JPS643163Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643163Y2 JPS643163Y2 JP7474583U JP7474583U JPS643163Y2 JP S643163 Y2 JPS643163 Y2 JP S643163Y2 JP 7474583 U JP7474583 U JP 7474583U JP 7474583 U JP7474583 U JP 7474583U JP S643163 Y2 JPS643163 Y2 JP S643163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- locking lever
- shaft
- contact
- cradle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電路をしや断する回路しや断器の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
第1図はこの考案が適応される回路しや断器の
一例を示している。図において、1はカバー、2
はベースで、カバー1とベース2とによつて筐体
Aを構成する。筐体A内にはしや断機構100が
内臓されている。しや断機構100は反発接触子
3、この反発接触子3と接離する可動接触子4、
過電流が流れたときに可動接触子4を反発接触子
3から開離させるトグルリンク機構T、電磁引き
はずし機構や熱動引きはずし機構からなる応動装
置R、および消弧板5を有している。反発接触子
3には反発接点3a、可動接触子4には可動接点
4aがそれぞれ対向して設けられており、これら
の接点3a,4a近傍に上記消孤板5が配置され
ている。6は絶縁材からなるアームで、可動接触
子4はこのアーム6に保持されており、軸7を中
心としてアーム6とともに回動するようになつて
いる。
一例を示している。図において、1はカバー、2
はベースで、カバー1とベース2とによつて筐体
Aを構成する。筐体A内にはしや断機構100が
内臓されている。しや断機構100は反発接触子
3、この反発接触子3と接離する可動接触子4、
過電流が流れたときに可動接触子4を反発接触子
3から開離させるトグルリンク機構T、電磁引き
はずし機構や熱動引きはずし機構からなる応動装
置R、および消弧板5を有している。反発接触子
3には反発接点3a、可動接触子4には可動接点
4aがそれぞれ対向して設けられており、これら
の接点3a,4a近傍に上記消孤板5が配置され
ている。6は絶縁材からなるアームで、可動接触
子4はこのアーム6に保持されており、軸7を中
心としてアーム6とともに回動するようになつて
いる。
8はアーム6に軸着されたピンで、このピン8
にはトグルリンク機構Tの一部を構成する下部リ
ンク9の下端部が結合している。下部リンク9の
上端部はピン10によつて上部リンク11の下端
部と結合されており、上部リンク11の上端部は
ピン12によつてクレドル13に結合されてい
る。クレドル13は軸14に回動自在に枢支され
ており、自由端において係止部13aを有してい
る。15は操作レバー16とピン10との間に張
設されたスプリングである。
にはトグルリンク機構Tの一部を構成する下部リ
ンク9の下端部が結合している。下部リンク9の
上端部はピン10によつて上部リンク11の下端
部と結合されており、上部リンク11の上端部は
ピン12によつてクレドル13に結合されてい
る。クレドル13は軸14に回動自在に枢支され
ており、自由端において係止部13aを有してい
る。15は操作レバー16とピン10との間に張
設されたスプリングである。
応動装置Rは、ソレノイド17、バイメタル1
8、トリツプバー19、ラツチ20、係止レバー
21などを有している。22は電源側端子、23
は電源側端子22と反発接触子3とを電気的に接
続するシヤント、24は負荷側端子である。
8、トリツプバー19、ラツチ20、係止レバー
21などを有している。22は電源側端子、23
は電源側端子22と反発接触子3とを電気的に接
続するシヤント、24は負荷側端子である。
つぎに動作について説明する。
通常の状態においては、操作レバー16を右方
へ倒すことによつて、第1図に示したように、上
部リンク11と下部リンク9が伸長され、アーム
6が軸7を中心として時計方向の回動力を与えら
れるために、可動接点4aは反発接点3aに接触
する。このとき、クレドル13の係止部13aは
係止レバー21に係止しているので、上部リンク
11と下部リンク9の伸長状態が保持され、接点
3a,4aは接触を保持したままである。すなわ
ち、電路は閉路状態にある。
へ倒すことによつて、第1図に示したように、上
部リンク11と下部リンク9が伸長され、アーム
6が軸7を中心として時計方向の回動力を与えら
れるために、可動接点4aは反発接点3aに接触
する。このとき、クレドル13の係止部13aは
係止レバー21に係止しているので、上部リンク
11と下部リンク9の伸長状態が保持され、接点
3a,4aは接触を保持したままである。すなわ
ち、電路は閉路状態にある。
いま、上記閉路状態において、電路に過電流が
流れると、ソレノイド17もしくはバイメタル1
8が作動し、トリツプバー19を軸19aを中心
として時計方向へ回動させ、ラツチ20を軸20
aを中心として反時計方向へ回動させる。その結
果、ラツチ20と係止レバー21との係合が解除
され、係止レバー21は図示しないスプリングの
付勢力により軸21aを中心として反時計方向に
回動して、クレドル13の係止部13aが係止レ
バー21からはずれる。このため、上部リンク1
1と下部リンク9が座屈し、アーム6が軸7を中
心にして反時計方向の回動力を受けるので、可動
接点4aは反発接点3aから開離する。このと
き、反発接触子3も電磁反発力を受けて軸3bを
中心として時計方向に回動し、可動接触子4から
開離する。これによつて、電路は自動的にしや断
される。
流れると、ソレノイド17もしくはバイメタル1
8が作動し、トリツプバー19を軸19aを中心
として時計方向へ回動させ、ラツチ20を軸20
aを中心として反時計方向へ回動させる。その結
果、ラツチ20と係止レバー21との係合が解除
され、係止レバー21は図示しないスプリングの
付勢力により軸21aを中心として反時計方向に
回動して、クレドル13の係止部13aが係止レ
バー21からはずれる。このため、上部リンク1
1と下部リンク9が座屈し、アーム6が軸7を中
心にして反時計方向の回動力を受けるので、可動
接点4aは反発接点3aから開離する。このと
き、反発接触子3も電磁反発力を受けて軸3bを
中心として時計方向に回動し、可動接触子4から
開離する。これによつて、電路は自動的にしや断
される。
ところで、上記のような回路しや断器におい
て、ラツチ20は第2図に示すように支持され
る。すなわち、一対のフレーム25a,25bに
形成された軸孔26a,26bに軸20aを架設
し、この軸20aにラツチ20に形成された孔2
7a、孔27bを挿通してラツチ20を回動自在
に支持するとともに、軸20aにつる巻きばね2
8を挿通して、このつる巻きばね28をラツチ2
0と一方のフレーム25aとの間に介在させる。
つる巻きばね28の一端28aはラツチ20に係
合し、他端28bはフレーム25aに係合し、こ
れによつてラツチ20に軸20aを中心とする時
計方向の回動復帰力を与えている。
て、ラツチ20は第2図に示すように支持され
る。すなわち、一対のフレーム25a,25bに
形成された軸孔26a,26bに軸20aを架設
し、この軸20aにラツチ20に形成された孔2
7a、孔27bを挿通してラツチ20を回動自在
に支持するとともに、軸20aにつる巻きばね2
8を挿通して、このつる巻きばね28をラツチ2
0と一方のフレーム25aとの間に介在させる。
つる巻きばね28の一端28aはラツチ20に係
合し、他端28bはフレーム25aに係合し、こ
れによつてラツチ20に軸20aを中心とする時
計方向の回動復帰力を与えている。
一方、ラツチ20には突起部29が形成されて
おり、この突起部29に係止レバー21に形成さ
れた当接面30が常時圧接状態で当接している。
係止レバー21は、フレーム25a,25bに形
成された軸孔31a,31bに架設される軸20
aに孔32a,32bを挿通することにより、軸
21aに回動自在に支持される。第2図には図示
しないが、軸21aには第3図aに示すように、
係止レバー21をラツチ20に圧接させるための
ばね33が挿通されている。また、係止レバー2
1には切欠部34が形成されており、この切欠部
34に第3図aに示すようにクレドル13の係止
部13aが係止している。第3図bはラツチ20
と係止レバー21との当接が解除された状態を示
している。
おり、この突起部29に係止レバー21に形成さ
れた当接面30が常時圧接状態で当接している。
係止レバー21は、フレーム25a,25bに形
成された軸孔31a,31bに架設される軸20
aに孔32a,32bを挿通することにより、軸
21aに回動自在に支持される。第2図には図示
しないが、軸21aには第3図aに示すように、
係止レバー21をラツチ20に圧接させるための
ばね33が挿通されている。また、係止レバー2
1には切欠部34が形成されており、この切欠部
34に第3図aに示すようにクレドル13の係止
部13aが係止している。第3図bはラツチ20
と係止レバー21との当接が解除された状態を示
している。
しかしながら、上記のような構成によると、つ
る巻きばね28はラツチ20に回動復帰力を与え
る機能しか有せず、軸20aの軸方向Aの弾性力
を全く有さなかつたため、ラツチ20が回動動作
中に軸方向Bに移動し、その結果、ラツチ20の
突起部29と係止レバー21の当接面30との当
接状態が不安定となり、両者の位置関係によつて
摩擦力が変動して、場合によつては引きはずし動
作が不可能になるという欠点があつた。
る巻きばね28はラツチ20に回動復帰力を与え
る機能しか有せず、軸20aの軸方向Aの弾性力
を全く有さなかつたため、ラツチ20が回動動作
中に軸方向Bに移動し、その結果、ラツチ20の
突起部29と係止レバー21の当接面30との当
接状態が不安定となり、両者の位置関係によつて
摩擦力が変動して、場合によつては引きはずし動
作が不可能になるという欠点があつた。
この考案は上記のような従来の欠点を除去し、
安定な引きはずし動作を補償しうる回路しや断器
を提供することを目的とする。
安定な引きはずし動作を補償しうる回路しや断器
を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を説明する。
第4図において、一対のフレーム25a,25
b間の軸20aが架設されており、この軸20a
にラツチ20が回動自在に支持されているととも
に、フレーム25aとラツチ20との間につる巻
きばね35が介装されており、その他の構成も第
2図と同じであるが、つる巻きばね35は第5図
bに示すように、ラツチ20に回動復帰力を与え
るために両端部35a,35bをすぼませてひね
り力を持たせてあるとともに、第5図aに示すよ
うに、つる巻きばね35cを両側から圧縮した状
態でフレーム25aとラツチ20間に介装してあ
る。
b間の軸20aが架設されており、この軸20a
にラツチ20が回動自在に支持されているととも
に、フレーム25aとラツチ20との間につる巻
きばね35が介装されており、その他の構成も第
2図と同じであるが、つる巻きばね35は第5図
bに示すように、ラツチ20に回動復帰力を与え
るために両端部35a,35bをすぼませてひね
り力を持たせてあるとともに、第5図aに示すよ
うに、つる巻きばね35cを両側から圧縮した状
態でフレーム25aとラツチ20間に介装してあ
る。
上記のような構成によると、第4図に示すよう
に、ラツチ20はつる巻きばね35によつて常時
c方向の弾性力をうけ、フレーム25bに圧接さ
れるので、回動動作中にc方向と反対方向へ移動
することがない。このため、ラツチ20の突起部
29と係止レバー21の当接面30との当接位置
は常に一定となり、安定な当接状態を保つことが
できる。
に、ラツチ20はつる巻きばね35によつて常時
c方向の弾性力をうけ、フレーム25bに圧接さ
れるので、回動動作中にc方向と反対方向へ移動
することがない。このため、ラツチ20の突起部
29と係止レバー21の当接面30との当接位置
は常に一定となり、安定な当接状態を保つことが
できる。
以上説明したように、この考案によれば、フレ
ームの一方とラツチとの間にばねを介装し、この
ばねはラツチに回動復帰力を与えるとともに、ラ
ツチをフレームの他方へ圧接させる軸方向の弾性
力を有するので、ラツチと係止レバーとの当接位
置を一定にすることができ、これによつて安定な
引きはずし動作を得ることが可能となる。
ームの一方とラツチとの間にばねを介装し、この
ばねはラツチに回動復帰力を与えるとともに、ラ
ツチをフレームの他方へ圧接させる軸方向の弾性
力を有するので、ラツチと係止レバーとの当接位
置を一定にすることができ、これによつて安定な
引きはずし動作を得ることが可能となる。
第1図はこの考案が適応される回路しや断器の
一例を示す正面断面図、第2図は要部の分解斜視
図、第3図aはラツチと係止レバーの当接状態を
示す正面図、第3図bはラツチと係止レバーの当
接が解除された状態を示す正面図、第4図はこの
考案の実施例を示す側面断面図、第5図aはつる
巻きばねの正面図、第5図bは同側面図である。 13……クレドル、20……ラツチ、20a…
…軸、21……係止レバー、25a,25b……
フレーム、35……つる巻きばね。なお、図中、
同一符号は同一または相当部分を示す。
一例を示す正面断面図、第2図は要部の分解斜視
図、第3図aはラツチと係止レバーの当接状態を
示す正面図、第3図bはラツチと係止レバーの当
接が解除された状態を示す正面図、第4図はこの
考案の実施例を示す側面断面図、第5図aはつる
巻きばねの正面図、第5図bは同側面図である。 13……クレドル、20……ラツチ、20a…
…軸、21……係止レバー、25a,25b……
フレーム、35……つる巻きばね。なお、図中、
同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 一対のフレーム間に軸を架設し、この軸にラツ
チを回動自在に支持するとともに、このラツチに
形成した突起部に係止レバーを常時圧接状態で当
接させ、この係止レバーにはクレドルを常時係止
させ、過電流が流れたときに上記ラツチを回動さ
せて上記係止レバーの当接を解除することにより
上記係止レバーを変位させ、これにより上記クレ
ドルを回動させてしや断動作を行なうようにした
回路しや断器において、上記フレームの一方とラ
ツチとの間にばねを介装し、このばねは上記ラツ
チに回動復帰力を与えるとともに、ラツチをフレ
ームの他方へ圧接させる軸方向の弾性力を有する
ことを特徴とする回路しや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7474583U JPS59178854U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7474583U JPS59178854U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 回路しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59178854U JPS59178854U (ja) | 1984-11-29 |
JPS643163Y2 true JPS643163Y2 (ja) | 1989-01-26 |
Family
ID=30204828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7474583U Granted JPS59178854U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59178854U (ja) |
-
1983
- 1983-05-17 JP JP7474583U patent/JPS59178854U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59178854U (ja) | 1984-11-29 |
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