JP3346299B2 - グローブボックス取付け構造 - Google Patents

グローブボックス取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の助手席前方
に配置されるグローブボックスの取付け構造、とくに、
車両の組立てラインにおける作業を容易とするためのグ
ローブボックス取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の組立てラインには、図6及び図7
に例示されているように、グローブボックス1が予め組
み込まれたインスツルメントパネル2が持ち込まれて、
車体側へ取り付けられており、組立てラインでインスツ
ルメントパネル2へグローブボックス1を組み込む場合
には組立てライン周辺に必要となるグローブボックス1
のストックスペースを不要としている。
【0003】この場合、グローブボックス1の左右下部
にそれぞれ形成されたフック3が、インスツルメントパ
ネル2下端のヒンジ軸4へ回動自在に係合して、グロー
ブボックス1の下部がインスツルメントパネル2に枢支
され、また、グローブボックス1の両側壁にそれぞれ外
方へ突出するストッパ5が設けられていて、ヒンジ軸4
を中心とする回動により破線で示されているようにグロ
ーブボックス1を車室側へ全開したとき、グローブボッ
クス1の両側壁とそれぞれ対向してインスツルメントパ
ネル2に形成された段付き部6へストッパ5が当接し
て、グローブボックス1の上記全開位置が規制されてい
る。
【0004】しかしながら、組立てラインでは、インス
ツルメントパネル2内に配置されたフロントデッキクロ
スメンバ7のブラケット8に、エアバッグ組立て体等の
部品を組み付ける必要があり、このため従来は、全開状
態にあるグローブボックス1の両側壁を内側へ適宜撓ま
せてストッパ5とインスツルメントパネル段付き部6と
の当接を外し、2点鎖線で示されているように、グロー
ブボックス1を車室側へさらに大きく開くか、または、
インスツルメントパネル2からグローブボックス1を一
旦取り外した後、車室側からインスツルメントパネル2
の開口を通ってインスツルメントパネル2内へ工具9を
差し込むようにしているが、前者の場合には、グローブ
ボックス1のフック3がインスツルメントパネル2下端
のヒンジ軸4から外れて落下し、グローブボックス1に
傷がつくおそれがあり、後者の場合には、インスツルメ
ントパネル2からグローブボックス1を取り外す手間を
要し、かつ、いずれの場合も、インスツルメントパネル
2から外れたグローブボックス1を再度インスツルメン
トパネル2に組み付けなければならないため、組立て作
業が煩雑となる等の不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両の組立
てラインにおいて、インスツルメントパネルに予め組み
込まれたグローブボックスの取扱いを容易にしようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るグローブボックス取付け構造は、インスツルメントパ
ネルに下部が枢支されたグローブボックスにおいて、上
記インスツルメントパネル及び上記グローブボックス間
に設けられ上記枢支点を中心として車室側へ回動した上
記グローブボックスの全開位置を規制する第1係止手段
と、上記インスツルメントパネル及び上記グローブボッ
クス間に設けられ上記枢支点を中心として上記全開位置
よりもさらに車室側へ回動して枢支された上記グローブ
ボックスを所定位置に規制する第2係止手段とを有して
いる。
【0007】従って、上記枢支点を中心として車室側へ
全開位置までグローブボックスを回動させ、インスツル
メントパネル及びグローブボックス間に設けられた第1
係止手段によるグローブボックスの全開位置規制を解除
させてから、上記枢支点を中心としてさらに車室側へグ
ローブボックスを回動させると、インスツルメントパネ
ル及びグローブボックス間に設けられた第2係止手段に
より、グローブボックスをインスツルメントパネルに枢
支した状態で所定位置に規制することができるので、グ
ローブボックスが全開位置以上に回動することによって
インスツルメントパネルの開口を車室側へ開かせること
が可能となり、かつ、グローブボックスがインスツルメ
ントパネルから外れることなく、グローブボックスをイ
ンスツルメントパネルにより所定位置に保持させること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について、前記従来装置との同等部分及び各実施形
態例の同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明す
る。図1及び図2において、樹脂製グローブボックス1
の左右下部にそれぞれ形成されたフック3が、インスツ
ルメントパネル2下端のヒンジ軸4へ回動自在に係合し
て、グローブボックス1の下部がインスツルメントパネ
ル2に枢支されることにより、インスツルメントパネル
2にグローブボックス1が予め組み込まれた状態で、イ
ンスツルメントパネル2が車両の組立てラインに持ち込
まれて、車体側へ取り付けられるが、グローブボックス
1の両側壁にそれぞれ外方へ突出するストッパ5が設け
られていて、ヒンジ軸4を中心とする車室側への回動に
より破線で示されているようにグローブボックス1が全
開したとき、グローブボックス1の両側壁とそれぞれ対
向してインスツルメントパネル2に形成された段付き部
6へストッパ5が当接して、グローブボックス1の上記
全開位置が規制されている。
【0009】一方、フック3の外側面には、車幅方向に
延びる断面略直角三角形の突起10が一体成形されてお
り、ヒンジ軸4に隣接してインスツルメントパネル2下
端の幅狭壁面11に形成されたスリット12により、イ
ンスツルメントパネル壁面11を適宜撓ませて、インス
ツルメントパネル壁面11とヒンジ軸4との間隙にフッ
ク3の一端を押し込むことにより、ヒンジ軸4に対して
フック3を回動自在に係合させている。
【0010】従って、車両の組立てラインにおいて、全
開状態にあるグローブボックス1の両側壁を内側へ適宜
撓ませてストッパ5とインスツルメントパネル段付き部
6との当接を外し、2点鎖線で示されているように、ヒ
ンジ軸4を中心としてグローブボックス1を車室側へさ
らに大きく回動させると、フック3外側面の突起10が
インスツルメントパネル壁面11の裏面(車両前方側壁
面)に当接して、フック3がヒンジ軸4に枢支された状
態でグローブボックス1をその回動位置に規制するの
で、グローブボックス1はインスツルメントパネル2か
ら外れることなく保持され、従来の場合と同様に、車室
側からインスツルメントパネル壁面11の上方における
インスツルメントパネル2の開口を通ってインスツルメ
ントパネル2内へ工具9を差し込み、インスツルメント
パネル2内に配置されたフロントデッキクロスメンバ7
のブラケット8に、エアバッグ組立て体等の部品を容易
に組み付けることが可能となる。
【0011】すなわち、工具9を操作する部品の組み付
け作業時には、フック3外側面の突起10とインスツル
メントパネル壁面11の裏面との当接により、グローブ
ボックス1が大きく回動した位置でインスツルメントパ
ネル2に保持されて、インスツルメントパネル2から脱
落することがないため、上記作業が終了すれば、ヒンジ
軸4を中心としてグローブボックス1を上記と逆方向へ
回動させて、インスツルメントパネル2への組み込み位
置へ簡単にもどすことができ、このため、車両の組立て
ラインにおける作業を楽に、かつ、迅速に行うことがで
きて、グローブボックス1に傷をつけるおそれも容易に
解消させることができる。なお、工具9を操作する組み
付け作業時、グローブボックス1内には収納物が全くな
くて、グローブボックス1にかかる回転トルクは非常に
小さいため、フック3外側面の突起10及びインスツル
メントパネル壁面11はとくに強度を要しないのはいう
までもない。
【0012】図3に示す実施形態例は、グローブボック
ス1の下部に形成されたフック3の外側面に、図におけ
るグローブボックス1の姿勢では後上方へ傾斜した板状
の突起20が一体成形されており、インスツルメントパ
ネル2のヒンジ軸4を中心としてグローブボックス1を
全開状態よりさらに大きく両車室側へ回動させたとき、
突起20の先端がインスツルメントパネル壁面11の裏
面に当接して、グローブボックス1をヒンジ軸4による
枢支状態でその回動位置に規制することができ、上記実
施形態例と同等の作用効果を奏することが可能であると
共に、傾斜した板状突起20はフック3の外側面へ向か
って比較的撓みやすいので、インスツルメントパネル2
壁面11とヒンジ軸4との間隙にフック3の一端を押し
込む場合に、壁面11により板状突起20が容易に撓ん
で、フック3をヒンジ軸4へ簡単に係合させることがで
きる利点がある。
【0013】図4及び図5に示す実施形態例は、グロー
ブボックス1の下部に形成されたフック3の外側面に、
中空の門状突起30が一体成形されていて、図における
グローブボックス1の姿勢では門状突起30の車両前方
側端面31が前下方へ傾斜しており、インスツルメント
パネル2下端の狭幅壁面11におけるヒンジ軸4を中心
としてグローブボックス1を全開状態よりさらに大きく
車室側へ回動させたとき、突起30の端面32がインス
ツルメントパネル壁面11の裏面に当接して、グローブ
ボックス1をヒンジ軸4による枢支状態でその回動位置
に規制することができ、また、門状突起30は中空部に
よりフック3の外側面へ向かって比較的撓みやすくて、
その厚みを減じさせやすく、かつ、車両前方側が前下方
に傾斜しているので、インスツルメントパネル壁面11
とヒンジ軸4との間隙にフック3の一端を押し込む場合
に、壁面11により門状突起30が比較的容易に撓むこ
とができるので、図3の実施形態例の場合と同等の作用
効果を奏することが可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかるグローブボックス取付け
構造にあっては、インスツルメントパネル及びグローブ
ボックス間に設けられた第1係止手段によるグローブボ
ックスの全開位置規制を解除させてから、枢支点を中心
としてさらに車室側へグローブボックスを回動させたと
き、インスツルメントパネル及びグローブボックス間に
設けられた第2係止手段により、インスツルメントパネ
ルに枢支された状態でグローブボックスを所定位置に規
制することができるので、グローブボックスが全開位置
以上に回動することによりインスツルメントパネルの開
口を車室側へ開かせて、インスツルメントパネル内に対
する作業を行わせることが可能となり、かつ、グローブ
ボックスがインスツルメントパネルから外れることな
く、グローブボックスをインスツルメントパネルにより
所定位置に保持させているので、上記作業時におけるグ
ローブボックスの取扱いが非常に容易となる長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部側面図。
【図2】上記実施形態例の一部分解斜視図。
【図3】本発明の他の実施形態例における一部斜視図。
【図4】本発明のさらに他の実施形態例における一部分
解斜視図。
【図5】図4のV−V縦断面図。
【図6】従来装置における要部側面図。
【図7】図6の VII−VII 横断面拡大図。
【符号の説明】
1 グローブボックス 2 インスツルメントパネル 3 フック 4 ヒンジ軸 5 ストッパ 6 段付き部 10 突起 20 突起 30 突起

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インスツルメントパネルに下部が枢支さ
    れたグローブボックスにおいて、上記インスツルメント
    パネル及び上記グローブボックス間に設けられ上記枢支
    点を中心として車室側へ回動した上記グローブボックス
    の全開位置を規制する第1係止手段と、上記インスツル
    メントパネル及び上記グローブボックス間に設けられ上
    記枢支点を中心として上記全開位置よりもさらに車室側
    へ回動して枢支された上記グローブボックスを所定位置
    に規制する第2係止手段とを有するグローブボックス取
    付け構造。
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