JP3346435B2 - カバーフレームの取付け用ホルダーの連結金具 - Google Patents

カバーフレームの取付け用ホルダーの連結金具

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JP3346435B2
JP3346435B2 JP07970594A JP7970594A JP3346435B2 JP 3346435 B2 JP3346435 B2 JP 3346435B2 JP 07970594 A JP07970594 A JP 07970594A JP 7970594 A JP7970594 A JP 7970594A JP 3346435 B2 JP3346435 B2 JP 3346435B2
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昭三 小林
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カネソウ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ALCパネル等の外壁
板の下端を保持するL形アングルにカバ−フレームを固
定するために用いられる連結金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の庇や軒天井にあっては、その前面
を覆うためにALCパネル等の外壁板が用いられる。こ
の外壁板は、梁材に固着された長尺状のL形アングルに
その下縁を固定されて取付け施工される。そして外壁板
の下部には、外観処理のためにL形アングルに沿って、
長尺状カバーフレームが固着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この長尺状カバーフレ
ームの固着手段にあって、従来は、前記L形アングルに
短幅状の取付け用ホルダーを直接螺子固定し、該ホルダ
ーにカバーフレームを係止してその取り付け施工を行っ
ていた。
【0004】ところで、この取り付け金具を前記L形ア
ングルに固定する手段として、ボルトで螺着して固定す
るのが通常であり、このため、L形アングルに螺子切り
加工を現場で施す必要があり、この肉厚は約6mmであ
るため、加工が面倒で、しかも、該螺子切り加工後は、
ホルダーの固定位置を適宜に変更することができない等
の問題点があった。
【0005】この問題点を解決するために、L形アング
ルに固定金具を取り付けて、該固定金具にホルダーを螺
着するようにした構成も提案されているが、該固定金具
の取り付け手段として、外壁板に螺子固定する等の手段
が採用され、この外壁板は軽量のALCパネルによって
構成され、螺子固定部で亀裂が生じて、十分な保持力を
得ることができず、しかも、外壁板を損傷させることと
なり、問題があった。
【0006】本発明は、螺子を用いることなくL形アン
グルに直接固定し得る固定金具の提供を目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外壁板の下縁
を支持するL形アングルの、その縦辺部に沿って配設さ
れるもので、上縁にL形アングルの上端縁に係止する係
合鈎縁が形成されてなる縦連結板と、前記L形アングル
の横辺部に沿って配設されるもので、一側縁にL形アン
グルの側端縁に係止される係合鈎縁が形成され、主板部
にカバーフレームの取付け用ホルダーを固定するための
螺子孔を具備した下方への螺子支承部が形成されてなる
横連結板とを備えると共に、両連結板のいずれか一方
に、L形アングルのコーナー部と合致する幅方向に長い
挿通孔が形成され、他方に該挿通孔に挿入する挿入端部
が形成されて構成され、該挿通孔に挿入端部を挿入した
後、両連結板の夫々の端部をL形アングルのコーナー部
に沿って互いに屈曲させて連結されるカバーフレームの
取付け用ホルダーの連結金具である。
【0008】
【作用】両連結板のいずれか一方に形成された挿通孔に
挿入端部を挿入し、縦連結板の係合鈎縁をL形アングル
の上端縁に係止し、横連結板の係合鈎縁をL形アングル
の側端縁に係止して、両連結板をL形アングルの側面及
び下面に沿って装着し、然る後に、両連結板の夫々の端
部を槌等で叩いてL形アングルのコーナー部に沿って互
いに屈曲させる。これにより、両連結板は、L形アング
ルに固着される。そして、横連結板に形成した螺子孔に
取付け用ホルダーを取付け螺子により螺着する。このよ
うにして、L形アングルの適宜箇所に固定金具を固着し
た後、該固定金具に取付け用ホルダーを固定し、各取付
け用ホルダーによりカバーフレームを保持する。
【0009】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。
【0010】図1にあって、建物の庇や軒天井の前面に
は、ALCパネル等の外壁板1が構築される。この外壁
板1は、梁材2に固着された長尺状のL形アングル3に
その下縁を固定されて支持される。そしてL形アングル
3には適宜間隔に取付け用ホルダー30が取付けられ、
かつ該取付け用ホルダー30により長尺状カバーフレー
ム40が固着され、L形アングル3の下縁を覆うように
している。
【0011】そして、この取付け用ホルダー30をL形
アングル3に固定するために本発明に係る固定金具10
が用いられる。この固定金具10はL形アングルの縦辺
部4aに沿って配設される縦連結板11と、横辺部4b
に沿って配設される横連結板20とで構成されている。
【0012】ここで縦連結板11は、図3,4で示すよ
うに、その上縁にL形アングルの上端縁に係止する係合
鈎縁12が形成され、かつ下端を90°に屈曲させてなる
当接縁13が形成されている。さらには、前記係合鈎縁
12の位置から、前記L形アングル3の縦辺部4aの長
さに相当する位置には、幅方向に長い挿通孔14,14
が形成されている。そして後述するように、前記挿通孔
14,14から当接縁13に至る下部を屈曲部15とし
ている。この縦連結板11は、例えば幅58mm、高さ89mm
の矩形状に形成されている。また挿通孔14,14は2
4.5mmに形成されている。
【0013】前記横連結板20は、図5,6で示すよう
に一側縁にL形アングルの側端縁に係止される係合鈎縁
21が形成され、主板部にカバーフレーム40の取付け
用ホルダー30を固定するための螺子孔23,23を具
備した下方へ膨隆する螺子支承部22が曲成される。こ
の螺子支承部22の側方には横辺部4bに面接触する当
接面24が連成され、さらに該当接面24に連続して二
股状に、前記縦連結板11の挿通孔14,14に挿入す
る挿入端部25,25が形成されている。また該挿入端
部25,25の基端部には幅方向に長い透孔26,26
を形成し、該挿入端部25,25の屈曲を容易とするよ
うにしている。
【0014】前記螺子孔23,23は、バーリング加工
により形成され、後述する取付け螺子32の螺子溝に螺
合する係止縁を内縁に生ずる。さらにまた螺子支承部2
2の両側部は直角状に曲げ込んで当接端27,27が形
成され、その端縁を前記当接面24と一致させ、後述す
る横辺部4bに取付けた状態で、該当接端27を横辺部
4bと接触させて、その保持強度を向上させると共に、
螺子支承部22内に膨隆空隙を確保している。この横連
結板20は、幅50mm、長さ85mmの矩形状に形成され、挿
入端部25,25の幅を22.5mmとしている。
【0015】かかる構成にあって、外壁板1をL形アン
グル3に装着する前に、該L形アングル3に固定金具1
0が固着される。
【0016】すなわち、縦連結板11の挿通孔14,1
4に横連結板20の挿入端部25,25を緩く挿入して
おき、前記縦連結板11の係合鈎縁12を、L形アング
ル3の縦辺部4aの上端縁に掛け、横連結板20の係合
鈎縁21をL形アングル3の横辺部4bの側端縁に掛
け、しかる後に、前記縦連結板11の主板面を縦辺部4
aに面接触させ、横連結板20の当接面24を横辺部4
bの下面に面接触させて装着し(図2鎖線)、かかる状
態を維持しながら、両連結板11,20の夫々の端部を
槌等で叩いてL形アングル3のコーナー部に沿って屈曲
させ(図2実線)、前記挿入端部25,25を縦連結板
11に密接状に重ね合わせると共に、縦連結板11の当
接縁13を当接面24に密接させる。これにより、両連
結板11,20は、L形アングル3に固着される。
【0017】また図1にあって、前記取付け用ホルダー
30はアルミ材料からなり、その主体部に、前後方向の
長孔31,31が形成され、該長孔31,31から取付
け螺子32,32を前記螺子孔23,23に螺合するよ
うにしている。このとき取付け螺子32の螺子込み端は
下方に膨隆した螺子支承部22の、その膨隆空隙内に位
置するため、L形アングル3と衝接しない。またその前
縁には、垂下辺33が形成され、該垂下辺33に連続す
るように上端に係止段部34を形成するようにしてい
る。さらにその後縁には、垂下部の下部位置で係止段部
36を形成するようにしている。
【0018】この取付け用ホルダー30には、長尺状の
カバーフレーム40が固着される。このカバーフレーム
40は前面板41の上端の内側への折曲縁41を前記係
止段部34に掛け、後端の折曲げ端42を係止段部36
に掛けることにより、該取付け用ホルダー30に嵌着さ
れる。この折曲げ端42上には軒天井5の端縁が乗載さ
れて支持される。そして、前記折曲縁41と、外壁板1
の下縁間に生じた間隙に、コーキング材6を詰めること
により、該カバーフレーム40は外壁板1下縁に沿って
固着されることとなる。
【0019】而して、前記カバーフレーム40は、外壁
板1及びL形アングル3に螺子固定することなく、L形
アングル3を介して固定金具10に連結されることとな
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、固定金具10を、縦連結板1
1,横連結板20で構成し、その一方に形成した挿通孔
14,14に、他方に形成した挿入端部25,25を挿
入して、縦連結板11の係合鈎縁12を、L形アングル
3の縦辺部4aの上端縁に掛け、横連結板20の係合鈎
縁21をL形アングル3の横辺部4bの側端縁に掛け、
L形アングル3のコーナー部に位置する両者の端部を槌
等で叩いて折曲することにより固着するようにしたもの
であるから、固定金具10は外壁板1またはL形アング
ル3に螺子固定するものではなく、現場における面倒な
螺子孔の形成が不要となり、かつ外壁板1を損傷させる
ことはなく、カバーフレーム40を最適に装着し得るこ
ととなる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】施工状態を示す縦断側面図である。
【図2】施工過程を示す縦断側面図である。
【図3】縦連結板11の正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】横連結板20の正面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 外壁板 3 L形アングル 4a 縦辺部 4b 横辺部 10 固定金具 11 縦連結板 12 係合鈎縁 13 当接縁 14 挿通孔 20 横連結板 21 係合鈎縁 22 螺子支承部 23 螺子孔 24 当接面 25 挿入端部 30 取付け用ホルダー 40 カバーフレーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外壁板の下縁を支持するL形アングルの、
    その縦辺部に沿って配設されるもので、上縁にL形アン
    グルの上端縁に係止する係合鈎縁が形成されてなる縦連
    結板と、 前記L形アングルの横辺部に沿って配設されるもので、
    一側縁にL形アングルの側端縁に係止される係合鈎縁が
    形成され、主板部にカバーフレームの取付け用ホルダー
    を固定するための螺子孔を具備した下方への螺子支承部
    が形成されてなる横連結板とを備えると共に、 両連結板のいずれか一方に、L形アングルのコーナー部
    と合致する幅方向に長い挿通孔が形成され、他方に該挿
    通孔に挿入する挿入端部が形成されて構成され、 該挿通孔に挿入端部を挿入した後、両連結板の夫々の端
    部をL形アングルのコーナー部に沿って互いに屈曲させ
    て連結されるカバーフレームの取付け用ホルダーの連結
    金具。
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