JP3348377B2 - 保管棚装置 - Google Patents

保管棚装置

Info

Publication number
JP3348377B2
JP3348377B2 JP29156198A JP29156198A JP3348377B2 JP 3348377 B2 JP3348377 B2 JP 3348377B2 JP 29156198 A JP29156198 A JP 29156198A JP 29156198 A JP29156198 A JP 29156198A JP 3348377 B2 JP3348377 B2 JP 3348377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
storage
rail
shelves
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29156198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000103504A (ja
Inventor
義則 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP29156198A priority Critical patent/JP3348377B2/ja
Publication of JP2000103504A publication Critical patent/JP2000103504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3348377B2 publication Critical patent/JP3348377B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は的重量のある物品(以下
重量物という)の保管棚装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来よりこの種保管棚装置はコンピュータ
制御による昇降装置の付いた台車等により自動金型保管
棚が周知であるが、これは設備に非常にコストが掛かる
ため、多くは保管棚の間にホークリフト、或いはクレー
ンを入れて重量物の出し入れを行っている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら場所的に
狭く、ホークリフト等が入れない保管棚の場合は、各棚
に例えば空気シリンダと昇降装置の付いた台車等を取付
けて重量物の出し入れ及び上げ下げを行い、ホークリフ
ト等が入れる場所まで重量物を持ってくる必要があり、
大きな動力を必要とするばかりでなく、複雑な構造で設
備費用も掛かった。
【0004】本発明の目的は前述のような大きな動力を
必要とするばかりでなく、複雑構造で設備費用も掛ると
いう従来装置の欠点を取除き、省エネで、構造も簡単で
設備費用も掛からず、しかも昇降装置を使用しない保管
棚装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は第1に複数個のローラを並べた転動面を有す
る縦方向にN段(N=1〜5)、横方向にM列(M=
1,2………)の収納棚を備えた少なくとも1個の保管
棚と、この保管棚と平行に列方向に伸びたレールと、前
記レール上を走行可能に取付けられ、複数個のローラを
並べた転動面を有するN段の搭載棚を1列に備え、前記
保管棚の各収納棚と同一段にある搭載棚との間で重量の
ある物品を転出入させる走行台車と、前記保管棚から外
れたレールの1側或いは両側にレールに対し直角方向に
配置され、クレーン等による吊上げ、吊降ろしするため
の複数個のローラを並べた転動面を有する(N−1)個
の搭載台を有し、走行台車に搭載された前記物品をその
搭載された前記搭載棚に対応する前記搭載台との間で転
出入させる固定台とを有してなる保管棚装置とした。
【0006】第2に転動面を形成する複数個のローラを
スプロケットとチェーンにより回転駆動させる保管棚装
置とした。
【0007】第3にスプロケットとチェーンにより回転
駆動させる代わりに複数個のローラの夫々を同期モータ
内臓式の保管棚装置とした。
【0008】第4にレールの1側或いは両側にレールに
対し直角方向に配置された固定台に代えてレールの1側
或いは両側にレールに沿って配置された固定台としたこ
とを特徴とする第1ないし第3記載の内のいずれか1記
載の保管棚装置とした。
【0009】第5に重量のある物品は射出成形機の金型
であることを特徴とする請求項1ないし4の内のいずれ
か1記載の保管棚装置とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を重量物
を射出成形機の金型の場合を例に採り、図1ないし図6
により縦方向に4段、横方向に4列の収納棚を設けた金
型保管棚を2個設けた場合を例に採り説明すると、金型
保管棚10および11は夫々縦方向に4段、横方向に4
列の複数個の収納棚12が設けてあり、各収納棚12
a、12b、12c……は複数個のローラ13を並べた
転動面を有する。前記縦方向のN段の収納棚は後述のよ
うに人手により金型を出し入れするため、人の手が届く
余り高さのない1〜5段程度が良し、横方向のM列の収
納棚は設置場所が許す限り、何列でも構わない。
【0011】前記収納棚12a、12b、12c……の
夫々は図6に示すようにストッパ14およびシャッタ1
5が設けてあり、鎖線で示す金型16が収納棚12内に
収納されたとき、棚12内から落下しないようにしてあ
る。勿論、前記シャッタ15は金型16の出棚のときは
邪魔にならない位置となる。また複数個のローラ13の
夫々は同期モータ内臓式となっていて、スイッチボック
ス17の押釦18、19を押すことにより、夫々正転、
逆転する。
【0012】金型保管棚10および11の中央には両保
管棚10および11の列方向に伸びたレール20が設け
てあり、同レール20上には金型保管棚10および11
と同一段数(4段)の搭載棚21a、21b、21c、
21dを縦方向に1列設けた走行台車22がハンドル2
3を回すことにより、車輪24とハンドル23の軸に夫
々同軸に取付けたスプロケット25とチェーン26を介
して自在に往来する。前記搭載棚21には夫々前述の収
納棚12と同様に複数個の同期モータ内臓式ローラ13
を並べた転動面を有し、図示してないスイッチボックス
の押釦を押すことにより、夫々正逆転する。前記走行台
車22の上部には同走行台車22がレール20から外れ
ないようにガイドレール27に案内されるガイドローラ
28が設けてある。
【0013】金型保管棚10および11から外れたレー
ル20の両側には前記レール20と直角方向に固定台2
9が配置されており、(N−1)個(本実施形態は3
個)のクレーン等により吊上げ、吊降ろしができる上側
がオープンとなった搭載台30ないし32および前記台
車22の頂上にある搭載棚21aを含めたN個の搭載台
となる。搭載台30ないし32には夫々前述の収納棚1
2および搭載棚21と同様に複数個の同期モータ内臓式
ローラ13を並べた転動面を有し、走行台車22の搭載
棚21a、21b、21c、21dに対応していて、夫
々対応した搭載棚21a、21b、21c、21dと搭
載台30ないし32の間で金型を出入させている。
【0014】この固定台29はレール20に対して直角
方向に配置した例を説明したが、これに限らず、レール
20に対して平行に配置しても勿論構わない。また搭載
台31は2段になった搭載台31a、31bを有してお
り、走行台車22の搭載棚21dに搭載された金型33
を固定台29の搭載台32に降ろすとき、或いはその反
対に搭載台32から走行台車22の搭載棚21dに搭載
する場合、搭載台31bを介して搭載台32に或いは搭
載台32から走行台車22の搭載棚21dに移動させる
構成となっている。さらに、搭載台30は走行台車22
の搭載棚21bに対応する1段のだけ設けた例を説明し
たが、搭載台30に隣接して図4の鎖線31c、32a
に示すように搭載棚21cおよび搭載棚21d用の搭載
台を設ける場合は、勿論2、3段目用に搭載台30a、
30bを取り付けることができる。
【0015】また前述の実施形態において、各棚、搭載
台のローラによる転動面を同期モータ内臓式ローラとし
て説明したが、勿論これに限るものではなく、例へばス
プロケットとチェーンによる回転駆動、或いは金型が小
さく、軽量で人手により動かせるものであれば、動力機
構のない単なるローラであっても良い。
【0016】以上のような構成となっており、次に作用
動作に付いて説明すると、例へば図1中の収納棚12d
に収納されている金型33を固定台29に持出すために
は、まず走行台車22のハンドル23を回し、走行台車
22を手前から4列目まで走行させ、収納棚12dのロ
ーラ13を駆動させ、金型33を走行台車22の収納棚
12dに対応する搭載棚21dに受ける。次いで今度は
ハンドル23を逆回転し、走行台車22を固定台29位
置まで引出し、前記金型33を搭載棚21dから搭載台
31の搭載台31b、続いて搭載台31bから搭載台3
2へ、ローラ13を駆動させて移動させる。
【0017】同様に走行台車22の搭載棚21に搭載さ
れた各金型保管棚10および11の収納棚12からの金
型は図4に示す矢印のように各段に対応した固定台29
の搭載台30〜32へ移動させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては各
操作がマニュアルで行え、省エネばかりでなく、重量物
を棚−走行台車−固定台或いはその反対に固定台−走行
台車−棚の順に平行移動するだけで良く、昇降装置を使
用することがなく、構造も簡単で、安価であり、従来装
置の欠点が取除くことができる保管棚装置である。さら
に、走行台車には重量物を重ねることなく一度に、多数
個棚から運び出し、および運び入れが可能であり、効率
がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す金型保管棚装置の斜視
図。
【図2】本発明の1実施例を示す金型保管棚装置の平面
図。
【図3】本発明の1実施例を示す金型保管棚装置の図
で、図2のA−A断面図。
【図4】本発明の1実施例を示す金型保管棚装置の図
で、図2のB−B断面図。
【図5】本発明の1実施例を示す金型保管棚装置の台車
の側面図。
【図6】本発明の1実施例を示す金型保管棚装置の収納
棚の図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図。
【符号の説明】
10、11 金型保管棚 12 収納棚 13 ローラ 14 ストッパ 15 シャッタ 16、33 金型 17 スイッチボックス 18、19 押釦 20 レール 21 搭載棚 22 走行台車 23 ハンドル 24 車輪 25 スプロケット 26 チェーン 27 ガイドレール 28 ガイドローラ 29 固定台 30、31、32 搭載台

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のローラを並べた転動面を有する
    縦方向にN段(N=1〜5)、横方向にM列(M=1,
    2………)の収納棚を備えた少なくとも1個の保管棚
    と、この保管棚と平行に列方向に伸びたレールと、前記
    レール上を走行可能に取付けられ、複数個のローラを並
    べた転動面を有するN段の搭載棚を1列に備え、前記保
    管棚の各収納棚と同一段にある搭載棚との間で重量のあ
    る物品を転出入させる走行台車と、前記保管棚から外れ
    たレールの1側或いは両側にレールに対し直角方向に配
    置され、クレーン等による吊上げ、吊降ろしするための
    複数個のローラを並べた転動面を有する(N−1)個の
    搭載台を有し、走行台車に搭載された前記物品をその搭
    載された前記搭載棚に対応する前記搭載台との間で転出
    入させる固定台とを有してなる保管棚装置。
  2. 【請求項2】 前記転動面を形成する複数個のローラの
    回転駆動はスプロケットとチェーンによることを特徴と
    する請求項1記載の保管棚装置。
  3. 【請求項3】 前記転動面を形成する複数個のローラの
    回転駆動はローラの夫々を同期モータ内臓式とすること
    を特徴とする請求項1記載の保管棚装置。
  4. 【請求項4】レールの1側或いは両側にレールに対し直
    角方向に配置された固定台に代えてレールの1側或いは
    両側にレールに沿って配置された固定台としたことを特
    徴とする請求項1ないし3の内のいずれか1記載の保管
    棚装置。
  5. 【請求項5】前記重量のある物品は射出成形機の金型で
    あることを特徴とする請求項1ないし4の内のいずれか
    1記載の保管棚装置。
JP29156198A 1998-09-29 1998-09-29 保管棚装置 Expired - Fee Related JP3348377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156198A JP3348377B2 (ja) 1998-09-29 1998-09-29 保管棚装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156198A JP3348377B2 (ja) 1998-09-29 1998-09-29 保管棚装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000103504A JP2000103504A (ja) 2000-04-11
JP3348377B2 true JP3348377B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=17770523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29156198A Expired - Fee Related JP3348377B2 (ja) 1998-09-29 1998-09-29 保管棚装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3348377B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006205486A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Biso Co Ltd 多段式整理棚
CN106945973B (zh) * 2017-05-10 2022-12-13 河北工业大学 一种可升降式立体仓库

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000103504A (ja) 2000-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0642810U (ja) 自動倉庫
JP2001513857A (ja) 場所をとらない方法で自動車を駐車させるための装置
JP3348377B2 (ja) 保管棚装置
JPH06227620A (ja) 移動棚設備
CN221316288U (zh) 一种物流运输用货架车
JP2618737B2 (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
JP2541462B2 (ja) 自動倉庫
JPH0632888Y2 (ja) 鋼板収納庫
JP3820256B2 (ja) 立体駐輪装置及び駐輪方法
JPH0542206U (ja) 長尺材用スタツカークレーン
JP2780532B2 (ja) 長尺物保管設備
JP3020342U (ja) 物品収納棚
JPH0218003Y2 (ja)
JP3513567B2 (ja) 入れ子式移動棚
JPH0789615A (ja) コンベア装置
JPS6317703A (ja) 倉庫設備
JPH04203176A (ja) 駐車装置
JPH04135507U (ja) 収納装置
JPS62136406A (ja) 搬入収納搬出装置
JPH06280416A (ja) パレットレス立体駐車設備
JPH0611932Y2 (ja) 回転棚式台車保管装置
JP2519348Y2 (ja) 搬送装置のコンテナ移載機構
JPH06285729A (ja) 板状物搬送設備
JPH06166403A (ja) 多段式回転棚用荷の移載機
JPH0537716U (ja) 自動倉庫

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070913

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees