JP3346919B2 - 作業車の対地作業装置昇降構造 - Google Patents

作業車の対地作業装置昇降構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の後部に対地作業
装置をリンク機構により昇降自在に連結し、リンク機構
を昇降駆動するアクチュエータを備えた作業車におい
て、対地作業装置の昇降構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のような作業車の一例として、機体
の後部に苗植付装置(対地作業装置に相当)を、リンク
機構及びアクチュエータにより昇降操作自在に連結した
乗用型田植機がある。このような乗用型田植機におい
て、例えば特開平3‐83503号公報に開示されてい
るように、走行用の変速装置の変速レバー(変速操作具
に相当)を後進側に操作すると、アクチュエータにより
リンク機構が自動的に上昇操作されるように構成してい
るものがある。これにより、苗植付装置を田面(地面)
に接地させたままで機体を後進させることによって、苗
植付装置のフロート等の接地体を破損させてしまうこと
が防止される。
【0003】この場合、機体の後進開始と苗植付装置の
上昇開始が略同時であると、機体の後進開始時に、苗植
付装置の接地体が接地した状態で機体が後進すると言う
状態が一時的に生じる。そこで、フロート等の接地体が
苗植付装置に対し設定範囲内で昇降自在に支持されてい
る点を利用して、変速レバーが後進側に操作されると先
ず苗植付装置の上昇操作が開始され、苗植付装置の接地
体が設定範囲の下限にまで下降すると、苗植付装置が田
面から完全に上昇操作されたと判断して、走行用の変速
装置による後進が開始されるように構成したものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような構成を持
つ乗用型田植機において、例えば図6に示すように水田
Y内から畦Zを乗り越えて出るような場合には、リンク
機構4(苗植付装置6)を昇降範囲の上限付近にまで上
昇操作して、畦Zを乗り越えることになる。この場合、
畦Zが比較的高いものであると前輪1が畦Zに乗り上げ
て機体が前上がり姿勢になり、リンク機構4(苗植付装
置6)を昇降範囲の上限付近にまで上昇操作していて
も、苗植付装置6の接地体13が田面G(地面に相当)
に接地することがある(接地体13が設定範囲の下限に
まで下降できない状態)。
【0005】このような状態において、作業者がこの位
置での高い畦Zの乗り越えを諦め、機体を後進させて別
の位置から畦Zを乗り越えようとして、走行用の変速操
作具を後進側に操作した場合、前述の従来の技術の機能
が作動して、リンク機構4が上昇操作され(実際には既
にリンク機構4は上限付近にまで上昇操作されてい
る)、苗植付装置6の接地体13が設定範囲の下限にま
で下降すると後進が開始されることになる。しかしなが
ら、図6に示すように前輪1が畦Zに乗り上げた状態で
苗植付装置6の接地体13が田面Gに接地していれば、
接地体13が設定範囲の下限にまで下降できないので後
進できない状態となってしまい、機体は前進も後進もで
きないような状態となってしまう。本発明は後進時に対
地作業装置が自動的に上昇操作されるように構成した作
業車の対地作業装置昇降構造において、前述のような比
較的高い障害物を乗り越える際の不具合をなくすことを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車の対地作業装置昇降構造において、次のよう
に構成することにある。つまり、機体の後部に対地作業
装置をリンク機構により昇降自在に連結し、リンク機構
を昇降駆動するアクチュエータを備えて、地面に接地す
る接地体を設定範囲内で昇降自在に対地作業装置に備え
ると共に、走行用の変速装置を人為的に変速操作する変
速操作具が後進側に操作されると走行用の変速装置によ
る機体の後進を牽制阻止し、且つ、アクチュエータを上
昇側に作動操作する強制上昇手段と、強制上昇手段によ
る対地作業装置の上昇により接地体が設定範囲の下限に
達すると、変速操作具が後進側に操作されることによる
走行用の変速装置によっての機体の後進を許す第1後進
許容手段と、リンク機構が昇降範囲の上限付近に達して
いると、変速操作具が後進側に操作されることによる走
行用の変速装置によっての機体の後進を許す第2後進許
容手段とを備えてある。
【0007】
【作用】本発明のように構成すると例えば図6に示すよ
うに、機体を前進させて障害物を乗り越えようとして、
作業者がこの位置での高い障害物の乗り越えを諦め、機
体を後進させて別の位置から障害物を乗り越えようとし
て、走行用の変速操作具を後進側に操作したとする。こ
の場合、強制上昇手段により機体の後進が牽制阻止され
て、アクチュエータがリンク機構4(対地作業装置6)
の上昇側に作動操作される(既に、上昇側に作動操作さ
れていることもある)。
【0008】前述のようにして変速操作具を後進側に操
作した状態において、図6に示すように前輪1が障害物
に乗り上げて機体が前上がり姿勢になっても、対地作業
装置6が地面Gに接地せずに、対地作業装置6の接地体
13が設定範囲の下限に達していれば、第1後進許容手
段により支障なく機体は後進し始めるのであり、この後
に機体を別の障害物の位置に移動させれば良い。
【0009】逆に、前述のようにして変速操作具を後進
側に操作した状態において、図6に示すように前輪1が
障害物に乗り上げて機体が前上がり姿勢になった場合、
対地作業装置6が地面Gに接地して、対地作業装置6の
接地体13が設定範囲の下限にまで下降できない状態に
なったとする。このような場合でも本発明のように構成
すれば、リンク機構4が変速操作具を後進側に操作した
際に強制上昇手段によりリンク機構4が上限付近にまで
上昇操作されていれば、又、変速操作具を後進側に操作
した後に別の操作レバー等の操作によりリンク機構4
(対地作業装置6)を上限付近にまで上昇操作すれば、
第2後進許容手段により機体は後進し始めるのであり、
この後に機体を別の障害物の位置に移動させれば良い。
【0010】例えば図1に示すように通常の平坦な作業
地において、走行用の変速操作具を後進側に操作してリ
ンク機構4(対地作業装置6)が上昇操作された際に、
土等の噛み込みにより対地作業装置6の接地体13が下
降しない場合、第1後進許容手段によっては機体は後進
しないが、この状態においてリンク機構4(対地作業装
置6)が上限付近にまで上昇操作されれば、第2後進許
容手段により機体は支障なく後進し始める。
【0011】
【発明の効果】以上のように、変速操作具を後進側に操
作すると自動的に対地作業装置が上昇操作されるように
構成した作業車の対地作業装置昇降構造において、高い
障害物の乗り越え時に、支障なく機体を後進及び前進さ
せることができるようになり、作業車の作業性及び走行
性の向上を図ることができた。又、通常の平坦な作業地
において、走行用の変速操作具を後進側に操作した際
に、対地作業装置の上昇操作に伴い対地作業装置の接地
体が下降しなくても、リンク機構を上限付近にまで上昇
操作すれば機体の後進が支障なく行われるので、この面
においても作業車の作業性の向上を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように前輪1及び後輪2で支持された
機体に操縦部3を形成して、機体の後部にリンク機構4
を昇降自在に連結し、リンク機構4を昇降駆動する油圧
シリンダ5(アクチュエータに相当)を備え、リンク機
構4の後部に苗植付装置6(対地作業装置に相当)を連
結して、作業車の一例である乗用型田植機を構成してい
る。
【0013】図2及び図1に示すように、油圧シリンダ
5に作動油を給排操作してこれを作動操作する制御弁
7、動力を苗植付装置6に伝動する植付クラッチ8、及
び植付クラッチ8を入り及び切り操作するモータ9が備
えられている。油圧シリンダ5及び植付クラッチ8の操
作レバー10が機体の操縦部3に備えられており、操作
レバー10の操作位置が制御装置11に入力されてい
る。
【0014】操作レバー10を図3に示すレバーガイド
12に沿って上昇位置、中立位置及び下降位置に操作す
ると、植付クラッチ8がモータ9により切り操作された
状態で、制御弁7が作動油の供給位置、中立位置及び排
出位置に操作されて、油圧シリンダ5により苗植付装置
6が上昇、停止及び下降操作される。操作レバー10を
レバーガイド12の植付位置に操作すると、植付クラッ
チ8がモータ9により入り操作されて、苗植付装置6が
田面G(地面に相当)から設定高さに維持されるよう
に、制御弁7が操作され油圧シリンダ5が伸縮操作され
て苗植付装置6が自動的に昇降操作されるのであり、こ
れが通常の植付状態である。
【0015】図2及び図1に示すように、苗植付装置6
の左右中央の横軸芯P1周りにセンサーフロート13
(接地体に相当)が、機械的なストッパー等によって設
定範囲で昇降自在に支持されており、苗植付装置6に対
するセンサーフロート13の上下角度を検出するポテン
ショメータ14が備えられている。これにより操作レバ
ー10の植付位置において、田面Gに接地追従するセン
サーフロート13に対する苗植付装置6の高さを、ポテ
ンショメータ14によりセンサーフロート13の上下角
度として検出して制御装置11に入力しており、ポテン
ショメータ14の検出値に基づいて制御装置11により
制御弁7が操作される。
【0016】図2に示すようにこの乗用型田植機では、
走行用として静油圧式無段変速装置15(走行用の変速
装置に相当)を装備している。静油圧式無段変速装置1
5は中立停止位置Nを挟んで、前進側F及び後進側Rに
無段階に変速操作可能に構成されており、静油圧式無段
変速装置15を変速操作する電動シリンダ16、電動シ
リンダ16の伸縮位置を検出するポテンショメータ17
が備えられている。
【0017】図1に示す操縦ハンドル18の右横に図2
に示すように、中立停止位置Nを挟んで前進側F及び後
進側Rに操作自在な変速レバー19(変速操作具に相
当)が備えられており、変速レバー19の操作位置及び
ポテンショメータ17の検出値が制御装置11に入力さ
れている。これにより、変速レバー19を操作すると変
速レバー19の操作位置に対応する変速位置となるよう
に、制御装置11及び電動シリンダ16により静油圧式
無段変速装置15が変速操作される。
【0018】図3に示すように操作レバー10のレバー
ガイド12に自動位置が設けられており、次に操作レバ
ー10を自動位置に操作している場合について、図4及
び図5に基づいて説明する。操作レバー10を自動位置
に操作していると、前述の植付位置に操作している場合
と全く同様に植付クラッチ8が入り操作されて、苗植付
装置6が田面Gから設定高さに維持されるように、苗植
付装置6が自動的に昇降操作される。
【0019】図2に示すように、操縦ハンドル18の右
横にレバー式の昇降スイッチ20が備えられており、操
作レバー10を自動位置に操作している状態において
(ステップS1)、昇降スイッチ20を一度操作すると
(ステップS2)、苗植付装置6が下降操作されていれ
ば(ステップS3)、モータ9により植付クラッチ8が
切り操作されて、油圧シリンダ5により苗植付装置6が
上限まで上昇操作される(ステップS4)。
【0020】逆に昇降スイッチ20を操作した際に苗植
付装置6が上昇操作されていると(ステップS2,S
3)、苗植付装置6が油圧シリンダ5により田面Gまで
下降操作される(ステップS6)。この場合、図1に示
すマーカー21の選択操作を行っておけば、モータ9に
より植付クラッチ8が入り操作されて、苗植付装置6が
田面Gまで下降操作される(ステップS6)。このよう
な昇降スイッチ20による苗植付装置6の昇降操作は、
植付状態における畦際での旋回時に行う。
【0021】次に、操作レバー10を自動位置に操作し
ている場合において(ステップS1)、変速レバー19
を前進側F又は中立停止位置Nから後進側Rに操作する
と(ステップS7)、静油圧式無段変速装置15は後進
側Rには変速操作されず、電動シリンダ16により中立
停止位置Nに保持される(ステップS8)。次に、モー
タ9により植付クラッチ8が切り操作され(ステップS
9)、制御装置11及び制御弁7により油圧シリンダ7
が伸長操作されて、苗植付装置6が田面Gから上昇操作
される(ステップS10)(強制上昇手段に相当)。
【0022】以上のようにして苗植付装置6が上昇操作
されると、センサーフロート13は自重等により設定範
囲の下限にまで下降していく。これにより、苗植付装置
6が上昇操作されて(ステップS10)、ポテンショメ
ータ14から下限に対応する検出値Aが制御装置11に
入力されると(ステップS11)、田面Gから苗植付装
置6が完全に上昇操作されたと判断されて、変速レバー
19の後進側Rの操作位置に対応する変速位置に、制御
装置11及び電動シリンダ16によって静油圧式無段変
速装置15が変速操作されるのであり、これにより機体
は後進し始める(ステップS13)(第1後進許容手段
に相当)。
【0023】図2に示すようにリンク機構4の基部に、
機体に対するリンク機構4の上下角度を検出するポテン
ショメータ22を備えている。これにより、センサーフ
ロート13の支持部分に土等が噛み込まれて、センサー
フロート13が設定範囲の下限にまで下降できなくても
(ポテンショメータ14から下限に対応する検出値Aが
制御装置11に入力されなくても)、リンク機構4が上
限付近に達したことがポテンショメータ22によって検
出されると(ステップS12)、制御装置11及び電動
シリンダ16によって静油圧式無段変速装置15が変速
操作されるのであり、これにより機体は後進し始める
(ステップS13)(第2後進許容手段に相当)。
【0024】以上のように、操作レバー10を自動位置
に操作している場合、変速レバー19を後進側Rに操作
すると苗植付装置6が自動的に上昇操作される。そし
て、操作レバー10を自動位置に操作している場合、昇
降スイッチ20により苗植付装置6の上昇操作は行える
が(ステップS2,S3,S4)、変速レバー19が後
進側Rに操作されていると、昇降スイッチ20による苗
植付装置6の下降操作は行えない(ステップS2,S
3,S5)。このように操作レバー10を自動位置に操
作している場合、変速レバー19を後進側Rに操作して
いると、昇降スイッチ20による苗植付装置6の下降操
作は行えないが、変速レバー19を後進側Rに操作して
いても、操作レバー10を図3のレバーガイド12の自
動位置から下降位置、中立位置及び上昇位置に操作する
ことによって、苗植付装置6の下降及び上昇操作が行え
る(ステップS1,S15,S16,S17)。
【0025】次に、操作レバー10を自動位置に操作し
ている場合において、図6に示すように水田Y内から高
い畦Zを乗り越えて出るような場合について説明する。
前述のように操作レバー10を自動位置に操作している
場合には、昇降スイッチ20により苗植付装置6の昇降
操作を行うので、図6に示すように畦Zを乗り越える場
合には、先ず昇降スイッチ20を操作して苗植付装置6
を上昇操作しておく(ステップS2,S3,S4)。次
に、変速レバー19を前進側Fに操作し(ステップS
7)、機体を前進させて(ステップS14)、畦Zを乗
り越えることになる。
【0026】この状態において、作業者がこの位置での
高い畦Zの乗り越えを諦め、機体を後進させて別の位置
から畦Zを乗り越えようとして、変速レバー19を後進
側Rに操作したとする(ステップS7)。この場合、静
油圧式無段変速装置15が中立停止位置Nに保持された
後、植付クラッチ8が切り操作されて苗植付装置6が上
昇操作されることになるが(ステップS8,S9,S1
0)、昇降スイッチ20を操作した時点で既に、植付ク
ラッチ8が切り操作されて苗植付装置6が上昇操作され
ている(ステップS2,S3,S4)。
【0027】前述のようにして変速レバー19を後進側
Rに操作した状態において、図6に示すように前輪1が
畦Zに乗り上げて機体が前上がり姿勢になっていても、
苗植付装置6が田面Gに接地せずにセンサーフロート1
3が設定範囲の下限に達していれば(ステップS1
1)、支障なくステップS13に移行して機体は後進し
始めるのであり(第1後進許容手段に相当)、この後に
機体を別の畦Zの位置に移動させれば良い。
【0028】逆に、前述のようにして変速レバー19を
後進側Rに操作した状態において、図6に示すように前
輪1が畦Zに乗り上げて機体が前上がり姿勢になってい
た場合、苗植付装置6が田面Gに接地してセンサーフロ
ート13が設定範囲の下限にまで下降できない状態であ
れば、前述のようにステップS11からステップS13
に移行できない。しかし、このような場合でも昇降スイ
ッチ20を操作した時点で既に、リンク機構4(苗植付
装置6)が上限付近にまで上昇操作されているので(ス
テップS2,S3,S4)、ステップS12からステッ
プS13に移行して、機体は後進し始めるのであり(第
2後進許容手段に相当)、この後に機体を別の畦Zの位
置に移動させれば良い。
【0029】〔別実施例〕本発明は乗用型田植機ばかり
ではなく、機体の後部にロータリ耕耘装置(対地作業装
置に相当)をリンク機構により昇降操作自在に連結した
農用トラクタにも適用できる。この場合、ロータリ耕耘
装置の後部に上下揺動自在に支持された昇降制御用のロ
ータリカバーを、本発明の接地体とすればよい。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】変速レバー、操作レバー、苗植付装置の昇降駆
動用の油圧シリンダ及び静油圧式無段変速装置等の連係
状態を示す図
【図3】操作レバーのレバーガイドの平面図
【図4】変速レバーを後進側に操作する場合の制御の前
半の流れを示す図
【図5】変速レバーを後進側に操作する場合の制御の後
半の流れを示す図
【図6】乗用型田植機が高い畦を乗り越える状態を示す
側面図
【符号の説明】
4 リンク機構 5 アクチュエータ 6 対地作業装置 13 接地体 15 走行用の変速装置 19 変速操作具 R 変速操作具の後進側 G 地面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 313 - 332 A01B 63/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の後部に対地作業装置(6)をリン
    ク機構(4)により昇降自在に連結し、前記リンク機構
    (4)を昇降駆動するアクチュエータ(5)を備えて、
    地面(G)に接地する接地体(13)を設定範囲内で昇
    降自在に前記対地作業装置(6)に備えると共に、 走行用の変速装置(15)を人為的に変速操作する変速
    操作具(19)が後進側(R)に操作されると、前記走
    行用の変速装置(15)による機体の後進を牽制阻止
    し、且つ、前記アクチュエータ(5)を上昇側に作動操
    作する強制上昇手段と、 前記強制上昇手段による対地作業装置(6)の上昇によ
    り前記接地体(13)が前記設定範囲の下限に達する
    と、前記変速操作具(19)が後進側(R)に操作され
    ることによる前記走行用の変速装置(15)によっての
    機体の後進を許す第1後進許容手段と、 前記リンク機構(4)が昇降範囲の上限付近に達してい
    ると、前記変速操作具(19)が後進側(R)に操作さ
    れることによる前記走行用の変速装置(15)によって
    の機体の後進を許す第2後進許容手段とを備えてある作
    業車の対地作業装置昇降構造。
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