JP3344050B2 - 傾斜コンベヤ - Google Patents

傾斜コンベヤ

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JP3344050B2
JP3344050B2 JP33704393A JP33704393A JP3344050B2 JP 3344050 B2 JP3344050 B2 JP 3344050B2 JP 33704393 A JP33704393 A JP 33704393A JP 33704393 A JP33704393 A JP 33704393A JP 3344050 B2 JP3344050 B2 JP 3344050B2
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誠 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板状の搬送物を垂直
方向へ移送させる傾斜コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製造工場の流れ作業の作業台とし
て、或いは荷役運搬機械としてベルトコンベヤが広く使
用されている。
【0003】このベルトコンベヤは、コンベヤフレーム
の前後に回転自在に配設したヘッドプーリとテールプー
リ間に無端状の搬送ベルトを張設すると共に、ヘッドプ
ーリ又は別途配設したドライブプーリにモータ等の駆動
装置を連結した構造となっている。そして、駆動装置で
ヘッドプーリやドライブプーリを回転駆動して搬送ベル
トを転動させることにより、搬送ベルト上に載置した搬
送物を搬送するようになっている。
【0004】そして、薄板状の搬送物を垂直方向へ移送
させるには、従来、無端状の丸ベルトや平ベルトを略平
行に対向配置し、両ベルトの対向部の間に搬送物を挾持
して垂直方向へ搬送させる傾斜コンベヤが広く用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、丸ベルトを
用いた傾斜コンベヤにあっては、長期に亘る使用によっ
て丸ベルトが切れてしまう虞があると共に丸ベルトテン
ション箇所が多く、又、部品点数も多く長機長に向かな
いといった欠点があった。
【0006】一方、平ベルトを用いた傾斜コンベヤは、
コンベヤ全体が重量物となって架台関係が大きくなって
しまうと共に、メンテナンスが困難であるといった欠点
が指摘されていた。
【0007】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、簡単な構造で薄板状の搬送物を高速且つ連続的に垂
直方向へ搬送させることができ、而も、安価でメンテナ
ンス性に優れ、長機長も可能な傾斜コンベヤを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る傾斜コンベヤは、ヘッドプーリとテ
ールプーリ間に搬送ベルトを傾斜して張設し、当該搬送
ベルトのキャリ側に、搬送ベルトの表面に圧接し、
送ベルトの転動で回転する圧接ローラを搬送ベルトの転
動方向へ連続配置すると共に、横ずれ防止用の位置決め
ピンを上記圧接ローラに所定のピッチで貫通させて、そ
の両端部を、ヘッドプーリとテールプーリを支持するコ
ンベヤフレームに立設したガイドの内壁に当接し、且つ
連続配置した圧接ローラのうち、搬入側端部と搬出側端
部に位置する圧接ローラにガイドピンを貫通し、それら
の両端部をガイドに設けた長孔に挿通して、圧接ローラ
を当該長孔に沿って上下動可能としたことを特徴とす
る。 又、請求項2に係る傾斜コンベヤは、搬送ベルトを
張設したヘッドプーリとテールプーリとの間にベンドプ
ーリを配置して略Z状に傾斜部と水平部を設け、当該傾
斜部から水平部に亘る搬送ベルトのキャリ側に、搬送
ベルトの表面に圧接し、搬送ベルトの転動で回転する圧
接ローラを搬送ベルトの転動方向へ連続配置すると共
に、横ずれ防止用の位置決めピンを上記圧接ローラに所
定のピッチで貫通させて、その両端部を、ヘッドプーリ
とテールプーリを支持するコンベヤフレームに立設した
ガイドの内壁に当接し、且つ連続配置した圧接ローラの
うち、搬入側端部と搬出側端部に位置する圧接ローラに
ガイドピンを貫通し、それらの両端部をガイドに設けた
長孔に挿通して、圧接ローラを当該長孔に沿って上下動
可能としたものである。
【0009】そして、請求項3に係る傾斜コンベヤは、
搬送ベルトを張設したヘッドプーリとテールプーリとの
間にベンドプーリを配置して略L状に傾斜部と水平部を
け、当該傾斜部の端部に搬送ベルトを水平に張設した
コンベヤを配置し、上記水平部から傾斜部及び当該コン
ベヤに亘る搬送ベルトのキャリ側に、搬送ベルトの表
面に圧接し、搬送ベルトの転動で回転する圧接ローラを
搬送ベルトの転動方向へ連続配置すると共に、横ずれ防
止用の位置決めピンを上記圧接ローラに所定のピッチで
貫通させて、その両端部を、ヘッドプーリとテールプー
リを支持するコンベヤフレームに立設したガイドの内壁
に当接し、且つ連続配置した圧接ローラのうち、搬入側
端部と搬出側端部に位置する圧接ローラにガイドピンを
貫通して、それらの両端部をガイドに設けた長孔に挿通
して、圧接ローラを当該長孔に沿って上下動可能とした
ものであり、請求項4の傾斜コンベヤは、ヘッドプーリ
とテールプーリ間に搬送ベルトを傾斜して張設し、その
搬入部と搬出部に、夫々、搬送ベルトを水平に張設した
搬入,搬出コンベヤを配置して、当該搬入,搬出コンベ
ヤ間に、搬送ベルトのキャリ側の表面に圧接し、搬送
ベルトの転動で回転する圧接ローラを搬送ベルトの転動
方向へ連続配置すると共に、横ずれ防止用の位置決めピ
ンを上記圧接ローラに所定のピッチで貫通させて、その
両端部を、ヘッドプーリとテールプーリを支持するコン
ベヤフレームに立設したガイドの内壁に当接し、且つ連
続配置した圧接ローラのうち、搬入側端部と搬出側端部
に位置する圧接ローラにガイドピンを貫通し、それらの
両端部をガイドに設けた長孔に挿通して、圧接ローラを
当該長孔に沿って上下動可能としたことを特徴とする。
【0010】又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至
請求項4のいずれかに記載の傾斜コンベヤに於て、傾斜
部に連続配置した圧接ローラのうち、最下部に位置する
圧接ローラに横ずれ防止用の位置決めピンを貫通し、当
該位置決めピンに、加圧用のウエイトを装着したことを
特徴とする
【0011】
【0012】
【作用】請求項1に係る傾斜コンベヤによれば、搬送ベ
ルトが転動すると、これに伴い搬送ベルトの表面にその
自重で圧接している圧接ローラが回転するので、薄板状
の搬送物は圧接ローラと搬送ベルトとで挾持されて上方
へと搬送される。そして、搬送物の搬送の際に、位置決
めピンが圧接ローラの横ずれを防止し、又、各ローラは
搬送物の厚みだけ上下動するが、このとき、ガイドの長
孔に挿通するガイドピンが、搬入側端部と搬出側端部に
位置する圧接ローラをガイドに確実に支持する。
【0013】又、請求項2に係る傾斜コンベヤによれ
ば、搬送ベルトが転動すると、これに伴い搬送ベルトの
表面にその自重で圧接している圧接ローラが回転するの
で、水平部から傾斜部へと搬送された搬送物は圧接ロー
ラと搬送ベルトとで挾持されて傾斜部を搬送されること
となる。そして、搬送物の搬送の際に、位置決めピンが
圧接ローラの横ずれを防止し、又、各ローラは搬送物の
厚みだけ上下動するが、このとき、ガイドの長孔に挿通
するガイドピンが、搬入側端部と搬出側端部に位置する
圧接ローラをガイドに確実に支持する。
【0014】又、請求項3に係る傾斜コンベヤも、同様
に搬送ベルトが転動すると、これに伴い搬送ベルトの表
面にその自重で圧接している圧接ローラが回転するの
で、傾斜部へと搬送された搬送物は圧接ローラと搬送ベ
ルトとで挾持されて傾斜部を搬送され、請求項4に係る
傾斜コンベヤも、搬入コンベヤから搬送された搬送物が
圧接ローラと搬送ベルトとで挾持されて垂直方向へと搬
送されることとなる。そして、搬送物の搬送の際に、位
置決めピンが圧接ローラの横ずれを防止し、又、各ロー
ラは搬送物の厚みだけ上下動するが、このとき、ガイド
の長孔に挿通するガイドピンが、搬入側端部と搬出側端
部に位置する圧接ローラをガイドに確実に支持する。
【0015】そして、請求項5に係る傾斜コンベヤによ
れば、搬送物の搬送の際に、ウエイトが圧接ローラの浮
き上がりをより確実に防止して、搬送性能を向上させる
こととなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は請求項1,請求項3及び請求項5に係
る傾斜コンベヤの一実施例を示し、図中、1,3は一対
のコンベヤフレーム5の前後に装着されたプーリ受具
で、当該プーリ受具1,3に、夫々、ヘッドプーリ7と
テールプーリ9が従来と同様、回転可能に軸着されてい
る。そして、両プーリ7,9間には無端帯状の搬送ベル
ト11が張設されており、後述するモータ13で搬送ベ
ルト11を矢印方向へ転動させることによって、搬送ベ
ルト11上に載置した薄板状の搬送物が同方向へ搬送さ
れるようになっている。
【0017】又、本実施例に係る傾斜コンベヤ15は、
ヘッドプーリ7とテールプーリ9間のキャリ側とリタ
ーン側に、夫々、ベンドプーリ17,19を配置して略
L状に傾斜部15aと水平部15bが設けられており、
当該傾斜部15aの搬入側端部(テールプーリ9側)に
搬送ベルト21を水平に張設したベルトコンベヤ23が
配置されて、本実施例に係る傾斜コンベヤ15が構成さ
れている。
【0018】そして、上記水平部15bのコンベヤフレ
ーム5には、チェーン25を介してモータ13に連結さ
れたドライブプーリ27やスナブプーリ29,テイクア
ッププーリ31等が組み込まれたドライブユニット33
が搬送ベルト11のリターン側に装着されており、モー
タ13によるドライブプーリ27の回転駆動で、搬送ベ
ルト11がヘッドプーリ7とテールプーリ9間を矢印方
向へ転動するようになっている。又、図示しないが、ベ
ルトコンベヤ23もモータとドライブプーリによって搬
送ベルト21が矢印方向へ転動するようになっている。
【0019】尚、図中、35は上記ベルトコンベヤ23
のコンベヤフレーム37に装着されたプーリ受具を示
し、当該プーリ受具35にヘッドプーリ39が回転可能
に軸着されている。そして、41,43は搬送ベルト1
1,21のキャリ側とリターン側に取り付けられたキ
ャリローラとリターンローラである。
【0020】而して、本実施例に係る傾斜コンベヤ15
は、上記構成に加え、図1及び図2に示すように水平部
15bから傾斜部15a及びベルトコンベヤ23に亘る
搬送ベルト11,21のキャリ側に、搬送ベルト1
1,21の表面に圧接し、搬送ベルト11,21の転動
で回転する圧接ローラ45を搬送ベルト11,21の転
動方向へ連続配置したことを特徴とする。
【0021】圧接ローラ45は、図3乃至図5に示すよ
うに、ローラリンクプレート47とピンリンクプレート
49を介して多数のローラ51がピン53で連結され
て、搬送ベルト11の表面に自重で圧接し乍ら、当該搬
送ベルト11の転動方向へ2列に連続配置された構造と
なっている。
【0022】又、ローラ51には、上記ピン53に代
え、当該ピン53よりも長尺な横ずれ防止用の位置決め
ピン55が所定のピッチで貫通しており、図6に示すよ
うに、当該位置決めピン55の両端部がコンベヤフレー
ム5に立設したガイド57の内壁に当接して、圧接ロー
ラ45の横ずれを防止している。
【0023】尚、各ローラ51はピン53,位置決めピ
ン55に対して回転自在で、圧接する搬送ベルト11,
21の転動で回転するようになっている。又、図3中、
59は位置決めピン55に挿着されたストッパで、当該
ストッパ59によってローラ51自体の横ずれが防止さ
れている。
【0024】そして、上述したように圧接ローラ45の
各ローラ51は、水平部15bから傾斜部15a及びベ
ルトコンベヤ23に亘る搬送ベルト11,21のキャリ
側の表面に自重で圧接して配置されているが、図7及
び図8に示すように連続配置されたローラ51のうち、
搬出側端部と搬入側端部に位置するローラ51a,51
bには夫々ガイドピン61,63が貫通しており、その
両端部がコンベヤフレーム5,37に延設されたガイド
57の長孔65,67に夫々挿通している。従って、
板状の搬送物69が搬送されるに伴い、各ローラ51は
搬送物69の厚み分だけ若干上下動するが、このとき、
両ローラ51a,51bは長孔65,67に沿って、
送物69の厚み分だけ若干上下動することとなる。
【0025】又、傾斜部15aに配置した圧接ローラ4
5のうち、最下部に位置するローラ51cには図9に示
すように位置決めピン55が貫通されているが、当該位
置決めピン55には、加圧用のウエイト71がローラ5
1c間に挿着されており、斯かるウエイト71で搬送ベ
ルト11にテンションを掛けて圧接ローラ45の浮き上
がりをより確実に防止している。
【0026】本実施例に係る傾斜コンベヤ15はこのよ
うに構成されているから、モータ13の駆動でドライブ
プーリ27が回転して図1の如く搬送ベルト11が矢印
方向に転動し、又、図示しないモータとドライブプーリ
によってベルトコンベヤ23の搬送ベルト21が矢印方
向へ転動すると、これに伴い各搬送ベルト11,21の
表面に自重で圧接している圧接ローラ45のローラ5
1,51a,51b,51cが夫々回転する。
【0027】そして、図2及び図8に示すように、ベル
トコンベヤ23で搬送されてきた薄板状の搬送物69が
圧接ローラ45のローラ51bに到達すると、搬送物6
9はローラ51bと搬送ベルト21とで挾持され、そし
て、搬送ベルト21と順次連続する各ローラ51とで挾
持されて前方へと搬送される。このとき、各ローラ5
1,51bは搬送物69の厚み分だけ若干上下動する
が、上記ローラ51bを貫通するガイドピン63がガイ
ド57に設けた長孔67に挿通しているので、圧接ロー
ラ45はガイド57に確実に支持されることとなる。
【0028】而して、搬送物69が傾斜部15aの搬入
側端部に到達すると、搬送物69は次に搬送ベルト11
と傾斜部15aの各ローラ51c,51とで挾持されて
傾斜部15aを上方へ搬送され、そして、水平部15b
へと速やかに搬送されることとなる。
【0029】そして、このとき、ウエイト71が圧接ロ
ーラ45の浮き上がりを防止し、又、各位置決めピン5
5が圧接ローラ45の横ずれを防止し、且つガイドピン
63が圧接ローラ45をガイド57に確実に支持するの
で、搬送物69は搬送ベルト11から滑り落ちることな
く確実に上方へと搬送される。
【0030】このように、本実施例は、水平部15bか
ら傾斜部15a及びベルトコンベヤ23に亘る搬送ベル
ト11,21のキャリ側に、搬送ベルト11,21の
表面に自重で圧接し、搬送ベルト11,21の転動で回
転する圧接ローラ45を搬送ベルト11,21の転動方
向へ連続配置したものであるから、丸ベルトや平ベルト
を用いた従来の傾斜コンベヤに比し構造が簡単でメンテ
ナンス性に優れ、又、安価であるという利点を有する。
【0031】そして、安価で簡単な構造であるにも拘ら
ず、ウエイト71が圧接ローラ45の浮き上がりをより
確実に防止し、又、各位置決めピン55が圧接ローラ4
5の横ずれを防止し、且つガイドピン63が圧接ローラ
45をガイド57に確実に支持するので、搬送ベルト1
1,21とその表面に圧接する圧接ローラ45とによっ
て薄板状の搬送物69を高速で連続して上方へ確実に搬
送することができ、長機長も可能であるという効果を有
する。
【0032】図10は請求項1,請求項2及び請求項5
に係る傾斜コンベヤの概略側面図を示し、本実施例に係
る傾斜コンベヤ73は、搬送ベルト11を張設したヘッ
ドプーリ7とテールプーリ9との間にベンドプーリ1
7,19を配置して略Z状に傾斜部73aと水平部73
b,73cを設け、そして、当該水平部73bから傾斜
部73a,水平部73cに亘る搬送ベルト11のキャリ
側に、搬送ベルト11の転動で回転する圧接ローラ4
5を同様に連続配置したものである。
【0033】そして、図11は請求項1,請求項4及び
請求項5に係る傾斜コンベヤの概略側面図を示し、本実
施例に係る傾斜コンベヤ75は、上下に配置したヘッド
プーリ7とテールプーリ9間に搬送ベルト11を傾斜さ
せて張設すると共に、その搬入部と搬出部に、夫々、搬
送ベルト21を水平に張設した搬入,搬出用のベルトコ
ンベヤ77,79を配置し、両ベルトコンベヤ77,7
9間に、搬送ベルト11,21のキャリ側の表面に圧
接し、搬送ベルト11,21の転動で回転する圧接ロー
ラ45を同様に連続配置したもので、両傾斜コンベヤ7
3,75に於て、圧接ローラ45の構造及びガイド57
等への取付構造は図1に示す実施例と総て同一である。
【0034】而して、これらの傾斜コンベヤ73,75
によっても、図1に示す傾斜コンベヤ15と同様、所期
の目的を達成することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1乃至請求項
4に係る傾斜コンベヤによれば、丸ベルトや平ベルトを
用いた従来の傾斜コンベヤに比し構造が簡単でメンテナ
ンス性に優れ、又、安価であるという利点を有する。
して、安価で簡単な構造であるにも拘らず、搬送ベルト
とそのキャリア側の表面に自重で圧接する圧接ローラと
によって薄板状の搬送物を高速で連続して上方へ確実に
搬送することができ、又、長機長も可能であるという効
果を有する。而も、各位置決めピンが圧接ローラの横ず
れを防止し、ガイドピンが圧接ローラをガイドに確実に
支持する。
【0036】そして、請求項5に係る傾斜コンベヤによ
ば、ウエイトが圧接ローラの浮き上がりを防止するの
で、搬送物を垂直方向へより確実に搬送することができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,請求項3及び請求項5に係る傾斜コ
ンベヤの一実施例の側面図である。
【図2】図1に示す傾斜コンベヤの拡大側面図である。
【図3】圧接ローラの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】図2のVI−VI線断面図である。
【図7】傾斜コンベヤの一部拡大側面図である。
【図8】傾斜コンベヤの一部拡大側面図である。
【図9】図2のIX−IX線断面図である。
【図10】請求項1,請求項2及び請求項5に係る傾斜
コンベヤの一実施例の概略側面図である。
【図11】請求項1,請求項4及び請求項5に係る傾斜
コンベヤの一実施例の概略側面図である。
【符号の説明】
5 コンベヤフレーム 7,39 ヘッドプーリ 9 テールプーリ 11,21 搬送ベルト 13 モータ 15,73,75 傾斜コンベヤ 15a,73a 傾斜部 15b,73b,73c 水平部 17,19 ベンドプーリ 23,77,79 ベルトコンベヤ 27 ドライブプーリ 33 ドライブユニット 41 キャリローラ 43 リターンローラ 45 圧接ローラ 51,51a,51b,51c ローラ 53 ピン 55 位置決めピン 57 ガイド 61,63 ガイドピン 65,67 長孔 69 搬送物 71 ウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−301663(JP,A) 特開 昭63−101239(JP,A) 特開 平5−43108(JP,A) 特開 昭61−243761(JP,A) 特開 平5−162883(JP,A) 実開 平3−76857(JP,U) 実開 昭59−170546(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドプーリとテールプーリ間に搬送ベ
    ルトを傾斜して張設し、当該搬送ベルトのキャリ
    に、搬送ベルトの表面に圧接し、搬送ベルトの転動で回
    転する圧接ローラを搬送ベルトの転動方向へ連続配置
    ると共に、 横ずれ防止用の位置決めピンを上記圧接ローラに所定の
    ピッチで貫通させて、その両端部を、ヘッドプーリとテ
    ールプーリを支持するコンベヤフレームに立設したガイ
    ドの内壁に当接し、 且つ連続配置した圧接ローラのうち、搬入側端部と搬出
    側端部に位置する圧接ローラにガイドピンを貫通し、そ
    れらの両端部をガイドに設けた長孔に挿通して、圧接ロ
    ーラを当該長孔に沿って上下動可能と したことを特徴と
    する傾斜コンベヤ。
  2. 【請求項2】 搬送ベルトを張設したヘッドプーリとテ
    ールプーリとの間にベンドプーリを配置して略Z状に傾
    斜部と水平部を設け、当該傾斜部から水平部に亘る搬送
    ベルトのキャリ側に、搬送ベルトの表面に圧接し、搬
    送ベルトの転動で回転する圧接ローラを搬送ベルトの転
    動方向へ連続配置すると共に、 横ずれ防止用の位置決めピンを上記圧接ローラに所定の
    ピッチで貫通させて、その両端部を、ヘッドプーリとテ
    ールプーリを支持するコンベヤフレームに立設したガイ
    ドの内壁に当接し、 且つ連続配置した圧接ローラのうち、搬入側端部と搬出
    側端部に位置する圧接ローラにガイドピンを貫通し、そ
    れらの両端部をガイドに設けた長孔に挿通させて、圧接
    ローラを当該長孔に沿って上下動可能と したことを特徴
    とする傾斜コンベヤ。
  3. 【請求項3】 搬送ベルトを張設したヘッドプーリとテ
    ールプーリとの間にベンドプーリを配置して略L状に傾
    斜部と水平部を設け、当該傾斜部の端部に搬送ベルトを
    水平に張設したコンベヤを配置し、上記水平部から傾斜
    部及び当該コンベヤに亘る搬送ベルトのキャリ側に、
    搬送ベルトの表面に圧接し、搬送ベルトの転動で回転す
    る圧接ローラを搬送ベルトの転動方向へ連続配置すると
    共に、 横ずれ防止用の位置決めピンを上記圧接ローラに所定の
    ピッチで貫通させて、その両端部を、ヘッドプーリとテ
    ールプーリを支持するコンベヤフレームに立設 したガイ
    ドの内壁に当接し、 且つ連続配置した圧接ローラのうち、搬入側端部と搬出
    側端部に位置する圧接ローラにガイドピンを貫通し、そ
    れらの両端部をガイドに設けた長孔に挿通して、圧接ロ
    ーラを当該長孔に沿って上下動可能と したことを特徴と
    する傾斜コンベヤ。
  4. 【請求項4】 ヘッドプーリとテールプーリ間に搬送ベ
    ルトを傾斜して張設し、その搬入部と搬出部に、夫々、
    搬送ベルトを水平に張設した搬入,搬出コンベヤを配置
    て、当該搬入,搬出コンベヤ間に、搬送ベルトのキャ
    側の表面に圧接し、搬送ベルトの転動で回転する圧
    接ローラを搬送ベルトの転動方向へ連続配置すると共
    に、 横ずれ防止用の位置決めピンを上記圧接ローラに所定の
    ピッチで貫通させて、その両端部を、ヘッドプーリとテ
    ールプーリを支持するコンベヤフレームに立設したガイ
    ドの内壁に当接し、 且つ連続配置した圧接ローラのうち、搬入側端部と搬出
    側端部に位置する圧接ローラにガイドピンを貫通し、そ
    れらの両端部をガイドに設けた長孔に挿通して、圧接ロ
    ーラを当該長孔に沿って上下動可能と したことを特徴と
    する傾斜コンベヤ。
  5. 【請求項5】 傾斜部に連続配置した圧接ローラのう
    ち、最下部に位置する圧接ローラに横ずれ防止用の位置
    決めピンを貫通し、当該位置決めピンに、加圧用のウエ
    イトを装着したことを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の傾斜コンベヤ。
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