JP2002347971A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの下縁を損傷させることなくシート加
工機の給紙部にシートを供給することができるようにし
た給紙装置を提供することである。 【解決手段】 シート反転台10のテーブル11上に送
り込まれた積み重ねシートS0 をシート反転台10のほ
ぼ90°の回動によって横倒しし、その横倒しされたシ
ートS0 を前方に搬送するシート搬送装置40を複列の
第1ベルトコンベヤ41と複列の第2ベルトコンベヤ4
2とで形成する。第1ベルトコンベヤ41のキャリア側
ベルト46aに水平走行部47aと傾斜走行部47bと
を形成し、第1ベルトコンベヤ41によって第2ベルト
コンベヤ42に向けて搬送される横倒しのシートS0
傾斜走行部47bにおいて先頭のシートS1 から順に前
方に向けて倒し、その前倒しされたシートS1 が後続の
シートS1 の重さにより強く押下げられるのを防止し
て、第1ベルトコンベヤ41から第2ベルトコンベヤ4
2にシートS1 が乗り移る際に、第2ベルトコンベヤ4
2のキャリア側ベルトがシートの前面下縁に強く接触す
るのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積み重ねられた
段ボールシート等の多数のシートを横倒しにした状態で
印刷機等のシート加工機の給紙部に供給する給紙装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】高く積み重ねられたシートを横倒しにし
てシート加工機に供給する給紙装置として、図7(I)
に示したものが従来から知られている。この給紙装置
は、シート反転台60に設けられたテーブル61上に積
み重ねシートS0 を送り込み、そのシート反転台60を
上記テーブル61がほぼ垂直の状態とされるよう軸62
を中心に矢印方向に回動させて、シート反転台60に設
けられたシート支持部63で前面を支持されている積み
重ねシートS0 を横倒しするようにしている。そして、
シート支持部63で横倒しのシートS0 が支持される
と、図7(II)に示すように、キッカー64を前進動さ
せ、そのキッカー64により横倒しのシートS 0 をシー
ト支持部63に沿って移動させて、シート支持部63の
前側に設けられたシート搬送装置65に送り込み、その
シート搬送装置65によってシートS0をシート加工機
に向けて搬送させるようにしている。
【0003】ここで、シート搬送装置65は、複列の第
1ベルトコンベヤ66と、その第1ベルトコンベヤ66
の排出端部間に供給端部が配置された複列の第2ベルト
コンベヤ67とを有し、第1ベルトコンベヤ66は、シ
ートS0 の搬送時に、そのシートS0 の倒れ方向を常に
一定の方向とするため、排出端に向けてわずかな下り勾
配をもって傾斜する、ほぼ水平に近い傾斜状の配置とさ
れている。
【0004】一方、第2ベルトコンベヤ67はシート加
工機の給紙位置との関係から排出端に向けて上り勾配を
もって傾斜する傾斜状の配置とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7
(I)、(II)に示す従来の給紙装置においては、第1
ベルトコンベヤ66のキャリア側ベルト66aが全長に
わたって傾斜しているため、その第1ベルトコンベヤ6
6によってシートS0 が搬送され始めると、積み重ねシ
ートS0 の各シートS1 は図7(II)の鎖線で示すよう
に、前倒れとなり、先行側のシートS1 は図8に示すよ
うに、後続のシート群の重量を受け、倒れ方向前面の下
縁がキャリア側ベルト66aに押し付けられる状態で第
1ベルトコンベヤ66から第2ベルトコンベヤ67上に
送られる。
【0006】このとき、第1ベルトコンベヤ66と第2
ベルトコンベヤ67とは逆向きの傾斜であって、第1、
第2ベルトコンベヤ66、67のキャリア側ベルト66
a、67aの相互間に角度がつけられているため、第1
ベルトコンベヤ66のキャリア側ベルト66aに前面の
下縁(下面前縁)イが強く押し付けられたシートS1
第2ベルトコンベヤ67に乗り移る場合に、第2ベルト
コンベヤ67のキャリア側ベルト67aはシートS1
前面下縁イに強く接触することになり、その接触によっ
てシートS1 の前面下縁が傷を付けられるおそれがあ
る。
【0007】図8に示すように、シートS1 の前面下縁
イがキャリア側ベルト67aとの接触によって損傷する
と、不良品となり、また、そのシートS1 が損傷部を後
方に向けて水平状にシート加工機に供給され、そのシー
ト加工機に設けられた往復動可能なキッカーがシートS
1 の後端の損傷部を押圧することになってキックミスが
生じ、シートS1 を送ることができない場合が生じる。
【0008】この発明の課題は、シートの下縁に損傷を
与えることなくシートを搬送させることができるように
した給紙装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、積み重ねシートを支持する
テーブルの前側に、そのテーブル上に送り込まれる積み
重ねシートの前面を支持するシート支持部が設けられた
回動可能なシート反転台と、前記シート支持部がほぼ水
平にされるシート反転台の回動状態において、シート支
持部に沿って送り出されるシートを受け取って前側に搬
送するシート搬送装置とから成り、前記シート搬送装置
が、複列の第1ベルトコンベヤと、その第1ベルトコン
ベヤの排出端部間に供給端部が配置され、その供給端か
ら排出端に向けて上り勾配をもって傾斜する複列の第2
ベルトコンベヤとを有する給紙装置において、前記第1
ベルトコンベヤにおけるキャリア側ベルトに、シートを
ほぼ水平に搬送する水平走行部と、その水平走行部の先
端に連続し、排出端に向けて下り勾配をもって傾斜する
傾斜走行部とを設けた構成を採用したのである。
【0010】上記のように、第1ベルトコンベヤのキャ
リア側ベルトに水平走行部と傾斜走行部とを設けること
により、シート反転台から第1ベルトコンべヤ上に送り
込まれたシートは、キャリア側ベルトの水平走行部を移
動する際、ほぼ起立する状態で搬送され、その水平走行
部に続く傾斜走行部を移動するとき、前方に倒れて、倒
れ方向の前部が第2ベルトコンベヤで受けられ、あるい
は第2ベルトコンベヤ上に送り込まれた先のグループの
シート背面で受けられる。
【0011】このように、第1ベルトコンベヤによって
搬送されるシートは傾斜走行部において先頭のシートか
ら順に前倒れとなり、数枚のシートが前倒れすると先頭
のシートは第2ベルトコンベヤに乗り移ることになる。
このため、第2ベルトコンベヤに乗り移るシートは後続
の数枚のシートの重量が付与されるのみであるため、シ
ートの前面下縁は第2ベルトコンベヤのキャリア側ベル
トに強く接触することはなく、シート下縁がキャリア側
ベルトとの接触によって傷がつくのを防止することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図6に基づいて説明する。図1乃至図3に示すよ
うに、積み重ねシートS0 は複列のシート送り込みコン
ベヤ1によりシート反転台10に向けて送り込まれる。
【0013】シート反転台10はテーブル11と、その
テーブル11上に送り込まれた積み重ねシートS0 の前
面を支持するシート支持部12を有している。
【0014】シート支持部12は細長い側枠13を両側
に有し、その側枠13間に積み重ねシートS0 の前面を
支持する板体14を設けている。
【0015】テーブル11は、複数の支持アーム15を
櫛歯状に配置し、各支持アーム15の前側一端を支持ア
ーム15の配置方向に長く延びるアーム支持バー16に
固定している。
【0016】上記支持アーム15は支持片17を両端に
有し、各支持片17は、シート支持部12の板体14に
形成された長孔18内に挿通され、シート支持部12の
側枠13内面に設けられたガイドロッド19によって図
1における上下方向へスライド自在に支持されている。
【0017】テーブル11は移動装置20によってシー
ト支持部12の板体14の表面に沿って移動される。
【0018】移動装置20は、シート支持部12におけ
る両側一対の側枠13の上部間および下部間に軸21、
22をかけ渡し、各軸21、22の両端部にスプロケッ
ト23a、23bを取付け、上下で対向するスプロケッ
ト23a、23b間にチェーン24をかけ渡し、各チェ
ーン24の一部を支持片17に連結し、上部の軸21を
モータ25で回転させてテーブル11を移動させるよう
にしている。
【0019】移動装置20における上部の軸21は、側
枠13を貫通し、その側枠13の外側方に位置する軸2
1の両端部が給紙装置の一対のサイドフレーム26で回
転自在に支持され、上記軸21を中心としてシート反転
台10が回転自在に支持されている。
【0020】シート反転台10におけるシート支持部1
2には2本のシリンダ27が接続され、各シリンダ27
の作動によって上部の軸21を中心としてシート反転台
10が回動されるようになっている。
【0021】前記上部の軸21には、テーブル11上に
送り込まれる積み重ねシートS0 の高さがシート反転台
10のシート支持部12の長さより高い場合に、その積
み重ねシートS0 の上部前面を支持する複数のシート補
助アーム28の各一端部が固定されている。シート補助
アーム28のそれぞれにはシリンダ29が接続され、そ
のシリンダ29の作動によってシート補助アーム28が
シート反転台10に対して独立して回動されるようにな
っている。
【0022】シート反転台10のシート支持部12と上
部の軸21の相互間にはロック機構30が設けられてい
る。ロック機構30は、上部の軸21にピニオン31を
固定し、そのピニオン31に対してラック32を進退さ
せるシリンダ33をシート支持部12で支持している。
【0023】上記ロック機構30は、シート反転台10
とシート補助アーム28とを一体に回動させるとき、ピ
ニオン31にラック32を噛合させて軸21を回り止め
し、また、シート反転台10とシート補助アーム28と
をそれぞれ独立して回動させるとき、ラック32を後退
させて、ピニオン31に対する噛合を解除、すなわち、
軸21の回り止めを解除するようになっている。
【0024】シート反転台10のテーブル11上に送り
込まれる積み重ねシートS0 は上部の軸21を中心とす
るシート反転台10の回動と、その回動停止後のテーブ
ル11の移動とによってシート搬送装置40上に送り込
まれる。
【0025】シート搬送装置40は、複列の第1ベルト
コンベヤ41と、複列の第2ベルトコンベヤ42とから
成る。複列の第1ベルトコンベヤ41は、シート反転台
10の回動中心となる上部の軸21に複数のテールプー
リ43を回動自在に取付け、上記軸21に平行に設けら
れた第1プーリ駆動軸44にテールプーリ43と同数の
ヘッドプーリ45をテールプーリ43と前後で対向する
よう固定し、それぞれ対応する各ヘッドプーリ45と各
テールプーリ43間にベルト46をかけ渡している。
【0026】第1ベルトコンベヤ41におけるベルト4
6のキャリア側ベルト46aはベルト案内部材47で支
持され、そのキャリア側ベルト46aにシートS0 をほ
ぼ水平に搬送する水平走行部47aと、その水平走行部
47aの先端に連続し、排出端に向けて下り勾配をもっ
て傾斜する傾斜走行部47bとが設けられている。
【0027】図5に示すように、傾斜走行部47bの水
平方向の長さL1 は、横倒しされたシートS1 の上下縁
間の最小サイズの幅寸法Wより短くしておくのが好まし
い。
【0028】図1乃至図3に示すように、複列の第2ベ
ルトコンベヤ42は、第1プーリ駆動軸44に複数のテ
ールプーリ48を回転自在に取付け、その第1プーリ駆
動軸44に平行に配置された第2プーリ駆動軸49にテ
ールプーリ48と同数のヘッドプーリ50をテールプー
リ48と前後で対向するよう固定し、それぞれ対応する
各ヘッドプーリ50と各テールプーリ48間にベルト5
1をかけ渡している。複列の第2ベルトコンベヤ42に
おけるベルト51のキャリア側ベルト51aは排出端に
向けて水平に近いやや上り勾配をもって傾斜している。
【0029】実施の形態で示す給紙装置は上記の構造か
ら成り、次にその作用を説明する。図1に示すように、
シート送り込みコンベヤ1からシート反転台10のテー
ブル11上に積み重ねシートS0 が送り込まれ、その積
み重ねシートS0 の前面がシート支持部12に当接する
と、移動装置20が作動してテーブル11を上昇させ
る。
【0030】上記テーブル11がシート送り込みコンベ
ヤ1の搬送面より積み重ねシートS 0 を所定高さ持ち上
げると、シリンダ27の作動により、上部の軸21を中
心にシート反転台10が回動する。
【0031】このとき、ロック機構30のラック32は
ピニオン31に噛合して上部の軸21を回り止めしてお
り、その軸21の回り止めによってシート補助アーム2
8もシート反転台10と共に回動する。
【0032】シート反転台10がほぼ90°回動して、
シート支持部12がほぼ水平の状態とされると、図4に
示すように、複数のシート補助アーム28は複列の第1
ベルトコンベヤ41間に配置される。
【0033】シート反転台10およびシート補助アーム
28のほぼ90°の回動によって積み重ねシートS0
横倒しされ、積み重ねシートS0 の先行側(前部)の各
シートS1 が第1ベルトコンベヤ41によって支持され
ると、移動装置20の作動によりテーブル11が前進す
ると共に、第1ベルトコンベヤ41および第2ベルトコ
ンベヤ42が作動し、横倒しされた各シートS1 は前方
に搬送される。
【0034】図4に示すように、シートS0 は、第1ベ
ルトコンベヤ41の水平走行部47aを移動するとき、
ほぼ垂直の状態を保って前方に移動する。そのシートS
1 が図5に示すように水平走行部47aに続く傾斜走行
部47bを移動するとき、シートS1 は搬送方向の前方
に向けて倒れる。このとき、第2ベルトコンベヤ42上
に先に送られたシートS1 が存在すると、前方に向けて
倒れたシートS1 の上部は前方に存在するシートS1
背面に支持され、その支持状態において、シートS1
第2ベルトコンベヤ42に乗り移り、その第2ベルトコ
ンベヤ42によって前方に搬送される。
【0035】このように、第1ベルトコンベヤ41によ
って前方に搬送されるシートS0 は傾斜走行部47bを
移動する際に先頭のシートS1 から順に倒れるため、傾
斜走行部47b上において前倒れとなって互いに重なり
合うシートS1 の枚数も少ない。このため、前倒れのシ
ートS1 が後続のシートS1 の重さによって下向きに押
圧される押圧力も小さく、上記シートS1 が第1ベルト
コンベヤ41から第2ベルトコンベヤ42に乗り移る際
に、シートS1 の前面下縁に第2ベルトコンベヤ42の
キャリア側ベルト51aが強く接触することはなく、シ
ートS1 の前面下縁がキャリア側ベルト51aへの接触
によって傷がつけられるという不都合の発生は殆どな
い。
【0036】ここで、シートS1 が傾斜走行部47bで
先頭のシートS1 から順に倒れるとき、水平走行部47
a上の後続のシートS1 も前方に向けて倒れる場合もあ
る。このとき、後続の各シートS1 は図6に示すよう
に、搬送方向の前後面が互いに密着する状態となり、そ
の密着状態を保って前方に移動する。このため、密着状
態のシートS0 が傾斜走行部47bを移動するとき、各
シートS1 は下縁が傾斜走行部47bから浮いた状態で
移動して第2ベルトコンベヤ42上にスムーズに乗り移
り、シートS1 の下縁が第2ベルトコンベヤ42のキャ
リア側ベルト51aによって傷つけられることは殆どな
い。
【0037】なお、シート反転台10のシート支持部1
2上に位置する最後尾のシートS1がテーブル11の前
進動によって第1ベルトコンベヤ41上に送り込まれる
と、移動装置20の作動によりテーブル11が後退動さ
れると共に、シリンダ27の作動によりシート反転台1
0が復帰回動される。その復帰回動に先立って、ロック
機構30のラック32はピニオン31から外れて上部の
軸21の回り止めを解除する。このため、シート反転台
10はシート補助アーム28に独立して復帰回動する。
また、最後尾のシートS1 がシート補助アーム28の先
端を通過すると、シリンダ29の作動によりシート補助
アーム28が復帰回動し、シート反転台10のテーブル
11がほぼ水平の状態とされて、次の積み重ねシートS
0 がテーブル1上に送り込まれる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、第
1ベルトコンベヤのキャリア側ベルトに水平走行部と、
その水平走行部に連続して傾斜走行部とを設けたので、
第1ベルトコンベヤ上に送り込まれた横倒しシートがそ
の第1ベルトコンベヤの移動によって前方に搬送される
場合に、傾斜走行部において先頭のシートから順にシー
トを前倒しすることができる。このとき、その前倒しシ
ートの数は少なく、前倒しされたシートが後続のシート
の重さで押下げられる押圧力も小さいため、前倒しされ
たシートの前面下縁が第2ベルトコンベヤのキャリア側
ベルトによって強く擦られるのを防止することができ、
シートの下縁に傷がつくのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る給紙装置の実施の形態を示す断
面正面図
【図2】図1の一部切欠平面図
【図3】図1の一部切欠左側面図
【図4】積み重ねシートを横倒しした状態の縦断正面図
【図5】シートが第1ベルトコンベヤから第2ベルトコ
ンベヤに乗り移る状態の正面図
【図6】第1ベルトコンベヤ上のシートの全体が倒れた
場合の搬送状態を示す正面図
【図7】従来の給紙装置を示し、(I)はテーブル上に
積み重ねシートを送り込んだ状態の正面図、(II)は積
み重ねシートを横倒しした状態の正面図
【図8】従来の給紙装置において、横倒しされたシート
が第1ベルトコンベヤから第2ベルトコンベヤに乗り移
る状態の正面図
【符号の説明】
10 シート反転台 11 テーブル 12 シート支持部 40 シート搬送装置 41 第1ベルトコンベヤ 42 第2ベルトコンベヤ 46 ベルト 46a キャリア側ベルト 47a 水平走行部 47b 傾斜走行部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねシートを支持するテーブルの前
    側に、そのテーブル上に送り込まれる積み重ねシートの
    前面を支持するシート支持部が設けられた回動可能なシ
    ート反転台と、前記シート支持部がほぼ水平にされるシ
    ート反転台の回動状態において、シート支持部に沿って
    送り出されるシートを受け取って前側に搬送するシート
    搬送装置とから成り、前記シート搬送装置が、複列の第
    1ベルトコンベヤと、その第1ベルトコンベヤの排出端
    部間に供給端部が配置され、その供給端から排出端に向
    けて上り勾配をもって傾斜する複列の第2ベルトコンベ
    ヤとを有する給紙装置において、前記第1ベルトコンベ
    ヤにおけるキャリア側ベルトに、シートをほぼ水平に搬
    送する水平走行部と、その水平走行部の先端に連続し、
    排出端に向けて下り勾配をもって傾斜する傾斜走行部と
    を設けたことを特徴とする給紙装置。
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