JP3344116B2 - 回路遮断器のニュートラル装置 - Google Patents

回路遮断器のニュートラル装置

Info

Publication number
JP3344116B2
JP3344116B2 JP26289794A JP26289794A JP3344116B2 JP 3344116 B2 JP3344116 B2 JP 3344116B2 JP 26289794 A JP26289794 A JP 26289794A JP 26289794 A JP26289794 A JP 26289794A JP 3344116 B2 JP3344116 B2 JP 3344116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
neutral
handle
neutral handle
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26289794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07176260A (ja
Inventor
秀夫 久本
健 井上
初男 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP26289794A priority Critical patent/JP3344116B2/ja
Publication of JPH07176260A publication Critical patent/JPH07176260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3344116B2 publication Critical patent/JP3344116B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器の接地側線
の入出力端子を電気的に開閉する回路遮断器のニュート
ラル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電源から負荷に電気を供給する
場合、電源を分電盤内の主幹ブレーカに供給した後、こ
の主幹ブレーカから各分岐ブレーカに分岐してから負荷
に供給している。
【0003】すなわち、主幹ブレーカの電源側の接続バ
ーを各分岐ブレーカの入力端子に接続するとともに主幹
ブレーカの接地側の接続バーを分電盤内に配設されたニ
ュートラルスイッチに接続し、分岐ブレーカの出力端子
から電源側線を負荷に接続するとともにニュートラルス
イッチから接地側線を負荷に接続する。
【0004】しかしながら、この場合には、負荷へ導出
する電源側線は分岐ブレーカの出力端子から、接地側線
は分岐ブレーカから離れた位置に設けられたニュートラ
ルスイッチからそれぞれ導出されるため、負荷側に導出
する電源側線及び接地側線の一対の電線は、それぞれ長
さを変え且つ分電盤内を引き回して接続する必要があ
り、配線作業性が悪くなっている。
【0005】このため、本出願人は、ニュートラル装置
を備えた図28に示す回路遮断器を提案している(特願
平5−128589号)。この回路遮断器は、一方側に
電路の電源側線及び接地側線の各入力端子を設けるとと
もに他方側に電路の電源側線及び接地側線の各出力端子
を設け、電源側を操作ハンドルにて開閉させるととも
に、接地側をニュートラルハンドルにて開閉させてい
る。
【0006】この回路遮断器のニュートラル装置は、電
路の接地側入力端子E に連設された第1接触子X と、電
路の接地側出力端子に連設された第2接触子Y と、これ
ら第1接触子X 及び第2接触子Y 間を電気的に開閉する
ニュートラルハンドルH と、第1接触子X 及び第2接触
子Y を所定間隔でもって配設した内方収納部Z と、を有
している。第1接触子X は、内方収納部Z まで引き回し
て接地側入力端子E に連設されており、その先端に第2
接触子Y が接離自在に対向した状態で配設されている。
第2接触子Y は、その一端及び他端がシーソーとなるよ
う略中央を固定端としている。この第2接触子Y は、そ
の一端を第1接触子X の先端に対向させるとともに第1
接触子X 方向へばね付勢し、他端をニュートラルハンド
ルH に当接させている。
【0007】この回路遮断器のニュートラル装置は、ニ
ュートラルハンドルH の当接部が第2接触子Y の他端を
押圧しない状態で第2接触子Y の一端が第1接触子X が
接触し、ニュートラルハンドルH の当接部が第2接触子
Y の他端を押圧した状態で第2接触子Y の一端が第1接
触子X から開極する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述した回
路遮断器のニュートラル装置にあっては、第2接触子Y2
を可動部材として接触子Y1,Y2 間を1点切りしているの
で、十分な開極を確保するために、開極距離が長くなる
ように設計しなければならない。このため、内方収納部
Z のスペースを大きくしなければならず、大型化してし
まうという問題があった。
【0009】本発明は、かかる事由に鑑みて成したもの
で、その目的とするところは、接触子間を2点切りする
ことによって開極距離を短くでき、もって内方収納部の
スペースを大きくすることなく、コンパクト化できる回
路遮断器のニュートラル装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載のものは、電路の接地側入力端子に
連設された第1接触子と、電路の接地側出力端子に連設
された第2接触子と、これら第1接触子及び第2接触子
間を電気的に開閉するニュートラルハンドルと、第1接
触子及び第2接触子を所定間隔でもって配設した内方収
納部と、を備えた回路遮断器のニュートラル装置におい
て、前記内方収納部に、ニュートラルハンドルの回動操
作に伴ってニュートラルハンドルの当接部に当接する押
圧面と第1接触子又は第2接触子と接触可能な第1接触
面とを一片外側に、第2接触子又は第1接触子と接触可
能な第2接触面を他片内側にそれぞれ有して略コ字状に
形成された第3接触子を設けるとともに、この第3接触
子の他片外側に、第3接触子の一片側に押圧する接触ば
ねを設けた構成としてある。
【0011】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記第3接触子の押圧面を、ニュー
トラルハンドルの当接部から離れる方向に傾斜した一片
先端に設けた構成としている。
【0012】また、請求項3記載のものは、請求項1又
は2記載のものにおいて、前記内方収納部に、ニュート
ラルハンドルを回動操作したときに第3接触子の押圧面
が他片方向に回転可能な空間を形成した構成としてい
る。
【0013】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記ニュートラルハンドルを回動操
作することによって前記第3接触子の第1及び第2接触
面が前記第1又は第2接触子とそれぞれ接触状態にある
とき、その回動方向へ前記ニュートラルハンドルが付勢
される付勢手段を設けた構成としている。
【0014】また、請求項5記載のものは、請求項4記
載もののにおいて、前記付勢手段は、一端部が前記ニュ
ートラルハンドルに係止し他端部が前記ニュートラルハ
ンドルの回動支点に取着された捩じりコイルばねでなる
こ構成としている。
【0015】
【作用】請求項1記載のものによれば、ニュートラルハ
ンドルの当接部が第3接触子の押圧面を押圧する方向に
ニュートラルハンドルを回動操作すると、第1接触子又
は第2接触子が第1接触面から開極するとともに第2接
触子又は第1接触子が第2接触面から開極する。
【0016】請求項2記載のものによれば、ニュートラ
ルハンドルの当接部が第3接触子の押圧面を押圧する方
向にニュートラルハンドルを回動操作すると、ニュート
ラルハンドルを操作するための操作力が序々に強くな
る。
【0017】請求項3記載のものによれば、ニュートラ
ルハンドルの当接部が第3接触子の押圧面を押圧する方
向にニュートラルハンドルを回動操作すると、第3接触
子の押圧面が回転して斜めになることにより、第1接触
面が第1接触子又は第2接触子から序々にずれて開極す
るとともに第2接触面が第2接触子又は第1接触子から
序々にずれて開極し、ニュートラルハンドルの当接部が
第3接触子の押圧面を押圧しない方向にニュートラルハ
ンドルを回動操作すると、第3接触子の押圧面が回転し
て斜めになることにより、第1接触面が第1接触子又は
第2接触子に序々にずれながら接触するとともに第2接
触面が第2接触子又は第1接触子から序々にずれながら
接触する。
【0018】請求項4記載のものによれば、回動操作す
ることによって、第3接触子の第1及び第2接触面が第
1又は第2接触子とそれぞれ接触状態にあるニュートラ
ルハンドルは、その回動方法へ付勢手段でもって付勢さ
れるから、遊びがあるようなときでも、接触状態の位置
から非接触状態の位置へ変位するようなことがなくな
る。
【0019】請求項5記載のものによれば、捩じりコイ
ルばねは、その一端部がニュートラルハンドルに係止
し、その他端部がニュートラルハンドルの回動支点に取
着されるだけで設けることができるから、付勢手段を設
けるために大きな空間を設けなくてもすむ。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を適用した回路遮
断器を図1乃至図24に基づいて説明する。すなわち、
この回路遮断器のハウジングは、図2に示すように、合
成樹脂等の絶縁材料で形成され、側面に開口を有して部
品を横嵌め式としたボディ1 と、このボディ1 の正面の
開口を閉じる第1のカバー2 と、ボディ1 の正面の開口
とは反対側の開口を閉じる第2のカバー3 とを有し、そ
れぞれ連結ピンを介して連結されている。ボディ1 は、
図2及び図3に示すように、一端を外方が上段となるよ
う、他方を内方が上段となるよう、それぞれ階段状に形
成し、上段及び下段に電路の接地側入出力端子4,5 及び
電源側入出力端子6,7 が配設されている。これらの各端
子4,5,6,7 は、それぞれ端子板4a,5a,6a,7a と端子板4
a,5a,6a,7a に螺合する端子螺子4b,5b,6b,7b とから構
成され、端子板4a,5a,6a,7a に電線導体を接触させた状
態で端子螺子4b,5b,6b,7b を螺合させて電線導体を接続
することができるようになっている。このボディ1 の開
口内には、操作ハンドル8、可動接触子9 、作動部材1
0、ラッチ部材11、熱動素子12等の各部材が収納されて
いる。
【0021】接地側入出力端子4,5 は、ニュートラル装
置13によって開閉可能となっている。このニュートラル
装置13は、図1及び図6乃至図8に示すように、ボディ
1 に形成された内方収納部14と、接地側入力端子4 に連
設された第1接触子15と、接地側出力端子5 に連設され
た第2接触子16と、これら第1接触子15及び第2接触子
16に接触可能な第1接触面17a 及び第2接触面17b を有
して略コ字状に形成された第3接触子17と、この第3接
触子17の各接触面17a,17b を第1接触子15及び第2接触
子16に接触する方向に付勢する接触ばね18と、第3接触
子17を押圧して第1接触子15及び第2接触子16に接離さ
せるニュートラルハンドル19と、を備えている。
【0022】内方収納部14は、図1に示すように、ボデ
ィ1 の背面に形成され、第1乃至第3接触子15,16,17を
収納するとともにニュートラルハンドル19を収納した第
1収納室14a と、接触ばね18を収納した第2収納室14b
と、に分割されている。この第1収納室14a には、軸受
け14c が形成され、ニュートラルハンドル19を回動自在
に保持することができるようになっている。第1接触子
15は、図1及び図6乃至図8に示すように、基端を接地
側入力端子4 の端子板4aに連設してボディ1 外に突出さ
せてボディ1 及び第2カバー3 間に引き回して先端を内
方収納部14に配設している。第2接触子16は、図1及び
図6乃至図8に示すように、基端を接地側出力端子5 の
端子板5aに連設して先端をボディ1 外に突出させて第1
接触子15の先端に略階段状となるよう内方収納部14に配
設している。これら第1接触子15及び第2接触子16に
は、第3接触子17に接触する接地側接点15a,15b を有し
ている。
【0023】第3接触子17は、図9及び図10に示すよ
うに、後述するニュートラルハンドル19の当接部に当接
する押圧面17c 及び第1接触子15の接地側接点15a に接
触可能な第1接触面17a を有した一片17A と、第2接触
子16の接地側接点16a に接触可能な第2接触面17b を有
した他片17B と、これら一片17A 及び他片17B を連結す
る連結片17C にて略コ字状に形成されている。一片17A
の押圧面17a は、後述するニュートラルハンドル19の当
接部から離れる方向に傾斜させた状態に形成している。
また、他片17B は、図10に示すように、その外面に接
触ばね18の一端が嵌入されるばね受嵌合部17d を有して
おり、接触ばね18の一端がずれるのを防止してる。この
第3接触子17は、図1に示すように、その連結片17C と
一片17A先端又は他片17B 先端とに所定の間隔を有して
おり、ニュートラルハンドル19を回動操作したときに押
圧面17c が他片17B 方向に回転可能となっている。
【0024】接触ばね18は、コイルばねにて形成され、
一端を第3接触子17の他片17B のばね受嵌合部17d に嵌
合させるとともに他端を内方収納部14の第2収納室14b
に当接させて第3接触子17を第1接触子15方向にばね付
勢している。ニュートラルハンドル19は、図11及び図
12に示すように、偏心カム形をなし一端に内方収納部
14の軸受け14c に回動自在に保持される軸孔19a を有す
るとともに、周囲の所定位置に操作部19b 、当接部19c
を形成している。
【0025】このニュートラル装置13は、ニュートラル
ハンドル19の操作部19b を垂直方向にすると、図1に示
すように、当接部19c が第3接触子17に当接せず、接触
ばね18のばね力によって第1接触子15の接地側接点15a
に第1接触面17a が、第2接触子16の接地側接点16a に
第2接触面17b がそれぞれ接触し、接地側入力端子4及
び接地側出力端子5 が導通状態となる。この状態から、
操作部19b を水平方向へ移動させると、図13に示すよ
うに、先ずニュートラルハンドル19の当接部19c が押圧
面17c に接触する。更に、回動操作を続けると、図14
に示すように、第3接触子17の押圧面17c が他片17B 方
向へ回転することによって第1接触面17a から第1接触
子15が序々にずれて開極するとともに、第2接触面17b
から第2接触子16が序々にずれて開極する。そして、ニ
ュートラルハンドル19の操作部19b を水平方向にする
と、図15に示すように、当接部19c が第1接触面17a
に当接し第3接触子17で接触ばね18を圧縮した状態で、
摩擦係止によってニュートラルハンドル19を係止する。
【0026】このように、第1接触子15及び第2接触子
16をそれぞれ第3接触子17にて同時に接離させているの
で、開極距離を短くでき、もって内方収納部14のスペー
スを大きくすることなく、コンパクト化できるものとな
る。また、第3接触子17の押圧面17c をニュートラルハ
ンドル19の当接部19c から離れる方向に傾斜した一片17
A 先端に設けたので、ニュートラルハンドル19の当接部
19c が第3接触子17の押圧面17c を押圧する方向にニュ
ートラルハンドル19を回動操作すると、ニュートラルハ
ンドル19を操作するための操作力が序々に強くなるの
で、ニュートラルハンドル19を操作する初期操作力を弱
くすることができる。つまり、ニュートラルハンドル19
をスムーズに操作することができるのである。さらに、
内方収納部14に、ニュートラルハンドル19を回動操作し
たときに第3接触子17の押圧面17cが他片17b 方向に回
転可能な空間を形成したので、ニュートラルハンドル19
の当接部19c が第3接触子17の押圧面17c を押圧する方
向にニュートラルハンドル19を回動操作すると、第3接
触子17の押圧面17c が回転して斜めになることにより、
第1接触面17a が第1接触子15から序々にずれて開極す
るとともに第2接触面17b が第2接触子16から序々にず
れて開極し、ニュートラルハンドル19の当接部19c が第
3接触子17の押圧面17c を押圧しない方向にニュートラ
ルハンドル19を回動操作すると、第3接触子17の押圧面
17c が回転して斜めになることにより、第1接触面17a
が第1接触子15に序々にずれながら接触するとともに第
2接触面17b が第2接触子16から序々にずれながら接触
するので、ワイピング効果により、各接触面17a,17b に
おける各接触子15,16,17の接触信頼性を確保できる。
【0027】電源側入出力端子6,7 は、図5に示すよう
に、分電盤 (図示せず) の分岐バーに接続される電源側
入力端子6 と外部の各負荷に接続される電源側出力端子
7 とからなり、ボディ1 の両端下側にそれぞれ配設され
ている。電源側入力端子6 は、分岐バーや電線導体等を
固定する端子螺子6bと、一方にこの端子螺子6bが螺合す
る端子接続部を形成するとともに他方に固定接点20を取
着した入力端子板6a (固定接触子) と、を有している。
電源側出力端子7 は、電源側入力端子6 同様、負荷に接
続される電線導体を固定する端子螺子7bと、一方にこの
端子螺子7bが螺合する端子接続部を形成するとともに他
方に編組線21を接続した端子板7aと、を有している。
【0028】操作ハンドル8 は、プラスチック等の絶縁
材料で形成され、その中心に軸孔22を有するとともに、
周縁部の所定位置に操作部23と作動部材10に連結される
連結突起24と後述する開極ばね用のばね受突起25とを有
している。この操作ハンドル8 は、図8に示すように、
コ字状のリンク26の一端の軸26a が軸孔22に嵌合し、他
端の軸26b が後述する可動接触子9 のリンク片に嵌合
し、リンク26の中間部26c が図5に示すボディ1 に形成
した底面に対して所定方向に傾斜した位置決め溝27に位
置決め嵌合して支持されている。また、連結突起24近傍
には、トリップしたときに操作ハンドル8 を中立位置に
保持するための中立位置規制突起8aを有している。これ
により、操作ハンドル8 及び可動接触子9 はそれぞれボ
ディ1 に固定軸を介して支持されたこととなる。そし
て、操作部23は、ボディ1 のハンドル孔28から外部に突
出して後述する可動接点を固定接点20に接離させるオン
及びオフ間で操作可能となっている。
【0029】リンク機構30は、前述したコ字状のリンク
26と、開極ばね31と、リンクばね32と、を有している。
リンク26は、前述したように、その一端の軸26a を操作
ハンドル8 に連結するとともに他端の軸26b を可動接触
子9 に連結し、それぞれの回動中心がボディ1 に固定さ
れている。開極ばね31は、圧縮コイルばねを実施例と
し、操作ハンドル8 と可動接触子9 とに介在されてい
る。リンクばね32は、例えば図7に示すように、ねじり
コイルばねの両端を軸方向に折曲して軸32a,32b を形成
し、この軸32a,32b を長孔を有するガイド板33に通して
ねじりコイルばねによる軸32a,32b の最大開きを規制
し、軸32a を操作ハンドル8 の連結突起24の軸孔24a に
嵌合し、軸32b を後述する作動部材10の軸孔に嵌合して
いる。ガイド板33は、その一端にトリップしたときに操
作ハンドル8 の中立位置規制突起8aに当接して操作ハン
ドル8 を中立位置に保持する規制壁33a を有している。
【0030】可動接触子9 は、連結片34及び一対の対向
片35にて略コ字状に形成されている。連結片34は、対向
片35と交差する方向の一端が延出してその先端に傾斜部
36を形成し、傾斜部36の先端にアーク転流用の突出片37
及び可動接点38を取着するための取着孔39が形成されて
いる。また、対向片35は、連結片34より折曲された折曲
部40と、この折曲部40より作動部材10側に傾斜するよう
に延出されたリンク片41と、から構成されている。折曲
部40の先端には、位置決め突起40a を形成し、後述する
隔離部材が配設される。さらに、リンク片41の中間及び
先端には、軸孔41a,41b が形成され、操作ハンドル8 及
び作動部材10を連結することが可能となっている。
【0031】隔離部材42は、ポリメチルペンテン樹脂や
ポリメチルメタルリレート樹脂等の消弧性ガス発生材料
で形成され、接点20,38 を強制開極したときに発生する
アークが当たるとその熱によって消弧ガスを噴出させて
アークを素早く消弧するようにしてある。この隔離部材
42は、図16乃至図19に示すように、水平片43,44及
び垂直片45(立片)から略逆T字状に形成されている。
水平片43は、開極ばね31を受けるばね受け座となるもの
であり、一対の折曲部40にまたがって位置決め突起40a
に係止する係止孔43a を有するとともに、中心にばね受
け突起43b を有している。このばね受け突起43b と操作
ハンドル8 のばね受け25との間に開極ばね31が圧縮介在
されている。垂直片45には、図17乃至図19に示すよ
うに、その中心に開極ばね31の屈曲案内となる案内片45
a が形成されるとともに、その両側にアークの回り込み
を防ぐ保持片45b,45b が形成されている。これにより両
接点20,38 が強制開極されたときに開極ばね31が案内片
45a に当接して開極ばね31の湾曲を抑制することがで
き、開極ばね31によるばね荷重を安定させることができ
るとともに、アークが垂直片45(立片)及び保持片45b,
45b 間に充満するので、アークによるリンク機構30への
影響を少なくすることができる。
【0032】なお、開極ばね31により水平片43b が常に
折曲部40に押圧されているため、位置決め突起40a をか
しめなくても水平片43は外れないので、隔離部材42の固
定手段を簡略化することができる。水平片44は、可動接
点38の包囲片となるものであり、先端に切欠44a を有し
て切欠44a 内に可動接点38を位置させて、アークが飛ぶ
方向をしぼってアークを素早く消弧しようとしている。
【0033】作動部材10は、図8に示すように、リンク
機構30の均衡を崩す方向に付勢され、その中間片の一端
を延出して被係止片46を形成するとともに、両側片の中
間部に可動接触子9 に連結するための軸孔47を有し、さ
らに両側片の他端部に操作ハンドル8 との連結用の軸孔
48を形成している。この作動部材10は、軸孔47に連結軸
49を介して可動接触子9 に連結され、作動部材10の回動
により被係止片46が熱動素子12の長手方向と同一方向に
ラッチ部材11にラッチ可能としており、図5において、
被係止片46を左斜め下方向に傾斜させた状態でラッチ部
材11にラッチされている。
【0034】ラッチ部材11は、作動部材10をラッチして
リンク機構30の均衡を保持するものであって、図20及
び図21に示すように、プラスチック等の絶縁材料にて
略蝸牛状に形成されている。このラッチ部材11は、前述
したリンク26の他端の軸26bによって可動接触子9 に回
動自在に保持されるための軸孔50(回転軸)を有すると
ともに、この軸孔50の周囲に2つの包囲壁51,52 を有し
ている。内側の包囲壁51は、軸孔50の周囲のみ形成さ
れ、外側の包囲壁52は、長手方向先端まで形成されてお
り、その先端に作動部材20の被係止片46を係止するため
の係止部52a を有している。また、この外側の包囲壁52
の延出される基端には、捩じりコイルばね53の一端53a
が仮止可能な引掛片52b を有し、リンク11の他端の軸26
b によって可動接触子9 に連結させる作業を容易にして
いる。このラッチ部材11は、捩じりコイルばね53の一端
53a を可動接触子9 のリンク片41に引っ掛けることによ
って作動部材10のラッチを解錠する方向へ付勢されてい
る。
【0035】熱動素子12は、ラッチ部材11の移動を防止
するものであって、熱膨張率の異なる2種類の金属にて
形成されたバイメタル54と、このバイメタル54の一端に
螺合する調整螺子55と、を有している。バイメタル54
は、その一端に調整螺子55が螺合する螺子孔54a を有す
るとともに、この螺子孔54a 近傍に電源側出力端子5 に
電気的に接続する編組線21を溶着している。また、他端
には、可動接触子9 の取着孔39に重合する孔54b を有
し、可動接点38を上面から可動接触子9 にリベット固定
することによって可動接触子9 との連結がなされる。調
整螺子55は、バイメタル54を貫通した状態でバイメタル
54に螺合し、その一端がラッチ部材11の外部の包囲壁52
に当接してラッチ部材11の移動を防止している。また、
この調整螺子55の他端は、ドライバー等の先端が嵌入す
る調整溝55a を有し、ラッチ部材11の外部の包囲壁52に
当接する位置を調整することができるようになってい
る。これにより、接点20,38 に流れる過電流によって作
動部材10のラッチを解錠する動作電流を変えることがで
きるようになっている。
【0036】編組線21は、バイメタル54と電源側出力端
子5 とを電気的に接続するものであって、図22に示す
ように、その一端21a をバイメタル54の短手方向一方向
側から接続するとともに、他端21b をバイメタル54の短
手方向一方向側から電源側出力端子7 に接続しており、
編組線21の略中央部がバイメタル54と電源側出力端子7
とを結ぶ直線上に位置するので、バイメタル54短手方向
への広がりを少なくでき、可動接点38を固定接点20に接
離させるときに邪魔にならず、かつ可動接点38を、固定
接点20から接離させるのに必要な編組線21の撓みを確保
し易いものとなる。
【0037】次に、この回路遮断器の動作を説明する。
すなわち、図5はオン状態であり、可動接点38が固定接
点20に接触しているため電源側入出力端子6,7 間が導通
し、ニュートラル装置13をオン操作すると接地側入出力
端子4,5 間が導通する。操作ハンドル8 のオン状態は軸
26a,48を結ぶ直線よりも軸24a が上位に位置することに
より、リンクばね32の力により操作ハンドル8 をオン位
置から図23に示すオフ位置へ倒すとき、リンクばね32
の軸24a が軸26a,48を結ぶ直線よりも下位に反転するこ
とにより、リンクばね32のばね力により操作ハンドル8
がハンドル孔28の他方の縁部に係止させ、かつ可動接点
9 を反時計方向に回動して可動接点38が固定接点20から
開極する。
【0038】また、図5に示すオン状態で接点20,38 に
過電流等の異常電流が流れると、バイメタル54が加熱さ
れて可動接触子9 の連結片34側に湾曲する。このため、
ラッチ部材11が捩じりコイルばね53によって軸26b を中
心に時計針の方向に回転し、その係止部52a から被係止
片46が外れて作動部材10が、リンクばね32により軸49の
回りを図5において時計針の方向に回転し、同時に可動
接触子9 は開極ばね31のばね作用により軸49を中心に反
時計方向に回転し、可動接点38が固定接点20から開極
し、図24に示すトリップ状態になる。さらに、この動
作において、開極ばね31の作用により操作ハンドル8 が
オフ側に回動を始めてガイド板33が反時計方向へ回転す
るが、規制壁33a が操作ハンドル8 の中立位置規制突起
8aに当接して回転を防止する。このとき、操作ハンドル
8 が中立位置に規制されてトリップ状態を表示する。
【0039】トリップ状態のリンク機構30のリセット
は、図23に示すように、操作ハンドル8 をオフ側に倒
すことによって行われる。すなわち、操作ハンドル8 の
中立位置規制突起8aがガイド板33の規制壁33a を押圧し
てガイド板33を時計方向へ回転させながら作動部材10の
被係止片46がラッチ部材11の係止部52a に係止されて、
図23に示すオフ状態となる。このオフ状態から図5の
オン状態に操作ハンドル8 を押すと前述したようにリン
クばね32を介して作動部材10の被係止片46がラッチ部材
11に係止された状態でリンクばね32を圧縮しながら軸24
a が反転位置に回動するとともに開極ばね31を圧縮しな
がら可動接触子9 を時計方向に回動して可動接点38が固
定接点20に接触する。
【0040】次に、本発明の第2実施例を適用した回路
遮断器を図25乃至図27に基づいて説明する。なお、
第1実施例と実質的に同一の機能を有する部材には、同
一の符号を付し、第1実施例を適用した回路遮断器と異
なるところのみ記す。
【0041】第1実施例では、ニュートラルハンドル19
は、その押圧部19c が第3接触子17の押圧面17c から離
れる方向へ回動操作することによって、第3接触子17の
第1及び第2接触面17a,17b が第1又は第2接触子15,1
6 とそれぞれ接触状態にあるとき、その回動方向へ付勢
されていないために、逆方向へ回動し得る遊びがあるの
に対し、本実施例では、付勢手段56でもって回動方向へ
付勢されて、逆方向へ回動し得る遊びがない構成となっ
ている。
【0042】詳しくは、ニュートラルハンドル19は、そ
の軸孔19a の周縁部に周回した切り欠き部19d が形成さ
れ、その切り欠き部19d の外側には突起19e が周回して
形成いている。また、その突起19e に一箇所切り込みが
入れられて、切り欠き部19dに続く溝19f が軸孔19a か
ら遠ざかる方向へ設けられている。さらに、操作部19b
及び当接部19c の間の曲面をなす外方面には、回動操作
することによって、第3接触子17の第1及び第2接触面
17a,17b が第1又は第2接触子15,16 とそれぞれ接触状
態になると表示される「ON」の文字が記されている。
【0043】内方収容部14の軸受け14c は、互いに対向
する位置から切り込み14d が設けられており、付勢手段
56となる捩じりコイルばね56a のコイル部分が装着され
ている。このコイルばね56a は、その一端部がニュート
ラルハンドル19の溝19f に係止され、その他端部が略直
角に折曲されて切り込み14d の内壁面に係止してニュー
トラルハンドル19の回動支点である軸受け14c に取着さ
れ、回動操作することによって第3接触子17の第1及び
第2接触面17a,17b が第1又は第2接触子15,16 とそれ
ぞれ接触状態にあるとき、回動方向へニュートラルハン
ドル19を付勢する。
【0044】かかる回路遮断器にあっては、第1実施例
のものの効果に加えて、第3接触子17の第1及び第2接
触面17a,17b が第1又は第2接触子15,16 とそれぞれ接
触するよう回動操作したニュートラルハンドル19は、そ
の回動方法へ付勢手段56でもって付勢されるから、遊び
があるようなときでも、接触状態の位置から非接触状態
の位置へ変位してしまって、「ON」の文字が表示され
ているのか表示されていないのかが不明確な状態になる
ことがないので、接触状態と非接触状態との区別がやり
易くなる。
【0045】また、捩じりコイルばね56a は、その一端
部がニュートラルハンドル19に係止し、その他端部がニ
ュートラルハンドル19の回動支点に取着されるだけで設
けることができるから、付勢手段56を設けるために大き
な空間を設けなくてもよくなっている。
【0046】なお、第2実施例では、付勢手段56は、捩
じりコイルばね56a より構成されているが、それほど大
きなものではないときは、捩じりコイルばね56a 以外の
もので構成されてもよく、そのときは、設計の自由度を
大きくすることができる。
【0047】また、第1及び第2実施例では、第1及び
第2接触子15,16 は、第3接触子17の第1接触面17a 又
は第2接触面17b にそれぞれ接触しているが、接地側入
出力端子6,7 の位置によっては、第3接触子17の第2接
触面17b 又は第1接触面17aにそれぞれ接触するもので
もよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載のものは、ニュートラルハ
ンドルの当接部が第3接触子の押圧面を押圧する方向に
ニュートラルハンドルを回動操作すると、第1接触子又
は第2接触子が第1接触面から開極するとともに第2接
触子又は第1接触子が第2接触面から開極するので、接
触子間を2点切りすることができ、もって開極距離を短
くして、内方収納部のスペースを大きくすることなく、
コンパクト化できる。
【0049】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、ニュートラルハンドルの当接部が第
3接触子の押圧面を押圧する方向へニュートラルハンド
ルを回動操作すると、ニュートラルハンドルを操作する
ための操作力が序々に強くなるので、ニュートラルハン
ドルを操作する初期の操作力を弱くすることができる。
【0050】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものの効果に加えて、ニュートラルハンドル
の当接部が第3接触子の押圧面を押圧する方向にニュー
トラルハンドルを回動操作すると、第3接触子の押圧面
が回転して斜めになることにより、第1接触面が第1接
触子又は第2接触子から序々にずれて開極するとともに
第2接触面が第2接触子又は第1接触子から序々にずれ
て開極し、ニュートラルハンドルの当接部が第3接触子
の押圧面を押圧しない方向にニュートラルハンドルを回
動操作すると、第3接触子の押圧面が回転して斜めにな
ることにより、第1接触面が第1接触子又は第2接触子
に序々にずれながら接触するとともに第2接触面が第2
接触子又は第1接触子から序々にずれながら接触するの
で、各接触面における各接触子の接触信頼性を確保でき
る。
【0051】請求項4記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、第3接触子の第1及び第2接触面が
第1又は第2接触子とそれぞれ接触するよう回動操作し
たニュートラルハンドルは、その回動方法へ付勢手段で
もって付勢されるから、遊びがあるようなときでも、接
触状態の位置から非接触状態の位置へ変位するようなこ
とがなくなるので、接触状態と非接触状態との区別がや
り易くなる。
【0052】請求項5記載のものは、捩じりコイルばね
は、その一端部がニュートラルハンドルに係止し、その
他端部がニュートラルハンドルの回動支点に取着される
だけで設けることができるから、付勢手段を設けるため
に大きな空間を設けなくてもすみ、請求項4記載のもの
よりも、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用した回路遮断器の第
2のカバーを外した状態を示す背面図である。
【図2】図1のものに第2のカバーを取着した状態を示
す側面図である。
【図3】図2のものの上面図である。
【図4】図1のものの斜視図である。
【図5】図3のものの第1のカバーを外したオン状態を
示す正面図である。
【図6】図4のものの第2のカバーを取着した状態を示
す分解斜視図である。
【図7】図6のもののリンク機構及びニュートラル装置
を示す斜視図である。
【図8】図7のものの分解斜視図である。
【図9】図8のものの第3接触子を示す斜視図である。
【図10】図9のものの正面図である。
【図11】図8のもののニュートラルハンドルを示す正
面図である。
【図12】図11のものの上面図である。
【図13】図8のもののニュートラルハンドルを回動さ
せた状態を示す動作説明図である。
【図14】図13のものの更にニュートラルハンドルを
回動させた状態を示す動作説明図である。
【図15】図14のものの更にニュートラルハンドルを
回動させたオフ状態を示す動作説明図である。
【図16】図1のものの隔離部材を示す斜視図である。
【図17】図16のものの上面図である。
【図18】図16のものの側面図である。
【図19】図18のもののばね受け突起側から見た側面
図である。
【図20】図1のもののラッチ部材を示す正面図であ
る。
【図21】図20のもののラッチ部材を示す下面図であ
る。
【図22】図1のものの第1のカバーを取着した状態を
示す下面断面図である。
【図23】図1のもののオフ又はリセット状態を示す正
面図である。
【図24】図1のもののトリップ状態を示す正面図であ
る。
【図25】本発明の第2実施例を適用した回路遮断器の
第2のカバーを外した状態を示す背面図である。
【図26】図25のものに第2のカバーを取着した状態
の上面図である。
【図27】図25のものの捩じりコイルばねの装着状態
を示す部分拡大背面図である。
【図28】従来例を適用した回路遮断器の内部を示す背
面図である。
【符号の説明】
13 ニュートラル装置 14 内方収納部 15 第1接触子 16 第2接触子 17 第3接触子 17A 一片 17B 他片 17a 第1接触面 17b 第2接触面 17c 押圧面 18 接触ばね 19 ニュートラルハンドル 19c 当接部 56 付勢手段 56a 捩じりコイルばね
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−47285(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/20 H01H 73/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電路の接地側入力端子に連設された第1
    接触子と、電路の接地側出力端子に連設された第2接触
    子と、これら第1接触子及び第2接触子間を電気的に開
    閉するニュートラルハンドルと、第1接触子及び第2接
    触子を所定間隔でもって配設した内方収納部と、を備え
    た回路遮断器のニュートラル装置において、 前記内方収納部に、ニュートラルハンドルの回動操作に
    伴ってニュートラルハンドルの当接部に当接する押圧面
    と第1接触子又は第2接触子と接触可能な第1接触面と
    を一片外側に、第2接触子又は第1接触子と接触可能な
    第2接触面を他片内側にそれぞれ有して略コ字状に形成
    された第3接触子を設けるとともに、この第3接触子の
    他片外側に、第3接触子の一片側に押圧する接触ばねを
    設けたことを特徴とする回路遮断器のニュートラル装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第3接触子の押圧面を、ニュートラ
    ルハンドルの当接部から離れる方向に傾斜した一片先端
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器の
    ニュートラル装置。
  3. 【請求項3】 前記内方収納部に、ニュートラルハンド
    ルを回動操作したときに第3接触子の押圧面が他片方向
    に回転可能な空間を形成したことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の回路遮断器のニュートラル装置。
  4. 【請求項4】 前記ニュートラルハンドルを回動操作す
    ることによって前記第3接触子の第1及び第2接触面が
    前記第1又は第2接触子とそれぞれ接触状態にあると
    き、その回動方向へ前記ニュートラルハンドルが付勢さ
    れる付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    回路遮断器のニュートラル装置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、一端部が前記ニュート
    ラルハンドルに係止し他端部が前記ニュートラルハンド
    ルの回動支点に取着された捩じりコイルばねでなること
    を特徴とする請求項4記載の回路遮断器のニュートラル
    装置。
JP26289794A 1993-10-29 1994-10-26 回路遮断器のニュートラル装置 Expired - Fee Related JP3344116B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26289794A JP3344116B2 (ja) 1993-10-29 1994-10-26 回路遮断器のニュートラル装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27168593 1993-10-29
JP5-271685 1993-10-29
JP26289794A JP3344116B2 (ja) 1993-10-29 1994-10-26 回路遮断器のニュートラル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07176260A JPH07176260A (ja) 1995-07-14
JP3344116B2 true JP3344116B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=26545761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26289794A Expired - Fee Related JP3344116B2 (ja) 1993-10-29 1994-10-26 回路遮断器のニュートラル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3344116B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07176260A (ja) 1995-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2942083A (en) Circuit interrupters
EP1003192A2 (en) Circuit breaker mechanism for a rotary contact system
JP2001035341A (ja) 回路遮断器
KR920003465B1 (ko) 회로차단기
JP3344116B2 (ja) 回路遮断器のニュートラル装置
JP3374472B2 (ja) 回路遮断器
JP2002324478A (ja) ヒューズ付電磁リレー
JP3329027B2 (ja) 回路遮断器
KR100224916B1 (ko) 회로차단기
JP3328996B2 (ja) 回路遮断器
JP3291835B2 (ja) 回路遮断器
JPH07220612A (ja) 回路遮断器
JPH07130271A (ja) 回路遮断器
JP3584513B2 (ja) 回路遮断器
JP3328369B2 (ja) 電気機器の端子装置
JPH06338248A (ja) 回路遮断器
JPH0350597Y2 (ja)
JP3506052B2 (ja) 回路遮断器
JPS643163Y2 (ja)
JP3436191B2 (ja) 回路遮断器
JPH0696656A (ja) 3極回路遮断器
KR0170540B1 (ko) 회로 차단기
JPH06295654A (ja) 回路遮断器
JPH06338250A (ja) 回路遮断器
JP3090405B2 (ja) 回路遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020730

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees