priority Critical patent/JP3352162B2/ja
Priority to US08/281,009 priority patent/US6621922B2/en
Priority to ES94305643T priority patent/ES2152967T3/es
Priority to DE69426509T priority patent/DE69426509T2/de
Priority to EP94305643A priority patent/EP0637165B1/en
Publication of JPH0746358A publication Critical patent/JPH0746358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3352162B2 publication Critical patent/JP3352162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理システム、電子
機器、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー複写機・カラープリンタの
性能向上に伴って、これを不正利用して紙幣・有価証券
等の偽造を行うという犯罪が発生している。
【0003】こうした犯罪の防止のために複写機の機材
番号等を特定できる情報をプリント画像に付加する技術
が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来はプリンタに、前記、識別情報を付加する機能が備わ
っているか否かを精度よく検出する手段が提供されてい
なかった。
【0005】そのため、イメージスキャナ、コンピュー
タ等の電子機器からプリンタに、画像データを転送し
て、プリントする場合、プリント物に前述の識別情報が
付加されているという保証が必ずしもなかった。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、確実に像形成物
に識別情報を付加することができる画像処理システム、
電子機器、画像処理装置及び画像処理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本出願の第1の発明の画像処理システムは、電子機器
から像形成装置に画像データを転送する画像処理システ
ムであって、前記像形成装置が識別情報を付加する機能
を有しているか否かを、前記電子機器から前記像形成装
置に対し、認証する手段を設けたことを特徴とする。
【0008】又、本出願の第2の発明の電子機器は、像
形成装置に電子データを転送する電子機器であって、像
形成装置が特定の識別情報を有しているかを、該像形成
装置に対し、認証する手段を設けたことを特徴とする。
又、本出願の第3の発明の画像処理装置は、画像形成装
置に画像データを出力する画像処理装置であって、前記
画像形成装置に画像データに対して所定の情報を付加す
る機能を有しているか否かを認証する認証手段と、前記
認証手段の認証結果より前記画像形成装置が前記所定の
情報を付加する機能を有している場合、画像データを前
記画像形成装置に出力する出力手段とを有することを特
徴とする。又、本出願の第4の発明の画像処理装置は、
画像形成装置に画像データを出力する画像処理装置にお
ける画像処理方法であって、前記画像形成装置に画像デ
ータに対して所定の情報を付加する機能を有しているか
否かを認証し、前記認証結果より前記画像形成装置が前
記所定の情報を付加する機能を有している場合、画像デ
ータを前記画像形成装置に出力することを有することを
特徴とする。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下、好ましい実施例に基づ
き、本発明を詳細に説明する。
【0010】以下の実施例では本発明の適用例として複
写機の例が示されるが、これに限るものではなく、他の
種々の装置に適用できることはもちろんである。
【0011】(イメージスキャナ)図1は、イメージス
キャナ部201及びプリンタ202の信号の流れを示す
ブロック図である。
【0012】同図において、210−1、210−2、
210−3はそれぞれ、レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の分光感度特性をもつCCD(固
体撮像素子)センサであり、A/D変換された後にそれ
ぞれ8ビット出力0〜255の信号が出力される。
【0013】本実施例において用いられるセンサ210
−1、210−2、210−3は、一定の距離を隔てて
配置されている為、ディレイ素子401及び402にお
いてその空間的ずれが補正される。
【0014】403、404、405はlog変換器で
あり、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより
構成され、輝度信号を濃度信号に変換する。406は公
知のマスキング及びUCR(下色除去)回路であり、詳
しい説明は省略するが、入力された3信号により、出力
のためのマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ
(Y)、ブラック(Bk)の各信号各読み取り動作の度
に、面順次に所定のビット長たとえば8ビットで出力さ
れる。
【0015】ここで、CNO信号は、2ビットの面順次
信号であり、4回の転写動作の順番を表1の如くに示す
制御信号であり、マスキング/UCR回路406の動作
条件を切り替える。
【0016】
【表1】
【0017】407は、公知の空間フィルタ回路であ
り、出力信号の空間周波数の補正を行う。408は、濃
度変換手段であり、プリンタ部202のもつ濃度特性を
補正するものであり、403〜405のlog変換器と
同様なROMまたはRAMで構成される。
【0018】410は、図5で後述する識別信号付加回
路である。本回路によって、複写出力にプリンタのシリ
アル番号などの識別情報を記録材上に薄いイエローで付
加することができ、フルカラー複写装置が紙幣等の特定
画像を複写する等の悪用された場合、機材を特定するこ
とが可能となる。
【0019】450は、イメージスキャナ201の画像
信号処理及びプリンタの認証処理を行うマイクロプロセ
ッサである。本構成のように、画像信号処理回路の制御
と、プリンタ202に対する認証処理とを同一のマイク
ロプロセッサで行うことにより、もしマイクロプロセッ
サ450へのクロック供給を停止する等、認証処理の改
変を試みた場合、画像信号処理回路の制御機能も動作し
なくなり、装置の改造に対する強度を増すことが可能と
なる。
【0020】ROM451はマイクロプロセッサ450
のプログラムが格納されているリードオンリメモリであ
る。
【0021】RAM452はマイクロプロセッサ452
がワークエリアとして用いるランダムアクセスメモリで
ある。
【0022】マイクロプロセッサ460は、プリンタ2
02の画像信号処理及び、認証処理を行うマイクロプロ
セッサである。マイクロプロセッサ450と同様に、画
像信号処理回路の制御と認証処理を同一のマイクロプロ
セッサで行うことで、装置の改造に対する強度を増すこ
とができる。
【0023】(装置概観)図2に、本発明の第1の実施
例の装置概観図を示す。図2において、201はイメー
ジスキャナ部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号
処理を行う部分である。また202は、プリンタ部であ
り、イメージスキャナ201によって読み取られた原稿
画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリントする
部分である。
【0024】イメージスキャナ201において、200
は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)20
3上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラー
206、207、208に導かれ、レンズ209によっ
て、3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結
び、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)成分として信号処理部211に送られる。な
お、205、206は速度vで、207、208は速度
1/2vでラインセンサの電気的走査(主走査)方向に
対して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面
を走査(副走査)され、信号処理部211に送られる。
【0025】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号は、一端画像メモリに蓄積された後に、電気
的に処理され、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ
(Y)、ブラック(Bk)の各成分に分解され、プリン
タ部202に送られる。また、イメージスキャナ201
における一回の原稿走査で読み込まれた画像データにつ
いて、4回の読み出し動作が行われ、それぞれ画像処理
によってM、C、Y、Bkのうちひとつの成分が生成さ
れプリンタ部202に送られ、計4回の読み出し及び処
理によって、一回のプリントアウトが完成する。
【0026】イメージスキャナ部201より送られてく
るM、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザードライバ
ー212に送られる。レーザードライバー212は、送
られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を変
調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、f
−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム2
17上を走査する。
【0027】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロ現像部221、
ブラック現像部222より構成され、4つの現像部が交
互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成され
た静電現像をトナーで現像する。
【0028】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用
紙に転写する。
【0029】この様にして、M、C、Y、Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0030】図3はプリンタ202側が、識別信号付加
機能を有していることをイメージスキャナ201が認証
する処理を説明するフローチャートである。
【0031】この処理では、識別信号付加機能を有して
いるプリンタのみに、付与される秘密情報Tをプリンタ
が保有しているということを、イメージスキャナから確
認することにより認証機能を実現する。
【0032】その際、いわゆる「ゼロ知識対話証明」と
呼ばれる手法を用いることにより、秘密情報Tを伝送路
上にのせることなく、プリンタ202側が秘密情報Tを
保有しているということを確認できるため安全な認証動
作が実現できる。
【0033】図3において301〜310は、イメージ
スキャナ201のマイクロプロセッサ450の動作に関
するフローチャートである。
【0034】320〜329は、プリンタ202のマイ
クロプロセッサ460の動作に関するフローチャートで
ある。
【0035】301において、マイクロプロセッサ45
0は、認証開始コード(例えばコード)をマイクロプロ
セッサ460に送出する。
【0036】マイクロプロセッサ460は、認証開始コ
ードを受信すると、321において乱数Rmを発生さ
せ、322においてX=Rm 2modnを計算して、マイ
クロプロセッサ450に送出する。ここでnは、あらか
じめ定められた大きな合成数(大きな素数の積)であ
る。マイクロプロセッサ450は303において、受信
したXデータを内部のRAMに記憶する。
【0037】304において、乱数Bm を発生させる。
ここでBm は、0または1の値である。305におい
て、Bm のデータをプリンタ側に送出する。
【0038】マイクロプロセッサ460は324、32
5で受信したBm の値が0の時は326、Bm の値が1
の時は327の処理を行う。
【0039】326においてY=Rm のデータを、イメ
ージスキャナ側に送出する。327においてY=TRm
modnの値を、イメージスキャナに送出する。
【0040】ここでTは、識別信号付加機能を有してい
るプリンタのみに付与される秘密情報である。
【0041】306において、前記Yデータを受信した
マイクロプロセッサ450は、307においてYの値の
妥当性を下式によりチェックする。 X=Y2 modn if Bm =0…(1) ZX=Y2 modn if Bm =0…(2) ここでXは、303において、RAMに記憶した数であ
り、ZはZ=T2 modn…(3)である。
【0042】もし受信したYデータが妥当であれば、ま
た301〜309及び320〜328の処理を行う。上
記処理をl回繰り返し全て正常終了した場合、310及
び329で画像データの転送を行う。
【0043】もし307においてYデータが、不適切で
あれば308において、図4で示すエラーメッセージを
表示した後、マイクロプロセッサ450は停止する。
【0044】本処理を行うことにより、マイクロプロセ
ッサ450が受信したYデータが不適切な時は、マイク
ロプロセッサ450の動作を復帰させるのには、必ずイ
メージスキャナ201の電源のオフ/オンを行わねばな
らなくなる。
【0045】(パターン付加回路)図5は第1の実施例
による識別信号付加回路410の構成を示すブロック図
である。同図において、901は副走査カウンタ、90
2は主走査カウンタ、903はルックアップテーブルR
OM(以下「LUT」という)、905はフリップフロ
ップ、913はANDゲート、906はレジスタ、91
0は4tolのセレクタ、911はANDゲート、91
2は加算器をそれぞれ示している。
【0046】ここで、副走査カウンタ901では主走査
同期信号HSYNCを、主走査カウンタ902では画素
同期信号CLKをそれぞれ9ビット幅、即ち512周期
で繰り返しカウントする。更にLUT903は、付加さ
れるべきパターンが保持されている読出し専用メモり
(以下ROM)であり、副走査カウンタ901、主走査
カウンタ902それぞれのカウント値の下位6ビットず
つが入力される。LUT903の出力は、1ビットのみ
が参照され、ANDゲート904によって主走査カウン
タ901及び副走査カウンタ902の上位3ビットずつ
と論理積がとられ、フリップフロップ905にて、CL
K信号で同期をとられ、ANDゲート913において、
2ビットの面順次信号CNO“0”及びCNO“1”の
両方と論理演算が実行され、ANDゲート911に送ら
れる。これはCNO=2、即ち現在イエロ(Y)でプリ
ントされている時のみに有効な信号である(表1参
照)。
【0047】一方、レジスタ906には、予め、P1な
る値が保持されている。ANDゲート913を介したデ
ータは、ANDゲート911でP1と論理積をとられた
後、パターンとして加算器912で入力信号Vに付加さ
れる。加算器912からは、付加結果のV′が出力され
る。従って、CNO=2、即ち現在イエローでプリント
されているときに、LUT903に保持されているパタ
ーンが繰り返し読み出され、出力されるべき信号Vに付
加される。
【0048】ここで、付加するパターンは、人間の目で
識別し難い様に、イエローのトナーのみで付加される
が、これは、人間の目がイエローのトナーで描かれたパ
ターンに対して識別能力が弱いことを利用したものであ
る。
【0049】(複写結果)図6は第1の実施例による複
写結果の一例を示す図である。同図において、1001
で示されているのが付加されたパターンであり、LUT
903に保持されている内容が付加されたパターンであ
る。図6に示す例では、“ABCD”と“1234”と
を副走査方向に並べた構成のパターンが、人間の目には
識別し難いように、64画素×64画素のパターンで付
加され、主走査512画素、副走査512ラインごとに
繰り返される。そこで、このパターンを機械固有の製造
番号もしくは、製造番号を符号化したものとしておくこ
とで、パターンの付加された複写物を鑑定すれば、複写
装置を限定することができる。
【0050】更に、読み取り画像中に、本来複写される
べきでない特定原稿が存在する可能性が高い場合には、
くっきりとしたパターンを付加するというように可能性
に応じた強さでパターンを付加することもできる。
【0051】更に、本実施例においては、パターンを付
加するピッチを主走査512画素(またはライン)ごと
としているが、本実施例では400dpi(dot/i
nch)の解像度であるので、約32.5mmごとにパ
ターンを付加することになる。一方、紙幣(日本銀行
券)の短手方向の幅は約76mmであり、また、主要各
国の紙幣の短手方向の幅も、ほぼ約60mmから120
mmの間にあることから、紙幣が複写された場合には、
必ず、複写された紙幣の内部に必ずこのパターンが付加
されることになる。従って、仮に、紙幣の部分のみが切
りとられて悪用された場合にも、複写物を鑑定し、付加
されたパターンを読み取ることで複写に用いた複写機の
機番を限定することができる。
【0052】(他の実施例)前記第1の実施例では、1
つのマイクロプロセッサで認証処理と、画像信号処理回
路を制御することにより、装置の改変に対する強度を持
たそうとするものであった。本第2の実施例では、図7
で示す701または702の部分を1チップのLSIで
構成することにより、第1の実施例よりも更に装置の改
変に強い、改造対策機能を実現するものである。
【0053】1チップの内部に、演算部と認証機能制御
プログラムを格納したROMを同居させることにより、
外部から認証処理に関する演算処理をトレースすること
ができなくなる。また、画像信号処理回路制御プログラ
ムの少なくとも一部を701たまは702に同居させる
ことにより、改変したROMを内蔵したマイクロプロセ
ッサを接続して動作させようとすると、画像信号処理回
路が正常に動作しなくなる。
【0054】(第3の実施例)図8は、本発明の第3の
実施例を説明する図面である。
【0055】上記、第1、第2の実施例は、イメージス
キャナからプリンタに画像伝送をするものであった。
【0056】本第3の実施例では、コンピュータからプ
リンタに画像伝送を行うものである。
【0057】図8において、800はコンピュータより
画像データを受け取り、プリンタに転送する装置であ
る。
【0058】801は、画像メモリ制御回路803及
び、プリンタ202との間の認証動作を実行するマイク
ロプロセッサである。
【0059】図1のマイクロプロセッサ450の認証動
作と同等の処理を、マイクロプロセッサ801が実行す
る。
【0060】以上説明した本発明の実施例は、画像デー
タを処理する電子機器からプリンタに画像データを転送
する際、プリンタが識別情報を付加する機能を有してい
るか否かを検出する機能を設けることにより、プリント
に識別情報が付加されることを保証しようとするもので
ある。
【0061】更に詳しくは、プリンタが識別情報を付加
する機能を持っている場合のみ付与されるパスワード
(秘密)を、いわゆるゼロ知識対話証明(参考文献:情
報処理学会誌1991年6月号)の手法を用いて、外部
機器より認証し、プリンタが識別情報を付加する機能を
保有していると、外部機器が判断した場合のみ、画像デ
ータの転送をプリンタに対し行うものである。
【0062】本手法(ゼロ知識対話証明)を用いること
により、前記パスワードをデータ転送路上を通すことな
しに、認証することが可能となり、安全・確実な認証機
能が実現できる。
【0063】上記実施例では、ゼロ知識対話証明の手法
を用いて、認証の実施例を説明したが、他の暗号手法
(例えばRSA法)等を用いて、プリンタが特定の秘密
情報を有していることを認証することも当然可能であ
る。
【0064】また、本実施例では、像形成装置の一例と
してプリンタを説明したが、本発明の像形成装置はプリ
ンタに限らずディスプレイでもよい。
【0065】以上説明したように、本実施例に依れば、
プリンタが識別情報付加機能を有しているか否かを、外
部機器より認証する手段を設けることにより、プリント
に識別情報が付加されていることをよりよく保証するこ
とが可能となる。
【0066】また、前記認証動作を実行するマイクロプ
ロセッサを、画像信号処理回路を制御するマイクロプロ
セッサと同一のものにすることにより、悪意の改変に対
し、より強いシステムにする事ができる。
【0067】また、認証動作を実行するプログラムを格
納するROMと、マイクロプロセッサを1チップのLS
Iとして、構成することにより改造に対し、強いシステ
ムを構成することが可能となる。
【0068】
【発明の効果】本発明に依れば、確実に像形成物に識別
情報を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージスキャナ部201及びプリンタ202
の信号の流れを示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例の装置概観図。
【図3】第1の実施例のフローチャート。
【図4】第1の実施例のイメージスキャナ201のエラ
ーメッセージ表示を示す図。
【図5】図1のパターン付加回路410の構成を示すブ
ロック図。
【図6】複写結果の一例を示す図。
【図7】第2の実施例のイメージスキャナ部201及び
プリンタ202の信号の流れを示すブロック図。
【図8】第3の実施例を説明するブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/387 H04N 1/387 // G07D 7/00 G07D 7/00 (56)参考文献 特開 平3−226769(JP,A) 特開 平4−258080(JP,A) 特開 平4−294682(JP,A) 特開 平4−302267(JP,A) 特開 平4−363957(JP,A) 特開 昭62−139462(JP,A) 実開 平2−134770(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/38 - 1/393 B41J 29/00 - 29/70 G06F 3/09 - 3/12

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器から像形成装置に画像データを
    転送する画像処理システムであって、前記像形成装置が
    識別情報を付加する機能を有しているか否かを、前記電
    子機器から前記像形成装置に対し、認証する手段を設け
    たことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 像形成装置に画像データを転送する電子
    機器であって、像形成装置が特定の識別情報を有してい
    るかを、該像形成装置に対し、認証する手段を設けたこ
    とを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記認証とは、前記電子機器と前記像形
    成装置間で任意のデータのやりとりを行い、その結果か
    ら相手装置の特定を行うことを特徴とする請求項1記載
    の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記認証とは、ゼロ知識対話証明である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 画像形成装置に画像データを出力する
    像処理装置であって、 前記画像形成装置に画像データに対して所定の情報を付
    加する機能を有しているか否かを認証する認証手段と、 前記認証手段の認証結果より前記画像形成装置が前記所
    定の情報を付加する機能を有している場合、画像データ
    を前記画像形成装置に出力する出力手段とを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の情報は、前記画像形成装置を
    特定するための情報であることを特徴とする請求項5記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の情報は、人間の目に識別しに
    くいようにように付加されることを特徴とする請求項5
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の情報は、イエロー用いて付加
    されることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像処理装置はコンピュータである
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理装置はスキャナであるこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 画像形成装置に画像データを出力する
    画像処理装置における画像処理方法であって、 前記画像形成装置に画像データに対して所定の情報を付
    加する機能を有しているか否かを認証し、 前記認証結果より前記画像形成装置が前記所定の情報を
    付加する機能を有している場合、画像データを前記画像
    形成装置に出力することを有することを特徴とする画像
    処理方法。
JP19009193A 1993-07-30 1993-07-30 画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Lifetime JP3352162B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19009193A JP3352162B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法
US08/281,009 US6621922B2 (en) 1993-07-30 1994-07-27 Image processing system and electronic apparatuses
ES94305643T ES2152967T3 (es) 1993-07-30 1994-07-29 Sistema para el proceso de imagenes, con funcion de prevencion de falsificaciones.
DE69426509T DE69426509T2 (de) 1993-07-30 1994-07-29 Bildverarbeitungssystem mit Fälschungsverhinderungsfunktion
EP94305643A EP0637165B1 (en) 1993-07-30 1994-07-29 Image processing system with forgery prevention function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19009193A JP3352162B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0746358A JPH0746358A (ja) 1995-02-14
JP3352162B2 true JP3352162B2 (ja) 2002-12-03

Family

ID=16252223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19009193A Expired - Lifetime JP3352162B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3352162B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0746358A (ja) 1995-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3280083B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2614369B2 (ja) 画像処理装置
JPH11220607A (ja) 画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US6621922B2 (en) Image processing system and electronic apparatuses
JP3352162B2 (ja) 画像処理システム、電子機器、画像処理装置及び画像処理方法
JP3313739B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP3260772B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3264523B2 (ja) 画像処理装置
JPH05153368A (ja) 画像処理装置
JP3352455B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3320186B2 (ja) 画像形成方法、画像処理システム、像形成装置及び画像入力装置
JP3267341B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH05219353A (ja) 画像処理装置及び方法
JPH11225265A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
JP3015303B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3032723B2 (ja) 判定装置
JP3015302B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3015304B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3199869B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3184563B2 (ja) 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置
JP3291039B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3302039B2 (ja) 画像処理装置
JP3313779B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH10233914A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2001309156A (ja) 画像処理装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10