JP3345916B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等にガソリン等
の油を給油する給油所に配置する給油装置であり、特に
表示器を改良した給油装置に関するものである。
の油を給油する給油所に配置する給油装置であり、特に
表示器を改良した給油装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】かかる給油装置で従来の表示器は、給油
量のみの表示しか行えないものであり、非給油中には何
の役にも立たないものであった。
量のみの表示しか行えないものであり、非給油中には何
の役にも立たないものであった。
【０００３】これに対して、例えば、特開昭５８−９９
３９６号公報に開示される給油装置では、給油中は給油
量を表示し、給油終了後一定時間経過すると宣伝または
情報を表示する表示器を設けている。しかし、この給油
装置では、表示器に大きなキャンペーン表示等ができな
い欠点があった。
３９６号公報に開示される給油装置では、給油中は給油
量を表示し、給油終了後一定時間経過すると宣伝または
情報を表示する表示器を設けている。しかし、この給油
装置では、表示器に大きなキャンペーン表示等ができな
い欠点があった。
【０００４】また、例えば、特開平１−２９４４９１号
公報に開示する給油装置は、複数の給油機構の給油量を
同時表示ができ、表示する給油機構の個数が増す毎に各
給油機構の表示部が小さく変化する１つのドット式表示
器を設けている。しかし、この給油装置では、１つの表
示器に複数の給油量を同時に表示させるため、表示が小
さくなり、また、文字数の多いキャンペーン表示等には
適さなかった。
公報に開示する給油装置は、複数の給油機構の給油量を
同時表示ができ、表示する給油機構の個数が増す毎に各
給油機構の表示部が小さく変化する１つのドット式表示
器を設けている。しかし、この給油装置では、１つの表
示器に複数の給油量を同時に表示させるため、表示が小
さくなり、また、文字数の多いキャンペーン表示等には
適さなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の給油
装置では、決められた給油機構の表示器に対して、大き
なキャンペーン表示ができなかったり、表示部が小さく
なり見にくくなる問題点があった。
装置では、決められた給油機構の表示器に対して、大き
なキャンペーン表示ができなかったり、表示部が小さく
なり見にくくなる問題点があった。
【０００６】そこで本発明は、各給油機構の給油量を表
示する表示器が、非給油中には見やすい宣伝や他の情報
を表示できる給油装置を提供することを目的とする。
示する表示器が、非給油中には見やすい宣伝や他の情報
を表示できる給油装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の給油装置は、複数の給油機構毎に給油量をそ
れぞれ表示する複数の表示器を連設して全体として１つ
の表示装置を形成し、前記複数の給油機構の少なくとも
いずれか１つから給油中信号が出力されているときには
その出力されている対応する前記表示器に給油量を表示
し、給油中信号が出力されていない非給中に対応する前
記表示器に個別情報を表示し、全ての給油機構から給油
中信号が出力されていないときには前記複数の表示器の
全体を１つに連設した表示装置に宣伝広告またはその他
の情報を表示する切換制御を行う表示制御装置を設けた
ものである。
に本発明の給油装置は、複数の給油機構毎に給油量をそ
れぞれ表示する複数の表示器を連設して全体として１つ
の表示装置を形成し、前記複数の給油機構の少なくとも
いずれか１つから給油中信号が出力されているときには
その出力されている対応する前記表示器に給油量を表示
し、給油中信号が出力されていない非給中に対応する前
記表示器に個別情報を表示し、全ての給油機構から給油
中信号が出力されていないときには前記複数の表示器の
全体を１つに連設した表示装置に宣伝広告またはその他
の情報を表示する切換制御を行う表示制御装置を設けた
ものである。
【０００８】
【作用】本発明によれば、給油機構の表示器を複数連設
して１つの表示装置を形成し、給油中にはそれぞれの給
油量を個別に表示し、非給油中の表示器には個別情報を
表示し、全ての給油装置が非給油中の場合には表示装置
にキャンペーン情報を表示することで、長いキャンペー
ン情報を見やすく表示できる。
して１つの表示装置を形成し、給油中にはそれぞれの給
油量を個別に表示し、非給油中の表示器には個別情報を
表示し、全ての給油装置が非給油中の場合には表示装置
にキャンペーン情報を表示することで、長いキャンペー
ン情報を見やすく表示できる。
【０００９】
【実施例】以下本発明を図示の一実施例により具体的に
説明する。図２は本発明実施例の給油装置を備える給油
所の斜視図、図３は本発明実施例の給油装置の構成を説
明する図である。
説明する。図２は本発明実施例の給油装置を備える給油
所の斜視図、図３は本発明実施例の給油装置の構成を説
明する図である。
【００１０】これらの図において、この給油所１１の敷
地１２の奥側に建てられた建物１３には、事務所１４が
設けられており、この事務所１４の上方の外側面には、
後述する給油量表示、キャンペーン表示及びその他の天
候や時刻等の個別情報を表示するＬＥＤ等からなる表示
器１５が取り付けられている。また、給油所１１の敷地
１２の上方を覆うキャノビイ１６からは、懸垂式の第１
〜第４の給油機構に対応したホース処理装置１７，…が
垂設されている。なお、事務所１４内には、販売時点管
理用のＰＯＳ端末１８が配置されている。
地１２の奥側に建てられた建物１３には、事務所１４が
設けられており、この事務所１４の上方の外側面には、
後述する給油量表示、キャンペーン表示及びその他の天
候や時刻等の個別情報を表示するＬＥＤ等からなる表示
器１５が取り付けられている。また、給油所１１の敷地
１２の上方を覆うキャノビイ１６からは、懸垂式の第１
〜第４の給油機構に対応したホース処理装置１７，…が
垂設されている。なお、事務所１４内には、販売時点管
理用のＰＯＳ端末１８が配置されている。
【００１１】各ホース処理装置１７は、上部から吊り下
げた給油ホース１９の昇降を制御するための装置であ
り、内部に給油ホース１９を巻付けているホースリール
２０と、このホースリール２０をそれぞれ正逆転するモ
ータ２１と、ホースリール２０の回転位置を検出するカ
ムスイッチ２２等とを備えている。この給油ホース１９
の下端部には、給油ノズル２３が設けられ、また、この
給油ノズル２３の近傍には、手許スイッチとして昇降ス
イッチ２４が設けられている。この昇降スイッチ２４を
オンすることで、後に詳細に説明するように給油ホース
１９が上方の待機位置と下方の給油位置との間を昇降す
るようになっている。なお、業務終了中には、給油ホー
ス１９を待機位置よりもさらに上方の位置に移動できる
ようになっている。
げた給油ホース１９の昇降を制御するための装置であ
り、内部に給油ホース１９を巻付けているホースリール
２０と、このホースリール２０をそれぞれ正逆転するモ
ータ２１と、ホースリール２０の回転位置を検出するカ
ムスイッチ２２等とを備えている。この給油ホース１９
の下端部には、給油ノズル２３が設けられ、また、この
給油ノズル２３の近傍には、手許スイッチとして昇降ス
イッチ２４が設けられている。この昇降スイッチ２４を
オンすることで、後に詳細に説明するように給油ホース
１９が上方の待機位置と下方の給油位置との間を昇降す
るようになっている。なお、業務終了中には、給油ホー
ス１９を待機位置よりもさらに上方の位置に移動できる
ようになっている。
【００１２】他方、建物１３には、ポンプ室２５が別途
付設されており、このポンプ室２５内に地下の貯油タン
クに連通する給油管２６を立ち上げ、この給油管２６の
端部側にモータ２７で駆動される給油ポンプ２８、流量
パルス発信器２９を接続した流量計３０を取り付けてい
る。この流量計３０の出口側と、ホースリール２０に巻
かれた給油ホース１９との間は、給油管３１で連通され
ている。また、流量パルス発信器２９からのパルス信号
は、各部を制御するためのマイクロコンピュータ等を備
えた制御装置３２に入力される。
付設されており、このポンプ室２５内に地下の貯油タン
クに連通する給油管２６を立ち上げ、この給油管２６の
端部側にモータ２７で駆動される給油ポンプ２８、流量
パルス発信器２９を接続した流量計３０を取り付けてい
る。この流量計３０の出口側と、ホースリール２０に巻
かれた給油ホース１９との間は、給油管３１で連通され
ている。また、流量パルス発信器２９からのパルス信号
は、各部を制御するためのマイクロコンピュータ等を備
えた制御装置３２に入力される。
【００１３】そして、例えば、それぞれホース処理装置
１７を有する第１の給油機構及び第４の給油機構は、レ
ギュラー油用の給油機構であり、また、第２の給油機構
は、ハイオク油用の給油機構であり、第３の給油機構
は、軽油用の給油機構である。そして、表示器１５は、
それぞれ第１〜第４の給油機構に対応する給油量や短い
個別情報を個別に表示するための複数の表示器１５ａ，
１５ｂ，１５ｃ，１５ｄから構成されており、それぞれ
を左側から順に連設して全体として横方向に細長い矩形
状に形成された一つの表示装置を形成している。
１７を有する第１の給油機構及び第４の給油機構は、レ
ギュラー油用の給油機構であり、また、第２の給油機構
は、ハイオク油用の給油機構であり、第３の給油機構
は、軽油用の給油機構である。そして、表示器１５は、
それぞれ第１〜第４の給油機構に対応する給油量や短い
個別情報を個別に表示するための複数の表示器１５ａ，
１５ｂ，１５ｃ，１５ｄから構成されており、それぞれ
を左側から順に連設して全体として横方向に細長い矩形
状に形成された一つの表示装置を形成している。
【００１４】図１は本発明実施例の表示制御装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【００１５】この表示制御装置は、各昇降スイッチ２
４，…を操作することにより出力される第１〜第４の給
油機構の給油中信号Ｓ１〜Ｓ４を取り込み、これら給油
中信号Ｓ１〜Ｓ４に対応して表示切換の信号を後述する
フローチャートに従って出力する表示制御手段４１と、
宣伝広告やその他の情報を出力するキャンペーン情報出
力手段４２と、第１〜第４の給油機構の給油量の情報を
出力する給油量出力手段４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３
ｄと、表示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄのそれぞ
れに対して決められた特定の個別情報を出力する個別情
報出力手段４４ａ，４４ｂ，４４ｃ，４４ｄと、表示制
御手段４１から出力される表示切換の制御信号により表
示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄに入力されるデー
タを、キャンペーン情報出力手段４２、給油量出力手段
４３、または個別情報出力手段４４のいずれかに切り換
える切換手段４５ａ，４５ｂ，４５ｃ，４５ｄと、これ
ら切換手段４５から出力される信号に基づき各表示器１
５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄをそれぞれ駆動する表示
駆動手段４６ａ，４６ｂ，４６ｃ，４６ｄとから構成さ
れる。
４，…を操作することにより出力される第１〜第４の給
油機構の給油中信号Ｓ１〜Ｓ４を取り込み、これら給油
中信号Ｓ１〜Ｓ４に対応して表示切換の信号を後述する
フローチャートに従って出力する表示制御手段４１と、
宣伝広告やその他の情報を出力するキャンペーン情報出
力手段４２と、第１〜第４の給油機構の給油量の情報を
出力する給油量出力手段４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３
ｄと、表示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄのそれぞ
れに対して決められた特定の個別情報を出力する個別情
報出力手段４４ａ，４４ｂ，４４ｃ，４４ｄと、表示制
御手段４１から出力される表示切換の制御信号により表
示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄに入力されるデー
タを、キャンペーン情報出力手段４２、給油量出力手段
４３、または個別情報出力手段４４のいずれかに切り換
える切換手段４５ａ，４５ｂ，４５ｃ，４５ｄと、これ
ら切換手段４５から出力される信号に基づき各表示器１
５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄをそれぞれ駆動する表示
駆動手段４６ａ，４６ｂ，４６ｃ，４６ｄとから構成さ
れる。
【００１６】ここで、例えば、個別情報出力手段４４ａ
は天候情報を出力し、また、個別情報出力手段４４ｃは
時刻情報を出力し、個別情報出力手段４４ｂ及び４４ｄ
は、これらと類似の他の情報を出力する。そして、表示
器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄには、各々の個別情
報が縦方向に連続して流れる情報、あるいは切り換わる
情報として表示されるようになっている。
は天候情報を出力し、また、個別情報出力手段４４ｃは
時刻情報を出力し、個別情報出力手段４４ｂ及び４４ｄ
は、これらと類似の他の情報を出力する。そして、表示
器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄには、各々の個別情
報が縦方向に連続して流れる情報、あるいは切り換わる
情報として表示されるようになっている。
【００１７】以上のように構成される給油装置の動作を
説明する。
説明する。
【００１８】図４は本発明実施例の給油ホースの昇降動
作を説明するフローチャートであり、まず、昇降スイッ
チ２４をオンすると（ＳＴ１）、カムスイッチ２２によ
りホースリール２０の回転位置を検出して給油ホース１
９が待機位置にあるか判断され（ＳＴ２）、待機位置に
ある場合には、新たな給油量の表示に備えて予め表示器
１５の表示をクリア（帰零）し、同時に給油中信号を出
力する（ＳＴ３）。次に、給油ホース１９は、ホース処
理装置１７のモータ２１が正転することで、カムスイッ
チ２２が給油位置を検知するまで下降する（ＳＴ４，
５）。そして、給油位置に達した場合には、ポンプ室２
５内のモータ２７をオンして（ＳＴ６）、給油ポンプ２
８を駆動することで給油が行われ、流量計３０に設けら
れた流量パルス発信器２９から出力されるパルスを計数
し給油量が対応する表示器１５に表示され、再び昇降ス
イッチ２４のオンを判断するステップに戻る。
作を説明するフローチャートであり、まず、昇降スイッ
チ２４をオンすると（ＳＴ１）、カムスイッチ２２によ
りホースリール２０の回転位置を検出して給油ホース１
９が待機位置にあるか判断され（ＳＴ２）、待機位置に
ある場合には、新たな給油量の表示に備えて予め表示器
１５の表示をクリア（帰零）し、同時に給油中信号を出
力する（ＳＴ３）。次に、給油ホース１９は、ホース処
理装置１７のモータ２１が正転することで、カムスイッ
チ２２が給油位置を検知するまで下降する（ＳＴ４，
５）。そして、給油位置に達した場合には、ポンプ室２
５内のモータ２７をオンして（ＳＴ６）、給油ポンプ２
８を駆動することで給油が行われ、流量計３０に設けら
れた流量パルス発信器２９から出力されるパルスを計数
し給油量が対応する表示器１５に表示され、再び昇降ス
イッチ２４のオンを判断するステップに戻る。
【００１９】次に、給油が終了し昇降スイッチ２４をオ
ンして（ＳＴ１）、給油ホース１９が待機位置にないと
きすなわち給油位置にあるときには、ポンプ室２５内の
モータ２７がオフし（ＳＴ７）、ホース処理装置１７の
モータ２１が逆転することで、カムスイッチ２２が待機
位置を検知するまで上昇する（ＳＴ８，９）。次に、給
油ホース１９が待機位置に達してから、一定時間、例え
ば、１分経過したか否かが判断される（ＳＴ１０）。そ
して、１分経過しない間に次の客が来て昇降スイッチ２
４をオンしたときには（ＳＴ１１）、給油ホース１９は
待機位置から給油位置に下降し、１分経過したときには
給油中信号の出力を停止する（ＳＴ１２）。すなわち、
給油終了後に昇降スイッチ２４をオンすることで給油ホ
ース１９が待機位置に上昇するが、上昇後１分以内に昇
降スイッチ１９をオンしない間は、給油中信号を出力し
て給油量が表示されており、１分以内に次の客が来て昇
降スイッチ１９をオンしたときには、表示器１５の表示
がクリアされる。また、１分経過した後には、給油中信
号の出力が停止され、次に説明する個別表示やキャンペ
ーン表示が行われる。
ンして（ＳＴ１）、給油ホース１９が待機位置にないと
きすなわち給油位置にあるときには、ポンプ室２５内の
モータ２７がオフし（ＳＴ７）、ホース処理装置１７の
モータ２１が逆転することで、カムスイッチ２２が待機
位置を検知するまで上昇する（ＳＴ８，９）。次に、給
油ホース１９が待機位置に達してから、一定時間、例え
ば、１分経過したか否かが判断される（ＳＴ１０）。そ
して、１分経過しない間に次の客が来て昇降スイッチ２
４をオンしたときには（ＳＴ１１）、給油ホース１９は
待機位置から給油位置に下降し、１分経過したときには
給油中信号の出力を停止する（ＳＴ１２）。すなわち、
給油終了後に昇降スイッチ２４をオンすることで給油ホ
ース１９が待機位置に上昇するが、上昇後１分以内に昇
降スイッチ１９をオンしない間は、給油中信号を出力し
て給油量が表示されており、１分以内に次の客が来て昇
降スイッチ１９をオンしたときには、表示器１５の表示
がクリアされる。また、１分経過した後には、給油中信
号の出力が停止され、次に説明する個別表示やキャンペ
ーン表示が行われる。
【００２０】図５は本発明実施例の表示制御手段の処理
動作を説明するフローチャートであり、表示制御手段４
１は、第１〜第４の給油機構から入力される給油中信号
Ｓ１〜Ｓ４に基づき、まず、第１の給油機構が給油中信
号Ｓ１を出力しているか判断し（ＳＴ２１）、給油中信
号Ｓ１を出力している場合には、切換手段４５ａを給油
量出力手段４３ａ側に切り換て（ＳＴ２２）、表示駆動
手段４６ａにより表示器１５ａを駆動し第１の給油機構
の給油量を表示し、また、給油中信号Ｓ１を出力してい
ない場合には、他の給油機構のいずれか１つが給油中信
号Ｓ２〜Ｓ４を出力しているときに（ＳＴ２３）、切換
手段４５ａを同様にして個別情報出力手段４４ａ側に切
り換えて（ＳＴ２４）、表示駆動手段４６ａにより表示
器１５ａ駆動し個別情報を表示する。以下同様にして、
第２〜第４の給油機構が給油中信号Ｓ２〜Ｓ４を出力し
ているかそれぞれ判断し、給油中信号Ｓ２〜Ｓ４のいず
れかを出力している場合には、その対応する切換手段４
５ｂ，４５ｃ，４５ｄを給油量出力手段４３ｂ，４３
ｃ，４３ｄ側に切り換え、それぞれの表示器１５ｂ，１
５ｃ，１５ｄに給油量を表示し、給油中信号Ｓ２〜Ｓ４
を出力していない場合には、個別表示手段４４ｂ，４４
ｃ，４４ｄ側に切り換えて、それぞれの表示器１５ｂ，
１５ｃ，１５ｄに対応する個別表示を表示する（ＳＴ２
５〜ＳＴ３３）。次に、全ての給油機構が給油中信号Ｓ
１〜Ｓ４を出力していない場合には、切換手段４５ａ，
４５ｂ，４５ｃ，４５ｄをキャンペーン情報出力手段４
２側に切り換え（ＳＴ３４）、表示器１５ａ，１５ｂ，
１５ｃ，１５ｄ全体を１つの表示装置としてキャンペー
ン情報を表示する。
動作を説明するフローチャートであり、表示制御手段４
１は、第１〜第４の給油機構から入力される給油中信号
Ｓ１〜Ｓ４に基づき、まず、第１の給油機構が給油中信
号Ｓ１を出力しているか判断し（ＳＴ２１）、給油中信
号Ｓ１を出力している場合には、切換手段４５ａを給油
量出力手段４３ａ側に切り換て（ＳＴ２２）、表示駆動
手段４６ａにより表示器１５ａを駆動し第１の給油機構
の給油量を表示し、また、給油中信号Ｓ１を出力してい
ない場合には、他の給油機構のいずれか１つが給油中信
号Ｓ２〜Ｓ４を出力しているときに（ＳＴ２３）、切換
手段４５ａを同様にして個別情報出力手段４４ａ側に切
り換えて（ＳＴ２４）、表示駆動手段４６ａにより表示
器１５ａ駆動し個別情報を表示する。以下同様にして、
第２〜第４の給油機構が給油中信号Ｓ２〜Ｓ４を出力し
ているかそれぞれ判断し、給油中信号Ｓ２〜Ｓ４のいず
れかを出力している場合には、その対応する切換手段４
５ｂ，４５ｃ，４５ｄを給油量出力手段４３ｂ，４３
ｃ，４３ｄ側に切り換え、それぞれの表示器１５ｂ，１
５ｃ，１５ｄに給油量を表示し、給油中信号Ｓ２〜Ｓ４
を出力していない場合には、個別表示手段４４ｂ，４４
ｃ，４４ｄ側に切り換えて、それぞれの表示器１５ｂ，
１５ｃ，１５ｄに対応する個別表示を表示する（ＳＴ２
５〜ＳＴ３３）。次に、全ての給油機構が給油中信号Ｓ
１〜Ｓ４を出力していない場合には、切換手段４５ａ，
４５ｂ，４５ｃ，４５ｄをキャンペーン情報出力手段４
２側に切り換え（ＳＴ３４）、表示器１５ａ，１５ｂ，
１５ｃ，１５ｄ全体を１つの表示装置としてキャンペー
ン情報を表示する。
【００２１】図６は本発明実施例の給油量表示と個別情
報表示の例を説明する図であり、第１のレギュラー油の
給油機構の表示器１５ａには、天気情報に関する個別情
報として「明日の天気」と「晴れを示す天気マーク」が
表示され、第２のハイオク油の給油機構の表示器１５ｂ
には、給油量として２３．０８リットルを示す「２３．
０８」が表示され、第３の軽油の給油機構の表示器１５
ｃには、午後３時２８分を示す「ＰＭ０３：２８」が表
示され、第４のレギュラー油の給油機構の表示器１５ｄ
には、給油量として１３．２５リットルを示す「１３．
２５」が表示されている。これらの個別情報の表示は、
例えば、一定時間で切り換わる情報を表示したり、ある
いは縦方向に流れる情報を表示する。
報表示の例を説明する図であり、第１のレギュラー油の
給油機構の表示器１５ａには、天気情報に関する個別情
報として「明日の天気」と「晴れを示す天気マーク」が
表示され、第２のハイオク油の給油機構の表示器１５ｂ
には、給油量として２３．０８リットルを示す「２３．
０８」が表示され、第３の軽油の給油機構の表示器１５
ｃには、午後３時２８分を示す「ＰＭ０３：２８」が表
示され、第４のレギュラー油の給油機構の表示器１５ｄ
には、給油量として１３．２５リットルを示す「１３．
２５」が表示されている。これらの個別情報の表示は、
例えば、一定時間で切り換わる情報を表示したり、ある
いは縦方向に流れる情報を表示する。
【００２２】図７は本発明実施例のキャンペーン情報表
示の例を説明する図であり、第１〜第４の給油機構の表
示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄの全体にキャンペ
ーン情報として「いらっしゃいませ」が表示されてい
る。このようなキャンペーン表示は、一定時間で切り換
わる情報を表示したり、あるいは横方向に流れる情報を
表示する。
示の例を説明する図であり、第１〜第４の給油機構の表
示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄの全体にキャンペ
ーン情報として「いらっしゃいませ」が表示されてい
る。このようなキャンペーン表示は、一定時間で切り換
わる情報を表示したり、あるいは横方向に流れる情報を
表示する。
【００２３】上記構成の給油装置によれば、各給油機構
の給油量を表示する表示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１
５ｄを連設し、給油中にはそれぞれの給油量を個別に表
示し、いずれかの給油機構が給油中に他の非給油中の給
油機構の表示器には決められた個別表示を表示し、また
全ての給油機構が非給油中の場合には表示器１５ａ，１
５ｂ，１５ｃ，１５ｄを１つの表示装置として全体にキ
ャンペーン情報を表示することで、非給油中に短い個別
情報を簡単に表示したり、長いキャンペーン情報を見や
すく表示することが可能になる。
の給油量を表示する表示器１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１
５ｄを連設し、給油中にはそれぞれの給油量を個別に表
示し、いずれかの給油機構が給油中に他の非給油中の給
油機構の表示器には決められた個別表示を表示し、また
全ての給油機構が非給油中の場合には表示器１５ａ，１
５ｂ，１５ｃ，１５ｄを１つの表示装置として全体にキ
ャンペーン情報を表示することで、非給油中に短い個別
情報を簡単に表示したり、長いキャンペーン情報を見や
すく表示することが可能になる。
【００２４】なお、上記実施例において、懸垂式の給油
機構を例に説明したが、地上固定式の給油機構であって
もよく、また、４つの給油機構を備えた給油所を例に説
明したが、これに限らず少なくとも、複数の給油機構の
表示器が必要な数だけ連設され、全て非給油中の場合に
キャンペーン情報を表示するようにすればよい。
機構を例に説明したが、地上固定式の給油機構であって
もよく、また、４つの給油機構を備えた給油所を例に説
明したが、これに限らず少なくとも、複数の給油機構の
表示器が必要な数だけ連設され、全て非給油中の場合に
キャンペーン情報を表示するようにすればよい。
【００２５】また、個別情報の内容及びキャンペーン情
報の内容は任意に設定でき、さらにキャンペーン情報
は、給油所で表示する必要がある宣伝広告またはその他
の情報であればよい。
報の内容は任意に設定でき、さらにキャンペーン情報
は、給油所で表示する必要がある宣伝広告またはその他
の情報であればよい。
【００２６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、給油機構の
表示器を複数連設し、給油中にはそれぞれの給油量を個
別に表示し、いずれかの給油装置が給油中に他の非給油
中の給油装置の表示器には決められた個別表示を表示
し、また全ての給油装置が非給油中の場合には表示器全
体にキャンペーン情報を表示することで、非給油中に短
い個別情報を簡単に表示したり、長いキャンペーン情報
を見やすく表示することができる効果がある。
表示器を複数連設し、給油中にはそれぞれの給油量を個
別に表示し、いずれかの給油装置が給油中に他の非給油
中の給油装置の表示器には決められた個別表示を表示
し、また全ての給油装置が非給油中の場合には表示器全
体にキャンペーン情報を表示することで、非給油中に短
い個別情報を簡単に表示したり、長いキャンペーン情報
を見やすく表示することができる効果がある。
【図１】本発明実施例の表示制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本発明実施例の給油装置を備える給油所の斜視
図である。
図である。
【図３】本発明実施例の給油機構の構成を説明する図で
ある。
ある。
【図４】本発明実施例の給油ホースの昇降動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図５】本発明実施例の給油量表示と個別情報表示の例
を説明する図である。
を説明する図である。
【図６】本発明実施例の給油量表示と個別情報表示の例
を説明する図である。
を説明する図である。
【図７】本発明実施例のキャンペーン情報表示の例を説
明する図である。
明する図である。
１１ 給油所 １５ 表示器 １７ ホース処理装置 １９ 給油ホース ２４ 昇降スイッチ ４１ 表示制御手段 ４２ キャンペーン情報出力手段 ４３ 給油量出力手段 ４４ 個別情報出力手段 ４５ 切換手段 ４６ 表示駆動手段
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の給油機構毎に給油量をそれぞれ表
示する複数の表示器を連設して全体として１つの表示装
置を形成し、前記複数の給油機構の少なくともいずれか
１つから給油中信号が出力されているときにはその出力
されている対応する前記表示器に給油量を表示し、給油
中信号が出力されていない非給中に対応する前記表示器
に個別情報を表示し、全ての給油機構から給油中信号が
出力されていないときには前記複数の表示器の全体を１
つに連設した表示装置に宣伝広告またはその他の情報を
表示する切換制御を行う表示制御装置を設けたことを特
徴とする給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21748292A JP3345916B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21748292A JP3345916B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680198A JPH0680198A (ja) | 1994-03-22 |
| JP3345916B2 true JP3345916B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=16704930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21748292A Expired - Fee Related JP3345916B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3345916B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3601549B2 (ja) * | 1995-05-31 | 2004-12-15 | 株式会社タツノ・メカトロニクス | 懸垂式給油装置の表示器 |
| JP3348143B2 (ja) * | 1997-03-07 | 2002-11-20 | 株式会社日立国際電気 | 表示ボードシステム |
| JP4614045B2 (ja) * | 2004-01-14 | 2011-01-19 | ソニー株式会社 | 映像表示装置及び映像表示方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21748292A patent/JP3345916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0680198A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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