JP3345872B2 - 屋内設置型給湯器 - Google Patents
屋内設置型給湯器Info
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Description
する屋内設置型給湯器に関する。
の安全性が要求されているが、なかでも、排気設備の不
備や経年劣化などにより発生するCO中毒事故が大きな
問題となる。例えば、図1に示すように、室内にガス燃
焼機器1を設置し、排気筒2を介してガス燃焼機器1の
排気ガスを屋外へ排気するようにしている場合、排気筒
2から排気漏れしていると、室内がCOにより汚染され
る。ここで、ガス燃焼機器1により室内のCO濃度Ds
が高くなる態様には、自室漏れと他室漏れがある。自室
漏れとは、ガス燃焼機器1の設置されている部屋3で排
気漏れが起きる場合をいい、他室漏れとは、ガス燃焼機
器1は設置されていないが、排気筒2が貫通している部
屋4で、その貫通している排気筒2より排気漏れを起こ
す場合をいう。このような自室漏れや他室漏れが起きる
と、熱交換器や給排気部の詰まりによってCO濃度Ds
が高くなったとき、室内でCO中毒事故を引き起こす危
険がある。
ンサ5により排気中のCO濃度Dsを検知し、CO濃度
Dsが一定レベル(以下、燃焼停止レベルという)L1
以上になるとガス燃焼機器1を燃焼停止させるようにし
た不完全燃焼防止装置が従来より提案されている。自室
漏れの場合には、室内の汚染が進むと燃焼に必要な酸素
の濃度が低下するので、図2に示すように、時間の経過
とともに排気のCO濃度Ds(図2に実線6で示す)も
急激に上昇し、それに伴って室内のCO濃度Ds(図2
に破線7で示す)も上昇する。排気のCO濃度Dsは室
内のCO濃度Dsよりも高いから、排気のCO濃度Ds
が燃焼停止レベルL1 を超えたときにガス燃焼機器1を
燃焼停止させるようにすれば、室内が危険な状況になる
のを防ぐことができる。
換気率や排気の漏れ量、排気中のCO濃度Dsにより室
内のCO濃度Dsが決まるが、一般に排気中のCO濃度
Dsは図3に示すように徐々に増加する。しかも、他室
漏れの場合には、排気が漏れている室内のCO濃度Ds
(図3に破線9で示す)は状況により排気中のCO濃度
Ds(図3に実線8で示す)に近くなることがある。さ
らに、燃焼停止レベルL1 は、低く設定すると自室漏れ
の場合に頻繁に燃焼停止するので、適当なレベルに設定
する必要があり、あまり低レベルに設定することができ
ない。
止レベルL1 以上になるとガス燃焼機器を燃焼停止させ
るようにした従来例では、他室漏れの場合、図3に示す
ように燃焼停止レベルL1 より少し小さなCO濃度Ds
で燃焼を継続した場合には、ガス燃焼機器が燃焼停止せ
ず、室内が危険な状況になる恐れがあった。
されている不完全燃焼防止装置では、給湯器の排気筒が
通過する各室にCOセンサを設け、あるいは給湯器の排
気出口近傍にCOセンサを設け、COセンサの検出値を
一定時間毎に読み込んで積算し、この積算値が設定値に
達した時に燃焼を停止する構成となっている。
のでは、CO濃度の積算値のみによってCO中毒の危険
度を判断する構成であるので、COに汚染されている部
屋や汚染原因まで推定することはできない。給湯器の排
気筒が通っている各室にCOセンサを設け、汚染されて
いる部屋を特定することもできるが、コストの上昇や、
施工が複雑になるといった問題がある。
気通路に設けられた従来のCO検出手段を用いて、CO
による室内の汚染を判断することができる屋内設置型給
湯器の提供を目的とする。
に本発明の屋内設置型給湯器は、バーナに燃焼空気を供
給するファンと、前記ファンを駆動するファンモータ
と、前記バーナの燃焼によって発生する排気中のCO濃
度を検出するCO検出手段とを備えた屋内設置型給湯器
において、前記ファンモータの駆動電流に関する情報を
検出する電流検出手段と、前記ファンモータの回転数を
検出する回転数検出手段と、前記電流検出手段による電
流情報と前記回転数検出手段により検出された回転数と
に基づいて前記ファンの送風流路の流路抵抗を判別する
流路抵抗判別手段と、前記流路抵抗判別手段により判別
された流路抵抗を基に前記ファンモータの駆動電流を補
正する電流補正手段と、前記電流補正手段による電流値
補正量と前記CO検出手段により検出したCO濃度とに
基づいて屋内の汚染を判断する屋内汚染判断手段とを設
けたことを第一の特徴としている。
ば、排気通路にゴミやホコリが蓄積したり、あるいは排
気通路の一部で腐食による穴が開いたり、排気通路を構
成する排気筒の接続部が外れたり、ファンの給気側に設
けられたフィルターが脱落するなどしてファンの送風流
路の流路抵抗が変化した場合でも、ファンの風量を制御
しバーナへの燃料の供給量に応じて最適な空燃比を得る
ためにファンモータの駆動電流が補正される。すなわ
ち、流路抵抗が増大した場合は、ファンの風量が低下す
るので回転数を上げるために駆動電流を増加させる補正
を行う。逆に流路抵抗が減少した場合は、ファンの風量
は増加するので回転数を下げるために駆動電流を減少さ
せる補正を行う。
が外れるなどして排気漏れが起こると、流路抵抗は減少
するのでファンモータの駆動電流を下げる補正が行われ
る。したがって、電流値補正量がマイナスである場合
に、CO検出手段により検出したCO濃度が基準濃度を
超えたとき、またはCO濃度の積算値が基準積算値を超
えたときは、排気の自室漏れと判断し、使用者に給湯器
が設置されている室内がCOで汚染されていることを警
告したり、燃焼を停止させたりする。一方、電流値補正
量がマイナスの場合に検出されるCO濃度もしくはCO
濃度の積算値が比較的低い場合は、排気の他室漏れによ
る他室内汚染か、又はファンの吸気側フィルターの脱落
が生じていると判断する。
断することで、使用者にCOに汚染されている部屋の換
気を促しCO中毒の危険を未然に防ぐとともに、異常箇
所がある程度特定されることによって補修作業も迅速に
行うことができる。
に燃焼空気を供給するファンと、前記ファンを駆動する
ファンモータと、前記バーナの燃焼によって発生する排
気中のCO濃度を検出するCO検出手段とを備えた屋内
設置型給湯器において、前記ファンモータの駆動電流に
関する情報を検出する電流検出手段と、前記ファンモー
タの回転数を検出する回転数検出手段と、前記電流検出
手段による電流情報と前記回転数検出手段により検出さ
れた回転数とに基づいて前記ファンの送風流路の流路抵
抗を判別する流路抵抗判別手段と、前記流路抵抗判別手
段により判別された流路抵抗を基に前記ファンモータの
駆動電流を補正する電流補正手段と、前記CO検出手段
により検出されたCO濃度のうち積算開始濃度以上のC
O濃度を積算する積算手段と、前記電流補正手段による
電流値補正量を検出する電流値補正量検出手段と、前記
電流値補正量に変化がない状態が一定時間以上継続した
ときのCO濃度が予め設定された基準濃度を超えている
場合もしくは前記積算手段によるCO濃度の積算値が予
め設定された基準積算値を超えている場合は給湯器が設
置されている室内がCOで汚染されていると判断する自
室内汚染判断手段とを設けたことを第2の特徴としてい
る。
ば、流路抵抗の変化に伴う電流値の補正が一定時間行わ
れていないにもかかわらず、CO濃度が基準値を超えた
場合もしくはCO濃度の積算値が基準積算値を超えた場
合は、給湯器から屋外へ排出された排気が窓などの開口
部から室内へ環流したり、給湯器が設置されている室内
で他の燃焼機器を使用したりすることによって、または
給湯器からの排気の自室漏れが一定時間以上継続してい
ることによって自室内汚染が生じていると判断する。し
たがって、自室内汚染を判断した上で汚染原因について
もある程度特定されるので、使用者に給湯器が設置され
ている室内の換気を促したり、他の燃焼機器の使用を中
止するよう警告するなどしてCO中毒の危険を未然に防
ぐことができる。
れ、他室漏れ)を説明する概略図である。図2は自室漏
れの場合のCO濃度の変化を示す図である。図3は他室
漏れの場合のCO濃度の変化を示す図である。図4はC
O検出手段を備えた屋内設置型給湯器の全体構成図であ
る。図5はCO検出手段を備えた屋内設置型給湯器のバ
ーナコントローラの機能構成図である。図6はファンモ
ータ制御部の機能構成図である。図7はファンモータの
駆動電流と回転数とファンの送風量との関係の説明図で
ある。
ちろんオイル給湯器にも適用できる。図4に示すように
本発明の実施形態における屋内設置型の給湯器21は、
燃焼室を形成する缶体22の下部にガスバーナ23を備
えている。ガスバーナ23には、元電磁弁24及び比例
制御弁25を備えたガス供給路26を通じて燃料ガスが
供給される。元電磁弁24はガス供給路26の開閉のみ
を行う弁であり、比例制御弁25は制御信号に応じた開
度に設定されガス流量を所望値に調節する電磁弁であ
る。ガスバーナ23の近傍にはガスバーナ23が燃焼し
ているか否かを検出するためのフレームロッド27が設
けられている。また缶体22の底部にはファンモータ2
8によって駆動されるファン29が配設されており、ガ
ス供給量に応じた量の燃焼用空気を供給するために必要
な回転数に制御される。ガスバーナ23の燃焼及びファ
ンモータ28の回転数はバーナコントローラ52によっ
て制御される。
配設され、給水管31から通水された水をガスバーナ2
3の燃焼熱により加熱し、加熱された湯を給湯管32に
送り出す。給水管31には給水管31に流れる水の流量
を検出するための流量センサ33が設けられている。熱
交換器30よりも上方に位置する缶体22の上部にはフ
ード(集合筒)34が設けられており、フード34には
排気筒35が連結される。そして、このフード34には
CO濃度Dsを検出するためのCOセンサ36が取り付
けられている。
に主として、燃焼制御部53、比較判定部54、積算処
理部55、ファンモータ制御部56および比例電流制御
部57からなっている。燃焼制御部53は、リモートコ
ントローラ58で設定された出湯温度、流量センサ33
により検出されている熱交換器30への入水量が最低作
動流量(以下、MOQという)以上であるか否か、フレ
ームロッド27により燃焼状態が確認されているか否か
等に基づき、ガス給湯器21の主な燃焼制御動作を司ど
る。すなわち、例えば給湯栓が開かれて流量センサ33
により検出される入水流量がMOQ以上になると、元電
磁弁24を開き、点火装置59によりガスバーナ23に
緩点火する。さらに、フレームロッド27により点火を
確認すると、比例電流制御部57により比例制御弁25
の弁開度をコントロールし、リモートコントローラ58
により設定されている設定温度の湯が出湯されるようガ
スバーナ23の燃焼力をコントロールする。同時に、最
適な空燃比が得られるようファンモータ制御部56によ
りファンモータ28の回転数をコントロールする。ま
た、例えば給湯栓が閉じられて入水流量がMOQ以下に
なると、元電磁弁24を閉じてガスバーナ23の燃焼を
停止し、ついでファンモータ28を停止する。
適な空燃比が得られるようにファン29の風量を制御す
るには、ファンの送風路の流路抵抗を考慮する必要があ
る。すなわち、図6において駆動電流検出部64と回転
数検出部65とによって検出したファンモータ28の駆
動電流と回転数とに基づいて、流路抵抗判別部63で流
路抵抗を判別し、当該流路抵抗において最適な風量を得
るために必要な回転数を決定する。そして、その回転数
を得るために必要な電流値補正量を電流値補正量演算部
62で求め駆動電流を補正し、駆動電流制御部61によ
ってファンモータ28を駆動する。
転数Nとファンモータ28の駆動電流Iとの関係は、流
路抵抗との関係のデータを予めメモリなどに保持してお
くことにより、回転数Nと駆動電流Iとから流路抵抗Φ
を決定できる。例えば回転数がN1 のときに電流がI1
であれば流路抵抗がΦ1 であると判断できる。いま、流
路抵抗がΦ1 であって、ガスバーナ23に供給されてい
るガス量に最適なファン29の風量がQ1 であるとする
と、風量Q1 を得るための回転数はN1 、駆動電流はI
1 となる。同じ風量を得ようとすると、流路抵抗が大き
い程回転数を高くする必要があるが、給湯器21の排気
筒35が外れたり、排気筒35に穴が開くなどしてファ
ン29の送風流路の流路抵抗が減少し、同じ駆動電流I
1 でも回転数がN0 に低下し、風量がQ0 に増加した場
合は、流路抵抗ΦがΦ1 からΦ0に減少したことがわか
る。したがって風量をQ1 に戻すためには、回転数をN
2にする必要があり、そのためには駆動電流I1 をI2
に下げる補正が行われることになる。
れが起こると、給湯器21が設置されている室内はCO
によって汚染される。図5において比較判定部54はC
O濃度Dsを比較するための複数の基準濃度値をメモリ
に保持しており、COセンサ36で検出されたCO濃度
Dsと各基準濃度とを比較し、その比較判定結果を燃焼
制御部53へ出力する。すなわち、比較判定部54は、
基準濃度値として、CO濃度Dsを積算開始するための
積算開始濃度D4 と、ファンモータ28の回転数を増加
させるための基準濃度D3 と、給湯器21の燃焼を停止
させるための2つの基準濃度D2 及びD1 (ただし、D
4 <D3 <D2 <D1 )を有しており、CO濃度Dsと
これらの基準濃度D1 、D2 、D3 、D4 とを比較し、
その比較結果を燃焼制御部53へ出力する。
いて排気筒35に逆圧がかかったり、経年変化により熱
交換器30を構成する多数のフィンの間や排気筒35内
ですす等による閉塞が生じると、ファン29の風量が低
下し、空気不足による不完全燃焼が起こるため、CO濃
度Dsは上昇する。そしてCO濃度Dsが基準濃度D3
に達すると、ファンモータ28の回転数を増加させる。
その結果、空気不足は解消されCO濃度Dsは低下す
る。強風等による一時的な原因で回転数を増加させた場
合は、その原因が消滅すれば回転数を元に戻す。
設置しているのと同じ室内で使用している燃焼機器によ
って、室内がCOで汚染されている場合は、ファンモー
タ28の回転数を増加させても殆ど効果はなく、CO濃
度Dsは上昇し続ける。そしてCO濃度Dsが積算開始
濃度D4 に達してからの積算値が基準積算値を超える
か、CO濃度Dsが基準濃度D2 又はD1 を超え、D2
及びD1 について各別に定められた時間、例えばD2 を
超えてから30秒間、D1 を超えてから10秒間のいず
れかの時間が経過した時には給湯器21の燃焼を停止す
る。
り、排気筒35に穴が開くことによって排気の自室漏れ
が起こると、まずファン29の送風路の流路抵抗が減少
し、ファンモータ28の回転数は低下するが、ファン2
9の風量は逆に増加する。この場合でも、ガスバーナ2
3に供給されるガス量は比例制御弁25によって所定値
に制御されるため、最適な空燃比を維持するには増加し
たファン29の風量を減少させる必要があり、そのため
ファンモータ28の駆動電流を減少させる補正を行い、
回転数を減少させる。したがって、流路抵抗に基づく電
流値補正量とCOセンサ36により検出したCO濃度D
sとを関連付けることによって、電流値補正量がマイナ
スである場合にCO濃度Dsが基準濃度を超えているか
もしくはCO濃度Dsの積算値が基準積算値を超えてい
るときは、排気の自室漏れによる自室内汚染と判断し、
給湯器のリモコンの表示部に給湯器が設置されている室
内がCOに汚染されていることを表示したり、警告音を
発して換気を促すなどCO中毒を防止するための適切な
処理を行う。
にCO濃度Dsが比較的低いときは、排気の他室漏れに
よる他室内汚染か又はファン29の吸気側に取付けた図
示しないフィルターの脱落が生じていると判断する。フ
ィルターが脱落する際には、流路抵抗の急激な低下が起
こるので、流路抵抗の変化も判断材料にすると有効であ
る。
9の送風路の流路抵抗に基づくファンモータ28の電流
値補正量に一定時間変化がない(すなわち流路抵抗が一
定)にもかかわらず、CO濃度Dsが基準濃度を超えて
いる場合、またはCO濃度Dsの積算値が基準積算値を
超えている場合は、自室内汚染が生じていると判断す
る。例えば、給湯器21の排気筒35から屋外へ排出さ
れた排気が窓などの開口部から室内へ還流したり、他の
燃焼機器を室内で使用していると、流路抵抗が一定でも
COによる自室内汚染が生じる。また排気筒35の接続
部が外れて自室漏れが起きた場合は、排気筒35が外れ
た時に流路抵抗が減少し、ファンモータ28の駆動電流
の補正が行われるが、その後は逆風や熱交換器のフィン
詰まり、ファン29の吸気側フィルターの脱落等が起こ
らない限り流路抵抗は一定であり、CO濃度Dsは上昇
し続け、自室内汚染が進行する。なお電流値補正量に代
えて、電流値を用いて判断してもよい。
で、本発明の屋内設置型給湯器は次のような効果を奏す
る。すなわち、ファンモータの駆動電流の補正量とCO
検出手段により検出したCO濃度とに基づいて、給湯器
が設置されている自室内及び給湯器の排気筒が通ってい
る他室内でのCOによる汚染を区別して判断できるの
で、自室内または他室内が危険な状態になり、給湯器の
燃焼が停止する前に、使用者に汚染されている室内の換
気を促すためにリモコンに警告表示をしたり、警報等を
発することによってCO中毒を未然に防止することがで
きる。また、一定時間電流値の補正が行われていないに
もかかわらず、自室内のCO濃度が高い場合は、窓など
の開口部から室内への排気の還流による汚染、他の燃焼
機器の排気による汚染、給湯器の排気の自室漏れが相当
時間継続していることによる汚染等が生じていると判断
できるので、汚染の原因がある程度特定され、危険度に
応じてリモコンに推定される汚染原因を表示したり、使
用者に警告を発して換気を促すなど燃焼が停止する前に
適切な指示をすることができる。また、後日のメンテナ
ンスも迅速に行うことができる。さらに、従来から設け
られているCOセンサを用いることができるので、新た
にCOセンサを追加する必要がない。したがって、製造
コストの上昇を抑え、施工時の作業性が悪化することも
ない。
する概略図である。
る。
る。
構成図である。
ナコントローラの機能構成図である。
風量との関係の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 バーナに燃焼空気を供給するファンと、
前記ファンを駆動するファンモータと、前記バーナの燃
焼によって発生する排気中のCO濃度を検出するCO検
出手段とを備えた屋内設置型給湯器において、前記ファ
ンモータの駆動電流に関する情報を検出する電流検出手
段と、前記ファンモータの回転数を検出する回転数検出
手段と、前記電流検出手段による電流情報と前記回転数
検出手段により検出された回転数とに基づいて前記ファ
ンの送風流路の流路抵抗を判別する流路抵抗判別手段
と、前記流路抵抗判別手段により判別された流路抵抗を
基に前記ファンモータの駆動電流を補正する電流補正手
段と、前記電流補正手段による電流値補正量と前記CO
検出手段により検出したCO濃度とに基づいて屋内の汚
染を判断する屋内汚染判断手段とを設けたことを特徴と
する屋内設置型給湯器。 - 【請求項2】 バーナに燃焼空気を供給するファンと、
前記ファンを駆動するファンモータと、前記バーナの燃
焼によって発生する排気中のCO濃度を検出するCO検
出手段とを備えた屋内設置型給湯器において、前記ファ
ンモータの駆動電流に関する情報を検出する電流検出手
段と、前記ファンモータの回転数を検出する回転数検出
手段と、前記電流検出手段による電流情報と前記回転数
検出手段により検出された回転数とに基づいて前記ファ
ンの送風流路の流路抵抗を判別する流路抵抗判別手段
と、前記流路抵抗判別手段により判別された流路抵抗を
基に前記ファンモータの駆動電流を補正する電流補正手
段と、前記CO検出手段により検出されたCO濃度のう
ち積算開始濃度以上のCO濃度を積算する積算手段と、
前記電流補正手段による電流値補正量を検出する電流値
補正量検出手段と、前記電流値補正量に変化がない状態
が一定時間以上継続したときのCO濃度が予め設定され
た基準濃度を超えている場合もしくは前記積算手段によ
るCO濃度の積算値が予め設定された基準積算値を超え
ている場合は給湯器が設置されている室内がCOで汚染
されていると判断する自室内汚染判断手段とを設けたこ
とを特徴とする屋内設置型給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011896A JP3345872B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 屋内設置型給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011896A JP3345872B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 屋内設置型給湯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103662A JPH10103662A (ja) | 1998-04-21 |
JP3345872B2 true JP3345872B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=17620590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28011896A Expired - Fee Related JP3345872B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 屋内設置型給湯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3345872B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP28011896A patent/JP3345872B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH10103662A (ja) | 1998-04-21 |
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