JP3344943B2 - 焼却灰の溶融処理装置 - Google Patents

焼却灰の溶融処理装置

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JP3344943B2
JP3344943B2 JP04862998A JP4862998A JP3344943B2 JP 3344943 B2 JP3344943 B2 JP 3344943B2 JP 04862998 A JP04862998 A JP 04862998A JP 4862998 A JP4862998 A JP 4862998A JP 3344943 B2 JP3344943 B2 JP 3344943B2
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裕一 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼却灰の溶融処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コークス等の燃料を用いて、焼
却灰を溶融させる焼却灰の溶融処理装置としては、溶融
炉を備え、この溶融炉にコークス等の材料を投入してい
た。即ち、従来のこの種の溶融処理装置としては、図5
に示すように、溶解炉aと、該溶解炉aの上方に連設さ
れる材料投入用筒体bと、を備え、この材料投入用筒体
bは、その下方開口部cが溶解炉aの上方開口部に挿入
され、投入バケットdから投入部eを介して、材料sが
投入される。
【0003】また、この材料投入用筒体bには、下方開
口部cを施蓋するコーン状の蓋体fと、該蓋体fから立
設される鉛直保持ロッドgとが内装され、該鉛直保持ロ
ッドgが図示省略の昇降機構にて上下動されて、蓋体f
が上下動して該下方開口部cが開閉、即ち、溶解炉aの
上方開口部が開閉する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓋体fを上
下動させることによって、溶解炉aの上方開口部の開閉
動作を行うものであり、材料の片寄りが発生し、溶解炉
a内に安定して均一に材料を投入することができず、炉
内での均一燃焼ができず、焼却灰の安定処理及び安定操
業が難しかった。
【0005】そこで、本発明では、溶解炉内に均一に材
料を投入することができて、焼却灰の安定処理及び安定
操業を行うことができる焼却灰の溶融処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る焼却灰の溶融処理装置は、溶融炉
と、該溶融炉の上方に配設されて該溶融炉にコークス及
び焼却灰等の材料を投入するための材料投入手段と、を
備えた焼却灰の溶融処理装置に於いて、上記材料投入手
段が、材料が供給される材料投入用筒体と、該材料投入
用筒体の下方開口部を内部から施蓋して上記溶融炉の材
料投入口を施蓋すると共に仕切板が立設された蓋部材
と、その軸心廻りの回転及びその軸心方向の往復動が可
能とされて上記材料投入用筒体に挿入されると共にその
下端が該蓋部材に連結される鉛直状ロッドと、該鉛直状
ロッドをその軸心廻りに回転させて上記蓋部材を回転さ
せ上記材料投入用筒体内の材料を上記仕切板にて攪拌す
る回転駆動機構と、該鉛直状ロッドをその軸心方向に往
復動させて上記蓋部材の上昇にて上記溶融炉の材料投入
口を開状態とすると共に上記蓋部材の下降にて上記溶融
炉の材料投入口を閉状態とする往復動機構と、を備えた
ものである。
【0007】回転駆動機構が、材料投入用筒体の上面に
付設されるシリンダと、該上面から突出した鉛直状ロッ
ドの上端部に連設される回転板と、該回転板と該シリン
ダのピストンロッドとを連動連結して該ピストンロッド
の伸縮にて該回転板を回転させて上記鉛直状ロッドをそ
の軸心廻りに回転させる連動連結部材と、を備えたもの
である。
【0008】往復動機構が、材料投入用筒体の外面に付
設されるシリンダと、材料投入用筒体内に配設されて該
シリンダの駆動にて上下動する上下動部材と、上記鉛直
状ロッドに付設されると共に該上下動部材に係止して該
上下動部材の上下動と共に該鉛直状ロッドを上下動させ
る係止部材と、を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0010】図4は本発明に係る焼却灰の溶融処理装置
を示し、この溶融処理装置は溶融炉1を備え、、コーク
スCと廃プラスチック(RPF)を燃料に用いて、焼却
灰を溶融させるものである。廃プラスチックは、各種プ
ラスチックの成形時に生じ、焼却灰は、ゴミ焼却炉等か
ら排出される。なお、この溶融処理装置を使用する場
合、例えば、廃プラスチックは、小円柱状にブロック化
され、焼却灰は、略楕円球状に小塊化される。
【0011】しかして、溶融処理装置の溶融炉1は、下
端部が順次縮径した円筒状炉本体2と、該円筒状炉本体
2の下方開口部を施蓋状とする炉床3と、を備え、この
溶融炉1の上方には、材料を投入するための材料投入手
段9が設けられている。また、円筒状炉本体2は、その
下端部は、コークスCが投入されるコークス燃焼部5と
され、この上方が、略楕円球状に小塊化された焼却灰と
小円柱状にブロック化された廃プラスチックとの材料が
投入される廃プラスチック燃焼部6とされ、この上方
が、排ガスCOを再燃焼させる排ガス燃焼部7とされ
る。
【0012】即ち、コークス燃焼部5には、熱風が供給
される第1の送風路10が連通連結され、廃プラスチック
燃焼部6には、熱風が供給される第2の送風路11が連通
連結され、排ガス燃焼部7には、熱風が供給される第3
の送風路12が連通連結されている。ところで、各送風路
10,11,12は、夫々、炉本体2の外周に沿って配設され
る風箱13,14,15と、各風箱13,14,15と炉本体2とを
連通連結する連通管16,35,36と、を備え、各送風路1
0,11,12には、図外の熱風供給源から熱風が夫々供給
される。なお、熱風供給源は、例えば、排ガスを燃焼す
る燃焼室と、該燃焼室からの高温の排ガスの熱にて冷風
を熱風に交換する熱交換器と、を備える。
【0013】しかして、送風路10のコークス燃焼部5内
の開口部は、内面が傾斜面17とされた炉床3の該傾斜面
17近傍に配設される。ところで、炉床3は、底面が該傾
斜面17となる孔部18が形成され、この傾斜面17の下端側
に出滓口19が開口している。
【0014】従って、第1の送風路10はコークス燃焼部
5にコークスを燃焼させるための熱風を供給し、第2の
送風路11は焼却灰の予熱を行うと共に廃プラスチックを
燃焼させるための熱風を供給し、第3の送風路12はCO
(排ガス)を燃焼させるための熱風を供給することにな
る。
【0015】また、炉本体2の上部には、上述の燃焼室
に連通連結された連通管(図示省略)に連結される連結
管部20が形成される。なお、この連結管部20乃至炉本体
2の内面には、耐火材21が被覆されている。そして、コ
ークス燃焼部5の外周側には、水冷ジャケット部22が形
成されている。
【0016】次に、材料投入手段9は、図1に示すよう
に、材料が供給される材料投入用筒体25と、該材料投入
用筒体25の下方開口部を施蓋して上記溶融炉1の材料投
入口26を施蓋する蓋部材27と、該材料投入用筒体25に挿
入される鉛直状ロッド28と、該鉛直状ロッド28をその軸
心廻りに回転させる回転駆動機構29と、該鉛直状ロッド
28をその軸心方向に往復動させて上記蓋部材27の開閉を
行う往復動機構30と、を備える。
【0017】即ち、蓋部材27は、先端に向かって順次縮
径するいわゆるコーン形状体からなり、その上面から鉛
直状ロッド28が立設されている。また、この蓋部材27に
は、平板状の仕切板31が立設されている。なお、鉛直状
ロッド28は、その上端部が、筒体25の上壁32から突出し
ている。
【0018】また、回転駆動機構29は、図1と図2に示
すように、材料投入用筒体25の上面に付設されるシリン
ダ40と、該上面から突出した鉛直状ロッド28の上端部に
連設される回転板41と、該回転板41と該シリンダ40のピ
ストンロッド40aとを連動連結して該ピストンロッド40
aの伸縮にて該回転板41を回転させて上記鉛直状ロッド
28をその軸心廻りに回転させる連動連結部材42と、を備
える。
【0019】具体的には、回転板41は、その外周縁に周
方向に沿って所定ピッチに係止用切欠部43が設けられ、
鉛直状ロッド28と一体状にその軸心廻りに回転し、ま
た、鉛直状ロッド28の上下動に対しては、該回転板41は
その上下動しないように設定する。例えば、鉛直状ロッ
ド28の先端部にスプライン部を形成し、このスプライン
部に回転板41を外嵌させればよい。ところで、係止用切
欠部43は、図3に示すように、図面上左側が略径方向の
切欠端縁43aを有しかつ図面上右側が径方向に対して約
45°位に傾斜する切欠端縁43bを有する略三角形状の切
欠である。
【0020】また、シリンダ40は、図1と図2に示すよ
うに、その本体40bの基端部が連結具39を介して材料投
入用筒体25の上面に枢着され、そのピストンロッド40a
の先端に連動連結部材42の揺動レバー44の一端部にピン
を介して枢着されている。即ち、この連動連結部材42
は、揺動レバー44と、該揺動レバー44の他端部に連設さ
れるヘの字状の駆動フック45と、を備える。また、駆動
フック45は、図示省略のコイルスプリング等の弾発部材
にてその先端係止部38が回転板41方向に押圧されてい
る。
【0021】そして、シリンダ40のピストンロッド40a
が延びない状態では、揺動レバー44は図3の(イ)のよ
うな位置にあり、駆動フック45がの切欠部43に係止す
る。この状態からシリンダ40のピストンロッド40aが延
びていけば、図3の(ロ)のように、揺動レバー44はそ
の軸心廻りに矢印A方向に揺動(回転)し、これにとも
なって、の切欠部43に駆動フック45が係止している回
転板41が矢印A方向に回転し、鉛直状ロッド28乃至蓋部
材27が矢印A方向に回転する。即ち、揺動レバー44の先
端係止部38が切欠部43の切欠端縁43aに当接して回転板
41を押圧することによって該回転板41が回転する。
【0022】この図3の(ロ)の状態からさらにシリン
ダ40のピストンロッド40aが延びれば、揺動レバー44が
矢印A方向にさらに回転し、鉛直状ロッド28乃至蓋部材
27がさらに矢印A方向に回転する。即ち、図3の(イ)
の状態から、切欠部43の配設ピッチ分だけ矢印A方向に
回転板41が回転して、蓋部材27が回転する。
【0023】また、この図3の(ハ)に示す状態からシ
リンダ40のピストンロッド40aが縮まれば、揺動レバー
44が図3の(イ)の矢印B方向に揺動する。この際、駆
動フック45の先端係止部が切欠部43の傾斜状の切欠端縁
43bに沿って摺動してこのの切欠部43から外れ、揺動
レバー44が、図3の(イ)の矢印B方向に揺動(回転)
して、揺動レバー44乃至駆動フック45がこの図3の
(イ)の状態に戻る。この際、回転板41が回転せず、
の切欠部43に駆動フック45が係止する。従って、シリン
ダ40のピストンロッド40aが伸縮すれば、切欠部43の配
設ピッチ毎に順次回転していく。
【0024】なお、この回転板41近傍には、回転板41の
逆方向の回転を防止するフック46が設けられている。こ
のフック46は軸47を中心に水平面内を揺動可能とされ、
その基端部が、コイルスプリング等の弾発部材48にて回
転板41から離間する方向に引っ張られる。そのため、フ
ック46の先端係止部49が回転板41の切欠部43に係止す
る。この場合、フック46の先端係止部49に係止している
状態では、回転板41の矢印B方向の回転を規制し、回転
板41の矢印A方向の回転を許容する。このため、シリン
ダ40のピストンロッド40aの伸縮作動による回転板41、
延いては蓋部材27の回転を確実に行わせることができ
る。
【0025】次に、往復動機構30は、材料投入用筒体25
の外面に付設されるシリンダ50と、材料投入用筒体25内
に配設されて該シリンダ50の駆動にて上下動する上下動
部材51と、鉛直状ロッド28に付設される係止部材52と、
を備える。
【0026】即ち、上下動部材51は、例えば、ロッドか
らなり、図示省略のガイド部材にて材料投入用筒体25内
を水平状態を保持しつつ上下動するものであり、シリン
ダ50は、その本体50bの基端部が連結具55を介して材料
投入用筒体25の外壁25aに突設された支持片53に取付け
られ、そのピストンロッド50aの先端が、材料投入用筒
体25の外壁25aの縦長スリット(図示省略)を貫通して
突出した上下動部材51の突出部51aに、連結されてい
る。
【0027】また、係止部材52は、上下動部材51より上
方に設けられ、該上下動部材51の上面に係止する。従っ
て、図1に示す状態からシリンダ50のピストンロッド50
aが延びれば、上下動部材51が仮想線のように、上昇
し、これに伴って、該上下動部材51に係止している係止
部材52が上昇して鉛直状ロッド28延いては蓋部材27が上
昇する。逆に、この上昇した状態からシリンダ50のピス
トンロッド50aが縮まれば、上下動部材51が下降して鉛
直状ロッド28延いては蓋部材27が下降する。
【0028】次に、上述の如く構成された材料投入手段
9にて、溶融炉1内にコークスや焼却灰を投入する方法
を説明する。まず、図5に示す従来の装置のように、図
示省略の投入バケットから材料投入用筒体25を投入す
る。この際、コーン形状の蓋部材27にて溶融炉1の材料
投入口26(図4参照)が施蓋された状態とされ、材料が
蓋部材27上に落下して溜まる。
【0029】そして、回転駆動機構29を駆動させて鉛直
状ロッド28を回転させる。即ち、シリンダ40のピストン
ロッド40bを伸ばして、図3の(イ)の状態から図3の
(ハ)に示すように、揺動レバー44を回転させて回転板
41を矢印A方向に回転させる。つまり、蓋部材27を回転
させて仕切板31を回転させる。その後、シリンダ40のピ
ストンロッド40bを縮めて、揺動レバー44を元の状態に
戻して、駆動フック45を次の切欠部43(この場合、時計
廻り方向に沿った次の切欠部43)に係止させる。
【0030】次に、往復動機構30を駆動させて蓋部材27
を上昇させて溶融炉1の材料投入口26を開状態とする。
即ち、シリンダ50のピストンロッド50aを伸ばして上下
動部材51を上昇させて蓋部材27及び仕切板31を上昇させ
る。これによって、材料投入口26が開状態となって、こ
の材料投入用筒体25から溶融炉1に材料が落下する。
【0031】その後、再び、シリンダ50のピストンロッ
ド50aを縮めて上下動部材51を下降させて蓋部材27及び
仕切板31を下降させ、材料投入口26を閉状態とする。以
下、上述の動作(工程)を繰り返すことによって、順次
材料投入用筒体25に供給(投入)された材料を溶融炉1
に投入することができる。
【0032】従って、材料投入用筒体25内の材料が仕切
板31にて攪拌されつつ順次材料投入口26の開閉操作が行
われ、溶融炉1内に片寄りなく、つまり、均一に材料が
投入され、溶融炉1の材料が均一に燃焼する。
【0033】ところで、上述の実施の形態では、蓋部材
27が一方向(つまり、矢印A方向)の回転のみ許容され
ているが、これに限るものではなく、正逆の2方向に回
転するものであってもよい。この場合、例えば、鉛直状
ロッド28を、モータや減速機等を有する駆動機構等にて
正逆の2方向に回転するようにしてもよい。また、蓋部
材27の一回の回転角度を規制する回転板41の切欠部43の
配設ピッチ等の変更は自由であり、上述の実施の形態で
は、蓋部材27の回転はいわゆる間欠的であるが、間欠的
なものとせずに、連続的であってもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成しているので、
次に記載する効果を奏する。
【0035】請求項1記載の焼却灰の溶融処理装置によ
れば、材料を均一に分散させることができ、かつ、溶融
炉1内への均一送風が可能となって、安定した操業を行
うことができる。また、材料が均一に分散・反応するた
め、溶融炉1内の上昇ガス速度が均一化され、焼却灰の
高歩溜り処理を行うことができる。さらに、均一投入が
可能であるので、コークスの均一高温が得られ、出滓作
業の安定化及び容易化を図ることができる。しかも、溶
融炉1の外側で材料投入の操作を行うことができ、高温
雰囲気に影響されることなく、作業することができ、安
全でかつメンテナンス性にも優れる。
【0036】請求項2記載の焼却灰の溶融処理装置によ
れば、鉛直状ロッド28を回転させて、仕切板31が立設さ
れた蓋部材27を確実に回転させることができ、これによ
って、材料をより均一に溶融炉1内に投入することがで
きる。また、蓋部材27の回転角度の変更も可能であるの
で、材料の特性に応じて一回の回転角度を設定すること
ができ、常に、材料の均一投入及び安定操業を行うこと
ができる。
【0037】請求項3記載の焼却灰の溶融処理装置によ
れば、蓋部材27の開閉動作をより確実に行うことがで
き、材料投入用筒体25内で均一に攪拌された材料を溶融
炉1に確実に順次投入していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る焼却灰の溶融処理装置の要部簡略
図である。
【図2】要部簡略平面図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】溶融炉の断面図である。
【図5】従来の焼却灰の溶融処理装置の断面図である。
【符号の説明】 1 溶融炉 9 材料投入手段 25 材料投入用筒体 26 材料投入口 27 蓋部材 28 鉛直状ロッド 29 回転駆動機構 30 往復動機構 31 仕切板 40 シリンダ 40a ピストンロッド 41 回転板 42 連動連結部材 50 シリンダ 51 上下動部材 52 係止部材
フロントページの続き (72)発明者 村田 博敏 八尾市上尾町5丁目1番地の8 株式会 社ナニワ炉機研究所内 (56)参考文献 特開 平7−27318(JP,A) 特開 平4−344012(JP,A) 特開 昭52−113069(JP,A) 実開 平4−64552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23J 1/00 B09B 3/00 F23G 5/24 F23G 5/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融炉1と、該溶融炉1の上方に配設さ
    れて該溶融炉1にコークス及び焼却灰等の材料を投入す
    るための材料投入手段9と、を備えた焼却灰の溶融処理
    装置に於いて、上記材料投入手段9が、材料が供給され
    る材料投入用筒体25と、該材料投入用筒体25の下方開口
    部を内部から施蓋して上記溶融炉1の材料投入口26を施
    蓋すると共に仕切板31が立設された蓋部材27と、その軸
    心廻りの回転及びその軸心方向の往復動が可能とされて
    上記材料投入用筒体25に挿入されると共にその下端が該
    蓋部材27に連結される鉛直状ロッド28と、該鉛直状ロッ
    ド28をその軸心廻りに回転させて上記蓋部材27を回転さ
    せ上記材料投入用筒体25内の材料を上記仕切板31にて攪
    拌する回転駆動機構29と、該鉛直状ロッド28をその軸心
    方向に往復動させて上記蓋部材27の上昇にて上記溶融炉
    1の材料投入口26を開状態とすると共に上記蓋部材27の
    下降にて上記溶融炉1の材料投入口26を閉状態とする
    復動機構30と、を備えたことを特徴とする焼却灰の溶融
    処理装置。
  2. 【請求項2】 回転駆動機構29が、材料投入用筒体25の
    上面に付設されるシリンダ40と、該上面から突出した鉛
    直状ロッド28の上端部に連設される回転板41と、該回転
    板41と該シリンダ40のピストンロッド40aとを連動連結
    して該ピストンロッド40aの伸縮にて該回転板41を回転
    させて上記鉛直状ロッド28をその軸心廻りに回転させる
    連動連結部材42と、を備えた請求項1記載の焼却灰の溶
    融処理装置。
  3. 【請求項3】 往復動機構30が、材料投入用筒体25の外
    面に付設されるシリンダ50と、材料投入用筒体25内に配
    設されて該シリンダ50の駆動にて上下動する上下動部材
    51と、上記鉛直状ロッド28に付設されると共に該上下動
    部材51に係止して該上下動部材51の上下動と共に該鉛直
    状ロッド28を上下動させる係止部材52と、を備えた請求
    項1記載の焼却灰の溶融処理装置。
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